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日本で購入できる コモディティ銘柄の ETF

1:777 :

2024/07/23 (Tue) 05:56:08

経済・相場関係投稿集
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ド素人でも損しない株式投資のノウハウ
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ETFの税金と確定申告について徹底解説!特定口座・一般口座・NISA口座の違いとは? | TRADE MASTER
https://trademaster.jp/etf_tax/

新NISA(成長投資枠)で投資すべきETFはどれ?つみたて投資枠のおすすめ銘柄も紹介! | TRADE MASTER
https://trademaster.jp/etf_newnisa/

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米国の株式市場 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/stock-markets/us-stock-market

ドル円 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/foreign-exchange-market/usdjpy

日本の株式市場 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/stock-markets/japanese-stock-market

日本株個別銘柄 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/stocks/japanese-stocks

商品市場 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets

金 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/gold

銀 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/silver

プラチナ | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/platinum

銅 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/copper

エネルギー資源 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/energy-resources

原油 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/energy-resources/crude-oil

天然ガス | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/energy-resources/natural-gas

ウラン | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/energy-resources/uranium

小麦 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/wheat

とうもろこし | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/corn

砂糖 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/sugar


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個人投資家にとって先物商品への投資は難しいものです。
そこで本記事では、日本で購入できる商品ETF についてまとめてみましたので、銘柄を選ぶ際の参考にしてみてください。

ETFとは「Exchange Traded Fund」の略で、簡単に言うと証券取引所に上場している投資信託のことです。上場投資信託とも呼ばれています。

様々なETF商品がある中で、商品の値動きに連動するETFを「商品ETF」と言います。一般的に商品価格というと先物商品の価格を指しますが、個人で商品先物に投資することは通常だとハードルが高く一般的ではありません。しかし、これらの価格を指標とし連動するETFであれば、個人投資家でも気軽に運用できる点がメリットです。

先物(取引)とは、あらかじめ決められた期日に決済される取引のことを言います。先物商品を運用する際は、期限があるので同じものを保有し続けることができないため、期日の短いものを売って、長いものを買い直すこと(=ロールオーバー)を繰り返すことになります。

このとき、期日が長い先物の方が、短い先物よりも価格が高くなることが多く、この状態をコンタンゴと言います。つまり、ロールオーバーで安く売って高く買い戻すことになり、これを繰り返すと価値が下がっていくのが先物型ETFの特徴です。

そのため、長期保有しないことが先物型ETFのポイントとなります。先物価格の大きな値上がりによってカバーできる可能性もありますが、値下がりリスクも高いことを考えると、それでも短期保有の方が向いている商品と言えます。
https://hedge.guide/feature/oil-etf-features.html


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コモディティ投資とは? メリット・デメリット、種類や投資方法を解説
https://www.ig.com/jp/trading-strategies/what-is-commodities-investment-200825

コモディティ投資は、株式や不動産などといったほかの投資対象とどのように違うのでしょうか。この記事ではコモディティ投資とは何か、またメリットやデメリット、種類や投資方法について説明します。


コモディティ投資とは、商品先物の市場において、金や銀といった貴金属から、原油、また小麦、コーヒー豆などの農産物や家畜に至るまで、「商品」と呼ばれる銘柄に投資を行うことをいいます。


直接コモディティに投資することもできますが(直物市場)、一般の投資家は商品先物市場で取引を行います。
通常、商品は先物として取引されます。商品先物はあらかじめ決められた期日と価格で取引を行います。これにより、実際に現物の商品を保有することなく効率的に商品を取引することが可能になります。

IG証券取り扱いの商品CFDには、期限のあるものと期限のないものの両方があります。期限なしの商品CFDでは、ポジションはお客様ご自身で清算をするまで清算はされません(先物の清算日と強制ロスカットを除く)。 価格は原資産市場の先物価格を元に提供しています。また、保有ポジションにはファンディングコストの調整額が別途計上されます。


コモディティ投資のメリット
コモディティ投資のメリットには、分散投資になることやインフレに強いことがあげられます。


分散投資になる
コモディティ投資のメリットの一つは、分散投資が可能な点です。コモディティの価格は、商品ごとの需給バランスや天候、生産量や在庫、為替レートなどさまざまな要因に影響を受けます。株式市場の変動要因とは異なるため、株式投資をしている人にとってコモディティへは分散投資になります。
例えば金の価格を見てみましょう。金は安全資産とも呼ばれ、大きな政治イベントなどが発生して株式市場が不安定になった際に値上がりする傾向にあります。この特徴を生かして、株式に投資をしながら金にも投資を行うことで、リスクヘッジをするなどの戦略を取ることができるのです。


インフレに強い
メリットの2つ目には、インフレに強いということが挙げられます。コモディティは実物資産なのでインフレによって物価が上昇すると、それにともなって値上がりする傾向があります。 例えば、実物の金や原油の価格が上がったとします。すると、これらに投資をしているコモディティ投資などの金融商品においても利益が上がりやすくなります。反対に、コモディティ市場において金や原油が人気の高い状態にある場合、実物の金や原油の価格もこの影響を受けて上昇する、ということもあるのです。


コモディティ投資のデメリット
コモディティ投資には3つのデメリットがあります。

価格変動が読みにくい
コモディティ投資では、商品ごとに価格の変動要因が異なるため、急な価格上昇または下落が起こることがあります。例えば原油に代表されるエネルギー・天然資源は政治や世界情勢により価格が変動しやすい銘柄です。原油は特に、中東の混乱が生じると供給側の不確実性を高めるため、価格に大きな影響を与えます。また小麦などの農作物は、災害や天候不順などにより生産量に影響が出た場合、需要と供給のバランスがくずれ、価格も変動します。
このような価格の変動要因は事前に予測することが難しく、コモディティ投資のデメリットの一つであるといえます。

為替リスクがある
コモディティは外貨建てで決済されるために、為替リスクがあります。為替リスクとは、相場変動により外貨建て資産の価値が変動する可能性のことです。

例えば、ドル建てで取引され、円換算されるNY金の例を見てみましょう。ドル高円安の場合は、国内における金の価格が上昇し、反対にドル安円高の場合には下落することになります。このように、商品そのものの価格の変動リスクにだけ注目するのではなく、為替リスクについても確認し、ご自身の戦略プランに組み込むようにしましょう。


インカムゲインがない
インカムゲインとは、資産を保有していることにより得られる利益です。株式の配当金や、マンションなど不動産の家賃収入、債券や預金の利息などがこれに当たります。コモディティ投資は実物資産であるため保有し続けても利益が生まれず、配当金のようなインカムゲインは発生しません。そのため、ほかの資産運用に比べると運用益の少ない投資方法になる可能性があります。


コモディティの主な種類

コモディティには主に2つのカテゴリーに分けることができます。

一つ目は、採掘または抽出された金属やエネルギー資源です。これらはハードコモディティと呼ばれています。

もう一方は農作物、家畜といったソフトコモディティと呼ばれるものです。



次に、コモディティの主な種類について紹介します。

ハードコモディティ

エネルギー
エネルギーには、WTI 原油や北海原油などの原油、NYヒーティングオイル、NY無鉛ガソリン、NY天然ガスが挙げられます。エネルギー関連は、農作物と同じく需要と供給のバランスのほか、国際情勢――特に中東情勢などによって価格変動が生じる可能性が比較的高いといえます。その他にも、生産動向やOPECで原産の合意がなされた場合や、米国のシェールオイルやシェールガスの生産状況の影響も受ける可能性があります。

金属
金属には、ゴールド(スポット金)やプラチナなどの貴金属と、亜鉛やアルミニウムなどの産業用金属があります。金属は、生産量や流通量により価格変動が生じます。 貴金属、特に金は古くから安全資産として取引されることが多いコモディティです。経済状況や金融市場が不安定になった場合などの資金の移動先として選ばれることが多くあります。

安全資産についてさらに詳しく

また、金は米ドルと逆相関関係にあるともいわれ、米ドル取引のリスクヘッジにも用いられています。


ソフトコモディティ

農産物
農産物には、小麦、トウモロコシ(シカゴコーン)、大豆(シカゴ大豆)や小豆、米、コーヒー、砂糖、ゴムなどが挙げられます。 農産物は、天候不順や自然災害などにより需要と供給のバランスが変化すると、価格変動に影響を与えやすくなります。

畜産物
畜産物には、飼育牛や生牛、赤身豚肉などが挙げられます。畜産物も、農産物と同じく需要と供給のバランスが変化すると、価格変動につながりやすいコモディティです。 生活必需品である畜産物は、需要量の安定が見込まれているものの、飼育するための飼料価格に変動があった場合や、また疫病が発生した場合に影響を受ける可能性があります。


コモディティ投資を行うには

これまでコモディティ投資はその単価の高さから、投資を行える人が限られていました。近年は投資信託やETFなどさまざまな投資方法が広がり、コモディティ投資も身近なものになってきました。
ここで、コモディティを対象とした金融商品を3つ説明します。


投資信託・ETF
コモディティを扱う投資信託やETFを購入することで、コモディティに間接的に投資を行う方法です。コモディティETFは、証券取引所で価格が決まるため、個別株のように証券会社で売買を行うことができます。さまざまなコモディティを一つの投資信託で購入することができる点もメリットだといえます。半面、投資信託では個別のコモディティを取引することができません。コモディティを個別に取引したい場合は、このあと紹介する商品CFDなどを利用することができます。


金・プラチナ積立
純金積立は毎月1,000円から、プラチナ積立は毎月3,000円からで定額買付するサービスが一般的です。貴金属メーカー、地金商、証券会社や銀行などが取り扱っています。1000円単位で積み立てられるため自分のペースで資産形成でき、また手元に金を補完するわけではないので盗難のリスクがない点がメリットであるといえます。半面、手数料が高いことや、短期で利益を出すことがむずかしいこと、買った時点より価格が下がってしまい損失を出す可能性があることがデメリットとして挙げられます。


CFDでコモディティ投資

IG証券の商品CFD(差金決済取引)でコモディティ投資を行うことが可能です。
商品CFDの特徴は、主に次の3点です。

1.実際に金・原油など投資対象の資産を保有することなく、ポジションを保有した時の価格と、ポジションを清算した時の価格の差が損益になる取引です。

2.IG証券ではエネルギーから貴金属、そして農産物まで幅広い銘柄を取引可能です。

3.銘柄によりほぼ24時間取引可能です。例えば貴金属は8:00~7:00(夏時間7:00~6:00)と、取引時間が長くなっています。銘柄ごとの取引時間詳細もご覧ください。


IG証券では、ほかにもバイナリーオプション、ノックアウト・オプションでコモディティを取引することが可能です。


コモディティ投資のまとめ
コモディティ投資には、価格が株式や為替相場、債券などとは異なる要因により変動するという特徴があります。この特徴を利用して、株式などと合わせてコモディティ投資を行うことにより、政情の変化などによる株安の局面へのリスクヘッジを戦略的に行うことが考えられます。

コモディティ投資は純金への直接投資、純金・プラチナ積立のほか、投資信託、ETF(上場投資信託)、商品CFDと、さまざまな取引手段から選ぶことができます。

資産運用の幅を広げるために、コモディティ投資を検討してみてはいかがでしょう?
https://www.ig.com/jp/trading-strategies/what-is-commodities-investment-200825


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2020/03/10 火 プロが語る!資産形成のすゝめ
農産物のETFをご存じですか?
提供元:JTG証券
https://money-bu-jpx.com/news/article023517/

商品ETF(上場投資信託)の中でも、金、銀、白金といった貴金属や、原油、天然ガスといったエネルギー類の価格や指数に連動するように設定されているETFはよく知られていますが、農産物の指数に連動するETFがあるのをご存じでしょうか。

農産物の取引形態でよく知られているものに商品先物取引があります。しかしながら、商品先物取引は、実際の取引金額の一部を証拠金として差し入れる証拠金取引であり、取引単位が比較的大きな金額であったり、レバレッジを効かせた取引となるため大きなリターンが期待できる一方でリスクも大きい取引であるなど、個人投資家にはなかなか手の出しづらい取引です。

それがETFの取引であれば、取引金額も比較的少額から、レバレッジを効かさずに現物株式と同じように取引が可能で、農産物は株式や債券といった伝統的な金融商品と異なる資産クラスであるため、分散投資の一環として個人投資家でも比較的利用しやすくなっています。

東証では以下の5銘柄が上場しています。
(1) 1687 アグリETF (正式名称:WisdomTree農産物上場投資信託)
(2) 1688 穀物ETF (正式名称:WisdomTree穀物上場投資信託)
(3) 1695 小麦ETF (正式名称:WisdomTree小麦上場投資信託)
(4) 1696 コーンETF (正式名称:WisdomTreeとうもろこし上場投資信託)
(5) 1697 大豆ETF (正式名称:WisdomTree大豆上場投資信託)

(1)のアグリETFは、「Bloomberg Agriculture Subindex」の総合商品指数に連動する投資成果を目指すETFです。Bloomberg Agriculture Subindexとは、Bloomberg Commodity Indexのサブ指数であり、コーヒー、トウモロコシ、綿花、大豆、大豆油、砂糖および小麦の先物契約で構成されており、対象となる商品の先物価格の動きから発生するリターンのみを反映しています。

(2)の穀物ETFは、(1)と同様に、トウモロコシ、大豆、小麦で構成されるサブ指数「Bloomberg Grains Subindex」を連動対象としています。

(3)~(5)のETFは、Bloomberg Commodity Indexのうちのそれぞれの対象商品により構成されている部分をベースとするサブ指数で、(3)は小麦、(4)はとうもろこし、(5)は大豆のそれぞれの先物契約を基準に設定されており、対象商品の先物契約の価格の動向から発生するリターンのみを反映しています。

農産物の価格は、天候要因(大干ばつ、長雨等)や需給要因(作付遅延、在庫減少、豊作)、社会的要因(金融危機等)などが影響して変動します。なかでも天候要因は農産物に独特の重要な要因です。

また、農産物は貴金属や原油などと異なり、基本的に一年一作であり、収穫期に大量に供給されたものを保管して次の収穫期まで消費するというサイクルとなります。そのため、1年の中で、収穫期には供給過剰となり、端境期にはモノ不足となることで発生する需要と供給の極端なアンバランスにより、農産物価格には季節性が生じるといわれている点には注意が必要です。

なお、近年の穀物等の国際価格の推移をみると、2012年にとうもろこしや大豆が史上最高値を記録して以降、小麦やとうもろこし、大豆の豊作等から穀物等の価格は低下しており、2017年以降は横ばいで推移しています。ただし、新興国の畜産物消費の増加を背景とした堅調な需要やエネルギー向け需要によって、その水準は、世界的に穀物等の価格が上昇した2008年以前を上回るものとなっています。

一般的にコモディティは、インフレに強く、株式や債券の価格との連動性が低いとされているため、農産物ETFを上手に組み入れることで手軽に分散投資を行うことができるというメリットがあります。

ただし、現在の農産物ETFは、株価指数を連動対象とするETFなどと比較して売買高が小さく、取引が活発に行われているとは言えない状況です。そのため、気配値(買い注文で最も高い値段と売り注文で最も安い値段)が大きく離れることで日中の値段が大きく変動することがある、あるいは需給により実際に当該ETFが保有する正味資産価値と乖離する価格で取引されることがあるなどのリスクがある点には注意が必要です。

今般では、投資を検討する際に、気候変動の原因となる環境問題や、新興国の人口増加および食料問題など、世界のさまざまな問題を考慮せざるを得ません。SDGsやESG投資が注目されていますが、世界的視野をはぐくむといった意味でも、農産物ETFへの投資を検討されてみてはいかがでしょうか。
https://money-bu-jpx.com/news/article023517/


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ETF売買代金ランキング 2024/07/22 15:02
 
