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2022/06/26 (Sun) 17:50:28
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群馬県 みなかみ町 湯宿温泉『ゲンセンカン』
清水国明さんの動画を見て、本当に熱いのか確かめに来ました。
時間的に早かったため、窪湯・小滝の湯は閉まってました。
幸いにも、竹の湯に入ることができました。竹の湯は湯船が小さめなのか、熱さがダイレクトにやってきます。それでも、100円ではいることができて、ラッキーでした。
熱めな温泉好きのあなた、一度入ってみるとよいでしょうW
湯宿温泉・・・清水国明さんの熱い熱いは、本当だったW・・・竹の湯入浴
https://www.youtube.com/watch?v=qaGfYfQdiY0
混浴の道標 ゆけむり写真館 _ 湯宿温泉 湯本館
http://www.konyokutomonokai.com/gunmaken/yumotokan.html
混浴 MACHICOの温泉入浴記 湯宿温泉 『湯本館』
http://machico.doorblog.jp/archives/34305707.html#more
ゲンセンカン主人(つげ義春) 冒頭 石井輝男
https://www.youtube.com/watch?v=1R_wU-HW80g
ゲンセンカン主人
https://www.youtube.com/watch?v=ixNhHXWwVCk
ゲンセンカン主人(つげ義春) 風呂場シーン 石井輝男
http://d.hatena.ne.jp/video/youtube/m44PQIpNe38
https://www.youtube.com/watch?v=m44PQIpNe38
つげ義春's ゲンセンカン主人 summarized in English
https://www.youtube.com/watch?v=IVyUfXuKx78
ゲンセンカン主人
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18437054
ゲンセンカン主人の宿 大滝屋
https://www.youtube.com/watch?v=pac6uB7nJOw
http://www.dailymotion.com/video/x19u3ps_%E6%B9%AF%E5%AE%BF%E6%B8%A9%E6%B3%89-%E3%81%A4%E3%81%92%E7%BE%A9%E6%98%A5-%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%B3%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%AE%BF-%E5%A4%A7%E6%BB%9D%E5%B1%8B_travel
湯宿温泉 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%B9%AF%E5%AE%BF%E6%B8%A9%E6%B3%89
群馬県 みなかみ町 7月の景色 ダイジェスト版 湯宿温泉
https://www.youtube.com/watch?v=8RQ5PGCKkiU
【HD 5.1ch】 群馬 湯宿温泉ドライブ
https://www.youtube.com/watch?v=qBQNSwjjJ7s
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湯宿温泉
群馬県 みなかみ町 湯宿温泉
アクセス
JR上毛高原駅から猿ケ京温泉行きバス20分 湯宿温泉下車 徒歩2,3分
石畳みの湯宿メイン通りには、全く駐車場がなく行き止まりなので注意
湯宿温泉の手前の国道17号線の駐車スペースを利用
湯宿温泉には決定打のPがありません。
渋川方面より国道17号を行くと新治村に入って布施の信号(布施宿付近)あたりから注意してみていると「湯宿温泉」の案内が出ます。
あっという間にそばやや湯宿バス停があるいかにも温泉街の入り口っぽいところにでますが、ここまで行くと行き過ぎです。2~300㍍手前左手に大きなPがあるはずです。
ここに車を停めましょう。
ただ、なぜ決定打ではないかというと、ここは「湯宿温泉」の温泉街の一番端の入り口(石畳の終点)よりまだ下手で、ここから最寄りの共同湯「竹の湯」は比較的入浴がしづらい場所なのです。(鍵が開いていないことが多い。)
そして、一番入浴しやすい「窪湯」まではそれなりに歩かねばなりません。
温泉街の風景
湯宿温泉を象徴する石畳。竹の湯から窪湯辺りまでを貫いています。
http://onbunken2009.web.fc2.com/GM-03-Yujuku/yujuku.htm
(註:この HP の『湯宿温泉を象徴する石畳。竹の湯から窪湯辺りまでを貫いています。』の右側の写真に元は駐車場だった大きな空き地が写っています。 入口に『みやま荘専用駐車場』と書かれていた角柱が立っていますが今は白ペンキで塗潰されています。
駐車禁止とは何処にも書かれていないので短時間なら駐車しても大丈夫です)
http://onbunken2009.web.fc2.com/GM-03-Yujuku/yujuku.htm
地図
http://www.mapion.co.jp/m2/36.70035036882229,138.91297055555555,16
http://ameblo.jp/naruru8854/image-11170989251-11807274083.html
http://ameblo.jp/naruru8854/image-10792248708-11031211974.html
石畳の小さな温泉街 湯宿温泉 訪問日:2016/1、他
http://www.b-gunma.com/column_yujuku.php
三国街道を赤谷川に沿って北上し、旧新治村の支所を数百メートル過ぎた所に「湯宿温泉」と呼ばれる小さな温泉街がある。 大通りに隠れるようにして宿が立ち並び、気に留めてなければ知らずに通り過ぎてしまうだろう。 事実、群馬県民でも湯宿温泉の名を知らぬ者は多いことと思う。
私が初めて湯宿に訪れた時は「こんな場所に温泉街があったのか」と驚いた。 石畳が敷かれた風情ある小路は妙に落ち着き、懐かしささえ覚え、穴場を見つけたような嬉しい気分になった。 そして共同浴場に入り、掛け流しの熱々の芒硝泉に首まで浸かるとこれがまた丁度良い。 くど過ぎず、軽すぎない絶妙なバランスの湯。
それ以来、すっかり湯宿温泉の虜となり、宿泊は二度、日帰り入浴では数えきれないくらい訪れるまでに至った。
何度も通ってる湯宿温泉、源泉の情報の整理と、いつも低価格で入浴させて貰っているお礼も含めて、この機に湯宿温泉の記事を書くことにした。
表題の通り、湯宿温泉は小さな温泉街。
石畳の通りは場所によっては車も通れぬほど狭く、しかしそれが幸いして国道の喧騒から外れた静かな温泉街を形成している。
共同浴場に浸かっていると「カコン、カコン」と石畳を歩く下駄の音が響き、それがまた情緒を感じさせる。
一歩裏路地に入れば、小説の世界のような独特な雰囲気を醸し出している。
決して嫌な空気ではなく、落ち着く小路。
私が初めて湯宿温泉に訪れたとき、右も左も変わらぬまま細い石畳道を歩いていると、写真の小さな広場に行き当たった。 広場には薬師様が祀られ、湯宿温泉の歴史を説明する看板と、温泉客が休憩できるようなベンチが置かれている。 広場の先の路地を覗くと、木造の建屋を正面にして額には「窪湯」と大きく書かれていた。 「ここが共同浴場か」と、恐る恐る扉を開けると誰もおらず、私は貸切の湯船で思い切り湯を満喫した。
そして入浴後、広場のベンチで黄昏ながら火照った身体を冷ます。 この狭っ苦しく暗い路地は外界と切り離され、湯宿温泉独特の佇まいを見せていた。
その時の空気が今でも頭に色濃く残り、不思議と何度も訪れたくなるのだ。
湯宿温泉は、六つの旅館と、四つの共同浴場がある。
旅館はどれもリーズナブルで泊まりやすく、夕食後に共同浴場巡りをするのも魅力の一つ。 時間制限があるものの、共同浴場は僅か100円で入浴できる
まずはその四つの共同浴場を順に紹介したいと思う。
窪湯共同浴場
窪湯源泉を引く、湯宿温泉を象徴付ける共同浴場。
共同浴場の中でも一番湯船が大きく、初めて湯宿に入るなら窪湯をお勧めする。
どの共同浴場でも言える事だが、高温の源泉がドボドボ投入され湯は熱々。
小滝の湯共同浴場
小滝源泉と窪湯源泉のブレンドの湯を使う共同浴場。
窪湯と50m程度しか離れておらず、源泉も違うので利き湯も楽しめるだろう。
湯船は小さいがあまり混雑しないのでゆっくり浸かれる。
窪湯と比べてあっさり目のお湯。
竹の湯共同浴場
温泉街でも一番外れにある共同浴場。
窪湯源泉を引き、泉質自体は窪湯と変わらない。
住宅地に囲まれた場所に位置し地元の方が生活用として頻繁に使用し湯船も小さいので、外来入浴は竹の湯ではなく窪湯に行くのが好ましい。
松の湯共同浴場(泉質はここが湯宿温泉で断然良い)
基本的に地元民専用で鍵が開いている事も少なく、湯宿温泉の中で最も入るのが難しいレアな湯。
窪湯源泉を無濾過で引きており、窪湯源泉にも増して湯の香りや浴感を楽しめる。
浴槽の下部が柵状になっており、よく見ると隣の女湯と浴槽が繋がっている。
つまり柵の隙間に足を入れればそこはもう女湯なのだ。
また、脱衣所と浴室の区切りが無く、少々変わった造り。
湯宿のような小さな温泉地に共同浴場が四つもあるのは異例であるが、裏を返すと地元の方にとって不可欠な、とても大切な物と言える。
共同浴場が外来者も利用できるのは地元の方々のご厚意、共同浴場を利用の際には貰い湯の気持ちでマナーを守るのは勿論の事、必ず管理費を100円以上を入れるようお願いしたい。
マナーの悪い人が一部でもいれば使用禁止になるのは確実であり、それは絶対に避けねばならない。
湯宿温泉で宿泊すると、良い意味で「コンパクトでまとまった温泉地」という印象を受ける。
温泉街を形成するために各旅館の間の連携は密に取られ、各旅館、ひいては地元民も一丸となって宿泊客をもてなしてくれる。
顕著な例として、上記写真の「ゆじゅく茶や」を紹介する。
ゆじゅく茶やは温泉客向けの無料の休憩所、運営は旅館の人たちが持ち回りで行い、宿が一段落する昼から15:00頃まで開いている。
私が茶屋の前の通りをうろうろしている時、「よかったらお茶していって下さい」と快く迎え入れてくれ、お茶菓子やコーヒーを出してくれた。もちろんお金は取らず、全て宿側からのご厚意である。
「ゆじゅく茶や」では宿の主人が直接もてなしてくれるので、温泉について何でも聞くことが出来た。 「どこの旅館がどの源泉を引いているのか」、「昔の温泉街はどんなだったか」、更には湯本館の源泉湧出池を泊まってもいないのに見せてくれた。
「宿と客」のような線を引いた堅苦しいおもてなしではなく、「人と人」との距離が近いおもてなし、私は湯宿温泉を一層気に入った。
ここで見聞した情報を下記にまとめる。
共同浴場や旅館の源泉を中心に調べたので何かの参考になれば幸いである。
共同浴場
窪湯共同浴場
源泉 : 窪湯源泉
時間 : 16:00~21:00
料金 : 100円以上
小滝共同浴場
源泉 : 小滝源泉と窪湯源泉のブレンド
時間 : 16:00~21:00
料金 : 100円以上
竹の湯共同浴場
源泉 : 窪湯源泉
時間 : 16:00~21:00
料金 : 100円以上
松の湯共同浴場(泉質はここが湯宿温泉で断然良い)
源泉 : 窪湯源泉(無濾過)
時間 : 16:00~21:00
料金 : 100円以上
▲△▽▼
湯宿温泉 共同浴場
松の湯以外は湯宿温泉宿泊者が鍵を借りて湯巡り
◾外来者が入浴できる時間 午後4時~9時
(湯宿温泉宿泊者はさらに午前6時~8時も可能)
◾利用料 1回100円(宿泊者であっても同様)
◾※湯宿温泉共同浴場は基本的に地元の方のための浴場であり、外来者が入るためには条件がある。
1.湯宿温泉の宿泊者 宿泊した旅館から鍵を借りて入る
2.それ以外の人 中に誰か入浴者がいて入れてくれる場合、あるいは扉に木の板が挟んであり鍵不要の場合のみ入浴できる
◾※2016年の情報ですが松の湯は既に地元専用(日帰りはもちろん湯宿温泉宿泊者も利用不可)となったようです。
松の湯がダントツでいいお湯だと思うのでちょっと残念。
[2008年2月のデータ 一部は2016年2月のデータ]
http://spa.s5.xrea.com/broom/gunma/yujukumatsutakef.htm
旅館
大滝屋(ゲンセンカン)
源泉 : 大滝源泉、窪湯源泉(それぞれ別の浴槽に注がれている)
宿泊 : 6000円~
立ち寄り湯 : 500円
公式サイト : http://www.yujuku-onsen.com/
湯本館
源泉 : 洗湯源泉
宿泊 : 8550円~12750円
立ち寄り湯 : 600円
公式サイト : http://www.yujuku-yumotokan.com/
ゆじゅく金田屋
源泉 : 窪湯源泉
宿泊 : 9600円~10650円
立ち寄り湯 : 550円
公式サイト : http://www.yujuku-kanetaya.com/
太陽館
源泉 : 窪湯源泉
宿泊 : 8550円~16950円
立ち寄り湯 : 600円
公式サイト : http://www.taiyoukan.com/
みやま荘
源泉 : 窪湯源泉
宿泊 : 5850円~
立ち寄り湯 : 650円
公式サイト : http://www.miyamaso.net/
常盤屋
源泉 : 窪湯源泉
宿泊 : 5500円~
立ち寄り湯 : 設定なし
公式サイト : 無し
※宿泊料は手元のパンフレットによる。要問合せ。
源泉
窪湯源泉
泉質 : ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
特徴 : 湯宿温泉で最も使用されている湯宿を代表する源泉。軽いタマゴ臭を持ち、肌に染み込んで行くような湯。
利用施設 : 湯宿全域で使用
洗湯源泉
泉質 : ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
特徴 : 私は入浴した事が無いが成分表を見ると「窪湯源泉より多少濃い」といった感じ。基本的には窪湯源泉と同じだと思う。
利用施設 : 湯本館の独自源泉
小滝源泉
泉質 : ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
特徴 : 成分的には窪湯源泉と大差が無いが、臭いが弱く、湯も澄んでいる。
利用施設 : 小滝共同浴場で小滝源泉と窪湯源泉を混合して使用している。
大滝源泉
泉質 : カルシウム-炭酸水素泉(聞いた話によると)
特徴 : 湯宿でここだけ炭酸水素泉。窪湯源泉などに比べ湯上りはサラリとし、肌がツルツルになる。無味無臭透明。
利用施設 : 大滝屋旅館(湧出量が少ないので一つの湯船にしか入れていない)
窪湯源泉(無濾過)
泉質 : ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
特徴 : 窪湯源泉は一度タンクで貯められ、濾過された後に各宿に配湯しているが、松の湯共同浴場だけは濾過していない窪湯源泉を直接配湯している。成分はもちろん窪湯と同じだが、不純物が多いためタマゴ臭を始めとする、温泉の匂いが強く感じられる。
利用施設 : 松の湯共同浴場
湯宿温泉と言えば、漫画家・つげ義春を取り上げない訳にはいかない。
つげ先生は俗にいう「ボロ宿」を好んで泊まり、その体験を元にした漫画を描いている。
代表作の一つである「ゲンセンカン主人」は湯宿温泉の大滝屋旅館での体験を元になっていると言われ、その他エッセイなどにも湯宿の話が度々登場する。
そんな事から、湯宿温泉はつげ義春の聖地としての側面もあり、つげマニアが聖地巡礼へ訪れる事も少なくない。
下記につげ先生の湯宿の紀行文を一部引用させて貰う。
”路地の奥まったところに宿をとると、二階の廊下の板が一枚はがれ、長い穴がぽっかりあいたままだった。 階下が見え空中を歩いているようで不安でだった。通された部屋は畳のワラがはみ出し傾斜しているので、横になると隅の方へ転げて行きそうであった。 隣室との境の襖もぼろぼろに破れている。(略)
つまらぬところへ来てしまったと後悔した。(略)
思わず寒々とし、寂寥とした気分が胸に迫り、人生の涯、旅路の涯に来たような絶望的な気分に落ち込んでしまった。
中略
今度また湯宿に来てしまった。これが二度目ではない。何度も来ているのだ。何を好んでと言われても答えようがない。ふと思い出すと来てしまうのだ。 その都度寂寥とした思いになるわけではないが、妙に馴染めるのだ。 ふらりとやって来て、何をするでもなく、宿でごろりと横になっているだけでいいのだ。 みすぼらしく侘しげな部屋にいると何故がふさわしいように思え、自分は「本当はここでこうしていたのかもしれない」というような、そんな気分になるのだ。”
このように、なんとも酷い言いようだが、実際作中の九割は湯宿の悪口がつらつらと書かれている。 しかしその鄙びた情景が堪らなく、何度も訪れるほどに気に入ったと言う。
※上記の文章の引用元。
下記の本に収録されています。
貧困旅行記 (新潮文庫) つげ 義春
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101328129/asyuracom-22/ref=nosim/
※湯宿温泉大滝屋旅館が元になった「ゲンセンカン主人」が収録されています。
その他、つげ義春の代表作が多数収録されているので一読あれ。
つげ義春コレクション ねじ式/夜が掴む (ちくま文庫)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480425411/asyuracom-22/ref=nosim/
先ほどのつげ義春の紀行文は昭和43年の体験であり今では旅館はどれも綺麗になっている。
しかしかつての鄙びた湯治場の面影は今も残り、特に大滝屋旅館への小路はまるで昭和の時代にタイムスリップしたような感覚を覚える。
つげ義春が足しげく通う湯宿温泉。
時代は違えど、湯宿に惹かれる気持ちは私にも分かる。
今では温泉街に石畳が敷かれ清潔に整備されている。
温泉街なのに娯楽施設は何もない。
ワイワイ騒いで飲み歩きたい人には向かないが、静かにしんみり過ごした人にはうってつけの温泉。
群馬県の中ではあまり目立たない湯宿温泉。
その魅力は訪れた人にしか分からない。
そして何気に宿泊料が安いので気楽に泊まれる。
