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2024/08/20 (Tue) 23:36:47
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【闇】女****隷で行われていたこと
うわさの探偵たち【噂話・雑学・都市伝説】2022/06/11
https://www.youtube.com/watch?v=nmkCcFAYVPI
【目次】
00:00 挨拶と説明
00:53 1.奴隷制度のはじまり
01:53 2.奴隷船で女性が受けた扱い
03:18 3.妊娠や出産をさせられた女性たち
04:09 4.ある女****隷の話
06:10 5.奴隷たちは恐怖政治の中におかれていた
07:26 6.豊臣秀吉が日本人奴隷化を止めた!?
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天皇一族はバイシュン業者
19世紀初頭、世界帝国を建設しようと考えた英国はアジアに対し、アヘン=麻薬を売り、アジア人に英国に対する抵抗心を喪失させ、アヘン売買の利益でアジアを支配するための兵器を買う戦略を採用する。
英国のアヘン売買の中心となったのが、銀行ジャーディン・マセソンであった。マセソンは、英国がインドでアヘンを買い付ける資金を提供し、中国、日本にアヘンを運搬する船の建設費を出し、アヘンの売り上げはマセソンの銀行口座に振り込まれ、その資金で中国、日本を攻める兵器が購入された。兵器の代金は、マセソンの銀行口座で決済された。
マセソン、中国では香港に香港上海銀行(現在の中国の中央銀行)を支店として置き、日本では東京に日本銀行=日銀を支店として創立した。日本政府の井上馨、渋沢栄一に「命令」し、ノウハウを教え、日本銀行を創立させたのは、麻薬銀行マセソンのアレクサンドラ・シャンドである。
日本の中央銀行、日銀は麻薬銀行として創立された。しかし中国と違い、日本では麻薬は売れなかった。
困ったマセソンは、福沢諭吉と天皇に相談し、日本人女性を誘拐し「バイシュン婦」として海外に「販売」する事にした。
貧しい農村の女性には海外で豊かな生活が出来るとダマシ、良家の娘達には洋裁学校を紹介するとダマシ、天皇と三菱財閥は日本人女性を「バイシュン婦」として、海外に売り飛ばした。
天皇と三菱の経営する船会社、日本郵船がダマサレタ女性達をバイシュン婦として海外に運んだ。大部分が処女であった日本人女性達は、船の中で「バイシュン婦」として教育するため、英国人水夫達に毎日、強姦輪姦された。これは天皇の「命令」である。
天皇がダマシ、バイシュン婦として海外に売り飛ばした日本人女性の数は、50万人を超える。大くの女性は、20歳代で****等の性病で死に、または刃物で自分の喉を突き刺して自殺した。
天皇一族の財産はこうして作られた。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/50371493.html
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女の奴隷市 - SM女縄
https://seesaawiki.jp/onnanawa/d/%BD%F7%A4%CE%C5%DB%CE%EC%BB%D4
女の競り市 Auction for Sex Slaves
捕獲された若い女たちが 奴隷市で競りにかけられます
肉の品定めのために 裸で市場へ引き出され、識別用の番号札を股間にさげて いよいよ競りの始まり!!
女の年齢、容姿、肉が吟味され 入札価格が決定します
捕獲された女たち
少女競売
9歳のピチピチの少女が入荷しました
早い者勝ち
正真正銘の8歳の美少女が入荷です
年齢は8歳となっていますが、詳細はお問い合わせください
ひやかしお断り
12歳になってまだ1ヶ月の若い娘がこの価格で!
絶大な人気を誇った美少女 価格はお問い合わせください
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徹底的に肛門調教を施した肛門奴隷です
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肝心なところです。じっくりお確かめください
スタートは 1万円です Opening bid \10,000
入札後のキャンセルはお断りします
よくご覧になって慎重に入札を!
Any Women aged under 24 accepted for Trade-In.
We offer a High Trade-In Price for
1. Unmarried young girls aged under 9
2. Married young women aged under 24 with no pregnant history
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私たち どうなるのかしら
買ってもらえるように愛想を好くするんだ、売れ残ったらどうなるかわかっているな
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売れなかった女たちの末路 End of Girls
売れ残った女は 再び地下牢へ
反抗して目を潰された哀れな少女
売れ残って 臓器販売用として処分される女
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落札された女奴隷のその後
落札され ヒヒじじいに引き取られていった女奴隷たちの毎日は??
Everyday's life of the Slave girls
1. ヌードメイドとして家事労働、夜はもちろん夜伽のお相手。 優しいご主人様で楽しい毎日です
Housekeeping as a Nude maid
掃除するときも もちろん素っ裸
2.サディストのご主人様に毎日責められて
Every day, Sadistic tortures
3.そうかと思うと、 ヌードウェイトレスやらSMショー出演、あげくは性具開発の人体実験
ご主人様が払ったお金を取り返すまで働かされる奴隷もいます
She has to work as a labor slave to earn the money that her master paid for her.
便器から可愛いペットとしての生活、 しかし過酷な運命も・・・
A toilet bowl, a female pet, but sometimes a tragic end・・・
ご主人様の小便器
牝ペットとして躾教育
https://seesaawiki.jp/onnanawa/d/%BD%F7%A4%CE%C5%DB%CE%EC%BB%D4
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「怯えた犬」と化す女****隷
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68972175.html
女****隷は、諦観に囚われた犬のような存在である。心理学者の間では1960年代に行われた行動心理学(behavioral psychology)のある実験がよく知られている。ペンシルヴァニア大学の教授であるマーティン・セリグマン(Martin E.P. Seligman)は、犬を使った実験を行い、「刺戟反応理論(Stimulus Response Theory)」では説明できぬ現象を研究したそうだ。つまり、彼は電気ショックのような刺戟を受けても予想される行動を取らない“無気力な犬”に気づいたそうである。
Martin Seligman 01Steven Maier 24Bruce Overmier 23Christopher Peterson
(左 : マーティン・セリグマン / スティーヴン・マイヤー / ブルース・オヴァマイヤー / 右 : クリストファー・ピーターソン )
実験心理学(experimental psychology)の研究者なら、報酬(rewards)と懲罰(punishments)の仕組みを作って、実験の犬に回避行動を教えたりするが、自由な行動を奪われた犬だと、刺戟を受けても反応せず、黙って耐え忍んだりするから驚きだ。セリグマンはミネソタ大学のブルース・オヴァマイヤー(James Bruce Overmier)教授やコロラド大学ボールターのスティーヴン・マイヤー(Steven F. Maier)教授らと共に実験を重ね、「学習性無力感(learned helplessness)」の研究に勤しんだ。
セリグマンらの実験は様々な学術誌や著書に記されているので、興味のある人はいくつかの論文を熟読してもらいたい。当ブログでは以下の著書や論文を参考にした。
・Christopher Peterson, Steven F. Maier and Martin E.P. Seligman, eds, Learned Helplessness : A Theory for the Age of Personal Control, Oxford : Oxford University Press, 1993, pp.18-23.
・Martin E.P. Seligman, 'Learned Helplessness', Annual Review of Medicine, Vol.23, 1972.
・Christopher Peterson and Martin E. P. Seligamn, 'Learned Helplessness and Victimization', Journal of Social Issues, No. 2, 1983.
・James Bruce Overmier and Martin E. P. Seligman, 'Effects of Inescapable Shock upon Subsequesnt Escape and Avoidance Responding', Journal of Comparative and Physiological Psychology, Vol.63, 1967.
ここでセリグマンが行った犬の実験を簡単に説明しよう。
第一群の犬
ゴムのような布製のハンモック(所謂「Pavlovian hammock」)に四つの穴が空いている。このハンモックの中に実験用の犬を入れ、四つの穴からは四本の足が出ている。床のグリッドには電気が流れており、足が接触すると電撃(electric shock)を受ける仕組みになっている。可哀想だが、ハンモックに吊された犬は、何をやっても電気ショックを逃れることは出来ない。実験では光が点灯した10秒後に電撃を体感するが、犬は身動きが取れない、つまり、どう足掻(あが)いても電気ショックを避けられないから、吠えたり小便をチビってしまうのだ。また、音が鳴ってから10秒後に電流が流れるようにしても、吊された犬はどうすることも出来ない。
第二群の犬
こちらの犬はハンモックに吊されるが、床に電気ショックはない。この被検体の犬は中央に柵(低い壁)のあるシャトル・ボックス(shuttle box)に入れられる。一方の床では、ライトが点灯して10秒後に電撃を受ける仕組みになっており、肩くらいの高さである仕切り(バリアーの柵)を飛び越えると、もう一方の床に逃れることができ、こちらの床に移れば電撃を受けることはない。最初は仕組みが解らず、シャトル・ボックスに入れられた犬は電気ショックに驚くが、電撃回避の訓練を受けるので、隣の床へジャンプすれば苦痛を避けることが出来ると解る。やがてライトが点くと犬は反射的に隣の床へ飛び移るようになる。光を音に変えて同じ訓練を施してやれば、仕組みに気づいた犬は音を聞きつけるや否や、直ちに仕切りを越えて隣の床に飛び移ろうとする。
Pavlovian hammock dog 233Pavlovian hammock dog 1
(左 : 逃避行動を訓練された犬 / 右 : ハンモックに吊された犬)
もう一つ別の実験では、ハネルやボタンを犬が頭で押すと電撃が止まる仕組みにする。電気ショックを受けた犬は、パネルを押すことで電撃を回避することを学ぶと、次第に自分で押すようになり、電撃を免れようとする。(Martin E. Seligman and Steven F. Maier, 'Failure to Escape Traumatic Shock', Journal of Experimental Psychology, Vol.74, No.1, 1967, p.2.)
