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中国でも供給過剰でやる仕事が無くなっている

1:777 :

2023/05/08 (Mon) 18:15:56

現在の日本人の仕事の大半はサービス業です。 サービス業をやるというのは農業・林業・漁業・工業製品の生産では人余りで食べていけなくなったからです。 物が余っていてもお金が無いと買えないので、どんな無意味な仕事をしてでも何とか金を稼がないと食べていけないですからね。もちろん政府から生活費を貰えれば無意味な仕事をする必要は無くなります。
農業・漁業で外国人労働者を欲しがっているのは人手不足だからではなく、安い製品でないと売れないから日本人を働かせるより安い労働力が欲しいだけです。
そもそも日本の対外資産は世界で断然一位なので、対外資産を円に換えて日本に戻せば、日本人は食べていく為に社会的に無意味なサービス業をやって金を稼ぐ必要は無くなるのですね。


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大卒者が出生数より多い中国、大学出ても就職できず
2023.05.08
中国で希望の職に就けるのは10人に1人(微博に投稿された写真)


画像引用:https://www.6do.world/t/1000-10/20103
大卒者がその年生まれた子供より多い

日本で2022年に大学を卒業した人の人数が57万3947人で同年の出生数が79万9728人、大卒人数は生まれる子供の7割程度の人数でした

中国で22年に大学を卒業した人は1076万人で同年の出生数は956万人、今後進学率向上と22年前の出生数が多かった事で同じ状況が続くと予想されています

中国では大卒者の給与が12万円程度に対し高卒者は半分の6万円程度と差が大きく、大卒者も地方と大都市、大企業と小企業では数倍の差があります

「中国の給与は日本より多い」と日本マスコミは報道しているが、北京のIT企業と雲南省の小企業では10倍が下手すると100倍違うので、高い方の平均を取ると素晴らしく高いです

北京大卒者(新卒者ではない)の平均収入は1万元(約20万円)だが、地方では大卒者が月収5万円で働いている例は珍しくない

しかもその月収5万円を得るのも数十社の入社試験を受けた結果『勝ち取った』仕事であり、就職に失敗してフードデリバリーする大卒者が増えています



中国で大学教育を受けた若者の失業率は20%と高く、日本の調査では大卒24歳以下失業率は2.9%で34歳以下でも3.2%です

韓国の15歳から29歳失業率は10%少々で、大学進学率はほぼ100%なので大卒者の10%が失業している事になり、しかも就職者もアルバイトやフリーターが多い

韓国の大卒者数は2020年に55万3521人で同年の出生数は27万2300人、大卒者がその年生まれた子供の2倍以上居るという異常事態です

22年前の1998年に韓国の出生数は64万人と多く85%が大学を卒業し、その後出生数が急激に減少したのでこうなっています

日本でも就職難とか就活パワハラが問題だと言われているが桁が違うので、数字の上ではかなり恵まれているようです

生れる子供が減り高学歴になり新卒者数が出生数を上回る国では、大卒の就職難が起こり急速に国民が急速に疲弊していきます


大卒者がレジ打ちやゴミ回収員になっている
韓国では去年地方の役所の食堂で調理係数人を募集したところ、合格者全員が大卒で調理師免許はもちろん博士号や英語など数十の資格所有者だったのが話題になりました

ロイターの記事によると中国の浙江省で都市計画を専攻した女性の大卒者は、2月から4月まで毎日10件の求人に応募しているが1社も合格できていない

いくつかの企業から月収3000元(5万8000円)以下で誘われたが、これだと地方の高卒者と変わらないので断ったのだという

経済学を専攻した北京の大学院生は30回の面接でやっと銀行窓口の仕事を得たが、自分の希望とは職種や収入が大きく違っていた

中国政府は大卒者などに「柔軟な働き方」をするよう推奨しているが、それは結局フードデリバリーやギグワーク(ネットの日雇い仕事)やフリーターに過ぎない


こうした「フレキシブルワーカー」は2021年に2億人もいて実態としてゴミの回収とか日雇い工事やデリバリーのような、昔の農民工のような仕事をしています

中国は今100円ライターや安い衣類のような低賃金大量生産の仕事がもっと安い国に移転してなくなり、EVバッテリーのようなハイテク産業に転換しています

ところが日本も経験した事ですがハイテクやIT企業は自動化が進んでいるので10分の1程度の労働者しか必要とせず雇用を維持できません

中国のEVが世界を制したとしても工場でロボットが動いているだけで、せいぜいロボットのメンテナンスをする技術者しか必要としません

生れる子供より大卒者数が多い社会では、全員が良い仕事につくのは無理なのです
https://www.thutmosev.com/archives/202305057c.html


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これからは共産革命の時代

ケインズ政策もソ連型社会主義もニュー・ディール政策もすべて失敗してハイエクの新自由主義・小さな政府論だけが残った。しかし、ハイエクの新自由主義・小さな政府論では人口の0.3%の富裕層のところに金がすべて集まってしまうので、富裕層から資産を取り上げて貧困者に再分配しないと革命が起きる。従って必然的に共産主義社会になる:
今はAIやロボットの発達で、生活に必要な工業製品も食料もサービスも廉価で大量供給できる様になりました。

これは共産主義の前提になっていた

未来社会では生産性が向上して、人間は働く必要がなくなる。
生産活動に必要な仕事は1日2,3時間程度で終わって、残った後の時間には娯楽や学問や芸術をやればいい様になる。

という社会にもうすぐ到達するという事です。

現在の人間が貧しいのは、世界中の金を全人口の0.3%の資本家が独占するシステムだからです。資本家が持っている資産をすべて取り上げて、労働者に分配すれば、全員が働かなくても食べていけるのです。

既に破綻した資本主義をリセットすると共産主義以外の経済体制は不可能になるのですね。


【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ~経済学を変えた世紀の対決
https://www.youtube.com/watch?v=K3uZHzdi9Jk
https://www.youtube.com/watch?v=cOaxStGHQD8

【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ・完結編~経済学を変えた世紀の対決~ケインズの遺したスタグフレーション
https://www.youtube.com/watch?v=lEe7KCshrec

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
2023年4月7日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
2022年11月29日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/31363

2:777 :

2023/06/11 (Sun) 20:31:05

【ゆっくり解説】なぜ1000以上もの日本企業が中国から撤退したのか?
2023/06/ 08
https://www.youtube.com/watch?v=VmesdJNLxao
3:777 :

2023/08/26 (Sat) 06:15:27

中国の労働環境が急速に悪化、約束した賃金を貰えない
2023.08.25
https://www.thutmosev.com/archives/293434jt.html

現実の中国と映像や情報の中国は違う


https://tw.aboluowang.com/2023/0607/1911368.html

関連動画が記事下にあります

バイト学生を騙して低賃金で労働させる

四川省宜賓市の男子学生はネットで夏休みのバイトの募集を探し、郊外の物流センターに住み込み、宅配便の仕分けや発送する仕事を見つけた

条件は時給15元(約300円)で午前2時から翌日の午後1時までの11時間、週5日労働で給料は週払い、1日10元(約200円)の光熱費を払い宿泊費と食費は無料だった

手取り収入は一週間で800元(約1万6041円)になり仕事も経験できるので同級生5人と一緒に募集に応じた

最初の一週間の手取り収入は計算では800元だったが実際には100元(約2005円)あまり、10元の筈の光熱費が保険や食費ち合わせて200元(約4010円)引かれていた