22日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。

                  売買代金
      銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価
1. <1570> 日経レバ    152756    5.1    29175
2. <1458> 楽天Wブル    12172   41.4    34480
3. <1360> 日経ベア2    10744    6.4    339.0
4. <1321> 野村日経平均   10112   12.9    40770
5. <1579> 日経ブル2    9089   17.3    312.3
6. <1357> 日経Dインバ   7817   -16.3     138
7. <1459> 楽天Wベア    5305    5.5     560
8. <1306> 野村東証指数   5078   -24.5   2933.5
9. <2644> GX半導日株   3007    3.6    4355
10. <1568> TPXブル    2418   -9.1    521.0
11. <1365> iF日経Wブ   2339   16.7    45040
12. <200A> 野村日半導    1614   56.5    1877
13. <2243> GX半導体    1610   91.4    1988
14. <2869> iFナ百Wブ   1547   300.8    44710
15. <1540> 純金信託     1514   -22.7    11450
16. <1655> iS米国株    1493   35.9    626.1
17. <1330> 日興日経平均   1425   17.1    40780
18. <1678> 野村インド株   1340   -0.4    397.5
19. <1489> 日経高配50   1296   -2.1    2400
20. <2558> MX米株SP   1291   88.5    24900
21. <1329> iS日経     1288   -14.9    41310
22. <2244> GXUテック   1112   38.8    2202
23. <1320> iF日経年1   1101   17.6    40650
24. <2038> 原油先Wブル   1069   171.3    2303
25. <1545> 野村ナスH無   1058   16.9    31230
26. <1348> MXトピクス    896   54.5   2925.0
27. <2621> iS米20H    820    5.4    1234
28. <1671> WTI原油     794   242.2    3390
29. <1571> 日経インバ     784   12.3     610
30. <1346> MX225     702   21.2    40820
31. <1366> iF日経Wベ    594   -9.9     360
32. <1356> TPXベア2    581    8.6    356.4
33. <2559> MX全世界株    573   70.5    20970
34. <1343> 野村REIT    570   -6.1   1858.0
35. <1615> 野村東証銀行    549   -7.4    363.1
36. <1308> 日興東証指数    547   -87.0    2898
37. <1456> iF日経ベ     547   -40.3    2610
38. <2516> 東証グロース    524   -39.9    516.3
39. <1326> SPDR      451   46.0    34920
40. <2870> iFナ百Wベ    434   145.2    21510
41. <1358> 日経2倍      430   -14.9    54050
42. <178A> GX革新優良    384   25.9    1136
43. <1546> 野村ダウH無    378   24.8    62360
44. <1580> 日経ベア      377   38.1   1617.0
45. <1475> iSTPX     376   -77.3    2930
46. <1699> 野村原油      371   99.5    446.7
47. <2631> MXナスダク    362   12.1    22130
48. <1305> iFTP年1    352   -31.5   2966.5
49. <1557> SPDR5百    351    3.5    86390
50. <1547> 日興SP5百    348   -5.9    9446
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%)


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グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/

追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
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金ETF と 銀ETF のお薦め銘柄
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【プラチナ投資】国内ETFを比較!
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日本で購入できる原油ETFの一覧とそれぞれの特徴は?
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ETFS天然ガス上場投資信託はなぜ安い?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16861236



グローバルX 半導体関連-日本株式(GX半導日株)【2644】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=2644

2644 - GX 半導体関連-日本株式 - 株式掲示板 - Yahoo!ファイナンス掲示板
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1835900/0bf1c17a16b432a046e71ab73c2d16f0



今人気沸騰の 「レバレッジ型・インバース型ETF」 は 『ネットパチンコ』
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/893.html

FX ・ 先物取引 ・ 空売り は『ネットパチンコ』、 絶対に手を出してはいけない
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/894.html


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株で儲ける方法教えてあげる(こっそり)
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14005993

鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html

「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14042637

フォン・グライアーツ氏: すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
2024年6月8日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49744

40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14007513

ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14009793

ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた 過去40年の低金利はもうない
2023年9月17日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962

株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27593

レイ・ダリオ氏、株式銘柄の分散ではない本当の分散投資を語る
2024年6月6日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49671

ガンドラック氏: 投資で一番重要なのは予想を間違っても死なないようにすること
2024年5月30日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49399

ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
2023年5月9日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36627

絶対に損しないプロのポートフォリオ投資法
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/989.html


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株、不動産・・・円安バーゲンセールで全てが上昇!インフレヘッジを急げ!?
石原順チャンネル 2024/07/09
https://www.youtube.com/watch?v=M8zVWY7c0S8

<チャプター>
00:00 インフレヘッジを急げ!?
00:38 日経平均CFD(日足)
02:05 円は2012年以降50%下落
05:25 インフレ不況は?
12:00 ドル/円(日足)円安大バーゲンセール
13:40 ユーロ/円(日足)
15:40 ポンド/円(日足)
16:25 インフレ調整後の連邦赤字
21:25 S&P500CFD(日足)
24:40 もうひとつのアメリカ帝国のサイクル(今、⑮)
25:07 ナスダック100(月足)
26:41 失業率の上昇
27:36 景気循環と株式市場の循環



経済、インフレ、紙幣とゴールド投資
石原順チャンネル 2024/07/16
https://www.youtube.com/watch?v=CDCNUXvny9k

<チャプター>
00:00 債務危機とゴールド投資
04:16 ゴールドCFD(日足)
10:35 ゴールドCFD(週足)
11:30 ゴールド/円CFD(週足)
13:35 ゴールドETFとゴールド価格の推移
17:22 制裁が米ドルの下落につながっている
22:35 世界の中央銀行のゴールド保有量
23:30 米国の負債総額
25:24 民主党と共和党のどちらも持続不可能な債務に対処しない
27:03 借金はアメリカ帝国を沈没させるか?
34:35 アメリカは社会的・政治的大惨事まであと一歩だった
37:00 トランプ氏が暗殺される予言
41:10 レイ・ダリオのビッグサイクル
45:43 コーヒーブレイク




1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
2023年4月3日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35411

リーマンショックで急落した金価格、上昇した米国債
2016年10月16日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4454

金融市場にインフレの兆し: 金、原油、穀物価格が高騰
2020年10月14日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11801

2022年の株式市場はインフレと金融引き締めで暴落する
2022年1月6日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/18367

アイカーン氏: 原油をマイナス30ドルで買った
2022年2月22日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/20187

ウクライナ危機でコモディティ価格高騰、小麦を一部利確してシルバー買い
2022年3月6日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/20954

2024年、一番割安なコモディティはどれか?
2024年1月5日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43150

金価格上昇の理由と今後の見通し
2024年4月3日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46812

レイ・ダリオ氏: 金価格が上がっている理由
2024年6月4日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49576

フォン・グライアーツ氏: ゴールドとシルバーの本当の上げ相場はこれから
2024年6月10日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49783

かなり下落してきたコモディティ銘柄、長期的には円やドルの貯金の代わりになるか?
2024年7月11日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51136


トランプ相場の形が少しずつ見え始めている。

トランプ前大統領: ドル円は下落すべきだ
2024年7月19日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51437

トランプ前大統領: 金利を下げてインフレも下げる
2024年7月21日 GLOBALMACRORESEARCH
投資家は何らかの形で原油価格下落に恩恵を受けるポジションを持つべきである
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51483
2:777 :

2024/07/23 (Tue) 14:52:08

日本人がアメリカ国債を買う様に、日銀はアメリカの指示で日本の金利を極端に低くさせられている。
郵政民営化、GPIFの海外運用、新NISA、公務員年金100兆円運用もすべて日本の金でアメリカ国債を買わせるのが目的:


2024年新NISAの準備はOK? 豊かな投資のために、今すべきこと
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14148221

新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16860215


新NISAに須田慎一郎と山口敬之が疑念!狙われるタンス預金と円の海外流出か?
2024/07/10
https://www.youtube.com/watch?v=8TTWpFllRDA

山口×佐波【山口インテリジェンスアイ】7/10
新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://www.youtube.com/watch?v=cKVeEeFfS98

【山口インテリジェンスアイ】山口敬之×佐波 2024/07/04
岸田文雄がゴリ押しする新NISAの闇
https://www.youtube.com/watch?v=RYJf1sXDfEQ&t=22s


日本、金利上昇で経済崩壊の可能性
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16856196

これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14091470


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新NISA開始3カ月調査「東証ETFで買われた意外なベスト20」S&P500、オルカンはベスト5入らず【通常非公開データ】
2024/07/23/
https://dot.asahi.com/articles/-/223594?page=1

新NISAの成長投資枠では、個別株と同じようにリアルタイム取引ができるETF(上場投資信託)も買える。どんな東証ETFが人気化しているのだろう?

【図表3つ】新NISA開始3カ月で個人が買った東証ETFベスト20はこちら!
https://dot.asahi.com/articles/photo/223594?pid=127a9af6b37785f260ce12ad56ce88dc240336


 東証ETF(以下、ETF)は普通の投資信託と違い、リアルタイムに指し値注文でも買えるという長所がある。

 2024年1〜3月に主要ネット証券5社の新NISAで買われた東証ETFで、買い付け金額が多かったベスト20を集計すると、意外な結果が出た。

 
新NISAで買われた投資信託ランキング
https://dot.asahi.com/articles/-/223578

のように「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や、同「米国株式(S&P500)」といった海外の超メジャーな株価指数に連動するETFがベスト5に入らなかったのだ。

6位にオルカン
 6位にようやく「MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信」がいる。こちらは、新NISAの投資信託で買い付け金額1位のeMAXIS Slim 全世界株式(通称オルカン)と中身は同じ、運用も同じ。いわば「オルカンのETFバージョン」だ。

 上位には日本の高配当株指数や日本の半導体関連株、インド株、米国のハイテク企業トップ20など、最近の値動きが好調な投資対象に連動するETFが食い込んだ(本記事2ページ目の表参照)。

 米国株のETFは、「グローバルX US テック・トップ20ETF」が4位で、S&P500のETFより上だ。マイクロソフトやアップルなど、米国のテック株20銘柄に集中投資するETFである。

 人気化したためか、このETFを丸ごと1本組み入れた普通の投資信託「一歩先いく USテック・トップ20インデックス」も3月13日に設定され、発売から2週間余りで50億円以上が買われている。

※2024年6月6日現在、「一歩先いく USテック・トップ20インデックス」の純資産総額は100億円を突破しています

5000円のS&P500
 S&P500のETFでメジャーな「iシェアーズ S&P 500米国株ETF」は10位。売買単位は10口だが、5000円台で買える手軽さが好評だ。信託報酬も年0.077%(年率、税込み)と低コストで、個人投資家に支持されている。

 ネット証券の2強、SBI証券と楽天証券の東証ETFランキングも参考までに紹介しよう。2社ともベスト5のETF自体はネット証券5社合計のランキングと変わらず、順位が少し違うだけだ(下の表参照)。

https://dot.asahi.com/articles/-/223594?page=2


 どのランキングでも、日経平均高配当株50、グローバルXの半導体および「USテック・トップ20」、NEXT FUNDSのインド株、東証REITの5本が上位を独占している。なお、11位から20位は本記事次のページに載せておく。


圧倒的1位は高配当ETF
 野村アセットマネジメントのETF事業戦略部長・渡邊雅史さんに話を聞いた。野村が運用する「NEXT FUNDS」シリーズは運用残高が43兆円で国内籍ETFのシェア43%。売買代金シェアは65%で、日本一のETFブランドだ(運用残高およびシェアは2023年12月末現在、売買代金シェアは2023年12月の月間データより)。

 銘柄数は70本以上。今回の新NISAの東証ETFランキングでも「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信」が圧倒的トップである。

「日経平均高配当株50指数ETFの今年1月の月間売買代金は前年同月比で6倍でした。新NISAでは高配当株が人気のようですが、このETFの分配金利回りは3.11%(2024年4月3日現在)、昨年末までの過去5年間の平均分配利回りは4.1%です。

個別銘柄で4%超の利回りを安定的に得られるものを選ぶことは、簡単ではありません。

このETFは毎年6月に銘柄の見直しが行われます。銘柄選びに時間をかけず、分配金を長期的に得たいというニーズに合致したようです」

インド株ETF3位
 3位には、やはり野村の「NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty50連動型上場投信」がランクイン。

 インドでの現物株の売買に制約が多いため、米国で取引されているインドの株価指数Nifty50の先物を利用し、指数との連動を目指すETFだ。円建てで日本時間に売買できる東証ETFの中では唯一、インド株を投資対象としている。


https://dot.asahi.com/articles/-/223594?page=3


「新NISAでETFを買う層は高配当株などのインカム重視か、値上がり益を狙って機動的に高成長を取りたいグロース重視かに分かれます。インド株のETFは高成長による値上がり益重視の投資家に人気です」

REITのETFも人気
 同社のNEXT FUNDSシリーズでは分配金利回りが4%前後の「東証REIT指数連動型上場投信」もインカム重視の投資家に好んで買われており、ランキングでもベスト5入り。

 一方、13位の「NASDAQ-100連動型上場投信」はS&P500のETFと比べてハイリスク・ハイリターン寄りなので、より値上がり益にこだわる投資家向き。このETFの信託報酬は同種の東証ETFの中で最安水準の0.22%(年率、税込み)だ。

 なお、日本の優良株が気になる人は「iFreeETF JPXプライム150」(8位)に注目。JPXプライム150指数のETFは、NEXT FUNDSシリーズからも3月に上場済みである。

取材・文/安住拓哉、中島晶子(AERA編集部)
https://dot.asahi.com/articles/-/223594?page=3
3:777 :

2024/07/23 (Tue) 14:56:08

ETFと株の違い
https://www.simplexasset.com/etf/column/005.html

ETFは投資信託よりも、株との共通点が比較的多く見られます。

ETF・投資信託・株の比較と違い

ETF、株と投資信託の比較です。
ETFは上場投資信託とも呼ばれ、投資信託の一種ではありますが、比較すると株との共通点が目立ちます。

ETFと投資信託を比較すると、最大の違いは証券取引所に上場しているかどうかという点です。ETFは株と同じように上場しており、証券取引所で売買されるため、売買の方法や費用に違いはありません。

ETFも投資信託の一種であるため、信託報酬が発生します。違いはETFのほうが比較的安いという点です。


株 ETF 投資信託
上場・非上場 上場 非上場


ETFと株の売買の方法は全く同じです。
リアルタイムで動く市場価格で売買します。
一般にETFのコストは投資信託より安めです。
https://www.simplexasset.com/etf/column/005.html


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【保存版】つみたてNISAで買える投資信託とは?3つの強みも紹介
てるぞうお金塾【つみたてNISAN】2022/04/02
https://www.youtube.com/watch?v=TTsA_og6uvw

新NISA
てるぞうお金塾【つみたてNISAN】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLhtAyxacVISrqeBrkhwDeVd9Zwx8nDV0B

投資を基礎から学ぶ【初めての人向け】
てるぞうお金塾【つみたてNISAN】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLhtAyxacVISqRvM-SWQR_ANrvNkcJIT_c


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新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16860215


新NISAに須田慎一郎と山口敬之が疑念!狙われるタンス預金と円の海外流出か?
2024/07/10
https://www.youtube.com/watch?v=8TTWpFllRDA

山口×佐波【山口インテリジェンスアイ】7/10
新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://www.youtube.com/watch?v=cKVeEeFfS98

【山口インテリジェンスアイ】山口敬之×佐波 2024/07/04
岸田文雄がゴリ押しする新NISAの闇
https://www.youtube.com/watch?v=RYJf1sXDfEQ&amp;t=22s


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ETFの2つの価格

ETFに関する価格は市場価格と基準価額があります。

価格の決まり方がそれぞれ異なります。


市場価格
市場価格は市場の売買により決まる価格で、証券取引所で売買されるごとにリアルタイムで変動します。

証券会社やYahooファイナンスなどでETFの価格を確認すると、市場価格が表示されています。

市場価格は今いくらで売れそうか、買えそうかということを把握できる価格です。

基準価額
基準価額は投資信託が組み入れている資産を時価評価した純資産総額を、その日の口数で割った値段のことです。

ETFは投資信託の一種であるため、基準価額が計算されます。

運用会社は基準価額を1日に1回、公表する仕組みとなっています。

基準価額は各運用会社のウェブサイトや適時開示情報閲覧サービスで見ることができます。

基準価額を活用するには
基準価額は前日に計算した価格なので、今取引されている価格とは差異が発生します。前日から取引次点にETFが保有する資産の価格も変動していることがあるためです。

しかし、それを考慮しても基準価額より市場価格に大きな乖離があることもあるので、基準価額は参考になります。

(提供元:シンプレクス・アセット・マネジメント)
https://money-bu-jpx.com/news/article028303/#:~:text=%E5%B8%82%E5%A0%B4%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%AF%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AE%E5%A3%B2%E8%B2%B7%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8A%E6%B1%BA%E3%81%BE%E3%82%8B%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%A7%E3%80%81%E8%A8%BC%E5%88%B8%E5%8F%96%E5%BC%95%E6%89%80%E3%81%A7%E5%A3%B2%E8%B2%B7%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%94%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%81%A7%E5%A4%89%E5%8B%95%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82%20%E8%A8%BC%E5%88%B8%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%82%84Yahoo%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%A7ETF%E3%81%AE%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%82%92%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%80%81%E5%B8%82%E5%A0%B4%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%8C%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82,%E5%B8%82%E5%A0%B4%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%84%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%A7%E5%A3%B2%E3%82%8C%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%8B%E3%80%81%E8%B2%B7%E3%81%88%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E6%8A%8A%E6%8F%A1%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82%20%E5%9F%BA%E6%BA%96%E4%BE%A1%E9%A1%8D%20%E5%9F%BA%E6%BA%96%E4%BE%A1%E9%A1%8D%E3%81%AF%E6%8A%95%E8%B3%87%E4%BF%A1%E8%A8%97%E3%81%8C%E7%B5%84%E3%81%BF%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E8%B3%87%E7%94%A3%E3%82%92%E6%99%82%E4%BE%A1%E8%A9%95%E4%BE%A1%E3%81%97%E3%81%9F%E7%B4%94%E8%B3%87%E7%94%A3%E7%B7%8F%E9%A1%8D%E3%82%92%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%81%AE%E5%8F%A3%E6%95%B0%E3%81%A7%E5%89%B2%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%80%A4%E6%AE%B5%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82