石畳の小さで温泉街、湯宿温泉。
静かにまったり、泊まりに来てはいかがだろうか。
http://www.b-gunma.com/column_yujuku.php
温泉文化研究所 湯宿温泉
湯宿温泉はどちらかというと群馬県では地味な温泉です。大きなホテルや旅館は一軒もなく、又温泉街にお店もほとんどない状態で、折角4軒の極上共同湯や数軒ある小さくても独自源泉を持った手頃な値段の旅館があっても、もう一つ温泉街散策のモチベーションをそがれがちです。しかし、共同湯は大きなものから極小さなものまで個性に富み、当研究所としてはかなりお気に入りの場所となっています。もう少し脚光を浴びても良いのではないでしょうか。
湯宿温泉の歩き方
湯宿温泉には決定打のPがありません。渋川方面より国道17号を行くと新治村に入って布施の信号(布施宿付近)あたりから注意してみていると「湯宿温泉」の案内が出ます。あっという間にそばやや湯宿バス停があるいかにも温泉街の入り口っぽいところにでますが、ここまで行くと行き過ぎです。2~300㍍手前左手に大きなPがあるはずです。ここに車を停めましょう。ただ、なぜ決定打ではないかというと、ここは「湯宿温泉」の温泉街の一番端の入り口(石畳の終点)よりまだ下手で、ここから最寄りの共同湯「竹の湯」は比較的入浴がしづらい場所なのです。(鍵が開いていないことが多い。)そして、一番入浴しやすい「窪湯」まではそれなりに歩かねばなりません。
湯宿の共同湯は一般外来可の共同湯ばかりなのですが、施錠されている場合にはとにかく鍵を開けてもらわねばなりません。中に入れさえすればお賽銭式で100円払うだけです。
温泉街の風景
湯宿温泉は非常にそばが充実しており、バス停前の2軒のそば屋は非常にハイレベルです。この辺りの裏側に「窪湯」あるのですが、残念ながらこの辺にはPがありません。
湯宿温泉を象徴する石畳。竹の湯から窪湯辺りまでを貫いています。
でも、よく見ると石畳風であってコンクリで固めてあるのですが。
湯上がりそば
ごうしゅう屋
湯宿には土産物屋や食事どころはほとんどないのですが、逆にそば屋はハイレベルな店が2軒隣り合っています。どちらも当研究所のスタンダードを上回るものですので、是非一度お試し下さい。(国道17号沿いなので通りがかりに簡単によれます)
2軒並んで立つ内、右側の店「ごうしゅう屋」です。
いかにも重厚な佇まいは確かな味を予感させます。
合理的でわかりやすい値段表。
これは盛りの大盛り(1.5倍)です。この他にそば団子きなこ付きもサービスされます。
この他に隣に「やまいち屋」というそば屋があります。当研究所のスタンダードから行くと「やまいち」の方がハイレベルです。何でも屋のような感じのメニューですが、もりそばは値段も安く味もぴかいちです。所がなぜか画像が見つからずアップできません。悪しからずご了承下さい。
湯宿温泉共同湯
窪湯
湯宿では一番大きな立て直したばかりのぴかぴかの共同湯。いつも比較的熱めの湯がちゃぽちゃぽ掛け流されています。私は熱いのはそんなに苦手ではありませんが、熱湯がだめな人は大騒ぎの入浴となることでしょう。
6時から22時。100円。(昼は中断と言うことになっていますが鍵が開いていればお金をきちんと払えば何も言われません。また、施錠中も鍵を持っている地元の人が一緒なら大丈夫です)
松の湯
湯宿で最も風情のある一番当研究所のスタンダードな湯。扉の感触、浴室と一体の脱衣所、簡素な浴室に湯だけはたっぷりな浴槽、共同湯の王道を行く姿です。こちら、男湯と女湯は湯船が共通で上方にしきりがあってお互い見えませんが完全につながっています。
16時から21時。100円。(鍵が開いてないこと多く、また鍵を持っている人に会うことも少なし。とにかく夕方以降行くこと)
小瀧温泉
窪湯のすぐ横、こんなに近くに2軒必要なのかな?とよけいな心配をしてしまう位置に小瀧温泉があります。松ノ湯とほぼ同レベルの風情を誇りますが、こちらの方が新しいものです。
時間不定。100円。(鍵をお持ちの方を探しましょう。)
竹の湯
外観はすごく多きいのになぜか湯船がすごくちっちゃなうれしい裏切りをしてくれる共同湯。こちらも窪湯同様、立て直したばかりでかなり新しいのですが、そのこぢんまり加減は非常に温泉ファンの心をくすぐるものであります。
時間不定。100円。(鍵をお持ちの方を探しましょう。)
窪湯
窪湯です。入るとすぐに靴箱、右に折れて大きな脱衣所、お賽銭箱、脱衣所左手に湯船です。
泉質はナトリウムカルシウム硫酸塩泉とありました。ここは飲泉が有名で口に含むといかにも硫酸塩泉といった感じのナトリウムを感じる味がします。
松の湯
ぴかぴかの裏路地系温泉、松の湯です。竹の湯から窪湯目指して石畳を行くと途中この様な細い路地があります。路地の一番奥に松の湯の入り口が見えているのがわかりますでしょうか。
前側部分の余裕は1~2㍍ほどしかありません。また、扉はものすごく頑丈そうな南京錠で閉ざされていることが多いです。
やはり共同湯を形成する要素として大きなポイントとなる汲み湯です。
浴槽はシンプルの一言につきます。手前の源泉口から熱~い湯がこんこんと注ぎます。別府でも一流の共同湯と勝負できるでしょう。
再訪しました。
久しぶりに鍵が開いていました。 こちらは何度来ても良いです。
小瀧温泉
こちら実は今までに一度しか入浴したことがなく、とにかく利用が難しいです。(いつも施錠中)
しかし、やはり当研究所はこの様に小さくシンプルな場所が好きです。(ここはカランさえありません。松の湯はそれでも水道はあります)
再訪しました。
上記の記事より、今回で3度目となります。 なんとなく中を塗り直したような感があります。
竹の湯
竹の湯はある意味一番近代的です。清潔で使いやすい浴場は新しい浴場を建て直す時のある種のバロメーターになると思います。
いや~~、いい感じです。石のせいだと思いますが、湯が青い感じで小さな湯船と相まって実に魅力的な雰囲気です。
ここでも飲泉できます。
洗い場も使いやすく、全てに清潔です。
http://onbunken2009.web.fc2.com/GM-03-Yujuku/yujuku.htm
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『ゲンセンカン主人』の裏話
『アサヒグラフ』1969年2月14日号のインタビューの中でつげは、作品を描いている際に、常にもう1本別の物語が並行して存在することを打ちあけている。
本当はそちらの方が好きなのだが、どうしても作品化できない。
覚書には何十本もストーリーを持っているが、大半が消えてしまう。従って、本当は多作家のはずなのだが、と告白。
『ゲンセンカン主人』の裏話については、こう語っている。
小さな村がある。今しも村は祭りでにぎわっている。
お面をかぶった村男たちが通りを踊り歩いている。
それを暗い家の中からじっと眺めている少女がいる。
夜が来る。静まり返った村。
広場で一人面を付け踊り狂う者がある。
あの少女だ。
やがて少女は夜の郊外へまっすぐに伸びる道を踊りながら進んでいき、宙に浮きあがると、漆黒の空の中へと消えてゆく。
これを作品化できなかった理由については、「技量のせい、いや漫画ではもう描ききれない何かがあるんです」とだけ語った。
つげは、この作品を発表した直後の8月から、長い断筆期間に入る。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%B3%E4%B8%BB%E4%BA%BA
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ドッペルゲンガー(独: Doppelgänger)とは、自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種で、「自己像幻視」とも呼ばれる現象である。
自分とそっくりの姿をした分身。第2の自我、生霊の類。同じ人物が同時に別の場所(複数の場合もある)に姿を現す現象を指すこともある(第三者が目撃するのも含む)
医学においては、自分の姿を見る現象(症状)は「autoscopy」と呼ばれる(日本語で「自己像幻視」)。
自己像幻視は純粋に視覚のみに現れる現象であり、たいていは短時間で消える。
現れる自己像は自分の姿勢や動きを真似する鏡像であり、独自のアイデンティティや意図は持たない。しかし、まれな例としてホートスコピー(heautoscopy)と呼ばれる自身を真似ない自己像が見えたり、アイデンティティをもった自己像と相互交流する症例も報告されている。ホートスコピーとの交流は友好的なものより敵対的なことのほうが多い。
例えばスイス・チューリッヒ大学のピーター・ブルッガー博士などの研究によると、脳の側頭葉と頭頂葉の境界領域(側頭頭頂接合部)に脳腫瘍ができた患者が自己像幻視を見るケースが多いという。
この脳の領域は、ボディーイメージを司ると考えられており、機能が損なわれると、自己の肉体の認識上の感覚を失い、あたかも肉体とは別の「もう一人の自分」が存在するかのように錯覚することがあると言われている。
また、自己像幻視の症例のうちのかなりの数が統合失調症と関係している可能性があり、患者は暗示に反応して自己像幻視を経験することがある。
しかし、上述の仮説や解釈で説明のつくものとつかないものがある。「第三者によって目撃されるドッペルゲンガー」(たとえば数十名によって繰り返し目撃されたエミリー・サジェなどの事例)は、上述の脳の機能障害では説明できないケースである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC
ドッペルゲンガーにあったら死ぬ原因
ドッペルゲンガーを見てしまった人の末路は悲惨で、たいていは死を迎えます。
これに対処できる有効な手段は、残念なことにないようです。
ある場合は自分自身を見てしまったショックで、心臓麻痺を起こして即死します。
またある場合は、数日から1年以内に徐々に体調をくずし、あるいは精神に支障をきたして死を迎えます。
自分の精神が蝕まれていくことに耐えられず、自殺する人もいます。
死をもたらすドッペルゲンガーは、普通本人にしか見えないので、はたからはその男(不思議なことに、女性がドッペルゲンガーを見たという報告は、あまり聞きません)が弱っていく理由がわかりません。
男のほうも、自分の気が狂ったと思われることを恐れて、なかなか人に話そうとはしません。後で日記や書き置きが発見され、人はその真相を知るわけです。
ではなぜドッペルゲンガーを見たものは死ななければならないのでしょうか?
ドッペルゲンガーと似て非なるものに、特殊な変身能力を備えた化け物や、魔術によるまやかし(幻術)があります。
これには直接的に相手を殺す能力はありませんが、本人がドッペルゲンガーを見たと思いこんでしまえば似たような効果があるでしょう。すなわち自分はもうすぐ死ぬのだと思い、ふさぎこんでいるうちに、本当に体調をくずしてしまうのです。
解決策としては、敵の正体をあばいて、見たものがドッペルゲンガーではなかったのだと納得させるしかないでしょう。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q129644917
“生き霊”との、意外なご対面
――幽霊は単に脳が想像している錯覚なのであろうか?――
幽霊などというものが存在するのであろうか?
スイスの神経科学者は、幽霊を見る人々のなかには、実際には「自分の全身の幻」を体験しているかもしれないと確信している。
エドワード マッツァ記者(7月6日)
あなたは今までに幽霊を見たことがあるか?
幽霊の存在(プレゼンス)を「感じた」ことがあるか?
あなたの“生き霊”が、あなたについて回ったことがあるか?
今までに、ほんのわずかな時間、体外離脱を経験したことがあるか?
しかし、これらは超自然的な経験ではないかもしれない。
だからといって、あなたの頭がおかしいことを意味しているわけでもない。
スイスのチューリッヒ大学病院の神経科医ピーター・ブラッガーによれば、手足を切断した後に「幻肢」を経験する人たちと同様の事情で、幽霊を体験する人たちは自分の「全身の幻」の存在を体験している可能性があるという。
これは脳損傷によっても起こされ得る・だが激しい感情も「幽霊」体験を起こすきっかけになりうると、彼は ABCNEWS.com に語った。
ロイター通信によれば、 ブラッガー の 「生き霊」(ドッペルゲンガー) 理論についての記事は『ニューサイエンティスト』誌 の次号に掲載される予定だ。
「多くの健康な人々は、はっきりとした脳損傷がないのに、幽霊体験をしている」
と ブラッガー は語る。
「つまり普通の脳であっても、自分自身が行為の主体となっている“距離をおいた行為”の対象に、容易に騙[だま]されることはありうる」。
問題は脳にあったのだ。
こうした「幽霊」は頭頂葉の損傷の結果、経験しうる。頭頂葉は、自分の身体と、身体を取り巻く周辺空間との識別を助ける働きをしているが、「正常な脳」であっても強烈な恐れや悲しみや陶酔感の結果、「幽霊」的幻覚を生み出してしまう可能性があるのだと、ブラッガーは語る。
彼はそうした例として「自動書記」現象を挙げている。
「自動書記」とは、見えない何者かが自分の手を動かして“あの世からのメッセージ”を書き付けるという現象だ。
「自分の手が自分の脳に従っていない、と感じられる状況が生じた場合、脳は、そうした手の運動を合理的に解釈するための便法として、なんらかの幻をデッチ上げてしまう可能性が高いのだ」
と彼は言う。
「脳損傷の場合には、こうした“非合理な結論”すなわち“誤った解釈”が発動される閾値が下がってしまい、“誤った解釈”がひんぱんに出てくることになる」
というのだ。
他の研究でもこの仮説は立証されている。
つまり手や足を切断された患者は、すでになくなった手足がまだそこにあるかのような幻を経験するし、そればかりか、神経学的に考えて「あるはずのない」手足の痛みまで感じてしまう現象が、しばしば観察される。
見えない 「生き霊」
ブラッガーらの研究チームが出会ったエピソードをひとつ紹介しておこう。
彼らは世界的に有名な8人の登山家に面接調査を行なった。
この登山家たちは、いずれも酸素供給なしで2万7000フィートの高さまで登ったことがある。
登山家たちはしばしば「見えない実在」の出現を感じ、ときには体外離脱経験もしたという。
これも同じ症状なのだ、と ブラッガーは語る。
彼はこれを「見えない生き霊」(インヴィジブル・ドッペルゲンガー) 」と呼んでいる。
ブラッガー は「幻肢」体験をしている患者を治療するために使われてきた「バーチャル・リアリティーボックス」と似た道具を使って、この仮説を実証できると考えている。
「実験で再現できるのは、単なるシミュレーションだけれども、薬物を使わずに実体験さながらの現象を作り出すことが可能だろう」
と彼は言う。
この実験では、何台かのビデオカメラと仮想体験メガネ(ヴァーチャルリアリティ・グラス)を被験者に装着することで、被験者の真横に自分の“生き霊”が座っている実感を作り出すことが可能だという。
「幽霊は錯覚である」と ブラッガーは言う。
「しかしその錯覚の仕組みは、まだ未解明」というわけだ。
おそらく、バーチャル・リアリティーボックスのような先端テクノロジーを用いれば、「幽霊」や「妖怪」や「生き霊」をめぐる長年のミステリーは解明できるであろう。
http://www.asyura2.com/sora/bd8/msg/272.html
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2022/06/26 (Sun) 17:56:22
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つげ義春『ゲンセンカン主人』の世界
つげ義春コレクション ねじ式/ゲンセンカン主人 つげ 義春 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A4%E3%81%92%E7%BE%A9%E6%98%A5%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%81%AD%E3%81%98%E5%BC%8F-%E5%A4%9C%E3%81%8C%E6%8E%B4%E3%82%80-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%81%A4%E3%81%92/dp/4480425411%3FSubscriptionId%3D175BC0N2BCT0X4DAZG82%26tag%3Damebablog-a663272-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4480425411
つげ義春ワールド☆湯宿温泉
http://ameblo.jp/naruru8854/entry-10792248708.html#main
月夜野IC(関越自動車道)から国道17号を新潟方面に北上。
この三国街道沿いには、湯宿温泉、川古温泉 、広河原温泉 、猿ヶ京温泉、そして法師温泉
さらに県境を越えて新潟に入れば貝掛温泉 と温泉オタクが泣いて喜ぶ名湯・秘湯のオンパレードだ!!
http://ameblo.jp/naruru8854/image-10792248708-11030530569.html
http://ameblo.jp/naruru8854/image-10792248708-11031215972.html
こんなこ洒落た『湯けむりの塔』なんてのが立つ風情ある小さな温泉街だけど、温泉の豊富な群馬県内においては、その知名度は極めて低い。
開湯は約1200年前。
薬師如来が現れ薬湯を授けてくださったという、ありがたいお湯。
それ以来、関東と越後を結ぶ三国街道の宿場町として栄えたという。
現在も4つの共同浴場や石畳などに、昔の面影の残る素敵な温泉街である。
また、初代沼田城主の真田信之が湯治に訪れるなど真田家ゆかりの温泉地でもあるのだ!えっへん( ̄∇ ̄+)。
なぁ~~~~んて、そんなお堅いうんちくよりも湯宿の名を日本中に知らしめたものと言えば・・・・。
これだぁ~~~~ヽ(^。^)ノ
はい、どど~~~ん!!
18禁!!
『ゲンセンカンしゅじん』
http://ameblo.jp/naruru8854/image-10792248708-11030551209.html
http://ameblo.jp/naruru8854/image-10792248708-11030534165.html
鄙びた湯治場を自ら放浪しては、漫画を描きシュールな世界観が高評価を得た漫画家!!
つげ義春!!!