刮目すべきは電撃回避の訓練を受けていない第一群の犬と訓練を施された第二群の犬が取った行動の違いである。拘束されていなかった第二群の犬は、電気グリッドのシャトル・ボックスに入れられても、ちゃんと回避行動を取ることが出来た。もし、光が点灯して電撃を受けると解れば、柵の壁を飛び越えて隣の床に逃れるし、音が鳴ってから電撃を受けると解れば、同じように柵を飛び越えて隣の床に移動しようとする。
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(写真 / 無気力になった犬)
ところが、こうした訓練を受けていない第一群の犬は、柵を越えて電撃を回避する方法を知らないから、何をして良いのか解らず、ただうずくまり、60秒間の電撃に耐えるだけ。訓練を受けていない犬は、光や音のシグナルが起こっても、電気ショックとの関係を理解できないから、隣の床に逃れるといった発想がない。「ただジッと我慢するだけの犬」という姿を見れば、愛犬家でなくても憐れに思ってしまうが、“逃れる術(すべ)”を知らない動物は、苦痛に堪えるしかないのだ。
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(左 : 杭に繋がれた象 / 右 : 調教師に虐待される象 )
サーカスで曲藝を仕込まれる象も同じである。狩人がサーカスに売り飛ばした仔象は、足首に鎖やロープを巻かれ、杭に繋ぎ止められる。もちろん、自由を奪われた象は逃げようとするが、サーカスの団員は特殊な足枷を用意する。サーカスの調教師は、特殊な金属の輪を象の足に掛ける。こうした輪の内側にはサメの牙のような鋭い金属が附いているから、もし象が暴れると足首に金属の歯が食い込み、悲鳴を上げるような激痛となる。だから、幼い象は激痛を避けるため、自然とおとなしくなり、暴れようとはしないのだ。いくら大きな象でも、調教師の前では「抵抗しても無駄」と解るので、鉤の棒で突かれながら曲藝を仕込まれる事になる。野生の象がボールを転がしたり、後ろ足で仁王立ちになることはないけど、サーカスの象は背中にピエロを乗せて馬のように動き回る。
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(上写真 / 恐怖感が無く、人間になつくペットの犬)
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68972175.html
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2024/08/20 (Tue) 23:43:17
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アフリカ人192名を海に捨て…その目的がヤバすぎた
https://www.youtube.com/watch?v=8PIIA6c6Yx4
アフリカ奴隷貿易のタブー アフリカ側が進んでやっていた
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14076008
ユダヤ人がヨーロッパ人に嫌われる様になったのは白人女性を****隷としてイスラム教徒に売る商売で稼いでいた為
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/210.html
ユダヤ人は白人美女が大好きで、非白人は人間だと思っていない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14077515
白人奴隷 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%99%BD%E4%BA%BA%E5%A5%B4%E9%9A%B7
女性が大半を占めた白人奴隷の一日とは?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14131290
キリシタン大名と日本人奴隷|茂木誠
https://www.youtube.com/watch?v=SfQOczweyhI
世界に売りさばかれた『日本人奴隷の生涯』とは?
https://www.youtube.com/watch?v=OWBcsm1vXt8
【日本と国際問題】日本人が奴隷にされていた過去!5万人が外国に売り飛ばされました
世界史解体新書 2024/06/02
https://www.youtube.com/watch?v=cR3OwiQBmcw
江戸時代の鎖国の目的は、戦略物資である硝石の独占、銀の流出制限、奴隷貿易の禁止だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/594.html
天皇家は伊都国を本拠地として奴隷貿易で稼いでいた漢民族系朝鮮人
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14007686
天皇一族は バイシュン業者
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14023528
人間の屑 福沢諭吉のした事
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14023531
漢民族系朝鮮人の天皇一族による極悪非道の世界侵略の歴史
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003198
人身売買大国 日本
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14110131
こんな女に誰がした_1 (天皇陛下を恨んでね)
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/332.html
【日本にあった奴隷島】子供が売られ強制労働…人身売買の島
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14150255
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2024/08/20 (Tue) 23:55:03
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『マンディンゴ』(Mandingo)1975年 パラマウント
動画
https://www.bing.com/videos/search?q=movie++Mandingo+1975&FORM=HDRSC4
監督 リチャード・フライシャー
キャスト
ジェームズ・メイソン・・・マクスウェル
スーザン・ジョージ・・・ブランチ
ケン・ノートン・・・ミード
ペリー・キング ・・・ハモンド
ブレンダ・サイクス(英語版)・・・エレン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B4
『マンディンゴ』(1975)アメリカのタブー“奴隷牧場”を暴いた問題作!『ルーツ』の裏側を知れ!
http://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/201110/article_5.html
60年代後半から70年代中盤にかけてのアメリカ映画界で、『トラ・トラ・トラ!』で知られるリチャード・フライシャー監督が撮った問題作はふたつほどあり、一本はつい先日、記事にした『絞殺魔』であり、もうひとつが1975年公開の『マンディンゴ』です。
ハリウッド映画ではメジャーであるパラマウントがジェームス・メイソン(農場主)、ペリー・キング(ハモンド)、スーザン・ジョージ(ブランチ)、そしてケン・ノートンらのしっかりとした俳優陣を使って製作した大作映画ではあります。
当時は大ヒットしたにもかかわらず、長い間に渡って、DVD化されていなかったのは差別用語と差別発言があまりにも多いので、パラマウントがリリースするのに二の足を踏んでいたからだと言われています。
ちなみに上のDVDのジャケットではジェームズ・メイソンが黒人の子どものお腹に足を乗せています。理由は持病のリューマチを治すのには自分の足を“動物”のお腹に乗せておくと病気が動物に移るという迷信を信じた彼が奴隷の子供に足を乗せているというシーンから取られています。
また公開当時から批評家にさんざん叩かれて、見せ物映画のレッテルを貼られてしまったが、歴代最低映画のワースト10にも常にランクインするなどの話題性もあるので、怖いもの見たさもあり、ついにリリースされたということなのでしょうか。
ただ拝金主義で問題も多いハリウッドではありますが、こういう問題作を隠さずに見る者の判断に委ねるところがわが国とは違います。
この映画で彼が描いたのはアメリカの超ヒット大河ドラマとして名高い『ルーツ』での欺瞞への反発からだったのでしょうか。それとも映画化するに際し、誰も引き受けなかったために職人監督の彼が手がけただけというのが真相だろうか。
製作もディノ・デ・ラウレンティスで、彼もネオリアリズムの傑作である『道』『カビリアの夜』やヌーヴェルヴァーグの代表作『気狂いピエロ』に出資するなど、ちょくちょく顔を出してくる独立系名物プロデューサーのひとりでした。
