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円谷プロダクション『ウルトラセブン』 1967年

1:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/26 (Sun) 09:08:16

円谷プロダクション『ウルトラセブン』 1967年


動画
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『ウルトラセブン』は、1967年10月1日から1968年9月8日まで、TBS系で毎週日曜19:00 - 19:30(JST、タケダアワー枠)に全49話が放送された、円谷プロダクション・TBS制作の特撮テレビドラマ(カラー)、および作中に登場するヒーローの名称。

「ウルトラマンセブン」と呼ばれることがあるが、これは誤り[注釈 1][注釈 2]。

概要
内容
宇宙の侵略者から地球を守るウルトラ警備隊と、ウルトラ警備隊をはじめとした地球人に協力するヒーロー・ウルトラセブンの活躍を描いた物語である。

自然現象の一部としての怪獣出現が主なテーマだった『ウルトラマン』に対し、本作品では明確な侵略の意図を持った知的生命体=宇宙人との対立が物語の中心となった。

番組フォーマットは『ウルトラマン』および前番組『キャプテンウルトラ』と同様に、タケダアワーのOP→タイトル画面→CM→OPテーマ→本編(途中でCMを挟まずラストまで放送)の順番で放送された[1]。

制作
本作品は円谷プロの空想特撮シリーズ第3弾である[2]と同時に、TBSによるウルトラシリーズ第4弾として企画された[注釈 3]。『ウルトラマン』と同様に「人類の平和のために戦う特殊チームと、それに協力する巨大ヒーロー」という図式が採用されている。

制作に携わった満田かずほによると、「SF色を強めて高年齢層を取り込むなど様々な面で『ウルトラマン』との違いを意識した」という[3]。

企画は『ウルトラマン』放送中の1966年秋ごろから検討が始まっており[4][5]、「敵は宇宙からの侵略者に統一する」という方向性が示されたうえで[2]、新たな路線を目指すために試行錯誤が続いた。最初の企画案の『宇宙基地No.7』を経て1966年10月中[注釈 4]に提出された『ウルトラ警備隊』という企画案は、「ハードなSFシリーズを実現する宇宙路線」という要望から、『ウルトラマン』の後番組ということは意識せず、宇宙を舞台としたSFといった趣で企画され、宇宙時代に活躍する地球防衛軍隊員たちと侵略者の戦いを描き、変身ヒーローが登場しないというメカニカルな宇宙冒険活劇であった[7][4][6][8][注釈 5]。

その後、手を加えられて『ウルトラマン』に続く番組として、1967年春にまとめられた企画案は『ウルトラアイ』として発展する[注釈 6]。ウルトラ警備隊に母を探して地球にやってきた主人公の諸星弾というR星人と地球人のハーフであるエスパーの少年がスーパーカーの運転手として加わり、危機の際には彼がレッドマンと呼ばれるR星人に密かに変身して異星人と戦う内容に変更された[4][6][8]。『レッドマン』との番組タイトルは円谷ヒーロー作品[注釈 7]でたびたび使われ、本作品の脚本の表紙にもその一文があった時期が存在する[注釈 8]。その後、ヒーローの名前は『快獣ブースカ』の後継作品として金城哲夫が考案していた「7人の猿人が繰り広げる原始時代のコメディ作品」の『ウルトラ・セブン』からタイトルを拝借し[11]、響きや語呂の良さが決定打となって『ウルトラセブン』と正式に決定し、後付けでウルトラ警備隊の7人目のヒーローということとなった[6][8]。ウルトラセブンのデザインは『ウルトラマン』と同じく成田亨が担当し、ロボットのようなメカニカルなデザインから青色基調の西洋の甲冑風の意匠を経て、現在のデザインが生まれた[8]。

本作品の企画書[注釈 9]には、放送開始日が1967年10月15日と記述されていたが、『キャプテンウルトラ』が当初の全26話予定から2話分の短縮措置が取られて全24話となったのを受け、本作品も前述の予定から2週繰り上げとなる10月1日スタートとなった。

