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トニー・リチャードソン『マドモアゼル Mademoiselle』(ユナイテッド・アーティスツ 1966)

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2024/05/22 (Wed) 16:10:07

マドモアゼル (映画)
監督:トニー・リチャードソン
脚本:マルグリット・デュラス
原案:ジャン・ジュネ
配給 ユナイテッド・アーティスツ
公開 1966年6月3日

動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Mademoiselle+1966
https://www.bing.com/videos/search?q=Mademoiselle+1966&go=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&qs=ds&form=QBVR



【神映画】田舎へ赴任してきた美人教師が****まみれのサイコパスだったら【※胸糞注意】
新タニムラ洋画劇場【ホラー映画解説Channel】2024/05/15
https://www.youtube.com/watch?v=d_C8O8VA8ks

皆さん大変長らくお待たせしました!
タニムラの個人的オールタイムベストの1作『マドモアゼル』を解説します。
20世紀の怪物作家ジャン·ジュネが脚本を書き、フランス映画界一のファム·ファタル、ジャンヌ·モローが主演を務めた超一級品のサイコホラー映画を皆さんもぜひ好きになってください。


キャスト
役名 俳優
マドモアゼル ジャンヌ・モロー
マヌー エットレ・マンニ
ブルーノ キース・スキナー
アントーニオ ウンベルト・オルシーニ




『マドモアゼル』(Mademoiselle)は、イギリス・ニュー・ウェイヴの一人であるトニー・リチャードソン監督がフランスヌーヴェルヴァーグの代表的女優の一人ジャンヌ・モロー主演で撮った英仏合作映画[1]。1966年公開。

あらすじ
ある女性がフランスの小さな村の水源を壊す。その後で花を摘むのを見た老人に「花嫁が冠に使う花を折ってはもう実はならんな」といわれる。皆からマドモワゼルと慕われる女性は小学校の教師で婚期を逃している。村に戻ると、3週間に2度の火事と洪水が起きて大騒ぎだ。マドモワゼルが警察でタイプを手伝っていると犯人は引越してきたイタリア人の木こりマヌーだと噂される。マヌーは事件のたびに英雄的に働いているとマドモワゼルが強く否定する。長男のブルーノはマドモワゼルに教室で「汚い」などとイジメを受け、放火に使った紙切れから犯人が分かるが、証拠を燃やしてしまう。

マドモワゼルは汗まみれに働くマヌーの姿を盗み見していたが、ある時、不注意から失火し、マヌーが懸命の救助をする姿に惹かれる。その後は故意に放火や洪水を引き起こし、飲み水に毒を入れる。葬儀を横目に授業で殺人鬼ジル・ド・レ[2]と聖女ジャンヌ・ダルクの話をする。家畜が全滅し、毒物の無水亜ヒ酸を持っている証拠がないのに村人はマヌーが犯人だと信じる。マドモワゼルがマヌーを誘惑して野原で狂乱の一晩をすごす。朝、マヌーが「明日息子と二人でこの村を出ていく」という。ボロボロの服で村に戻ったマドモワゼルは村の女に「あいつにやられたのか」と聞かれ、「ウィ」と答える。マヌーは村人のリンチを受けて死ぬ。マドモワゼルが皆から惜しまれ、車で村を出ていくが、その姿を見たブルーノは唾を吐く。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%A2%E3%82%A2%E3%82%BC%E3%83%AB_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
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トラウマ映画館 『マドモアゼル(1966)』 町山智浩解説 ネタバレ注意
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36489783


聖ジュネ、少年時代の傷~『マドモアゼル』Mademoiselle
【あらすじ】
映画が始まり、画面に映し出されるのは草木の茂る山の中でそんな自然には似つかわしくない都会的な洋服で着飾った女が重そうなクランクを懸命に回している姿だ。
クランクは田舎の村の水門の解放弁らしく、女がクランクを回したことにより大量の水が奔流となって溢れ、村を水浸しにする。
その場から逃げ出した女は草原で鶉の巣の中の卵を見つけ、それを掴み取ると歓喜に燃える目で握り潰す。家に帰り自分の部屋から突然の出水に慌てふためく村民をうっとりと眺める女。
そして夜。
外の暗闇へと出た女は、小走りに村の道を抜けると、手ごろな納屋を見つけ、それに火を点けた…。
映画『マドモアゼル』は、そんな、あまりにも不穏な出だしから始まる。

しかし、女の表の顔は、村人たちから愛され尊敬され、都会からやってきたことから"マドモアゼル"とさえ呼ばれている、小学校の女教師だった。

村を騒がす凶状がこの女のせいだとは誰も思わなかった。
村人たちが疑ったのは、村はずれに住む流れ者のきこりの男だった。
村人たちは、単によそ者である、ということだけからこの男を犯人だと決め付けた。
一方、"マドモアゼル"は、この逞しいきこりの男に、密かに燃え上がるような情欲を滾らせ、淫らな****を押し殺しながら、何食わぬ顔で男に……

【町山智浩解説】
ジャンヌ・モローは田舎の農村の小学校教師。
村でただ一人のインテリの彼女は村人から「マドモアゼル」と呼ばれて尊敬され、子どもたちから愛されていた。
ところがイタリアから出稼ぎに来た、たくましい木こりに出会ったマドモアゼルは彼を思って悶々とし始める。
そして、満たされない欲望を癒すために夜な夜な、納屋に放火し、農業用水貯水池の水門を開けて洪水を起し、家畜を毒殺し、あわてふためく農民を見ながら悪の悦びに震えるのだった……。

監督は、「怒れる若者たち」の代表作『長距離ランナーの孤独』のトニー・リチャードソン。
原作は、『泥棒日記』のジャン・ジュネ!
脚本は、『24時間の情事(ヒロシマ・モナムール)』『愛人ラ・マン』のマルグリット・デュラス。
そして主演はもちろんジャンヌ・モロー。
彼女が犬のように四つんばいになって男の股間を見つめているポスターも実に色チック。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36489783


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