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2023/12/12 (Tue) 07:37:05
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スキマにイストリヤ - YouTube
https://www.youtube.com/@sukimanidaria/videos
私が生まれ育った「ウクライナ」とはどんな国なのかご紹介します!
https://www.youtube.com/playlist?list=PL5aGzPS3WGqAxZTTgLeyPe0EOHJOljT3x
私は日本の古代史(縄文時代)が本当に大好きなんです!
https://www.youtube.com/playlist?list=PL5aGzPS3WGqCtksbLDFkEJGqzE8RnkEvW
神社/仏閣巡り
https://www.youtube.com/playlist?list=PL5aGzPS3WGqBgoY4PgVq4iNl53SuJfZgo
一緒に日本全国にあるお城巡りをしましょう!
https://www.youtube.com/playlist?list=PL5aGzPS3WGqBM0IZwT01iXP4FOE1u24dR
お祭り〜♪
https://www.youtube.com/playlist?list=PL5aGzPS3WGqCnivTYvYJ9lampIPwCnu-k
鉄道から見た日本の景色や沿線の魅力をご紹介します!
https://www.youtube.com/playlist?list=PL5aGzPS3WGqDhbPZCc_WtCi8bzToegUHX
バスの車窓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL5aGzPS3WGqD5uMCjlqsqvq-9Y6mjV7ed
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2023/12/12 (Tue) 08:02:32
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ダリア(スキマにイストリヤ)の年齢や本名などのwiki風プロフ!結婚や仕事についても!
2023年11月23日
https://www.community-one.jp/archives/3793
ダリアさんは日本の魅力を外国人視点で伝える旅vlog中心の配信をしているYoutuberさんです。
2021年7月にYouTubeチャンネルを開設し、2023年5月現在、チャンネル登録者数は5.51万人と人気急上昇中です。
今回はダリアさんの年齢や本名などのwiki風プロフや、結婚・仕事についてもご紹介いたします。
まずはダリアさんのwiki風プロフィールをどうぞ!
名前 ダリア
本名 ダリア
生年月日 非公開
年齢 23歳?
YouTube スキマにイストリヤ
Twitter ダリア | スキマにイストリヤ
Instagram sukimani_daria
ダリアさんのフルネームは残念ながら非公開でした。
しかし、Youtubeの動画の最初にロシア語でダリアと記載されていることからも「ダリア」は本名だと考えられます。
また、生年月日についても非公開でした。
ただ、年齢については2023年の誕生日を迎えていれば、23歳になっているのではないかと考えられます。
こちらは、ダリアさんが結婚した年齢から割り出すことができました。
ダリアさんは18歳の時に日本人男性と結婚しており、結婚してすぐに日本に来たそうです。
ダリアさんは2023年で日本在住5年目となりますので、結婚年齢と日本在住年数を計算することで年齢を判断することができました。
ダリアさんのYoutubeチャンネルの名称は「スキマにイストリア」です。
「スキマに」というのはスキマ時間を使って気軽に何かを学ぶというコンセプトを表しています。
スキマ時間を使って楽しく何か新しい発見ができる場所にしたい、というダリアさんの願いが込められています。
「イストリア」というのはギリシャ語由来の言葉で、歴史+物語の意味を持つ言葉だそうです。
「スキマにイストリア」ではダリアさんならではの視点で日本人が当たり前になっていて普段気が付かないような日本の魅力を伝えていくチャンネルになっています。
さらに、「イストリア」の名の通り、ダリアさんが面白いと感じた日本の土地の歴史を学べるような内容の動画がたくさん配信されています。
実は、以前は「スキマにロシア語」というチャンネル名で活動をしていました。
チャンネル名を変更した経緯には2022年2月から始まったウクライナとロシアの戦争がありました。
詳しくは下記動画内でダリアさんの気持ちを話しています。
【重要なお知らせ】チャンネル名を変更します - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Ajck1J3zseo
ダリアさんがYoutubeを始めたきっかけとしては日本で意外とロシア語が知られていないことと友人たちからロシア語を教えてほしいといわれたことだったそうです。
戦争が始まる前、Youtubeを始めた当初は誰でも気軽にロシア語に触れられるように学べるように、という思いで悩みに悩んでチャンネル名を付けました。
ところが戦争がはじまったことで、ウクライナ出身のダリアさんがロシア語を教えること、さらには話すことさえも罪悪感を抱くようになってしまったと明かしています。
どんどんと戦争がひどくなっていくにつれ、言葉に言い表せない感情がダリアさんの中で広がり、2022年4月にチャンネル名を変更することを決意しました。
戦争のことを話すダリアさんの姿からは、ウクライナにいる家族や友人のことを考え、心配と恐怖でいっぱいの様子がすごく伝わってきました。
同時に、ダリアさんの言葉できちんと説明している姿から強い意志を持ってYoutubeを配信していることがわかりますよね!
