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共産主義はゾンビの如く蘇る / 呪縛される日本人

1:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/14 (Fri) 10:54:06

人口100人の青い目の人達の村 新自由主義村 があった。

4人の資本家に支配された労働者庶民96人が住んでいた。

資本家の年俸は2億円、残りの庶民は年俸200万円
全体で9億9200万円の紙幣が循環していた。

新自由主義村では、自動車は6〜7台しか売れず、他の者は自転車だった。
暴動や略奪や薬物中毒・犯罪が頻繁に起こっていて
ズタズタなスラム社会になった。


その村の隣に、共産主義村という人口100人の島国があった。

20人の知恵者をリーダーとした職人庶民80人いた

リーダーの年俸は1440万円、残りの職人は年俸500万円

全体で新自由主義村より少しすくない6億8800万円の紙幣が循環していた。

その村では、自動車は100台売れた。 自転車も売れた。

あらゆる産業が学問が医療が社会福祉が発展し
インフラが整備されていき、すばらしい街を形成していった。


▲△▽▼


2023年04月14日
共産主義はゾンビの如く蘇る / 呪縛される日本人
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68926312.html

相続権を廃止しろ!

Karl Marx 342Friedrich Engels 12Lenin 213Trotsky 21(左 : カール・マルクス / フリードリッヒ・エンゲルス / ウラジミール・レーニン / 右 : レオン・トロツキー )

  「妖怪がヨーロッパに出現する--- 共産主義という妖怪が(Ein Gespenst geht um in Europa --- das Gespenst das Kommunismus.)」とカール・マルクスは『共産主義者宣言』*の冒頭で述べた。(Karl Marx, Friedrich Engels, "Manifestes der Kommunistischen Partei", Werke von Marx und Engels, Band 4, Dietz Verlag Berlin, p.461.) 当たり前だが、この“妖怪”は不死身だ。何度、否定されようが、ナイフで滅多刺しにされようが、この化け物は“ゾンビ(Zombie)”の如く蘇ってくる。マルクスの怨念は実に恐ろしい。

(* 註/ 筆者は柄谷行人と同じく「共産党」ではなく「共産主義者」というタイトルにしたい。これは「共産主義者同盟<Bund der Kommunisten>」によって出版された文書で、「共産党」という政党の設立宣言ではないからだ。「党」と言っても、「同志の集まり」程度の意味である。我々が言う「共産党」はロシア革命後に流通した名称で、当時は「社会民主労働党」というのが一般的だった。所謂「共産党員」というのは、急進的な左派の社会主義者かアナーキストの過激派といった連中だろう。マルクスの和訳本は岩波書店だけじゃなく、太田出版からも出ている。『共産主義者宣言』金塚貞文・訳、1993年)

  平成時代の初め、我々はソ連の崩壊を目にした。日本の保守派国民や自由主義者は、「やっと共産主義の本店が消滅したしたのか!」と喜び、政治学者のフランシス・フクヤマ(Francis Yoshihiro Fukuyama)が出版した『歴史の終わり(The End of History and the Last Man)』(1992年)を耽読した。一部の保守派知識人は、自由主義に基づくデモクラシーの勝利だ、と素直に讃えていたから、本当に脳天気だ。

  この日系アメリカ人による祝杯は、ちょっとの間だけ甘い香りを漂わせていたが、間もなく苦い葡萄酒に変わってしまった。まさか、宗教対立で紛争が勃発し、テロリズムに怯える世界になろうとは予想しなかったからだ。でも、西歐キリスト教vsアラブ・イスラム教の闘争が激しくなる一方で、文化破壊型のマルクス主義が澎湃たる津波となっていた。「コミュニティー・オーガナイザー」の役を担っていたバラク・オバマの登場でも判る通り、共産主義は不滅で、主役が武闘革命派から文化破壊分子に替わっただけである。(全共闘世代にはお馴染みの「オルグ」とは、「organize」の略で、学生運動を組織する者や労働組合を拡張するための勧誘係を指す左翼用語。)

Obama 2134BLM 7723

  最近のアメリカでは、資本制度経済やブルジョア階級の批判ではなく、建国の父祖を含めた白人全般を糾弾するBLMが花盛り。(ちなみに、「Capitalism」は「主義」じゃなく「制度・仕組み ・運用」と訳した方がよく、個人が元手を使って銭儲けをする遣り口と考えた方が適切だ。) 属州の日本では革新勢力の共産党(+社会党)が衰退したが、自民党が赤化したのでマルキストの残党は大喜び。二階俊博や河野太郎、林芳正を見れば判るじゃないか ! あの連中が赤旗を振っても可笑しくはないぞ。でも、政治家の大半はマルキストの教義なんかに興味は無い。得票目当ての「何となくリベラル」とか「なんちやって左翼」、あるいは、低所得者に同情する裕福な「リムジン・リベラル」、弱者と移民に優しい「ソフトな全体主義者」といった輩(やから)がほとんど。中には親父の地盤を継いだだけの「ノン・ポリ議員」が居たりする。

  我が国の経済・金融政策や税制は、宗主国のアメリカによって路線が敷かれている。財務省の高級官僚や、その下僕たる財務大臣が歐州や米国の国際会議に出席すれば、仔犬みたいに命令書をくわえてくる。財政の黒字化とか金利の上げ下げも、目に見えない“国際圧力”の影響が濃い。しかし、「一般国民を豊かにさせない」という税制の底には、薄口の共産主義や左翼思想の害毒が依然として流れている。

  それにしても、どうして日本の知識人や大学生は、共産主義に魅了されたのか? その原因一つは、嫉妬心の強さや軽薄な正義感にある。資産家の子供に生まれなかった若者は、豊かな家庭に育った子供を羨み、「ウチの親が金持ちだったら、俺だって仕事で苦労せず、幸せになれたのに・・・」と嘆く。大学教授は高給を食(は)んでいるが、人前では「弱者の味方」を装う。この連中は快適な書斎でクズ本を書いているくせに、猛暑の中で汗水垂らして働く土方(どかた)に同情を示す。でも、心の底では「格下の劣等種族」と思っているから、個人的には付き合わない。

  共産党の幹部は「馬鹿を利用して権力を握る」というのが永遠のモットーだ。頭の悪い工場労働者や嫉妬で狂う公務員を焚きつけ、理想の地獄に先導するのがインテリの役割ときている。しかし、根本的に贅沢を好むから、献金を強要してプロレタリアを搾取。一方、東大卒のマルキストから「低学歴のアホども」と蔑まれる党員は、『赤旗』を読んで大企業の資本家に怒りを燃やす。

  意外なことに、上流階級の子弟にも、共産主義に賛同する道楽息子がいた。物珍しい舶来の「危険思想」に惹かれたのか、あるいは華族に生まれた事が後ろめたいのか、赤色分子になるお坊ちゃんが少なくなかった。例えば、石田八彌(いしだ・はちや)男爵の息子で、一高から京都帝大に進んだ石田英一郎とか、華族の大河内正敏を父にもつ大河内信威(おおこうち・のぶたけ)、大蔵官僚から貴族院議員になった八条隆正(はちじょう・たかまさ)子爵の息子である八条隆孟(はちじょう・たかなが)、貴族院議員の森俊成の家に生まれた森俊守(もり・としもり)などが検挙され、彼らの家族は大迷惑。皇族や華族といえども普通の人間と変わらず、親父が立派でもバカ息子やお転婆娘が出てくる。

  大正・昭和時代というのは左翼陣営の黎明期にして黄金期。京都帝大には名物マルキストの河上肇(かわかみ・はじめ)が居たし、「山川イズム」でお馴染みの山川均(やまかわ・ひとし)も時の人。「赤旗事件」で検挙された荒畑寒村(あらはた・かんそん)とか、『資本論』や『共産党宣言』の和訳で有名な向坂逸郎(さきさか・いつろう)、法政大学の総長になった大内兵衛(おおうち・ひょうえ)など、日本各地には共産主義者がごまんと棲息していた。浜の真砂じゃないけれど、イナゴの大群とソックリ。でも、自ら進んでソ連に移住したり、共産****の国籍を取る者は皆無。彼らは嫌いな日本に住み続けて不満を漏らす。そして、お金持ちと見るや天敵のように攻撃する。企業経営者に対する憎悪は海より深い。だから、「筋肉労働をしない資産家や金利生活者からは何でも奪ってやれ!」と叫ぶ。(マルキスト学者だってブルジョア階級並みに優雅な生活を送っていたのにねぇ~。)

  正常な日本人は赤い象牙の塔に住んでいないから、私有財産を禁ずるユートピアなんて真っ平御免である。図書館に所蔵(廃棄)されている『共産主義者宣言』を読めば寒気がする。マルクスが説く「先進国の政策」なんて恐怖そのものだ。「最も進んだ国々」では、次の方策が一般的に適応されるそうだ。

 (1) 土地所有の収奪および地代の国家支出への充当。
  (Expropriation des Grundeigentums und Verwendung der Grundrente zu Staatsausgaben.)
 (2) 高度の累進課税。
  (Starke Progressivsteuer.)
 (3) 相続権の廃止。
  (Abschaffung des Erbrechts.)
 (4) すべての亡命者および反逆者の財産没収。
 (Konfiskation des Eigentums aller Emigranten und Rebellen.)
 (5) 国家資本および排他的独占をもつ国立銀行による信用国家への集中。
  (Zentralisation des Kredits in den Händen des Staats durch eine Nationalbank mit Staatskapital und ausschließlichem Monopol.)
 (6) すべての運輸機関の国家への集中。
 (Zentralisation des Transportwesens in den Händen des Staats.)
 (7) すべての子供に対する公的無償教育。今にち見られる子供の工場労働を撤廃。教育と物質的生産との結合など。
  (Öffentliche und unentgeltliche Erziehung aller Kinder. Beseitigung der Fabrikarbeit der Kinder in ihrer heutigen Form. Vereinigung der Erziehung mit der materiellen Produktion usw.)
( "Manifestes der Kommunistischen Partei, ”Band 4, pp. 481-482.)

  70年安保世代の老人なら懐かしさで心が弾んでしまうけど、令和の高校生が読むと立ち眩みがしてくる。相続税の徴収に血眼となる日本人は、かなり嫉妬深い奴だ。自分の懐が寂しいと、他人の財布が気になって仕方がない。これは美人に嫉妬するブスの心情と同じだ。そもそも、共産主義体制の国家では、親が子に財産を残すなんて無理。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(全201巻)や『ジョジョの奇妙な冒険』(Part 1 ~ Part 9)、「ラム」ちゃん(『うる星やつら』)のフィギュアも駄目。政府の役人が家に乗り込んで、根こそぎ攫ってゆく。亡命者の財産も没収されるから、亡命者の娘が持っているペンダントはセーフだけど、家に残してきたドール・ハウスは没収されてしまうだろう。でも『マルクス・レーニン全集』だと無傷で残ってしまうかも。さすがに、共産党員だって欲しくない。

  高校や大学では習わないけど、財産は自由の基盤であある。安定した収入があるから自由な発言も出来るのだ。クビを恐れる会社員に言論の自由は無い。銀座の酌婦なら別の店に移ることも出来ようが、筆一本で暮らす「新聞記者」ではない「新聞社員」だと転職は難しい。仮に独立したら、単なる自称ジャーナリスト。YouTuberになっても素人以下。マルクスはブルジョア階級の私有財産を憎むけど、富の蓄積が無いと豊穣な文化は育たない。飢餓で苦しむエチオピアに、将棋クラブやメイド喫茶なんて無いぞ。浮浪者は“自由気まま”で、“独自の生活様式”を持っているが、こうした自由に憧れる者は居ないし、ダンボール・ハウスが伝統文化になるとは思えない。

 マルクスは個人の土地を没収して国有化するというが、共産党の幹部が土地を集めて何をするのか? 役所の連中には土地の有効活用なんて出来ない。また、運輸機関を国有化すれば、物資の流通は常に滞り、野菜や肉は腐ってから届くのが普通となる。実際、共産圏のバナナはいつも黒かった。しかも、配給所には太ったオバちゃんが居て、来る客に向かって「今日は野菜の需要は無い!」と言い放つから腹が立つ。最初から食料が届いていないだけなのに。たとえ届いても、棚に並んだ精肉は茶色か緑に変色しているから、料理しようとは思わない。