5日間働いたのにタイムカードに記録されていたのは3日だけで、タイムカードの事を誰も教えなかったので存在すら知らなかったという

また勤務時間は11時間だったが食事や休憩時間2時間が差し引かれ、仕事としてカウントされない日も食費を引かれるので赤字になってしまう

仲介業者を介してバイトを見つけたという別の学生は、工場との契約は時給12元(約240円)だが仲介業者が4元補填し時給16元(約320円)払う約束をした

だが工場から仕事を打ち切られると仲介業者は契約期間を満了していないと言って補填の4元を払わず、最初から払う気が無かったのかも知れないと考えている

中国では仲介業者を介して労働者を雇う企業が増えていて、ワンクッション置くことで相手を騙したり法律逃れをしている

約束した賃金を払わなくてもそれは仲介業者と労働者の契約であり、工場と労働者には関係ないなどと言って言い逃れをします

求人広告では高額な報酬を謳うが実際は違う事が良くあり、アルバイトだと正式な労務契約を結ばないケースが多い

労務契約がなければ求人広告は企業の約束と認められず、中国では裁判を起こしたとしても労務関係があるとも認められない

動画サイトやインフルエンサーを通じた求人も登場し高待遇を謳っているが、そうした募集では実際には支払われないケースも多い

年収1万元(20万円)に満たない人が3億人
中国は今不動産業界の縮小によってとても景気が悪く、上海・北京・深センの1線級都市でも景気が悪く街の明かりがどんどん消えています

上海のような大都市では政府が企業に撤退を禁止し事務所を開設するよう促しているが、売り手ばかりで買い手や借り手がいない

住宅市場はもともと投資目的で購入されていたので、地価が下落した今購入する投資家は居なくなり投資家は負債を抱えている

損失を抱えた企業は労働者を解雇したので失業者が増え、以前は住宅購入を目指した人たちはなるべく安い賃貸住宅に住もうとしている

上海の前灘にある不動産屋は「先月の契約は3件で今月は0件、地区に12軒あった不動産屋の5件が閉店して7軒になった」と8月に語っていた

政府は20%を超えた若者の失業率発表を停止したが、実際には若者だけでなく中国の中産階級がごっそり消えつつあるという

最近都市部ではスターバックスが流行っているが、失業したお父さんが「失業していないふり」をするために一日中一杯のコーヒーで居座ってネットで仕事を探している

アルバイトも買い手市場になり低賃金でも働く人がいるので、学生を週100元(2000円)で働かせるような事が起きます

中国の一部の人は日本で報道されているように高収入だが、一方で年収1万元(20万円)に満たない人が3億人存在しています

中国政府や学者は「お金を使わない生き方が流行している」のを経済不振の原因にしているが「お金が無いから使わないだけだ」という主張が支持を集めている

中国では大都市部の収入や失業率はそれなりに調査するが、田舎や農村となると信ぴょう性が低かったり調査をしていなかったりします

農民や農民工、農村や人口が少ない地域でまともな経済調査をしているとは思えず、大都市の良い指標をそのまま人口で掛けているように思います

中国の各省には競争があり他の省の年収が 100万円なのに自分は50万円だったら役人が処罰されるので、各省は実際より多く報告し中国全土で数字の盛り付けが行われます

動画:現実の中国の地方、失業した男たちや仕事にあぶれた女性たちが写っている
https://www.youtube.com/watch?v=SLufMo71O4Q&t=182s

https://www.thutmosev.com/archives/293434jt.html
4:777 :

2023/08/29 (Tue) 18:15:41

中国の出生率ついに1.0人割れの攻防
2023.08.29
https://www.thutmosev.com/archives/294104re.html

大都市でも年収100万円台の中国で男性はこれらを用意しないと恥をかく


https://twitter.com/wildriverpeace/status/1047860277805371394

関連動画が記事下にあります

23年の出生率は1.0人台

中国の2021年出生数は約1200万人で22年は956万人、22年の人口は85万人減少したがこれは61年ぶりの事だった

出生数の増加はベビーブームによる一過性の場合がありますが、減少が1年で反転した例はなく数十年減少し続けるのが普通です

国家統計局の中国人口予測報告は23年の出生数を900万人台と予測しているが800万人台になる可能性があるといわれています

その理由は出生率が急速に低下しているからで、21年の合計特殊出生率1.16で2017年には1.81だったのに近年急速に下降しています

1991年に出生率2.0を割り込んだ後2017年の1.81まで増減が少なく毎年安定して1000万人を大きく上回る子供が生まれていた

異変が起きたのは2018年からで1.55人、1.50人、1.28人そして21年は1.16人なので23年は1.0人を少し超えるくらいと予想できます

出生率低下の原因は若者の非婚化、就職難や女性の高学歴化などが言われているが2017年から19年はまだ好景気だったので本当の理由は不明です

ただその頃から中国はハイテクやITや半導体やEVなど高度な産業に転換し、工場で安いTシャツを作る仕事はなくなりました

半導体やEV工場はTシャツや数百円の皿を作るのより少ない労働者で住むので、多くの中国人は職を失いIT技術がある人だけが高収入を得ました

半導体工場で雇われないような9割の中国人は以前より就職が難しくなり、名目上の賃金が増えたかもしれないが生活は不安定になった

中国政府は高度な産業に転換する為に高度人材を育成したが、毎年1000万人以上の大学生が卒業し大半が職にあぶれている

1000万人全員がハイテク産業で高収入を得ようとしているが世の中には大工や運転手や店員や農民も必要だが、中国政府や学生はそれを分かっていない

天まで上る中国女性の結婚条件
中国は2017年まで数十年間は1.8など主要国トップクラスの出生率を維持していたが2018年に突然出生率低下が始まりたった6年で1.0人を維持できるかの水準になっています

日本は1989年に1.60を割り込んでその後30年かけてだらだら低下し最近は1.30人前後になったのとは対照的です

中国では未婚の母はいないので結婚~妊娠~出産~子育てという順番になり、結婚前に男性が家と車を買うのが常識とされている

さらに中国では結婚する時に男性側が女性側の家に結納金数百万円を渡すのが『常識』になり多額の費用がかかるようになった

もちろん****の前にそんなのは無かったのだが日本で「婚約指輪は月給何か月分が常識」のように定着した

例えば都市部では数百万円、農村でも100万円程度を男性側から女性側の親に払う必要があり、女性が美人だったり高学歴だったり名家だと値段は吊り上げられる

結婚前に家を建てるのは昔は泥の壁に葉っぱの屋根でもかければ良かったが現代ではマンション1戸数千万円もし、用意できないと「家も買えない半人前男」と相手の親や親せきからばかにされます

さらに中国が豊かになると結婚前に車を買うのが当たり前になり、しかも車はレクサスとかBMWや国産でも高級車でなくてはならない

相手女性の親の要求は年々厳しくなり「最低でも有名大学出身」「最低でも有名都市戸籍で有名企業勤務」など天まで届くような希望を述べる

都市戸籍は以前より取得しやすくなったがどの「都市」かが問題で3流都市では話にならず北京や深センなら合格という所です

今でも3流都市戸籍の人は1流都市で就職できず、社会保障や年金金額も大都市は有利で小都市は少ないので嫌がります

女性から見ると自分より田舎の男性と結婚するメリットがないので、最低でも今の町より都会の男性に限定されます

もし上海戸籍を持つ女性が雲南省の都市戸籍男性と結婚すると子供が雲南省戸籍になってしまい、女性も上海市民としての特典が無くなるので非常に嫌がります

ここまで書いて「そんな相手はいないのではないか」と思えますが、実際に結婚相手がいないから結婚せず子供も生まれません


都市戸籍の中でも上海女性は気位が高く、上海か同クラスの都市戸籍男性としか結婚しない
https://www.youtube.com/watch?v=rwwAMugxxGg

https://www.thutmosev.com/archives/294104re.html
5:777 :

2023/10/03 (Tue) 04:48:03

中国の現状、若い女性が1600円の化粧品を買えないと不満訴える
2023.10.02
https://www.thutmosev.com/archives/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e7%8f%be%e7%8a%b6%e3%80%81%e8%8b%a5%e3%81%84%e5%a5%b3%e6%80%a7%e3%81%8c1600%e5%86%86%e3%81%ae%e5%8c%96%e7%b2%a7%e5%93%81%e3%82%92%e8%b2%b7%e3%81%88%e3%81%aa%e3%81%84.html