コラム もっと知りたいETF

No.3 ETFの価格について整理しましょう(1)~「市場価格」と「基準価額」
ETFセンター長 今井 幸英 2010年5月6日
https://www.nikkoam.com/products/etf/column/column03

最近、新聞や雑誌、ウェブなどでETFについて色々な情報やコメントが増えてきたように感じます。さらにETFの関心が高まり、利用も広がればと期待しています。しかし、その中にはETFの価格について混乱がある情報などもあり、少し気になっています。今回はその価格について整理してお伝えします。

ETFには「市場価格」と「基準価額」があります。
通常、個人投資家の皆さんがETFを買ったり売ったりするのは東証など市場での売買になりますが、その価格は市場でつけられている「市場価格」と呼ばれます。これは、その時点の売り手と買い手の需要と供給の均衡した価格です。

一方、ETFは投資信託でもあり、非上場の投資信託と同様に「基準価額」と呼ばれる価格もあります。ETFの基準価額の算出目的は、非上場の投資信託と同様に、指定参加者が設定と解約(一部のETFは交換と言います)をするときに使われる価格です。つまりETFの発行口数が増減するときの価額になります。基準価額の算出は、投信信託の保有資産を評価時点の価格で評価し直して、未収入金や費用を勘案して算出されます。通常は1日に1回算出されます。

「市場価格」と「基準価額」の計算時間について図で見てみましょう。
まずは国内資産(日本株やJリート等)を対象にするETFですが、市場が開いている時間帯(9:00~11:00、12:30~15:00(大証15:10))にETFの市場価格が作られます。基準価額は、保有資産の評価時点(15:00(大証15:10))の引け値を使って計算され、Webなどで公表されるのが19:00くらいになります。

国内資産対象のETF

次に海外資産を対象にするETFをについて見てみます。

市場が開いている時間帯(9:00~11:00、12:30~15:00(大証15:10))にETFの市場価格が作られます。これは国内資産を対象にするETFと同じです。ただし基準価額の算出は様子が違います。保有資産の評価時点は海外市場の引け値を使って計算されるのですが、時差の関係から、入手できる最新の引け値は前日のものになります。また、海外資産なので為替評価も必要になります。為替の評価時点は日本時間10:00のTTM(電信中値相場)となっています。よって海外資産を対象にするETFは、前日引け値と当日のTTMを使って計算され、ウェブサイトなどで公表されるのが19:00くらいになります。

海外資産対象のETF

さて、「市場価格」と「基準価額」の関係は?
「基準価額」の単位は、かならずしも一口当たりの価格で表示されているとは限りません。交換・設定の便宜上、10口単位や100口単位で表示されることもあります。一方、東証などのウェブサイトで公表している「市場価格」の表示単位は一口当たりの価格となっていますので、基準価額を一口単位に揃えたものを(ここでは「一口当たりの純資産価格」と呼ぶことにします)、市場価格と比べることがあります。これは市場価格が一口当たりの純資産価格に対して割高なのか割安なのか判断するためです。割高を「プレミアム」、割安を「ディスカウント」と言われることも多くあります。ただ、市場価格は、現在の情報を織り込みながら需要と供給が均衡したところで形成される連続的な価格である一方、一口当たりの純資産価格は一時点の評価額であり、両者には時間のずれが存在することに注意が必要です。
国内資産を対象にするETFについては、引けで売買が成立していれば、その市場価格と一口当たりの純資産価格は、同じ時点での比較になりますので、その差額をプレミアムまたはディスカウントとして判断して構わないと思います。ただし、このETFが前場に一回売買が成立し、その後、売買が成立しなかったとしたら、その基準価額から求められる一口当たりの純資産価格と比較しても、時点が大きく違い2つの価格差が大きくなる可能性があり、厳密には比較対象にならないということがご理解いただけると思います。

指数値とETFの市場価格の推移

一方、海外資産を対象にするETFについては、ETFの取引時点が、保有資産の評価時点である引け値の時間とも為替の評価時点である中値の時間とも一致するところが全くありません。市場価格と一口当たりの純資産価格を比較してもずれているのが当たり前になってしまいます。

ETFの指数との連動性を表す物差し「トラッキングエラー」の留意点
指数に連動するファンド(ETFを含む)の連動性を測る「トラッキングエラー」という言葉があります。連動対象とする指数の収益率とファンド(ETFを含む)の収益率との差のばらつき具合を標準偏差で表現したもので、少ないほど連動性が高い運用がなされていると判断される物差しです。ETFの場合、市場価格と基準価額(一口当たり純資産価格)があるので、やはり混乱しやすいようです。指数に連動する運用を行なった結果は基準価額(一口当たり純資産価格)に表れます。よって、指数に連動させようとする運用の成果を測定する場合、市場価格ではなく基準価額(一口当たり純資産価格)の収益率を使って測定する必要があると思います。

今回は市場価格と基準価額の関係について整理してきましたが、まだまだETFの価格については注意することが必要です。次回は、3つ目の価格「推定一口当たり純資産価格(インディカティブNAV)」についてお話しする予定です。
https://www.nikkoam.com/products/etf/column/column03
4:777 :

2024/07/23 (Tue) 14:58:46

信託報酬とは?いつ引かれる?「SBI証券・楽天証券は手数料が安い!」の理由を解説【投資信託のきほん】
2024年4月11日
https://kajiba.co.jp/shintakuhousyuu/

信託報酬とは?いつ引かれる?わかりやすく解説

投資信託には大きく分けて3種類の手数料があります。

買う時
保有中(信託報酬)
売る時
買う時と売る時については、手数料がかからないファンドが主流になってきています。


そこで今回は、投資信託を保有中に必ずかかる「信託報酬」という手数料についてわかりやすく解説します。

「信託報酬っていつ、どうやって支払うの?」

本記事ではそんな疑問を解決します!パート1の基準価額と併せて理解することで、より投資信託に詳しくなれます!


ぜひ一緒に学習していきましょう!
【購入・売却時の手数料について】
買う時の手数料(購入時手数料)があるファンドは、販売している金融機関ごとに手数料が設定されています。例えば「同じAファンド100万円分を◯◯銀行で買うと33,000円、△△銀行で買うと22,000円、××証券で買うと無料」といったイメージです。

窓口のある金融機関で購入時手数料がかかるファンドのほとんどを、SBI証券や楽天証券では無料で買えます!そういった意味でもSBI証券と楽天証券はオススメです!

あわせて読みたい

信託報酬ってどんな手数料?

「信託報酬」は管理・運用のための経費。

そもそも投資信託とは、私たちからお金を集め、代わりに運用をしてくれる金融商品。


もちろんタダで運用してもらえるわけではなく、投資信託を管理・運用してもらうための経費である「信託報酬」を支払うことになります。

投資信託を保有している間は、運用のプラス・マイナスに関わらず毎日負担することとなります。

「信託報酬」の支払い先
信託報酬は運営に関わる、①販売会社、②委託(運用)会社、③受託会社の3箇所に支払われます。

僕はいつも「株の福袋」と例えているので、それに合わせて考えてみましょう。


①販売会社。証券会社や銀行など、商品を販売する企業。
 例:SBI証券、楽天証券、郵便局など。


福袋で例えるなら…百貨店の出展料。
商品そのものを作った人ではなく、販売した企業にお金が入ります。

②委託(運用)会社。運用を指図する会社。
法律上、投資家の資産を持つことができません。あくまでどこに投資をするか指図をするだけ。

例:三菱UFJアセットマネジメント株式会社、レオス・キャピタルワークス株式会社など。


福袋で例えるなら…中身を決める企画班。
実際に梱包する人はまた別です。

③受託会社。実際に運用する会社。
運用は委託会社の指示に従う。

例:三菱UFJ信託銀行株式会社など。


福袋で例えるなら…工場で商品を詰め込む人。
お客様のお金を使ってポチポチ商品を購入してくれます。


信託報酬はいつ引かれる?どうやって引かれる?
結論。

いつ?=毎日。
どうやって?=ファンドの資産から支払われる。

つまり、投資信託を買うお金に追加で支払う必要はありません。


もう少し具体的に話していきます
毎日、ファンドの資産から支払われる=「日々の基準価額に反映される」ことになります。

「どのように反映されるのか?」

基準価額の記事でも紹介した、基準価額の算出方法をおさらいしましょう。

基準価額は、ファンドで運用されている資産の総額(純資産総額)を、全員が持っている口数(総口数)で割ることで算出されます。


基準価額は1日に1回算出されていますが、株や債券といった資産の評価だけでなく、信託報酬の日割り分が純資産総額から引かれることも基準価額の算出に反映されます。

分子の純資産総額から引かれる=基準価額の下がる要因=私たちのリターンに反映され、間接的に負担したことになる。

ということです。

信託報酬が1%違うとどれくらい変わる?
信託報酬は日々の基準価額に反映されるため、信託報酬以外の運用によるリターンが同じ「信託報酬が高いAファンド」と「信託報酬が安いBファンド」があれば、「信託報酬が安いBファンド」の方が基準価額の上昇率は高くなります。


※金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」より引用
この例では「信託報酬を引く前のリターンが年率4.5%」というのは同じで、信託報酬が1.5%と2.5%の2つのファンドがあるとします。それぞれ同じタイミングで100万円を投資し、20年保有した場合の信託報酬による差は、約33万円になります。グラフを見てもわかるように、長期運用になればなるほど、その差は広がっていきます。


信託報酬はしっかりチェックしよう
よくある疑問②「信託報酬が安い」の目安は?
結論、投資先による。

インデックスファンドとアクティブファンド
投資信託は大きく分けて2つの種類があります。


※SBIマネープラザ株式会社「マネープラザ ONLINE」より引用
運用の方法によってインデックスファンドとアクティブファンドに分かれます。

★インデックスファンド
「日経平均株価」「S&P500」などといった指数に連動することをめざして運用される投資信託のことを言います。

★アクティブファンド
指数以上のリターンを目指します。指数以上のリターンを目指すために、成長しそうな企業を厳選するための調査・分析などの費用が多くかかることになり、信託報酬が高くなる傾向にあります。

インデックスファンドは、指数に連動するように機械的に運用ができるため、コストを抑えることができ、一般的にアクティブファンドと比べて信託報酬が低くなります。



初心者はインデックスから始めるのが無難
インデックスファンドは「信託報酬0.2%以下」を目安にしよう!
インデックスファンドの信託報酬は時代の流れとともに、値下げ競争によって低下しています。

一昔前はインデックスファンドの信託報酬が0.6%〜0.8%のものが主流でしたが、今では0.2%以下が主流です。

投資をする私たちに有利な環境になってきています。

信託報酬が安くて人気のシリーズ
信託報酬が低く抑えられている人気のシリーズを紹介します。

三菱UFJアセットマネジメントの低コストインデックスファンドシリーズである

「eMAXIS Slim(イーマクシススリム)シリーズ」です。


現在の日本において、最も王道の投資信託シリーズでしょう。

eMAXIS Slimシリーズは「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」としています。

その言葉通り、これまでに他社がより低い信託報酬のファンドを設定すれば、追随するように信託報酬を下げてきた実績があります。これは長期運用をしていく上で、本当にありがたいことです。安心して運用を続けられることから、多くの人が購入しており、純資産総額は増え続けています。

このシリーズを選べば「信託報酬が高い」という罠にハマることはないと言って良いでしょう。

SBI証券と楽天証券では、このeMAXIS Slimシリーズの全14ファンドを販売しています。

その他にも最近では、楽天・たわらノーロード・SBIアセマネの商品も手数料最安を争っており、良い選択肢だと思います。

【まとめ】信託報酬は投資信託の手数料!いつ引かれるかと言うと…
今回の内容を最後にまとめます。

・信託報酬は管理・運用のための経費
・信託報酬は日々の基準価額に反映されることで間接的に負担している
・信託報酬0.2%以下を目安にしよう!
・eMAXIS Slimシリーズは信託報酬が安い人気のシリーズ

長期投資において、無駄なコストを削減するのは重要です。よく考えずに商品選びをして、NISAを始めた方はぜひ「信託報酬」をチェックしてみてください。投資信託の商品名を検索すると出てくる、交付目論見書からチェックできます
https://kajiba.co.jp/shintakuhousyuu/
5:777 :

2024/07/23 (Tue) 15:35:01

【初心者向け】分配金コースは再投資型と受取型どっちが良い?そもそも分配金とは?わかりやすく解説
2024年4月11日
https://kajiba.co.jp/bunpaikin/

分配金
投資信託を買って、
基準価額が上がると嬉しいですよね


右肩上がりでハッピー
当然、基準価額が下がったら悲しいです。


しかし…
右肩下がりのグラフなのに人気な投資信託があります。

皆様はご存じでしょうか。


日本で11番目に人気です(参考ランキング)
純資産総額が7000億円以上の人気ファンド

「ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース 」

この人気ファンド、2023年11月17日の基準価額は2,218円。

これ、実は右肩下がりです


⇧下の濃い青が基準価額です。右肩下がり
「投資信託の基準価額は10,000円でスタートするのに、2,218円まで下がっている…」

なんで人気なの?と思う方もいるでしょう。

結論。リターン以上の「分配金」を出しているから。

ーーーーーーーーーー

今回の記事では「分配金」についてわかりやすく解説します!

「分配金と配当金って違うの?」
「分配金は受取型と再投資型どっちが良いの?」
「分配金が高い=リターンが良い?」

こういった疑問を抱いたことはありませんか?

投資信託の「分配金」について、正しく理解していないと

「思っていたよりリターンが出なかった…」

ということになる可能性も!

一緒に「分配金」について勉強していきましょう!


投資信託の分配金とは?わかりやすく解説
結論、投資信託を持っているだけで貰えるお金です


投資信託の利益といえば、買ったときの価額より高い価額で換金することによる「値上がり益」をイメージする人が多いと思います。


100万円で買った投資信託が200万円になった!など。

でも実は…それ以外に利益を得る方法があります。
それが「分配金」です。

投資信託が運用によって得た利益を、
投資家に分配します。


分配金は「1万口あたり◯◯円」という形で、保有口数に応じて分配されます。

「分配金」と「配当金」は別物!
株式を保有する株主に配分される「配当金」というものがありますが、

「配当金」と投資信託の「分配金」は別物です!

株を持ってると貰えるお金
→配当金

投資信託を持ってると貰えるお金
→分配金

配当金は、企業が得た利益を持ち株数に応じて投資家に還元しています。

一方、「分配金」は、ファンドの資産を取り崩して支払われます。

【補足】
「配当金を非課税で受け取るために、配当金受取方式を『株式数比例配分方式』にしよう」とよく言いますが、投資信託の分配金は関係ありません!

これは「配当金」の話なので…、株式の配当金やETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)の分配金を受け取るときの話です。

分配金は資産から払い出される=基準価額の低下要因
分配金の仕組み(闇)について話します

分配金はファンドの資産を取り崩して支払われます。

すると…

基準価額が下がります


※一般社団法人 投資信託協会HPより引用
基準価額の記事・信託報酬の記事で学習した、この数式を思い出しましょう!