 「教育の無償化」と聞けば、共産党のみならず、立憲民主党や公明党の姿も頭に浮かんでくる。「人権」を尊ぶ左翼陣営は、日本固有の伝統文化や家庭重視の風潮が大嫌い。保育園に通う幼い子供は、共産党を支える革命予備軍で、北朝鮮やルーマニアのように、****者に忠実な尖兵にするのが基本となだ。それゆえ、左翼勢力は先ず教育界を乗っ取る。フェミニストや左翼議員は、「働く女性を支援します!」とか、「お母さん達の負担を軽くします!」と叫んで「女性の味方」を装うが、実際は、母親による育児を斥(しりぞ)けたいだけ。「女性が社会に出て活躍する時代 !」を喧伝する者は、共稼ぎの夫婦を増やし、家族の絆をズタズタにしたい輩だ。専業主婦をプロレタリアートに変えたい者が、大学で「ジェンダー講座」を開いている。

  だいたい、保母や教師には共産党や社会党の支持者が多い。幼稚園や小学校のみならず、児童施設が増えれば、赤い仲間の職場も増えてくる。国営企業や自治体施設は滅多に倒産しないから、支援者は有給時間を使って政治活動に励むことができる。左翼が家庭内暴力やイジメ問題を取り上げるのも同じ動機で、同志の職場を増やしたいからだ。もし、厄介な社会問題が起きれば、政府は相談所や対策委員会を設置するから、ここにも革新政党の支持者が配置される。左翼陣営は公金を使って仲間を増やす。

ブルジョア階級出身だったカール・マルクス

 一般の日本人はマルクスの思想にばかりに気を取られ、このユダヤ人が如何なる人間なのかを詮索しないから不思議だ。マルクスはプロレタリア階級の救世主を気取っていたが、当の本人は裕福な商人階級の血筋であった。祖母のナネット・サロモンズ・コーエン(Nanette Salomons Cohen)は、ネーデルラントに住み着くユダヤ商人の娘だった。カールの父であるハインリッヒ・マルクス(Heinrich Marx / 本名 : Herschel Levi)と結婚したアンリエッタ・プレスブルク(Henriette Pressburg)は、このナネットの娘である。

 ナネットと彼女の夫、つまりカール・マルクスの祖父アイザック・プレスブルク(Isaac Heymans Pressburg)との間には、アンリエッタ(姉)とソフィー(Sophie Pressburg)という娘がいた。妹のソフィーはリオン・フィリップス(Lion Philips)と結婚し、息子のベンジャミン・フレデリック・デイヴィッド(Benjamin Frederik David Philips)が生まれた。ベンジャミンの息子がジェラルド・フィリップス(Gerard Leonard Frederick Philips)で、このユダヤ人親子が巨大企業の『フィリップス』社を誕生させた共同創設者となる。

Sophie Pressburg 1Lion Philips 11Benjamin Frederick Philips 11Gerard Philips 1
(左 : ソフィー / リオン・フィリップス / ベンジャミン・フレデリック・デイヴィッド / 右 : ジェラルド・フィリップス )

  したがって、共産主義体系を生み出したカール・マルクスは、プロレタリア階級の貧乏家庭じゃなく、裕福なユダヤ商人、つまり打倒すべきブルジョア階級の出身であった。しかし、マルクスは自分が享受するブルジョア生活を離れず、怨念の文字を書き綴って無産者階級を焚きつけた。マルクスは次のように言う。

 共産主義を特徴づけるものは、所有一般の廃止ではなく、ブルジョア的所有の廃止である。しかし、近代のブルジョア的所有は、階級対立に、すなわち人間による人間の搾取に基づく生産物の生産と取得、その究極的な、そして最も完成された表現である。(Was den Kommunismus auszeichnet, ist nicht die Abschaffung des Eigentums überhaupt, sondern die Abschaffung des bürgerlichen Eigentums. Aber das moderne bürgerliche Privateigentum ist der letzte und vollendetste Ausdruck der Erzeugung und Aneignung der Produkte, die auf Klassengegensätzen, auf der Ausbeutung der einen durch die andern beruht.) ("Manifestes der Kommunistischen Partei, ” p.475.)

 さらに、腹黒いマルクスは、内に秘めた怨念を露わにし、「私有財産の廃止である(Aufhebung des Privateigentums.)」を言い放つ。(上掲書、p.475) それなら、真っ先にコーエン家やプレスブルク家の財産剝奪を呼びかければいいのに、マルクスは身内の財産には触れようとしなかった。巨万の富を誇るロスチャイルド家は、プロレタリア階級が打倒すべき最大の敵なのに、マルクスが黙っていたのは、自分の親戚に牙を剝きたくなかったからだ。マルクスの曾祖父にはサロモン・デイヴッド・バレント・コーエン(Salomon David Barent-Cohen)がいて、彼はレヴィ・バレント・コーエン(Levi Barent-Cohen)の兄弟。このレヴィの娘がハナ・バレント・コーエン(Hannah Barent-Cohen)で、彼女はネイサン・マイヤー・ロスチャイルド(Nathan Mayer Rothschild)に嫁いでいた。

Levi Barent Cohen 1Hannah Barent Cohen 001Nathan Mayer Rothschild 1
(左 : レヴィ・バレント・コーエン / 中央 : ハナ・バレント・コーエン / 右 : ネイサン・マイヤー・ロスチャイルド)

  ついでに言うと、マルクスの倫理観というか、結婚や人情に関する罵倒はかなり酷い。マルクスにとって「結婚」は、性的快楽の手段でしかなかった。

 現実の家族、ブルジョア的家族は、何に基礎を置いているのか? 資本、私的利益にである。だから、完全な形の家族は、ブルジョア階級にしか存在しない。しかし、それはプロレタリアの強いられた家族喪失とバイシュン制度によって補完されている。(Worauf beruht die gegenwärtige, die bürgerliche Familie? Auf dem Kapital, auf dem Privaterwerb. Vollständig entwickelt existiert sie nur für die Bourgeoisie; aber sie findet ihre Ergänzung in der erzwungenen Familienlosigkeit der Proletarier und der öffentlichen Prostitution.) (上掲書、p.478)

Karl Marx & Jenny 213English kady of the Victorian age 001
(左 : カール・マルクスとジェニー夫人 / 右 : ヴィクトリア時代の英国貴族)

  そして理想の共同体というか、マルクスが描く「ゲマインシャフト」では、女房のスワッピングさえ普通になってしまうのだ。彼が呪うブルジョア階級の妻はバイシュン婦と変わらなかった。

 我がブルジョアたちは、プロレタリアの妻や娘を彼らの自由にするだけでは飽きたらず、自分たちの妻を互いに誘惑し合うことを無上の悦びとしている。ブルジョアの結婚なるものは、実際には、妻の共有である。(Unsre Bourgeois, nicht zufrieden damit, daß ihnen die Weiber und Töchter ihrer Proletarier zur Verfügung stehen, von der offiziellen Prostitution gar nicht zu sprechen, finden ein Hauptvergnügen darin, ihre Ehefrauen wechselseitig zu verführen. Die bürgerliche Ehe ist in Wirklichkeit die Gemeinschaft der Ehefrauen.) (上掲書、p.479.)

  マルクスにとったら、ヨーロッパ社会を支えている道徳や制度は、みんな悪徳の所産なんだろう。「よそ者(alien)」とか「異教徒」と蔑まれていたユダヤ人には、タカリ屋の「僻(ひが)み」しかない。マルクスは自国民と異邦人を隔てる国境を憎む。そして、王侯貴族を撲滅した後のコスモポリタン的世界を夢見る。マルクスは虐げられたプロレタリアを国境の概念から解き放った。

  労働者は祖国を持たない。持っていないものを奪うことはできない。(Die Arbeiter haben kein Vaterland. Man kann ihnen nicht nehmen, was sie nicht haben.) (上掲書、p.479)

  日本共産党の幹部どもは、色々な理屈や解釈を垂れて、自分たちの野心を誤魔化すが、その下に居るヒラ党員達は、国際共産主義や全労働者の世界的連携を望んでいるのか? 例えば、埼玉や大阪の工場労働者は、****人や朝鮮人の労働者と仲良くし、ベトナム人やビルマ人、パキ人の研修生(低賃金労務者)と団結するのか? 仮に国境の壁が取り除かれても、日本の労働者はアジア大陸やアフリカ大陸で暮らすことはないだろう。 普通の日本人は朝鮮語を学んで平壌に住むつもりはない。ベトナム語やタイ語を習得したいとも思わないし、東南アジアで暮らすなんて厭だ。もし国境が無くなれば、日本人は自宅の周りに塀を作って、よそ者を斥けようとする。

  日本の学生は単純素朴だからコロっと騙されてしまうが、マルキスト学者の言動や魂胆を調べてみると、詐欺師的な布教が目につく。例えば、学校の先生がブルジョア階級(bourgeoisie)を説明すると、封建貴族に代わった新興の大商人とか、工場を所有する資本家を挙げてしまうが、なぜか製造業者に焦点を当てることが多い。どうして「高利貸し」のユダヤ人を槍玉に挙げないのか? フランス革命を思い出せば判るけど、民衆を背後から操るのは、マクシミリアン・ロベスピエールみたいな弁護士やジョセフ・フーシェの如き策士だけじゃない。彼らに資金を流し、革命の果実をもぎ取るのは、権勢欲に目覚めた大商人である。

  ロスチャイルド一族のような大富豪は、自分の手を汚さず、飼い犬を放って目的を達成しようとする。革命は彼らの天下取り合戦に過ぎず、尖兵になる民衆は単なる「捨て駒」だ。力をつけ始めた財閥は、邪魔な王侯貴族を殺して新たな支配者になろうとする。また、一般のユダヤ人も革命の恩恵に与っていた。フランス革命ではギロチンの嵐が吹き荒れたお陰で、フランスの身分社会は崩壊し、ゲットー暮らしユダヤ人は対等な「フランス国民」になれた。また、フランス軍の進撃でドイツが降伏し、ドイツのユダヤ人も解放されたから、大革命は天からのプレゼントに等しい。革命でも戦争でも、ユダヤ人は他人の不幸で肥え太っていた。

  日本人は共産主義者が書いた教科書で歴史を学んでいるから、何時まで経っても本当の歴史が解らない。抽象的な歴史書を読んで、ブルジョア階級云々と騒いでいないで、ユダヤ人の銀行家や投資家、あるいは死の商人とか冒険商人のパトロンに目を向けるべきだ。

Mayer Amschel Rothschild 1Benedikt Salomon Goldschmidt 1Max von Goldschmidt-RothschildJoseph Seligman 1
(左 : マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド / ベネディクト・ハイム・サロモン・ゴールドシュミット / マクシミリアン・フォン・ゴールドシュミット・ロスチャイルド / 右: ジョセフ・セリグマン )

  ちょっと考えてみれば、直ぐマイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(Mayer Amschel Rothschild)やその息子達、ベネディクト・ハイム・サロモン・ゴールドシュミット(Benedikt Hayum Salomon Goldschmidt)やマクシミリアン・フォン・ゴールドシュミット・ロスチャイルド(Maxmilian von Goldschmidt-Rothschild)、エマニュエル・リーマン(Emanuel Lehman)やマイヤー・リーマン(Mayer Lehman)、セグリマン銀行を築いたジョセフ・セリグマン(Joseph Seligman)、「ゴールドマン・サックス」の創業者たるマーカス・ゴールドマン(Marcus Goldman)やサミュエル・ザックス(Samuel Sachs)、ソロモン・ローブ(Solomon Loeb)、アブラハム・クーン(Abraham Kuhn)、金鉱とダイヤモンド王のアーネスト・オッペンハイマー(Ernest Oppenheimer)、鉱山王のグッゲンハイム(Guggenheim)家、百貨店で有名なシュトラウス(Strauss)家、オッペンハイム(Oppenheim)商会などが思い浮かぶだろう。

Marcus Goldman 1Samuel Sachs 1Solomon Loeb 21Abraham Kuhn 11
(左: マーカス・ゴールドマン / サミュエル・ザックス / ソロモン・ローブ / 右 : アブラハム・クーン )