温泉ファンの、みなさまならばご存知でありましょう。
この『ゲンセンカンしゅじん』こそ、舞台は群馬・湯宿温泉。
つげ義春が湯宿の大滝屋さんからイメージして描いた漫画なのだぁ~~。
http://ameblo.jp/naruru8854/entry-10792248708.html#main
ゲンセンカン主人は、つげ義春が1968年、『ガロ』に掲載した短編漫画である。『ねじ式』とほぼ同時期に発表された。
夢の世界を描いた『ねじ式』に対して、本作は前世や因果、輪廻など仏教的なモチーフを前面に押し出した、一種の恐怖漫画であり幻想漫画でもあり全体にほの暗い色調に貫かれている。また、極めて日本的な物語を描きながら、つげがかつて愛読したエドガー・アラン・ポオの影響をもうかがわせる不思議な味わいを持っている。
ゲンセンカン主人ではつげの「日本的ほの暗さ」の感性が見事に発揮された
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%B3%E4%B8%BB%E4%BA%BA#/media/File:%E9%9A%9C%E5%AD%90%E3%81%AB%E6%98%A0%E3%82%8B%E5%BD%B1Img568.jpg
本作の主人公は、つげ義春の自画像に近いリアルな劇画風キャラクターとして描かれるが、劇画的なキャラクターを自身のタッチで描くのは馴れていなかったためか、あるいは意図的であるかは不明だが、主人公のキャラクターはコマによって左右非対称になったり、表情が変わったりと目まぐるしい変化を見せる。しかし、その変化はかえってこの作品のテーマである自己否定の不安感を際立たせる結果となった。この人物造形は以後、『やなぎ屋主人』や『退屈な部屋』など作者をモデルにしたと思われるキャラクターへと受け継がれていくこととなる。
その後の時代の変化に対応する形で、作品の表現は初出時と微妙に異なっている。特にヒロインの障害を指摘する台詞部分(おし、つんぼ)は差別にあたることを考慮し、小学館などその後、出版された作品集では全面的に書き改められたが(「耳と口が不自由らしいですね」への置き換え)、それによって初版のもつ効果は大きく損なわれた。
『ねじ式』同様、この作品も後年多くの表現者によって引用、パロディ化が試みられた。また、コマいっぱいに台詞を描く手法は、江口寿史や鴨川つばめなどのギャグ漫画家にしばしば引用されている。本作の場合、絵の特異さも勿論だが、台詞の異常さが際立っている。その原因の一つとして、女主人公であるゲンセンカンのおかみさんが、聾唖者であるという特殊な設定により、その発する言葉が『ギョホギョホ』『グフグフ』などおよそ会話として成立しない事情が上げられる。そうしたこの作品の持つ特殊性が後の作家たちに絶大な影響を与えた。
老婆が駄菓子をしゃぶりおはじきをして遊ぶ、老婆しかいない町は、前年につげ義春が旅をした群馬県の湯宿温泉がモデルになっている。湯宿温泉は上州街道から少し外れた旧・三国街道に面した宿場町であり、旅館も5,6軒しかなく源泉かけ流しの共同浴場が複数あるばかりの目立たない温泉である。タイトルの『ゲンセンカン』はおそらく「源泉館」を意味するのであろうが、着想の元になった旅館は「大滝屋旅館」である。
そこでつげは強烈な体験をする。泊まった部屋は傾き、襖越しに老婆のお経が聴こえ、宿泊客も老人ばかりで、自分自身が人生の落ちこぼれ、敗残者のように感じ、またそれが自分に似合っているようで切ない気持ちになったのだという。また、この大滝屋の混浴の浴室で作品の浴場でおかみさんを襲うシーンの元になる原体験をする。混浴に入るのをためらい、人のいなくなったのを見計らい一人で入り脱衣をしているときに中年の女が不意に入ってきて手早く衣服を脱ぎ****になり、体を二つ折りにし、つげに向かって腰を高く向けた際に偶然、中年女の女性器が丸見えになってしまう。まだ若く独身であったつげは大変なショックを受ける。二人で無言で湯に浸かりながら、体がゾクゾク震えたのだという。「そのときのショックが『ゲンセンカン主人』の入浴シーンを発想させたのでした。」(『夜行』No.12 1983年)とのちに述懐する。
つげはこの旅の時、ひなびた宿場町の風情に孤独の境地を味わい、世捨て人になりたいと強く願ったというが、この時つげが宿泊した旅館も共同浴場もすっかり新装されて、今や往時の面影を求めるのは難しい。ただし石畳の道は今も残っていて、夜更けに人気のない道を靴音を響かせながら歩くと、漫画の世界に迷いこんだような感覚に襲われる。
現在の大滝屋旅館は、新築されつげが宿泊当時とは全く異なった鉄筋コンクリートの近代的な当時温泉旅館に変貌しているため、当時の面影を求めて訪問しても無理である。しかしながら、現在も湯治場としての機能を残し、低価格で宿泊できる。
なお、『ゲンセンカン主人』に登場する幟が立ち並び、ロウソクの燈るほの暗い浴場は、今神温泉をイメージしたものといわれる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%B3%E4%B8%BB%E4%BA%BA
3 : 列島縦断名無しさん : 01/10/17 21:40 ID:cxy5mxXE [2回発言]
ゲンセンカンってどこにありますかね?
5 : 2 : 01/10/17 22:54 ID:/ATxpC1Q [1回発言]
>>3
残念ながら、ゲンセンカンは存在しない。 しかし、モデルとなった旅館は存在する。
資料によると、 つげ義春氏は、昭和43年の取材旅行の際、群馬県湯宿温泉の大滝屋旅館に宿泊し、ここで「ゲンセンカン主人」の発想を得たらしい。
大滝屋旅館は、4年前(1997)の時点ではまだ営業しており、つげ氏が宿泊した当時の面影が、そのまま残されていたとのこと。 恐らく現在も、変わらぬ姿のまま営業しているものと思われる・・・。
詳しくは、
つげ義春 幻想紀行 単行本 – 1998/1 権藤 晋 (著)
5 「ゲンセンカン主人」之章
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A4%E3%81%92%E7%BE%A9%E6%98%A5-%E5%B9%BB%E6%83%B3%E7%B4%80%E8%A1%8C-%E6%A8%A9%E8%97%A4-%E6%99%8B/dp/4651700772
を読んでみてほしい。
339 : ピョンちゃん : 03/10/14 02:22 ID:Y1sAHHYM [2回発言]
湯宿について。
初めて訪れたのは10年程前の真冬のことです。。 思わぬ大雪に立ち往生し、仕方なく探した近くの宿が大滝屋旅館でした。 古い木造の大きな建物で、雪に埋もれた様はとても つげ的でした。
汚れたコタツ、ショボい食事、薄っぺらい布団、隣の音が筒抜けの障子。
とても生活感たっぷりで感激しました。
確か一泊二食四千円ほどだったと思います。
川を渡った橋のたもとに小さな本屋があって埃にまみれた本棚を物色してたら、パノラマ文庫でしたっけ?
昔の文庫版の「赤い花」が出版当時のまま並んでました。 誰も買う人もなく何年も何年も並んでいたんでしょう。すっかり日に焼けてました。 もちろん当時の定価で買いましたよ。
大滝屋旅館は現在改装して新しくなってます。 今年の初夏に10年振りに訪れてニュー大滝屋を見て愕然としました。 本屋も廃業してました。
賑やかな猿ヶ京温泉に隠れて、ひっそりとした湯宿は今も風情のある良い温泉街なのですが、昔の大滝屋を知っている身としては魅力も半減というか…。
16 : 列島縦断名無しさん : 01/10/25 02:00 ID:3LOzU/Dv [4回発言]
つげの絵は、事実より30年は古びて見えるんだよ
だまされないで
彼が撮ってきた資料の写真と漫画を見比べればわかる
それが味なんだけれども
25 : 列島縦断名無しさん : 01/10/27 17:50 ID:ykli7YjH [1回発言]
つげは昭和初期や大正時代に深い愛着があるらしい。
本人が言ってた。
56 : 列島縦断名無しさん : 02/01/21 22:04 ID:a4UMtg0H [1回発言]
つげ漫画と「混浴」は切っても切り離せない。
ああ、彼が旅路の頃はまだまだ荒らされていない素朴な混浴が日本にはイパーイあったんだ(T-T)
140 : 列島縦断名無しさん : 02/09/27 23:59 ID:kzJCCYd+ [1回発言]
つげ義春は、人から忘れられたような場所ばかりを探そうとする。
町はずれの古い神社、町工場の裏の空地、ドブ川、河原、土手あるいは鉱泉宿、東北の寒々とした漁港、信州の山奥の峠、過疎の村、車も通らないような昔の宿場町。 あげていくときりがない。
つげ義春が歩く場所、描く場所は、大半がそうした目立たない、隠れ里のようなところである。普通なら、なんの魅力もないところである。 それが、つげ義春によって描かれ、語られると小さな桃源郷のような、懐かしく暖かい特別の場所になる。それはいわば、つげ義春によって発見された、やるせなく、物哀しくも、詩情あふれる場所になる。その意味では、つげ義春は風景の発見者である。
つげ義春の旅はどこかうらぶれた「落魄の詩情」である。
89 :愛蔵版名無しさん[sage]:2009/03/07(土) 00:49:54 ID:???
ゲンセンカン主人のラストはもう1ページあったけど省いた、
西瓜酒の最後の説明は無い方が不思議な味の作品になった、
などとつげさんが言ってることからして各々意味はあるんだろうけど
説明したら消えてしまうような雰囲気を意味よりも大切にしてるんだと思うよ
42 :愛蔵版名無しさん[sage]:2009/03/04(水) 09:40:51 ID:???
俺はあんまり頭良くないし、つげ作品に限らず理屈ではなく雰囲気を楽しむタイプなんで、
ゲンセンカンのラストは偽りと堕落に満ちた安逸な生活を楽しむ主人公を、もう一人の自分が
厳しい現実に連れ戻しに来たとか適当に考えてるけど
こういう作品は読者の数だけ答えがあっても良いし、下手に作者が「正解」とか披露しちゃうと
つまらなくなるよね
45 :愛蔵版名無しさん[sage]:2009/03/04(水) 21:09:58 ID:???
ゲンセンカンはドッペルゲンガー?との遭遇で、何が起こるか解らない怖さを感じさせつつ終わるのがイイ。
378 : 列島縦断名無しさん : 04/01/10 09:09 ID:OS0Y5Hww [3回発言]
ドッペルゲンガー(ゲンゲル)は、芥川龍之介が、その作品「二つの手紙」に書いています。ただ、彼が見たというのは、嘘で、進歩派を気取りたかっただけと普通、解釈されています。
分身を見ると死ぬ、といわれています。心身の疲労の極にあるということでしょうか。
男は分身体験、女は多重人格というように、現れるらしいです。
87 :愛蔵版名無しさん[sage]:2009/03/06(金) 23:46:57 ID:???
たぶん、ゲンセンカンの旦那は自分でも知らないうちに能力に目覚めたんだと思う。
隣の世界と自分の世界を同時に存在させるような、そんな能力。
49 :愛蔵版名無しさん[sage]:2009/03/04(水) 23:07:31 ID:???
うん、どのつげ作品も曖昧な夢のふわふわ感を楽しめるんだけどゲンセンカンだけはどうしても何かもやもやしてたんだ
>>42さんの考え方が自分的にはしっくりきたお
106 :愛蔵版名無しさん[sage]:2009/03/09(月) 00:47:31 ID:???
「そんなことをしたらえらいことになるよ」
「もしあんたが行ったら」
「もしあんたがゲンセンカンに行ったら・・・・・」
老婆たちは何を恐れているのでしょうか?
107 :愛蔵版名無しさん[sage]:2009/03/09(月) 01:35:01 ID:???
参考になるのかどうか分からないけど楳図と中沢新一の対談より抜粋
楳:僕、あらわになったときに無くなっちゃうのはホラーと宗教だと思うので。
中:でも、楳図さんはそれをあらわにしちゃおうとしてるわけですよね。
楳:でも、あらわにはなんないんですよね。
中:いつも最後にはベールがかかっていますね。
楳:ホラーって、"だからどうだった"という結末は、絶対に無いですよね。
それがホラーの仕組みなんだけど、宗教の元の考え方と同じような気がしますね。
中:真理は薄いベールの向こう側に見てなくちゃいけない。
ベールを取った瞬間に哲学者は哲学者でなくなるという、そういう神話がありますよね。
だから、宗教とホラーっていうのは、ベールをめくろうとしちゃう人に近いですね。
楳:一生懸命めくってるんだけど、やっぱり見えてこない。
中:規定するともうベールになってしまうんですよね。
恐怖も絵に描いた瞬間にベールですよね。
108 :愛蔵版名無しさん[sage]:2009/03/09(月) 02:02:06 ID:???
念のため、ゲンセンカン主人がホラーだとは言わないよ
ただ作劇の手法はこの対談で語られてることにかなり近いんじゃないかな?
ちなみにつげさんは1968年の対談でねじ式について
「現実的には決して体験できないような恐怖というものを描いてみたかった。」
でも「それ(恐怖)だけが中心ではないんです。」と発言している。
760 :愛蔵版名無しさん[sage]:2009/10/03(土) 11:11:02 ID:???
図書館に行ったら、旅行の棚につげ義春の温泉本みたいなのがあった。
つげ氏が過去に行きまくってスケッチしまくった温泉絵や漫画と、実際舞台になった
温泉地の写真に、つげ氏のコメントがのってるコンセプトで、なかなか読ませた。
しかしつげ氏ほど温泉にまつわる漫画描いた人いないんじゃないか?知らんけど。
ほんっとに好きなんだなぁ。ってのが、スケッチのタッチに滲み出てるわ
巻末の解説に、とある温泉地に行ったらものすごい拓けてて、店やらバイカーが
山ほどいてガッカリした、なんて書いてあってクスッとしたり。わかります。
寂れた叙情が好きなんですよね。そこにひそむ影のような陰湿エロスも。
物理的に裸になる土地ですもんね。山間谷間にあるせいか、常識でははかれない
不思議なことがまかり通ってしまってそうな怖さもある…そういう昔ながらの、
決して大声でハシャぐような観光地ではない温泉地が好きなんですな。
あーやっぱ革新的じゃね。一体他の誰がゲンセンカンみたいな話を描けるというのか
あの感じ、あの土地だけ異質な感じをどう表現すればいいのか…
そうかと思えば、フツーに明るいノンビリした、でもそんなには人気のいない土地で
とある旅行者が旅館に泊まって温泉入ってそこのジっさんと色々しゃべって
特に事件が起きるわけでもなく旅行者は帰る、ただそれだけの話をなぜこうも
じっくり読ませてしまうのか。謎だ、謎すぎる。
つげ氏の感覚が好きなのだ、としか言い様がない…もっと何かあるはずなのに
言葉にならねェ。
780 :愛蔵版名無しさん[sage]:2009/10/10(土) 06:24:56 ID:???
つげさんてもてるんだよね、多分。人見知りが激しく赤面症としつつ、
蒸発旅日記だっけ?読んでると、手紙をくれたファンの人と結婚しよう、
とか、少々の欠点は目をつむるとか、でもあまりブスでも困るけど、
などといったことは気にしてるけど、自分が振られると言うことは想定していない。
でも自信家とかそういうのも感じられなくて、もてるんだけどその自覚がない人。
ごく自然に女性は寄ってくるものだということが無意識のうちに前提として
あるって感じがする。
http://www.logsoku.com/r/2ch.net/rcomic/1235475558/
貧困旅行記 (新潮文庫) 文庫 – 1995/3/29 つげ義春(著)
http://www.amazon.co.jp/%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E6%97%85%E8%A1%8C%E8%A8%98-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%81%A4%E3%81%92-%E7%BE%A9%E6%98%A5/dp/4101328129%3FSubscriptionId%3D175BC0N2BCT0X4DAZG82%26tag%3Damebablog-a663272-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4101328129
この『貧困旅行記』は、漫画ではなくエッセイ。
昭和40~50年代の鄙びた温泉をめぐる放浪記なんだわ。
当時のボロ宿やら、廃墟かとおもえるような温泉地などが写真も交えて描かれていて、温泉好き、旅好きであれば わけのわからないエロ漫画よりも、はるかに楽しめると思える作品。
その『貧困旅行記』に、湯宿について書いた章があってね。
要約すれば、つげ先生は、初めての湯宿温泉について次のように語っているの。
殺風景な街道の町、古びて傾きかけたような家の多い貧しい町。
車も通れないような細い路地に、人の姿はなく陽もささない。
わずかに宿場らしさは残っているが、温泉らしさはまったくない。
この町は時間が止まってしまったようだ。
路地の奥にとった宿では、自炊場の隅にボロ布の固まりがあると思ったら老婆だった。
「なんでこんな所に来てしまったのか、もう少しましな宿はなかったものか・・。」
と後悔してすぐに、「いや、どこも同じ様な宿ばかりだ」と言い切っている。
遊ぶ場も散歩する環境もなく、床の中で寒空に響く火の用心の拍子木の音を聞いていると寂寥とした気持ちが胸に迫り、人生の果てに来てしまったような絶望的な気持ちになった。
・・と散々に酷評しているのに、なぜかその後何度もここ湯宿を訪れている。
実はそうとう気に入ったのでありましょう(爆)。
この時の宿の名前は書いてないんだけど
隣室との境のふすまがボロボロに破れぴったりと閉じない。
そこから絶えず数珠の音、呪文のような読経の声が聞こえてくる。
線香の臭いも漂ってくる・・・。
と、『ゲンセンカンしゅじん』の描写と酷似する状況が語られている。
この時のボロ宿が、実は大滝屋だったのかなぁ?
このエッセイを書いたのは、初めて湯宿を訪れてから14年後のことで
その6年前『常盤屋』に宿泊したときの想いでも書かれている。
知人を同伴したら『これでも温泉地ですか?絶望的ですね・・」と言われたこと。
でも宿泊費2500円。
これは当時の相場の半額で それを知った知人は「もうここから帰らない」と興奮したことなど。
貧乏人にも違和感を与えず馴染めて慰められる。
湯宿の温泉は貧乏に特効がある・・と喜んだそうだ。
そしてこの年は、『湯宿の草分け 湯本館』に泊まったとある。
昨日ご紹介した『湯本館』が出てきて、おじゃる☆も一気に高揚だ!!ピース
湯宿でもっとも大きい宿で、大浴場の混浴円形風呂が名物だ・・とある!
なんと!!つげ義春はあのおじゃる☆も浸かった混浴風呂に実際に入っていたのだ!ヽ(^。^)ノ
しかも、湯本館は立派過ぎて寂寥感も侘しさもなく無く失望したそうなのだ(爆)。
おじゃる☆が、レトロ感があって、つげワールドを体感できるお宿と感じた湯本館は つげ先生が訪れた当時は、新しくて立派で・・先生にとってはつまらないお宿だったのだ。
30年、40年という時間を経過してなお、同じ浴槽の同じ湯に浸かる事の出来る幸せ。
それを知ってしまったら、しつこいと言われようと、ドン引きされようと今日もこの『つげワールド』について書かずにはいられなくなったのだ。ヽ(`Д´)ノ
だから今日は文章もちょっと、エッセイ風なのだ(爆)。
当時の円形風呂は女性に大人気で、女性はみんな女湯に入らず混浴に入った。
つげ義春は混浴が嫌いで、男湯を探したが宿の主から
「男湯なんか作っても、どうせ女が入り込むから無駄なんだ」
と言われたそうだ(爆)。
そういう事をいうと群馬の女が誤解されるからやめてくれぇ~~。・゚・(ノд`)・゚・。
おじゃる☆は混浴は嫌いです!!!