【投資信託のきほん✨】基準価額とは?わかりやすく解説
「つみたてNISA、どの投資信託にしようかな〜」 と調べていると、表示されるこの金額気になったことはありませんか? 上記の画像では19,735円 「この...
純資産総額から払い出される
→分子が減少する
→基準価額が下がる⇩

毎日、株価の上がり下がりや、日割の信託報酬などが反映されて基準価額が計算されますが、分配金が出る日はその分の基準価額の下落も反映されます。

分配金は、投資信託の口数を売却することなく、基準価額を下げることで支払われます。

分配金の方針は目論見書でチェック!
分配金の方針は商品によります。

また、その内容は目論見書に書いてあります。


目論見書=投資信託の説明書
例えば…

・利益が出た分だけ分配金を出す
・利益が出ていようが、出ていまいが、毎月一定の分配金を出す
・利益が出ていても基本的に分配金は出さない

など、様々な方針があります。

目論見書の最初の項目である「ファンドの目的・特色」に書いてあります。

ケース① eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の場合
実際の目論見書を見てみましょう


eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の交付目論見書より引用
このファンドでは、

・年1回の決算時に分配金額が決定
・原則として分配を抑制する(分配金を出さない)

という方針となっていることが目論見書から確認ができます。

実際このファンドは運用が始まって以来、分配金を出していません。


eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の交付目論見書より引用

4年間保有していますが、受け取った事はありません。
ケース② ダイワ・US-REIT(毎月決算型)Bコースの場合

ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコースの交付目論見書より引用
このファンドでは

・毎月分配を行う
・原則として、安定した分配を継続的に行なうことを目標に分配金額を決定

という方針となっていることが目論見書から確認ができます。


ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコースの交付目論見書より引用
2022年4月から2023年3月までについては、毎月1万口あたり30円の分配金が支払われていることがわかります。


×3
基準価額2,128円のときに100万円分購入すると、約470万口購入できます。
1万口当たり30円の分配金が出ると…

470(万口)×30
=14,100円

毎月14,100円を受け取ることができます。

ちなみにNISAで購入していればこの分配金は全額非課税です。


NISAに人生を変えられた男、てるぞう(@tsumita_teruzo)です!【お金を身近に】を目標にTikTokメインで活動しています。 群馬のグリーン牧場にて、牧羊犬と2ショット...
「毎月14,100円もらえるなんて嬉しい!」

と思う方もいるかと思いますが、注意が必要

運用によって利益が出ていない月も分配金が出るので、その場合は前月の基準価額より下がります。これは言い換えると元本を削って分配金を出しているということになります。


タコが自分の足を食べているのと似たイメージです。
このファンドは、10年のリターンが年率9%を超えていますが、基準価額が2,000円台まで下がっているのは、このファンドは利益以上に元本からも分配金を出しているからです。

このファンドを運用開始時の基準価額10,000円の時に100万円分購入していたら、今は元本が20万円台になってしまっています。

売ったタイミングで80万円の損をすると言う事。

その間受け取った分配金も考慮すれば、運用はプラスになっていますが、資産を将来に向けて増やしていこうという人には、毎月分配金が出るファンドは向いていないということがわかります。

よくある疑問「分配金コース、再投資型と受取型どっちがオススメ?」
投資信託の積立設定や買付をする際に選択する分配金コースを「再投資型」にするか「受取型」にするか。

【結論】
複利効果を最大限に活かして、
将来のために資産を増やしていくなら「再投資型」

受取型を選ぶと、分配金が出たときに現金で受け取ります。受け取った現金は自分で投資に回さない限りは、それ以降運用されません。

再投資型を選ぶと、分配金で同じファンドを購入し、その分の保有口数が増えます。その後ファンドによって運用され、複利効果による資産の成長が期待できます。

将来の資産形成のために、NISAで投資信託を積立している人は基本的には再投資型が良いでしょう。


分配金再投資はNISA枠を使用する
注意しないといけないのが、ファンドから分配金が出て、NISA枠で再投資した場合はNISA枠が消費されるということ。


10万円の分配金が出て、NISA枠で再投資をすると、その年NISAで投資できる枠は10万円減ります。


更に、当年のNISA枠を使い切った後に分配金再投資された分は、課税口座にて管理されます。


NISAと分配金は相性が悪い
分配金は無い方が良い?
では、NISA枠をなるべく無駄にしないように、複利効果を活かしていくためにはどうすると良いでしょうか。


結論。分配金をそもそも出さないファンドを選びましょう。

先ほど例に出した、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、運用が始まって以来、分配金を全く出していません。もちろんリターンが出ていないというわけではなく、リターンをファンドの中で自動的に再投資をしてくれています。

分配金の再投資をすることなく、ファンドの中で実質再投資されているので、NISA枠を余分に消費することなく複利効果を活かせます!

「つみたてNISA」や「新NISAのつみたて投資枠」対象のファンドは、分配金を抑えたファンドがほとんどです。これは国が初心者の方でも資産形成に向いたファンドを厳選してくれているのです。


「新NISAの成長投資枠」で買えるファンドには、2ヶ月に1回分配金を出すファンドや、半年に1回分配金を出すファンドなどがありますので、目論見書で分配金の方針についても理解した上でファンドを選びましょう!

【前提知識】NISAと分配金が出る投資信託

毎月分配金が出るファンドは新NISAでは対象外となりました。2ヶ月に1回分配金が出る「隔月分配型」のファンドは対象となっています。

非課税の恩恵は大きいので、定期的に分配金を出すファンドを選ぶ場合は、NISAで買える「隔月分配型」のファンドを選ぶ方が好ましいでしょう。

よくある疑問「定期的に分配金を出すファンドはどんな人向け?」
では、定期的に分配金を出すファンドはどんな人が買うのでしょうか?

・今のお金も大切にしたい人
・老後になって取り崩ししながら運用したい人

などが対象にはなると思います。


個人的には貯金とインデックスの組み合わせの方が好きです
資産運用しながら崩すことで「資産寿命」が伸びる
65歳になり、仕事を退職。

今まで運用してきたものを一気に取り崩すべきでしょうか?

一緒にシミレーションを見ていきましょう

65歳から、資産の1500万円を毎月5万円崩す場合

①運用せず崩すケース
②年率1%で運用しながら崩すケース
③年率3%で運用しながら崩すケース
の資産寿命のシミュレーション


野村アセットマネジメントHP 取り崩しシミュレーションより引用
運用せずに崩した場合は、90歳時点で資産は底を尽きます

1%で運用しながら崩すと220万円
3%で運用しながら崩すと920万円残ります

老後の生活費が気になる人は多いと思います。少子高齢化による年金の目減りや物価高などが不安ですよね。


定期的に分配金を出すファンドを活用することで、運用しながら資産を崩し、運用せずに崩す場合と比較して、資産寿命を伸ばすことが目指せます。

新NISAは制度が恒久化されるため、資産形成期の現役世代だけでなく、資産取り崩し期の退職世代でも活用していくべき制度になっています。

しかし…注意点もあります

定期的に分配金を出すファンドは信託報酬が高め
定期的に分配金を出すファンドは信託報酬が高い傾向にあります。

▼「信託報酬=手数料」です。復習はコチラ

安定・継続して分配していくため、運用や分配方針を見直すためその分経費がかかります。

では、コストを抑えて取り崩し投資をしていくためには、どうしたら良いのか?

ーーーー結論ーーーー
SBI証券や楽天証券の
「定期売却サービス」がおすすめ!
ーーーーーーーーーー

これは、分配金を出さない投資信託であっても、指定した金額や指定した割合の口数を自動で売却してくれ、現金で取れるサービスです。

これを活用すれば、新NISAで信託報酬が最低水準のインデックスファンドに投資し、毎月運用しながら崩すことができます!

僕も60歳~70歳くらいになったら、定期売却をして少しずつ取り崩していこうと考えています

おわりに
今回の記事では「分配金」について解説しました。

資産の取り崩しになってしまうので、NISAでは分配金が無いものを選ぶ方が良いでしょう。(20年単位で投資をしていく制度だから)
https://kajiba.co.jp/bunpaikin/
6:777 :

2024/07/24 (Wed) 03:15:24

先物型ETFのリスク
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/risk/03.html

先物型ETFとは、先物取引の価格を用いる指標に連動するETF又は主に先物取引に投資を行うETFを言います。


先物型ETF投資に際しての留意点

先物価格は限月(先物の決済期間)(※)の違いによって、その価格が異なります。その理由は「時間的価値」によるものです。時間的価値とは、現時点から限月までの期間における価格変動に対する期待を表すものです。また、商品先物は保管コスト(コスト・オブ・キャリー)等も先物価格に反映されます。

一般的に、限月までの期間が長ければ長いほど将来の価格の不確実性が増すことから、時間的価値は大きくなり、先物価格は高くなります。先の限月の先物ほど高い状態のことを「コンタンゴ」と呼びます。一方、先の限月の先物ほど安い、すなわち決済期日が短い(期近)価格の方が、決済期日が長い(期先)よりも高い状態のことを、「バックワーデーション」と言います。
こうした要因により、先物型ETFは、先物取引の次限月以降の限月への乗換え(ロールオーバー)に伴って損益が発生する場合があります。

とりわけ商品先物取引や日経VI先物等のボラティリティ指数先物取引等は、コンタンゴになることが多くなる傾向があり、こうした先物価格を参照する先物型ETFは、ロールオーバーを繰り返すことで減価していく場合があります。そのため、とりわけ中長期の投資を行う場合には留意が必要といえます。

オプション取引や先物取引は「期限」のある取引であり、この期限が満了となる月(取引期限の月)のことを「限月(げんげつ)」と言います。

ここで、2014年12月3日時点のVIX指数先物の各限月の価格を見てみます。決済期日が短い限月の価格よりも、決済期日が長い限月の価格の方が高い状態、コンタンゴになっていることがわかります。このコンタンゴのまま、先物価格に変動がないと仮定します。

一般的なVIX先物指数は、第1限月の先物を売却し、第2限月の先物を買い付ける取引を定期的に行い、残存日数を一定期間に維持する取引を行った場合の収益率を指数化することにより算出されます。つまり、価格が安い期近の先物を売却(第1限月の先物を14.25ドルで売却)して、価格が高い期先の先物を買付ける(第2限月の先物を15.65ドルで買付ける)というロールオーバーを繰り返します。この状況では、VIX先物指数はVIX指数に対して継続的に減価していくこととなります。また、先物の時間的価値の影響は期近の限月の方が大きくなる傾向があります。そのため、時間的価値による先物指数の減少は、期近で運用するVIX短期先物指数の方が、期先で運用するVIX中期先物指数に比べて大きくなる傾向があります。


先物取引の価格を用いる指標に連動するETF又は主に先物取引に投資を行うETF

現在、東証に上場している先物型ETFは以下の銘柄です(※)。各ETFの特性は当該ETFの有価証券届出書や管理会社のウェブサイトで開示されています。投資にあたっては、これらの情報にご留意いただく必要があります。



商品先物取引

WTI原油価格連動型上場投信(1671 シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社)
NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信(1328 野村アセットマネジメント株式会社)
NEXT FUNDS 日経・JPX白金指数連動型上場投信(1682 野村アセットマネジメント株式会社)
NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信(1699 野村アセットマネジメント株式会社)
WisdomTree ブロード上場投資信託(1684 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)
WisdomTree エネルギー上場投資信託(1685 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)
WisdomTree 産業用金属上場投資信託(1686 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)
WisdomTree 農産物上場投資信託(1687 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)
WisdomTree 穀物上場投資信託(1688 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)
WisdomTree 天然ガス上場投資信託(1689 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)
WisdomTree WTI 原油上場投資信託(1690 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)
WisdomTree ガソリン上場投資信託(1691 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)
WisdomTree アルミニウム上場投資信託(1692 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)
WisdomTree 銅上場投資信託(1693 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)
WisdomTree ニッケル上場投資信託(1694 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)
WisdomTree 小麦上場投資信託(1695 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)
WisdomTree とうもろこし上場投資信託(1696 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)
WisdomTree 大豆上場投資信託(1697 ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッド)(英語)

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/risk/03.html
7:777 :

2024/07/24 (Wed) 07:55:08

あwww
8:777 :

2024/07/25 (Thu) 09:04:40

トランプ前大統領の公約を金融市場は織り込んでいるか?
2024年7月23日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51537

ジョー・バイデン大統領の出馬撤回が決まり、11月のアメリカ大統領選挙もいよいよ佳境となってきた。ドナルド・トランプ前大統領が優勢と言われているが、現状の金融市場の反応はどうなっているだろうか。

トランプ相場と原油価格

最近の相場はトランプ相場を織り込み始めていると言われているが、市場がトランプ氏の政策をどう考えているのかについて、1つ1つの市場を順に見てゆくことで明確にしてゆきたい。

例えば、今回のトランプ氏の公約の要(だと筆者が考えていること)は原油価格の押し下げである。

トランプ前大統領: 金利を下げてインフレも下げる


トランプ氏はこの記事で、高金利ではなく原油価格の下落によってインフレを押し下げると言っていた。

また、プーチン大統領に言うことを聞かせるためには原油価格の下落によって産油国ロシアを資金難に追い込む必要があるとも言っていた。

トランプ前大統領: プーチン大統領は原油価格で操れる


だからバイデン大統領の脱炭素政策を廃止してアメリカ国内の産油企業に原油を掘らせ生産を増やすことはトランプ氏の政策の要であると筆者は考えている。

だが原油価格はそれほど下落していない。チャートは以下のようになっている。


https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/07/2024-7-23-wti-crude-oil-chart.png



トランプ氏はプーチン大統領を操るために40ドルという原油価格を挙げていたが、そこからは程遠い水準である。

市場の期待インフレ率

また、インフレはどうだろうか。トランプ氏はインフレを押し下げることを公約にしているが、市場の期待インフレ率は次のように推移している。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/07/2024-7-23-us-10-year-breakeven-inflation-rate-chart.png


ここ1ヶ月ほどむしろ上がっている。

筆者や一部の著名投資家は、(トランプ氏かどうかによらず)新大統領がばら撒きによってインフレを再発させる可能性を懸念している。

サマーズ氏、アメリカ大統領選挙後のインフレ悪化を警告
グリフィン氏: バイデン大統領再選ならトランプ氏復活よりインフレ的
そして市場がどうかと言えば、少なくとも今のところはやはりトランプ氏がインフレを悪化させると考えているようである。

減税と規制緩和

また、トランプ氏と言えば親ビジネス的政策であり、前政権では法人税を35%から21%に減税したことで株価を上昇させた。

トランプ氏が大統領再選なら株価やドルはどうなる? 2016年のトランプ相場を参考に
今回もトランプ氏は法人減税を公約にしているが、前回ほどの下げ幅は残されていない。15%も目標に過ぎないことを以下の記事で説明している。

トランプ氏、大統領に再選なら15%への法人減税を示唆、実現すれば米国株にプラス
だからトランプ氏は今回、減税よりも規制緩和を全面に押し出している。

減税の余地が残されていないための苦肉の策とも言えるが、市場の評価はどうだろうか。市場の反応が一番表れているのは、恐らく小型株指数のRusselll 2000だろう。


最近のRussell 2000の上昇はトランプ相場を織り込んでのことではないかと思う。小型株指数は長期的にはS&P 500よりも不遇となっていたから、その巻き返しの意味もあるのだろう。

そしてそれは市場が景気後退リスクの減少を織り込んでいるということでもある。

結論

これらの反応をどう見るか。まず筆者は原油についてはトランプ氏の主張を甘く見てはならないと考えている。何故ならば、それはインフレと対露政策の両方にとって政策の要となっているからである。

トランプ前大統領: 金利を下げてインフレも下げる
トランプ前大統領: プーチン大統領は原油価格で操れる
トランプ氏はどうにかして原油価格を下げるだろう。だから投資家は原油価格の下落に恩恵を受ける何らかのポジションを持つべきである。

一方で、インフレに関しては市場の方が正しいと考えている。トランプ氏の政策はインフレ上昇側に作用せざるを得ない。問題は、トランプ氏がインフレを許容可能な水準に留められるかどうかである。

トランプ氏: 現金給付でインフレを引き起こしたのはバイデン氏だ
大統領選挙後のトランプ氏、インフレを起こさずに株価上昇を引き起こす余地があるか?
小型株指数の上昇は、トランプ政権による財政赤字が国債市場をパンクさせ、長期金利を高騰させない限りにおいては正しいだろう。

国債市場の破綻については、ポール・チューダー・ジョーンズ氏が年内、レイ・ダリオ氏が5年以内と予想している。

チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性
レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
個人的にはアメリカの原油生産増加と超長期金利の上昇に賭けるのが安全な策だと考えている。

そしてこれらの要素に加えて、投資家はそもそもトランプ氏が勝つのかどうかを精査しなければならない。

バイデン大統領が出馬撤回、後任のハリス副大統領の世論調査まとめ


大統領選挙はどうなるだろうか。11月まであと4ヶ月を切っている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51537
9:777 :

2024/07/25 (Thu) 10:28:09

原油価格は下落トレンドに─米・中・産油国であらゆる動き【朝香豊の日本再興チャンネル】
朝香豊の日本再興チャンネル 2024/07/23
https://www.youtube.com/watch?v=2_g1ectilZU
10:777 :

2024/08/04 (Sun) 05:52:26

今のドル円下落は円相場崩壊前の最後の円高サイクル
2024年8月3日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51917

株式市場、特に日本株の下落が話題になっているが、その理由については既に解説しておいた。

日経平均急落の原因は日銀植田総裁の利上げではない
だから次は同時に起こっているドル円の急落について原因や今後の予想を書いてゆく。

急落したドル円

まずはチャートから掲載しよう。ドル円のチャートは次のようになっている。


162円から146円まで10%程度の下落である。

円高ドル安の理由

この急激な円高ドル安は、2022年からの大幅なドル円上昇のあとに起きた。ドル円はアメリカの利上げと、インフレにもかかわらず金融緩和で火に油を注いでいた日銀の金融政策の合わせ技によってどんどん上昇していた。

だがここに来てその両方が逆流しつつある。アメリカでは景気が減速し始め、Fed(連邦準備制度)は利下げを開始しようとしている。

7月FOMC会合結果: 9月の利下げ示唆などパウエル議長の発言まとめ
一方で日銀は利上げを行い、ついに長年のゼロ金利から脱出した。

日銀、利上げとテーパリング決定、記者会見での植田総裁の発言まとめ
ドル円下落とアメリカ経済

ドル円はどうなるのだろうか。ドル円の下落はこれからも続くのか?