前と同じ1600円なのに高くて買えないと訴える視聴者、それだけ収入が減った


https://mdpr.jp/news/detail/3977034 【若者】中国の口紅王子が「〇〇い」コメントに反論し大炎上!!【大反発】 – モデルプレス

関連動画が記事下にあります

口紅王子がまた口を滑らせた

中国のライブ通販でトップセールスを持っていた口紅王子が最近、得意とする化粧品の値段についてSNSで視聴者と揉めて騒動になった

口紅王子こと李佳琦(リー・ジアチー)は2010年代後半に中国で増えたライブ配信で成功し、1回3億円とか一日10億円売る男として日本メディアでも紹介されました

22年6月3日(****から34年目の前日)にいつものようにライブ配信していた王子は戦車の形のケーキを渡されて手に取り、その瞬間強制的に配信停止になった

戦車のケーキは****への抗議を示すアイテムでそれ自体が暗黙のタブーな上、****の前日で当局は警戒していた

その後3か月間行方不明になっていたが8月20日に突然ゲストとしてライブ配信に登場し、その後は活動を再開できているようです

不明だった3か月間は公安の取り調べを受けたか矯正施設に入っていたと見られ、政府に忠誠を誓って出所と活動再開を認められたと思われます

そんな口紅王子は23年9月10日の配信で国産化粧品「花西子」のアイブロー(1本79元=約1600円)を宣伝していて、女性視聴者から「高い」というコメントが入った

王子は「これのどこが高いって? 長年ずっと79元のまま」と食いつきさらに「あなたの給料が長い間上がっていないのはあなたのせいでしょう? まじめに働いているの?」と畳みかけて相手をやり込めようとした

これをきっかけに李佳琦は変わった、傲慢になったという批判が高まってフォロワーが100万人減少したが、まだ5000万人以上います

この騒動は2つの事を現わしていて一つは口紅王子の商売が復帰後にあまりうまくいっていない、だから視聴者を論破しやり込めるという事をやってしまった

もう一つは王子が言ったように中国人の給料が下がったので数年前のように若い女性が1600円の化粧品を買えなくなったという点です

1600円の化粧品を10種類買うと1万6000円で、それらは消耗品なので数か月ごとに1万6000円かかり、中国人の平均年収は80万円くらいです

平均月収1万元(20万円)はうそ
月給7万円の人が4か月ごとに1万6000円の化粧品を買い、洋服も購入していたら間違いなく赤字だが中国が成長していた時は気にしなかったでしょう

若者なら毎年20%も給料が上がり金融機関は車や住宅購入資金として年収以上を貸したので、金は湯水のように使い湯水のように沸くものでした

ところがコロナを経て23年は明らかに様相が変わり、不動産危機によって金融機関の不良債権が増えて「貸し渋り」「貸しはがし」をするようになった

16歳から25歳失業率は20%だが非正規低賃金は45%に達したと分析されていて、若者には収入や将来の収入増や借り入れができなくなっている

最近中国の動画では20代のモデルのような美人が「失業した」と言って道端にしゃがんでいたり、狭い路地に立っている様子が投稿されている(お金を稼いでいる)

彼女たちが何をして稼いでいるかは想像に任せるが、男たちも以前のような収入がなく失業が増えているので世の中にお金が回らなくなっている

先日中国政府が発表した各省の平均年収を見ていたらどの省も公務員と非公務員の年収に2倍の格差があるのに気付きました

トップの北京は政府系企業は20万元(400万円)なのに対し非政府系(民間)は10万元(200万円)、一方で中国全土の農村収入は平均29万円でした

上位都市を除く平均年収はすべて5万元(100万円)以下で、しかもこの統計は都市部の一定規模以上正社員の平均で、非正規や農民工やアルバイトや農村を含んで居ません

景気悪化する前は月収8万円程度(地方都市で家族を養っている男性の場合)の人が多かったが、今はその仕事がなくなり失業率が増えたのでもっと下がっている筈です

都市部で店員などをしている若い女性の収入は月4万円から6万円だと思われ、実際にはそういう仕事にも就けずに失業している人が多い

2022年の全中国人労働者の平均月収は約2600元で、政府が言っている1万元の1/4に過ぎませんでした

人民の収入が発表より少ないということは、国民総所得(=GDP)も変わってくるのでGDPも実際より大きく発表しているという事です


22年の労働者平均月収は2600元(5万円)、 1万元は大都市の優良企業の正社員の『平均』に過ぎない(すべて中国語)
https://www.youtube.com/watch?v=z3rHhIKDiwA

https://www.thutmosev.com/archives/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e7%8f%be%e7%8a%b6%e3%80%81%e8%8b%a5%e3%81%84%e5%a5%b3%e6%80%a7%e3%81%8c1600%e5%86%86%e3%81%ae%e5%8c%96%e7%b2%a7%e5%93%81%e3%82%92%e8%b2%b7%e3%81%88%e3%81%aa%e3%81%84.html
6:777 :

2023/11/26 (Sun) 20:14:57

中国の工場も公務員も病院も賃金カット
2023.11.25
https://www.thutmosev.com/archives/31107.html

もうこうした工場はアジア諸国との低賃金競争に勝てないので閉鎖されるしかない


https://jp.reuters.com/article/china-economy-manufacturing-idJPKBN2Y809M 焦点:親世代が築いた「世界の工場・中国」、子にバトン渡せるか _ ロイター
工場などの労働者は賃金半分に

中国の大学進学率は約58%で大学卒業者が毎年1100万人にもなり、大卒者の就職難が報じられるが彼らの収入は高卒者よりも何割か高い

32%の高卒者は安い賃金で働くのを期待されているが低賃金労働者が不足しているのに、彼らの賃金が下がるという現象が起きている

まともな経済状況では労働者が不足したら賃金が上昇するが、中国では低賃金労働者が不足しているのにその給料が激減している

自動車生産は花形産業の筈だがEVやハイブリッドなど最先端の自動車工場では、新型コロナ前の3分の1程度の賃金に下がっている

中国は不況になり消費者は安い商品を求めているのでメーカーは値下げや安い商品を販売し、安く製造する為に労働者の賃金を下げている

賃金を下げる事が消費者の収入を減らしてしまい、さらに賃下げしさらに値下げするという悪循環を繰り返すようになっている

賃下げはホワイトカラー職業にも及び国有銀行や地方政府の公務員や病院の職員、学校の教師など多岐に渡りある国有銀行は賃金を40%下げた

公務員給与は25%から40%も下がったという報告が相次いでいて、地方政府の赤字が深刻なことで支出削減を図っている

地方政府の債務総額はGDPと同額の2000兆円程度あり、成長率5%未満ではどう計算しても返済できる見込みがまったくない

23年5月には河南省三門峡市の教師34人が市教育局でハンガーストライキを行い、2019年8月から毎日12時間以上働いたのに給料や社会保険料、年金積立金などが支払われていないと訴えている

三門峡市教育局は22年9月までは私立学校だったので支払い義務がなく、公立に変わってから毎月給料を支払っていると説明した

23年7月には広東省の公務員給与が 25%減額され、以前1.2万元(約23万円)もらえた人は9000元(約17.3万円)になり、1.5万元(約29万円)もらえた人は1.1万元(約21万円)になったと言われている