そういえば、昨日の漫画のページで客が「ぼくは混浴は嫌なのに・・」と言っている。
これもつげ先生の本音を語っていたのね。
それで・・・はい、やっと今日ご紹介の温泉の出番が来ました。(*^_^*)
それで仕方なく先生は、外の共同浴場へ出かけるの。
共同浴場は混浴は厳しく禁止されているので、つげ先生も安心。
当時から木造の素朴な共同浴場が4つあったそうで、これも現在と一緒です。
そんな4つの共同浴場の中でおじゃる☆が唯一お邪魔した事があるのがこちら
『窪湯』
湯宿の共同浴場は、鍵を持っている地元の方とお宿で鍵を借りられる宿泊者は比較的自由に利用することができるんだけど
外来者が利用できるのは、午後4時から9時まで。
その時間帯だけ、施錠が外されるの。
脱衣所は共同浴場らしい棚だけのシンプルなスタイル。
しかし・・・これは綺麗だわぁ~。
趣のある木造ではあるけれど、近年建て替えられたばかりと思われ。
少なくともこの建物は、つげ先生は入られてないわね(^_^;)。
利用者は、維持管理費として100円以上の謝意をお願いいたしますm(__)m
お邪魔した時には、年配の地元の先客さんがいらっしゃったので、熱めながらもすぐに入れる湯温になっていました。
聞けば、埼玉から田舎暮らしにあこがれて引っ越してきたんだって。
毎日温泉に入れるところ・・ということで湯宿に決められたのだとか。
あぁ~~~、そういう自由な生き方、憧れちゃいます!!
湯気抜きのある高い屋根。
窪湯の脇には薬師如来さまがおわします。
ありがたや。お坊さん
みなさんも、つげ義春の世界を訪れてみませんか?
つげ義春は日本中の温泉を旅しています。
http://ameblo.jp/naruru8854/theme9-10072871347.html#main
湯宿温泉は、つげ義春も好んで訪れたと言う程の、とても寂れた場末なイメージがある温泉地です。
三国街道沿う絶好の場所で、共同浴場も4箇所あり、旅館も数軒立ち並んでいるのですが、不思議なくらいに活気が無く、妙にひっそりとしています。
http://jake.cc/onsen/gunma/yujuku-yumoto/yujuku-yumoto.html
この日もおじゃる☆たちと入れ違いに足元のおぼつかないほどの
おじいちゃんとおばあちゃんのカップルが来ました。
若者は・・・絶対来ないな・・・。( ̄ー ̄)ニヤリ
おじゃる☆ 2011-02-07
http://ameblo.jp/naruru8854/entry-10792248708.html#main
数年前、僕も、つげ義春ワールドに憧れて、湯宿の共同浴場、行きましたよ!
最初に行った時は、秋だったので、お湯は、熱めながら、いい感じでした。
でも、その次の年、夏に行ったら、熱くて、熱くて、とても入れません
百円払ったのに、諦めて帰りました。
夏はダメです(笑)
ジョナサン 2011-02-09
http://ameblo.jp/naruru8854/entry-10794555829.html#main
▲△▽▼
ディープ世界とは何か _ つげ義春が見たもの
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/300.html
『見張りの湯』 から玉川源流へ _ 八幡平の温泉 _ つげ義春の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/314.html
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2022/06/26 (Sun) 17:57:43
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湯宿温泉情報
温泉の科学 湯宿温泉 by やませみ
「日本鉱泉誌」(明治19年刊行)では新巻鉱泉、「上野鉱泉誌」(明治25年刊行)では湯川原鉱泉となっています。
仁寿年間(851-)の発見というたいへん古い伝承をもち、江戸期にも街道沿いの湯治場として広く知られていたようです。とはいえ、「日本鉱泉誌」では浴舎四戸浴客780人と記されてますから、とても小規模な湯場だったようです。
今でも共同湯は 4箇所で宿数もさほど増えておらず、古い湯治場の形態を残す貴重な温泉地です。
(源泉>
利用源泉は6カ所 自然湧出泉と浅い掘削動力泉 湧出量は約320 L/min
Na・Ca-SO4 ~63℃ pH=7.4~8.7
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/sience_of_hotspring/sience_of_hotspring_7-5-1.htm
窪湯源泉
Na・Ca-硫酸塩温泉
59.1℃、pH=8.0
湧出量測定不能(自然湧出)
成分総計=1.31g/kg
Na^+=227mg/kg (55.34mval%)、Ca^2+=156 (43.63)、F^-=4.1、Cl^-=120 (18.43)、SO_4^2-=693 (78.57)、陽イオン計=388 (17.8mval)、陰イオン計=838 (18.4mval) メタけい酸=60.6、メタほう酸=6.1 (H5.8.6分析>
湯宿温泉は、古くからの三国街道沿いに佇む8軒の宿と4軒の共同湯がある1300年の歴史の長い温泉郷であります。現在でも国道17号線が湯宿温泉の脇を通り、名前を知っている方も多いと思う。しかしながらその温泉に入浴したかたといえば、なかなかいないと思われる程静かな佇まいである。
通りの多い国道より、1本温泉街の道を歩くとその光景が一遍する、石畳の道や人の幅で通行する大通りの広さとも相成って、車で通行するのがはばかれるように、歩きたくなる道である。
昔の多くの旅人が投宿したのであろうか、小さな街なのに多くの商店が軒をつなれていて、街道の面影を現代に色濃く残している情景に郷愁を覚える。
湯宿温泉は、赤谷ダムの影響で、温泉地そのものが移転した、猿が京温泉と違い赤谷川の谷間で、大規模な開発が行われなかったためか小中規模の旅館が多い、そのためお湯の分量が旅館の身の丈にあった量が確保され、共同浴場だけでなく湯宿温泉の旅館のお風呂も鮮度感もありお勧めでき、比較的低料金のお宿も多く、湯治客で結構にぎわっている。
湯宿温泉の硫酸塩泉らしくちょっと屈折率の高いお湯に入ると、香りが漂う、石膏臭交じりの芒硝泉の香りであり、温泉らしさが感じられる香りである。
味は、薄い塩味が感じられる石膏味で、硫酸塩マニアには堪らないものであり、その温泉の濃さに益々期待が高まる。
硫酸塩泉系は、炭酸水素塩系に比べ、無色的なものが多いが、その温泉には計り知れないパワーを感じる。入浴中より入浴後に汗が止まらないといった現象が度々起こる。特に芒硝泉系のお湯はそれがよりいっそう増す。
そのお湯を求めて、私は日本各地の温泉に行くといっても過言ではない。
ここ湯宿温泉は残念ながら、露天風呂が少ない、ここの100名湯ブログもお湯のよさなら、他は問わないと潔さ的なものを感じる。ここの湯宿温泉そのものに、お湯さえよければ的なものを感じる。是非、温泉のお湯だけのよさがどれだけよいかが解っていただきたい。
http://blog.goo.ne.jp/itugou/e/2df8cc7512ba3785888b39f6a3837d8c
温泉街というより宿場町の面影をとどめる(湯宿>は、散策にも好適です(15分程)。
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs02/bbs020511_0520.htm#1021849772
湯宿温泉 投稿者: うつぼ 投稿日:2005年11月11日(金)00時32分38秒
猿ヶ京三国温泉郷のひとつに数えられる湯宿温泉は、R17 三国街道沿いにある歴史の古い温泉地です。地味ながら実力派の温泉場として知られ、「窪湯」「小瀧湯」「竹の湯」「松の湯」の4つの共同浴場を擁し、かけ流しの宿が多いのが特徴です。
旧新治村では、川古、法師とともに「国民保養温泉地」に指定されています。ちなみに「国民保養温泉地」は「温泉利用の効果が充分期待され、かつ健全な温泉地としての条件を備えている地域」を環境省が指定するもので、「温泉の効能、湧出量及び温度」と「温泉地の環境」に関する条件を満たす必要があり、現在指定されている全国91の温泉地の多くは、地味ながらお湯や環境に定評のあるところです。
R17 からひとすじ奥まった石畳の道ぞいに旅館や共同浴場、なまこ壁の土蔵などが点在して宿場町の趣。ときおり R17 の喧噪がきこえてくるのが惜しいです。
月夜野側入り口には”湯けむりの塔”と飲泉場がありますが、飲泉場のお湯は出ていませんでした。
近くには
体験型テーマパーク「たくみの里」
http://takuminosato.or.jp/
や野仏たたずむ遊歩道などもあるので、あわせて楽しむのもいいかも。
なお、4軒の共同浴場はジモ専ではないようですが、開錠時間は不定で地元の方の利用が多いので、入浴の際には配慮が必要です。
(歴史>
湯宿の老舗旅館「湯本館」所蔵の「湯宿村温泉記録」によると
「約1200年前、文徳天皇治世の仁寿2年2月8日、須川村の弘須法師による大乗妙典誦行満願の夜、薬師如来が現れ、種々の薬湯を賜ったのが湯宿温泉の始まり」
という開湯伝承があります。(「湯本館」HPより抜粋引用)
また、「湯本館」館内の由来書きによると、戦国末期の沼田城主 真田信之が戦陣の疲れを湯宿の湯で癒して以来、代々の城主が湯治につかい、下屋敷も設けられていたとのこと。
江戸時代には宿場町として賑わったという記載をガイドなどで目にしますが、当時の三国街道の宿場は、下新田~布施~須川~相俣~猿ヶ京とあり、旧三国街道は湯宿西側の山裾を通っていたようです。湯宿、赤岩経由の赤岩新道が開通したのはだいぶ時代が下ってかららしく、宿場というよりは湯治場としての性格が強かったものと思われます。
ただ、かなりの数の旅人が、公認の宿場である須川宿ではなく、湯宿に泊まっていたという話も伝わっているようです。(”一泊湯治”は建前上は掟破り)
大正期以降、若山牧水や与謝野晶子らの文人も足跡をのこしていますが、観光地として脚光をあびることもなく、地味ながら湯治系の温泉地として固定客に支えられ今日に至っています。
takayamaさんの「群馬の温泉ページ」に掲載されている県薬務課作成の温泉統計(平成11年度温泉利用状況)によると、湯宿には 6本の利用源泉(うち自噴3本、動力3本)があります。
「湯本館」の敷地内に自然湧出の自家源泉があり、「金田屋旅館」は”窪湯”を利用しているようなので、残りの宿と共同浴場の源泉に興味がもたれます。(「小瀧湯」は、独自源泉らしい)
ここも
グリーンタフ起源の硫酸塩泉
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/sience_of_hotspring/sience_of_hotspring_4-3.htm
で、川古や猿ヶ京にくらべ Na の比率がやや高く、芒硝(Na-SO4)が主成分となっています。その理由は やませみさんが温泉の科学のなかで推論されています。泉温は比較的高く、猿ヶ京とならんで熱湯も楽しめる温泉地となっています。
無色透明の清澄なお湯は、硫酸塩泉らしい入り飽きのこない滋味あふれるもので、さすがに湯治湯として固定客を惹きつけるだけの実力をそなえています。
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs05/bbs051111_1120.htm#CID893
___________
湯宿温泉 旅館 6ヶ所
① 湯本館
http://www.yujuku-yumotokan.com/
http://onsen.nifty.com/minakami-onsen/onsen007064/kuchikomi/
混浴の道標 ゆけむり写真館 _ 湯宿温泉 湯本館
http://www.konyokutomonokai.com/gunmaken/yumotokan.html
湯宿温泉 湯本館 の大浴場(混浴) 激熱風呂 動画
https://www.youtube.com/watch?v=O6iIErEMutk
0278-64-0011
② 金田屋旅館
③ 太陽館
http://www.taiyoukan.com/
http://onsen.nifty.com/minakami-onsen/onsen001299/kuchikomi/
湯宿温泉 太陽館 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Zfx59p3hM4A
④ みやま荘
http://www.miyamaso.net/
http://onsen.nifty.com/minakami-onsen/onsen009541/kuchikomi/
0278-64-0545
⑥ 常盤屋
0278-64-0102
_________
2. 湯宿温泉 「湯本館」
http://www.yujuku-yumotokan.com/
http://onsen.nifty.com/minakami-onsen/onsen007064/kuchikomi/
混浴の道標 ゆけむり写真館 _ 湯宿温泉 湯本館
http://www.konyokutomonokai.com/gunmaken/yumotokan.html
湯宿温泉 湯本館 の大浴場(混浴) 激熱風呂 動画
https://www.youtube.com/watch?v=O6iIErEMutk
群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉2381
電 話 0278-64-0011
駐車場(20台)
地図
http://www.yujuku-yumotokan.com/pdf/map-syuuhen.pdf
入浴時間(日帰り) 11時~18時
定休日 不定休
日帰り入浴 大人…600円
家族風呂 日帰り入浴 1時間 一人 1,500円、グループで3,000円貸切。
休憩 一人2,100円、ご昼食休憩…3,990円、ご夕食休憩…4,410円 (個室料、入浴料含む)
営業時間:11:00~16:00
定休日:なし
駐車場:あり(無料)
混浴大浴場 : 朝7:00~8:00は女性専用
女湯:1
貸切:1 (1時間 1,500円/人)
加水:なし 加温:なし 循環ろ過装置:使用なし 消毒剤:使用なし
Na・Ca-硫酸塩温泉
62.7℃、pH・湧出量不明(自然湧出)
陽・陰イオン計=1355mg/kg、Na^+=274mg/kg (58.10mval%)、Ca^2+=169 (41.11)、F^-=4.4、Cl^-=131 (18.57)、SO_4^2-=750 (78.46)、陽イオン計=448 (20.5mval)、陰イオン計=907 (19.9mval) メタけい酸=64.2、メタほう酸=6.5 (H5.5.14調査>
湯本館は小さな温泉街の中ほど、石畳の旧道を進んだ先、共同浴場・窪湯の隣にある。
旅館には珍しく、門柱に個人名の表札。館主は代々「湯本作太夫」を名乗るそうだ。
自家源泉を持ち、62.7℃のナトリウム・カルシウムー硫酸塩温泉が浴室のすぐ近くから湧き出ていて、それがそのまま風呂に注がれる。
脱衣場から見える源泉。毎年2月8日、ここで湯宿温泉開湯式が行われる。
http://www.geocities.jp/nara_no_daibutu2/spa3/22-yujyuku-yumotokan.html
窪湯のすぐ上にある湯本館のご主人は旅館組合の責任者をされている。
湯本館の源泉は「湯伝薬師」という洞穴から出ているらしいが、湯宿温泉始まりの洞穴と言い伝えがあるらしい。
http://onsen.nifty.com/minakami-onsen/onsen007064/kuchikomi/0000095981/
裏庭から沸く熱い温泉 [湯宿温泉 湯本館]
しろうさぎさん [入浴日: 2011年8月27日 / 2時間以内]
土曜日の15時頃だったが、、貸し切り状態で入浴。 裏庭から沸く源泉で温泉力は抜群。
湯宿温泉 洗湯 ナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉 かけながし
62.7度 カルシウム 169 フッ素イオン 4.4 硫酸イオン 750 メタケイ酸 64.2 メタホウ酸 6.5
酸化還元電位 (ORP) 48 (2011.8.27)
http://onsen.nifty.com/minakami-onsen/onsen007064/kuchikomi/0000132616/
湯宿温泉 「湯本館」 〔 Pick Up温泉 〕2007年06月29日
〔 2005年11月11日レポに加筆 〕
http://blog.goo.ne.jp/akizzz1/e/aa6bce13906e9c15cb058382abf516b0
温泉街の奥にある老舗の旅館です。
外観はレトロでもなく純和風でもなく、やや個性に欠けるものの、佇まいは落ちついています。
暗めの館内、廊下を歩いていくと中庭に屋根掛けされた泉源があります。
そのすぐ横に男湯(混浴説もあり)、廊下を挟んで女湯と家族風呂があります。
家族風呂は日帰りでも入浴可のようですが、入りませんでした。(後日確認=別料金)
男湯の脱衣所はゆったりとして老舗の湯宿らしい落ち着きがあります。
さらにいいのが浴場。脱衣所より一段ひくく円形10人くらいの湯船(石縁、タイル壁面、石敷)が鎮座しています。天井が高く湯気の抜けがいい居ごこちのいい浴場です。
カラン6、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜 15時でタイミングよく男湯独占(入るとき脱衣所に3人いた)、女湯3人、家族風呂入浴中でした。
湯治宿なので連泊客が昼間に入ることも多いのかも。
湯船の奥、岩枠の玉石が敷き詰められた大きめの湯口まわりは石膏の盛大な析出で真っ白け。飲泉用の柄杓が何本か置いてあります。
湯口の一画から湧きだした熱い源泉が、玉石のあいだをしみ込んで湯船側面3ケ所から注入されています。泉温が高いので、このようなしくみで自然冷却しているのかと思います。
槽内排湯は見あたらず、かなりの量をオーバーフローでかけ流しでしょう。
やや熱め~適温のお湯はほぼ無色透明で、白とうす茶色の湯の花が舞っています。ほこほことした石膏味に甘い石膏臭が明瞭。きしきしとした湯ざわりにとろみが加わり、染み渡るような奥深い浴感が印象に残ります。
かなり強い温まりがありますが、トドになるスペースがたっぷりあるので快適。どうにも立ち去りがたく、ついつい長湯になりました。
湯宿の共同湯はいくつか入っていますが、いずれもゲキ熱で湯もみにアセしながらの入浴だったので、湯宿のお湯を適温でじっくりと味わえたのははじめて。すばらしいお湯です。
落ちつきある雰囲気といい、含蓄のあるお湯といい、温泉王国北毛らしいスグレものの浴場だと思います。
http://blog.goo.ne.jp/akizzz1/e/aa6bce13906e9c15cb058382abf516b0
+++++ 憧れのまんまるお風呂に浸かるため +++++ 2004年初秋
http://www41.tok2.com/home/iyasiyu/yuzyuku1.yumeguri.html#yuzyuku.yumotokan
前々からど~しても浸かりたかった湯宿の湯に逢いに出かけることにした。
無事1番湯が狙える時間に起きる事も出来て、湯本館に事前に立ち寄り湯の時間なんかを問い合わせ。
今回メインのまあるいお風呂が混浴なもんで、いつになく慎重なわけであります。
それに前夜色々と調べてたら、暇なら貸し切れるよ・・・なんて有り難い文面を発見したんで、お聞きしてみると
貸切はやってないんで無理だけど、平日だしお昼頃なら誰もいないんじゃないかなとの事。
応対してくれたのはたぶんお宿のご主人だと思うけど、電話の声からも物腰の柔らかい優しげな雰囲気が良く伝わってきて好印象。
混浴だからって出かける前からネガティブな想像の世界を繰り広げていたんだけど、電話だけで宿に親近感持ってしまったので、ちょっと前の躊躇が嘘のように消えてもう出かけたくってワクワク(^^♪。
xxxxxxxxxxxxx まずこの風呂に浸からなきゃ話が始まんないxxxxxxxxxxxxxxxx
何とか無事に上りの上越新幹線にて上毛高原まで戻り、ボケたおかげで出来た猿ヶ京行きバスまでの時間も、目の前で暇そうなタクシーの誘惑にも負けずにやり過ごし、湯宿温泉のバス停に降り立ったのは予定していた時間よりも遥かに遅いお昼過ぎであった。
で時間も時間だし、さっそく今日のメイン狙いの湯本館に向かう事にした。
(ちなみにバス停前には湯宿温泉の案内マップもありやして湯宿初心者には有難かったっす。)
バス通りから1本奥に入ったすぐの所に、その宿は何ともひっそりとそれでも老舗な威厳を漂わせつつ佇んでいた。
宿の看板は玄関左横に置かれてある感じで、門構えはちょいお金持ちの立派なお宅のよう。
門にはおそらく旦那さんの名前が掲げられており(しかしこのお名前が『湯本作太夫』・・・由緒正しさぶちかましておられます(^_^;))、玄関右横には自転車、スクーターなどが駐車されてて微妙な生活感もありで『・・・個人宅?』な雰囲気も漂わせております。
意外に小心者なんで、こりゃ、まるっきり前知識無しだったらひくかもだな(の前に気づかんか(^^ゞ)・・・てのが第1印象。
玄関入って呼びかけると、何とも上品な笑みを浮かべつつ電話で応対してくださったご主人のご登場。
(入浴後、湯宿のお湯についてご教授いただいたんだけど、電話で受けた好印象どおりの方で、雑な生まれ育ちの私は、このおじいさんの醸し出す物腰の柔らかい上品な雰囲気に1度でやられちまいました。)
今朝電話でお話したものだと自己紹介すると、今の時間なら風呂には誰もいないんじゃないかなとの嬉しいお言葉。
はやる気持ちで少しの時間も惜しくて、それこそ転がるように浴室へ向かった。
脱衣所はがらんと広くて男女一緒。
仕切りもないので女性には開き直り、男性には心遣いが求められる。
勿論浴室内もしかり。
ましてまんまるお風呂なんで男女の住み分けは難しそうだしね。
まるで脱皮したかのように一瞬で脱衣完了させ、
浴室への引き戸を開けると、ほのかな湯気をまといながら眼前に憧れの湯船が鎮座していた。
すぐお隣のこの宿のお庭の断層がまんま顔を出してるという小山の洞窟辺りから自然に湧いてる湯は、新鮮この上ない有り難い状況で湯船を満たしている。
見て下されませ、この湯口の岩の見事な装飾具合。
見事さに夢中になって、挙句このマクロ画像がウザッと御座いやす。
しかし、この湯口の造り、変わってて好きかも・・・。
此処に木の柄杓もありやして、飲泉するに喉ごしまるい美味な湯で、何度も柄杓を往復させちまいました。
この見事な岩の下あたりからも湯が出てるみたい。
ちょっと意味無しな感じの画像ではありますが、
この揺らめき具合よりちょびっとでも湯ざわりなんぞを感じていただければと思ったしだいでごぜぇやす。
激アツなんではと聞いていたわりに浸かりやすい湯温でちょこっと拍子抜け。
しかし程好く熱い湯の浸かり心地はまさに至福で、
貸切状態で出たり入ったりを何度となく繰り返し。
洗い場ペタ座りの幸福なトドの横には湯宿オリジナルケロリン桶。
ちなみに他にも男女別、家族湯とありまして、誰もいなかったので全部浸からせていただきました。
http://www41.tok2.com/home/iyasiyu/yuzyuku1.yumeguri.html#yuzyuku.yumotokan
ダンさんとカミさんの ふるむ~んな日常 湯宿温泉「湯本館」 2004年(16年)1月下旬
http://www.dankami.net/yujuku.htm
国道沿いに湯本館専用の駐車場があったので、そこに停めて、ほんの少し歩いたが宿のすぐ傍にも駐車場はあった・・まあいいか。
国道から中に入った通りにあるこの宿・・ちょっと見つけづらいけれど、看板に従って着いた湯本館は、如何にも「湯治宿」という風情の鄙びた宿。
中に入るとロビーでソファに座って新聞とテレビを見ながらくつろいでいたオジサンが コッチを見て「いらっしゃい」・・あれ、宿のご主人だったらしい。
立ち寄りをお願いしてお金を払う。
幾らだったか調べてなかったんで一人500円は安くて得した気分。
お風呂の場所を説明してもらって、いよいよ温泉♪
混浴の内湯と聞いていたので、できたら誰も先客がいませんように・・とそっと脱衣場を覗く。
脱衣篭は全部空っぽ。ホッ・・そう、脱衣場は広いけど男女一緒。
誰も来そうな感じはないけれど、ダンさんが傍に立ってくれて、そっとガード。
浴室への曇りガラス戸を開けると、湯気の中に本物の温泉が!