  ボルシェビキによるロシア革命を画策し、レーニンやトロツキーに活動資金を渡したのも、ユダヤ人の大富豪やウォール街の金融業者だった。マックス・ウォーバーグ(Max Warburg)やフリッツ・ウォーバーグ(Fritz Warburg)、ヤコブ・シフ(Jacob Schiff)に加え、植民地省大臣や陸軍省大臣を務めた英国貴族のアルフレッド・ミルナー卿(Viscount Alfred Milner)、ロスチャイルドの協力者であるジョン・ピアポント・モルガン(John Pierpont Morgan)などが暗躍し、ロマノフ朝のロシアに揺さぶりをかけた。彼らはユダヤ人の****国家を作ると共に、その大地に眠る天然資源や財宝を収奪しようと謀っていた。

Max Warburg 32Jacob Schiff 2133Alfred Milner 1John Pierpont Morgan 002
( 左 : マックス・ウォーバーグ / ヤコブ・シフ / アルフレッド・ミルナー / 右 : ジョン・ピアポント・モルガン )

  日本人は共産主義や****政治の観点でしかソ連を見ていなかったが、ロスチャイルト家やロックフェラー家などの大商人からすれば、ソ連は競争の無いパラダイス。ライバル企業は進出できないし、交渉相手は****者だけときている。もし、当の書記長と話がつけば、後は独占ビジネスのみだ。厄介な公害訴訟は無いし、労働組合も無いから、労働者は使い放題。しかも、遠慮無く自然を破壊できるから、地下資源の収奪も簡単だ。こう考えれば、アメリカやヨーロッパの国際企業が、なぜ赤い****に進出し、大規模な投資を行うのか、がよく解るだろう。「大衆は相続権や財産権を持たずに黙って働け!」「税金を搾り取ってライバルとなる富豪の誕生を阻止する」というのが、共産主義を支援する金融資本家の本音だ。

  そう言えば、日本共産党に君臨する不破哲三は、津久井湖近くに別荘を構え、家政婦や運転手を抱えていたそうだ。しかも、自分の本を機関誌である『赤旗』で無料宣伝。入ってくる印税でホクホク顔だ。こんな貴族生活をしていたら、プロレタリア革命が怖くなるんじゃないか? でも、日本の共産党員は兇暴なユダヤ人じゃないから、不破委員長はニコライ2世みたいに虐殺されることはないだろう。特権幹部や支配階級を示す「ノーメンクラツゥーラ(nomenklatura)」という言葉が懐かしい。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68926312.html
2:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/14 (Fri) 12:35:43

ケインズ政策もソ連型社会主義もニュー・ディール政策もすべて失敗して、ハイエクの新自由主義・小さな政府論だけが残った

【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ~経済学を変えた世紀の対決
https://www.youtube.com/watch?v=K3uZHzdi9Jk
https://www.youtube.com/watch?v=cOaxStGHQD8

【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ・完結編~経済学を変えた世紀の対決~ケインズの遺したスタグフレーション
https://www.youtube.com/watch?v=lEe7KCshrec

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
2023年4月7日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
2022年11月29日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/31363

ハイエク氏: インフレを引き起こすインフレ政策を止めさせるには民間企業が通貨を発行すべき
2023年4月8日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35579

ハイエク: 政府から通貨発行の独占権を剥奪せよ
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/12051


ハイエク: 緩やかなインフレが有益であるという幻想
2022年12月7日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/31597

ハイエク: インフレ主義は非科学的迷信
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11992

ハイエク: インフレ減速後の失業増加は避けられない
2022年12月6日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/31421


しかし、ハイエクの新自由主義・小さな政府論では人口の0.3%の富裕層のところに金がすべて集まってしまうので、富裕層から資産を取り上げて貧困者に再分配しないと革命が起きる。
従って必然的に共産主義社会になる:

今はAIやロボットの発達で、生活に必要な工業製品も食料もサービスも廉価で大量供給できる様になりました。

これは共産主義の前提になっていた

未来社会では生産性が向上して、人間は働く必要がなくなる。
生産活動に必要な仕事は1日2,3時間程度で終わって、残った後の時間には娯楽や学問や芸術をやればいい様になる。

という社会にもうすぐ到達するという事です。

現在の人間が貧しいのは、世界中の金を全人口の0.3%の資本家が独占するシステムだからです。資本家が持っている資産をすべて取り上げて、労働者に分配すれば、全員が働かなくても食べていけるのです。

既に破綻した資本主義をリセットすると共産主義以外の経済体制は不可能になるのですね。


低金利政策や量的緩和政策は 貧困層から富裕層へと富を移転させる政策
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14099115

各国政府はインフレを歓迎し、むしろインフレ誘導している
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14078205

世代間格差は存在しない、格差は資本家階級と労働者階級の間にだけある
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14017544

日本国民は政府のATM。給料の半分近くを税金と社会保険料で毟り取られる
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14083040

大企業が破綻すると、一般社員は直ちに失業者となるが、経営陣は優雅な余生を過ごす。
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14096504

資本主義とは何か _ コロナ禍の3ヶ月間で米国富裕層の資産62兆円増 背景に大規模金融緩和
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/570.html

コロナ禍の3ヶ月間で米国富裕層の資産62兆円増 背景に大規模金融緩和
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/161.html

新型コロナウイルス対策による経済の麻痺は富豪への資産集中を促進する
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/228.html

GDPが増えると物価が上がるので、労働者は毎年貧しくなる
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1089.html

アメリカGDPのまやかし 富裕層以外はマイナス成長だった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/877.html

GDPの半分以上は企業所得、さらに個人所得の半分は富裕層
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/954.html

GDPとは国民の給料ではないので、国民が貧乏で金持ちが資産を独占しても数字の上では「豊かな国」に見える
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1570.html
3:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/14 (Fri) 13:02:05

マルクス経済学の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/915.html

マルクスの貨幣論
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1119.html

公共事業や量的緩和で経済は救えない _ 共産主義の悪夢が資本主義にのしかかる
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/892.html

ト・アペイロン 経済原論概説
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1118.html

マルクスがイギリスで共産主義を考えた理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/891.html

高校生で人生がほぼ決まってしまうフランスの超学歴社会…日本人ははるかに幸せ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/962.html

階級社会イギリスは、オーウェルの「1984年」監視社会を実現した、最初の国だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/889.html

欧州で増える貧困層 イギリスではフードバンク難民が100万人以上
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/803.html

新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html


▲△▽▼


山本健 『ヨーロッパ冷戦史』
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14093939

ある共産党員への手紙 - 内田樹の研究室
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14099658

白井聡 武器としての「資本論」_ 要約 資本主義 経済学
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1081.html

【白井聡 ニッポンの正体】呼び出されるマルクス 〜生きづらさの根源解き明かす「資本論」〜
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14103123

松下冽『ポスト資本主義序説』 
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14096507


▲△▽▼


世界で唯一成功した共産国家はバブル崩壊までの日本だけだった
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/117.html

戦後日本のバブル崩壊以前の一億総中流社会は共産主義者ばかりの GHQ が意図的に作ったものだった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/830.html

戦後の日本が世界で最も成功した社会主義国、理想の共産社会に近い一億総中流社会になった理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/353.html

GHQ とユダヤ金融資本は戦後の日本を共産化しようとして農地改革、人為的インフレ生成、預金封鎖、日本国憲法制定を行った
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/146.html


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アメリカとマルクス - 内田樹の研究室
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14063330

ウォール街やシティと戦った共産主義者のフランクリン・ルーズベルト
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1037.html

馬渕睦夫 ウイルソン大統領とフランクリン・ルーズベルト大統領は世界を共産化しようとしていた
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/145.html

ウォール街やシティと戦った共産主義者のフランクリン・ルーズベルト
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1037.html

共産主義者のルーズベルトは意図的に東欧をソ連に支配させた
アメリカ軍はなぜ不利なノルマンディに上陸したのか 「戦後」を作った錯覚
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1053.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/963.html

共産主義者のルーズベルトは意図的に北方領土をソ連に支配させた
2019.01.21 旧ソ連の北方領土占領、米国が軍事支援していた…歴史の定説を覆す発見文=粟野仁雄/ジャーナリスト
https://biz-journal.jp/2019/01/post_26352.html


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ヒトラーの共産主義との戦い
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/638.html

昭和天皇を震え上がらせた共産主義の恐怖とは
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/754.html

戦前の日本陸軍軍人は共産主義者ばかりだった
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14016765

太平洋戦争は共産革命を恐れた昭和天皇が英米支配層と組んで起こした八百長戦争だった
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14016737

関東軍の中枢は共産主義者の巣窟であった。
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1055.html

近衛上奏文
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1126.html

昭和天皇はウォール街のエージェントだったので、共産主義者のルーズベルト大統領と対立して対米戦争を起こした
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/614.html

アメリカ軍は日本国内のクーデターや共産革命を鎮圧する為に日本に駐留している
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14016725


▲△▽▼


西側で第二次大戦を戦ったのはレジスタンスだが、その主力はコミュニスト
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1195.html

ユダヤ人のエージェントで強硬な****だったウィンストン・チャーチル
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1036.html

チャーチルはソ連を核攻撃しようとしていた
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1028.html

J・F・ケネディ-は東西冷戦を終わらせようとしたのでユダヤ金融資本に殺された
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1102.html

20世紀の自称共産主義とは一体何だったのか?
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/116.html

パリ・コミューンについて
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/890.html

革命は軍や警察が国家を裏切り市民側に就かないと成功しない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/574.html


▲△▽▼


ロシア革命はユダヤ人によるロシアの乗っ取り、レーニンはドイツのスパイだった
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14006481

神になった革命家の悲劇 ウラジーミル・レーニン
100人の20世紀 『レーニン』 - ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm1436815

脳動脈硬化症で晩節を汚した(?)レーニン _ 実際は若い時から…
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/756.html

帝政ロシアの歴史
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/603.html

ユダヤ人を迫害するロマノフ朝はユダヤ人の不倶戴天の敵だった、ロシアの富を収奪しようとするユダヤ資本がロシア革命を起こさせた
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/496.html

茂木誠 _ 超日本史・ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史 - YouTube 動画
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/906.html

ロシア革命とは何だったのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/795.html

ロシア革命を支援したユダヤ金融資本
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1110.html

帝政ロシアから大量のユダヤ移民がアメリカに逃げてきて共産主義者になっていった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1214.html

「ロシア革命」を実行したユダヤ人とそれを支援したユダヤ人
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1025.html

ネオコンとはトロツキスト共産主義のこと
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/364.html

アメリカの共産主義者の実態はユダヤ移民
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/366.html


▲△▽▼


中国は共産主義国ではなく古来からの皇帝が支配する儒教国家
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14008459
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/567.html

マルクスの本を一冊も読んだ事が無い毛沢東が目指した共産主義とは儒教の事だった
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14008454

中国共産党でただ一人共産主義者だった周恩来がやった事
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14008456

中国最後の皇帝 毛沢東 _ 共産革命とは一体何であったのか?
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/537.html

妙佛 DEEP MAX 習近平の「共同富裕」が実現するはずない簡単な理由
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14060321

自称共産国家の中華人民共和国が世界史上最悪の階級社会になった理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/354.html

中国は世界史上最悪の階級社会
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/269.html


▲△▽▼


日本の学生運動は体制側の分割統治政策によって滅ぼされた


右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html

欧米人が植民地経営の方法として洗練させていった分割統治政策とは
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/297.html

共産主義者とはどういう人間なのか?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&amp;tid=14037916

若い人は何故そんなに簡単にアホ理論に洗脳されるのか? _ 精神病の感染 フォリ・ア・ドゥ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/810.html

不破哲三の正体
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/650.html

日本共産党の(かなり危ない)アレな裏話…(おや?後ろに誰か来たようだ…(震…|
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/687.html

左翼の本質は思想ではなく「タカリ」という生き方
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/671.html

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) _ 1970年代はこういう時代だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/287.html

重信房子が ばばあになって帰ってきて娘が平気でテレビに出るとか
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14006452

かぐや姫 神田川 _ 1970年代 四畳半フォークの時代
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/284.html

中島みゆき「世情」_ 1970年代に学生運動をやっていた左翼学生はその後どうなったのか?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003324

学生運動に挫折して自殺した恋人を歌った森田童子の名歌『僕たちの失敗』
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003211

日本の歌曲はシューベルトやモーツァルトより名曲が多いが、名曲は1970年代に集中している
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003099
4:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/15 (Sat) 15:30:45