ダリア(スキマにイストリヤ)は結婚してる?
前章でもお伝えした通り、ダリアさんは18歳で日本人男性と結婚をしています。
2023年で結婚してから5年が経過するようです。
現在の旦那様との出会いはウクライナで利用されているFacebookのようなSNSでした。
共通点が多かったことでSNS上で仲良くなっていきました。
出会った当初はダリアさんはまだ高校生、旦那様は大学生でした。
そこから何度か旦那様がウクライナに遊びに来てくれて一緒に時間を過ごしたそうです。
旦那様は両親に負担をかけないよう、バイトを頑張って会いに来てくれていたとのことでした。
何度か会う内にお互い友達以上の関係になり、お付き合いをすることとなります。
ちなみにダリアさんのご両親もロシアとウクライナの国際結婚だったこともあり、日本人彼氏への抵抗は全くなかったそうです。
ダリアさんのウクライナのご友人は18歳で子供がいる人もいたそうで、18歳という若さで結婚することは特に気にしていない様子でした。
これらのお話はロシア人のラナさんとの下記コラボ動画内で明かしています。
ダリアさんの決断力と行動力のすごさがわかるエピソードですよね!
10代で日本に嫁ぐ。親の反応は?文化の違いに驚いたこと【カルチャーショック】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wudODqA6NTc
ダリア(スキマにイストリヤ)の仕事について!
ダリアさんのお仕事については、情報が全くありませんでした。
しかし、動画の随所で学ぶことや教えることが好き、ということを話していることから教育系のお仕事に就かれているのではないか、と考えられます。
さらに前章でご紹介したコラボ動画内からもお仕事を想像できる話が明かされていました。
旦那様の好きなところを聞かれた際になんでも応援してくれるところと明かした中で「先生になりたい、と言ったら練習台になってくれた」と話していました。
このことからもロシア語・ウクライナ語・英語・日本語の4か国語を話すことができるということを活かして、言語を教えるお仕事をしている可能性が高いと考えられます。
言葉遣いが丁寧で優しい口調のダリアさんに教えてもらえたら、言語が上達すること間違いなしですよね!
ウクライナの現状に心を痛めつつも、登録者様のスキマ時間がより良いものになるように努めているダリアさん。
これからどんどんと人気になっていくのが楽しみです!