内湯は周囲が洗い場になっていて、円形の大きなもの。
どのくらい大きいかはこの画像にカーソルを当てると見当がつくかな。
無色透明でかなり熱め。水で薄める事もできるけれど、熱い温泉が注ぎ込まれる。
源泉はこの宿の敷地内にあって、この浴室棟に来る渡り廊下から見ることができる。
もう本当に目と鼻の先。浴槽と数メートル。
丸い湯船の一角に源泉が湧き出ている場所がある。
ここは飲用もできるように柄杓がある。
飲んでみたけれど、少し癖はあるが不味くはないね、が二人の共通の感想。
「ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉」とか。
この石の色が白っぽくなっているのは、 固まった湯の花。
イソギンチャクじゃないよ。
大きなガラス窓から日が差し込んで本当に良い気持ち。
ダンさんは家では少しだけ熱めのお湯に入るので、このくらいの熱さもちょうどいい。
カミさんは温い方が好きだけど、入っているウチに慣れて、半身浴を楽しむ。
今回は誰もいなくて貸切状態だったけれど、この丸い内湯では他の人との混浴はなかなか勇気がいるかも・・
女性専用の小さな内湯もあるけれど、折角だから一緒にはいりたい。
そんなカップルが、もしも内湯に先客がいて、躊躇したら・・
すぐ隣に「家族風呂」があったので、そこを利用する手もある。
家族風呂にはちょうど男性が一人で入っていたので(二人に遠慮したのかも)中は覗けなかったが多分、上の女性用風呂と同じ感じだと思う。
でも、折角だから、あの雰囲気の良い丸いお風呂に入って欲しい。
家族風呂では、あまりシッカリ浸からないで、様子を見て混浴のほうに移動しよう。
http://www.dankami.net/yujuku.htm
2007(H19)/7/16
湯宿温泉街の奥,窪湯共同浴場の裏手のうっそうと茂る林の中にある温泉旅館。宿の敷地内に自噴する独自源泉を所有している。朝の8時台ではあったが,快く日帰り入浴を受け付けてくれた。
入口から入って左側の方へ向かって廊下を進むと右側の外の暗い森の中に何やら不思議な人物の胸像やら石灯籠やら岩が見える。不思議な胸像の前には「源泉」と書かれた立て札が立っている。
なるほど,敷地内に湧く源泉とはこのことか。源泉が湧いて溜まっている場所にタマゴが入った袋があり,お手製の温泉たまごも作っているようだ。ちなみにこの人物が誰なのか書かれたものが何も手元にない。次回行ったときに宿の人にしっかり聞かねば…。
源泉湧出ポイントのすぐ横に混浴大浴場があり,その向かいに女性用浴室,そして家族風呂がある。
家族風呂は予約制で1時間1500円を別に支払い利用することになる。
今回は混浴大浴場を利用した。脱衣所から3段ほど下った先に広い浴室が待ちかまえている。浴槽の形は円形。天井は6角形の不思議な形の湯気抜きがあり,浴槽を取り巻くようにカランが並ぶ。
圧巻なのは湯口だ。湯口は熱めのお湯が冷めやすいようにたくさんの石の上を滑るように注がせており,それを浴槽内から浸透式で注がせている。湯口の石の上には芒硝石膏成分がモヒカン頭のようにこびりついて(左写真参照)おり,そのお湯の成分を思い切り主張している。
飲泉できるように長めの柄杓も置いてある。
アチチなお湯を飲泉してみるとしっかり硫黄味がする。ここの源泉のお湯は本当に美味しい。自分は飲泉の虜となり,結局柄杓で5~6杯は飲んでしまった。
湯口川原でお湯の香りをクンクン嗅ぐと芒硝臭と若干硫黄臭が感知できる。どちらかというと芒硝臭の方が強めだ。この日の浴槽内は約44℃とやや熱めの適温だった。これだけビリビリと体に染みこんでくるような浴感がありながら湯上がりがサラリとする不思議なお湯だ。
この日の朝の1湯めは実に爽快で快適な熱湯芒硝泉でスタートだった。記念にと頂いた宿のパンフレットに「ふつふつと湧き,ひたひたと溢れるやさしい温かさ。」というフレーズがあるが,まさしくその通りである。ここは個人的にとても気に入りました。
http://todik.goemonburo.com/g-yujuku-yumotokan.htm
2007/07/16
湯宿温泉にある中規模の温泉旅館です。
共同浴場の裏手にあり以前から気になっていました。なにせユモトと名乗ってますからね。(笑)
ここは独自源泉を所有しているとのことでかなり期待してしまいました。
朝の8時半に入浴をお願いしてしまいましたが、快く受付けていただき早い時間での入浴となりました。
お風呂は大浴場(混浴?)と女性用とに別れています。
大浴場に入ってちょっと嬉しくなります。浴室の真ん中に大きな真ん丸の浴槽があるのです。湯小屋自体も六角形になっており、そのちょうど中心部に15~6人が入れる円形の浴槽が配置されています。これは美しいなあ。
お湯はキリリと身の引き締まるようなお湯で入浴感は抜群に良いです。
無色透明でさらりとした中にもお湯の力強さが感じられます。肌触りは柔らかめで申し分ありません。
そしてお湯の湯口周辺が凄いです!お湯の白い成分の塊がオブジェのように置いてあるのです。こんなのは初めて見ました。ここはかなり良質の芒硝泉を堪能できる貴重な旅館だと思います。次回は宿泊で来たいと思いました。
http://www.kumagary.com/onsen/gunma/yujyuku_yumoto.html
2007-7/16
湯宿温泉の中心、窪湯共同浴場の裏手にある旅館です。
余談ですが、湯宿温泉は、つげ義春も好んで訪れたと言う程の、とても寂れた場末なイメージがある温泉地です。
三国街道沿う絶好の場所で、共同浴場も4箇所あり、旅館も数軒立ち並んでいるのですが、不思議なくらいに活気が無く、妙にひっそりとしています。
そんな湯宿温泉で、一番立派なお宿がここ、湯本館。
屋号の通り、独自源泉を持っているお宿と言う事でしたので立ち寄ってみました。
内部は、それなりの年季を感じるものの、風情ある落ち着いたお宿と言う印象です。
お風呂へ向かう途中に中庭があり、そこから源泉が湧出しているようです。
その中庭には何故か胸像が一体。うーん、誰でしょう。
もしかしたらこの湯本館の源泉を掘り当てた方でしょうか?
なんとなく気になりますが未確認・・・
源泉が沸く中庭のすぐ隣が混浴大浴場になており、廊下を挟んで女性専用内湯と家族風呂がありました。
大浴場は、中央に円形の大きな湯船があり、周囲が洗い場と言う、なかなか広々としたものです。
熱い源泉を冷ます為でしょうか、源泉を汲み置く場所があり、湯口はそこから直接浴槽内部に引かれる造りをしています。源泉の組み置き場にくまれた岩は、析出した芒硝成分で真っ白になっていました。これは見ごたえがあります!
お湯は無色透明でピュアな芒硝臭が漂うもので、少し熱めの44度程度あります。
鮮度が非常に良く、芒硝成分がとても強いので、入った瞬間、肌が刺されるよう なピリピリする刺激を感じます。最初はとても熱く感じるお湯ですが、少し我慢するとすぐに体が馴染み、不思議と熱さを感じなくなります。
お湯から上がると、サラリとした肌触りで、浴後感がスッキリと爽やか。
体の芯から温まっている筈なのに、不思議とベタベタする感触が残りません。
ちなみに、汲み置き場には柄杓が置かれており、飲泉出来るみたいです。
試しに一口飲んでみたところ、ピリっと薬味がして、何だかとても美味しい!
思わずコップ1杯分ほど飲んでしまいました。
お湯のよさが際立つ、とても素敵な一湯です。
あまり目立たない湯宿温泉ですが、関東でこれほどまでにピュアな芒硝泉を楽しめる温泉地は珍しいのではないでしょうか。
4箇所ある共同浴場も含め、三国街道を利用する際は是非素通りせずに立ち寄られる事をお勧めします。
2009年 8月 29日 - 再訪
再訪しました。
やっぱりここの芒硝泉は気持ちが良いです。
前回訪れた時よりも湯温が高く、ビリビリする肌触りが強くなっていました。
ここは定期的に訪問したい名湯ですね
http://jake.cc/onsen/gunma/yujuku-yumoto/yujuku-yumoto.html
誰もが圧倒される極上温泉の見事な湯口 (湯宿温泉 湯本館)
もうすぐ千湯さん [入浴日:2007年9月]
湯宿温泉は1200年の歴史があり、武将真田家ゆかりの湯治宿のようです。
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)敷地内自然湧出自家源泉
泉温 62.7℃(加水可) PH 8.3 柄杓・コップで飲泉可
源泉掛け流し・無色透明・弱硫黄味・ラジウム含有・鄙びあり・歴史あり・浴槽内弱自噴
消毒剤なし・循環濾過なし・細かい白と薄茶色の湯の華舞う・
熱湯
六角形の浴室円形浴槽の混浴大浴場 1・婦人風呂 1・家族風呂 1・露天風呂なしカルシウムの結晶が湯口付近の玉石に見事に付着
建物の玄関脇に、「湯本館作太夫」と書かれた看板があります。
純粋湯治宿のお目当ては、混浴内湯です。
脱衣場の窓を開けると、中庭に低い屋根掛けの自然湧出の源泉湧出地が見えます。
脱衣場上部には、毛筆で書かれた「湯宿温泉縁起」が掛けられています。
(男女一緒の脱衣場で、若い女性には、かなり勇気が必要かと思われます。)
混浴内湯は、六角形の湯小屋で、高い天井も六角形に抜かれて一段高く換気口が6つ有ります。浴場は歴史と鄙びを感じるとても良い雰囲気です。
中央に円形浴槽があり、その奥に大きな岩がせり建ち、扇形に石で仕切られた湯口エリアがあります。その仕切られた湯口部分には、湯の湧出口と、数多くの不揃いの玉石があり、湧き出る熱湯を自然冷却させて、浴槽に流し込む仕組みのようです。
数ある全国の温泉の中でも、この様な湯口の形態は、湯本館だけではないでしょうか?
この、玉石一つ、一つにカルシウムと思われる温泉の成分結晶が、長い歳月をかけ ぶ厚く、見事に付着している様に、誰もが圧倒される事でしょう。
円形浴槽はもちろん源泉掛け流し。貸切り状態と静寂の中で、新鮮な極上の温泉での 湯浴みに、最高の贅沢と幸せを感じました。
浴後感も持続する、お勧めの極上温泉です。
(再々訪)
http://onsen.nifty.com/minakami-onsen/onsen007064/kuchikomi/0000060387/
丸浴槽に溢れる透明なお湯 (湯宿温泉 湯本館)
なるさん [入浴日: 2009年4月]
平日昼時の訪問でタイミングよく先客も無く、混浴の丸浴槽を体験できました。
ガラス戸を開けると想像していたより大きめの丸い湯船、透明な湯が縁から溢れ出しています。
おお~これが憧れの♪奥の源泉溜めに積まれた石にびっしりとこびり付いた真っ白い結晶。
透明な柔らかなお湯ながら成分の濃さを実感できます。
若干水でうめて入った熱めの湯は5分もしないうちに汗が滲むほど温まりの良いお湯でした。
大浴場の前には廊下を挟んで婦人風呂と家族風呂があります。
婦人風呂は4人用長方形、白く細長い湯の花が大量に浮かび、大浴場よりはややにごった感じに見えます。
混浴風呂は湯溜めがあるために湯花が自然ろ過されるのでしょうか?
飲泉するとほのかに卵風味、美味しいです。
平日の旅館の立ち寄りと言うことで、ほぼ貸しきりかと思っていたのですが、混浴風呂も入れ違いにお年寄りのご夫婦がいらっしゃいましたし、婦人風呂にも家族風呂にも先客さんがいらっしゃいました。
なかなか侮れない秘湯の宿、ツルツルと柔らかくほっとできる良いお湯でお勧めです。
http://onsen.nifty.com/minakami-onsen/onsen007064/kuchikomi/0000096984/
見事な石膏の結晶と極上湯 [湯宿温泉 湯本館]
kiraさん [入浴日: 2011年2月4日 / 2時間以内]
関東と越後を結ぶ三国街道として栄えた湯宿温泉。大きなホテルもなくひっそりとしている。この地味な存在の湯宿温泉の老舗の湯本館さんに立ち寄り入浴をさせて頂いた。
敷地内に自噴する源泉を持つ。玄関前の駐車場はかなり狭く、4,5台でいっぱいだろうか。
混浴の大浴場の他に、女性用と家族風呂の内湯のみ。
大浴場の入り口の戸を開けたら湯気が充満していて浴室内がよく見えないほどだ。
中央に円形の湯舟があり、周りが洗い場となっている。
湯口エリアは独特で、奥の大きな岩の前は扇形に仕切られ、石がたくさん置かれていてボコボコと源泉が湧き出ている。柄杓とコップが添えられているので、飲んでみると熱かったがほのかに硫黄味(?)がしてまろやかで美味しかった。
圧巻なのは、石膏と思われる温泉成分が石に見事に凝固している様だ。
空気に触れている部分だけに付着しているのがちょっと不思議だ。
手加えいっさいなしの源泉掛け流しの無色透明のお湯は、少しキシキシ感があるが、新鮮そのもので極上湯と言っていい。湯温は、体感42,3℃位で熱めだったせいもあろうが身体の芯からよく温まる。湯上がり後も汗がなかなか引かなかった。
混浴のこの大浴場は脱衣所も男女共用らしい。湯殿の造りといい、女性には少しハードルが高いかも。貸切状態のこの日の私の湯浴みのようだったら別だが…。
http://onsen.nifty.com/minakami-onsen/onsen007064/kuchikomi/0000120679/
混浴 MACHICOの温泉入浴記 湯宿温泉 『湯本館』 2013年5月 立寄り
http://machico.doorblog.jp/archives/34305707.html#more
湯治旅館で、もちろん源泉かけ流し
このかけ流し、熱すぎて・・・ 敗北感を味わいました。
場所はね、東京方面からだと法師温泉に行く途中にあるんだよ。
法師温泉は人気で男性が沢山。混浴を断念した女性、カップルさんは帰りに寄ってみては?