「遊星間侵略戦争の激化によって地球が多くの宇宙人に狙われている」という設定が設けられたため、そうした宇宙人の侵略に対抗すべく世界規模の軍事機構・地球防衛軍が組織されたという設定が導入された。ウルトラ警備隊は、地球防衛軍内部の特殊戦闘部隊という設定である。また、ストーリーも敵対的な宇宙人に対する諜報戦が描かれることが多いなど、軍事色が強くなっている。また、個々のエピソードについてもドラマ性が重視され、

地球と宇宙都市の衝突危機という非常事態の中で、本来は悪意のなかった宇宙人との共存の道を見出せなかった悲劇を描いた第6話「ダーク・ゾーン」
単なる宇宙人の侵略にとどまらず、地球人同士の皮相的で壊れやすい信頼関係をも風刺を交えて描いた第8話「狙われた街」
自らの生命維持のために地球人の生命を盗み取る老衰した宇宙人の所業を通し、自己の生存のために他者を犠牲にする現実社会の不条理をも風刺した第11話「魔の山へ飛べ」
宇宙開発局が打ち上げた惑星探査機を侵略兵器と誤解して地球に報復にきた宇宙人の言動を通して、異種族間の相互理解の困難さを描いた第16話「闇に光る目」
地球防衛軍が行った新兵器実験の犠牲になった宇宙怪獣の悲劇を通し、最終的勝利者のいない無意味な軍拡競争への批判を描いた第26話「超兵器R1号」
地球攻撃の捨石にされ、地球で生きることを放棄した宇宙人の少女とモロボシ・ダン(ウルトラセブン)の価値観を対比した第37話「盗まれたウルトラ・アイ」
地球人が侵略者の末裔ではないかという疑問を投げかけることで、セブンの正義を根底から揺さぶった第42話「ノンマルトの使者」
コンピューターとロボットによるオートメーション化の行き着く先を描き、当時の高度経済成長や盲目的な科学万能主義を批判した第43話「第四惑星の悪夢」
など、娯楽作品の枠にとどまらない傑作を生み出した。

宇宙人やその手下である怪獣やロボットも、「地球を狙う侵略者とその生物兵器またはロボット兵器」という趣が強くなって個々のキャラクター性が薄められ、劇中では名前すら明らかにされないケースも存在した。この点は、怪獣のキャラクターを重視し、オープニングで怪獣名を出していた『ウルトラマン』と大きく異なる点である。侵略者がセブンの存在やその正体がダンであることを把握しており、変身道具であるウルトラアイを盗んだりダンの殺害を企てたり、困難な状況に陥れようと試みたこともある[注釈 10]。一方で侵略者がセブンの存在やダンの正体を知らず、セブンの登場に慌てたり驚いたりするパターンもたびたび見られた[注釈 11]。

その一方、身長が自由自在に変えられるなどウルトラマンよりも多彩な超能力を備えたセブンのヒーロー性や、ハードなものから幻想的なものまで多彩に使い分けられた戦闘シーンの演出、ウルトラ警備隊の活躍シーンの爽快さなど、児童層をとらえるエンターテイメント性も追求された。本作品では他のウルトラシリーズと比べて巨大化しない等身大の宇宙人が数多く登場していた分、ウルトラ警備隊にも活躍の場が多く与えられており、セブンに頼らずにウルトラ警備隊のみでこれらの宇宙人を撃滅した例も少なくない[注釈 12][注釈 13]。

そのほか、本作品の特徴として、着ぐるみの流用が前2作品と比べて少ないことが挙げられる。これは、着ぐるみショーがビジネスとして確立したため、着ぐるみの数が1体でも多い方が商業的にメリットがあったためであるという[12][注釈 14]。

本作品は、企画の段階より英国SF作品『サンダーバード』の影響を強く受けており[13][14][15]、商業展開上も前2作品に較べ、メカ類の玩具が多数発売された[注釈 15]。人気絶頂にありながら、撮影スケジュールの遅延などで終了せざるを得なかった『ウルトラマン』の反省を踏まえ、本作品は『キャプテンウルトラ』の放映中にバンクシーンの撮り貯めが行われたが、なかでもウルトラホークなどの防衛軍超兵器の発進シークエンスは、『サンダーバード』のそれを強く意識した凝った作り込みがなされている。

