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ハインリヒ・シュルスヌス(1888年8月6日 - 1952年6月18日)男性歌手

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2024/08/15 (Thu) 11:52:29

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ハインリヒ・シュルスヌス(1888年8月6日 - 1952年6月18日)


シュルスヌス - YouTube
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Heinrich Schlusnus - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Heinrich+Schlusnus&sp=CAI%253D


L.Slezak, H.Schlusnus, G.Hüsch SP復刻版
uchukyoku1
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ハインリヒ・シュルスヌス - トピック - YouTube
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In memoriam (Mono Version) - YouTube
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Arien und Lieder (Mono Version) - YouTube
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The Art of the Verdi-Baritone - YouTube
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Helge Rosvaenge & Heinrich Schlusnus - YouTube
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Lieder von Gustav Mahler, Johannes Brahms und Richard Strauss - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nqoA99Xgy2fOnHSP2Toah0o7gzYh7we6I


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【クレデンザ1926×78rpmの邂逅】 ハインリヒ・シュルスヌス ドイツ・リート集 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=jIV5gYgVH-8


クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #40~ハインリヒ・シュルスヌス ドイツ・リート集
2021年4月18日
https://note.com/bach_kantaten/n/n588779e4fe07


ハインリヒ・シュルスヌス
ドイツのバリトン歌手、ハインリヒ・シュルスヌス(Heinrich Schlusnus, 1888年8月6日 - 1952年6月18日)。


ラインラント=プファルツ州のブラウバッハで生まれ、ベルリンとフランクフルトで学んだシュルスヌスは、1915年にハンブルク歌劇場でデビュー。同年から2シーズンをニュルンベルク歌劇場で過ごし、そして1917年から1951年ま、第二次世界大戦を挟み30有余年、ベルリン国立歌劇場で活躍。ドイツを代表するバリトン歌手として一時代を築き上げた。
その間、シカゴ・オペラにも出演、1933年にはバイロイト祝祭にも出演している(この年はナチュス・ヒトラー政権が誕生した年で、バイロイトは早速ナチス一色に染め上げられた)。

ドイツ・オペラに優れた手腕を発揮したシュルスヌスであったが、加えて特筆すべきはヴェルディのオペラにおける歌唱であった。
現代とは異なりドイツのオペラハウスでドイツ・オペラ以外は原語で歌われることなくドイツ語で歌われることがほとんどだった。
したがって、残されたシュルスヌスのヴェルディを歌った78rpmもドイツ語歌唱ではあるが、ドイツ・オペラとは異なるイタリア・オペラの輝きをその美声で表現している。

モーツァルトやロッシーニのフィガロでもそれは同じであった。

ドイツ・オペラ/リートの担い手たち
ここで整理しておこうと思うが、シュルスヌスを振り出しにドイツのオペラやリート界を彩ったバス・バリトン歌手は、どんな面々だっただろうか?

現代でもよく知られ、その歌声を聴くことができる歌手を生年順に挙げてみる。

ハインリヒ・シュルスヌス(Heinrich Schlusnus, 1888年)
オイゲン・フックス(Eugen Fuchs, 1893年)
パウル・シェフラー(Paul Schöffler, 1897年)
ヴィリ・ドムグラーフ=ファスベンダー(Willi Domgraf-Faßbaender, 1897年)
ゲルハルト・ヒュッシュ(Gerhard Hüsch, 1901年)
ハンス・ホッター(Hans Hotter, 1909年)
グスタフ・ナイトリンガー(Gustav Neidlinger, 1910年)
ヘルマン・ウーデ(Hermann Uhde, 1914年)
テオ・アダム(Theo Adam, 1926年)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ (Dietrich Fischer-Dieskau, 1925年)
ヘルマン・プライ(Hermann Prey, 1929年)


これは単なる偶然ではないと思いたいが、19世紀に生まれたシュルスヌス以降の歌手と、20世紀に生を受けたヒュッシュの間には明確な線引きがあるように思う。

特にオペラではなくリートの歌唱において、シュルスヌスとヒュッシュの間には「ロマン」という言葉で旧新の線が引かれると・・・。
オペラにおいてはその作品の時代設定も含め、必ずしもその時代に刷新された様式、演出、歌唱が求められるわけではないが、リートにおいてはその時代の空気や芸術様式に影響されることがしばしばのように思われる。