最近の中国の工場
https://www.youtube.com/watch?v=p8uUWFAOOMI


ホワイトカラーも賃金カット
中国には各地の公務員給与などを公表する制度がないので賃金を上げた時は自慢したりするが下げる時は隠すので公式な資料は存在しない

広東省の公務員給与は34年連続で全国首位を維持し、国土面積は2%以下だが深圳市などに外資工場が多く全国GDPの10.7%を稼いでいる

中国では都市部の大病院は公営で小規模や地方の病院は民営だが、新型コロナで多くの民営病院は国家への奉仕を強要されて赤字経営に陥った

病院の収入源だった入院患者を規制されゼロコロナが解除されてからも人々は病院自体を警戒して入院などを避けるようになり病院の経営破綻も相次いでいる

病院は職員や医師の報酬をカットしたりするが焼石に水で、3年間で2000の私立病院が倒産し1000万人の医療従事者が失業したといわれている

地方政府はGDPを稼ぎ出すために農地を没収し恒大のような大手不動産開発業者に販売し、業者はそれを売り出してGDPに加算される仕組みだった

ところが大手不動産業者が次々に経営悪化し報道では破綻した大手3社だけで表向き債務が100兆円、隠し債務も同じ程度あり合計200兆円なのだという

かつて多くの労働者を雇用していた不動産や建設業界も不況で仕事がなくなり、大都市の町の不動産屋は閑古鳥が鳴いていて閉店するところも多い

中国では毎年1200万人も卒業する大卒者が余りホワイトカラーの賃下げが進んでいるが、工場労働者なども不足しているのにこちらも賃金が下がっています

大卒は余り高卒ブルーカラーが不足しているのだが、企業が欲しいのは「低賃金労働者」なので工場労働者の給料を上げる気はない

上海や深センの工場労働者はタイやインドの労働者と競争をしていて、もし給料を下げられないなら工場は東南アジアやインドに移転するだろう

かつて外資系工場で働くのは労働者の夢だったが現在はさほど魅力のない賃金をさらに下げられて必要な生活費すら下回っている

若者はもう工場で働きたがらず労働者の高齢化が進み、 少ない若者はみな大学に進学し全員が高収入な管理職になろうとする

こうしたお決まりのパターンによって中国製造業は強さを失っていて世界の工場だった中国は次の時代に世代交代できないと予想されている
https://www.thutmosev.com/archives/31107.html
7:777 :

2023/11/26 (Sun) 20:57:08

未経験不況に中国の時代が終わったと人々は感じている
2023.11.26
https://www.thutmosev.com/archives/31132.html

広州の路上で求職看板を立てて雇い主を「募集」する人達


https://www.nishinippon.co.jp/item/n/611588/ 中国・広州の路上にあふれる求職者…縫製の需要急減で|【西日本新聞me】
そして誰もいなくなった

かつて広東省深センは「1日働けば3日遊んで暮らせる」と言われていたが今では365日働きたくても仕事がなく、失業者が町にあふれている

以前は道を歩いたり駅前に立っているだけで人買い(人材仲介業)に声をかけられ最も給料の高い仕事場に連れて行ってくれるが、今は数多くの会社に申し込んでも仕事はまったくない

広東省広州はアパレルの町で小さな縫製工場などが無数にあり無限に労働者を募集していて、仕事が無いことなど考えられず安宿に泊まってお金がなくなったら働けばよかったという

新型コロナ前は上海など中国各地の大都市には数多くのファッションショップがあり常に人で混雑していたが、現在はどこに行っても人通りがなくシャッター街になっている

不景気で収入が減った人々は倹約をはじめ最初に減らした支出はファッションのような「無くても良い」もので、去年の服を着ていても実用上は困らない

コロナ前の中国の都会は若い人がおしゃれになり日本や先進国と同じように着飾った人が居たが、今は皆それどころではなくなった

広州の卸売市場は低迷する一方で閉店する店が相次ぎ、3年間のコロナ不況を耐え忍んだ経営者はコロナ後の真の不況で一掃された

屋台や露店のような小さな店の場合在庫を含まない経費は月に30万元(600万円)で、毎月20万元から30万元(200万円から300万円)の赤字になる

もっと大きい店や会社だと月の経費は100万元(2000万円)以上でその2倍や3倍の経費がかかる会社も少なくない

その会社の毎月の赤字額は100万元(2000万円)以上になっている筈で、供給が需要を上回っているので利益が出ているアパレル業界の会社は無いと言われている

4年分以上の在庫があるので生産をまったくしていないが、流行は古くなるので在庫の多くは売れずに捨てられるでしょう

工場で生産しないのでアパレル製造の雇用はゼロになり、街には失業者があふれているから誰も実用性に乏しいおしゃれ服など買わない


上海ではショッピングモールの閉鎖が続いている
https://www.youtube.com/watch?v=OXd7oeMhuB8

中国の時代が終わったのを感じる人民
今広州の通りは自動車はそこそこ走っているが店の前で止まることは無く、歩いている人がとても少なく店入る人はもっと少ない

広州は10大工業都市のひとつで縫製工場、電子部品工場、革製品工場が無数にあり中国全土から来る出稼ぎ労働者の職場になっていた

そうした小さな工場はすべて閉鎖され労働者が利用していた飲食店も閉鎖され、週末や祝日は歩けないほど混雑していた市街地のビルはすべて空き家になりテナントを募集している

中国は世界の工場ではなくなったので巨大工場も閑散としていて数千人もの労働者を飲み込んでいた寮は無人になり、周囲にあった繁華街にも誰もいなくなった

最近中国には新しいタイプの貧困者が登場していて、彼らは高級車に乗り高級マンションに住んでいるが貯金や資産はゼロです

景気が良かった頃に購入した車と家があるがローンの返済中で返す当てがなく、返済のために新たな借金を繰り返しています

カルフールというフランスのスーパーは発展途中の中国に進出して大成功し、各地でちょっと高級な商品を売っているが事実上撤退した

原因は色々言われているが中国人が消費しなくなり倹約によって少しでも価格が高いスーパーには寄り付きもしなくなった事につきる

くわえてネット通販が普及したことで実店舗の売り上げが減るという、日本以外の先進国ではおなじみの現象も起きていた

今の中国で売れるのは一番安い消費や一番安い店だけで、みんな収入が減少したので2番目に安い店など誰も相手にもしない

かつて魔都と呼ばれた上海は巨大なショッピングモールが空き家になって別な意味で魔物が住む都市になろうとしている

中国snsでは中国の将来に悲観的な意見は世論を扇動する行為として削除されたりするが、人々は「中国の時代」が終わったのを感じ取り暗い気分になっている

https://www.thutmosev.com/archives/31132.html
8:777 :

2023/12/07 (Thu) 19:17:16

中国の消費落ち込みが予想以上、ショッピングモールの多くが閉店し人々は人民服に回帰
2023.12.07
https://www.thutmosev.com/archives/31359.html

閉店するH&M


https://cn.wsj.com/articles/H&M:受新疆棉花风波影响,中国20家门店被迫关闭 – 华尔街日报


かつて人で溢れていた中国のショッピングモール
https://www.youtube.com/watch?v=qCKcmhG1ol0


人民服に逆戻り?

中国で最近人民服時代に来ていた軍服コートを着ている若者が増えているが、ただの懐古趣味の流行ではなく安いコートを求めるとそうなる

中国でダウンジャケットなどの価格は2万円から6万円もするが地方都市労働者の給与は8万円で大都市でも16万円、それは都市戸籍を持つ正社員の話です

不況で各地の現実の給料は減っているうえに若者の失業率が20%を超えて不安定雇用は50%近いといわれていて、都市部でも正社員の職は減り非正規やデリバリーで食いつないでいる人が多い