https://www.community-one.jp/archives/3793
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2023/12/12 (Tue) 08:04:51
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ウクライナとロシアにルーツ持つYouTuberダリアさんが涙の訴え「家族同士の戦争に…」
2022.02.10
https://globe.asahi.com/article/14543759
ウクライナ国境にロシア軍が展開する兵力は10万人を超えた。近々国境を越え、侵攻するのではないか、との見方が日ごと強まっている。そんな中、遠い日本から平和を祈るYouTuberのウクライナ人がいる。
ダリアさん(21)。ウクライナ人の父と、ロシア人の母を持つ。普段は流暢な日本語でロシア語を教える動画を配信しているが、1月中旬には両国にルーツを持つ身として涙ながらに平和を訴えた。
「母の家族と父の家族の、殺し合いになってしまう」。そう心を痛める彼女に思いを聞いた。
ウクライナとロシアの平和を涙ながらに訴えるダリアさん
ダリアさんは2019年に来日して日本人の男性と結婚し、現在はYouTubeを使って、日本語でロシア語を教えている。
両親や弟が住むザポリージャ州はウクライナ東部にある。国境からは50キロで、ロシア軍の展開場所からは「目と鼻の先」だ。母方の親戚の中にはロシア軍の軍人もおり、両国の緊張が高まっていることを心配する。
ダリアさんとの主なやり取りは次のとおり。
――YouTubeで、「家族同士の戦争」の心配を訴えています。
私のロシア側の家族はよくも悪くも、ロシアという国が大好きで、代々、軍人になる人が多いんです。少将までのぼり詰めた人もいるらしいんです。
今、「家族同士の戦争」になるんじゃないか、と心配ですし、心が痛みます。もし、ロシア軍が実家のあるザポリージャに入ったら、お互い(親類と)知らなくても、殺し合いになる可能性もあるじゃないですか。ロシアの家族がザポリージャに来て、軍の上官に命令されて、人を殺したら、すごく嫌です。
――ザポリージャなどは今、緊張した雰囲気なのでしょうか。
ウクライナに住んでいる家族や知り合いと連絡を取りましたが、「街の中でパニックは起きていない」ということでした。ウクライナでは、戦争が、2014年にクリミア半島と(親ロシア派と政府軍が戦う)東部のドンバスで始まったのをきっかけに、ずっと続いている状態なので、急に今の状況を「すごく心配する」とはならないと思います。
ザポリージャは、ドンバスに近く、何かあったら怖い、と感じます。ただ、普通の人が「戦争に行け」といわれるまでにはまだ全然なっていません。
――2014年当時は、どのように感じていましたか。
「こわい」という言葉におさまりきらない気持ちでした。故郷の町でも「赤紙」(軍の招集令状)が来ていたので、いつ父親が赤紙をもらうのか分からず、心配でした。
故郷の東隣のドンバスのドネツク州が反政府派に陥落する可能性もありました。うちから車で1時間のところで戦闘が起きていました。ドネツクの紛争地から逃げて私の中学校に転校してくる子もいました。
中には、自宅が攻撃を受け壊れたものの、身内に身体障害者がいて数か月間、逃げられず、地下室で暮らし続けたと話す転校生もいました。今、赤紙はなくなりましたが、しばしばドンバスへ向かう戦車などの軍用車が故郷の町を走っています。
――ウクライナでは、銃撃の訓練を軍人から受ける女性も出てきています。
私の身近な人からは個人的な訓練の話は聞きません。ただ、ウクライナでは戦争に貢献できる職種で働く女性の兵役登録が義務づけられました。
対象となる職種の範囲が、二転三転していて、女性たちが戦争になったら行かなければならなのかどうか、まだよくわからない状況です。もしかしたら私自身も軍に呼び出されかねません。
ウクライナの首都キエフで、ライフル銃の木造模型を手に軍事訓練をする美容師タチアナ・ハルミデルさん(中央)。国境周辺にロシア軍が10万人規模で展開し、緊張が高まっている=1月30日、金成隆一撮影