「トンデモ経済学」の代表が中野剛志と三橋貴明だね
そもそも銀行が資産ゼロで金を貸せる訳ないだろ。
顧客が預金を引き出そうとしても、銀行が金を持っていなければ引き出せないよ

中野剛志と三橋貴明は

・財務省の緊縮経済の為に日本の GDP は30年間全く上がっていない

・財政出動して需要を増やさなければ景気は良くならない、デフレから脱却できない

・日本は公共事業費が少ないから経済成長しない

・生産性を上げると賃金が増える

・少子化は賃金が安いせいだ

・せっかく金融緩和したのに2回も消費税増税して金融緩和の効果が無くなった

とか見当はずれの事ばかり言ってるだろ。

そもそも日本企業は海外に工場を建ててそこで生産しているから、その分のGDPは海外のGDPにカウントされているだけさ。
輸出品を日本国内で作らなければ高度成長期みたいに日本のGDPは上がらないんだ。日本人が食べる米の量や使っている冷蔵庫の数が倍にならなければ日本のGDPは増えないだけさ。

財政出動して需要を増やしても、それは有っても無くても何も変わらない意味の無い需要だ。
外食や観光、風俗なんかは有っても無くてもいい需要なんだよ。 一時的に飲み屋や観光地のホテルや風俗店の数を増やしても、将来的には倒産し、従業員が失業してデフレになる。わざわざ政府が金を出してまで飲み屋や観光地のホテルや風俗店を支援する必要はない。

公共事業費はGDPによって大体決まってしまうので、GDPが変わらなければ公共事業費も増やせないだけさ。


今はAIやロボットの発達で、生活に必要な工業製品も食料もサービスも廉価で大量供給できる様になった。
つまり、現在の少子化は、生産の効率化で やる仕事が無くなったのが原因だよ。
公共事業をやっても需要は増えない。生産性をこれ以上高めても作る製品は無い。

これからはAIやロボットの発達で生産性が更に向上して、人間は働く必要がなくなる。
生産活動に必要な仕事は1日2,3時間程度で終わって、残った後の時間には娯楽や学問や芸術をやればいい様になる。

現在の人間が貧しいのは、世界中の金を全人口の0.3%の資本家が独占するシステムだからだよ。資本家が持っている資産をすべて取り上げて、労働者に分配すれば、全員が働かなくても食べていける。
既に破綻した資本主義をリセットすると共産主義以外の経済体制は不可能になるんだ。

日本の実質失業率は50%、日本に人手不足の時代は永遠に来ない
日本人の半数は付加価値マイナスの仕事をしている。
今は技術の進歩で、日本人の1/3が8時間労働すれば日本人全員が生活に必要な物をすべて作れる時代です。
警察・防衛、司法・行政・政治を含めても、まともな意味の有る仕事をしているのは日本人の半分だけでしょう。

日本人の 半分 は、風俗、水商売、パチンコ、ヤクザとか、(スキー場・温泉宿・タクシー・ガソリンスタンド・コンビニ・回転寿司・ファミリーレストラン・ラーメン屋・飲み屋・調剤薬局・歯医者・弁護士・地方銀行・保険会社・証券会社みたいに既に適正数の何倍も店舗がある、やってもやらなくても何も変わらない労働生産性がゼロに近いサービス業をやって何とか食べているのです。
公共事業をやっても日本人の 半分がやる仕事ができるという訳ではないですね。
現在の日本がデフレだというのは言い換えると、技術の進歩で労働者が1日2,3時間も働けば生活に必要な食べ物や工業製品をすべて作れる時代になってしまった、それ以上の仕事はやってもやらなくても同じだという事です。
だから今は農業人口も200万人以下で日本全体の食糧消費の大半を簡単に作れるのです。

デフレの原因は技術の進歩で供給力が需要の4倍、5倍に増えた為です、未来永劫絶対にデフレ脱却はできません。
MMT論者は需要・供給、潜在供給量やGDP・経済成長率について基本的に誤解をしているのです:
そもそも需要や供給で意味が有るのは農業・食品や日用品、自動車・家電製品、輸送・電力・ガス・水道、土木・建設、介護・病院・学校関係くらいです。 それ以外の需要や供給は有っても無くても大して変わらないので、需要・供給の数値には意味は有りません

財務省の官僚は非常に賢いので、日銀の異次元緩和とセットにして、国会決議の要らない健康保険料の値上げや年金保険料の値上げや、給付縮小、更には消費税増税によって消費に冷や水をぶっ掛け、インフレをはやい内に退治して来ました。これで日本の金利は低く抑え込めました。
日銀の異次元緩和は、アメリカの指示で、日本の民間銀行に国債を売らせてアメリカ国債を買わせるのが目的なので、財務省が止めさせるのは無理だったのですが、財務省の緊縮財政のお蔭で欧米の様に大インフレを引き起こして経済破綻する程に金利を上げなくて済みました。
財務省の官僚は世界で一番優秀だったのが実証されました。
5:777 :

2023/08/27 (Sun) 04:38:14

大恐慌は共産革命で一発逆転‼

渡邉哲也【教えて!ワタナベさん】中国不動産バブル崩壊-どのように解決するのか?[R5/8/26]
https://www.youtube.com/watch?v=cBx4C3OuJyU

半端ない どうなる負債の王国中国 / 未完成の住宅は資産に含まれず そんな廃墟であふれる中国‼ 【渡邉哲也show・ML】475 Vol.2 / 20230818
https://www.youtube.com/watch?v=PNb4K3-2UQM&t=901s

想定不可能な中国のバブル崩壊 共産革命で一発逆転‼ / 中国は昔から無かった事にするのがお得意 債権者も居なかった事に出来るかも… 【渡邉哲也show・ML】475 Vol.3 / 20230818
https://www.youtube.com/watch?v=mftHntqTRO4
6:777 :

2023/08/27 (Sun) 04:41:41

1929年世界大恐慌の原因は高累進所得課税を止めた事
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14144412
7:777 :

2023/08/27 (Sun) 05:32:29

大恐慌は共産革命で一発逆転‼

資本主義はすぐに階級社会になって行き詰まる。
資本主義は自国だけでは階級ができた段階で内需が壊滅し恐慌になって行き詰る。
それで需要を求めて植民地を作り、植民地人から搾取して生き延びるしかなくなる。

シュワブは資本主義のリセットをすると言っているのだが、資本主義はすでに行き詰まっている。一国ではすぐに行き詰まり、早い段階で国外での略奪に活路を求めた。これが帝国主義だが、侵略を「グローバル化」しても早晩行き詰まる。1970年代から金融操作で誤魔化してきたが、21世紀へ入った頃には限界。新たなシステムを築かなければならないくなっている。そこでのリセットだ。


▲△▽▼


日本は人手不足ではない、他企業より安い労働力を使って生産しなければ売れないから低賃金の労働者が欲しいだけ
まともな給料を払えない中小企業はすべて倒産させるしかない。

日本の潜在GDPは需要の何倍も有るよ、作ろうとすれば必要量の5倍、10倍でもすぐに作れる
日本人は働かなくても食べて行けるが、金の大半を資本家や中小企業の経営者に取られているので貧困者が生まれてしまう。
貧困層は援助しなければいけないが、中小企業や店舗の援助はしてはいけない _ 援助しなければやっていけない中小企業はどんどん潰すのが正しい
政府が公共事業で需要を増やしたところで日本人の 半分がやっている、やってもやらなくても何も変わらないどうでもいい仕事の量が増える事はありません。その金は不動産や株式市場に流れてバブルを起こすだけです。起業するより不動産や多国籍の株を買った方がリスクが低いし儲かりますからね。

日本に人手不足の時代は永遠に来ない _ 日本人の半数は付加価値マイナスの仕事をしている。
日本の実質失業率は50%、人材を安月給で拘束しているだけの企業は破綻させた方がいい:
デフレの原因は技術の進歩で供給力が需要の4倍、5倍に増えた為です、未来永劫絶対にデフレ脱却はできません。
MMT論者は需要・供給、潜在供給量やGDP・経済成長率について基本的に誤解をしているのです:
そもそも需要や供給で意味が有るのは農業・食品や日用品、自動車・家電製品、輸送・電力・ガス・水道、土木・建設、介護・病院・学校関係くらいです。 それ以外の需要や供給は有っても無くても大して変わらないので、需要・供給の数値には意味は有りません

今、ネットで話題になっているのが「政府支出が増えると経済成長する」というもの。本当にそうなのでしょうか? 

経済成長ってなに?【政府支出が増えると経済成長する?】
https://www.youtube.com/watch?v=C12Mllv1nbQ&feature=emb_title

今は技術の進歩で、日本人の1/3が8時間労働すれば日本人全員が生活に必要な物をすべて作れる時代です。
警察・防衛、司法・行政・政治を含めても、まともな意味の有る仕事をしているのは日本人の半分だけでしょう。

そもそも輸出品の供給力に対応する需要は海外の購買力なので、日本の内需を拡大しても輸出や日本への観光客が増える訳ではないのです。 言い換えると、日本人の 半分はやる仕事が無いんですね。少子化は意図的に進めるのが正しいのです。
政府が公共事業で需要を増やしたところで日本人の 半分がやっている、やってもやらなくても何も変わらないどうでもいい仕事の量が増える事はありません。その金は不動産や株式市場に流れてバブルを起こすだけです。起業するより不動産や多国籍の株を買った方がリスクが低いし儲かりますからね。

日本人の 半分 は、風俗、水商売、パチンコ、ヤクザとか、(スキー場・温泉宿・タクシー・ガソリンスタンド・コンビニ・回転寿司・ファミリーレストラン・ラーメン屋・飲み屋・調剤薬局・歯医者・弁護士・地方銀行・保険会社・証券会社みたいに既に適正数の何倍も店舗がある、やってもやらなくても何も変わらない労働生産性がゼロに近いサービス業をやって何とか食べているのです。
公共事業をやっても日本人の 半分がやる仕事ができるという訳ではないですね。
現在の日本がデフレだというのは言い換えると、技術の進歩で労働者が1日2,3時間も働けば生活に必要な食べ物や工業製品をすべて作れる時代になってしまった、それ以上の仕事はやってもやらなくても同じだという事です。
だから今は農業人口も200万人以下で日本全体の食糧消費の大半を簡単に作れるのです。
今は高齢者186万人が農業に従事しているだけです:

(農業就業人口は引き続き減少・高齢化)
農業就業人口のうち基幹的農業従事者(*2)数は、186万2千人となり、前年に比べて18万9千人(9.2%)減少し、200万人を下回りました。 また、65歳以上の割合は59.1%と前年に比べて2ポイント低下したものの6割を占めており、平均年齢も66歳と高齢化が進んでいます。


MMT論者は緊縮財政を続けると日本の供給力が壊滅して開発途上国になると騒いでいますが、元々日本は供給力が増えすぎて困っているのです。 食料も電気製品も住居も土地も日本では有り余っています。 ただ、労働者の賃金が安くて世の中に有り余っているものを消費できないというだけです。デフレギャップを減らすには、終戦直後にGHQがやった様に、意図的にインフレを起こして資本家の資産を目減りさせて労働者に再分配するしかありません。国債発行や公共事業をいくらやっても、増えた金はすべて資本家に持って行かれるだけで、労働者の実質賃金はどんどん下がっていきます。

日本の仕事の殆どはサービス産業なので、食べていく為にやってもやらなくても良い無駄な仕事をしている事になります。
人口が減ればそういう無意味な仕事をする必要も無くなるので、デービッド・アトキンソンの最低賃金を上げて、それに耐えられない中小企業は潰せ、というのは正しいです。存在価値が無い中小企業を淘汰するのは合理的です。

安物・粗悪品の製造会社、アマゾンに対抗できない小売店、国債の利息でなんとか生きながらえている地方銀行、海外からの技術研修生を使わないとやっていけない会社、コンビニより多い歯科医院、外人留学生が居ないとやっていけない大学・専門学校、インバウンドで食べている旅館・観光会社、風俗等のヤクザのしのぎになっている仕事、パチンコ・IR