そして冬が来て冬服が必要になったが月給の半分もするダウンコートを買えず、目を付けたのは一着3000円以下で買える軍服コートだった

軍服コートは****以前からあり今でも高齢者や貧困者が好んで着ていて、温かさはそこそこのレベルだが何しろ安い

ある学生は冬服が欲しくなりショッピングモールに行ったら最も安いものでも500元(1万円)で高いものは4000元(8万円)以上のものがあった

安い冬服がないか考えたところ軍服コートがとても安く買えるので購入し、その後次々と学生らが購入し中国全土でブームになっている

これがただのブームでないのは普通のコートが買えないから軍服コートを買っている事で、一種の若者による抵抗の象徴のようになった

中国ではいかなる形であれ政府や社会への反抗はご法度で、ゼロコロナに抗議して白い紙を持っていただけの人が大勢逮捕されている

ユニクロは日本では最も低価格な衣類だが中国では同じ価格でも収入が少ないので、2倍から4倍も高く感じられる筈です

日本で3000円のユニクロでも北京の人には6000円、地方の人には1万2000円、田舎の人には2万40000円以上の負担になる

中国ではインフレで物価が上昇し、日用品や食料品が物によっては日本と同じだったり日本より高い場合すらあると訴えている

ほとんどの食料品価格は日本の半額から季節の野菜は1/10の場合もあるが、衣類などの製品は賃金上昇以上に値上がりした

シャッター街ならぬガラス街
インフレの一方でデフレも起きていて11月11日はアリババなど大手ネット販売は一斉にセールをする独身の日で毎年2桁増を記録してきた

だが23年の独身の日はの調査会社の星図数据によれば前年比2%増に沈み、特に消費者が低価格商品を求める傾向が顕著だった

去年の同じ価格では売れないので同じジャンルの商品は値下げ競争が激しくなり、売れても利益がなく赤字になったという業者も多かった

独身の日は一応2%プラスでしたが実店舗はかなりのマイナスになっている筈で中国各地の都市の中心部では「シャッター街」が続々と登場しています

営業中の店はどこも売り上げが大幅ダウンしファッションのような取り合えず必要ではないものは節約志向で「不要なものリスト」に入れられます

中国は23年に不況になったがゼロコロナ解除で空前の好景気になるだろうと予想されていて、間違った予測で高級ダウンジャケットが生産されそれが店頭にならび学生を失望させたのでしょう

中国の大都市には百貨店と呼ばれる高級品を多く扱っている大型店があったが、想像通り少しでも価格が高い店には誰も寄り付かず無人販売所のようになっている(客が無人)

バブル経済に乗って各都市の一等地には高級デパートが建てられて大勢の買い物客で賑わっていたが、今では冗談ではなく客より店員の人数が多くなった

北京の商業中心地である三里屯(さんりとん)では映画館やショッピングモールが閉店し、スウェーデンのアパレルブランドH&M旗艦店も閉店した

閉店する店はどこも理由を「契約期間終了の為」 と説明しているが、本当は売上が経費を下回っているからでネットショップに押された他消費者が支出を控えているのが大きい

H&M、ZARA、オフホワイトをはじめ多くの有名アパレルブランドが中国から撤退し、広東省広州市のファッション街もシャッター街となり歩いている人すら居なくなった

どの省のどの繁華街のどのショッピングモールでも閉鎖や撤退する店舗でシャッター街ならぬ「ガラス街」になっていて、ポスターや店の飾りが外されたので冷たいガラス窓だけが並んでいる
https://www.thutmosev.com/archives/31359.html
9:777 :

2023/12/08 (Fri) 09:07:00

妙佛 DEEP MAX 12-08 天津の伊勢丹2店舗が閉館へ!有名な中国勢の百貨店も相次いで閉鎖
2023/12/08
https://www.youtube.com/watch?v=-n4rwHGNobw
10:777 :

2023/12/28 (Thu) 01:12:13

ゴーストタウン上海が人で賑わう理由、歩いているだけで買い物はしない
2023.12.27
https://www.thutmosev.com/archives/32054fff.html

かつて賑わっていた場所が今は閉鎖されている


https://today.line.me/tw/v2/article/3N9o1gy
ゴーストタウン上海

23年秋ごろにX(旧Twitter)で「上海の繁華街はどこもガラガラでゴーストタウン」という情報が拡散したら中国政府が噛み付いて「捏造だ」といちいち反論するという事がありました

わざわざ反証動画として賑わっている映像を撮影しゴーストタウンではないと主張する中国人もいたが、その後も上海の閑散とした様子は動画や写真で投稿され続けていた

この状況が数か月続いて確定したのは歩いている「通行人」は多いが買い物をする人は少ないので、特にファッション街ではほとんどの店が閉店している

同じように目立つのは飲食店が潰れている事で通行人を良く見ると屋台で着席したり食べ物を買う人は少なく、店内に入っていく人はほとんど居ない

コロナ後の中国人が求めているのは「超安いもの」で服にしても食べ物や飲み物にしても、店に利益が出るような値段だったら見向きもされない

中国には一時カフェブームがあり日本より遥かに多くのカフェが開店したが、今は過当競争になって赤字でキャンペーンをしないかぎり客は1人も買ってくれない

上海の新天地という通りはクリスマスのイルミネーションで飾りつけられて渋谷や道頓堀のように大勢の人が歩き一部の店には行列もできていました

だが人気店の中を見ると人々はスマホで商品の写真を撮っていて、消費を買うのではなく写真に撮ってSNSに投稿して自慢するために列を作っていた

繁華街のおしゃれなレストランは客が入っているが良く見ると4人がけのテーブルに1人か2人で、しかも半数ほどのテーブルが空いている店が多い

夏から秋にかけて「ゴーストタウン化する上海」のような投稿がSNSで多かったが、その後中国政府はフォロワー100万人以上のインフルエンサーに実名公表を義務化し、なおかつ中国経済に悲観的な分析を「経済犯罪」として取り締まるようになった

これだと「中国は不況」「上海は閑散として閉店が相次いでいる」と本当の事を書いただけで経済犯罪になり逮捕されて禁固10年などになりかねない

23年12月には実際に中国経済に悲観的な分析をした有名経済ブロガー数人のアカウントが停止になっていて、長年かけて築き上げたフォロワーや地位や収入の全てを失った

出現したガラスの街
そうなる前のまだ自由だった23年7月に、ペンネーム「鏘鏘一言堂」の人気配信者はSNSで「上海はこの様になり,私たちは非常に悲しい」という投稿をした

華やかだった上海の繁華街は見る影もなくなり上海の虹橋駅,南京路の步行街と上海駅は「両側の店舗は閉店し,修繕という名で休業し,ライトの光は暗く、多くの人が動き回り,熱気ある賑やかな雰囲気は失せて,気持ち悪さを感じる」と書いた

この後習近平は「中国衰退という妄想」を禁じるよう命じ、「中国光明論」を広めろと命じたので部下の役人は手っ取り早くSNSの悲観論をアカウント停止にした

習近平は11月28日から12月2日まで異例の5日間にわたって上海を視察し、金融や貿易、科学技術分野などでリードせよと命令した

習近平は上海先物取引所や浦東新区のイノベーション地区などを訪問し「経済、金融、貿易、交通・物流、科学技術の五つの国際的なセンターを作り上げるのは上海の重要な使命だ」と発言した

現実の上海ではデフレが進行中で安い物だけが売れて大きな店では客の人数より定員の人数の方が多い状況になった

習近平が言っているのは「優れた技術や商品を開発せよ」という事だが、デフレで消費不況の社会ではどんなに優れた商品も高いだけで売れない

思い出してほしいのは日本の90年代から2000年代で各企業はそれなりに優れた商品を開発したが、売れたのは「価格が半分の粗悪品」みたいなものばかりでした

シャープや東芝も最先端の優れた商品をいくつか発表したが消費者は不況でお金がないので関心を示さず安い代替品を求めた

中国もそんな時代に入っているので人々は道を歩いていてもお金を使わず、コーヒーでも食事でも最も安い商品にだけお金を使います

日本では不況になるとシャッターを下ろす店が増えてシャッター街が出現したが、 中国ではポスターや賞品が撤去されたショウウインドウのガラスだけが目立つ

さしずめガラスの街と言ったところで両側に何もない無機質なガラスの壁だけが続くかつての繁華街は、数年前を知っている人には泣きたくなる光景だという


https://www.thutmosev.com/archives/32054fff.html
11:777 :