本作品は当初、3クール・全39話の予定で放送を開始したが、前番組『キャプテンウルトラ』で平均25.6%まで下落した視聴率を再び30%台に乗せたことで[注釈 16]局サイドに評価され、1968年3月末には10本の追加制作が決定する。とはいえ、『ウルトラQ』からの累積赤字の深刻化もあり、第3クール以降は着ぐるみや特撮セットの費用の引き締めが行われ、等身大サイズで着ぐるみが不要の侵略者しか登場しないエピソード[注釈 17]も作られた。こうした展開が、ヒーローと大型怪獣との格闘戦を期待する児童層の視聴離れを招き、第36話「必殺の0.1秒」で視聴率16.8%を記録して以降、17%から23%の間を行き来する状況となった。加えてマスコミはこの時期、妖怪ブームとスポ根ブームを喧伝しており、「もう怪獣モノは時代遅れ」の風潮が生まれていた[13][注釈 18]。もっとも、後番組である『怪奇大作戦』の企画会議は、1968年1月12日から本格的に始動しているため[注釈 19]、タケダアワーにおける『ウルトラQ 空想特撮シリーズ』の終了は、必ずしも本作品後半の視聴率低下だけが原因ではない。ウルトラセブン=モロボシ・ダンとアンヌ隊員の別れを描いた最終回(第49話)では、視聴率も放映開始時に近い28.5%を記録した。

時代設定
本作品の舞台は書籍などでは1987年と設定されているが、劇中では明言されていない[16]。SF作品としての設定上、宇宙開発や海洋開発などについては放映当時より進歩している演出があり、ドラマ上でも近代的なビル街や高級な邸宅など、日常的生活感を排した背景が選択されていることが多い。しかし、未来世界の演出は一貫しておらず、1967年当時の日常生活や時代風俗も地方ロケを含めて同時に描かれている。この、近未来設定と当時の風俗が混在する傾向は、前作『ウルトラマン』でも見られる。

以下、作品世界の設定年代が明確な演出と制作当時の年代が見て取れる描写を記す。

演出意図の明確な年代表現
第43話で、ダンとソガが搭乗した宇宙ロケット・スコーピオン号が第四惑星に漂着した際、現在日付を示すカウンターが2000年8月30日と表示されている。
第8話や第45話では日常生活感の強い下町を意図的に使い、未来世界と日常生活が同居する独特の世界観を演出している。
制作当時の年代の事物が現れるもの
相撲中継やプロ野球中継が劇中に挿入され、柏戸や川上哲治、王貞治など当時のスポーツ関係者の名が聞き取れる。
当時の日本では現在と違って喫煙者に対する社会的規制がほとんど無く、第8話で「人類の約半分はタバコを吸っている」とのセリフがある[注釈 20]。
第8話でダンとメトロン星人がちゃぶ台を挟んで対峙する場面がある。
第38話で昭和43年5月16日(木曜日)付けの新聞が登場している。
第42話でアンヌが着用しているトレーナーに、当時の人気グループ・サウンズであったザ・タイガースの公式ロゴがプリントされている。
第45話で蕎麦屋の軒先の張り紙に「ひやむぎ100円」とある。
第49話(最終話)で「30億の全人類」とのセリフがあり、これは当時の世界人口とほぼ同じである。
当時の玩具展開
トイジャーナル1967年11月号において、西武百貨店の海士慶二郎は、怪獣ブームは「子どもの日を境に急激に下降線をたどっています」と述べ、同記事で小出信宏社の石井販売課長も「怪獣ものから宇宙ものへ、消費者の好みは変わりましたね。最初ウルトラセブンの方が強かったんですが、ここへ来てサンダーバードの追い込みはすごいですよ」と述べている。さらに同記事の今井科学の草川克明の言によると「サンダーバードの発売によって当社は、プラ模型[注釈 21]市場を30%おさえた」としている。こうした風潮のなかで、『ウルトラマン』に引き続き、本作品の商品化権を許諾されたマルサン商店が発売したメカ類のプラモデルは好調な売れ行きを示した。マルサン社員だった鐏三郎は「マルサン、ブルマァクを通して一番売れたのが『ウルトラホーク一号』」と述べている[18][注釈 22]。