『ルーツ』では放送倫理規制、いわゆるヘイズ・コードで巧妙に隠されてしまい、明らかにせずに避けて通っていたアメリカの恥部である奴隷の歴史の闇のディティールを描いたのが『マンディンゴ』でした。
『ルーツ』でもクンタキンテの苦難に満ちた壮絶な人生がセンセーショナルに取り上げられ、わが国でも放送されていました。ただこのドラマではキンタ・クンテの家庭の温かさ(キジーの髪の毛を撫でたりする。)だったり、登場人物も良い人の比率が多かったりと綺麗ごとで塗り固められている側面がある。
しかし物事の本質をえぐり出そうという映画製作姿勢で知られていたフライシャー監督が通り一遍に作品を送り出すわけはない。彼はそういった綺麗ごとを排し、厳しく、そして皮肉たっぷりの映画を製作する。
この映画のポスターを見れば、それは一目瞭然で、それはまさに『風と共に去りぬ』を笑い飛ばすブラック・ユーモアに満ちているし、彼が何を批判したかったのかが分かる。
名画と呼ばれる『風と共に去りぬ』はたしかに歴史的に価値のある傑作であり、ハリウッド映画最大のアイコンでもありますが、見る人が見れば、怒りがこみ上げる作品でもあるという証明がこのポスターなのでしょう。
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/004/981/16/N000/000/003/131937623801113214750_mandingo_a0q.jpg
俺は生まれた この時代に
自由の無い この時代に 自由が欲しくても 手が届かない
自分のものは この心だけ そうとも俺のものは心だけ
幸せがどういうものか 知りもしない
分からないよ 誰を責めるべきか
『Born in This Time』
作品中、この哀しい歌詞で歌われるブルース・ナンバーはオープニング、クライマックス前、そしてエンディングの合計3回歌われる。この歌はとても印象的ではあります。ただこの曲よりもモーリス・ジャールが付けたこの映画のサウンドが異様で、のどかな古き良き時代を思い出させるようなクラシック調の調べの数々がとても気持ち悪い。
おそらく対位法の効果を狙い、見る者にその異様な光景を印象つけようということなのでしょうが、『アルプス一万尺?』をヴァイオリンで弾かせているのに合わせて、手かせと首かせを付けられた奴隷たちを行進させたりするので、長閑な音楽の流れるところには異様なシーンが続いていくことが多い。
フライシャー監督とディノ・デ・ラウレンティスは人身売買の被害者である黒人奴隷の悲惨さ、しかも奴隷の男女をかけ合わせて、新たな奴隷を作り出す奴隷牧場という悪魔のシステムをはじめて商業映画で暴き出しました。作品は人を人と思わない、傲慢で無知な鬼畜の所業の数々とそういった人種差別をしながら、キリストに祈るという滑稽なほど間抜けな南部白人たちのおぞましきエピソードの連続です。
黒人をまず人間とは認めていませんので、彼らの面倒を診るのは獣医ということにまずは驚かされる。まるで『ドクター・モローの島』のようです。ドクター・モローも人種差別の寓話として見ていましたので、間接的には奴隷牧場を描いていた作品はあります。
しかしこの作品では白人たちが真正面から見たくないものと向き合わされる。白人男と黒人女、白人女と黒人男という異人種のあいだの****(もちろん主導権は白人側が握っている。)が何度も描かれていて、人種差別の滑稽さが浮き彫りになる。
黒人たちは白人の****を処理する道具でしかなく、人格は認められていないのです。そのため父親は白人なのに、奴隷に産ませた子供を平気で奴隷として売りだそうとします。
また閉鎖的な白人社会内では、つまりキリスト教圏だけではなく、多くの宗教では****がタブーであるはずなのに、実際には行われている。スーザン・ジョージは実の兄に犯され、処女を奪われる。この兄は変態で、SM趣味を持ち、黒人少女たちを犯すときも後ろ手にして、ベルトを外し、鞭のように叩き続ける。
当時の倫理観は白人同士にしか通用しなかったようですが、たとえ異人種間の不義密通であろうとも、産まれたばかりの乳児を獣と呼び、父親自らが始末するシーンなどは正視に耐えません。
さらに父親(ペリー・キング)は自分の蛮行にはまったく良心の呵責も感じていないものの、欲求不満の妻が腹いせにマンディンゴの男(ケン・ノートン)と不義密通した結果、生まれた黒い赤ん坊を殺し、妻を毒殺し、さらに相手であるマンディンゴを釜茹でにし、干草を摘むピッチ・フォークで突き刺して殺害する。
逃亡した上、白人一家を皆殺しにして反乱を起こした奴隷リーダーに対する見せしめのリンチも描かれていて、ビリー・ホリデイが彼女の代表曲である『奇妙な果実』で歌った状況が映画にも出てきます。これら以外にも、支配者である白人たちの様々な愚劣な恥部を白日の下にさらけ出していく。
クライマックスのひとつに黒人同士を戦わせて、殺し合いをさせるパンクラチオンのような、現代風に言えば、バーリ・トゥードのような見せ物に白人たちが狂喜するシーンがある。まあ、ケン・ノートンはモハメド・アリとも戦ったことのあるトップ・クラスのボクサーでしたので、彼にとっても見せ場でもあります。
ただこのシーンも皮肉っぽく見ていくと、ボクシングという世界も黒人同士が殴り合いをするのを白人たちが興奮して楽しむという構図がまったく変わっていないことに気づかされる。
作品を見ていくと白人のほとんどすべては救いようのない愚か者として描かれ、黒人たちのほうが高い人間性と知性を感じさせてくれる。どちらがレベルが低いかは明らかで、キリスト教も南部では違う解釈で広まったのかと思わせる。
衝撃度は見せ物映画として悪名高いトッド・ブラウニングの『フリークス 怪物團』よりもある意味、強烈な作品でした。最低映画として語り継がれる『プラン9・フロム・アウタースペース』『ピンク・フラミンゴ』『エアポート80』などと並んでしまうほどの作品なので、アメリカ人はよほど見たくないのでしょう。
ぼくがこれを見たのは高校生か大学生の頃の夕方のテレビ放送で、ガニメデを処刑するときの釜茹でのシーンなどの衝撃的な内容は今でも記憶に残っています。
こうした作品を見るといつも思うのですが、最近は差別を回避して隠蔽する傾向が強いので、こういう作品は製作されにくいでしょうし、放送もないでしょう。しかし、こういうことがあったこと、隠蔽しようという意図は常にあることを忘れてはならないと思います。
ちなみにマンディンゴとはアフリカのマリ帝国に住んでいた黒人種族であり、もっとも力強く美しいとして、非常に高価な値段で取り引きされていたそうです。まるで競馬のサラブレッドや血統書つきのペットを買っているようで、吐き気がします。
南北戦争でもし南軍が勝利していたならば、という想像をすると かなり恐ろしい。奴隷解放が百年以上も先延ばしになっていたかもしれません。
http://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/201110/article_5.html
マディ・ウォーターズが歌うブルースで始まる『マンディンゴ』はリンカーン大統領による奴隷解放宣言より40年ほど遡った1820年代のアメリカ南部が舞台です。
農場を経営するマックスウェル(ジェームズ・メイソン)の白いヨーロッパ調の屋敷の前に並べられた黒人奴隷たちを吟味しながら売買するオープニングシーンは
この作品が奴隷制度の真実を扱った映画であることを宣言し、マックスウェルをはじめとした白人たちが黒人奴隷たちを家畜として品定めすることに微塵も疑問に感じていないことを突きつけてきます。
放り投げた木の枝を奴隷に取りに行かせ、その動きで俊敏さを試すくだりはまさに犬扱いです。
かつて日本でも『ルーツ』というアメリカのTVドラマが話題になりある年齢層の日本人にとっては聞き覚えのある「クンタ・キンテ」という主人公の名前は流行語と言っても過言ではないほど知れ渡りましたが
『ルーツ』の評価がいわば『裸足のげん』的な迎え入れ方をされたのに対しその前年に公開された『マンディンゴ』はヒットしたものの、批評家たちからは酷評の嵐だったようです。
それは『ルーツ』が、ある種洗練されて教訓めいているのに対し、『マンディンゴ』は目を覆うような醜い事実をただただ見せつけられ、恥部を刺激されたたことに対するアメリカ白人たちの瞬発的な拒否反応と捉えてよさそうです。
現在では、人種差別は決して許されないものとして表面上は認識されていると思いますが
『マンディンゴ』に登場する白人たちの黒人奴隷に対する振る舞いはあっけらかんとしており、黒人たちを虐待してやろうなどという憎悪すらも持たずまさに家畜やペットを飼い慣らし、愛でるようにして扱っているところが恐ろしいのです。
「マンディンゴ」とは、西アフリカはマリ帝国の血を引くマンディンカ族のことを指し、当時の白人たちにとって「マンディンゴ」は強くて美しい奴隷の血統とされ、高値で売買されていたそうです。
マックスウェルの息子ハモンド(ペリー・キング)が手に入れた「マンディンゴ」のミード(ケン・ノートン)はその腕っ節を見込まれ、白人が奴隷同士の殺し合いを見て楽しむために闘犬のごとく鍛え上げられます。
(ミードに扮するケン・ノートンはあのモハメド・アリを倒したこともある元プロボクサー!)