すべて日本の生産性を下げているだけの無意味・無駄な仕事です。
____

起業家の半数が1年で廃業し収入はバイト以下
起業しても10%以下しか継続できない
起業家の厳しい実態

10数年前から日本政府は起業を奨励していて、起業すれば必ず成功するかのようなキャンペーンをやっていました。

ブームに乗って実際に起業した人たちがどうなったか検証してみると、政府が振りまいた夢とは正反対の現実があった。

中小企業白書によると個人事業主として開業した人の約3割が、1年以内に廃業し、2年で約半数、10年後には88%が廃業しています。


個人ではなく会社を設立した場合、1年以内で6割が廃業(倒産)し、5年後には85%が廃業、10年後に残っているのは6%でした。
「起業に成功する人、失敗する人」のような本は多く出ていますが、そもそも会社の数は足りているのです。

現在存在している会社だけで世の中は足りているのに、そこに割って入って仕事を奪うのが「起業」だと言えます。
既存の会社には目の敵にされるし、会社員として実績があっても、おそらく助けては貰えないでしょう。
それでも起業して数ヶ月の間は、会社員だった頃のツテやコネから仕事を得られる場合があるが、それも無くなります。


起業する人には何かアイディアがあり「これが世の中に必要とされる筈だ」というような構想があると思います。
ところが革新的なアイディアの99%は、短期間で社会から不要になる事が多いです。

インターネット関係の新しいアイディアは1年もたずに陳腐化してしまい、事業として続かない事が多いです。
日本政策金融公庫の調査で起業家の4割がが月商30万円未満だと発表されました。
月商はもちろん売上げであって、そこから様々な経費を差し引いたのが収入になります。

仮に月商の50%が利益になるとしても月収15万円未満な訳で、起業した人の家計が非常に苦しくなるのが分かります。
良く不動産ビジネスで「年商1億円」のように言う人が居ますが、不動産の利益は良くて年10%以下と言われています。
起業家の8割は1人で自宅で仕事をし、最近はネットで仕事をするネット企業家が増えています。
起業した人の多くは会社員時代より収入が減り、しかも労働時間が延びる傾向があります。

働いた分だけ収入になるのは、働かなければ収入がない事なので、特に時給に換算した収入が減少します。
会社では10人分の仕事を10人でやり、起業すると1人分の仕事を1人でやり、一見同じ事に思えるが効率が大幅に悪化します。
時代の波を乗り越えて10年後に事業を続けていられる人は、10%前後というわけです。


▲△▽▼


これからは共産革命の時代

ケインズ政策もソ連型社会主義もニュー・ディール政策もすべて失敗してハイエクの新自由主義・小さな政府論だけが残った。しかし、ハイエクの新自由主義・小さな政府論では人口の0.3%の富裕層のところに金がすべて集まってしまうので、富裕層から資産を取り上げて貧困者に再分配しないと革命が起きる。従って必然的に共産主義社会になる:
今はAIやロボットの発達で、生活に必要な工業製品も食料もサービスも廉価で大量供給できる様になりました。

これは共産主義の前提になっていた

未来社会では生産性が向上して、人間は働く必要がなくなる。
生産活動に必要な仕事は1日2,3時間程度で終わって、残った後の時間には娯楽や学問や芸術をやればいい様になる。

という社会にもうすぐ到達するという事です。

現在の人間が貧しいのは、世界中の金を全人口の0.3%の資本家が独占するシステムだからです。資本家が持っている資産をすべて取り上げて、労働者に分配すれば、全員が働かなくても食べていけるのです。

既に破綻した資本主義をリセットすると共産主義以外の経済体制は不可能になるのですね。


【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ~経済学を変えた世紀の対決
https://www.youtube.com/watch?v=K3uZHzdi9Jk
https://www.youtube.com/watch?v=cOaxStGHQD8

【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ・完結編~経済学を変えた世紀の対決~ケインズの遺したスタグフレーション
https://www.youtube.com/watch?v=lEe7KCshrec

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
2023年4月7日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
2022年11月29日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/31363
8:777 :

2023/11/16 (Thu) 19:18:51

今日、アメリカその他の国で出現しつつあるのは 、新しいかたちの貴族制
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16825650




1929年世界大恐慌の原因は高累進所得課税を止めた事
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14144412

資本主義の基本原理が富の独占である以上、貧富の格差が広がるのは必然
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14150799

ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14125646

ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズの正体
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/727.html

グローバリズムとは思想やイデオロギーではなく、単に労働者の賃金を下げるコスト削減の事
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14121597

ドラッケンミラー氏: インフレを引き起こした政府の間違いは長期にわたって貧困層を苦しめる
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/28780

日本国民は政府のATM。給料の半分近くを税金と社会保険料で毟り取られる
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14083040

円安、低賃金、ブラック労働で日本で生産する方が外国より安くなった
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14052420

「賃金上がらず予想外」アベノミクス指南役・浜田宏一氏証言 トリクルダウン起こせず…
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14095196

ガンドラック氏: 量的緩和は権力者と中国を裕福にし貧乏人をより貧乏にする
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/13619

ガンドラック氏: ウクライナ戦争はアメリカの最高のビジネス
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40696

ポールソン氏: 量的緩和がインフレを引き起こした
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/33890

史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14040247

【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ~経済学を変えた世紀の対決
https://www.youtube.com/watch?v=K3uZHzdi9Jk
https://www.youtube.com/watch?v=cOaxStGHQD8

【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ・完結編~経済学を変えた世紀の対決~ケインズの遺したスタグフレーション
https://www.youtube.com/watch?v=lEe7KCshrec

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14068389

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

ハイエク氏: インフレを引き起こすインフレ政策を止めさせるには民間企業が通貨を発行すべき
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35579

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

ハイエク: 政府から通貨発行の独占権を剥奪せよ
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/12051

「AI社会」で中間層が消える? アメリカでは高学歴のワーキングプアが増加
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/328.html

マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html

マルクス経済学・共産主義関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14037616

アメリカGDPのまやかし 富裕層以外はマイナス成長だった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/877.html

アメリカの富裕層の税負担が貧困層より低い理由
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1093.html

国家を亡ぼす「狂った税制」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/730.html

“独立”する富裕層  政府による所得再分配は努力して金持ちになった人の金を盗む行為だから許せない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/701.html

アメリカの闇 政治を金で買う超富裕層
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/634.html

アメリカのロビイストは政治家に「この法案を成立させたら何億ドル差し上げますよ」と働きかける
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/530.html

米有名大学は金で学歴を「販売」 名門大学生の半分がコネと金入学
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/934.html

上級国民/下級国民 _ 『持てる者』は“事実上の一夫多妻”、『持たざる者』は生涯独身
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/689.html

アメリカの企業数が半減 寡占化進み新規起業は昔話
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/967.html
9:777 :

2024/03/24 (Sun) 07:28:14

妙佛 DEEP MAX 「三体」の****シーンがNGになる理由!****・近平・闘争について長尺で
2024/03/24
https://www.youtube.com/watch?v=_uAlyI3bDzA



習近平の共産革命はじまる、 より強固な共産主義へ邁進‼
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16824838
10:777 :

2024/04/16 (Tue) 17:22:02

2024年04月16日
飯山陽が劣勢な理由 / 左翼の長い影
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html

日本の若者は国家意識を無くした

student riots in Japan 213Japan in 1980s
(左 : 全共闘に精を出す大学生 / 右 : 80年代のバブル景気に浮かれた日本人)

  日本の政治が混迷し、没落の一途を辿っているのは、日本人にデモクラシーが適していないからだ。そもそも、民衆が代議士を選ぶことじたいが間違っている。「政治は武士の役割」というのが日本の國體(constitution)だ。幼い頃から忠君愛国を叩き込まれた武士と、目先の利益だけを追求し、受験勉強が唯一の苦労というのが平民の子供だから、才幹と気概の点で後者は比べものにならない。

  しかも、昭和の教育が劣悪で、敗戦となるや、共産主義者と反日主義者が大繁殖。日本の政治を“左傾化”させ、“鬱血状態”や“没落の悪循環”に導いたのは、何も占領軍だけのせいじゃない。アメリカ軍の“威光”を利用して出世を謀った「敗戦利得者」や学生運動で“有頂天”になった「アンファン・テリブル(enfant terrible)」*にも原因がある。(*「他人に迷惑を掛けても平気なガキども」という意味。) 歐米諸国と同じく、我が国も「高学歴社会」となっているから、政治家や官僚、企業経営者、地方公務員、ホワイトカラーの専門職、研究所や工場の技術者などは、程度の差こそあれ、「大卒者」で占められている。となれば、大学教師は未成年の精神構造に大きな影響を与える立場にあるはず。日本人の精神がどこか異常で、奇妙なくらいに歪曲しているのは、小学校から大学に至るまで、左翼陣営の「非国民化イデオロギー」が浸透しているからだ。

  日本の先を歩く米国では、幼稚園から大学までリベラル派の独擅場となっている。以前、ブルックリン・カレッジのミシェル・ランバート(Mitchell Langbert)准教授と、ヘテロドックス・アカデミー(Heterodox Academy)研究所のショーン・スティーヴンス(Sean Stevens)所長が大学教員に関する調査を行ったことがある。彼らが実施した教員の政治意識調査によれば、民衆党支持者が共和党支持者を大きく上回っており、約「9対1」の割合であることが判った。(Christian Schneider, 'Democratic professors outnumber Republican ones by 9 to 1 ratio, according to new data', The College Fix, January 22, 2020.)ランバート氏とスティーヴンス氏は、政党に登録している1万2千372名をサンプルにして大学教授の政治指向を調査したが、驚くことに、そのうちの48.4%が民衆党員であり、共和党員はたったの5.7%しかなかった。これが一般国民だと違っており、29%が民衆党員で、26%が共和党員となっている。この調査では、政治献金についても質問がなされており、民衆党の候補者に献金した教授と共和党の候補者に献金した教授の比率は、「95対1」であったというから、まさしく目眩がする数字だ。

  たぶん、日本でも状況は似たり寄ったりだろう。国立や私立の区別はなく、ほとんどがプロ左翼かピンク・リベラルとなっている。今では「遠い昔の出来事」となっているが、1960年代から70年代にかけての大学は、左翼分子の特殊部落であった。文学部や法学部、教育学部、史学部などはもちろんのこと、自然科学を専攻する学生でも、全学連や全共闘に加わって暴れ回っていた。明治から昭和の前半くらいまで、教師と学生との私的な交流というものがあったが、フランスの極左学生みたいな連中が増えたことで、日本の伝統はズタズタになってしまった。教授を皆の前で罵倒し、吊し上げることを喜んでやっていたんだから、****の****と同じだ。

Jean-Pierr Duteuil 213343(左 / ジャン・ピエール・デュトゥール)
  1968年5月には悪名高きフランスの左翼暴動が起きたけど、日本でもこれに触発されたのか、左巻きの大学生がキャンパスで猿真似に興じていた。パリの5月暴動で学生の先頭に立っていたのは、札付きの“赤い三人衆”で、ドイツ生まれのアシュケナージ・ユダヤ人たるダニエル・コーン・ベンデット(Daniel Cohn-Bendit)、アルザス出身のユダヤ人であるアラン・ジェスマル(Alain Geismar)、そしてPSUに属していた社会主義者のジャック・ソヴァジョ(Jacques Sauvageot)であった。コーン・ベンデットの親友であったジャン・ピエール・デュトゥール(Jean-Pierr Duteuil)は、アナーキストのマルキスト。父親も筋金入りのマルキストであったから、親子代々の共産主義者だ。

Daniel Cohn Bendit 0324Alain Geismar 21334Jacques Sauvageot 324Oda Makoto 992
( 左 : ダニエル・コーン・ベンデット / アラン・ジェスマル / ジャック・ソヴァジョ / 右 : 小田実)

日本の左翼学生も様々で、ある者はマルクス・レーニン主義の心酔者。また、ある者はスターリンの****政治を批判し、志半ばで斃れたレオン・トロツキーを尊敬するクルクルパー。ユダヤ人の共産主義に馴染めない田舎者は、毛沢東主義者となって「アジアとの共存」を掲げていた。小田実(おだ・まこと)に感化された極左は、ベトナム戦争に反対し、観念論で「アジアとの連帯」を呼びかける始末。