しかし東宝怪獣映画が一段落を見せ、『ウルトラセブン』終了後にマルサンは倒産[19]。『ウルトラマン』はターゲットを子供に絞って成功したが、スポンサーの武田薬品は「子供に受けても大人に受けなければ所期の目的は達せられない」と考えており、本作品の対象年齢の引き上げを要求した[20]。一方、TBSは「日曜のゴールデンアワーは子供の時間帯」と認識していたのである。この意見の食い違いから、本作品の玩具展開は迷走してしまったとも言える[20]。

もう一つの問題は商品化権の契約金の高騰である。前番組『キャプテンウルトラ』が不振だったため、各社は実績のあるウルトラマンの正当な後継者たる本作品に熱く注目した。このため各品目で激烈な入札競争が行われた結果、契約金の高騰という事態を誘発。契約した会社は高額の契約金を回収しようと大量に商品を供給した。市場に溢れた商品は、最初は消費者を満足させたが、満足しきってしまったために消費者は本作品に対する関心を失っていったのである[21]。

本放送終了後
何度も行われた再放送により、本作品は『ウルトラマン』とともにウルトラシリーズを代表する高水準の作品として幅広く認知され、第2期ウルトラシリーズの誕生や1970年代末期の国産特撮ヒーローの再評価に大きく貢献。また、主人公での出演ではないが、『帰ってきたウルトラマン』に始まる第2期ウルトラシリーズや『ウルトラマンメビウス』と他のウルトラシリーズでの共演によって、セブンを本放送終了後の世代に伝えることに成功した。

過去の円谷プロ作品をデジタル修復してDVD化する「デジタルウルトラシリーズ」では、前2作品を差し置いて第1弾作品に選ばれ、本放送終了から50年経過している現在でもCS放送や地上波再放送が頻繁に行われている。2021年にはNHK BS4Kにて4Kリマスター版が放送されている。

第8話「狙われた街」の後日譚として、『ウルトラマンマックス』第24話「狙われない街」が制作され、かつて倒されたメトロン星人が再登場。監督は本作品と同じく実相寺昭雄が務めた。

また、ウルトラマン30周年作品、35周年作品、40周年作品のように、『セブン』も30周年作品、35周年作品、40周年作品を制作している。1994年から2002年にかけて、本作品の世界観を継承した続編的作品となる『平成ウルトラセブン』[注釈 23]、2007年には40周年記念作品『ULTRASEVEN X』が制作された。

第12話の欠番
第12話「遊星より愛をこめて」は、現在欠番扱いとなっている。詳細についてはスペル星人の項目を参照。

物語
人類が宇宙に進出し始めた近未来。

宇宙では遊星間侵略戦争が激化し、地球侵略を企む宇宙人が次々と地球に飛来。人類はこれに対し、国際組織地球防衛軍を結成して宇宙からの侵略者と戦い始めた。日本にも地球防衛軍の極東基地が建設され、富士山麓の広大な地下基地で300名の隊員が日夜、宇宙からの侵略に目を光らせていた。極東基地には、各部署から選抜された精鋭隊員による特殊部隊ウルトラ警備隊が置かれ、地球防衛の最前線に立っていた。

ある日、クール星人による人間蒸発事件とそれに続く京浜工業地帯爆撃事件に際し、モロボシ・ダンと名乗る風来坊の青年がウルトラ警備隊に協力してきた。事件解決の功績を認められ、ダンはウルトラ警備隊に入隊。

ダンこそ、M78星雲から地球観測に来た恒点観測員340号の仮の姿である。侵略の危機にさらされた地球を守るため、彼は地球に留まったのだ。

ダンはウルトラ警備隊でも対処できない危機には、ウルトラアイを装着して本来の宇宙人の姿に変身する。そして、その超能力を駆使して侵略者や、その刺客である宇宙怪獣と死闘を繰り広げる。ダンの正体を知らないウルトラ警備隊は、自分たちに協力する真紅の宇宙人をウルトラ警備隊7人目の隊員という意味を込め、「ウルトラセブン」と命名した[注釈 24]。

キャスト
レギュラー・準レギュラー
オーディションは1967年6月初旬に行われたものの、レギュラーのキャストはオーディションで決定した者はいない模様である[8]。また、アンヌ役には豊浦美子がキャスティングされており、『レッドマン』の第4話までの決定稿にも豊浦が記されていたが[6]、東宝映画への出演から降板せざるを得なくなって菱見が代わりに推薦されたものの、制作第1・2話の登場シーンの撮影には遅れて参加となった[8]。