シュルスヌスは時代遅れか?
シュルスヌスとヒュッシュがリート歌手として同様に大切な作品だと考えていたであろう(というか、古今のバス・バリトン歌手すべてが)シューベルトの『冬の旅』を聴き較べてみると、その違いがよく分かるだろう。
ヒュッシュの『冬の歌』はその後に続く、ホッタ―とフィッシャー=ディースカウのそれと同じく、新古典主義的な整然とした装いの中に、シューベルトならではの淡いロマンや抒情がさりげなく添えられている。「甘口・辛口」で言えば、明らかに辛口だ。

それと比較してシュルスヌスの『冬の歌』は甘い。ビロードを思わせる濃密な声の色調、気分的とも思われるテンポの揺れが感じられ、古色蒼然とした趣きがある。

しかし、その点でシュルスヌスのリート歌唱を"過去の遺物”として葬り去るのは忍び難い。

何故なら、この「note」でも時折触れるが、音楽は再現芸術であり、その解釈され、演奏される時代背景や芸術的嗜好(指向)に影響されることは好む好まざるに関わりなく、大小は別にしてあって当たり前だから。

シュルスヌスとヒュッシュとでは一回り、ホッタ―とは二回り、フィッシャー・ディースカウとは三回りも異なるのだから当たり前だ。


少し寄り道をする。
ウィーン・フィルを母体とし、1950年代にアメリカのWESTMINSTERレーベルで、弦楽四重奏曲の名曲を共にレコーディングしていったウィーン・コンツェルトハウス四重奏団とバリリ四重奏団。
よくこの2つのクァルテットを「同じベートーヴェンを演奏しても、前者の方が情緒纏綿とした音楽を作っていったのに対し、後者の方がより清新的な音楽を作り上げた。よってバリリの方がいい」などと簡単に片付ける人がいるが、果たしてそうだろうか?

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確かにバリリと比較し、カンパ―率いるコンツェルトハウスはポルタメントを多用した甘い音楽だが、同時に太い骨格と「脂肪」というよりは「筋肉」と思われるほどよい肉付きがあり、決してだらっとした音楽ではない。
単純な比較で優劣をつけられるようなものでは絶対ない。

楽器ではなく、人の声による芸術なのだから、器楽よりもより一層リートにその演者の個性、その個性を作っていった時代が色濃く影を落とすのは当たり前だ。
そういう視点でシュルスヌスのドイツ・リートに耳を傾けると、そこにドイツ・リートの担い手として、一時代を風靡したバリトン歌手の神髄が見えてくる。

【ターンテーブル動画】
シューベルトもよいが、ヴォルフやR.シュトラウスはシュルスヌスにとっては、コンテンポラリーな作曲家であったからか、逆に時代を意識せず心にしみるものがある。

まずはシューベルト3曲。

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『竪琴に寄せて』、『海辺にて』、『菩提樹』。

続いてブラームス。

名称未設定のデザイン - 2021-04-18T175553.087

『野の寂しさ』。

ヴォルフを3曲。

名称未設定のデザイン - 2021-04-18T175254.309

『ビテーロル』、『鼓手』、『主顕祭』。

最後にR.シュトラウス。

名称未設定のデザイン - 2021-04-18T175639.294

『セレナード』。
https://note.com/bach_kantaten/n/n588779e4fe07


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バッハ

Heinrich Schlusnus - Ave Maria (Bach - Gounod)
https://www.youtube.com/watch?v=6Ri_G2y7f_8&list=PLF9sHH6NFGJPDtCaKst27f0F570X7XOx2&index=6

Leo Blech / Berlin State Opera Orch.
78rpm / Jpn POLYDOR-35041 A(5748)
on Victor VV-J1-91 gramophone



Heinrich Schlusnus (Bariton)- Bach-Gounod : Ave Maria (1934) 電気再生
https://www.youtube.com/watch?v=7eNPYTjH-B4&list=PLF9sHH6NFGJPDtCaKst27f0F570X7XOx2&index=22

Berlin State Opera Orch. cond. by Leo Blech
recorded in 1934
transfer from Jpn POLYDOR 78s / 35041