Ooe Kemzaburo 324(左 / 大江健三郎)
  ちなみに、小林秀雄から「気味の小説は小説じゃない」と酷評にされた小説家の大江健三郎は、フランスの左翼やユダヤ人哲学者のサルトル(Jean-Pierr Sartre)に憧れていたのか、ナイト・クラブの酌婦の前では「僕、アルジェ生まれ」と嘯(うそぶ)いていた。一緒に居た阿川弘之は「何言ってやがんだ! お前は愛媛生まれじゃないか!」と腹を立てていたけど、遠藤周作は隣で笑っていたのかも。

  とにかく、呆れてしまうが、当時の左翼学生は“本気”なのか“ファッション”なのか、何が動機で学生運動に参加したのか判らない。だだ、60年安保闘争の世代と同じく、70年代に新左翼にのめり込むような連中は、カルト宗教の信者と変わりがなかった。ヘルメットをかぶり、ゲバ棒を持って機動隊に突っ込んだ連中は、まさしく人生を棒に振ってしまったし、逮捕された者は「前科者」となって、まともな就職先が見つからなかった。闘争の末に障碍者となった学生は、「後悔先に立たず」を実感する。しかし、上手く立ち回った連中は、藝能界やマスコミに潜り込んだ。法学部の学生は、仙谷由人のように法曹界を土俵とし、人権派弁護士になっていた。朝鮮人の支援者になる弁護士が多いのも、左翼教育の結果である。

Kan Naoto 8243(左 / 菅直人)
  「ズルカン」と呼ばれた菅直人は、東工大の暴力学生ではなかったが、日本への憎しみを“売り”にする「市民活動家」へと変貌していた。師匠の市川房枝からも「駄目な奴」と思われていたのに、マスコミの支援で我が国の総理大臣になれたんだから、永田町には悪魔と貧乏神が混在しているんだろう。だいたい、民主党の「サポーター」には国籍条件が無かったから、在日朝鮮人が「サポーター」になっていてもおかしくはなかった。

  菅直人はあるインタビューで自分の過去を偽っていた。「暴力では社会は変えられない。私はもともと、社会の矛盾をひとつひとつ解決していくという改革派なんです。そういう意味では、いまに至るまで挫折感はない」*と語っていたが、単に“卑怯者”だから仲間を見捨てただけだろう。 (*註 / 臼井敏男『叛逆の時を生きて』朝日新聞出版、2010年, p.197.)後に、機動隊を率いていた佐々淳行が茶化していたけど、菅直人は武闘派の学生じゃなかった。第五列や第六列といった後方に隠れ、逃げ足だけは早い卑劣漢であったから、障碍者にならず、弁理士になれたのだ。菅は「市民運動」とやらに邁進したが、その根底には松下圭一(法政大学教授)のドス黒い政治思想が流れていた。

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(左 / 坂本龍一)
  「元左翼」というのは藝能界 にも潜んでいる。例えば、都立新宿高校で左翼運動に熱心だった故・坂本龍一は、東京芸大に進んでYMOを結成したが、高校時代は左翼生徒であった。1980年代、シンセサイザーを演奏する坂本氏は、大量の電気を浪費するが、一向に気にする様子はなかった。「エコロジー」なんて頭の片隅にも無かったはずだ。当時は一風堂の土屋昌巳と同じで、「JAPAN」のデイヴィッド・シルヴィアンに憧れたのか、お化粧の方に夢中だった。

  ちなみに、同校で運動に加わっていたのは、坂本氏の先輩で、後に安倍内閣で官房長官となる塩崎恭久だ。塩崎と坂本の二人は、機動隊が入る前の安田講堂に足を運んだそうで、中にいた全共闘の学生らと話すことが出来たという。なるほど、生徒会長になった不良生徒(塩崎氏)が、荒れ狂う東大に赴いて、「自由」や「個性」を学んだというわけだ。さすが、二年生を率いて校長室を占拠する生徒会長は、ひと味もふた味も違っている。

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(左 / 塩崎恭久 )
 大臣を経験した塩崎氏は、議員を引退すると地元の愛媛で里親の支援をしているそうだが、自身の「転向」をどう思っているのか? だいたい、高校生の時からバリケード封鎖をしていた不良生徒が、政界に入って厚労大臣となり、不憫な子供に“温かい家庭”を斡旋するんだから、機敏なカメレオンだってビックリだ。息子の塩崎彰久はオヤジの地盤を引き継ぎ、今では自民党の代議士で、厚生労働政務官となっている。ホント、岸田文雄に林芳正、河野太郎、小渕優子、小泉進次郎といい、永田町にはボンクラの世襲議員がゾロゾロいる。一般国民というのは、自分の投票で子や孫の将来を台無しにしているが、その自覚が無いところに真の悲哀がある。

  演出家のテリー伊藤も、日本大学で学生運動に勤しんだ一人である。ただ、機動隊との衝突で一生涯の障碍を背負ったから悲惨だ。彼が機動隊から逃れる時、後ろに居た誰かが石を投げたという。不幸にも、その石が偶然、彼の左目に当たってしまい、伊藤氏は斜視になってしまった。藤竜也みたいに、同大学の芸術学部に入って映画界にスカウトされる方が、よっぽどマシである。下らない大学をさっさと辞めて、大好きなスポーツ・カーを買った方が遙かに健全だ。真田広之も日大の学生だったが、左翼分子にはならず、役者の世界に入った。二枚目俳優だから当然だけど、デビューして直ぐに『忍者武芸帖 百地三太夫』の主役なんだから凄い。(筆者も劇場で観たけど、真田氏の出演作品の中では一番いい。現在、彼はハリウッドの『Mortal Kombat』や『Shogun将軍』に抜擢され、ステレオタイプの「日本人」を演じているが、昔の方が良かった。)

  NHKの贔屓を得た小説家の高橋源一郎も、横浜国大で暴れ回ったうちの一人だ。彼は学生運動で逮捕されたり拘留されたりと、散々な青春時代を送っていたが、後に小説を書いて有名人となった。拘置所では“沈黙”を貫いたそうで、朝八時から夜の八時まで、12時間もずっと下を向いて黙っていたというから、ある意味“真面目な奴”だ。でも、取り調べの後に独房入りだから、正常な精神状態ではなかったはずだ。実際、一種の失語症に罹ったみたいで、喋るときの発音が難しくなったそうである。大学を除籍になり、筋肉労働者になっても、小説家になれたんだから良かったじゃないか。しかも、明治学院大学で教授になれたし、無事退職したことで“オマケ”として附いてくる「名誉教授」にみなれた。しかし、国際学部の学生はどんな気持ちで彼の授業を受けていたのか?

ポルシェに乗っていた左翼学生

  大学で暴れていた一般の左翼学生というのは、一種の“お遊び”に興じていた不真面目な人々で、内心では政府転覆など考えてもいなかった。要するに、みんなでワッショイ、ワッショイ、と騒いでいると、何となく自分が日本全体を動かしているように思えたのである。令和の大学生が聞けばシラけてしまうが、全共闘に共鳴するアホな学生は、「チェ・ゲバラに倣え、我らも社会主義革命を!」とか、「差別の元兇たる天皇制を打倒せよ!」、「ベトナムを侵掠する米帝國に反対!」「在日米軍基地を許すな!」と本気(?)で叫んでいた。

  筆者が高校生の時、御茶ノ水駅附近にある楽器店でギターを買ったことがある。そのついでに神田の三省堂に立ち寄ろうとしたが、途中で目にした明治大学の風景のせいで気分が悪くなった。入り口や塀には汚い看板がズラリと並んでおり、殴り書きの文字(日本や米国を呪う罵倒のスローガン)が踊っているように見えた。当時、筆者は看板を眺めながら、「アルフォンス・ミーシャ(Alfons Maria Mucha)のようなアール・ヌーヴォー風じゃなくてもいいから、もっと美しい文字で綺麗なイラストを附ければいいのに・・・。」と思ったものである。しかし、怨念に凝り固まった学生には、美術的センスは皆無だ。どいつもこいつも紅衛兵みたいな奴らばかり。「安保反対」を掲げながら「国防軍の創設」を主張しない学生は、一体どんな頭をしているのか? 左翼学生というのも呑気なもので、フォーク・ギターを片手に、ボブ・ディランやジョン・レノンの歌を奏でて喜んでいる。一方、ノンポリの学生達は酒を飲みながら、共産主義の幻想に酔いしれていた。

student riots 1970sStudent riots in Paris 2134
(左 : 学園闘争に熱中する日本の大学生 / 右 : パリで抗議行動に没頭するフランスの大学生)

  ゲバ棒を振るう学生達も甘えん坊だ。自分たちは思いっきり火焔瓶を投げつけているくせに、いざ機動隊が反撃すると「暴力反対!」と叫ぶ。彼らは警察官が決して発砲しないことを確信していたから、安心して角材を振り回していた。国家に刃向かっても、“国家権力(暴力装置)”は決して民衆を射殺しない、と信じ切っている。****大陸で北京政府に反抗したら、即座に“皆殺し”か戦車で轢き殺されるのがオチだ。北朝鮮なら学生全員が逮捕され、どこかの広場で公開処刑だろう。もしかすると、あっさりとした銃殺じゃなく、「てるてる坊主」みたいに軒先で縛り首だったりして。場合によっては、牢獄で餓死とか。

  まぁ、みんなと一緒に「武力闘争」をしているうちは、危険なようで気楽である。ところが、いざ卒業が目の前にチラつくと大変だ。おちゃらけ学生は急に“現実”が怖くなる。長髪でジーンズ姿の青年も、就職面談となれば、長い髪を切って清潔感を出すしかない。彼らは親に買ってもらった背広を着込み、真剣な面持ちで会社に赴く。面接で過去を詮索されないか、とヒヤヒヤする青年は、慎重に言葉を選びながら答える。でも、過去がバレて不合格になれば意気銷沈だ。もし、晴れて合格となれば「ああ良かった!」と胸をなで下ろす。

  在学中に勉強しなかった学生は、どうしたものかと思い悩んだ。でも、「体育会系」を前面に出してアピールすれば何とかなった。「一生懸命頑張ります!」と言えば鉄鋼メーカーに入れることもあったし、営業部では忍耐と体力が重要だ。理系の学生ならもっと有利で、金属プレス加工や化学製品のメーカー、あるいは精密部品の製造企業に受け容れられたりする。ちょっとコネがあれば総合商社に入れたし、テレビ局や新聞社、出版社は「ゴキブリ・ホイホイ」みたいな受け容れ先だった。元々労働組合やリベラル知識人が強いから、“学生運動の落ちこぼれ”でもOK。上司にも「左翼シンパ」や「左翼崩れ」がウヨウヨ居るから大丈夫。読売のナベツネだって元左翼(共産主義者)じゃないか。

  東京大学や早稲田大学、日本大学、法政大学などで左翼運動に係わっていた連中は、どこから“資金”を得ていたのか判らないが、上層部の学生には“とんでもない奴”が紛れていた。例えば、早稲田大学の荒岱介(あら・たいすけ)は飛び抜けている。彼は1965年に法学部に入るが、1968年に除籍となっていた。荒氏は「社学(社会主義学生同盟)」の委員長や「全国学生対策部長」に就任した人物で、東大安田講堂の闘争では兇器準備結集罪で指名手配を受けていた。彼は1969年4月に逮捕され、裁判に掛けられて有罪判決を受ける。刑務所には三年間服役し、1977年に出所したそうだ。塀の中に入る人間というのは“懲りない面名”なのか、荒氏は人生で七回も逮捕されたという。ちなみに、府中刑務所では民族派右翼の野村秋介(のむら・しゅうすけ)と一緒だった。

  学生運動を知らない世代は、マスコミのプロパガンダ記事に騙され、純粋で真剣な学生が腐敗した政府に反抗したと思っている。だが、教室を占領した連中なんて、ほとんどが“チンピラ左翼”か“俗物”でしかない。令和の大学生が驚いてしまうのは、荒氏が「ポルシェ」に乗っていたことだ。彼は世間の倫理道徳や組織上層部の説教が嫌いで、自らの欲望を満たすことに何の躊躇(ためら)いも無かった。荒氏は言う。

 ・・・そういうこと(道徳主義)に若者を縛り、革命的規律という名の下に、好きなことをさせない、何を買っちゃいけないとか言って、市民社会からかけ離れていくということを、俺は突破したくてね。当然、若者がBMWに乗りたいというのもいいわけじゃない。・・・俺は文化に出あいたかったんだよ。自動車はドイツ生まれで、ポルシェで言えばフェルナンド・ポルシェが作った文化である。そういう文化を知りたい、乗って味わいたいと思った。そんなの当たり前だと思う。(宮崎学『叛乱者グラフィティ』朝日新聞社、2002年、pp.84-85.)