やがてミードは、自分を特別扱いしてくれるハモンドを慕うようになるのですが、ラストシーンでは「やっぱり、おまえも白人だ!」という言葉を最後に釜茹でにされ、ピッチフォークで突き刺されて死んでしまうのです……
リウマチを患っている農場主マックスウェルがリウマチの毒を足の裏から黒人にうつすことで完治すると信じ、ロッキングチェアに座りながらまるでオットマンのように黒人の子どもの腹に自分の足をのせている映像はおぞましくも象徴的ですが
息子のハモンドも幼少時のケガで片脚に障害を持つことからまともに動くこともできない白人が強靱な肉体を持った黒人たちを支配している理不尽な構図を強調しています。
黒人の子どもをオットマン扱いしていることにはじまり、黒人を診察する医者は獣医だったり、黒人女性はオナホールまがいの扱いで、それどころか子どもを産ませて、産まれた子どもをまた売るという鬼畜ぶり。
ベテラン奴隷(?)の黒人女性いにいたっては24人も子どもを産まされたというから恐ろしい限りです。
このような社会的な問題を提議するような作品には必ずやそこで描かれる世界観に疑問を感じて葛藤する主人公が登場し、観客をメッセージへと導くのですが
『マンディンゴ』で「かろうじて」その役割に該当するのは農場主マックスウェルの息子ハモンドです。
「かろうじて」とつけ加えたのはハモンドは黒人奴隷に対して親和的な情を持ち合わせているものの
根本的には差別に対して無自覚で、ペットに対する一方的な友情や愛情となんら変わりはないと思うからです。
この作品には奴隷の「血統書」まで登場しますから黒人をペットや家畜のように虐げたり、愛したりする登場人物たちを観ていると首輪をつけた犬や猫にわけのわからない服を着させて「かわいい〜」とか言っているペット愛好家たちを思い起こさずにはいられないのです。
黒人を動物扱いしてはいけない……
では、動物は? あいつらは動物だから構わない?
ハモンドは奴隷制度の根本的な不条理に立ち向かうわけでもなくむしろ優柔不断な寛容さを見せ、黒人の赤ちゃんを抱いて、可愛らしいと思いながら何のためらいもなく売り飛ばすこともできるのです。
また、処女信仰のようなくだらない虚栄心にも囚われています。
ハモンドの振る舞いは差別を行使する人間の無自覚さを表し、因果応報の報いを被るしかないように仕立てられています。
作中に見られる、水平軸が傾いた構図が世界観のバランスの欠如を示し、多用される鏡が、スクリーンに映し出される映像とは別にそこで行われている出来事を観客にはね返しているのではないでしょうか。
このような差別が恐ろしくも巧妙なのは
差別する側の思惑とは別に(もしくは思惑通りに)差別されている者どうしが敵対しあうような構造になっていることです。
誰しも、奴隷として扱われて気分がいいわけはありませんが
生きるために現状を甘んじて容認した者と現状をなんとか打破しようとする者の間に生じる軋轢ほど哀しいものはありません。
金銭欲、虐待、嫉妬、姦通、****……と黒人奴隷問題を訴えるだけに留まらず、人間の業を凝縮したような作品でした。
『マンディンゴ』に描かれているようなことを昔のことだと高をくくらないほうがいいかもしれません。
今でも私たちは、ありもしない下位のカテゴリーを捻出し、相対的に自分が上位にいる状況を作って悦にいるというのはよくあることです。
『マンディンゴ』に登場する白人たちほど あっけらかんと差別することはもはやないでしょうが
むしろそれだからこそ、差別は巧妙に隠されていると言えるかもしれません。
http://nohouz.blog.fc2cn.com/blog-entry-33.html
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2024/08/20 (Tue) 23:58:52
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黒人奴隷の品種改良
アメリカでの黒人奴隷制度は1705年のヴァージニア奴隷法により確立されました。
「海路または陸路によって、本植民地に輸入されたサーヴァントであり、その出身地での非キリスト教徒はすべて奴隷とされる。彼らは以後キリスト教徒に改宗しても売買の対象とする」
また、その子供は「奴隷の子どもの身分が自由か不自由かは、その母親の身分に従うもの」とされました。 つまり、
黒人奴隷間に産まれた子供は奴隷(親を所有しているプランターの所有物)、
更に白人男が黒人女に産ませた子供も奴隷としました
勿論白人と黒人の結婚は禁止されていました。
奴隷貿易が禁止されていく中で、奴隷の再生産は奴隷の出産によって行われるようになりました。
白人プランターは家畜を種付け・交配するような感覚で黒人奴隷に子を産ませていたこと、
特に「混血は肌の色が薄いゆえに純粋な黒人より高く売れる」という価値観から、プランターが黒人女****隷をレイプし(これは「奴隷は人ではない」がゆえに犯罪とすらされなかった)て産ませるという事態が頻繁に見られたことは忘れられてはならないでしょう。
http://oshiete.eibi.co.jp/qa997815.html
アメリカにおける黒人差別には、聖書やコロニアリズムに由来する黒人差別とは異なるアメリカ特有の歴史的背景がある。
アメリカで白人が黒人を差別する理由は、 黒人の8割が白人との混血だから。
正確にいうと、ほぼ100%に白人の血が入っている。
黒人奴隷の時代に、奴隷を増やして売るための種付け専門の白人男がいた。
つまり女奴隷を何人も買い込み、セックスする仕事。
白人農場主は、子供から仕込んだほうが素直であるとよろこんだ。
そして白人との混血女だと値が上がった。これは夜の奉仕の為。
農場主は黒人メイドに種を仕込んで子を産ませ、それで生産量、財力をふやした。
アメリカ大統領ジェファーソンも、その趣味に打ち込んでいたといわれる。
人の少ない開拓地では人口=財力。
これを嫌ったのは妻の白人女性で、それで東部は奴隷解放を支持した。
アメリカ東部はアイルランドやドイツ人を満載した移民船がぞくぞく着いて白人労働者が余り、もはや黒人奴隷になど頼る必要はなかった。
ただ田舎では深刻な人不足、女不足に悩んでおり、黒人奴隷も家族のように大切という違いがあった。
つまりアメリカ黒人は生まれが卑しく、先祖をたどればすべて種付け男と奴隷のアイノコだと白人延いてはアフリカの黒人からもしばしば罵倒されるのだ。
公民権ムーヴメント以来様々な理論武装を試みてきたアメリカの黒人達も、これについてばかりは全く反論できない。
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アメリカという国は、過去に何百万という黒人をアフリカから強制連行してきて、奴隷としてこき使った国です。
若い女の奴隷は、所有者である白人農場主の性的な慰みものになり、文字通り、****隷として扱われました。
黒人の女奴隷が生んだ白人農園主の子供はやはり奴隷にされたといいます。
白人の農場主は黒人の女奴隷とセックスすることで、性的な楽しみを得ると同時に、彼女たちとセックスして子供を産ませることで奴隷という自分の財産を増やすという二重の利益を得ていたのです。
アメリカの第二代と第三代の大統領であったトーマス・ジェファーソンは、アメリカ史上に残る立派な大統領という評価を得ているそうですが、彼は多数の奴隷を所有する裕福な農場主で、黒人の女奴隷に何人もの子供を産ませたことで知られています。
みずから奴隷を所有し、女奴隷に子供を産ませた人間が大統領になっている国は、世界広しといえど、アメリカぐらいなものでしょう。
http://jack4afric.exblog.jp/4997042/
1813年にノースカロライナで奴隷の家庭に生まれたハリエット・ジェイコブズの例を挙げてみよう。
彼女は12歳の時にジェームズ・ノーカムに売られ、彼はほどなく彼女に対して性的交渉を持ち始めた。その後ジェイコブズが彼女のメモワールで回顧しているように、ノーカムは彼女に「私は彼の持ち物だった;全てにおいて彼の意志に服従しなければならない」と告げたのだ。
そして、彼女はそうした。ジェイコブズは時には所有者の手をなんとか逃れる事が出来たとはいえ、彼は確かに彼女を所有していた。
彼女とセックスをする為に、ノーカムは時には彼女に新しい洋服や他のプレゼントを約束した。時には単純に彼女の喉元に剃刀を突き付けた。
そしてそれは、我がアメリカの同胞よ、我々がレイプと呼ぶ行為だ。
算数をしよう。1850年から1860年の間に、黒人奴隷の数は約20%増加した。
だが、歴史家のジョエル・ウィリアムソンが計算した通り、奴隷にされた「ムラート(混血奴隷)」の数は驚きの67%も増加したのだ。もっと率直に言えば、黒人奴隷の肌は色が薄くなっていった。
白人の所有者達が彼等をレイプしたからだった、という事だ。
本当に単純な事だ…そして、酷い事だ。
偉大なるアフリカ系アメリカ人奴隷廃止論者フレデリック・ダグラスが自伝で物語った通り、黒人女****隷は「彼女の所有者の父親、息子、もしくは兄弟のなすがまま」だったのである。
黒人女性は奴隷商人にも虐待され、彼等は次の白人に彼女達を売り飛ばす前によくレイプした…
そして、次の性的強制劇に入る。
疑いの余地もなく、所有者とセックスする為に選ばれたかもしれない奴隷はいただろう。だが、間違った選択肢が自分を売り飛ばしたり、酷い時には殺されたりすると知っている場合に、セックスを「選択する」とはどういう意味なのか?