ウクライナの首都キエフで、ライフル銃の木造模型を手に軍事訓練をする美容師タチアナ・ハルミデルさん(中央)。国境周辺にロシア軍が10万人規模で展開し、緊張が高まっている=1月30日、金成隆一撮影
――もし、ロシアが侵攻したら、ウクライナの人は抵抗して戦うのでしょうか。
それは知りません。ロシアとウクライナとで、流れているニュースが全然違うところがあるのです。
ロシアでは、兄弟国家であるウクライナとの関係を欧米が壊そうとしているので、ウクライナとロシア自身を守ろうとしているのだ、という見方が多いのです。私は、ハーフとして、どちらの国の意見が正しいのかは言えません。
――兄弟国家という場合、ロシアとウクライナの共通点として、ロシア語が広く話されていることがよくあげられます。
大きいのは、ソ連があったことだと思います。ウクライナを含む15共和国からなるソ連の中で国境やビザはなく、学校ではロシア語が第一に教えられていました。ウクライナ語はその次でした。
とくに東ウクライナはロシアと地続きで、人の行き来も多く、ロシア語を話す必要性があったんですね。ウクライナが独立した後も、東ウクライナではロシア語をしゃべります。中央ウクライナは今、ウクライナ語が圧倒的に優勢、欧州に近い西ウクライナではロシア語はあまり使われません。
とはいえ、ウクライナ人の多くはロシア語を話しますし、イースターや正月の祝い方など文化や伝統も共通しており、たしかに兄弟国家です。
――ウクライナ政府は、ウクライナ語の使用を広げる政策をとっています。
ウクライナの国語はウクライナ語です。マスメディアやインターネットのコンテンツの75%以上がウクライナ語でなければならないと決まっています。
ウクライナ語はポーランド語などと似ているところがあります。例えば、「はい」「元気です」は、ロシア語がそれぞれ「ダー」「ハラショー」、ウクライナ語が「タク」「ドブレ」です(ポーランド語は「タク」「ドブジェ」)。
私は、母の願いで、ロシア語で授業する中学校で教育を受けました。今、そういう学校はなくなり、すべてウクライナ語で授業しています。職場でも私の住んでいた東部地域は、昔はロシア語がふつうでしたが、最近は、ウクライナ語のみ、というふうになっています。公用語もウクライナ語で、ロシア語は公用語になっていません。あくまで国として自分の言語を守りたいということだと思います。
一般的には、皆、ウクライナ人という自己認識をもっているんですけど、ロシア語のほうが話しやすい、っていう感じです。
――万一、戦争になった時、そういう自己認識はどう影響しますか。
難しいですね。ロシア人となんらかの関係を持っている人はいますし、一方、戦争になったら、敵同士になります。正直、どういう風になるのか、全然予測がつきません。
ウクライナでは二つのタイプに分かれているんですね。ロシアともっと仲良くしたほうがいいという人と、ヨーロッパと一緒になり、自分たちのウクライナ人というアイデンティティを守ったほうが良いという人と、です。
EU(欧州共同体)に入ったほうが良いという人が増えてきていますが、まだ、意見は五分五分です。
――「ロシア人でウクライナとの戦争を望む人は少ない」とお話しされていますね。
私は、2014年、クリミア半島やドンバスで戦争が起きた後、母の仕事の関係で、ロシアのロストフ・ナ・ドヌーの中学校に転校しました。ウクライナとの国境に近いロシア西部の町です。
でも、ウクライナ人だからとヘイトを受けたことは全くなかったです。同級生がウクライナ語を教えてと言ってきたりして、友好的でした。
ウクライナ人の父もロシアに転勤しましたが、職場でのロシア人との関係は良かったようです。私は今も、ロシアの人たちに現地の様子を教えてもらっていますが、「戦争はしたくない」と思っている人が大多数です。
ロシアへの編入を問う住民投票がクリミアで行われた際、ウクライナ軍の施設を取り囲むロシア軍とみられる兵士たち
ロシアへの編入を問う住民投票がクリミアで行われた際、ウクライナ軍の施設を取り囲むロシア軍とみられる兵士たち=2014年3月、ウクライナ・クリミア半島のシンフェロポリ郊外、葛谷晋吾撮影
――戦争を止めるには、どうしたら良いとお考えですか。
私は、二つの母国、ウクライナとロシアがこれ以上傷ついてほしくない、と、ただ願うのみです。