各隊員の詳細はウルトラ警備隊の項目を参照。
ウルトラ警備隊
キリヤマ:中山昭二
ダン:森次浩司
アンヌ:菱見百合子(第1 - 10・12・14 - 49話)
フルハシ:石井伊吉
ソガ:阿知波信介(第1 - 18・20 - 49話[注釈 25])
アマギ:古谷敏(第1 - 18・20 - 49話[注釈 25])
地球防衛軍(TDF)
ヤマオカ長官:藤田進(第1・5・25・49話)
タケナカ参謀:佐原健二(第1・2・4・19 - 22・24・26・29・34・39・40・49話[注釈 26])
マナベ参謀:宮川洋一(第1・4 - 7・10・13 - 16・18・23・28・30・32・33・36・42・49話)
クラタ隊長:南廣(第13・35・48・49話)
北村博士:岡部正、松尾文人[注釈 27](第22・27・31・33・48・49話)
ウエノ隊員[注釈 28]:勝部義夫(第1 - 3・5・7・10・16 - 18・21 - 23・26・34話[注釈 29])
ナレーター
浦野光(第1 - 5・7 - 19・21 - 29・32 - 49話[注釈 30])
主なゲスト出演者
※参考文献:『キャラクター大全ウルトラセブン』(講談社・2012年)、『ウルトラセブンイズム』(辰巳出版〈タツミムック〉・2002年)