所有者の中には生活スペースを共有したり、この関係から産まれた子供達を可愛がったりして、奴隷を伴侶のように扱った所有者達も中にはいるようだ。
だが、もっと頻繁には、彼等は何事もなかったように振る舞っただけだった。
自分達の鼻先で起こっている事態を無視した所有者の白人の妻や娘も同じだった。
そのようなわけで、我々もやっている。
何人のアメリカ人の子供が独立宣言の父であるトマス・ジェファーソンが彼の奴隷に子供を産ませた事を知っているだろうか?
そして、どれだけのアメリカ人の両親が子供達にこれを知って欲しいと思っているのだろうか?
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/7253a111def132e53dc3d00f01e92977
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2024/08/21 (Wed) 00:13:43
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奴隷時代から続く性暴力の歴史 DNA研究で明らかに
ニューヨークタイムズ 世界の話題
2022.01.11
https://globe.asahi.com/article/13729581
Slave shackles are seen in a display case during a media preview at the National Museum of African American History and Culture on the National Mall in Washington September 14, 2016. The museum will open to the public on September 24. REUTERS/Kevin Lamarque
国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館に展示されている奴隷の拘束具=2016年9月14日、米ワシントンDC、ロイター
大西洋をまたぐ奴隷貿易に終止符が打たれて150年以上が経ち、奴隷にされた人たちに対する処遇がいかに残酷だったかが、彼らの子孫のDNAに刻み込まれていることが新しい研究で浮かび上がった。
5万人以上を含み、そのうち先祖がアフリカ人である3万人についての研究報告は、アフリカのどこから連れてこられ、アメリカのどこで奴隷にされたかに関する歴史的な記録と整合した。だが、いくつかの驚くべきことも明らかになった。
たとえば、米国からの研究参加者たちのDNAは、そのかなりの量がナイジェリアにルーツがあることを示した。これは予期していなかった発見である。歴史的記録には、ナイジェリアから米国に直接連れてこられて奴隷にされた人の証拠が示されていないからだ。
研究者と一緒に調べていた歴史家たちは当初、「米国におけるナイジェリア起源の(遺伝子)量を信じられなかった」とスティーブン・ミケレッティは言う。この研究を主導した「23andMe」(訳注=米カリフォルニア州に拠点を置く遺伝子分析やバイオテクノロジーの企業)の集団遺伝学者である。
研究者は別の歴史家に意見を求め、奴隷にされた人たちはナイジェリアからカリブ海のイギリス領に送られ、その後、米国へ引き渡されたのだということを知った。これによって遺伝学上の分析結果の説明がつくとミケレッティは言っている。
今回の研究は、世界史の最も暗い側面の一つに光を当てた。1250万人が祖国から無理やり引き離され、何万隻ものヨーロッパの船で連行された過去だ。歴史的記録と遺伝子記録を照合することで、どちらか一方だけより、さらに重層的で詳細なストーリーを伝えていることも示した。
米科学誌「American Journal of Human Genetics(アメリカン・ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクス)」で7月23日に発表されたこの研究は、「過去の物語を伝える遺伝子の寄与について、私たちの捉え方における本当の前進」を提示した。米ニュージャージー州のプリンストン大学高等研究所の社会科学教授アロンドラ・ネルソンは、そう指摘する。彼女は、この研究には関与していない。
今回の研究は、23andMeの調査担当シニアディレクター、ジョアンナ・マウンテンの夢のプロジェクトとして着手された。同社がまだ顧客を獲得していない段階でのことだった。彼女とそのチームは10年以上かけて遺伝子のデータベースを構築した。もともと、この研究の参加者は23andMeの顧客であり、彼らの祖父母は大西洋横断奴隷制における地理的領域の一つで生まれた人たちだ。参加者は全員が、この研究に各自のDNAが使われることに同意した。
この新研究では、ミケレッティのチームは遺伝子データベースと歴史的記録「Slave Voyages(奴隷の航海)」とを比較検討した。この記録には、(奴隷にされた人たちの)乗船地と下船地、そして男性、女性、子どもそれぞれの数など、奴隷に関する膨大な情報が含まれている。
研究者はまた、データのギャップを埋めるため、歴史家たちに意見を求めたとマウンテンは言う。歴史家たちは、たとえば、アンゴラやコンゴ民主共和国といったカギになる地域の提示も必要だと研究者に伝えた。研究チームは、西アフリカの機関とつながりがある学者たちと協働してそのデータを見つけた。
このプロジェクトのデータセットの規模は「桁外れだ」とハーバード大学の遺伝学教授デービッド・ライクは言う。彼は同プロジェクトに関わっていない。
数百万人の消費者直結型データベースから研究参加者を集めたので、この研究では「過去についての、そしてそれぞれが互いにどう関係しているかについての質問と回答」を得ることができたとライクは指摘し、自分のような学者にはそうした質問はできなかっただろうと言っている。学術プロジェクトでは、数百人か数千人規模の研究がせいぜいだし、一般的に、データには23andMeの研究参加者が提供した家系上の情報が含まれないのだ。
研究結果は歴史的記録との顕著な整合性を示している。たとえば、歴史家は西アフリカからアメリカに570万人が連れてこられたと推計している。そして遺伝子記録は、西アフリカの人たちとアメリカ在住でアフリカにルーツを持つすべての人とのきわめて強いつながりを示した。
歴史家は、アフリカからラテンアメリカに連れてこられた人たちは中央アフリカ中西部から乗船したが、多くはもともとSenegambia(セネガンビア=セネガルとガンビア)やBight of Benin(ベナンの湾岸)といった地域から連れてこられた人たちだったことにも注目した。新たな遺伝学上の証拠がこのことを裏付けており、ラテンアメリカで奴隷にされた人たちの子孫はおおむねアフリカのこうした地域の2カ所ないし3カ所と関連する遺伝子を持っていることが示された。
これとは対照的に、歴史的な証拠は、米国やカリブ海のイギリス領で奴隷にされた人たちはアフリカのもっと多くの地域から連れてこられたことを示している。今回の研究によると、彼らの今日の子孫は、アフリカの六つの地域の人たちとつながりがあることがわかった。
歴史的記録は、南北アメリカ大陸で下船した奴隷1070万人(航海中に200万人近くが死亡した後の下船者数)のうち60%が男性だったことを示している。しかし、遺伝子記録は、現在の遺伝子プールに寄与したのは主に奴隷にされた女性たちだったことを示している。
奴隷にされた人たちに男女で不釣り合いがあったことは、よく知られている。男****隷は自分の子どもを持つ前に死んでしまうことがよくあった。女****隷の場合はしばしば、レイプされて子どもを産むことを強制された。
今回の23andMeプロジェクトはこうした一般的なパターンを明らかにしたが、男性と女性の経験には南北アメリカ大陸間で驚くべき違いがあることも突きとめた。
科学者たちは、米国で奴隷にされた女性は男****隷と比べ、アフリカ系の人たちの今日の遺伝子プールに1.5倍多く寄与したとの数字をはじき出した。ラテンアメリカのカリブ海地域では、女****隷の寄与は13倍だ。南米北部だと、17倍も寄与した。
さらに言えば、米国では、ヨーロッパ系の男性はヨーロッパ系女性よりも、3倍多くアフリカ系の人たちの現代の遺伝子プールに寄与している。カリブ海のイギリス領の場合は、25倍だ。
科学者が言うには、この遺伝学上の証拠は、現地の慣行によって説明できるかもしれない。米国では奴隷にされた人とヨーロッパ人とは隔離されていたため、奴隷にされた母親の子どもは奴隷の父親を持つ可能性がより高かった。ところが、奴隷にされた男性が子孫を残す可能性が低かった地域では、稲作農耕のような危険な慣行――労働環境は過酷で、泥地は溺れやすく、マラリアも珍しくなかった――のため、多くが子どもをもうける前に死亡してしまったのかもしれない。
ラテンアメリカの一部地域では、政府が意図的にアフリカ人の遺伝子を減らすために、奴隷にされた女性との間に子どもをつくる男性をヨーロッパから迎え入れる政策を取った。
この研究は、肉体的および性的な暴力が奴隷制度の一部であり、私たちの社会にそれらがいまなおいかに組み込まれているかを例証したとネルソンは言う。彼女は、「何世代にもわたって続いてきた虐待や差別、性的虐待、暴力」が確認されたとし、そのことに多くの人々がいま、抗議しているのだと指摘した。(抄訳)
(Christine Kenneally)©2020 The New York Times