2024/01/11 (Thu) 18:12:48

中国で深刻な飲食不況、開店した半数が半年で閉店
2024.01.11
https://www.thutmosev.com/archives/32505.html

この上韓品というカフェは一時はやったが閉店したという


https://www.shanghainavi.com/food/525/ 【閉店】掌上韓品[ジャンシャンハンピン] _ グルメ・レストラン-上海ナビ
深刻な飲食不況

中国は14億人の約65%が都市部に住み、多くの人は朝食を家ではなく通勤途中の屋台などで食べる習慣で3食すべて外食の人も多かった

外食産業には不況など無いように思えたが新型コロナを契機に****以来の不況に見舞われて毎月10万軒の店舗が倒産や閉店をしています

23年1月から10月までに100万店が閉店廃業したので毎月10万軒、開店した数は明らかでは無いが閑散とした街を見ると閉店数の方がずっと多い

閉店した飲食店の設備を買い取って中古販売する業者によると23年初めには閉店数と開店数がほぼ同じで、購入希望者が非常に多く販売に忙しかった

22年12月にゼロコロナが解除され翌新年に人々は希望を持っていて、数百万円や数千万円を投じて飲食店を開業した人が多かった

23年前半には恐るべき数の新店舗が開業したが、そのうちの半数程度は利益をあげることなく既に閉店したとみられています

中国商業メディアの推測によると10月ごろまでに新規開店した飲食店は200万軒ほどで閉鎖したのは100万軒なので、100万軒店が増えた事になります

その前は新型コロナで3年近く商売ができない状態だったので、増えたといってもコロナ前よりはまだ少なかった筈でした

長く商売をしていた人がようやく新型コロナを乗り切ったのに「コロナ期間中のほうがマシだった」と嘆くほどの不況に陥りました

多くの新規参入者は手軽に始められるカフェを開業したが、デフレによって利益が出る値段でコーヒーを注文する客はいなくなり安く提供できるチェーン店だけが生き残った

珈琲ブームの次に来たのは「午後の紅茶」に似た紅茶飲料で、あっと言う間に30万社以上が参入し店舗数も数千から数万存在すると言われている

ひとつの物がヒットするとすべてこんな過当競争になり求められるのは価格の安さなので、個人店舗は廃業して最も安いチェーン店が生き残るでしょう

開店した半数が半年で閉店
23年前半に多くの個人飲食店が開業したが価格競争にさらされ、お金がかかる貸店舗、設備は固定費で削減できず、仕入れや運営費は売り上げがゼロでもゼロには出来ず経営を圧迫した

宣伝費を払ってSNSで宣伝しキャンペーンをする客が入るが、キャンペーン費用と値引で多くの場合赤字になったそうです

23年に開業したある火鍋屋は8000万円以上を投じたが設備の買取価格は200万円程度で、一度も利益がでないまま閉店したと語っていた

業界データで中国で開業した飲食店の平均寿命は500日だったが、23年は1年持たず数か月で廃業する割合が非常に高かった

中国で飲食店舗数は500万店で毎月10%が閉店していて、日本の場合は全国70万軒(店内飲食)があり年間2万店ほどが閉店している

中国はもともと店舗数にくらべて閉店が多いのはそれだけ競争が厳しく、14億人が毎日食べてもそこで生き残るのが難しいのを示している

閉店数が開店数より多くなると中古設備回収業者は仕入れた商品に利益を乗せて販売できなくなり、中古業者も経営悪化します

23年に開業した人の典型的な失敗例は新規開業してSNSインフルエンサーとタイアップして値引キャンペーンをやり店は大繁盛で大忙しになる

だが数か月たって計算すると現金が大幅に減っていて、もっと計算すると今までの販売価格ではあらゆる経費を含めると赤字なのが判明した

そこで利益が出る価格に値上げしたところ翌日から客足が「ゼロ」になってしまい、値下げしても値上げしても赤字が増える状況に陥る

結局閉店する事になったが開業した23年前半は開業ブームで高い金額を支払ったのに、23年後半は「閉店ブーム」なので全てが買いたたかれた

こうして数千万円を投資したのに半年後に回収できたのは200万円のような例が続出し、 十年以上かけて蓄えた金をなくし借金を作った

飲食不況の原因は失業や賃金減少で人々の収入が減ったからで、花形産業だった外資系自動車工場では賃金1/3、公務員も半減などが報告されていた

https://www.thutmosev.com/archives/32505.html
12:777 :

2024/01/16 (Tue) 18:55:05

中国で未払い賃金への抗議デモが急増している
2024.01.16
https://www.thutmosev.com/archives/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%a7%e6%9c%aa%e6%89%95%e3%81%84%e8%b3%83%e9%87%91%e3%81%b8%e3%81%ae%e6%8a%97%e8%ad%b0%e3%83%87%e3%83%a2%e3%81%8c%e6%80%a5%e5%a2%97%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b.html

横断幕を掲げる抗議デモ


https://www.news-postseven.com/archives/20160412_400637.html?DETAIL 中国で給料未払いデモ続発「共産党は我々の金を返せ」|NEWSポストセブン
中国各地で給与未払いに抗議

日本と異なり中国は12月の年末が決算期なので業績が悪化した多くの企業は賃金未払いを決め込み、労働者による未払い賃金支払い要求も増加します

23年の中国は低い成長率、若者を中心とした失業増加、外国資本の撤退や工場閉鎖、輸出減少、人民元下落、不動産危機などがあって散々な年だった

経営が悪化した企業が多かったので23年末は全国の都市で未払い賃金の支払いを求める集会やデモが多発していました

空母の名前になった山東省は孔子、孫子、諸葛孔明の出身地だが数十人が未払い賃金の請求書を体に貼って工事現場の前で抗議集会をしていました

農民工と呼ばれる労働者は以前は違法であり現在も戸籍外の都市で働いているため様々な差別を受けていて、景気の調整弁として政府や企業から便利に使われてきた

好景気の時ですら戸籍を持つ非正規労働者より低賃金悪条件で、どんなに有能でもどんなに努力したとしても正社員になれる事はない

農民工は失業調査の対象に成っていないので不況になると真っ先に政府から切り捨てられ、「存在しない人間」として救済されず失業者としても認められない

農民工は労使交渉をする権利がなく賃上げ交渉をする権利も認められず、法律で保護される事も無いので賃金未払いの対象になります

広東省では賃金を支払われなかった農民工が泊まるところもなく路上や広場で寝ている様子がSNSに投稿され、まだ最低気温は14度くらいあるが非常に寒いと訴えていました

農民工を建設会社が直接雇用する事はなく、人材の請負業者による間接雇用なので農民工が賃金を受け取れなくても企業に責任がない仕組みになっている

請負業者はいよいよ経営悪化すれば会社を解散して雲隠れするので、結局賃金数か月分を受け取れない労働者もかなり発生する

未払いしている業者も下請けでありその業者も下請けという構造の中で、恒大のような超大手企業が工事中止して代金未払いならその影響は巨大なものになる

地方政府や共産党は「悪質な賃金支払い要求」を禁止する事にし、横断幕や交通妨害、工事の妨害や役所を包囲するなどを逮捕し懲罰の対象にしています

労働者に不利な社会制度
23年には年金改革やゼロコロナを巡る抗議活動で逮捕者が多く出たが「白い紙を持って道路に立っていた」だけでかなりの人が拘束されて逮捕起訴された人もいた