  平成の緊縮財政で貧しい生活を“当然”と考えるようになった学生からすれば、「いった、どんな奴なんだ?」と思ってしまうだろう。しかし、1950年代から70年代までの日本だと、意外にも高額所得者の子供で左翼になる者が少なくなかった。(「元左翼財界人」に関しては別の機会で紹介したい。) チェ・ゲバラに憧れ、ベトナム戦争に反対し、人民解放のために革命を目指す荒氏であったが、段々とレーニン主義者や新左翼に懐疑的となったそうだ。彼は1990年代になると従来の思想を棄ててしまい、今度は「エコ左翼」というか、世田谷か吉祥寺に棲息する「環境革命家」へと転向する。荒氏によれば、左翼闘争はゲバ棒から火炎瓶、さらに重火器から爆弾へとエスカレートするので、世間との隔たりが大きくなってしまうという。彼は次のように述べた。

  まぁ、現実との関係においては、現実に理論が接近するんじゃなくて、現実に理論が接近できなくなってしまって、あるべき姿の方向に現実を接近させろというふうにますますなっていったんだよ。(上掲書、p.88)

  つまり、左翼学生がどんな理想を語りかけようが、世間の人々は振り向かず、むしろ軽蔑の眼差しで“距離を取る”という訳だ。確かに、1970年代の新左翼運動の頃から、一般の大学生には、ある種の“変化”が訪れていた。安保闘争の世代は、Tシャツにジーンズといった薄汚い格好であったが、新世代の学生は、米国のアイビィー・ルックを真似て、紺色のブレザーにネクタイを締めていた。街を歩くと、身綺麗な若者が、「VAN」のロゴが印刷された紙袋を手に提げ、友人や恋人と楽しそうに話している。こんな光景を目にした若者からすれば、新宿や代々木でマルクス理論を語るなんて野暮天だろう。恋人と一緒に銀座へ赴き、ウィンドー・ショッピングを堪能する方がいい。ウッドストックでのヒッピー姿なら分かるけど、麻布や目黒、あるいは新橋や神楽坂で、日本人がヒッピー・スタイルを真似ても、それは滑稽でしかない。

Ivy Look in America 2143Ivy style Americans 662
(左 : 東部の有名大学に通うエリート学生 / 右 : アイヴィー・スタイルのアメリカ人 )

  高級ブランドのVANで身を包んだお坊ちゃん達は、早稲田や法政の田舎者とは違っていた。美形の女子学生と一緒に喫茶店に入り、ジャズでも聴いている方が“格好良く”思えたのだ。一世を風靡したVAN-JAC社は、1978年(昭和53年)に営業不振で潰れてしまうが、1980年代の大学生は、もう学生運動には戻らなくなっていた。好景気は青年の精神を変えてしまうものだ。この世代は小難しい哲学議論より、ショット・バーに通って仲間と談笑したり、人気のディスコで踊り明かす方をキャンパスライフと考える。デートになればスポーツカーを用意し、女の子を乗せて軽井沢に直行だ。苗場のスキー場に赴けば、ロマンティックな夜で意中の女性を口説こうとする。「ブハーリン」と聞いても、「それ、ロシアのウィスキー?」と尋ねる世代に、共産主義革命なんて無理だろう。

  それでも、学生運動が忘れられない世代は、財界やマスコミ界で息を潜め、嘗ての仲間や後輩の左翼学生を支援する。朝日新聞と連携するテレビ朝日などは、『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を得た猪瀬直樹を持て囃し、「朝まで生テレビ」や「ビートたけしのTVタックル」に招いていた。当時の一般視聴者は猪瀬氏の過去や素性を知らず、『昭和16年夏の敗戦』を書いた著者とか、道路公団を批判する反骨の知識人、と思っていた。(『国民新聞』の読者は違うけど。)

Inose Naoki 823(左 / 猪瀬直樹)
  東京都の副知事から都知事に登り詰めた猪瀬氏は、作家になる前に、信州大学の全共闘議長を務めていた。闘争は1969年6月、文学部のバリケード封鎖から始まったというが、猪瀬氏は全共闘の主力部隊を率いていたそうである。しかし、学生運動には国家を根本的に変える中身が無かった。口先だけの学生達は、単なる観念論じゃだ。動物園で飼われているナマケモノが、「百獣の王」を気取っているようなものだ。職員から餌をもらっているシマシウマに、弱肉強食のジャングルなど解らない。学生運動にのめり込んでいた猪瀬氏も、何となく「世間の風」という“壁”に気づいていたのだろう。

  ある時、彼は国際反戦デーや佐藤栄作首相の訪米阻止のために上京するが、そこで目にした光景は彼の人生を変えるものであった。東京にやって来た猪瀬氏は、新宿の裏通りでコーラを買おうとしたそうだ。そこで、猪瀬氏は表通りから裏通りに足を運んだわけだが、迷い込んだ場所にはパチンコ屋があって、軍艦マーチが流れていたという。突然、猪瀬は通りを一つ隔てただけで“別の世界”があることに気づく。彼は当時を回想し、次のように述べていた。

 そこには日常性があるわけですよ。そのころから、学生運動はこんなものだな、という自覚はあった。学生運動で世界が変わるなんて思っていなかった。日常性の連続がふつうの生活なんです。そして日常性から日本の近代やナショナリズムをもう一度とらえなおさないといけにないと思った。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』、p.145.)

  猪瀬氏によれば、1960年代の学生運動は、69年の佐藤訪米阻止闘争で終わったそうである。(上掲書、p.144.) 「あの時点で九割の人は学生運動を止めた」というから、岩波書店の『世界』や『朝日ジャーナル』で活躍していた左翼知識人は、闘争時代の「残滓」なのかも知れない。猪瀬氏は信州大学を卒業後、東京の出版社に勤め、そこの給料で大学院への資金を貯めるにしたそうだ。

  まぁ、左翼組織が強い明治大の大学院だから、心からの“転向”は無かったと思うが、『週刊ポスト』に連載を持ったり、実際の政治に係われば、イヤでも“現実の世界”が判ってくる。学生時代には“綺麗事”を並べていればそれで良かったが、実際の仕事になれば汚いことだって進んでやるしかない。代表作の『ミカドの肖像』だって、“ネタ本隠し”があったそうで、元ネタは早川和廣の『堤義明 悪の帝王学』や草野洋の『西武商法 悪の構図』であったという。たぶん、“パクリ本”とバレるのが恥ずかしかったのか、猪瀬氏は引用先の出典を挙げていなかった。でも、佐野眞一がそれを暴露したから万事休す。『ミカドの肖像』を作成するに当たって、ノンフィクション作家の池田房雄とジャーナリストの岩瀬達哉が協力したそうだ。この二人がネタになりそうな題材とデータ集めに奮闘したそうで、猪瀬氏は触れられたくない過去の暴露に怒っていた。

  最近、国会議員の裏金問題化や悪徳知事の横暴が話題となっているが、そもそも日本人にはデモクラシーなんて“体質”に合わない。選んでいる国民が、選んだ政治家を嫌っているんだから本末転倒である。例えば、愛知県の大村秀章知事は、衆議院で出世の見込みがないと分かった鞍替え組で、津田大介に理解を示すなんちゃって左翼。静岡県の川勝平太知事は、****人と昵懇で国益の売却者だ。しかも、大学教授の時からパワーハラスメントの常習者ときている。徳島県知事に鞍替えした後藤田正純は、“下半身検査”で不合格となった不適格議員。2000年から2022年まで、ずっと再選を果たしてきたのに、なぜか一度も大臣になれず、衆議院に見切りをつけての知事選だった。

  赤く染まった北海道は、反日や共産主義者の産地となっている。知事の鈴木直道は北海道出身じゃないけど、****人に国土を明け渡す売国奴。有名な「夕張リゾート」は2017年、****企業の「元大(げんだい)リアルエステート」に“たった2億円”で売却されてしまい、2019年になると、この****企業が香港系のファンドに15億円で転売だ。本当に酷いけど、これが現実の北海道である。二階俊博に可愛がられるくらいだから、鈴木知事がどんな人物なのか、誰にでも分かるだろう。

  今、東京15区の補欠選挙が世間の注目を集めているが、世論調査で首位に立っているのは、共産党の支援を受けた立憲民主党の酒井菜摘(さかい・なつみ)である。二番手は日本維新の金澤結衣(かなざわ・ゆい)で、日本保守党の飯山陽(いいやま・あかり)は、地元民からの知名度を得るだけで精一杯。もし江東区民が正常なら、飯山氏がトップに立っているはずだけど、地元民は「この人誰?」といった反応だ。

飯山あかり00213(左 / 飯山陽)
  飯山氏は移民流入の深刻さを解っているので、平穏な暮らしを望む庶民からすれば、彼女が最も相応しい国会議員となるはず。だが、一般国民は左翼教育のせいで健全な判断能力を持たない。普段は常識的な人でも、政治となれば、ちょっと左寄りとなってしまい、無意識のリベラル派で候補者を選ぶ。左翼教育の影は長く、薄くなったように思えても、人々の脊髄に残っている。我が子や地元の将来を大切にする庶民が、知名度だけで左翼分子に投票し、自ら「故郷の破壊者」となってしまうんだから、本当に憐れだ。せめて自民党支持者の七割くらいが飯山氏に投票するのであれば、まだ救いがある。しかし、左巻きにされた国民が正常な判断を下すとは思えない。乙武候補がコケたことくらいが救いである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html
11:777 :

2024/05/01 (Wed) 19:22:46

コミュニズムのすすめ - 内田樹の研究室
2024-05-01 mercredi


『だからあれほど言ったのに』所収の一文であるが、これをブログに上げたのは、ある学習塾の小学校六年生対象の模試に以下の文章が使用されたからである。これを小学校六年生に読ませたのか・・・と思うと驚く。世の中は変わりつつあるのかも知れない。