https://globe.asahi.com/article/13729581
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2024/08/21 (Wed) 00:16:48
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元奴隷女性ハリエット・アン・ジェイコブズが記した『ある奴隷少女に起こった出来事』に、私たちは何を学ぶのか。【VOGUE BOOK CLUB|治部れんげ】
2020年7月4日
https://www.vogue.co.jp/change/article/vogue-book-club-incidents-in-the-life-of-a-slave-girl
『ある奴隷少女に起こった出来事』 ハリエット・アン・ジェイコブズ著 堀越ゆき訳 新潮文庫
ハリエット・アン・ジェイコブズ著
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%82%8B%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%81%AB%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%87%BA%E6%9D%A5%E4%BA%8B-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%96%E3%82%BA/dp/4102201114
アメリカの各都市で”Black Lives Matter(BLM:黒人の命は大切)”を訴えるデモが広がっている。背景には構造化された黒人差別があり、それを遡るとアメリカの奴隷制度にいきつく。
「奴隷制度」という言葉を見た時、多くの人が想起するのはアメリカ南部の大規模農場で綿花やサトウキビの生産に携わる過酷な労働に従事する黒人の姿だろう。こうした人々は鞭打たれ、動物のように売買される――小説や映画が繰り返し描いてきたシーンだ。
こうした奴隷制度のイメージから、しばしば抜け落ちているものがある。それは、性暴力だ。
本書『ある奴隷少女に起こった出来事』は、実在するアフリカ系アメリカ人による自伝である。彼女は白人男性の主人による****待、強姦を黙って受け入れる以外の選択肢がなかった黒人女****隷の絶望的な境遇を次のように記している。
「もし、きれいな少女に生まれたならば、最も過酷な呪いをかけられて生まれたのと同じこと――白人女性であれば称賛の的となるうつくしさも、奴隷の少女に与えられれば、人生の転落が早まるだけだ」
なぜなら、黒人奴隷の少女は人間ではなく、白人の主人の財産だったからだ。彼女が主人から何をされても当時の法律は彼女を保護せず、主人を罰しなかった。本書が描くおよそ200年前、アメリカ南部の奴隷州の法制度は、多くの白人男性を性暴力加害者にしたのである。
白人の主人が女奴隷との間にもうけた「肌の色がまちまちな子ども」達がいることは、南部の家庭では当たり前だった、と著者は記す。それは、結婚に甘い夢を描いて家庭に入った白人の妻を「嫉妬と憎しみ」に突き落とす。女主人は怒りを夫や制度には向けず、女奴隷に対する虐待という形で表したという。
かつて奴隷は合法的に「人間」ではなく「財産」だった。
本書で「リンダ」の人生として描かれるのは、著者ハリエット・アン・ジェイコブズの実体験だ。リンダもまた、美しさゆえに不幸を背負った奴隷少女だった。家事手伝いに従事していた彼女は農場での過酷な労働はしなくてすんだ。一方で15歳頃から、主人から性的な嫌がらせを受け、愛人になるよう誘われ続ける。妻である夫人はそれを知って嫉妬に狂い、彼女に様々な意地悪を言う。リンダ自身は主人を生理的に嫌悪しており、いかなる誘いにも乗らなかった。
当時、南部には自由黒人と呼ばれる立場の元奴隷たちがいた。白人の主人が人道的な見地から個人的に奴隷を解放することがあったためだ。また、奴隷がお金を貯めて自分自身で自分を買い取り、自由な身分を得ることもあった。リンダの祖母はそんな自由黒人のひとりで、孫たちを買い取るべく、貯金をしていたそうだ。また、同じ街には同情心から彼女を買い取ってくれようとする白人もいた。
しかし、リンダに執着する主人は頑として彼女を売らず、愛人にする計画を進めていく。一計を案じたリンダは、別の白人男性の愛人となり、その子どもを身ごもることで主人を退けようとするのである。物語は、彼女が残酷で好色な主人の家から逃亡し、7年間ものあいだ、高さ90cmしかない、日が差さない屋根裏に隠れ住み、やがて北部に移住して自由を獲得するまでを描いている。
奴隷制度は今でこそ、誰もが悪だと言う。しかし当時、それは合法だった。奴隷は「人間」ではなく主人の「財産」であり、その逃亡を助けることは他人の財産権の侵害とみなされたのである。このように、法が人の道に外れることを要求する時、あなたなら、どうするだろうか。
時代を超えて読み継がれる本には、普遍性がある。本書は残酷な制度にもかかわらず、それに背いて、逃亡奴隷を助けた多くの人をも描いている。そこには白人も黒人も男も女もいた。リンダに隠れ家を提供し、食料を運び、危険を知らせた人々は、自身の行動が発覚した場合、おそろしい目に遭うことを承知していた。リンダを北部に送り届けた船の船長は白人男性であり、彼女に子守の仕事を与え、追手から守ったのは白人女性だった。最終的に、この女性は自分がお金を払ってリンダを買い取った後、彼女を自由にするのである。
正義や倫理の観点から、このような行動を取る人がいる一方、黒人による裏切りもあった、と本書は記している。家族のように共に暮らした黒人奴隷を、経済的に困窮してくるとモノとして売り飛ばしてしまう白人もいた。
私たちは本当の自由を手にしているだろうか。
読み進めるうちに、考えずにはいられなくなるだろう。もし、自分が200年前のアメリカ南部で生きているとしたら、一体、どんな行動をとっただろう、と。もし、あなたが当時の白人女性だったとしたら、過去を語らない黒人女性を家に招き入れて仕事を提供するだろうか。もし、あなたが船や馬車を運転している白人男性だったとしたら、積み荷の中に隠れている逃亡奴隷を保安官に突き出すだろうか。それとも、知らぬ顔をして目的地まで運び、そっと逃がすだろうか。
いちばん大きな問いは、もし、自分がリンダの立場だったら、ということだ。自分が人間ではなく「もの」「財産」として扱われる世界で、逃げたら殺されるような状況にいたら、どうしただろう。大嫌いな主人から愛人になれ、と迫られ拒み続けることができるだろうか。受け入れたら、それなりに安定した、奴隷としては恵まれた生活があるとして、果たして拒み続け、逃げる勇気を持てるだろうか。
この本を翻訳したのは、英文学者や翻訳家ではなく、M&A(企業の買収・合併)に関する助言を専門とするグローバル企業で働くコンサルタントだ。もし、本書の購入を迷っている人がいたら、心を揺すぶられる訳者あとがきを、まずは読んでみてほしい。
今の日本は、制度上は基本的人権が保障され、人が人を売買することはできない。教育を受ける権利や職業選択の自由もある。その一方で、多くの人々が気づかぬうちにグローバル資本主義に組み込まれ、市場原理によって、できることとできないことが知らぬ間に決まっている現状がある。制度上は自由なつもりの人々も、経済的な制約を大きく受けていることがある。
BLMのデモを見ながら、様々なことを考えている人に、本書を読んでほしいのは、その問いかけが今に通じるものだからだ。今ある法律は、果たして公正なものなのか。もし、法や司法制度が公正でないとしたら、私たちはいかにして、それに抗うことができるのか。生まれつき変えられない属性によって、経済的に著しく不利な状態になっている人はいないか。
そして、もし、制度が人の道に外れるとしたら、私たちはいかなる手段でそれを変えることができるのか。
https://www.vogue.co.jp/change/article/vogue-book-club-incidents-in-the-life-of-a-slave-girl
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2024/08/21 (Wed) 00:55:45
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中東のメイドの仕事とは
中東にメイドとして出稼ぎに行くフィリピン女性・インド女性・インドネシア女性には
「上半身裸で働かされた」
「レイプされ続けた」
「父親からその息子たちにまで、みんなにレイプされた」
「棒で叩かれ、小屋に閉じ込められ、食事を与えられなかった」
と、様々な虐待が行われている。
アラブ人は昔から「奴隷(スレイブ)」という存在に慣れていて、
「奴隷は人間ではない」
「動物と同じだ」
「自分に所有権があるのだから、自分のものには何をしてもいい」
という意識が根底にある。
若い女性が金持ちの家にメイドで雇われて、性的被害に遭う話は、それこそ膨大にある。
ある女性が中東にメイドで雇われたが、仕事は老人の性介護(セックスの相手)であり、そのうちその家の息子たち全員の性の玩具にされてしまったという凄惨な話があった。
中東の出稼ぎはフィリピン人も多いが、やはりホスト・ファミリーにレイプされたり、性的ないやがらせを受けたり、虐待されたりしている。
ブラジャーだけやトップレスで掃除することを強要されたり、レイプされそうになって雇い主を刺殺したら、正当防衛に関わらず死刑の判決が下ってフィリピン全土が大騒ぎになったりした。