それが投資家にとっての問題だろう。そしてそれはアメリカにおける金利低下と日銀の利上げがどれだけ続くのかという問題に言い換えられる。

だからまずはアメリカ側の事情について検証するが、ここでは何度も言っている通り、アメリカ経済は減速トレンドに入っている。また後で記事を書くが、最新の雇用統計で失業率は更に上昇した。最近の米国株の下落もそれが原因であることは、以下の記事で説明している。

世界的な株価下落の理由と今後の動向予想
5%台まで上げた政策金利がようやく実体経済に効いてきているのである。アメリカ経済は、このまま何事もなければ景気後退へのカウントダウンへ入ってゆく。

だが今年のアメリカは何事もなくないのである。何故ならば、11月にアメリカ大統領選挙が控えているからである。

大統領選挙ではドナルド・トランプ前大統領が優勢となっている。もしこのままトランプ氏が再選となれば、トランプ氏は弱ったアメリカ経済をバイデン大統領から引き継ぐことになる。

トランプ氏、大統領に再選なら15%への法人減税を示唆、実現すれば米国株にプラス
それははっきり言って2016年の相場に似ている。2016年には筆者や著名投資家はアメリカが景気後退に向かってゆくことに賭けていたが、トランプ氏の勝利によってそれがすべてひっくり返った。

ドラッケンミラー氏が金売却、世界経済に「非常に、非常に強気」 (2016/11/12)
このまま行けば、金融市場は同じような展開になりそうである。2016年には11月に当選したトランプ氏の経済対策によって市場は経済成長を織り込み、ドルの金利は上昇してドル円は上昇に急転換していった。以下が当時のドル円のチャートである。


このままアメリカ経済が減速し、トランプ氏がそれを引き継ぐなら、彼が経済対策を行わないはずがない。もしトランプ氏が過度なインフレを引き起こさない経済成長を実現できるのであれば、ドル円は2016年のシナリオをなぞるだろう。つまり、ドル円は下落してから上昇することになる。

ドル円下落と日銀の利上げ

では日本側の状況はどうか。日銀の利上げだが、日銀については日本の実質経済成長率がマイナスとなっている中で続けて利上げすることは出来ないだろうということを以下の記事で書いておいた。

日銀、利上げとテーパリング決定、記者会見での植田総裁の発言まとめ
それでも植田総裁が利上げしなければならなかったのは、ドル円の上昇によってインフレ統計の中で輸入物価だけが過熱を続けていたからである。インフレが発生してしまえば、経済が沈んでいてもインフレを止めるために金利を上げなければならなくなる。

それがインフレの怖さであり、インフレを意図的に引き起こしてはならない理由である。

ハイエク: インフレ主義は非科学的迷信
だが日本人は円安政策を支持し、円安によってインフレを引き起こしてしまった。

日銀はこれからどうするか。幸か不幸か、アメリカ側の事情もあってドル円は下落した。そもそも日銀は日本経済の弱さから言って引き続きの利上げは出来ないのだが、ドル円がこの水準にある限り利上げの必要もないだろう。以下の記事でも言ったが日本経済は既にかなり弱いのである。

日銀、利上げとテーパリング決定、記者会見での植田総裁の発言まとめ
日本の政府債務

また、長期的な話をすればそもそも日銀は金利を上昇させられないのである。

何故ならば、もし利上げをすればGDP比252%の日本国債の山に金利が付いてしまうからである。それは既にアメリカでは起きている。アメリカは国債の金利が4%程度となっているので、それはつまり政府債務にそれだけの金利が付くということである。

それで米国政府の債務の利払い(GDP比)は次のように急増している。


アメリカは借金の利払いのために借金を増やさなければならない状況にある。

それでアメリカの著名投資家はアメリカの財政はもう5年保たないと見積もっている。

ガンドラック氏: 米国の年金はインフレ高金利であと4年で破綻する
レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
だがアメリカの政府債務はGDP比122%と日本の半分なので、日本に同じことが起きれば利払いの衝撃はアメリカの倍になる。

つまり、日本では金利を2%まで上げるだけで今のアメリカと同じ状況に陥り、4%や5%まで上げなければならなくなれば、最終的にはGDPの10%以上が国債の利払いだけで消えることになる。

結論

植田総裁は黒田総裁が引き起こした円安とインフレの後始末を任せられた。彼は頑張っているが、前提として日本はそもそも金利を上げられない状況にある。

だから今回の円高が日本にとって最後の円高となるだろう。長期的には円安は避けられない。その転換のタイミングは、アメリカの情勢が上記のシナリオの通りに進めば、11月の大統領選挙の前後ということになる。(トランプ氏がどれだけ優勢かによって左右されるだろう。)

その後のシナリオは日本人にとって選択の問題である。現在の円高サイクルが終わったとき、日本は金利を上げて政府債務の利払い急増を受け入れるのか、あるいは円安とインフレを受け入れるのかの選択に迫られる。

歴史上、国家は借金を増やしてインフレを発生させ没落していった。沈みゆく国家がこの選択に迫られたときどちらを選ぶのかについては、世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が『世界秩序の変化に対処するための原則』で説明してくれている。

日本経済の終了が近づいている。筆者は日本の読者に、この最後の円高サイクルのいずれかのタイミングで日本円を出来る限り売り払ってしまうことをお勧めする。ドルは円よりマシかもしれないが、ドルにはドルのリスクがある。

サマーズ氏: 米国に株安・ドル安・金利高騰が一気に来る可能性
だから一番良いのは貴金属だろう。考えなければ資産を守ることが出来ない時代が本当にやってくる。

フォン・グライアーツ氏: ゴールドとシルバーの本当の上げ相場はこれから

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51917
11:777 :

2024/08/06 (Tue) 01:38:02

一般社団法人日本エリオット波動研究所 代表理事 有川和幸さん


金CFD(米ドル/オンス)・米国債10年物利回り のエリオット波動分析
ゴールドが今年天井をつけた後に世界が震撼するようなことが起きる可能性
実践!エリオット波動 有川和幸さん 2024年3月11日
https://www.youtube.com/watch?v=GxkAiqcrn6Y&amp;t=129s


JAPAN 225 CFD のエリオット波動分析
日経平均はこのまま上がり続けるのか?それとも、この後大きく下げるのか?
実践!エリオット波動 有川和幸さん 2024年2月17日
https://www.youtube.com/watch?v=saWDfG8u5Tw&amp;list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI&amp;index=2


S&P500の超長期チャートのエリオット波動分析
まずは中規模の下落があった後、本当の暴落は2030年以降に訪れると考える理由
実践!エリオット波動 有川和幸さん 2024年2月5日
https://www.youtube.com/watch?v=1VKpjo9ThQE&t=101s


米ドル/円 のエリオット波動分析
円高は、いつまで続き、いくらになるのか?エリオット波動原理の視点
実践!エリオット波動 有川和幸さん 2023年12月18日
https://www.youtube.com/watch?v=B410mp3CBsM&t=7s


一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://jewri.org/

日本エリオット波動研究所 有川和幸さんの動画 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI

日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14081932


12:777 :

2024/08/06 (Tue) 09:48:44

バブル経験者は語る

自分の投資法を持たれ、成果を上げられている方はほんのわずかです。ほとんどの方は損をしています。

 今回はそんな中から極端な例をご紹介します。

 その方は相場の経験は浅くと言うか、ほとんどど素人同然でした。元々資産家で商品先物に手を出したのも、ほんの「お遊び」だったようです。

 最初、50万円から始められたそうですが、あれよあれよと言う間に儲かって行きました。その時の投資基準は「勘と第六感と度胸」とでも言うのでしょう。儲かった利益をそのまま次の取引に載せていったそうです。

バブル時の長期上昇トレンドに乗った物だと思います。

 話を聞いただけで恐ろしくなりますが、素人は怖いもの知らず。1年足らずで資金は2億に届く所まで来たそうです。

 そうなるともう怖いもの知らずの行け行けドンドン! 一気に登った坂道を登り詰めると、今度は全力で駆け下りるようだったと聞きます。

 気が付いた時にはプラス2億がマイナス2億へ・・・となっていました。

 本来、資産家ですからこの程度(!)のマイナスなら持ち応えられたらしいのですが、悪い事は続く物です。 知り合いの建設業者に頼まれてなった保証人。その建築業者が失踪、借金取りが押し寄せて来たそうです。

http://www.harvestchart.com/tonpei/tonppei.htm


暴落する時はあくまで”暴落”であって、それは一気に急落する、信用売りも仕掛けられないほどの暴落なんです。

言ってみれば、急勾配の坂を下る様な個人が信用売りでコントロール出来る様な代物ではなく、足元に突然大きな深い穴が開いて、真下に真っ逆さまに穴の中に落下する様な”暴落”なんです。

だから、暴落時に信用売りを仕掛けても、何しろ値が全然付かないのですから信用売りも約定する事はあり得ません。それほどの恐ろしいものなんです。

暴落の怖いところは、下がるだけではなく、その翌日は逆に値ごろ感を持った投資家が一挙に買いに殺到して反転暴騰して、今度は買いを入れても値が付かず、買い約定も出来ない・・・

そんな状況を総じて”暴落”というのです。


仮に暴落時に信用売りを仕掛けて”運良く”約定しても、その翌日は、逆に一気に全株全面暴騰し、日経平均で何千円も踏み上げられるのです。

そんな状況でも信用売りを仕掛けるのは、余程の”勇者”か余程の”資産家”か余程の”素人”なんでしょう。

ブラックマンデーの様な、又日経39000円からのバブル崩壊の様な ”暴落”はいわば一方方向の暴落なんていう代物ではなく、暴落と暴騰を日替わりで繰り返しながら株価が急落して行く、”ダッチロール”の墜落の様な”暴落”である事を是非理解しておいて下さい。


ネット系の個人投資家は 逆に行け行けドンドンの 横並び体質がありますので、一転暴落が起こったら、過去の暴落以上に売りが売りを呼んで、サーバーダウン等も相まって、過去の暴悪以上の凄まじい想像以上の暴落になると私は思ってます。


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暴落時に空売れると思っている人間が多いよね。

S安貼り付きに売りで並ぶつもりなのだろうか。

本格的な下げか、押し目か判断してから参加するとか言っている人間は一番ダメだな。 暴落の一番オイシイ所を逃すばかりか、押し目だった場合、大底で空売るハメになる。

または「まだ早い、ただの押し目だ」と言い続けて売り遅れ涙目になるのがオチ。

暴落始まったら損切りしたくてもできない。 売れないから。

今現在、株トレードにおいて自分が勝ち組だと思ってるやつも大半はやがて自分も負け組であることを実感する時が来る。 有名なアナリストも株相場はトランプのババ抜きみたいなものといっているくらいだから利益確定してさっさと勝ち逃げするのが賢明


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ビルに飛行機がつっこんだ。
東証は臨時に値幅制限を半分に。当然のようにS安連発。
自分の持ち株はマーケットメークだったので、1日で確か20%ぐらい下げた。

当時はまだ優良企業であると信じられていた某ソニー。
自分も期待しながらわずか200株だけだけど買ってました。

糞決算発表。確かその翌日は比例配分すらできないような大幅な売りを浴びてS安。その次の日も比例配分のS安。 一応国際優良株と言われ馬鹿でかい規模、こんな株が2日連続でS安っていう衝撃はあまりにもでかかった。


一番すごかったのはメガバンの売られっぷりだけどね。 100万ぐらいしてたのが1年もたたないうちに5万台まで売られた。

そのとき買っとけばよかったじゃんと言うかもしれないけど、とてもじゃないけど買える雰囲気じゃなかった。 某ドイツ証券の人が「東証を閉鎖せよ」っとまじで言ってるのw

自分はみずほ5万台で買ったのが自慢。だけど1株だけな。あのとき100株とか買えるような人がいたら天才か大ばか者のどっちかだな。


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90年バブルの方はブラックマンデー以降も 2年くらいは好景気で株式相場も活況だった。逃げる気になれば逃げられた。もつとも当時は株と土地は長期的に下がることはないと思われていたから「逃げる」と言う感覚がなかった。

ITバブルの方は本当にバブル。一気にはじけた。あれは逃げるのが難しかった。
それでも全銘柄が急落したわけではない。逆張りでオールドエコノミーといわれたセクターに投資した人(バフェットもその一人)はむしろ儲けた。

87年に起こった、ブラックマンデー・ショック直前に、持ち株全部処分してノーポジを自慢してた香具師もいたが、その後の相場にはしっかり乗り遅れた。

現在のような、13年の長きにわたる下げ相場だと、弱気になるのも無理からぬことではある。

弱気筋も、売った持ち株が更に上伸していくさまを何度も見せ付けられて徐々に強気に変わっていくのさ。

そして、誰もが強気を唱えるようになるとき・・・

「桐一葉 落ちて天下の 秋を知る」 ようになる。
13:777 :

2024/08/29 (Thu) 05:48:09

サマーズ氏: 紙幣が価値を失うとき資金はゴールドに逃避する
2024年8月28日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/52771

引き続き、アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏のBridgewaterによるインタビューである。

今回はドルなどの為替相場と金相場の関係について語っている部分を取り上げたい。

基軸通貨ドルの行方

ウクライナ戦争以降、アメリカがドルを使った経済制裁を行なったせいで、BRICS諸国や中東諸国などではドルの保有を減らす動きが進んでいる。

ガンドラック氏: ドルは基軸通貨の地位を失って暴落する
そこに加えてアメリカでは利下げが議論されているため、為替相場ではドルがある程度下落している。以下はドル円のチャートである。


ドルに代わる基軸通貨はあるのかという議論は、もう長らく行われてきた。その話についての結論はゾルタン・ポジャール氏の記事が参考になるだろう。

ポジャール氏: 人民元が急にドルに代わって基軸通貨になったりはしない
だが中でもサマーズ氏はドルに強気の論者として知られている。

何故ならば、為替相場は通貨ペアの相対的な強さによって決まるので、ドルが弱まるとしても他の通貨がもっと弱まれば、ドル相場は下落しないからである。

世界情勢とドル

サマーズ氏は次のように説明している。

個人的にはドル相場が比較的落ち着くという考えに傾いている。世界が混乱した状況になるとき、アメリカよりも他の国の方が混乱は大きいだろうからだ。

NATOが見捨てられる時にヨーロッパにお金を置くのか、台湾が見捨てられるときに日本にお金を置くのか、イランとの対立が深まるときに中東にお金を置くのか、それは微妙なところだ。

そういう理由でドルから逃避することにはそれほど熱心にはなれない。

サマーズ氏は世界情勢の混乱を懸念している。最近ではレバノンのヒズボラによるイスラエルへの報復攻撃が始まった。日本では誰も気にしていないがパレスチナ情勢は着実に悪化している。レイ・ダリオ氏の去年の予想が当たっている。

レイ・ダリオ氏: ハマスとイスラエルの戦争が他の国を巻き込まない可能性は低い (2023/10/16)
ダリオ氏は著書『世界秩序の変化に対処するための原則』で、覇権国家が衰える時には債務の増加と戦争の勃発がセットになると論じている。そしてその予想通り債務も戦争も着実に増えているが、サマーズ氏もそういう未来を懸念しているのだろう。

資金逃避先としてのゴールド

それでもサマーズ氏は相対的にはドルの優位を信じているが、それは同時にすべての通貨の価値が下落する未来を否定していないことを意味する。どれも下落するかもしれないが他の通貨よりはドルはマシだとサマーズ氏は言っているのである。

だが、そもそも通貨の価値が下落するのであれば、誰も通貨を持ちたくはないだろう。

ではその代わりに何を保有すれば良いのかと言えば、遂にサマーズ氏さえもゴールドの保有の必要性に言及している。

サマーズ氏はこの状況で投資家はどうすれば良いかを次のように論じている。

わたしがもし基金でも運用しているなら、Bridgewaterのあなたがたのような人々とよく話して、金価格の安全プレミアムがどれくらいで、工業需要などの影響がどれくらいかを理解しようとするだろう。