中国では労働者は賃金未払いを裁判所に訴える権利がなく、まず労働仲裁委員会に仲裁を求めて委員会が認めた場合だけ裁判を起こすことができる

訴訟を起こしたとしても1年以上はかかり回収する賃金よりも裁判にかかる費用+時間や労力が大きいので事実上裁判を起こせない制度になっている

10万円回収する為に仕事を休んで弁護士を雇って裁判に勝っても、裁判費用のほうが多くなる上に仕事を休んだり裁判の為に活動しなくてはならない

しかも労働者が裁判を起こしたり労働仲裁委員に訴えられるのは直接の雇用関係にある会社だけで、その会社はもう存在しないかも知れません

労働者が企業を訴えるには雇用関係などを証明する書類を用意しなくてはならないが、それを嫌って手配業者や元受け会社は正式な書類を作成しない事が多い

23年は農民工だけではなく会社員や病院職員、公務員、銀行員、教員などが未払い賃金支払いデモをしていて、未払い企業が増えて地方政府すら未払いだという事が分かります

遼寧省瓦房店市の市営公園で9月、動物園の檻に「給料を半年受け取っていない」という張り紙がされ実際にそこでは長期間給料が支払われていなかった

地方政府の財政難によって多くの都市で公務員への給料未払いが起きていて、地方政府の公的債務だけでGDP比100%以上に達している

地方政府の財源は税収ではなく土地の売買で、すべての土地は公有地であるため地方政府は山林や田畑を勝手に売却(70年賃貸)して地代を受け取り、それが地方収入の約4割に達していた

不動産不況で地方政府の不動産収入が大きく減り、 公務員の賃金を支払わなくなり、河南省三門峡市の教師34人は23年5月に「4年間給料が未払いだ」と抗議した

公務員すらこうだから民間企業は推して知るべしで、22年にはプロサッカー中国代表主将と複数の選手が給料とボーナスが1年以上支払われていないと訴えていた

中国のサッカーチームスポンサーの多くは不動産関連会社で、恒大ショックで経営が悪化して契約した選手の給料やボーナスが払えなくなっている
https://www.thutmosev.com/archives/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%a7%e6%9c%aa%e6%89%95%e3%81%84%e8%b3%83%e9%87%91%e3%81%b8%e3%81%ae%e6%8a%97%e8%ad%b0%e3%83%87%e3%83%a2%e3%81%8c%e6%80%a5%e5%a2%97%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b.html
13:777 :

2024/01/25 (Thu) 17:37:29

黄金の30年終わった中国、必要とされない労働者たち
2024.01.23
https://www.thutmosev.com/archives/32785.html

世界の工場も大勢の労働者ももう必要ない


https://www.sankei.com/photo/daily/expand/200307/dly2003070010-p1.html 中国、輸出17%急減 1~2月、輸入も縮小 – サッと見ニュース – 産経フォト
中国労働者のほんとうの月給は8万円未満

中国国家統計局は2023年の経済成長率が5.2%だったと発表したが世界中から異論や疑問が続出し、中国人すらこの数字を信じている人はほとんどいない

卒業すなわち失業状態の若者や不動産所有者、収入が前年より減っている労働者は中国経済の衰退を感じているとの声が聞かれる

2024年採用国家公務員試験の出願者数が過去最高の303万人で平均倍率は77倍、大卒者は「学部卒」と呼ばれて門前払いに成り大学院卒でないと採用されない

応募77人に対して採用1人という状態なので77人の中で学歴上位の人から採用することになり、「ただの大学卒」ではエリート大卒でも不合格だという

一流企業への就職も同様で中国の上場企業数は上海、深セン、香港合計で約5000社で日本は4033社だが人口は10倍以上差がある

中国の22年大卒者数は1158万人だが日本は57万人、結果日本は卒業さえすれば100%就職可能なのに対し中国では卒業時点で就職先が決まっているのは10%にも満たない

中国政府は非正規や臨時雇用やフードデリバリーも「就職」としているので、表向き大学卒業時の就職率はもっと高いが事実ではない

中国公務員の平均月収は北京や上海などの1線都市で約1万元(約20万円)、北京の平均月給は19000元(約38万円)なのでそれよりかなり低い

なお中国の「平均月収」とは上場企業の都市戸籍の正社員の新入社員や高齢社員を除いた、稼ぎ頭のエリートの『平均的な給料』のことです

韓国も同じようにトップクラスの一流企業のエリートサラリーマンの「平均年収」を全国民の平均年収のように発表しているが、それらはまやかしの「平均」です

本当の「平均年収」を簡単に推測する方法がありそれは1人当たりGDPを2/3にすると「上位層を含む平均年収」、1人当たりGDPを半分にすると「上位所得をを除く労働者の平均年収」くらいになります

日本の1人当たりGDPは約440万円ですが2/3の290万円が非正規や年金生活を含めた「本当の平均年収」、1/2の220万円をフードデリバリーを含む全労働者の平均年収とすればほぼ当たっていると思います

黄金の30年は終わった
北京市の1人当たりのGDPは18万元(約343万円)で雲南省は2019年だが約5万元、すると雲南省労働者の平均年収は約50万円北京は170万円という数字になります

地方の中程度以上の都市の工場などでの給料は4千元(8万円)が相場だが、現在は不況なのでもっと低く、しかも8万円の月給を得るのに大変な競争を勝ち抜かなくてはならない

中国の公務員や国有企業は「鉄の茶碗(鉄飯椀)」と呼ばれ、給料以上の見返り(ワイロやネコババ)があるので、昔から上級国民のようだった

なお中国は共産主義なので下級公務員が非常に多いが、中国で「公務員」と特別に呼ぶのは一定以上の管理職公務員だけになっている

中国はいま経済衰退の中にあり10人中7人の経営者は24年は前年より悪くなると予想しているが、政府は「景気は良く高成長している」と嘘をつき統計上の数字をごまかしている

5.2%成長が事実なら他国では大変な「高度成長」で町では目に見えて消費が増えたり新しい店が増えたり、新しい民間の建物が建てられたりするのに中国にはどれもない

深センは中国のシリコンバレーと呼ばれた事もありファーウェイやテンセント、BYDはここで誕生し若者たちは「中国のスティーブジョブズ」や「中国のビルゲイツ」を目指して起業した

2018年ごろの深圳は赤字のスタートアップ企業でも綺麗なペーパー資料を見せれば資金調達でき、相当いい加減だが簡単に資金調達ができた

広東省東莞市は深セン市と香港の中間に位置し大小14万の製造企業と無数の工場があり、「世界の工場」として名を馳せたが今は衰退する中国の象徴になっている

東莞市ではこの数年で3500社が倒産し人口1200万人から800万人に減少、かつて労働者で賑わった場所は本当のゴーストタウンになった

上海は外国人が集まる国際都市だったが外資のほとんどが撤退したため外国人が多かった町や通りは閑散としている

上海空港や上海駅といった交通拠点は 規模が非常に大きいので空間が目立ち、広大な場所のところどころに人が歩いているという状況です

中国のSNSなどでは「黄金の30年は終わった」というような会話がごく普通に交わされている
https://www.thutmosev.com/archives/32785.html
14:777 :

2024/02/04 (Sun) 18:45:54

中国の不況は在外留学生の金欠招く、帰国したら浦島太郎状態
2024.02.03
https://www.thutmosev.com/archives/33030.html

中国で競争するより日本の大学は楽なのだという


https://www.youtube.com/watch?v=uFpe3dDDu_4 (2) 日本は中国人留学生にとって天国!?〜昔の壮絶な留学実態と激変した今〜 – YouTube
不況が留学生に与えたショック

中国は景気が悪く中小企業の倒産が相次ぎ恒大のような大企業ですら経営破綻し、個人商店に至っては暴風雨で紙風船が飛ばされるような状況に陥っています

こうした中で欧米や日本などへの留学生の中には、親の事業不振や解雇などで費用を支払えなくなって途中で退学し帰国する人も出ている

特にアメリカの有名大学は学費だけで数千万円+滞在費用も高額なので親が費用を出しているが、支援が途絶えたら帰国せざるをえなくなる

日本の中国留学生はそこまで高額費用ではないものの、アルバイトで得られる収入だけでは足りないのでやはり親からの援助を必要としている

中国人が外国に留学する理由は一部の人は世界トップの学問を学んで成功したいなどの理由だが、多くは本国の学歴競争にやぶれたお金持ちの子供です

彼らは中国では2流か3流の大学しか入れないので、それより海外留学のほうが格付けが上がるという「学歴ロンダリング」だと言われています

アメリカの最高学府で最難関のハーバード大学は教授などの「推薦枠」があり、多額のお金を大学に寄付したり教授に渡すと無試験で入学できると言われている

日本では裏口入学にあたるがアメリカでは合法で一般的に行わていて、特に中国共産党幹部の子供たちが****と呼ばれて米一流大学に無試験で入学し無試験で卒業しているのが問題になった(一応中国でざる試験はある)