マレーシアでもインドネシアの女性が凄まじい虐待を受けた例もある(ぼろぼろになるまで虐待され、レイプされていく現代のメイドたち)。
インドネシアと言えば、最近はサウジアラビアで起きた事件でメイドとしてサウジに働きにいくことを禁止するほどの大事件が起きているのはご存知だと思う。
雇い主に追いつめられたインドネシア人のメイドが雇い主のサウジアラビア人を殺したのだが、政府は彼女に死刑を宣告し、インドネシア政府に何も知らせないまま断首刑を執行した事件である。
サウジアラビアで母を勝手に断首刑にされて嘆く娘
ユドヨノ大統領は激怒してサウジアラビア政府に最大限の抗議を行っている。
インドネシアの女性が国外で虐待に遭う事件が続出していて、メイドがいかに危険な仕事なのかを国民はもう知っている。しかし、それでも出稼ぎに行かなければ食べていけないのがインドネシア国民の悲哀でもある。
虐待を受けたメイドがどんな状況になっているのか、以下を見ればその深刻さが分かるだろう。
これは今、私が愛してやまないインドネシアやフィリピンの女性に起きている現実である。
雇い主に暴行(というよりも拷問)を受けたインドネシア人メイド
自国の女性に振るわれる暴力に抗議する人たち
平和が消滅すると女性の人権も消滅する
貧困国・貧困家庭の子どもや若い女性は、どこの国のどんな地域でも、必ず人身売買や性的搾取のターゲットとなっている。人種、宗教、地域問わず、すべてそうだ。
女性の時代というのは、「平和」と「豊かさ」と「教育」が維持されているときだけに囁かれるものであり、そのいずれかが消え去ると同時に女性の時代も簡単に消し飛ぶ。
特に「平和」は、「女性の時代」という幻想を築く上ではなくてはならないものである。
平和でなくなった瞬間、女性の時代もなくなる。女性の時代どころか、女性の地獄が出現するだろう。
人身売買の横行する貧困国を見ているとそれはよく分かる。戦争や内乱がそれに加わると、どうなるかはコンゴの例を見ればいいかもしれない(戦争とレイプ(3)コンゴのレイプ地獄から逃げて国境でも輪姦)。
今年に入ってからはリビアもカダフィ政権もまた中東民主化の波で内乱状態のようになってしまっているが、政権側は反政府側の女はレイプしても構わないとする「レイプ戦術」を執ったとも言われている。
15人に集団レイプされたと訴える女性
これはもちろん反カダフィ側(つまり欧米側)のプロパガンダである可能性もあって何とも言えないところでもある。
しかし、エジプトでもCBSの女性記者だったララ・ローガンがレイプされているのも周知の事実なので、リビアの女性が無事であるとは私には到底思えない。
内乱の際、レイプは暴徒にとっての最大の「楽しみ」になっているという醜い事実は隠しようがない。
http://www.bllackz.com/2009/12/blog-post_26.html
ぼろぼろになるまで虐待され、レイプされる現代のメイド
http://www.bllackz.com/2010/11/blog-post_18.html
フィリピン女性に限らず、インド女性も、インドネシア女性も、中東にメイドとして出稼ぎに行く。
以前にも「上半身裸で働かされた」「レイプされ続けた」「父親からその息子たちにまで、みんなにレイプされた」「棒で叩かれ、小屋に閉じ込められ、食事を与えられなかった」と、様々な虐待がメイドたちに対して行われていることを書いているが、そういった虐待はなかなか収まることはない。
なぜなら、アラブ人は昔から「奴隷(スレイブ)」という存在に慣れていて、「奴隷は人間ではない」「動物と同じだ」「自分に所有権があるのだから、自分のものには何をしてもいい」という意識が根底にあるからだ。
アラブ人がという言い方をすればもしかしたら語弊があるかもしれない。イスラム社会の一部では、という言い方のほうが穏当だろう。
マホメットも奴隷を「所有」していたし、アラブ社会で続いていた戦争や略奪の中では、戦争捕虜は戦利品であり「奴隷」だった。奴隷の売買もあった。
またアフリカは奴隷の草刈り場だったので、アラブ人の多くがアフリカに南下して「人狩り」をしていた。当然、略奪されて集められた女性たちは「セックスの奴隷」とされるわけである。
ソマリアの村人大虐殺事件やレイプ事件でもアラブ人の民兵が容赦なくキリスト教徒を標的にしていることが知られている。
アラブの裏の世界でよく知られているのは「ハーレム」という女性の集められたシステムだ。
権力と金を持ったアラブ人はハーレムを作って、片っ端から女性を集めて、女性たちを好きに性処理の役目をさせていたが、彼女たちの面倒を見て、なおかつ好きなときに主人のセックスの相手までしていたのが「奴隷」である。奴隷に拒否権はない。
マホメットからアッバース朝、そしてオスマン帝国に到るまで、そのようなシステムは維持されていたが、そういった歴史があるので、アラブ人は「奴隷」について西洋人とは同じ観念を共有していない。
「人権」という概念そのものが社会に定着していないという言い方もできるかもしれない(もちろん、すべてのアラブ人がそうだというわけではないのは断っておきたい)。
一般に中東やイスラム社会というのは、奴隷や召使いの存在を当然のものとして、自分たちと対等の人間であると認める精神的構造がないことも多い。
これは彼らが冷酷非情なのではなく、そういう文化の中で育ってきたからである。アラブでの暴力の概念は非常に冷徹かつ直接的であり、、私は特別な関心を持ってそれを見つめている。
この暴力の概念が世界に及ぼす影響は大きいはずだ。何しろ、キリスト教徒が対立しているのが彼らなのだから。
〓 虐待に次ぐ虐待の記録
日本ではまったく報道されないので知らない人も多いと思うが、フィリピンのみならず、インドネシアでもメイドとしてマレーシアやサウジアラビアに向かった先で、凄まじい虐待に遭って国際問題になっている。
マレーシアで起きた虐待のほうは罵る、叩く、熱湯をかける、棒で殴打する、ベルトで鞭打つ、熱したアイロンを押しつけるような虐待をしていて、それが裁判沙汰になると、「あれはメイドの自作自演だ」と平然と主張した事件だった。
サウジアラビアのほうも凄惨だ。私の読んだ記事では事件の詳細には触れられていないのだが、「嫉妬した妻がインドネシア人のメイドに激しい虐待をした」と書かれている。
しかし、彼女は殴られ、蹴られ、罵られ、鉄の棒で焼かれ、はさみで身体と言わず顔と言わず、切り刻まれていた。
あまりにもショッキングな虐待にインドネシアの新聞では、彼女の切り刻まれた口唇にぼかしをかけるなどして報道している。
写真を見てわかる通り、これはもはや虐待の域を超えた制裁であり、インドネシアのユドヨノ大統領は激怒して「異常な拷問だ!」と叫んだという。
ただちにサウジアラビア大使を召喚して、これを外交問題化することを宣言し、いったい何が起きたのか調査団を派遣することに決めた。
サウジアラビアでも事態を重く見ており、この拷問の虐待者を非難しているようだ。
もしイスラム法で処罰するのであれば、虐待者の口唇も切り刻む必要があるが、そのような処罰は行われていないという。
しかし、今回の事件は稀な事件ではなく、氷山の一角であることをインドネシア国民は指摘している。
マレーシアの件でもサウジアラビアの件でも、インドネシア政府は救済に動くことを約束しているが、虐待もレイプも密室で行われる。後手後手の対応になるのは目に見えている。
また出稼ぎ先である中東との決定的対立もできないという弱味もあってインドネシア政府のできることと言えば、女性の「駆け込み機関」を作るくらいが精一杯ではないだろうか。
これとは別に、スリランカの女性もまた虐待されていて、スリランカで大問題になっていた。
彼女は雇い主に明け方から深夜まで休みなく働くことを強制され、睡眠時間を取ることも許されず、休みももらえず、疲れきって動けなくなると、熱した釘を腕に打たれたという。
その数は23本だった。
http://www.bllackz.com/2010/11/blog-post_18.html
「誘拐してセックスの奴隷にする」人身売買の世界のこと
http://www.bllackz.com/2010/10/blog-post_24.html
人身売買された子供たちを救う運動をしているフィリピンのシンディ・ロマイン氏が ABS-CSN NEWS 紙で語っている様々な話題のひとつに、興味深い話が載っていた。
人身売買を扱う悪人たちもフェイスブックを見ながら子供たちの情報を集めてキッドナップ(拉致)しているというのがインタビューの主旨である。
ウィリアム・ヒラーの事件
長い記事なので全部は紹介できないが、この記事の後半にあった娘を誘拐された父親の話は壮絶だった。要約しつつ書くと、話としてはこういうものだ。
子供を誘拐された父親の名前はウィリアム・ヒラー。アメリカ陸軍特殊部隊の大佐だった。
彼の娘はふたりの友人と共にバンコクを出発した列車の中で誘拐された。
24時間以内に、すでに彼女たちはクアラルンプールで無理やりセックス奴隷にされていたという。
誘拐された娘を見つけるために、ヒラーは友人を仲間に入れて、誘拐された娘の足取りを半年間追い続けた。
その捜査のために、彼はクアラルンプール、バンコク、カンボジア、香港、マカオ、そしてフィリピンと渡り歩くことになる。
そして最後に、ボルネオの倉庫で32人の少女が閉じ込められているところまで突き詰めた。そこで彼は娘の友人のひとりを見つけて、「俺の娘はどこだ」と尋ねた。
「ああ……。一週間前、彼女はここを脱出したの。でも警察に見つかって、警察は彼女をここに連れ戻して売った。彼女は他の子と同じように拷問されて死んでしまったわ」