 現代日本の際立った特徴は富裕層に属する人たちほど「貧乏くさい」ということである。富裕層に属し、権力の近くにいる人たちは、それをもっぱら「公共財を切り取って私有財産に付け替える」権利、「公権力を私用に流用する権利」を付与されたことだと解釈している。公的な事業に投じるべき税金を「中抜き」して、公金を私物化することに官民あげてこれほど熱心になったことは私の知る限り過去にない。
 税金を集め、その使い道を決める人たちが、公金を私財に付け替えることを「本務」としているさまを形容するのに「貧乏くさい」という言葉以上に適切なものはあるまい。今の日本では「社会的上昇を遂げる」ということが「より貧乏くさくなること」を意味するのである。
 いや、ほんとうにそうなのだ。現代日本の辞書では、「権力者」というのは「公権力を私用に使い、公共財を私物化できる人」のことなのである。そういう身分になることを目標にして、人々が日々額に汗して努力している以上、国があげて「貧乏くさく」なるのも当然である。
 私はもうこの貧乏くささにうんざりしている。貧しくてもいい。「貧乏くさくない社会」に暮らしたい。
 それなら、どういう社会が「貧乏くさく」ないのか。とりあえず私が敗戦後の日本で見聞した「共和的な町内」はそうだった。他人の富裕を羨まない、弱者を見捨てない、私財を退蔵せずに分かち合う、公共財ができるだけ豊かになるように努力する。言ってみればそれだけのことである。現に大人たちがそのようにふるまい、それが「ふつう」なのだと子どもたちが思うなら、その社会は、たとえ物質的に貧しくても、「貧乏くさく」はない。私はできるならそのような社会に暮らしたい。
「公共財」を英語では「コモン(common)」という。原義は「入会地・共有地」のことである。囲いのない森や草原で、村落共同体が共有し、共同管理する。村人はそこで家畜を放牧したり、魚を釣ったり、鳥獣を狩ったり、果樹を摘んだりする。個人の私財が乏しい村人でも、豊かなコモンを持つ共同体に属していれば、豊かな生活を送ることができる。
 ヨーロッパでは中世からどの国でも「コモン」に類するものがあった。代表的なのはフランスの「コミューン(commune)」で、これはカトリックの教区が基本となる行政単位で、構成員100名くらいの小さなコミューンからマルセイユのような構成員100万人というサイズのコミューンまでさまざまなものがあるが、どれも行政単位としてのステイタスは等しい。コミューンの中心には教会があり、広場をはさんでその向いには市庁舎があり、市議会が開かれ、市長が選ばれる。
 ドイツには古代から「マルク協同体(Markgenossenschaft)」というものがあった。土地は部族共同体で共同所有され、生産方式も強く規制されており、土地の売買は禁止され、収穫物は基本的に共同体内で消費され、木材や肉やワインの共同体外への持ち出しも禁止されていた。土地は誰のものでもなく、それゆえ収穫物が誰かの私財になることもなく、その結果、支配―被支配という関係は生じなかった。晩年のマルクスがあるべき「コミュニズム(コミューン主義)」社会を思い描いた時に、その構想の素材はゲルマンのマルク協同体にあったと斎藤幸平は『人新世の「資本論」』の中で論じている。
「豊か」というのは、私財についてではなく、公共財についてのみ用いられる形容詞であるべきだと私は思う。仮にメンバーのうちの誰かが天文学的な富を私有して、豪奢な消費活動をしていても、誰でもがアクセスできる「コモン」が貧弱であるなら、その集団を「豊かな共同体」と呼ぶことはできない。身分や財産や個人的な能力にかかわらず、メンバーの誰もが等しく「コモン」からの贈り物を享受できること、それが本質的な意味での「豊かさ」ということだ。マルクスはそう考えていたし、私もそう考える。私財の増大よりも、メンバー全員を養うことができるほどにコモンが豊かなものになることを優先的に気づかう態度のことを「コミュニズム」と呼ぶのだと私は思う。個人的な定義だから一般性は要求しないが、それでよいはずである。
 貧富は個人について言うものではない。共同体について言うものである。私たちにとってほんとうに死活的に重要なのは、われわれの社会内にどれほど豊かな個人がいるかではなく、われわれの社会がどれほど豊かなコモンを共有しているかである。豊かであるか貧しいかを決定するのは、リソースの絶対量ではない。その集団の所有する富のうちのどれほどが「コモン」として全員に開放されているかである。
 この定義に従うなら、日本だけでなく、いまの世界はひどく貧しい。世界でもっとも裕福な8人の資産総額は世界人口のうち所得の低い半分に当たる37億人の資産総額と等しい。これを「豊かな世界」と呼ぶことに私は同意しない。
 だが、そのことに気づいて、もう一度日本を「豊かな」社会にしようという努力を始めている人たちがいる。それは別にGDPをどうやって押し上げるかという話ではない。どうやってもう一度「コモン」を豊かにするかということである。
 最近、私の周囲でも、私財を投じて「みんなが使える公共の場」を立ち上げている人たちをよく見かけるようになった。私自身も10年ほど前に自分で神戸に凱風館という道場を建てた。武道の稽古だけではなく、能舞台としても使えるように設計してもらったので、畳の上に座卓を並べてゼミをしたり、シンポジウムをしたり、映画の上映会や浪曲、落語、義太夫などの公演もしている。ささやかではあるけれども、これも一つの「コモン」だと私は思っている。
 そういうささやかなコモンを日本中で多くの人たちが今同時多発的・自然発生的に手作りしている。そういう人たちの活動は別に聴き耳を立てなくても、自然に耳に入るし、思わぬところで出会う。そして、気がつけばずいぶん広がりのあるネットワークがかたちづくられている。
 この手作りの「コミュニズム」はかつてのソ連や中国の共産主義と本質的なところでまったく違うものだと思う。というのは、この新しい「コミュニスト」たちは富裕者や社会的強者に向かって「公共のために私財を供出しろ。公共のために私権の制限を受け入れろ」とは強制しないからである。公共をかたちづくるためにまず身を削るのは「おまえ」ではないし「やつら」でもない。それは「私」である。
 そう思い切ることからしか豊かな社会は生まれない。同意してくれる人はまだ少ないけれど、私はそう確信している。
http://blog.tatsuru.com/2024/05/01_0912.html
12:777 :

2024/11/06 (Wed) 04:39:19

大学教授が左翼ばかりである理由
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16877301



共産主義はゾンビの如く蘇る / 呪縛される日本人
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14104241

日本の学生運動は体制側の分割統治政策によって滅ぼされた


右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html

欧米人が植民地経営の方法として洗練させていった分割統治政策とは
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/297.html

共産主義者とはどういう人間なのか?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14037916

若い人は何故そんなに簡単にアホ理論に洗脳されるのか? _ 精神病の感染 フォリ・ア・ドゥ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/810.html

不破哲三の正体
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/650.html

日本共産党の(かなり危ない)アレな裏話…(おや?後ろに誰か来たようだ…(震…|
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/687.html

左翼の本質は思想ではなく「タカリ」という生き方
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/671.html

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) _ 1970年代はこういう時代だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/287.html

重信房子が ばばあになって帰ってきて娘が平気でテレビに出るとか
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14006452

かぐや姫 神田川 _ 1970年代 四畳半フォークの時代
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/284.html

中島みゆき「世情」_ 1970年代に学生運動をやっていた左翼学生はその後どうなったのか?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003324

学生運動に挫折して自殺した恋人を歌った森田童子の名歌『僕たちの失敗』
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003211

日本の歌曲はシューベルトやモーツァルトより名曲が多いが、名曲は1970年代に集中している
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003099

【山崎行太郎ch】『ネット右翼にもわかるマルクス主義入門』
https://www.youtube.com/watch?v=dR1z0AI1-Ms

【山崎行太郎ch】マルクスの『ドイツ・イデオロギー』について。ネット右翼にもわかるマルクス主義入門。(2)
https://www.youtube.com/watch?v=dM8irDjOaqc

【山崎行太郎ch】《疎外論》から《物象化論》へ。…ネット右翼にもわかるマルクス主義入門(3)。
https://www.youtube.com/watch?v=OoVmmL_t1i8

【山崎行太郎ch】宇野弘蔵の《労働力の商品化 》について・・・《 ネット右翼 にもわかるマルクス主義入門(4)》
https://www.youtube.com/watch?v=SSEoN6S29_s

【山崎行太郎ch】柄谷行人の『価値形態論』について・・・《 ネット右翼にもわかるマルクス主義入門(5)》
https://www.youtube.com/watch?v=SCEA6xkhYEc

【山崎行太郎チャンネル】都知事選と共産党とマルクス主義。
https://www.youtube.com/watch?v=OxSp62E9FjM

【山崎行太郎チャンネル】マルクス主義の二大潮流ー講座派と労農派について。
https://www.youtube.com/watch?v=dfrVyf5B1mE

【山崎行太郎チャンネル】内ゲバの哲学が日本を救う。
https://www.youtube.com/watch?v=G3AiqGLy-iI

【山崎行太郎チャンネル】《宇野弘蔵とマルクス主義》
https://www.youtube.com/watch?v=zS1T7iSrFlI

【山崎行太郎チャンネル】何故、左翼系の政治学者や政治評論家はバカばっかりなのか?
森哲子事務所 2024/02/11
https://www.youtube.com/watch?v=_jWr1JyN_YA&t=23s
13:777 :

2024/11/14 (Thu) 05:56:23

サマーズ氏: 資本主義に反対することは自由に反対すること
2024年10月28日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55674

アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏がダートマス大学でのインタビューで資本主義と社会主義の違いについて語っている。

社会主義とは何だったのか

社会主義がほとんど旧世代の遺物となってから長い時間が過ぎたが、恐らくそのためになぜ資本主義が成功しているのかということについて考える人は少ない。

そしてまさにそれが理由で日本やアメリカなどの資本主義国家とされる国に、実体経済を自由市場ではなく中央政府が支配する社会主義の影が忍び寄っていると筆者は考えているのだが、だからこそサマーズ氏に社会主義の国々がどういうものだったのかを語ってもらおう。

サマーズ氏は大学生たちに次のように語りかけている。

わたしはこの部屋にいる学生たちと同じくらいの年か、それよりも少し年上だった頃に、ここにいる学生がもう体験できないことを体験したことがある。

それは西ベルリンと東ベルリンを繋いでいたチェックポイント・チャーリーを通ったことだ。

チェックポイント・チャーリーとは、戦後に東西に分断されていた西ベルリンと東ベルリンを繋いでいた検問所のことである。第2次世界大戦後、アメリカと旧ソ連に分割統治されていたベルリンは、半分が資本主義、もう半分が社会主義によって運営されていた。

結局、ドイツは資本主義だった西ドイツが繁栄し、社会主義だった東ドイツが貧困に陥ったため、東ドイツが西ドイツに吸収される形で統合されたのだが、これはその前の話である。

サマーズ氏は次のように述べている。

それは2024年と1954年を繋ぐ門を通るような経験だった。その前後ではすべてが違った。西ベルリンと東ベルリンにはまったく共通点はなかった。

社会主義の失敗

当時、社会主義の国は次々に退廃していった。資本主義経済では起業家が消費者の需要に合わせてどのような商品を作るかを決め、需要が高い商品を作った起業家ほど高い対価を得る。

一方で社会主義の国ではどういう商品が作られるべきかを政府が決定する。

その結果は明らかである。資本主義国家では消費者が欲しがる商品がどんどん作られ、社会主義国家では消費者が欲しがらない商品がどんどん作られた。

そして西ベルリンは栄え、東ベルリンは貧困に沈んでいった。ソ連は崩壊した。中国は鄧小平氏の時代から資本主義をある程度受け入れていった。

今でもかなり社会主義的な小国はある。サマーズ氏は次のように言っている。

北朝鮮は人に出入りをさせないが、それは抜け出す人が出ないようにするためだ。だから韓国から北朝鮮に行くことはできない。

北朝鮮に自由に出入りできないことには理由がある。社会主義国と資本主義国では貧富の差が激しいために、北朝鮮の人々が韓国の豊かな暮らしを見れば、誰もが北朝鮮から逃げ出したいと思ってしまうだろう。

国民にチェックポイント・チャーリーを通らせてはならない。だから自国民を囲うしかないのである。

社会主義の本質

読者の多くは、こうした社会主義の話が過去の遺物であるか、または北朝鮮のような極端な国のものだと思うだろう。

元々、社会主義は裕福な起業家たちを羨んだ労働者や農民に支持されて始まった。起業家が株式を持つことを禁じ、株主の役割を政府が担った結果、政治家だけが豊かになる社会が出来上がったのである。

しかしそれは今の日本に似ていないだろうか? 給与所得の半分を政府に持っていかれる現状は本当に資本主義なのか。東京の真ん中に税金で作られた巨大便器は消費者が望んだ商品なのか。これは社会主義の製品と何が違うのか。


出典:産経新聞
社会主義の本質は、人々の自由な商業活動、自由な物品の売買を禁じ、政府の決めたように経済を動かすことである。

サマーズ氏は次のように述べている。

社会主義を望む人々の衝動を理解することは困難だ。

合意した2人の大人が寝室で何をしようと自由であるのに、なぜ合意した大人同士が市場経済のなかで、互いに合意した賃金で雇ったり雇われたり、合意した金利でお金を貸したり貸されたり、合意した価格で商品を売ったり買ったりを自由にしてはいけないのか?

資本主義に反対することは、合意した大人同士が第三者に害を与えないかぎり、互いに利益がある行為をやっても良いという考えに反対することだ。

資本主義の本質はこうである。人々に自由な経済活動をさせれば、優れた起業家のような非常に裕福な人々が出てきてしまう。それを羨んだ人々は政府がそれを止めてくれると思い、起業家から自由を奪って政府にそれを与えた結果、起業家ではなく政治家が豊かになり、人々はむしろ更に貧しくなったのである。

サマーズ氏は次のように言っている。

反資本主義という姿勢は、本質的には反自由なのだ。

だがそれはまさに日本の状況ではないのか。自分の力で金を稼いだ高所得者から、当選させてくれと乞食のように頼む政治家に金を移転するのが今の日本経済である。

そしてそれは与党を支持した国民の多数派には決して移転されない。それを期待している人々は、控え目に言っても間抜けである。

他人の自由を奪うと自分に返ってくる。ばら撒き政策とはそういうものである。

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受 けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

現実には金融所得の税率は低く、給与所得の税率は高いのだから、多数派に支持された政府が多数派だけ損をする社会を作っているのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55674

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