アメリカの大学では入学より卒業が難しいとされるかそれも金次第で、お金さえ払えば卒業させてくれるとも言われている

だがオバマ政権末期の米中険悪化やトランプ政権以降の米中対立によって、現在では「試験に合格しないと入学できない」ようになったと言われています

合格してもかなりの留学希望者は共産党や軍との関係や産業スパイなどを疑われて、アメリカへの入国を拒否されているという話も伝えられている

中国人にとっての留学は学歴ロンダリングの他に自由主義国への移住の第一歩という意味もあり、留学後はその国で就職して定住し永住権を獲得するパターンも多い

お金が無限に湧く井戸はなかった
経済的理由で中国に帰国したり外国で働いていた人が中国に帰国すると、これが同じ国なのかと驚いて倒れそうになるという事が次々に起きる

出発前の中国は活気に満ちていてどの街も人で溢れていて繁華街の飲食店や商店はどこも混雑し、成長する中国を実感していた

外国に移住や留学をすると周囲の人は「中国の方がずっと可能性があるのにどうして外国にいくんだ」と不思議そうな目で見られたという

数年ぶりに帰国するとまず北京や上海の国際空港は出国者も入国者もほとんど居らず、広大な墓地かゴーストタウンのように閑散としている

街に出ても駅前や以前あれほど栄えた繁華街はほとんどの店が閉店していて、ファッションは壊滅状態で飲食店も大半が閉鎖された

繁華街でも道を歩いている人が少ないし、それも歩いて移動しているだけで店に入る人が少なく店内で飲食している人も少ない

出発する時に「どうして外国なんかに行くんだ?」と聞いた人は今では「どうやったら日本や外国で働ける?」と聞いてくるのだという

22年12月にゼロコロナ規制が解除されたが解除後は却って景気が悪化し、職を求める競争が激化して多くの人は収入減少し社会が非常に敵対的になったという

コロナ以前は多くの人に成功の恩恵があったのだがコロナが明けてみたら成功者だけが富を独占し、不況は中流以下の層に押しつけられている

不況は民間企業だけではなく公務員や地方政府にも及び、公務員の給与削減や給与未払いが急増していて背景には地方政府の深刻な財政難がある

多くの外国メディアは地方政府の隠し債務と公表された債務の合計はGDP比100%の2000兆円以上だと分析している

地方政府の収入の多くは税収ではなく不動産開発と転売、そして理財商品などの怪しげな金融商品を偽装した債権発行でした

地方政府は借金である理財商品を発売し投資家はそれを金融商品として購入するが、実際には投資家は地方政府にお金を貸している

地方政府の財源には限りがある訳で、 無限にお金が湧き出る井戸を持っているわけではない

https://www.thutmosev.com/archives/33030.html
15:777 :

2024/02/22 (Thu) 10:04:34

髙橋洋一 中国の外資離れ! アメリカでも中国不動産バブルの影響が
2024/02/21
https://www.youtube.com/watch?v=Fn4IHSw4mJU
16:777 :

2024/03/03 (Sun) 19:09:20

就職難の中国 賃金は1/3になり就職には上納金が必要
2024.03.03
https://www.thutmosev.com/archives/33642.html

世界の工場の中心地だった東莞、とても景気が悪そうです


参照 https://www.youtube.com/watch?v=g-MaFEoNsQI
中国の新卒学生 時給361円

中国の景気は日ごとに厳しさを増していて若者が職を得るのが非常に困難になっていて、実際に受け取れる賃金相場も下落している

河北省の大学を卒業した22歳の青年は1000社以上に書類を送ったが書類選考に通ったのは1社だけで、週6日12時間働いて5000元(695ドル=10万4千円)なので悪くないように見えるが時給360円に過ぎない

河北省は首都北京を取り巻く位置にあり2022年の平均給与は9万745元(約178万円)、政府の公式発表では18の省で平均年収が10万元(約207万円)を超え上海と北京で20万元(約414万円)を超えたそうですが信ぴょう性は低い

政府が発表する『平均年収』は対象を絞り込むといくらでも上昇させることができるし、都市戸籍を持たない人や正社員で無い人は調査対象にすらなっていない

これらは一定以上の規模の会社の正社員に相当するが中国では上位500社(アリババなど)の雇用人数はたった1,097万人に過ぎなかった

14億人のうち7億人以上の労働者がいて一流企業社員と呼べるのは1000万人程度、この人たちは目玉が飛び出るほどの高収入だがそれは「平均」ではない

韓国もまたこの手の「平均」を創作しては発表しているが、かれらの本当の全労働者の平均年収は自分で言っている半分から数分の一です

政府は北京や上海の平均年収が400万円以上で地方の大都市の多くが200万円以上だというのだが、労働者へのインタビューでは月給8万円、北京や上海でも良くてその2倍でした

これは新型コロナが流行する前のバブル期の収入であって、今や地方では月給8万円の仕事はなく、6万円や4万円で働かざるを得なくなっています

広東省広州市や深センは外資系工場がいち早く進出し、世界の工場と呼ばれていたが外資撤退と製造業の衰退で給料が1/3になっている

最近中国における外国車のシェアが急減しているが、そうした工場では以前は月給30万円以上だったのが10万円程度に下がっている

広州市の白雲駅前ではコロナ前は労働者を募集する仲介業者が列をなして声をかけていたが、今は労働者が仲介業者に声をかけても相手にされない

就職枠がSNSで高額販売されている
深センなどの製造業は壊滅していて地方出身者が毎日、10社以上1か月職を探しても1社も合格しないような話がゴロゴロしている

出稼ぎ者の街で知られる東莞(とうかん)市では、臨時労働者の時給は3年前に比べ約3分の1の18元~19元(約376円~397円)になっている

この額は最初に登場した河北省の新卒青年と同じで地方の街の給与水準はここまで下がっていて、月給10万円というのは倒れるほどの超時間労働の結果に過ぎない

こうした日雇い労働者が集まる場所には日本でいうドヤ(簡易宿所)があり1か月2万円以下で部屋を借りる事ができる

独身なら家賃2万円+食費2万円で生きていくことは可能だが、それも職を得られた場合の話なのでホームレスや田舎に帰る人が増えている

中国の内陸部の農村は年収がいくらというより物々交換が中心で貨幣経済に至っていない村も多く、そうした村でお金を稼ごうとしても日給500円程度しかない

農村を取材したユーチューブの動画では「100元を得るには10日以上かかる」「農村の工場では一日60元」「1万元稼ぐのに2年あるいは3年」と農民が口々に答えていました

町から離れた農村の農民は平均時給数10円で日給200円、農村の工場で日給1200円、年収は5万円程度と多くの農民は答えていました

時給20円で実質10時間労働、無休で月6000円、年収7万2000円が豊かではない農村の平均収入です

一方で都市部では求職競争が激しくなっており、就職するのに応募者側から多額の「入社料」を徴収していると報道されている

国有企業に入るには20万元(約400万円)、大企業は45万元(900万円)、中国版フェイスブックの小紅書では実際に職を買った人やその情報が投稿された

記者が調査したところ 「仕事の採用枠を売買する企業」が多く存在していて、国有企業や有名企業の採用枠も売買されていた

ある関係者は取材に対し、売買仲介業者を通すと筆記試験が免除されるうえ、基本条件に適合していれば「スムーズに合格する」と話している

一体どんな仕組みで採用枠が販売され払ったお金がどこに行くのかは謎です
https://www.thutmosev.com/archives/33642.html

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