そして安全プレミアムがそれほど織り込まれていないなら、ゴールドを少し保有しようとするだろう。金相場は紙幣が問題を引き起こしている時の資金の行き先だからだ。

「安全プレミアム」という言葉には説明が必要だが、安全資産と呼ばれるゴールドの価格上昇のうち、どれだけが安全資産の需要で買われ、どれだけが工業需要で買われているのかをサマーズ氏は分けたがっている。

そして安全資産としてのゴールドがある程度割安なのであれば、ゴールドをポートフォリオに入れたいと言っているのである。

結論

ちなみに株式市場がやや荒れている中も金相場は好調である。金価格は次のように推移している。


どの国も負債が積み上がっており、しかも金利上昇によって国債の利払い増加が財政問題を引き起こすことが懸念されている。

グリフィン氏: 米国債暴落でブラックマンデー再来の可能性
ポジャール氏: 世界的なドル離れの結果はドル円下落ではなくアメリカの財政危機
金価格は長期的に見ればかなり高い水準にあるが、それでも紙幣の代わりになるものは少なく、ゴールドに資金が集中しているのである。

個人的には長期的に見て断然割安のシルバーやプラチナを推している。 プラチナは反脱炭素という意味でトランプ銘柄でもある。

フォン・グライアーツ氏: ゴールドとシルバーの本当の上げ相場はこれから
EVの需要減速はプラチナ価格を復活させられるか

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/52771
14:777 :

2024/09/16 (Mon) 06:25:55

米国のインフレ率下落が止まらない理由をソロス氏の再帰理論から説明する
2024年9月15日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/53492

アメリカのインフレ率が2.6%まで下落しており、Fed(連邦準備制度)は利下げを開始しようとしている。

インフレは、コアインフレを見ればそれほど減速しているわけではない。それでもアメリカのインフレ率が下がり続けていることには理由がある。

米国のインフレ減速

アメリカのインフレは確かに減速した。コロナ後の現金給付によって高騰したインフレ率は一時9%にまで上がったが、今では2.6%となっている。

しかしCPI (消費者物価指数)の内訳を見れば、実体経済のインフレはそれほど減速しているわけではない。

アメリカのインフレはそう簡単には収まらない、8月CPI統計
CPIの内訳のなかでインフレがもっとも根強いのは賃金を主なコストとするサービスのインフレである。中央銀行の金利操作に反応しやすい住宅市場や企業の設備投資(両方ローン金利に影響される)とは違い、雇用は借入に影響されにくいため、中央銀行にとって操作が難しいインフレとして悪名高い。

そのサービスのインフレが、賃金インフレとともに根強く残っている。だがそれでも全体のインフレ率は着々と下落している。

インフレ率下落の理由

コアインフレ率が下がっていないのに全体のインフレ率は下がっている。コアインフレは食品とエネルギーを除くインフレなので、それはつまり食品とエネルギーのインフレ減速がインフレ率下落に貢献しているということになる。

食品とエネルギーがコアインフレから除かれている理由は、食品とエネルギーが金融市場で取引されている資源や農作物などのコモディティ銘柄に影響されるからである。つまり、食品とエネルギーはコモディティ市場のインフレ、コアインフレは実体経済のインフレとおおまかに分けることができる。

そしてコアインフレが収まらない一方で、コモディティ市場は全体的に長期下落トレンドにある。代表的なのは原油価格である。


そして多くの個人投資家は他のコモディティ市場はあまり見ないかもしれないが、農作物も全体的に下落トレンドが続いており、例えば小麦の価格は以下のようになっている。


コモディティ市場とインフレ率

コアインフレ率だけ見れば、インフレ率はそう簡単には下がって来ないと言える。だが一方で、コモディティ市場は下がり続けている。

何故なのか。その理由を理解するには、コモディティ市場とインフレ率がそれぞれ独立に動いているわけではないということを理解する必要がある。

それを説明できるのは、マクロヘッジファンドの先駆け、ジョージ・ソロス氏の再帰理論である。弟子のスタンレー・ドラッケンミラー氏もそうだが、ソロス氏は従来のマクロ経済学を否定し、そのままでは経済の動きを予想することができないと批判した。

ドラッケンミラー氏: 経済学者が経済を予想できない理由
そして独自の経済理論を打ち立てた。それがソロス氏の再帰理論である。

ソロス氏は自分の投資理論である再帰理論を公開した著書『ソロスの錬金術』で次のように説明している。

意志を持つ市場参加者がいる場合、参加者の思考と彼らが関与する状況との間には双方向の相互作用が存在する。

市場参加者は経済データなどのファンダメンタルズを認識し、その上で金融市場に関与する。つまり市場には参加者とファンダメンタルズが存在し、参加者はファンダメンタルズを「認識」して、その上で市場に「関与」する。

ソロス氏は次のように続ける。

この認知と関与の2つの機能の相互干渉をわたしは「再帰機能」と名付けた。

インフレとコモディティ市場の再帰性

この考え方を現在のインフレに当てはめると、ファンダメンタルズがCPI、市場参加者の認識が反映される場所がコモディティ市場ということになる。

そしてCPIとコモディティ市場は独立に動いていない。まずコモディティ市場はCPIの一部である。コモディティ市場の価格はCPIの食品とエネルギーの項目に直接影響を与えている。

一方で、コモディティ市場の推移は市場の期待インフレ率の推移に連動している。(特にアメリカの)インフレ率が下がると市場が予想すれば、市場参加者は実体経済が弱まっていると判断し、コモディティ価格が下がるのである。

アメリカの期待インフレ率は以下のように推移しており、2022年をピークとする上の原油価格や小麦価格と連動していることが分かる。


ただ、ここで考えてもらいたいのは、期待インフレ率やコモディティ価格がどのように動くかである。

例えばCPI統計が発表される。インフレ率が低くなっている。アメリカのインフレが減速していると市場参加者は判断し、コモディティ価格が下落する。

自己強化的なトレンド

だがこれはおかしくないだろうか? CPI統計自体がコモディティ価格の結果なのである。コモディティ市場で価格が決まり、その結果エネルギーや食品の価格が決まり、それがCPIのデータになっているはずである。

だがそのCPIが発表されるとその結果でコモディティ市場が更に下落する。それはコモディティ市場自身がコモディティ市場を下落させているに等しい。

つまり、コモディティ市場とCPI統計は自己言及のパラドックスに陥っているのである。それがソロス氏の再帰理論である。そしてソロス氏によれば、こうしたトレンドは一方が他方を正当化し、それがまた最初の一方を正当化するので、どんどん自己強化的トレンドに発展してゆく。

それが今のコモディティ市場とインフレ率の関係である。コモディティ価格が下落することでインフレ率が下落し、インフレ率が下落することでコモディティ価格が下落する。

だがこの自己言及には根拠が抜け落ちているので、徐々にそれに反する力が蓄えられ、ある時点でそのトレンドは崩壊する。ソロス氏は次のように述べている。

自己正当化のフィードバック・ループは、ある程度を越えると持続できなくなる。

そして最終的には自己言及のトレンドは崩壊する。

結論

それはソロス氏のバブル生成と崩壊の理論でもある。

自己強化的トレンドが崩壊するのは、その他の要因がそれを止める時である。11月のアメリカ大統領選挙がインフレ率とコモディティ市場に自己言及以外の動因を与え、この自己言及のトレンドが終わるのかどうかが問題となっている。

大統領選挙後のトランプ氏、インフレを起こさずに株価上昇を引き起こす余地があるか?
ポールソン氏: トランプ前大統領が敗北なら財政赤字拡大、金価格上昇へ
金融市場では再帰性を理解しなければ将来を予想できない。経済データを見ても、過去を分析するだけで終わってしまう。

ソロス氏はその投資理論を『ソロスの錬金術』に書いて公開しているのだが、それを読む人は少ない。金融市場に優れた銘柄が落ちていても誰も拾わないのと同じ話である。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/53492


ソロスの錬金術
https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E7%89%88-%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%81%AE%E9%8C%AC%E9%87%91%E8%A1%93-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%82%B9/dp/4862801307?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dib=eyJ2IjoiMSJ9.pLKIbJRJtZoUc9ZNmOISxUtalDgLzpiK1XAdAYIQLV_ai2qctEbvN1HKAco8lBjOhozM7f_ldODz2f6JEDWu6OwpXbkhMjsobTLo2fIjiXIOiTaFboqHWfLar4Hyjeoq454WM4Q0azzt_6MKlUmBuGIar2VkeFw7U0JQFsyehyWP9P8FbOqpyi6Jpr1-RTxprhSXaVfy2FTQQcz-WSpQ9UmFx540gssZUlP8LRmT65ZT7qPCugq64z92rBjbEWyDCkMh96Ds_UmEfnoyKnVAPctnwjb0dM5ixngAii58ayU.jgMm4ybL-ez-DzpkkNdLtUns3FLBQZ1s72w9NMgd1A4&dib_tag=se&keywords=%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%81%AE%E9%8C%AC%E9%87%91%E8%A1%93&qid=1710414706&sr=8-1&linkCode=sl1&tag=globalmacrore-22&linkId=b2a9f246c9ef7cde2b1def9fde853973&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
15:777 :

2024/09/19 (Thu) 06:17:22

ポールソン氏: 紙幣からの資金逃避で金価格の上昇は続く
2024年9月18日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/53651

引き続き、CNBCによるジョン・ポールソン氏のインタビューである。今回は金相場について語っている部分を紹介したい。

アメリカ大統領選挙

前回の記事では、ポールソン氏はアメリカ大統領選挙でハリス氏が勝てば、ハリス氏の増税が株式市場を下落させるだろうと予想していた。

ポールソン氏: トランプ氏が負けてハリス氏の政策が実現すれば株価は暴落する
もし株価が下がるとすれば、投資家はポートフォリオをどうすれば良いのか。ポールソン氏は次のように言っている。

ハリス氏が勝てば、現金の保有を増やすだろう。そしてゴールドに投資し続けるだろう。

コロナ後の現金給付でインフレが発生して以来、ポールソン氏は長らくゴールドを推している。

そしてポールソン氏の予想通り、ゴールドはここ数年好調である。


金相場とアメリカの金利

ゴールドは何故上がっているのか。ドル建て金価格は一般にアメリカの金利と逆に動く。金利が高ければ投資家はドルを保有しようとし、金利が低ければドル保有のインセンティブが下がりゴールドに有利となる。

では、ここ数年金価格が上がっているなら、ここ数年金利は下がり続けているのかと思えば、そうではない。金価格に影響を与えるアメリカの期待実質金利は次のように推移している。


現在、金利は2023年前半と同じ水準である。では金価格もそうかと言えば、金価格の方は2023年前半の水準を大きく上回っている。


金価格上昇の理由

では金相場はどうして上がっているのか。金価格が上がるもう1つの理由はインフレだが、今はむしろインフレ率が下落するというのが市場のトレンドである。

ガンドラック氏: 米国のインフレ率は数ヶ月以内に1%台まで下落する
では金価格上昇の原因は何なのか。ポールソン氏は次のように述べている。

金価格が上がっている理由は世界的な紙幣への不信感だ。特に中央銀行がそう考えている。中央銀行たちは外貨準備を不換紙幣からゴールドへと移している。

それがゴールドの需要を押し上げ、金価格を押し上げている。

結論

ポールソン氏は世界的な紙幣からの逃避が金価格を押し上げていると考えている。実際、BRICSや中東諸国などの国々は外貨準備としてドルの保有を減らし、ゴールドの保有を増やしている。

プーチン大統領: ドルを使った経済制裁はアメリカの自殺行為
政府債務の膨張と紙幣印刷により、基軸通貨がその地位を徐々に失ってゆくというのは、世界最大のヘッジファンドを創業したレイ・ダリオ氏が著書『世界秩序の変化に対処するための原則』で述べているシナリオである。

少なくとも、大英帝国やオランダ海上帝国などの過去の覇権国家の通貨はそうなってきた。そしてダリオ氏によれば、アメリカも長期的にはその運命から逃れられない。

金価格はこれからも上がり続けるのだろうか。ポールソン氏はそう聞かれて次のように答えている。

イエスだ。 そう思う。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/53651
16:777 :

2024/10/12 (Sat) 00:27:22

ジム・ロジャーズ氏がドルの代わりになる資産を紹介、ゴールドよりシルバーが良い
2024年10月8日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/54722

ジョージ・ソロス氏とともにクォンタム・ファンドを創設したことで知られるジム・ロジャーズ氏が、World Knowledge Forumでドル相場とコモディティ相場について語っている。

「安全資産」ドル

コロナ後の現金給付が引き起こしたインフレでもドル相場は下がらなかった。

トランプ氏: 現金給付でインフレを引き起こしたのはバイデン氏だ
インフレとは紙幣の価値が下がることであり、アメリカでは一時9%ものインフレになったにもかかわらず、ドルはむしろ円などの通貨に対して上がった(円が下がったという事実もあるが)。

ロジャーズ氏も通貨を選ぶならドルだと常々言っている。

市場が混乱に陥ればドルが上がるからだというのが理由である。中国好きのロジャーズ氏だが、人民元は選択肢に入らないらしい。

ポジャール氏: 人民元が急にドルに代わって基軸通貨になったりはしない
ロジャーズ氏は司会者に、ドルはこれからも安全資産であり続けるのかと聞かれて次のように答えている。

投資の話をするとき、安全という言葉を使うことはない。安全なものなど何もない。あるなら教えてほしい。

そんなものはない。安全な投資などない。

株式の長期投資を安全な投資だと考えているNISAな人々に聞かせてあげたい言葉である。ドルでさえ安全ではないのに、株式がどうして安全だろうか。意味が分からない。

「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
ドルの抱える問題

さてロジャーズ氏はアメリカが問題を抱えていることを当然認識している。

ドルはいくつかの問題を抱えている。その1つは世界的なドルからの資産逃避である。

ロシアのウクライナ侵攻後にアメリカがドルを使った経済制裁を濫用しようとしたことで、中国やインドなどのBRICS諸国や中東諸国がドルの保有を減らそうとしているのである。

プーチン大統領: ドルを使った経済制裁はアメリカの自殺行為
ドルがインフレにもかかわらず為替レートを維持しているのは、ドルが基軸通貨であり、ドルを保有しようとする国が多く存在したことが理由である。

しかしそれが少しずつとはいえ崩れつつある。

ドルよりもコモディティ

だからロジャーズ氏は、通貨を選ぶならドルだが、そもそも通貨よりも貴金属やエネルギー資源などのコモディティを好んでいる。

コモディティ投資の入門書である『商品の時代』も書いているロジャーズ氏は、コモディティの専門家でもあるのである。

ドルが問題を抱え、日本円もまったく信用できない今の状況で、何を持てば良いのか。

真っ先に名前が上がるのは貴金属、それもゴールドだろう。だがロジャーズ氏は次のように言っている。

史上最高値にあるものに投資をすることは好まない。

コモディティでもそうだ。ゴールドは市場最高値にある。金価格がここまで高くなったことはない。

ゴールドはインフレで上がる資産のはずだが、アメリカのインフレ率下落局面においても上がり続けている。


その理由の一部はジョン・ポールソン氏が解説している。

ポールソン氏: 紙幣からの資金逃避で金価格の上昇は続く
ゴールドよりシルバー

金価格の上昇には理由があり、ゴールドも悪くない選択肢だとは思うのだが、ロジャーズ氏はより割安な資産を奨めている。

ロジャーズ氏は次のように述べている。

貴金属に投資をするならシルバーに投資すべきだ。

わたしはシルバーを保有している。今の値段でもっと買ってもいい。

銀価格は市場最高値から40%も下落している。金価格は今が市場最高値だ。

銀価格の長期チャートは次のようになっている。


最近少し上がったので最高値の4割とはいかないが、史上最高値を更新しているゴールドと比べて割安であることは間違いない。

そして1970年代のインフレ時代にはシルバーもゴールドと同じくらい上がったのである。

1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
ドルも円も信用できない時代において、人々は代わりのものを探し求めるだろう。ロジャーズ氏は次のように述べている。

世界が混乱に陥れば、多くの人が貴金属を買い求める。わたしのような田舎の年寄りはいくらかのシルバーをクローゼットに、いくらかのゴールドをベッドの下に隠しておくべきだと知っている。

他のコモディティ

だが一方で、コモディティには他のものもある。ロジャーズ氏は次のように続けている。

だが他の候補もある。綿、小麦、原油など他のコモディティも選択肢だ。わたしならほとんどの国の株式よりもコモディティを選ぶ。

綿と小麦も長期チャートを載せておこう。まずは綿である。


次は小麦である。


これらの銘柄は完全にインフレを忘れた価格で推移しているので、スタンレー・ドラッケンミラー氏のようにインフレ再燃を予想する投資家ならば良い投資機会になるだろう。

ドラッケンミラー氏が米国債空売り、アメリカのインフレは10%を超えて再燃する可能性
そうでなくとも、この水準で綿や小麦を買っておけば、長期的にはドルや円よりは信用できるのではないか。特に円は長期的にはもうどうにもならないだろう。