ワニ、居ない。
ワニさんは法師温泉にいってるようです。
そしてここのお湯は熱すぎて、ワニ出来ないと思う。
http://livedoor.blogimg.jp/machicotin/imgs/6/5/65434adc.jpg
国道からのアプローチがわかり難いけど、カーナビで示す辺りにくると看板があるよ。
ロビーは歴史を感じる(?)いい感じ
中庭にこれ、 源泉なのかな?
銅像も・・・
大浴場の脱衣場(男女一緒)
わーい 独泉
http://livedoor.blogimg.jp/machicotin/imgs/c/5/c587a401.jpg
さっそく入浴、いっそげー
で、
ムリ
熱すぎ
草津温泉の共同浴場を凌ぐ熱さ
http://livedoor.blogimg.jp/machicotin/imgs/c/f/cfd040ab.jpg
(冷水注入中の写真)
温泉成分凄いのね。
なんとか入れるようになったけど・・・
http://machico.doorblog.jp/archives/34305707.html#more
B級感漂う、沼田真田家ゆかりの湯 (湯宿温泉 湯本館)
温泉ドライブさん [入浴日: 2013年6月28日 / 2時間以内]
R17沿い、旧三国街道沿いに8件の宿と、共同湯が4件もある温泉地で、1200年前開湯の歴史がある湯宿温泉、この湯本館も400年以前の関ヶ原の戦い以降の歴史があるそう。
沼田城主の真田初代から5代目まで愛用した湯である。
小さな温泉街の入口には棟が建ち、飲泉所があるが停止中。
ここから分かれる路地が旧三国街道らしい。
石畳道が続き、狭くなる所に湯本館があった。
門には表札があり珍しい。ここの主人になると表札の名前を襲名するんだとか。
門脇には共同の窪湯があり街の中心地を為している。
年季の入ったビルで奥から主人が飛んできてくれた。
湯殿は左手へ、温泉の歴史が書いてある。
廊下から見える裏山の洞窟前が湯本温泉の源泉場だそうで、屋根付きの小さな露天風呂のような感じの湯畑?が2つある。
サンダルがあり降りられるようになっているが、ぬかるんでいて足場は良くない。
おまけに曇りで古旅館と岩場の空間は真昼なのに薄暗く、あまり気持ちの良い環境ではなかった。
通路を挟んで左が女風呂、右が混浴大浴場。
脱衣室は大きく仕切った焦げ茶色の棚のみ。
男女の仕切りなし。
照明は点いていない。
宿の云われが書いてある。
ドライヤーは1台。
ここは施設の充実を求める人には向かない。温泉通好み向きかな。
ガラス戸を開けると6角ドームの天井、数段階段を降りる。おばあさん(大女将さん?)がカランを清掃中だった。
中央に10数人が入れる円形浴槽が一つあり、その周りにシャワー一体型カランが6席。席前はガラス戸、ケロリン桶で桶台はなし、鏡は横長の物が湯口の両脇の壁に付いている。
湯は無色透明、大変熱く、おばあさんがホースを入れてくれる。
湯口は岩場となっていて、柄杓があり飲泉可。石には灰白い析出物が突起状に着く。湯は掛け流しされる。
http://onsen.nifty.com/minakami-onsen/onsen007064/kuchikomi/0000149167/
かなりの激あつ [湯宿温泉 湯本館]
TAKEさん [入浴日: 2014年7月22日 / 2時間以内]
沢渡温泉から峠越えルートでR17・三国街道のみなかみに抜けます。こちらは湯宿温泉の湯本という、ちと古びた感じの旅館です。かなりの老舗宿の様ですが、いつ頃に改築されて以来の建物なのか。館内は昭和の香りがします。湯宿温泉の開湯の歴史は1200年前に遡り、沼田城主・真田氏5代に渡るゆかりのお湯とのこと。
さてこちらのお湯はナトリウム・カルシウム‐硫酸塩泉、泉温62.7℃、ほぼ無臭、ほぼ無色透明。源泉名は記載なし。
主な特徴を表す成分はNa:274mg、Ca:169mg、Al:0.2mg、Mg:0.1mg/硫酸:750mg、Cl:131mg、炭酸水素:22.0mg、F:4.4mg/メタケイ:64.2mg。
使用状況表示はありませんが。基本掛け流しで、利用者により加水されます。
お湯の特徴としては硫酸塩系が突出したお肌に優しい感じのお湯ですが、泉温が高めですね。湯口の析出物はお湯の成分から見て、芒硝・石膏系の白い結晶ですね。
主浴場は内湯のみで、直径3.6mほどの円形浴槽があるのみですが、なかなかの趣で存在感があります。別途貸切風呂もある様ですが、そちらは確認しておりません。
槽内は激熱で50℃以上は確実、お客が使用していない時には加水は止められています。
状況的に考えて、当日は平日の夕刻。おそらく、私の入る前には利用者がなく、加水のない源泉掛流し状態だったのかと思われます。過去評にある様な40℃台前半というのは有り得ないかと思いました。おそらく適温付近まで、かなり加水された後の状態かと思われます。やはり、あつ湯だったとの評も見えますので、本来はそんな感じなのかもです。
掛け湯でかなりの熱さを察知し、これは危険と思いました。湯口と真向いになる左手手前には加水用のホースがあるのが目に留まります。どうにか入れる温度まで加水しました。
右手奥にある湯口からは槽内底付近を経て常時投入されています。
くれぐれも湯船にいきなり飛び込んではいけません。マナー的にもそうですが、このあつ湯に飛び上がること間違いなしです。相当な猛者でなければ加水せずに入るのは無理です。
私の後から入って来た地元常連と思われる年配さんは、何事もなさげに湯口付近に構えると、眉をひそめる事もなく暫くそのまま。さすがに慣れているのか猛者ですね。感心致します。このあつ湯はかなり効きました。湯上り後の汗が尋常ではありません。
http://onsen.nifty.com/minakami-onsen/onsen007064/kuchikomi/
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3.「金田屋旅館」
http://www.yujuku-kanetaya.com/
http://kanetaya.gunmablog.net/
http://onsen.nifty.com/okutone-onsen/onsen010100/kuchikomi/
「ゆじゅく金田屋」 弘須の湯 動画
https://www.youtube.com/watch?v=FdOBk0xEUMM
群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉608
電 話 0278-64-0606
駐車場無料 30台
地図
https://www.google.com/maps?ll=36.700027,138.912929&z=14&t=m&hl=ja&gl=US&mapclient=embed&cid=7305091462835992830
男女別内湯
料金 大人 600円(税込)
利用時間 13時半~16時
利用温泉 源泉名:窪湯(湯宿温泉)
源泉の泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉
温泉:59.1℃ 利用施設:41℃
水素イオン:8.0PH
蒸発残留物:1.372g/kg
温泉利用状況
【加 水】 源泉温度が高いため加水しています
【加 温】 加温はしていません
【循環ろ過】 循環ろ過装置は使用していません
【入浴剤の有無】 入浴剤は入れていません
【消毒処理の状況】 消毒処理は使用していません
http://www.yujuku-kanetaya.com/seibun.html
「金田屋旅館」 投稿者:うつぼ 投稿日: 2002年 5月19日(日)23時09分32秒
若山牧水も泊まった明治元年創業の老舗宿。
R17 三国街道沿いの駐車場に駐車し 1分ほど歩いて宿へ。
(石畳みの湯宿メイン通りには、全く駐車場がなく行き止まりなので注意)
なかなか風情のある帳場の横の男湯「弘須の湯」は内湯のみ。
石造 5.6人の質素だが入り心地よい湯船。
カラン4。シャンプー・ドライヤーあり。15時前で独占でした。
湯口は2段で上段の槽で湯温を下げてから湯船へ投入。
コップあり飲泉可。湯口には白い析出。
投入量(20L/min弱)をそのままフローする源泉かけ流し。やや熱めのお湯。
お湯は無色透明ほぼ無味無臭で、法師よりぼう硝泉の特徴?が出ている感じ。
ここもよく澄んだきれいなお湯です。肌にまとわりつく感じのお湯でかなり強いキシキシ感があり、浴後はしっとりもちもちに...。浴感は十分でさすがに上州の名湯です。
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs02/bbs020511_0520.htm#1021849772
温泉にいらっしゃい♪ 湯宿・金田屋☆お部屋と弘須の湯
http://ameblo.jp/naruru8854/theme3-10072871347.html#main
2008-4/13
以前湯宿を訪れた際、立ち寄りをお願いしたものの、 清掃中で断られてしまった事があります。ただ、その際にとても感じが良かったので、是非もう一度来たいと思っていた所でした。
今回は、お願いしたところ、宿泊の方が入っているので、少し待って頂けるならばとの事。
一旦出直し、時間を置いて再度お願いした所、今は誰も入っていないからどうぞと入れていただく事が出来ました。
宿泊客を大切にされている姿勢が伝わってきます。また、今回もとても感じが良く、やっぱり素敵な所だなぁと、改めて実感しました。
お風呂は男女別で、内湯のみ。玄関入ってすぐの左手側にあります。
お宿の規模相応と言う感じがする、小ぢんまりとした作りのもので、湯船がひとつと、洗い場が数人分あります。
お湯は窪湯源泉で、温度が高いので加水しているとの事。
湯船には無色透明のお湯がなみなみと張られていました。
循環はしておらず、ちゃんと掛け流されている様子です。
お湯に体を沈めてみると、42度程度でしょうか。ほぼ適温ですが、共同浴場などの熱いお湯を期待すると、少々物足りなく感じてしまいます。ただ、しっかり芒硝成分を感じる事は出来て、入った直後は僅かながらピリッと肌を刺すような刺激があります。
うっすらと芒硝臭があり、お湯から上がるとサラサラして気持ちがいい、癖の無い感触。
湯めぐりしはじめの頃は、兎に角強烈で特徴的なお湯が好きでしたが、最近はこう言うお湯が好きになって来ました。
湯口のお湯を口に含むと、ほとんど味がしないのですが、僅かに薬味味のような芒硝味がします。
少し薄暗くて雰囲気が良い浴室で、ゆっくり寛ぐ事が出来るのも良いですね!
やっと入浴する事が出来た金田旅館さん。
とても感じが良いお宿で、内部も小奇麗な印象。鄙びた所ばかりなのかと思っていた湯宿のイメージが少しだけ変わりました。
今後、三国街道を通過する旅に、この金田旅館さんの対応の良さを思い出す事になるでしょう。とても素敵な一湯でした!
http://jake.cc/onsen/gunma/yujuku-kaneda/yujuku-kaneda.html
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4. 大滝屋旅館 (ゲンセンカン)
http://www.ootakiya.com/
http://www.yujuku-onsen.com/
http://onsen.nifty.com/minakami-onsen/onsen009057/kuchikomi/
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/76921/76921.html
湯宿温泉大滝屋 つげ義春/ゲンセンカン主人の宿
https://www.youtube.com/watch?v=pac6uB7nJOw
湯宿温泉。大滝屋旅館さん「いい湯だな」デュークさん色紙の宿 動画https://www.youtube.com/watch?v=skt4BNc2FWQ
群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉2383 (旧 利根郡新治村)
電 話 :0278-64-0602
駐車場有り 10台 無料
総部屋数 7室
時 間 : 正午12時から午後8時
料 金 :500円
「五郎兵衛やかた」を御利用のお客様は、レシートを提示ください。
レシート記載の日に限り、入浴を無料サービスさせて頂きます。
アクセス
JR上越線後閑駅又は上越新幹線上毛高原駅より猿ヶ京行きバスに乗車、湯宿温泉上にて下車後、徒歩1分
福祉タクシー予約対応
福祉タクシーによる有償送迎を行っています。(利用条件などお問い合わせ下さい)車椅子乗車可
地図
http://map.goo.ne.jp/map.php?blog=1&from=gooblogparts&MAP=E138.54.57.690N36.41.53.043&ZM=9&id=akizzz1
http://map.goo.ne.jp/map.php?blog=1&from=gooblogparts&MAP=E138.54.57.690N36.41.53.043&ZM=9
男女別内湯
加水:なし 加温:なし 掛け流し方式 殺菌処理:なし
〔 源泉名:湯宿温泉 大滝源泉とクボ(窪)湯の混合泉 〕
(窪湯源泉)ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(中性-低張性-高温泉)62℃
(大滝源泉)カルシウム-炭酸水素塩泉 39.1℃
Na・Ca-硫酸塩温泉
48.0℃*、pH=7.2
湧出量:測定せず
成分総計=1.26g/kg
Na^+=236mg/kg (60.59mval%)、Ca^2+=131 (38.54)、Fe^2+=0.04、F^-=4.0、Cl^-=94.2 (15.76)、SO_4^2-=642 (79.32)、HCO_3^-=37.9、陽イオン計=371 (17.0mval)、陰イオン計=778 (16.9mval)、メタけい酸=52.6、メタほう酸=6.2 (H17.6.30分析>
湯宿温泉 「大滝屋旅館」 〔 Pick Up温泉 〕2006/08入湯
http://blog.goo.ne.jp/akizzz1/e/fa57eaefba181e63830dbc0f9f71d55a
名湯、湯宿で自家源泉をもつ貴重な宿。
湯宿でも奥まったところにあって、共同浴場「小瀧湯」の脇からのアプローチはなかなか風情があります。
湯宿のおもだった湯宿はおのおの屋号?をもっていて、ここは「薬師の湯」です。
【写真 上(左)】 案内図
【写真 下(右)】 アプローチ-1
接骨院も兼営していて通院がてら入浴している人もいるのか、日帰り受付は手なれたものでした。
浴場は混浴風呂と婦人風呂があり、婦人風呂はかなりこぶりのよう。
この日は空いていたので混浴風呂に貸し切りで入れました。
入口の暖簾をくぐり、右が婦人風呂、左が混浴風呂で脱衣所・浴室ともにこぢんまり。
【写真 上(左)】 アプローチ-2
【写真 下(右)】 エントランス
浴室はやや暗めながら、傍らを小さな沢が流れていてなかなか風情があります。
HPによると大滝源泉は沢の上手にある滝(大滝?)の脇から湧出しているそうで、沢沿いには泉源施設らしきものがありました。
【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 脱衣所
カラン1+α(温泉かも?)、シャンプー?、シャワー・ドライヤーなし。
土曜14時で貸切。
【写真 上(左)】 浴室前の小沢
【写真 下(右)】 泉源施設?
伊豆石+タイル貼4-5人の浴槽ひとつをシンプルに配置。
タイル壁から突き出た石膏付塩ビパイプから赤茶に変色した伊豆石の湯口に落とし、さらにそれを浴槽に注いでいます。湯口のうえにはコップがおいてありました。
槽内注排湯はみあたらず、潤沢なオーバフローはかけ流しでしょう。
【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 湯口
やや熱めのお湯は、ほぼ無色透明で、白くおおきな羽毛状の湯の花がただよいます。
弱塩味にしっかりとした芒硝味が加わり、石膏泉系のほこほことしたやわらかな湯の香にわずかながら焦げ臭がまじります。
【写真 上(左)】 ざんざこのオーバーフロー
【写真 下(右)】 カランも温泉?
ツル(ヌル)すべのうらに硫酸塩系の弱きしととろみを感じ、よくあたたまり、浴後は肌がさらさらになってすっきり爽快感のでるなかなかのお湯です。
窪湯よりとろみとクセのあるお湯で、イメージ的には
「窪湯」
http://blog.goo.ne.jp/akizzz1/e/5e7afe1ca5e6942e0ef20208d411d137
と
洗湯(「湯本館」)
http://blog.goo.ne.jp/akizzz1/e/aa6bce13906e9c15cb058382abf516b0
の中間くらいかな?
【写真 上(左)】 湯口&湯色
【写真 下(右)】 ケロリン桶です
泉温が低いためか、惜しくも窪湯と混合していますが、それでもこれだけの個性を発揮しているので大滝源泉はかなりの実力派では?
湯宿は共同浴場めぐりも楽しいですが、ここや「湯本館」など、自家源泉系のお宿の入りくらべをしてみるのもこれまた一興では・・・。
(ただし、夏場にやるとヘロヘロになりますが・・・(笑))
〔 源泉名:湯宿温泉 大滝源泉とクボ(窪)湯の混合泉 〕
Na・Ca-硫酸塩温泉 48.0℃*、pH=7.2、湧出量:測定せず、成分総計=1.26g/kg
Na^+=236mg/kg (60.59mval%)、Ca^2+=131 (38.54)、Fe^2+=0.04、F^-=4.0、Cl^-=94.2 (15.76)、SO_4^2-=642 (79.32)、HCO_3^-=37.9、陽イオン計=371 (17.0mval)、陰イオン計=778 (16.9mval)、メタけい酸=52.6、メタほう酸=6.2 (H17.6.30分析>
*) 館内掲示に湧出温度:湧出口62℃+39.1℃とあり、窪湯源泉は泉温60℃ほどなので、大滝源泉は泉温39.1℃では?