子供たちが商品のごとく売られていく。
今、私たちが生きているのは、そのような異様な世の中である。
人身売買の映画「96時間」
ヨーロッパでリュック・ベッソン制作、リーアム・ニーソン主演の映画「96時間」というものがある。
この映画はウィリアム・ヒラーに起きた悲劇とよく似ている。このウィリアム・ヒラーのことをモデルに映画化されたのだとも言われている。
映画のほうはアルバニアの人身売買業者が犯人になっているのだが、アジア中を移動させられたウィリアム・ヒラーの娘と、アルバニアの人身売買業者は立場的によく似ているので、変更されたのだろう。
アジアの人身売買の出来事を、ヨーロッパの映画監督が舞台を置き換えてヨーロッパの物語にしたのである。
いずれにしても、どこの地域のどこの少女に置き換えても、この物語が成立することに、人身売買の根深さがある。
ちなみに10年前はロシア女性がカンボジアのホテルに監禁されてセックス奴隷にされていた事件があった。
彼女たちを買った客は政府関係者だったと言われているが、状況はうやむやにされて闇の中に消えてしまった。
「味をしめた」中東の男たち
人身売買が驚くほど広範囲で広がっている。フィリピンの子供で言えば、もうずっと前から中東に売り飛ばされて****隷にされていることが確認されている。
以前から何度も書いているが、フィリピンと中東の結びつきは非常に深いものがあって、中東にはフィリピン女性の多くがメイドとして中東に「輸出」されている。
アラブ一帯では昔から大勢の女性をひとりの男が独占するハーレムの様式とは別に、ひとりの女性を一家の男たち(祖父、父親、そしてその息子たち全員)が「共有」するのに抵抗がない裏事情がある。
メイドでやってきたフィリピン女性が、父親にレイプされたあと、日を置いて息子たちにも次々とレイプされ、最後には11歳だか12歳の男の子の性処理までさせられたという話も「ごく普通に」あって驚く。
上半身裸でメイドの仕事をさせられて最後には虐待死した女性もいるし、レイプされそうになったメイドが主人を殺して正当防衛が成立せずに死刑になりかけた事件もあった。
多くのフィリピン女性がレイプや性的嫌がらせ、そして虐待に耐えかねてNGOのシェルターに逃げ込んでいるのだが、表沙汰になるのは氷山の一角である。
・ぼろぼろになるまで虐待され、レイプされる現代のメイド
・貧困・戦争がやってきたとき、女たちの人権はまったくない
そうやってフィリピン女性は犯罪の犠牲者にされているのだが、「味をしめた」中東の男たちにとっては、こういう発想を持つ男も出てくる。
「メイドではなく、フィリピンの幼い女の子を金で買って、永遠にセックスの奴隷にしてしまえばいい」
需要があれば供給があるのは裏世界でも同じで、そこで両国の人身売買業者がせっせと****隷にするフィリピンの****をアラブに送り込むことになる。
用済みになったら(あるいは虐待死してしまったら)、どうするのか。アラブでは特に慌てることもないようだ。そこには広大な砂漠が広がっている。
人身売買という世界があることを啓蒙するポスター。
売られていくのは、貧しい家庭の子供たち。
http://www.bllackz.com/2010/10/blog-post_24.html
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2024/08/21 (Wed) 01:03:50
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ダーウィン進化論 と 優生学
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【タブー視される悪魔の学問】人間の命に優劣をつけた「優生学」とは何か?
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現在でも米政府やWHOは劣等な民族を「淘汰」すべきだと考えている
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ユダヤ人は白人美女が大好きで、非白人は人間だと思っていない
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西側支配層の人類を死滅させかねない政策は背後に優生学
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202311210000/
Microsoft創業者ビル・ゲイツの優生学
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非ユダヤ系アメリカ人にはバカしかいない
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日本育ちのアメリカ人が経験するアメリカの現実!日本とアメリカの人種に関する考えの違い
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アメリカの黒人強制労働の歴史
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接種者を死亡させ、人類の存続を危うくする薬を世界規模で接種させるのは誰か
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ナチスの「人間牧場」 選別した男女に****渉させ、アーリア人を産ませる
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ナチスのユダヤ人に対する不妊作戦
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14047960
遺体は“1000人以上” 暴行、レイプ…先住民の子どもを大規模虐待~カナダ寄宿学校の闇〜
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氷河時代以降、殆どの劣等民族は皆殺しにされ絶滅した。
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14008921
コーカソイドは人格障害者集団 中川隆
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/380.html
白人はなぜ白人か _ 白人が人間性を失っていった過程
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html
アングロサクソンの文化
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14007474
ウクライナのネオナチを動かしている優生学の発祥地は英国であり、米国で育った
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202212310000/
「モンゴル人種に属すロシア人」を殺す必要性を訴えたウクライナ軍の米人報道官
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202310070000/
優生学と関係が深い人口削減政策は19世紀のイギリスから始まる
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202307310000/
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RK: 彼らのやり方は、少数によって大多数の人々を管理して富を独占する。
そのやり口を見ていると、まるで人間を家畜と考えていて、
ある意味非常に効率的に管理支配していますね。
BEN:ここが農耕民族である日本人には理解しにくいところで、
彼らの発想は非常に遊牧民的というか、非常に残酷なのです。
それはユダヤ人の割礼なんかもそうですが、
乳牛でもちょっとでも乳の出が悪いとすぐ殺処分するし、
主人の言うことを聞かない暴れるオスだと、すぐに断種して
睾丸を抜いてしまうんです。
だけどこれが農耕民族だと、牛や馬は家族扱いにして大切にする。
彼ら動物は田畑を耕したり、荷物を運んだりする使役動物だから、
日本の昭和初期頃までは家の中で大切に飼って、
潰して食用にすることもあまりなかった。それだけ感覚がまったく違うわけです。
事実、遊牧民たちは農耕民族のことを、草を食べる
あるいは穀物と言い換えてもいいのですが、
羊人(Sheeple シープル)と呼んでいます。
その羊人である農耕民族を管理するために「羊飼い」としての一神教
(キリスト教やユダヤ教)があり、その神を動かすことで
全体を支配するという考えです。
これまでもその発想でずっと世界を支配してきたのです。
ですから支配者たちから見ればその他大勢の庶民は同じ人間ではなく、
「羊人」という家畜にすぎません。
だから増えて管理が面倒になれば「間引こう」となるし、
劣等な種族は断種して子孫を作らせないようにする。
家畜を使って利益を得れば、当然のように牧場主がすべてを奪い取る。
文句を言えば餌を減らし、ムチで叩いて大人しくさせる。
このようにして食料と軍事力で世界を管理・コントロールしている連中が
存在しているのです。
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-a3d1.html