ベートーヴェン

Heinrich Schlusnus - Beethoven : Adelaide (1930)
https://www.youtube.com/watch?v=IOqzTSTxUBY&list=PLF9sHH6NFGJPDtCaKst27f0F570X7XOx2&index=7

Piano acc. / Franz Rupp
78rpm / Jpn POLYDOR- 60184 8236,239) recorded in 1930
on HMV-163 gramophone



Heinrich Schlusnus - Beethoven : In questa tomba osucura (1932)
https://www.youtube.com/watch?v=lax4n8oN-WY&list=PLF9sHH6NFGJPDtCaKst27f0F570X7XOx2&index=8

Piano acc. / Franz Rupp
78rpm / Jpn POLYDOR- 35003-A(3335, 1/2) recorded in 1932
on HMV-163 gramophone


シューベルト


Heinrich Schlusnus Die Winterreise - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Heinrich+Schlusnus+++Die+Winterreise


Heinrich Schlusnus Schwanengesang - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Heinrich+Schlusnus++Schwanengesang+


Heinrich Schlusnus_ Schubert : "Der Wanderer" さすらい人 D.493
https://www.youtube.com/watch?v=rWm8aykUGvI&list=PLF9sHH6NFGJPDtCaKst27f0F570X7XOx2&index=11

Heinrich Schlusnus (1888-1952)
piano ; Franz Rupp
78rpm / POLYDOR-60181-A(1193) recorded in 1928
on HMV-163 gramophone



ビゼー

Heinrich Schlusnus - Agnus Dei (Bizet)
https://www.youtube.com/watch?v=cuptbEmVkQ4&list=PLF9sHH6NFGJPDtCaKst27f0F570X7XOx2&index=5

Alois Melichar / Berlin State Opera Orch.
78rpm / Jpn POLYDOR-35041 B(5464)
on Victor VV-J1-91 gramophone



Heinrich Schlusnus - Toreador's Song 闘牛士の唄 (Bizet : CARMEN ) - 1927
https://www.youtube.com/watch?v=tT9HodUqcsg&list=PLF9sHH6NFGJPDtCaKst27f0F570X7XOx2&index=26

Berlin State Opera Chorus & Orch.
78rpm / Jpn POLYDOR - 60065, recorded in 1927
on HMV-163 gramophone




ヴェルディ

La Forza del Destino - Morir! Tremenda cosa! - Urna fatale del mio destino (Act Ⅲ) 運命の力 - 死!恐ろしいことだ!
https://www.youtube.com/watch?v=YcNh4Osf2_E&list=PLF9sHH6NFGJPDtCaKst27f0F570X7XOx2&index=23

Julius Pruwer / Berlin Staatsoper Orch. recorded in 1928
78rpm / Deutschen Grammophon - 66763 (B 22410/1)



ブラームス

Heinrich Schlusnus - Brahms : Ruhe Süßliebchen お休み 甘く優しいひとよ (1935)
https://www.youtube.com/watch?v=s-Ku7FelecY&list=PLF9sHH6NFGJPDtCaKst27f0F570X7XOx2&index=24

Die schöne Magelone 美しきマゲローネ Op.33-9
piano acc. by Franz Rupp
78rpm / Jpn POLYDOR - S-4015(524), recorded in 1935


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ハインリヒ・シュルスヌス(Heinrich Schlusnus, 1888年8月6日 - 1952年6月18日)は、ドイツのバリトン歌手。

ブラウバッハの生まれ。フランクフルトおよびベルリンで声楽を学んだ。
1915年にハンブルクでの『ローエングリン』の軍令使役で初舞台を踏んだ。この年から2年間ニュルンベルクで歌い、1917年から1950年までベルリン国立歌劇場に所属した。
この間、1927年と1928年のシーズンはシカゴ・オペラにも出演し、1933年にはバイロイト音楽祭、1937年にはパリ・オペラ座にも登場している。
フランクフルトにて没する。

優れたレガートと気品のある歌唱で知られ、オペラにおいてはドイツ人歌手でありながらジュゼッペ・ヴェルディの諸役でも欧州各地で名を馳せた。 フィッシャー=ディースカウが登場する以前の(あるいは、ディースカウのひと世代前のゲルハルト・ヒュッシュが登場する以前の)ドイツリートの歌唱様式の典型を、テノールのレオ・スレザークとともに形作っていた歌い手でもある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%8C%E3%82%B9

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