今のドル円下落は円相場崩壊前の最後の円高サイクル
結論

それでも人々はドルや株式に群がっている。その理由は、価格が上がっているからである。

だがロジャーズ氏はそうした人々について次のように言っている。

安く買って高く売れと両親に教えてもらわなかったのか。

コモディティ投資は一般の投資家に馴染みにくい側面もある。何処にもコモディティ投資の基本が書かれていないからである。

ロジャーズ氏の『商品の時代』はやや古いコモディティの入門書なのだが、コモディティについて本を書く人が少ないために今でもこれがお勧めの入門書なのである。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/54722
17:777 :

2024/10/23 (Wed) 09:20:55

【2024年10月22日】ゴールドへの投資はまだ0.5%?ゴールドの戦略(西山孝四郎 氏)
https://www.youtube.com/watch?v=5G257xPYx14&t=483s

0:00 オープニング
1:38 資産運用の究極の目的は「インフレヘッジ」
3:43 ゴールドCFD(米ドル建て)の日足チャート
5:24 ゴールドCFD(米ドル建て)の日足チャート
6:43 負債処理にはインフレが使われる!?
9:24 米国の財政赤字の推移
10:45 1971年以降の金価格の推移
13:03 巨大な債務の壁と米国債の償還
16:03 ゴールドCFDのチャート分析
18:04 ゴールドCFDの想定レンジと売買戦略




生き残る為のゴールド投資
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=b3ZuogXusfY

<チャプター>
00:00 生き残る為のゴールド投資
03:37 ゴールドCFD(日足)
09:44 ゴールドCFD(週足)
11:38 ゴールドCFD(月足)
13:14 ビットコイン/ドル(週足)
14:36 マイクロストラテジー(週足)
16:16 負債処理にはインフレが使われる!
20:19 米国の財政赤字の推移
24:08 S&P500CFD(日足)
18:20 借金を軽減するためにインフレが使われる
22:20 米国の負債総額
24:05 1971年以降の金価格の推移
28:35 巨大な債務の壁と米国債の償還



(10月18日収録)【セミナー動画】西山孝四郎氏 オンデマンドセミナー
MONEY SQUARE 2024/10/18
https://www.youtube.com/watch?v=7GYXKcReMRY
18:777 :

2024/10/25 (Fri) 00:19:51

ヘイコック氏: アメリカの財政問題はもう長くはもたない
2024年10月16日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55152

引き続き、Von Greyerzのパートナーであるジョニー・ヘイコック氏のSFO Continuityによるインタビューである。今回は金相場とアメリカの財政問題について語っている部分を紹介したい。

ゴールドと米国の債務問題

金価格が上昇している。前回の記事では、ヘイコック氏はその理由に世界中の中央銀行、特に東側諸国の中央銀行がゴールドを買っていることを挙げていた。

ヘイコック氏: 金価格がとんでもなく上昇している理由
では何故ゴールドを買っているのか。ヘイコック氏はその問題をアメリカの債務問題が迫っていることと結びつけて次のように言っている。

皇帝は裸だ。皇帝が裸だということが知れ渡ってしまっている。勿論アメリカのことだ。だから東側諸国の中央銀行は動いている。

ヘイコック氏はゴールドの外貨準備増加をアメリカの問題からの諸外国の逃避だと考えているのである。

アメリカの債務問題

ではアメリカの問題とは何か。ヘイコック氏は次のように言っている。

問題は2つある。1つは持続不能な債務だ。

アメリカではコロナ禍に行われた莫大な現金給付で政府債務が大幅に増加した上に、その現金給付がインフレを引き起こしたので金利が上がり、莫大な政府債務に多額の利払いが発生している。

アメリカの利払い費用をGDP比で見ると次のようになっている。


米国政府は今、この国債の利払いのために新たな国債を発行するという自転車操業を行なっている。

レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
ドルを使った経済制裁

ヘイコック氏によれば、アメリカの問題はもう1つある。ヘイコック氏は次のように述べている。

もう1つはウクライナ侵攻以後のロシアに対する経済制裁だ。

2022年のロシアによるウクライナ侵攻後、アメリカはロシアに対してドルを使った経済制裁を課した。ロシア関連のドル資産を凍結し、ロシアが国際的な決済を出来ないようにしたのである。

それだけならまだ良かったのだが、アメリカは当時ロシア制裁に協力的ではない無関係の国に対しても制裁をちらつかせながらロシア制裁に加担するように迫った。

それを受けて無関係の国々はこう思ったに違いない。ドルを持っていればアメリカの事情でいつでも資産を没収されかねない。

ヘイコック氏は次のように続けている。

それが意味するのは、アメリカはその気になれば誰の金でも盗めるということだ。だから当然東側諸国の中央銀行はドル建ての資産をゴールドに置き換えている。

事実、中国やインドなどのBRICS諸国やサウジアラビアなどの中東諸国はドルでの決済を減らしていっている。

そうすればこうした国々はドルを保有する必要がなくなる。ヘイコック氏によれば、それがドルからゴールドへの逃避に繋がっている。

プーチン大統領: ドルを使った経済制裁はアメリカの自殺行為
ドルからの逃避とアメリカの債務危機

このドルからの逃避の問題とアメリカの債務問題は別々のものではない。何故ならば、ゾルタン・ポジャール氏が言うように、ドル離れは米国債離れを意味し、米国債の価格下落に繋がるからである。

ポジャール氏: 世界的なドル離れの結果はドル円下落ではなくアメリカの財政危機
ドル離れが債務問題を悪化させ、債務問題の悪化がドル離れを生む。これはジョージ・ソロス氏が『ソロスの錬金術』が説明している再帰性によるバブル崩壊の図式である。

ソロス氏によれば、再帰的な(自己強化的な)トレンドは自らを強化しながら、その資産が逆に売られすぎの水準になるまで突き進んでゆく。

加速するアメリカの債務問題

現在のアメリカの状況についてヘイコック氏は次のように言っている。

優れた歴史家のナイル・ファーガソン氏の最近の発言だが、歴史を振り返れば、大国において負債への利払いが国防費を上回るとき、もうその国は長くはもたない。

そしてそれが今のアメリカの状況だ。

そしてヘイコック氏によれば、それこそが金価格が異常に上がっている理由だという。金価格は次のように推移している。


ヘイコック氏は次のように説明している。

金利が上がっているのに、金相場はそれでも上がり続けている。金相場は金利が下がる時に調子が良いはずなのにだ。だが今回はそうなっていない。

金価格はコロナ後のインフレで上がったが、その後金利が上がってインフレが減速する局面においてもそれほど下がらず、すぐに上昇トレンドを取り戻した。

ヘイコック氏はこう続けている。

それがどうしてか考えなければいけない。そしてその理由は、債券市場がアメリカは本当の問題を抱えていると気付いたからだ。GDPの7%の財政赤字、125%の債務、それは持続不能だ。

東側諸国の中央銀行はそれに気付いた。そして自分がゴールドの外貨準備を持っていないことに気付いた。だから彼らは猛烈な勢いでゴールドを買っているのだ。

ゴールドについては以下の記事も参考にしてもらいたい。

ジム・ロジャーズ氏がドルの代わりになる資産を紹介、 ゴールドよりシルバーが良い
サマーズ氏: 紙幣が価値を失うとき資金はゴールドに逃避する
フォン・グライアーツ氏: ゴールドとシルバーの本当の上げ相場はこれから

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55152
19:777 :

2024/10/25 (Fri) 00:57:50

ヘイコック氏: 金価格がとんでもなく上昇している理由
2024年10月15日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55076

Von Greyerzのパートナーであるジョニー・ヘイコック氏がSFO Continuityによるインタビューで、アメリカのインフレ率低下にもかかわらず上昇し続けている金相場と各国の中央銀行との関係について語っている。

止まらない金価格上昇

コロナ後の現金給付による物価高騰で金価格が高騰したのは当たり前の話だが、アメリカのインフレ率はその後2%台まで下がってきているのに、驚くべきことに金価格は上昇を続けている。

金価格のチャートは次のように推移している。


通常、金相場に影響を与えるのはインフレ率と金利だが、この現象はそのどちらでも完全には説明できない。インフレ率は下がってきているし、金利は一時の高い水準からは下がったが、コロナ前の水準に戻ったわけでは全然ないからである。

金相場と中央銀行

ではゴールドは何故上昇しているのか? 理由としてよく挙げられるのは中央銀行の外貨準備である。

ヘイコック氏は司会者にこのことについて聞かれ、次のように答えている。

すべての中央銀行が現在ゴールドを外貨準備として増やしているわけではない。増やしているのは東側諸国の中央銀行だ。

これはわたしが強調したい重要なポイントだ。今日の話の一貫しているテーマは、西側から東側への権力の移行なのだ。

中国、ロシア、インド、ブラジル、トルコ、これらは一部で、西側の国もある。だがゴールドを買っている中央銀行の多数派は東側の中央銀行だ。それは西側から東側への権力の移行なのだ。

国家の盛衰とゴールドの保有

ヘイコック氏はゴールドの保有は権力そのものだと言う。

その話はレイ・ダリオ氏が著書『世界秩序の変化に対処するための原則』で説明している、覇権国家の台頭から衰退までのモデルの話に似ている。

国家にも年齢があり、そして寿命がある。ダリオ氏によれば、若く強い国家は高い経済成長を誇り、債務もない。

そして金相場に関して言えば、第2次世界大戦後のアメリカが世界に存在するゴールドの多くを保有していたことを思い出したい。それが若く強い国家、これから成長してゆく国家の姿である。

だが国家も人と同じように年を取る。先進国となったかつての新興国は、経済成長が落ち、債務が増え、そして蓄えていたはずのゴールドを使い果たしてゆく。

そして低金利政策や紙幣印刷に依存し、インフレや通貨安を引き起こしてゆく。

ポールソン氏: 量的緩和がインフレを引き起こした
日銀の植田総裁が円安を止められない理由
それが国家の一生である。アメリカや日本が永遠に先進国であり続けると思っている人がいるならば言っておくが、それは有り得ない。それは歴史を見れば明らかである。

貨幣価値の下落とゴールドの保有

さて、ゴールドを持てなくなった先進国の中央銀行は、ゴールドの代わりにいくらでも刷ることの出来る各国の紙幣を持つようになった。

ヘイコック氏は次のように言っている。

1980年には、世界の中央銀行のバランスシートの74%はゴールドだった。74%だ。

しかし今では20%だ。これは大幅な下落だ。

だが現在、「東側の中央銀行は」ゴールドの保有を再び増やしている。それは多くの国でインフレが起こったからだが、日本やアメリカのようにもともと紙幣印刷をしていた国はゴールドを買うことなど出来ない。

今、ゴールドを買うことで円やドルなどの本質的価値がない紙幣から逃避しようとしている国は、それが出来る国だけである。だからヘイコック氏はゴールドの保有は国力だと言っているのである。

ゴールドから紙幣への移行によって、世界の中央銀行のゴールドの保有は74%から20%に下落した。

だがここに来て紙幣の信頼がゆらいでいる。そしてゴールドへの逃避が起きている。中央銀行も、もしこの比率を20%から74%に戻すとすればどうなるか?

結論

それは2つの意味を持つだろう。まず1つ目は、ゴールドを買うことのできる国力のある国、紙幣印刷に頼っておらず、負債もない国だけが紙幣の価値下落から逃げ出すことができる。その他の国は通貨安やインフレに見舞われるだろう。

レイ・ダリオ氏: 莫大な政府債務のせいで日本の円安とインフレは止まらない
そしてもう1つの意味は、それは金相場にとって莫大な買い圧力になるだろうということである。それは世界の中央銀行のポートフォリオの半分以上がゴールドにとって買い圧力になることを意味する。

それは現在の金価格上昇を十分に説明する。


そして恐らくは他の貴金属をも押し上げるだろう。長期見通しとしては、紙幣の価値下落は恐らく回避不能である。

ジム・ロジャーズ氏がドルの代わりになる資産を紹介、ゴールドより シルバーが良い
フォン・グライアーツ氏: ゴールドとシルバーの本当の上げ相場はこれから

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55076
20:777 :

2024/10/25 (Fri) 10:02:08

ポール・チューダー・ジョーンズ氏がインフレ再燃予想、ゴールドとビットコインとNasdaqを推奨
2024年10月24日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55497

引き続き、1987年のブラックマンデーを予想したことで有名なポール・チューダー・ジョーンズ氏のCNBCによるインタビューである。

ジョーンズ氏は大統領選挙後のばら撒きによるインフレと金利上昇を懸念しているが、今回はその状況をどうトレードするかを語っている部分を紹介したい。

アメリカ大統領選挙とインフレ

アメリカ大統領選挙が11月5日に迫っている。大統領選挙後のばら撒きによるインフレ再燃を今や複数の著名投資家が懸念しているが、それを早くも今年の始めに懸念した最初の人物こそがジョーンズ氏だった。

チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性 (2024/2/24)
そして既に行動に移している投資家もいる。例えばスタンレー・ドラッケンミラー氏である。

ドラッケンミラー氏が米国債空売り、アメリカのインフレは10%を超えて再燃する可能性
ではジョーンズ氏のポジションはどうなのかと司会者に聞かれ、ジョーンズ氏は次のように答えている。

正直に言えばわたしもそうしている。一番の理由は支持率の動向だ。明らかにトランプ氏が勝つ方向に動いている。

それはつまりインフレトレードを増やしたということだ。

インフレ予想でゴールド買い

具体的にはどういうトレードをしているのか。ジョーンズ氏は次のように続けている。

ゴールドを買っている。ビットコインを買っている。コモディティ銘柄は馬鹿げているほど安い。だからコモディティを買っている。

まずゴールドはコロナ以後上がり続けている。金利低下・インフレ加速で上昇する金価格が、最近のインフレ減速の局面でも上がっていることは驚異的である。


その理由については以下の記事を参考にしてもらいたい。

ヘイコック氏: 金価格がとんでもなく上昇している理由
だが他の銘柄も見れば分かるが、これは大統領選挙後のばら撒きを懸念する金融市場の動きの一部である。

ビットコイン

例えばジョーンズ氏も推しているビットコインも史上最高値に近づいている。


ドラッケンミラー氏も次のように言っていたことを思い出したい。

ドラッケンミラー氏: 米国のインフレが再加速すると予想する理由
金融政策が引き締め的である様子は何処にも見られない。暗号通貨は狂ったように上がっている。

コモディティ市場

また、ジョーンズ氏は金属や農作物、エネルギー資源などのコモディティ銘柄を推している。ゴールドも当然コモディティなのだが、それ以外ということだろう。

「馬鹿げているほど安い」と言っているので、農作物のことかもしれない。例えば小麦価格の長期チャートは次のようになっている。


インフレの時代には農作物の価格も上がるのだが、貴金属のパフォーマンスが一番良いことは以下の記事で検証している。

1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
だが農作物には長期的に見てもかなりの割安水準であるというアドバンテージがある。

これまでの記事で筆者も奨めておいたが、ジョーンズ氏やドラッケンミラー氏のようにインフレ再燃を予想するのであれば、ドルや円を保有するよりは良い資産の逃避先になるのではないか。

ジム・ロジャーズ氏がドルの代わりになる資産を紹介、ゴールドよりシルバーが良い
インフレでハイテク株買い

そして最後に、筆者にとって意外だったのがジョーンズ氏の次のコメントである。

若い人々の多くはNasdaqをインフレヘッジに考えるかもしれない。それも良いだろう。ゴールド、ビットコイン、コモディティ、Nasdaqの組み合わせが良いかもしれない。

ジョーンズ氏はハイテク株をインフレヘッジとして推している。高成長の株は金利の上昇に弱く、2022年の金利上昇による株安でも一番下落したのがハイテク株であり、あのNVIDIAもかなり下げた。(そこが買い場だったのだが。)

ドラッケンミラー氏、AI銘柄のNVIDIAを株価6倍で売ったことを後悔する
それでもハイテク株を推すというのは、ジョーンズ氏は2016年のトランプ相場のように金利上昇と株高の組み合わせを予想しているのだろうか。あるいは他のポジションとのバランスを取るため(好景気のシナリオでも利益を得るため)なのだろうか。