ドンバスでの戦争・紛争は今も続きます。誰もなんの利益もえていません。関係が絶たれたため、両国とも多くの工場、会社、職場がつぶれました。ドンバスでは多くの人が家を失いました。
両国とも、紛争地域に残る人々を十分支えておらず、水道や燃料がなかったりするようです。子供のころ、ウクライナの実家からロシアの母方の親類のところへ行く時、この地域を列車で通り、車窓から、一面のひまわり畑や家々を見ていました。今は、直行はできず、第三国経由の航空便で行くしかありません。心が痛みます。
戦争で戦場に行くのは、ふつうの人々です。国の指導者たちは、世界における国の立場や自国経済のことをまず考えると思いますが、その前に、戦いにかりだされる人々の気持ちをよく考えてほしいです。
ロシアは天然資源の豊かな大国ですが、ウクライナは2014年以降の戦争をひきずっているし、建国30年の若い国なので、今、戦争が起きれば、国としてつぶれてしまうと思います。
戦争は始まったら、後戻りはできません。国のリーダーたちがきちんと話し合いをし、これ以上の戦争をさけられるよう、強く願っています。
ウクライナ人の複雑な思い
ダリアさんをインタビューして感じるのは、ウクライナ人がおかれたあいまいな「生殺し」のような状況だ。それを裏付けるウクライナ国内の世論調査のデータを見てみよう。
「キエフ国際社会学研究所」が2021年2月、ウクライナ国内で行った調査では、回答者の5人に2人が「ロシアに近い親類がいる」と答えた。国境をまたぐ姻戚関係は広がっている。
しかし、ウクライナ人の対ロシア感情は、2014年を境に急激に悪化した。同研究所の世論調査によると、2013年までは、ウクライナ人の回答者の80~90%がロシアに良い感情を持っていたのに対し、2014年に30%まで下がり、2021年11月の調査では、39%が「良い」、47%が「悪い」と答えている。
ロシアがクリミア半島を併合し、ドンバスに介入したのが2014年で、ロシアが自らまいた種でウクライナとの良好な関係を損なった形だ。
また、同研究所は今年1月にもウクライナで調査を実施。その中には、「春までにウクライナ国境に集結するロシア軍がウクライナを侵略する現実的な脅威があると思うか」という質問もあり、回答割合は次のようになった。
「現実的な脅威だ」…48%
「侵略はない」…39%
ダリアさんはウクライナ人が感じている脅威感について、「情報が少なくて、ウクライナ人もよく分からないところがある」と話す。
さらに昨年12月の調査では、「自分の住むところにロシア軍が介入した場合の抵抗」について質問。これに対し、それぞれの回答割合は次のようになった。
「軍事的手段で抵抗する」…33%
「デモ、スト、ボイコットなど非軍事的手段で抵抗する」…21%
「国内の安全な地域に避難する」…14%
「国外へ脱出する」…9%
「何もしない」…18%
「その他」…13%
(複数回答可。調査はロシアに併合されたクリミア半島、親ロシア勢力が支配する東部を除く全土で実施された)
一方、ロシア側の「世論」も見てみることにする。世論調査機関「レバダ・センター」が昨年末、ロシアで行った調査で、「ウクライナ東部の緊張がロシア・ウクライナ間の戦争に発展するかどうか」について質問した。これに対する回答の結果は次のとおりになった。
「はい」…39%
「いいえ」…53%
また、「ウクライナ東部の状況悪化に責任があるのは誰か」との質問に対する回答結果は以下のとおりだ。
「ロシア」…4%
「米国とNATO諸国」…50%
「ウクライナ」…16%
この結果からは、ロシア人が、自らに近い親ロシアのウクライナ人が西側から攻撃を受けている、との「被害者意識」を持つことがうかがえる。
ウクライナ国内では今、「ロシアがウクライナ東側を占領し、傀儡政権を樹立」とか「全ウクライナを占領し、傀儡政権樹立」といった、最悪の侵攻シナリオが安全保障関係者の間で語られている。しかし、世論調査を見ると、ウクライナ各地で、国民がロシアの三色旗をふり、ロシア軍を「解放軍」として歓迎する光景は想像しがたい。
ロシアの意図は外からは分からないが、ウクライナ人の抵抗の可能性は考慮しているはずだ。それでもなお、侵攻が起きれば、戦争が泥沼化する可能性は高いのではないか。ダリアさんの祈りが通じるよう、心から願ってやまない。
https://globe.asahi.com/article/14543759