宿のHPによると
(窪湯源泉)ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(中性-低張性-高温泉)
(大滝源泉)カルシウム-炭酸水素塩泉
とあり、大滝源泉は湯宿では異色の重炭酸土類泉のようです。
(温泉利用掲示>
加水:なし 加温:なし 掛け流し方式 殺菌処理:なし
■ブランドグルメ
〔 たくみの里のむヨーグルト 〕
http://www.takuminosato.or.jp/s_ygrt.html
地元産の生乳をつかってつくられるのむヨーグルトは
「たくみの里」
http://takuminosato.or.jp/
の人気アイテムです。
濃厚な味でほのかな酸味がいい感じ。通販もされています。
http://blog.goo.ne.jp/akizzz1/e/fa57eaefba181e63830dbc0f9f71d55a
2008-4/13
つげ義春の「ゲンセンカン主人」の舞台になったとも話を聞く、大滝屋旅館。
以前立ち寄ろうと思って伺った事がありますが、清掃中で入ることが出来ませんでした。
お宿へのアプローチは2通りあり、小瀧の湯 側から行くと、看板が非常に鄙びていて、まるで「ゲンセンカン主人」そっくりなアプローチで実に素晴らしいです。
国道側から行ってしまうと、駐車場でちょっとつまらないので、初めて行かれる方は、是非共同浴場側の細い路地を使用して欲しいです。
お宿はつげ義春の作品とは全く違う、普通のところ。
現在は接骨院も併設されています。
中に入り、立ち寄りをお願いすると、今回は快くOKして貰えました。
お風呂は男女別で、内湯のみです。
雨が降る夕方で、何だか少し薄暗い感じです。
タイル張りのシンプルな浴室は、手前が洗い場、奥が湯船と言う造り。
湯船は4~5人ゆったり入る事が出来そうな、そこそこ大きい物です。
ちなみに女湯は三角形でかなり小さい湯船だったそうで、ちょっと羨ましい。
お湯は薄暗いので確認し辛いですが、恐らく 無色透明。
湯花なども特に見当たりません。
少し温めで41度くらい。ずっとお湯に浸かっている事が出来る温度です。
お湯は掛け流し。ここは独自源泉の大滝源泉と窪湯源泉を混合して利用しているとの事。
僅かに温泉臭がしますが、湯宿っぽい芒硝臭とはだいぶ印象が違います。
温いせいもあるかと思いますが、お湯自体もあまり鮮度を感じません。
ただ、肌触りはとても柔らかく、別に印象は悪くありません。
湯口からは少し熱めのお湯がドボドボと注がれていました。
脇にはコップもあり、飲泉が出来るようになっています。
お湯を口に含んでみたところ、ほとんど無味ですが、僅かに土類系の味がします。
芒硝泉と言うより、炭酸水素塩泉と言う印象の方が強いかな?
温めなので、時間を気にせずにゆったり入ると気持ちが良さそうなお湯だと思いました。
ゲンセンカン主人のイメージは、入り口のアプローチだけでした。
作品のように、浴室内に仏壇とかあったら面白かったのに・・・ って、でも、本当にあったら嫌かな?(笑)
ともあれ、来たいと思っていた所でしたので、立ち寄る事が出来て良かった一湯です。
http://jake.cc/onsen/gunma/yujuku-ootaki/yujuku-ootaki.html
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5.太陽館
http://www.taiyoukan.com/
群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉2384
電 話 0278-64-0211
男女別内湯
料金 600円
営業時間 極端な早朝や深夜以外ならいつでも
窪湯源泉
2008-4/13
三国街道を走っていると、電飾で「日帰り入浴OK!」みたいな案内が出ていて、常々気になっていたお宿です。何となく今までスルーして来ましたが、行ってみない事には良いか悪いか分からない訳で、立ち寄ってみました。
小ぢんまりした旅館と、ひっそりたたずむ共同浴場と言うイメージが強い湯宿温泉にしては、結構立派な外観をした建物です。
内部も結構広々としています。ただ、中に入っても誰も降りません。「ごめんくださーい!」と叫ぶも、誰も出てくる様子がありません。
5 時前でしたが、夕食の準備とかでお忙しいのかな?でも、堂々と立ち寄りOKと書かれている事ですし、玄関をあがって、フロントを見ると、そこには内線電話機が 1台あり、「御用の方は9番まで」と書かれています。
「ここがフロントな訳で、この電話機は普通部屋に置かれている物じゃないのかな?」と、疑問もありましたが、とりあえず9番にかけて見る事に。電話に出たのは男性の声で、ご主人と思われます。。立ち寄り出来るか聞いてみたところ、愛想良く、「はいはい出来ますよ!お待ちください!」との事。暫く待つと、中から電話の声の主と思われるご主人が出てこられました。
料金は600円との事です。私が「日帰りは何時頃まで受け付けているのですか?」と聞いてみた所、「夜中の12時でも・・・私たちが起きていればいつでも大丈夫ですよ」と仰っていました。
こちらのお宿には、お風呂が2箇所。露天と 内湯があります。
露天風呂はお宿の自慢なのか、街道沿いの電光掲示板でもしきりに宣伝されている物です。そういえば、湯宿で露天があるのは、ココだけのような気がします。
まずはそちらに行ってみました。露天は館内をちょっと歩いた、3 階にありました。
ちゃんと男女別に分かれており、脱衣所と浴室の間に仕切りの無い、素敵な作りをしています。最近出来たばかりなのでしょうか、使用しているヒノキ が綺麗で、和風ですが、現代風にデザインされたような、良い感じです。
どことなく「劇的ビフォーアフター」的な、演出がかった和風っぽさも感じます。
肝心のお湯はと言うと、無色透明。お湯は窪湯共同浴場と同じ窪湯源泉。
湯口は2箇所あり、静かにお湯が注がれています。その片方には飲泉用の
コップも置かれていて、期待出来そうですが、残念ながら循環式。
ただ、循環はしていますが、ちゃんと新湯が投入されているようですし、不快
な塩素臭は一切しません。
お湯に浸かると、湯宿特有の芒硝成分でビリビリ来ます。ただ、ビリビリ感
はほんの一瞬で、そんなに持続しません。引き湯距離と、やはり循環による
物が大きいのでしょうか、鮮度は多少損なわれている感じです。
残念ながら眺望はあまり良くなく、せいぜいタヌキの置物と、遠く対岸の町並
みが少しだけ見える程度なのですが、外の風に当たりながら入る湯宿のお湯
は、それはそれで価値のある物です。
続いて、内湯。こちらは露天とは離れた2階 にあるので、一度服を着て移動しな
ければなりません。こちらも勿論男女別です。
手前側に洗い場があり、奥が湯船。湯船は一度に10人以上浸かる事が出来る
ような、結構大きな物です。室内の換気があまり良くなく、少し篭った印象があ
るのですが、これは露天から移動してきた直後だから、余計にそう感じさせるの
かも知れません。
お湯はこちらも同じく窪湯源泉。ただ、こっちは循環されておらず、加水のみの
ようです。
湯口からはお湯がドボドボと注がれています。
入った印象は、わずかに芒硝っぽさを感じる物の、少し温めなので、ビリビリ感
はしません。逆に、肌触りサラサラと言う印象。
入りやすい温度ですし、これはこれで悪くは無いのですが、湯船の大きさのせ
いもあってか、鮮度は失われています。
うーん、これだったら、循環でも湯船が小さい露天の方が良いかな・・・?
お湯の使い方や鮮度は、間違いなく共同浴場の方に軍配が上がります。
そもそも、旅館に共同浴場以上を求めるって言う事自体が無理ありそうな気もしますけ
どもね・・・
ただ、遅い時間でも受け入れて下さるのは有難いですね。今後も三国街道を越える旅
人を癒し続けてほしいと思いました。
http://jake.cc/onsen/gunma/yujuku-taiyo/yujuku-taiyo.html
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6. 湯宿温泉 共同浴場
湯宿温泉 共同浴場 4ヶ所
外来者は16時から21時
100円(100円以上を料金箱へ入れる方式)
源泉掛け流し (加水なし・加温なし・循環殺菌
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2022/06/26 (Sun) 17:58:29
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6. 湯宿温泉 共同浴場
湯宿温泉 共同浴場 4ヶ所
外来者は16時から21時
100円(100円以上を料金箱へ入れる方式)
源泉掛け流し (加水なし・加温なし・循環殺菌なし)
① 共同湯 小滝の湯
http://onsen.nifty.com/okutone-onsen/onsen011271/kuchikomi/
2006/02/11
湯宿温泉にある共同浴場の一つです。有名な「窪湯」のすぐ近くにあります。
外観はいかにも共同浴場ってな感じです。お風呂は内湯×1があります。
4~5人が入れるこじんまりとしたタイル張りの浴槽に無色透明のお湯が張られています。
お湯はちょっぴり芒硝臭のする芒硝泉で入り心地は良いものがあります。
少しだけ湯の花の舞うお湯は特別なものではありませんが、とても入浴感が良くうっとりとしてしまいます。こういう共同浴場はいつまでも続いて欲しいと思うと同時に地モ専にならいように祈るばかりです。
http://www.kumagary.com/onsen/gunma/yujyuku_kotaki.html
2007(H19)/7/15
群馬県みなかみ町旧新治村の三国街道沿いにある温泉街の共同浴場。窪湯のすぐ裏手にあり,窪湯源泉と温めの小滝源泉を注がせている(女湯に湯口があるらしい)。
ここも地元民のための浴場という色合いが強く,下区の人たちが各自で鍵を管理し,観光客のために時々鍵を開け放す以外の日はしっかり施錠されている。協力金100円以上を支払うと正式に利用することが出来る。
この日は運良く解放日だったらしく,訪れたときには近代的オートロック解除システムが起動しており,通常通り協力金を支払って利用できた。脱衣所と浴室が一体型の造りをしており,脱衣所側の仕切のすぐ裏に協力金を入れる箱が設置されている。
長方形の浴槽の手前側に塩ビパイプの源泉口があり,その上に加水用の蛇口がある。
奥には湯もみ棒が立てかけており,早速友人はその湯もみ棒を浸かって湯を冷まし始めた。
最初熱くて入れないと思われたお湯だったが,46℃程度になり十分入れそうな温度に下がった。早速味わってみると…ビリビリビリビリ。本当にじんわり体に染みこんできます。
この浴感はまさしく芒硝泉だ。お湯からは芒硝臭がほんわり香り,遠く津軽大鰐温泉のような薬系の芳醇な香りが自分の顔をニヤニヤと喜ばせてしまう。
この源泉,友人の話だと窪湯と小瀧源泉の混合泉らしいのだが,それらしき雰囲気はあまり感じられなかった。噂によると女性浴室にタマゴ臭がする温いお湯が注がれる源泉があるらしいのだが…。まだ未確認です。
こういうときだけは都合良く女性がうらやましく思えてしまう。
http://todik.goemonburo.com/g-yujuku-kotaki.htm
2009-3/21
窪湯のすぐ近くにあり、一応観光客でも利用出来るそうですが、普段は施錠されていてなかなか入る事が出来ないそうです。
私が訪れた際も施錠されていたのですが、運よく中から出てくる人がいたので、入れ違いで入る事が出来ました。
内部はいかにも共同浴場と言った感じがする、必要最低限のものがこじんまりとまとまった造りをしています。
脱衣所と浴室は一体型で、浴室内には湯船がポツンと一つ。当然ですが、備え付けのシャンプーは勿論、カランもありません。
なお、入浴料は100円で、脱衣所にある料金箱に入れる仕組みになっています。
お湯は無色透明。成分表が無かったので詳細は分かりませんが、どうやら芒硝泉らしく、芒硝臭がします。少し熱めで、肌がビリビリしました。
湯切れが非常に良く、入っている時はとても熱いのですがあがるとすぐに汗が引きます。
なかなか入り応えがあり、とても気持ちが良かったです。
2009年 3月 21日 - 再々訪
湯宿に入った事が無いと言う友人の案内で、湯宿温泉に来ました。
ココには共同浴場が4か所あるのですが・・・
竹の湯、松之湯、窪湯と3つまわって、どこも全部鍵が掛かっています。
もともと鍵が掛かっている事の多い温泉地でしたが、こんなどこも閉まっている事は初めて です。最後の小瀧の湯に願いを託して、入れないかと来てみたら・・・
あぁ、ココも鍵が閉まっている! ナンテコッタイ!!!
うーん、どうしようかと、頭を抱えていた所、小瀧の湯のはす向かいの民家から、お婆ちゃんが出てきて、「お風呂入りたいの?」「じゃあ鍵を開けてあげるよ」と言って、小瀧の湯の鍵を開けてくれました。
あぁ、このまま帰るしか無いと思っていたので、嬉しいです!
お湯は、直前まで鍵が掛かっていて誰も入っていなかった事もあり、鮮度抜群です。
ビリビリ熱いお湯は、48度近くあります。お湯から香る芒硝臭が実に心地良いです。やっぱ湯宿のお湯は気持良いなぁ~!
ピュアな芒硝湯と、お婆ちゃんの優しさが、とても身にしみて気持ちが良い一湯でした。
http://jake.cc/onsen/gunma/yujuku-kotaki/yujuku-kotaki.html
② 共同湯 窪湯
http://onsen.nifty.com/minakami-onsen/onsen007065/kuchikomi/
「窪湯」 動画
https://www.youtube.com/watch?v=XADSJq8gw58
https://www.youtube.com/watch?v=00i6cIWi7jU
https://www.youtube.com/watch?v=gvPB8rlA65Y
2002/03/29
源泉のすぐ前にあり、なかなか立派な外観をしています。
お風呂は内湯×1があります。
共同浴場としては大きい方で10人は入れるタイル張りの浴槽に無色透明のお湯が勢いよく注がれています。
お湯はやや熱めで、身体を浴槽に沈めるとキリリとした感触があります。
湯面からはほんのり温泉臭も感知できます。肌触りはさらりとしたものですが入浴感は悪くありません。さっぱりした入り心地です。
http://www.kumagary.com/onsen/gunma/yujiku_kuboyu.html
2006-2/11
湯宿温泉に4箇所ある共同浴場のひとつで、源泉すぐそばにある大湯的存在の共同浴場です。
窪湯以外にある3箇所は施錠されている事も多く、観光客には少々敷居が高いところですが、この窪湯は常に利用出来るよう開放されているみたいです。
入浴料は他の共同浴場と同じで100円。
管理人不在のため、脱衣所にある料金箱にお金を入れる仕組みです。
中は、脱衣所と浴室がちゃんと分かれた、なかなか立派な造りをしています。
脱衣所には洗面器や鏡なんかもあり、ちょっと贅沢な感じもしますね。
浴室には湯船が一つ。ちゃんとカランもあり、使い勝手は非常に良さそうです。
お湯は湯宿の共有源泉らしく、直前に入った小瀧の湯と同じ無色透明で僅かに青味がかって見えました。
適温なのでゆったり浸かることが出来ます。湯船も結構広々としているので、日常使うお風呂としては申し分無さそうです。
湯口傍に飲泉用のコップが置かれていたので、試しに飲んでみたところ、薬品系の臭いがし、僅かに苦味がありました。
地元の方々が多く利用する大切な共同浴場です。
観光客の我々は「入れる事が当然」とは思わず、マナー良く利用したいですね。
http://jake.cc/onsen/gunma/yujuku-kuboyu/yujuku-kuboyu.html
2007(H19)/7/15
群馬県みなかみ町旧新治村の三国街道沿いにある温泉街の共同浴場。 基本的に下区の人たちのための共同浴場なのだが,湯宿温泉のシンボルとしてほぼ毎日夕方から夜まで一般開放されている。湯宿温泉にある共同浴場の中では一番広く,窪湯の横には一休みできるベンチと休憩所がある。
入口から中に入ると,脱衣所には赤い料金箱がある。これらは湯宿温泉街共通で,維持管理にあてるために湯を利用する人から寸志として頂いているものだ。心ないアラシがいるからなのかわからないが,料金箱に向かって天井から監視カメラが設置されてあった。
浴室内は近隣の小瀧の湯や竹の湯のようにタイルばりの床,そして十和田石をあしらった浴槽が1つあるシンプルなもの。ここは浴槽も洗い場も広く,一度に6~8人はゆったり浸かれるサイズだ。他の共同浴場が2~3人サイズなのに対して窪湯浴槽がこのサイズなのでかなり広めに感じる。
湯口から無色透明のビリビリ熱いお湯が静かに注がれている。湯口お湯からは石膏系の香りが感じられた。お湯に体をとっぷりと浸け,湯面に鼻をもっていき香りを嗅ぐと今度は芒硝系の香りが感じられる。芒硝好きの人にとってはたまらない香りだ。しかもこの日はだれも利用客が居らず,このお湯を何と独占することができたのだ。
人の気配も無くただお湯の落ちる音のみを聞きながらビリビリと熱い湯に浸かる。これぞ湯宿の醍醐味か?もし自分の住む地に近ければ何度でも足を運びたい温泉街です。
http://todik.goemonburo.com/g-yujuku-kubo.htm
③ 共同湯 竹の湯
「竹の湯」 動画
https://www.youtube.com/watch?v=qXJTOpCJ0Yg
2006/02/11
湯宿温泉にある共同浴場の一つです。湯宿温泉街の入口近くにあります。
ここも立派な外観の共同浴場です。お風呂は内湯×1があります。
浴室は「窪湯」と同じように立派にリニューアルされていますが、「窪湯」よりは一回り狭い感じがします。 4~5人が入れる広さです。
お湯は無色透明のちょっぴり芒硝臭のするお湯で、勿論ここも入浴感は十分にあり入り心地は良いです。
ここも地元の方に愛されている共同浴場のフンイキが溢れており、一般人が立ち寄りで入るのは申し訳ないような気もします。快く鍵を開けてくださった地元の方に感謝です。
http://www.kumagary.com/onsen/gunma/yujyuku_take.html
2007(H19)/7/15
群馬県みなかみ町旧新治村の三国街道沿いにある温泉街の共同浴場。
4つある共同浴場のうち,一番下手にある立派な佇まいの共同浴場。
この日は鍵がかかっていたため入口付近でしばらく待っていたところ,洗面器を持った地元のおじさんが現れたため100円を支払い,鍵を開けてもらって利用した。
佇まいは大きいが中はそんなに広くなく,3人くらいが入れる十和田石浴槽に石湯口から熱々の芒硝泉が注がれかけ流されている。
湯口の石には芒硝成分がこびりついており,湯口からは弱い芒硝臭も感じ取れる。
お湯に浸かってみると,熱めのお湯がさらに熱く感じ,体にビリビリとさし込んでくるような浴感だった。これは気持ちいいです。一度入って慣れてしまうとやはり心地よい感じになり,逆にこのビリビリ感がたまらなくなってくる。
やはりいいなぁ湯宿温泉は。こういう浴場を自由に使える地元住民になりたいと切に願った夜でした。
http://todik.goemonburo.com/g-yujuku-take.htm
④ 共同湯 松の湯
2006/02/11
湯宿温泉にある共同浴場の一つです。
ここは集会所風の外観で、地モ専のような感じがする共同浴場です。
たまたま地元の方が出てきましたので入浴をお願いすると、100円を払ってくれればOKだとのことでしたのでありがたく入浴させていただくことにしました。
ここは事前の情報だと入浴するのは難易度が高いということだったので、とてもラッキーだったのかもしれません。
お風呂は内湯×1があります。3~4人が入れる小ぶりなタイル張りの浴槽に無色透明のお湯が張られています。ここは他の共同浴場に比べて入浴する人が少ないせいか、かなり熱めのお湯になっています。ちょっとピリリとくるお湯で、とても気持ちが良いです。
少しだけ湯の花が舞っています。はっきりとわかる芒硝泉特有の臭いが素晴らしいです。
ここは浴槽の下のほうで女湯と繋がっているタイプの浴槽です。
ここは湯宿温泉のピュアな温泉を味わえる貴重な施設だと思います。
http://www.kumagary.com/onsen/gunma/yujyuku_matu.html
2007(H19)/7/15感動の夜
群馬県みなかみ町旧新治村の三国街道沿いにある温泉街の共同浴場。
ここには地元住民が利用している共同浴場が4つあり(上区に2つ,下区に2つ)それぞれを鍵制で管理している。たいてい2つの共同浴場が日替わりで鍵を開けて開放されているが,鍵が開いていない時に利用する場合は地元の住民に断って鍵を開けてもらい,100円の協力金を支払うと良い。
この松の湯は基本的に下区の住民が管理しており,下区には旅館が1軒もない閑静な住宅街。しかも表通りから約20mほど細い路地を入った先にあるため始めていく場合は見つけられず,地図に頼ることになる。今回はラッキーなことに鍵が開いており,しっかり協力金を支払ってありがたく利用させてもらった。
脱衣所一体型で寂れた感じの浴室に仕切を隔てて男女の浴室と繋がっている内湯浴槽が1つあるだけのシンプルなもの。床はタイルばりで,壁や天井は立派な木組み。湯口は浴槽の横の升に一旦貯められて冷まされ,静かに注がせる方式となっている。熱めのお湯は45℃程度に保たれているが,芒硝泉ならではの体感温度アップで47℃ほどに感じる。ビリビリする浴感と湯面から漂う薬系の芒硝臭が感動を誘う。この香り,青森の大鰐や浅虫の独自源泉で嗅ぐ時の香りと同じである。これぞまさしく芒硝泉だ。
芒硝好きな自分は我を忘れて長めの時間その湯に浸かってしまいました。閑静な住宅街にあるため,自分たちが静かにすると本当にお湯の音しか聞こえません。しぃんと静まりかえっている中,湯が溢れていく音に耳を傾けてみると,普段はあまり耳にしないような小さなお湯のささやきが聞こえてきます。まさしく「感動の湯浴み」です。
しばらくすると地元のおじいさんがやってきて,浴槽の中でいろいろお話しすることが出来ました。昔,松の湯が表通りに面していた(50年近く昔)というお話や,マナーが悪い客が来たときの話など,いろいろお話を聞かせてもらいました。地元の方とお話ししながらゆっくりお湯に浸かるのも共同浴場ならではの光景です。この日自己最高の湯破数を記録した後だったにもかかわらず,ここのお湯は全然疲れませんでした。逆に浸かれば浸かるほど元気が沸いてくるようなお湯でした。芒硝好きにはたまらないです。
4つある共同浴場はどれもお湯は同じ感じでどの建物もこぢんまりしているのですが,一番古い建物で大切に守られている感じがするこの松の湯が一番すばらしく感じました。個人的にここは今回の旅行で一番印象深いお湯になりました。いつの日か建て替えられる日が来るでしょうが,それまでの間もぜひ住民達の心と体を癒し続けていってほしいと思います。
http://todik.goemonburo.com/g-yujuku-matu.htm
4つの共同浴場(窪湯、小滝の湯、竹の湯、松の湯)はすべて見ましたが、鍵がかかっているところもあり、慣れない人は後込みする感じ。
ポケットパーク横の窪湯が一番観光客向けでしょうか?