トランプ氏が大統領再選なら株価やドルはどうなる? 2016年のトランプ相場を参考に
債券と現金はゴミ

ちなみにジョーンズ氏は絶対に持ちたくないものとして次のものを挙げている。

そして債券はゼロだ。現金を持つとしても非常に限られた期間だけだ。

実際、ジョーンズ氏は米国債は空売りすべきだという。

ポール・チューダー・ジョーンズ氏、大統領選挙でインフレ再加速を予想、米国債を空売り
ジョーンズ氏は次のように纏めている。

すべての道はインフレに通じている。

結局、先進国は最終的に債務が膨張しインフレになって終わるというのは、レイ・ダリオ氏が著書『世界秩序の変化に対処するための原則』で検証した歴史的事実であり、ジョーンズ氏もその予想は揺るぎないと考えているようである。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55497
21:777 :

2024/10/28 (Mon) 04:55:18

レイ・ダリオ氏: 投資とは株式を買うことだと思っている人は分散投資のやり方を知らない
2024年10月27日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55644

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏がFutureChina Global Forumで分散投資について語っているので紹介したい。

グローバルマクロ戦略と分散投資

ダリオ氏は2020年のコロナショックで政府が莫大な現金給付を発表してすぐにインフレの発生を予想した投資家であり、世界経済の動きを読んでトレードするグローバルマクロ戦略の第一人者だが、一方で分散投資を常に強調する投資家でもある。

ジョージ・ソロス氏が始めたグローバルマクロ戦略では、世界中の様々な金融資産の買い持ちと売り持ちを1つのポートフォリオの中に織り交ぜることがある。

だが多くの個人投資家にとって投資とはそういうものではないだろう。その点についてダリオ氏は次のように語っている。

人々は金融市場に投資する方法は単に株式を買うことだと思っている。そして株価の上下に影響される。彼らは分散の力を知らないのだ。

分散の力

分散の力とは何か。インフレで現金が危ないと言われてとりあえずNISAで株式を買っている人も、インデックスを買えば分散投資になると金融庁から言われて分散投資をやっているつもりになっているではないか。

「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
だがダリオ氏の言う分散投資とは、金融庁の言う分散投資とは違う。ダリオ氏は次のように続けている。

分散の力とは、ポートフォリオの中で様々なものを一緒にしてバランスを取ることだ。

われわれのポートフォリオの中には債券もある。ゴールドもある。株式のパフォーマンスが悪い時にも債券がよくやってくれた。そうやってバランスを取る。

なぜ分散投資が良いとされるのか。ダリオ氏にとってその理由は明確である。ポートフォリオ内の1つの銘柄が一時的に下がっている時にも別の銘柄が上がってくれていれば、ポートフォリオ全体としてはパフォーマンスが安定するからである。

長期投資としてどれだけ優れた銘柄であっても、短期的に下がることがある。ポートフォリオが一時的にマイナスになることをドローダウンと言うが、分散投資はポートフォリオ全体でドローダウンになることを避けられるのである。

だから金融庁の言うような株式のインデックス投資はまったく分散投資ではない。株価インデックスの中身はすべて株式なので、株式市場が下落するサイクルでは中身はほぼすべて下落するからである。

本物の分散投資

この意味では、分散投資とは実は非常に難しいものである。単に株式と債券とゴールドを持てば良いというわけではない。経済サイクルによっては株式と債券が同時に上がり同時に下がる場合(金融緩和と金融引き締め相場)があり、株式とゴールドが同時に上がり同時に下がる場合(デフレ相場)があるからである。

だから例えば現在がインフレ相場なのかデフレ相場なのかを見分けることが出来なければ、株式とゴールドが分散になるのかならないのかが分からない。インフレ期には、株式は酷いパフォーマンスになるが、ゴールドは素晴らしいパフォーマンスになる。

ドラッケンミラー氏: 今後10年の株式市場はバイアンドホールドでは勝てない
1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
結論

ダリオ氏は次のように纏めている。

わたしの投資の黄金則は、15個の互いに相関しない利益の源泉を作ることだ。

本当の意味で分散している銘柄を15個集めることができれば、株式市場が上がる年も下がる年も、安定して利益を上げることができるだろう。

グローバルマクロ戦略を創始したソロス氏も、著書『ソロスの錬金術』でグローバルマクロ戦略のポートフォリオの組み方について次のように語っているが、ダリオ氏の分散投資と同じ意味である。

1つの仮説にすべてを賭けるというのは、私にはめずらしい行為である。普通は、少なくとも部分的に矛盾する仮説に従って行動している。

原則として、妥当性を持つ仮説に基いてつくったポジションは手放さないことにしている。そして新しい仮説に基いて反対方向のポジションを追加する。その結果、調整する必要のある微妙なバランスを適宜調整できるようになる。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55644
22:777 :

2024/10/30 (Wed) 04:49:17

****乱の7年がやってくる!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=mzMKDDFy1G0

<チャプター>
00:00 生き残る為のゴールド投資
03:27 すべての道はインフレに通じる
08:10 CPI 1970年代 vs 2020年代
11:58 巨大な債務の壁と米国債の償還
14:33 ゴールドCFD(日足)
19:51 ゴールドCFD(週足)
20:13 ゴールドCFD(月足)
25:34 米国の財政赤字の推移
26:55 ビットコイン/ドル(週足)
24:08 S&P500CFD(日足)
34:00 信用拡大は限界に達しているのか!?
38:30 カマラ・ハリスが勝てば市民戦争及びWorld War 3 の確率が格段に上がるだろう。
40:52 レイ・ダリオのビッグサイクル
23:777 :

2024/11/05 (Tue) 19:15:51

ガンドラック氏: インフレでもデフレでも金価格は上昇する
2024年11月4日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55940

引き続き、DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏のオルブライト・ノックス美術館における対談である。

今回は金相場について話している部分を紹介したい。

金利上昇は長期トレンド

前回の記事でガンドラック氏は、低金利の時代は終わったと主張していた。

ガンドラック氏: 景気後退が起きればアメリカは資金調達できなくなる
コロナ後の現金給付がインフレを引き起こしたように、景気後退のたびに緩和政策の副作用は悪化しており、財政赤字は増え続けている。

米国債の過剰発行が金利上昇の原因となっている今、債務の増加が止まらなければ金利も下がることができないということである。

だから多くの機関投資家が米国債を空売りしている。米国債はこれからもどんどん増えてゆくと予想しているのである。

ドラッケンミラー氏: 米国が0.5%利下げをした日に米国債を空売りした
ポール・チューダー・ジョーンズ氏、大統領選挙でインフレ再加速を予想、米国債を空売り
金相場はどうなるか

さて、ガンドラック氏の言うように金利上昇がこれからの長期トレンドならば、金利に影響される他の市場はどうなるのか、投資家は気になるだろう。

これから起こることとは何か。前回の記事でガンドラック氏は次のように述べていた。

人々はインフレ政策に懸念を抱いている。次に景気後退が来たとき、いつものやり方以外の何が起きるだろうか? いつものやり方とは金利を下げて借金を大量に増やすことだ。

ガンドラック氏は政府の緩和政策がこれからも倍増してゆくことを予想している。

だが国債発行が金利上昇を呼ぶほどの規模になっている今、そうなれば金融市場で何が起こるのかということである。

例えば金相場はどうなるのか。金価格は通常、金利とインフレに左右される。だがガンドラック氏によれば、新たなトレンドによってそれも変わるという。

ガンドラック氏は次のように述べている。

人々はこれまで、デフレが来るならゴールドは持ちたくない、インフレが来るならゴールドを持ちたい、などと話していた。ゴールドはトレーディングの対象だった。

金価格はインフレ率の上昇と金利の低下で上がり、その逆で下落するというのがこれまでの常識だった。だが2024年の金価格は市場の予想がインフレでもデフレでも関係なく上がっているように見える。


金利の方も、多少下がったとはいえ高金利を維持しており、金価格はそれでもひたすらに上がり続けている。

金相場の新たなトレンド

コロナ以後、金利とインフレが新たなトレンドに突入したことによって、金利とインフレ率に反応していた金相場もまた新たなトレンドに入っているのだろうか。

金価格の目覚ましい上昇の理由は金融関係者の中でも話題になっているが、ガンドラック氏はそれを次のように分析している。

今では人々はゴールドを半永久的にポートフォリオに組み込むために買っているように思える。

人々は政府がうまく機能していないことや、2つの戦争が起きていること、もうすぐ3つに増えてもおかしくないこと、財政赤字が巨額であることなどを憂慮している。

勿論、短期的に見れば金価格はインフレ率や金利の動向に反応しているが、短期的なデフレや景気後退もそれが来れば大きな緩和が来ることを市場は見透かしていて、それを踏まえた動きになっているのである。

そこに戦争など別の理由まで加わっている。

だから人々は紙幣からゴールドに逃避している。ガンドラック氏によれば、そのような投資家の長期的なポートフォリオ変更が金価格を怒涛の勢いで押し上げているという。

ゴールドを買っているのは誰か。それは個人投資家だけではない。ジョニー・ヘイコック氏によれば、それは例えばBRICS諸国などの中央銀行である。

ヘイコック氏: 金価格がとんでもなく上昇している理由
そうした買いが、インフレ率や金利などの短期的な動き以上に金価格を押し上げてゆく。

ここではかなり以前から指摘してきたように、それがインフレの時代における貴金属相場の普通の動きなのである。

例えば1970年代のアメリカの物価高騰時代には物価は2倍になったが、金価格は25倍になった。それは単にインフレからの逃避だけでは説明できない。以下の記事で解説している。

1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移 (2023/4/3)
これは去年の記事だが、コロナ後の貴金属の動きについて次のように書いておいた。

市場はインフレの長期化を見込んで1970年代のモードに入ろうとしているのである。

そして現状は正にその通りになっている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55940
24:777 :

2024/11/10 (Sun) 09:50:31

投資コストを極限まで減らすと勝ちやすくなる
2024.11.10
https://www.thutmosev.com/archives/79181563.html

日経225は取引手数料がとても安い

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画像引用:楽天証券 | 日経225先物・オプション手数料を引き下げました。https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20150108-02.html
投資コストを減らすと勝ちやすくなる

投資をしていて儲からない人の行動パターンは色々ありますが、共通点としてはコストが高い投資を好んでやっている点です

投資の中にはトータルでの手数料が限りなくゼロに近いものから、一回取引しただけで1割も手数料が取られるものがあります

日経225やS&P500などに連動するフリーETFは売買手数料が信託報酬は0.2%前後なので、合計の取引コストも0.2%以下に抑えられます

このような低コストな投資だけをしている場合相場の目論見が外れて損をする事はあるが、手数料が膨らんで損をすることはありません

だが高コストな投資を好んでしていたら相場変動に加えて手数料コストとも戦わねばならず、誰も手数料に勝つことはできない

フリーETFではないアクティブ型投資には信託報酬2%以上のものがあるので、手数料はフリーETFの10倍以上になります

ETFを含む投資信託では配当を再投資して増やすことができ、利益が出ていても解約するまでは税金を支払わなくて済みます

他の短期的な投資では売買利益や配当に毎回20%課税されるので、投資信託への長期投資は長い目で見ると税金も安く済みます

投資コストを減らす事は売買利益を得るのと同じで、毎回2%投資コストを減らすと毎回2%儲けたのと同じ事に成ります

100万円で毎回手数料2%の投信を買う人は、低コストETFを買う人に比べて、最初から2万円負けてスタートしているのです

以前金融庁だったかが銀行が販売している投資信託の投資結果を調査したところ、顧客の9割以上が損失を被っていたという結果が出ていました

恐ろしいのはこの9割の人の多くは「投資では勝っていた」のに手数料で損失を出していた点で、当たり前ですが投資会社や銀行やマスコミは『手数料が高い投資を勧めて来る』のです

手数料に徹底的にこだわるべき
株の現物取引では通常、10万円取引で100円、100万円取引で500円程度の売買手数料がかかるので0.1%から0.05%になります

手数料は片道分なので購入して利益がでて売却すると、一連の取引で10万円取引なら約200円(約0.2%)の手数料がかかります。

少ないようですが気を付けたいのはこれは1回の手数料なので、取引10回なら2%、100回なら20%に相当する手数料を払う事になります

例えば年間に短期売買を100回繰り返して合計20%の投資利益を得ても、手数料も投資金額の20%で利益ゼロになっている筈です

これはレバレッジをかける取引では重要な意味を持ち、日経平均先物やFXなどでは口座金額の最大20倍の取引も可能です

日経225miniでは証拠金1万5000円から手数料40円ほどで300万円の取引ができ、往復でも0.004%の手数料しかかかりません

だがレバレッジ10倍で年100回取引すると年4%の手数料になりレバレッジ20倍で年100回だと年8%になり、取引回数が増えるほど利益を出すのは難しくなります

レバレッジを掛けて短期売買を繰り返すのは良いやり方ではないが、手数料が低いのでこの程度ならほとんどダメージを受けないでしょう

もし1往復0.4%の取引手数料で同じことをしたら、年400%から800%も手数料を支払うことになり、100%負けるでしょう

投資をするときは銘柄や配当より手数料に徹底的にこだわるべきで、投資コストを極限まで低くすると、投資で負ける確率も極限まで下がります

短期投資よりも長期投資のほうが勝ちやすいというのも結局は手数料などの投資コストを減らせるからで、手数料を100回払うより1回しか払わない方が勝ちやすいからです

Wバフェットは「その銘柄を10年保有する気がないなら投資しない方が良い」という意味の事を言っていますが、これも「投資コストを極限まで減らせ」という事だと思います
https://www.thutmosev.com/archives/79181563.html
25:777 :

2024/11/18 (Mon) 04:49:22

トランプ相場で下落したゴールドとシルバーは買い、インフレで高騰する
2024年11月17日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/56391

アメリカ大統領選挙でドナルド・トランプ大統領の再選が決まり、金融市場は動いている。株価は上がり、金利も上がり、ドルが上がり、そして貴金属はどうなったか。

トランプ相場と貴金属

金相場や銀相場などの貴金属相場については、大統領選挙直後の記事で次のように書いておいた。

トランプ氏が大統領選挙勝利で米国株とドル円上昇、当選の理由と金融市場の反応
貴金属については2016年のトランプ氏当選の後の動きが恐らく参考になるだろう。2016年11月にトランプ氏が当選したとき、金価格は金利上昇に反応して一度下落したあと、インフレ率上昇に反応して上昇していった。

2016年にトランプ氏が当選した時のトランプ相場では、例えば金価格は金利上昇に反応して数ヶ月下落したあと、インフレによる上昇相場に転じていった。

上の記事ではその動きが参考になると書いておいたが、その後貴金属相場はその通り一旦下落している。以下は金価格のチャートである。


以下は銀価格である。


以下はプラチナ価格である。


貴金属価格の動向予想

これからどうなるか。選挙直後の記事でも書いたが、短期的な下落は予想通り起こったものの、長期的な状況は貴金属に有利である。

2016年のトランプ相場では貴金属の価格はまず金利上昇で下がり、インフレで上がった。

今回はどうか。金利が上がっている状況は2016年と同じだが、インフレは違う。インフレの状況は8年前よりもよほど悪化している。

そして以下の記事で説明した通り、長期的なインフレ相場では貴金属は一時的な下落では常に買いだったのである。

1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
前回アメリカがインフレを経験した1970年代の相場では、ゴールドとシルバーは25倍以上に上がった。

それがインフレの力である。そして今の相場でも新大統領の景気刺激によってインフレが再加速すると何人かの機関投資家が予想している。

ポール・チューダー・ジョーンズ氏がインフレ再燃予想、ゴールドとビットコインとNasdaqを推奨
ドラッケンミラー氏: アメリカのインフレが第2波に突入した可能性
また、更に貴金属に有利な要因がもう1つある。ウクライナ情勢以降のドルからの資金逃避である。

ウクライナでの戦争でアメリカがドルを使った制裁を振りかざして以来、中国やインドなどのBRICS諸国や、原油の決済にドルを使っていた中東諸国が、ドルの使用から距離を置いている。

ジョニー・ヘイコック氏はその資金がゴールドに流入していることを指摘していた。

ヘイコック氏: 金価格がとんでもなく上昇している理由
短期的下落は買い

だから今の短期的な貴金属相場の下落は買いなのである。2016年のトランプ相場では、金価格の下落は数ヶ月続いた。2017年に入るまでの一時的下落がそれである。


今回も貴金属の下落相場は同じくらいの期間になるのではないかと予想している。ピンポイントに底を当てることはできないが、長期的なインフレ相場を信じるならばこの短期的下落で貴金属は買いである。

そして仮に長期的なインフレを信じないとしても、トランプ相場では貴金属は下落してから上昇なのである。

今の相場で一番読みやすいのはそのトレンドではないかと筆者は考えている。貴金属相場については以下の記事も参考にしてもらいたい。

フォン・グライアーツ氏: ゴールドとシルバーの本当の上げ相場はこれから
レイ・ダリオ氏: インフレ再加速なら株式投資のパフォーマンスはゴールドに勝てない
ガンドラック氏 : インフレでもデフレでも金価格は上昇する

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/56391

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