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs02/bbs020511_0520.htm#1021849772
一郷一会・関東周辺100名湯プロジェクト
湯宿温泉 「共同浴場」2005-10-02
http://blog.goo.ne.jp/itugou/e/2df8cc7512ba3785888b39f6a3837d8c
湯宿温泉の共同浴場は、この小規模な温泉郷には珍しく、4軒の共同浴場があり一番大きな「窪湯」そして「小滝湯」「竹の湯」「松の湯」がありますが外来用として「窪湯」と「小滝湯」が開放されているが、管理人の方曰く、ここ湯宿温泉も一部の心無い入浴客のために地元のかたが迷惑しているという、閉鎖される可能性もあるのでここの温泉に限らず、共同浴場のルールを見につけて入浴したい。
湯宿温泉は、これまで数多くの入浴してきたが、土曜日ということもあって、小滝湯に入浴する、窪湯の半分位の、5から6人くらい狭い浴場で、50℃位の源泉が少し絞り気味で掛け流しで投入されており、今日1番風呂なので、やや熱い湯であった。湯は、表面が熱く下にしたがって、温くなるので十分な湯もみを行うと、適温になることがある。(それでもダメなら加水するが)
準備体操も兼ねて10分位の湯もみで、大分適温になってきたので、入浴する。
硫酸塩泉らしくちょっと屈折率の高いお湯に入ると、香りが漂う、石膏臭交じりの芒硝泉の香りであり、温泉らしさが感じられる香りである。
味は、薄い塩味が感じられる石膏味で、硫酸塩マニアには堪らないものであり、その温泉の濃さに益々期待が高まる。
硫酸塩泉系は、炭酸水素塩系に比べ、無色的なものが多いが、その温泉には計り知れないパワーを感じる。入浴中より入浴後に汗が止まらないといった現象が度々起こる。特に芒硝泉系のお湯はそれがよりいっそう増す。
そのお湯を求めて、私は日本各地の温泉に行くといっても過言ではない。
http://blog.goo.ne.jp/itugou/e/2df8cc7512ba3785888b39f6a3837d8c
郡司勇 湯宿温泉 小滝湯共同湯 2010/05/13
http://www.gunjion1000.com/?p=1107
鄙びた風情が良い 松の湯 竹の湯 窪湯とも施錠
国道17号線沿いの湯宿温泉は小さな温泉街で宿の数は5軒ほどであるが、共同湯が4ヶ所あり充実している。
まずモルタル造トタン屋根の鄙びた松の湯共同湯に行くが施錠されていた。
ここが一番地元に密着した共同湯であろう。
松の湯
http://www.gunjion1000.com/wp-content/uploads/2010/05/matunoyu1.jpg
次に板の壁と白い破風に瓦屋根の立派な竹の湯も施錠であった、
竹の湯
http://www.gunjion1000.com/wp-content/uploads/2010/05/takenoyu1.jpg
3つ目のこの湯宿で大湯とも言える窪湯は白壁の造りで瓦屋根の立派な木造であるが、ここも施錠で午前中に空いている共同湯は無いのかなあ?と思い隣の小滝湯共同湯に行くと開いていた。
窪湯
http://www.gunjion1000.com/wp-content/uploads/2010/05/kuboyu1.jpg
小滝湯
http://www.gunjion1000.com/wp-content/uploads/2010/05/kotakiyu1.jpg
http://www.gunjion1000.com/wp-content/uploads/2010/05/kotakiyu2.jpg
メザニン号漂流記 2011-09-26
湯宿の4共同浴場。竹の湯、松の湯、窪湯、小滝の湯。
それぞれの浴場の関係について、少し邪推を試みたくなっています。
小滝(小瀧)の湯と窪湯、それと、竹の湯と松の湯。
前者を「窪湯セット」とすれば、後者は「竹の湯セット」。
つまり、それぞれ二つの浴場が近接し、両セットはやや距離をもって存在しています。
窪湯セットについてみると、窪湯の方が圧倒的に小滝の湯より大きく、立派。
一方、竹の湯セットについてみると、規模はそれほど変わりませんが、湯屋の構えとしては竹の湯の方が松の湯よりどうみてもかなり立派です。
これはどういうことでしょうか?
地元の郷土史研究家のような人に聞けば一発で回答がえられそうですが、そこはよそ者の特権で、勝手に推論してしまう愉しみがあります。もっとも地元郷土史家というような人がもっとも私の苦手とする人なので、推論するしかないのではありますけど。
私の邪推は以下の通りです。
窪湯セットにおける窪湯、竹の湯セットにおける竹の湯、これらは、昔、「男子専用風呂」であったのではないかと。
他方窪湯セットにおける小滝の湯、竹の湯セットにおける松の湯は、「女子専用風呂」ではなかったのかなと。
それぞれのセットにおいて両浴場が近接し、一方のみ立派というアンバランスな構図。男尊女卑の小宇宙がこの関係にはみられたのではないか。しかし、ここは群馬。女性の力が大きいエリアでもあります。一筋縄ではいかない事情がさらにありそう。
というのも、昔であれば「混浴」という方法をとってしまうことができるわけです。しかし「かかあ天下」の上州では、むしろ、女子も女子としてきちんと一つ浴場をもちたいという精神がある。それが、「セット」という形をとり、女子は女子で個別の湯屋を持つに至った。しかし、そうはいっても、肉体労働で大汗をかく男子としては、窪湯のような大きさが必要であったかもしれないし、体面を保つ意味でも松の湯より竹の湯を立派に造らざるをえなかった。ただ、「かかあ天下」という文化は上州一般にみられる(あるいはみられた)風潮であって、湯宿のみがこういう微妙な力関係をもったとも、なんともいえません。
大小、あるいは湯屋の立派さ。極端に差がある二つの共同湯セット。その関係の不思議さが以上のような邪推に至ったわけですが、もう一つ、これを裏付けるかのような「仕組み」がそれぞれの浴槽に隠されています。どの浴場も壁でしきられているものの、実は浴槽内では男女が一体化しているようにみえる。一番わかりやすいのは「松の湯」ですが、他の3浴場もよく壁をみると穴があいていて、男子浴槽と女子浴槽の湯が混交するような造りになっています。これはもともと、それぞれ単一の浴槽で、それを後から二つに分割したからではないかと推測できる。単に壁で仕切って二つの小さい浴槽に分割してしまうと、湯量と湯加減の調整が単一浴槽であったときと比べて難しくなってしまう。それを解決するための構造と推論できないでしょうか。
以上を整理すると、昔はこの地域において、「窪湯」「竹の湯」が男子風呂、「小滝の湯」「松の湯」が女子風呂として存在していた。しかしこれではあまりにも男尊女卑なので、それぞれの浴場に男女の区切りを設けて、4浴場それぞれ男女の浴室をもつに至った。大胆すぎる推論でしょうか?
タネ明かしはいつか誰かが教えてくれるとして、こういう妄想を湯船につかりながらのスパイスとするのも一興でしょう。
不思議な存在感を漂わせる湯宿の4つの共同浴場。鍵がかけられているのに、開いているときもあるし、開いていないときある。観光客からみるとひどく曖昧な湯。しかしこの微妙な世界が、湯宿の魅力でもあります。「共同浴場コスモロジー」と銘々しておきます。ウフフ。
http://d.hatena.ne.jp/TOOFAR2/20110926/p1
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2-1 共同湯 小滝の湯
http://onsen.nifty.com/okutone-onsen/onsen011271/kuchikomi/
郡司勇 2010/05/13
湯宿温泉 小滝湯共同湯 温泉地再訪 75点
http://www.gunjion1000.com/?p=1107
小滝湯
http://www.gunjion1000.com/wp-content/uploads/2010/05/kotakiyu1.jpg
http://www.gunjion1000.com/wp-content/uploads/2010/05/kotakiyu2.jpg
小さな木造の湯小屋で、天井の高い風情のある造りである。
小さなタイル張り浴槽1つのみに湯が掛け流しになっていた。
入浴にはかなり熱く少々加水した。
芒硝泉ということだけ分かるが分析表の掲示がなかった。
透明、少苦味、無臭と観察した。熱めの湯が掛け流しで良い共同湯であった。
http://www.gunjion1000.com/?p=1107
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2022/06/26 (Sun) 18:01:28
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湯宿温泉 共同浴場巡り その1(窪湯・小滝の湯) - 温泉逍遥
http://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/98ebbd1a48ef3acd618f2f3302a15b5b
湯宿温泉 共同浴場巡り その2(竹の湯・松の湯) - 温泉逍遥
http://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/529dbb94c94ffcc66751f2bc5ed2fcb6
湯宿温泉 湯本館 - 温泉逍遥
http://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/c5ff8494dc0ac5d7e2161884d0239225
湯宿温泉 金田屋旅館 - 温泉逍遥
http://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/2028345626a6948125de8e3a29fc73ff
湯宿温泉 大滝屋旅館 - 温泉逍遥
http://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/36f23ba818559563d0f7ce217ded0faf
群馬県の温泉記事の目次 - 温泉逍遥
http://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/15a1737096c0ab7c6c9da4108e80546e
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2024/08/12 (Mon) 02:57:35
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湯宿温泉 松の湯
B級感いっぱい!行き当たりばったり、入れるか入れないか運まかせな共同湯
https://hikyou.jp/report/kyoudouyu/65863/
※※※このレポートは2015年4月に訪れたものです。現状は変わっている可能性がありますのでご自身でご確認の上ご訪問をお願いします※※※
湯宿温泉はとても素朴な温泉街。石畳の小さな小道を歩いたり、共同湯巡りをしたり、そんなゆったりと静かに過ごしたい人向けの温泉街だ。
私が訪れた時は平日だったこともあり観光客らしき人は見当たらず、温泉街は静まりかえっていた。
湯宿温泉には共同湯が4か所ある。
以前は「松の湯」のみ地元の方専用だったようだが、私が訪れた時は「外来者は午後4時~9時の間で」という表示があったので外来者を受け付けているようだった。
基本的には湯宿温泉の共同湯は宿泊者と地元の方がメインな為、「鍵があいていれば入れる」という条件付き、せっかく行っても鍵があいてなければ入れないようだ。
松の湯への道 苔が生えた石畳がいい感じ
「松の湯」はふれあいの横町(石畳のみち)という温泉街メインの通りから少し入ったわかりにくい場所にある。
地図などを見て、なんとなく行けるような気がしながら歩くが、、、迷った。
あれ?こっちじゃないな、あれ?などと言いながら歩き、遊んでいる子供達がいたので「松の湯ってここらへん?」と聞いてみた。
ここが松の湯への入口
細い道を通って松の湯へ
一人の男の子がこっちだよ!先導してくれる。「あーよかった」と思ったら後ろから他の子供達が「知らない人としゃべっちゃいけないんだよ!」「知らない人についていっちゃダメなんだよ!」とみんなで叫ぶ。
いやー怪しいもんじゃないんだけどね、、、。ともなんとも言えず私は苦笑い(^^;
「そうだね、知らない人についていっちゃダメだよね。じゃーあっち?こっち?」と聞いてみるとワラワラと子供達が集まり結局近くまで連れていってくれた。
細い路地を通って到着した共同湯は超レトロ。
湯宿温泉の他の共同湯は今時の共同湯といった雰囲気づくりがされた綺麗なつくりになっていたが、この「松の湯」だけは元地元の方用という事があってのことか、何故かレトロといっていいのか、古びたコンクリート造りで質素な建物。
外来者入浴時間
入口の鍵
入口には「湯宿以外の方は午後4時より9時までに入浴してください」と書いてあり、入口に引っかかっている鍵もなんだかものものしい。
この時は鍵が開いており、すんなりと入る事ができた。
10分以上加水してやっと浸かれる激熱湯
内湯 女性用
建物の中へと入るととてもシンプル。掃除は行き届いており綺麗に保たれている。
脱衣所が目の前にありその奥には湯船が繋がっている。
早速、かけ湯をしようかと湯を触ってみると「あっつーーー!」熱すぎて驚いてしまった。
とりあえず蛇口をひねって加水。、、、、いつまで待っても熱い。。。
湯船は小さくみえるが、実際は下から男湯とつながっているので水で埋めても埋めてもかき混ぜるとせっかくぬるめになった湯が男湯の方へいってしまいなかなか湯温が下がらない。
10分後、、、、手持ちの温度計で計るとまだ46度、、、待ちきれずに入る事にする。
「くーーー」熱い、熱い、熱すぎる。手足を上げて入浴してなんとか入る事に成功。
加水をしながら入っていたので少しすると身体もなれ、気持ちのいいぐらいの温度になってきた。
湯は石膏臭石膏味、かなり加水をしてはいるが、なんとなく湯本館や他の共同湯より濃いようなきがする。
白い5㎜ぐらいの湯の花がけっこうたくさん舞っていた。(後で知ったが松の湯の源泉は窪湯の源泉を引いているとか)
入っているとキュッキュッとした触り心地で湯上りはスースーすっきりとしていた。
脱衣所からつながった浴室
源泉投入口
源泉の温度も温度計で計ってみたが52,6度もあった。
なるほど、熱いわけだ。
加水用の蛇口
アメニティはなし 桶と椅子のみあり
簡易的な脱衣所
素敵な天井
建物はとても質素なつくりだが、何故か天井だけは木造り。
男性用と女性用の浴槽はつながっている
湯を汲む事ができるところ
B級的な建物とわかりにくい場所、濃い源泉と入れるか入れないかわからない行き当たりばったりの運まかせな面白い共同湯。
湯宿温泉で一番気に入った温泉だ。
クチコミ
コロナウイルスで外来者は入浴禁との張り紙
扉には全て「コロナウイルスの為外来者の入浴は禁じます」と言う張り紙がしてあったし、宿泊先の宿の方に入れないと言われていたので、この張り紙を見てやはり入れないんだと思ったのだったが、後で聞くとどうもそうではなく、宿泊すると外来者ではなくなるそうで、鍵を貰って入れるらしい。一体どっちがどうなのか解らないが、とにかく日帰り入浴客はダメらしい。
4軒在る共同湯の中でも松の湯だけが実に解りにくい場所にある。地図を見乍ら行っても通りには無く、ふと細い通路の様な道を覗きこんだ所に、それらしき建物が見えた。
建物の造りも他の共同湯らしい造りではなく、トタン小屋と言った感じ・・何故この共同湯だけがこんな建物なんだろう?
よく見ると松の湯と書いた看板がかかり、男女別の入り口があり、ものものしい鎖と鍵がかかっていた。
玄関口には湯桶と言うか源泉が貯まっており、上には柄杓があったのでそれで汲み出して持ち帰れるのだろう。触れてみたら滅茶苦茶熱かった。
湯宿温泉街にはちょっと感じの変わった石畳が有り、点灯していないライトや竹灯籠、立派な蔵も残り薬師如来も奉られていた。小さな温泉街の中に大きな源泉タンクがあり、そこから引湯している共同湯や宿が多いようだった。
アクセス例:JR後閑駅より路線バス猿ヶ京方面行きで湯宿温泉下車。
https://hikyou.jp/report/kyoudouyu/65863/