地球防衛軍(TDF)
ヤナガワ参謀[注釈 31](第1話):平田昭彦
ボガード参謀(第1話):フランツ・グルーベル
石黒達男隊員(第2話):松本朝夫
マックス号船長(第4話):幸田宗丸
防衛軍隊員(第4・6話):岡村春彦、尾鼻隆
SST機長(第5話):緒方燐作
SST乗務員(第5話):若山真樹
長遠距離レーダー管制官(第5話):加藤茂雄、丸山謙一郎
ミズノ隊員(第7話):山中紘
メディカルセンター医師(第11話):上原正三、金城哲夫、赤井鬼介 [注釈 32]
宇宙ステーションV3隊員(第13話):山崎猛
宇宙ステーションV3通信士(第13話):小林正[要曖昧さ回避]、大山修隆、中川秀人
アーサー号艦長(第14話):佐藤功一
防衛軍参謀(第14話):片山滉
マービン・ウェップ(第14・15話):テリー・ファンソワーズ
ヨシダ隊員(第16話):岩本弘司
防衛隊員(第18話):東隆明
メディカルセンター医師(第22話):小島岩
北極圏パトロール機搭乗員(第24話):小沢直平
アラキ隊員(第25話):幸田宗丸
ムカイ班長(第25話):山本廉
防衛軍隊員(第25話):金城哲夫[注釈 32]
野川由紀夫隊員(第27話):広瀬明
スパイナー実験場係官(第28話):三上左京
青木隊員(第30話):山口暁
中西(第30話):小倉雄三
S号艦長(第33話):中川秀人
シラハマ隊員(第35話):鶴賀二郎
ヒロタ隊員(第36話):大橋一元
宇宙ステーションV2隊員(第37話):大川義幸
宇宙ステーションV2通信士(第37話):佐々倉英雄
通信員(第39・40話):岡田敏宏
防衛隊員(第45話):上田耕一[注釈 33]
科学者
ユシマ博士(第5話):山本耕一
カネダ隊員(第8話):伊藤久哉
イトウ博士(第14話):吉原正皓
グリーン博士(第14話):エンベル・アルテンバイ
土田博士(第14・15話):土屋嘉男
ドロシー・アンダーソン(第14・15話):リンダ・ハーディスティー[注釈 34]
宮部博士(第19話):野村明司
岩村博士(第20話):吉田義夫
前野律子博士(第26話):田村奈巳
瀬川博士(第26話):向井淳一郎
リヒター博士(第36話):ピェール・デューカス
真山博士(第44話):増田順司
その他
検問の警官(第1話):大矢兼臣[注釈 33]
神奈川県警の警官(第1話):加藤茂雄、丸山謙一郎
石黒美津子(第2話):中真千子
シズ(第2話):森今日子
酔っ払い(第2話):大村千吉
郵便配達人(第2話):鈴木和夫
謎の少女 / ピット星人(第3話):高橋礼子[注釈 35]
釣り人(第3話):金井大
謎の女(ゴドラ星人)(第4話):水上竜子
通信員(第6話):上西弘次[26]
水島(第7話):佐田豊
水島の妻(第7話):西朱実
水島の子供(第7話):山村哲夫(誠)、中原純子(美香)、藤江喜幸(務)[注釈 33]
ガソリンスタンド店員(第7話):久野征四郎(二郎)、西条康彦(店員B)
ガソリンスタンドの女性客(第7話):シャーリー・スプレクス[27][注釈 36]
ハンター(第7話):伊藤実(木村)、越後憲(今野)
若い男(ライフル魔)(第8話):岡本四郎
吉村刑事(第8話):穂積隆信:第四分署の刑事
第四分署刑事(第8話):鈴木治夫
友里愛子(第8話):浅川みゆ起
友里弘(第8話):富田正明[注釈 33]
おもちゃじいさん(チブル星人)(第9話):植村謙二郎
ゼロワン(第9話):小林夕岐子[注釈 37]
主婦(第9話):加藤土代子
子供たち(第9話):坂上友之、加藤英作
謎の男(イカルス星人)(第10話):山本廉
水野アキラ(第10話):中島洋
水野りつ子(第10話):百合かほる
南村(第11話):春日章良
群馬県警巡査(第11話):佐竹弘行(木下)、鈴木和夫
幸村(第11話):上西弘次
牧童(第11話):荒垣輝雄、鈴木邦夫、松島映一
牧童(第11話):岡田剛一[注釈 33]
若者(第11話):松井隆之[注釈 33]
医師(第11話):金城哲夫、上原正三、宮崎英明[30]
中年の男(第14話):オスマン・ユセフ[注釈 33]
ヒロシ少年(第16話):稲吉千春
ヒロシの母(第16話):北川恭子
ヒロシの友人(第16話):町田政則[注釈 33]
地獄山駐在所の巡査(第16話):堤康久
薩摩次郎(第17話):森次浩司
水木(第17話):田中淑隆
徳田(第17話):松本染升
和田(第17話):国分秋恵
坑夫(第17話):西田敏明
グレイス・ミヤベ(第19話):リンダ・マルソン
榊(シャプレー星人)(第20話):北原隆
光子(第20話):松平有加
玲子(第20話):若山真樹
川田登(第21話):柳谷寛
山本(第21話):権藤幸彦
漁師(第21話):今井和雄、川又由希夫
石山ルリ子(第22話):島つかさ
安井与太郎(第23話):木田三千雄
フルハシ・ユキ(第24話):市川春代
フルハシ・マナ(第24話):山口奈々
旅客機・機長(第24話):ブルーノ・ルシケ
旅客機・副パイロット(第24話):小島岩
旅客機・客室乗務員(第24話):矢野陽子
水木早苗(第27話):宮内恵子
ハイカー(第27話):小西良夫、木之内ゆみ
銀装の女 / ボーグ星人(第27話):近藤征矢
1号車の男A(キル星人)(第28話):野島昭生
1号車の男B(キル星人)(第28話):武下哲也[注釈 33]
16号車の女C(キル星人)(第28話):峯千鶴子 [注釈 33][注釈 38]
16号車の女D(キル星人)(第28話):瀬里ナツル[注釈 33][注釈 38]
3号車の男E(キル星人)(第28話):池田勝 [注釈 33]
3号車の男F(キル星人)(第28話):渡辺弘[注釈 33]
オートバイの男(キル星人)(第28話):船橋竜次[注釈 33]
仁羽教授(プロテ星人)(第29話):成瀬昌彦
南部冴子(第29話):北林早苗
一の宮貞文(第29話):剣持伴紀
香織(第31話):松坂慶子
高田医師(第31話):伊藤実
香織の友人(第31話):若山真樹(良子)、斉藤陽子(直子)
松島看護婦(第31話):矢野陽子
シャドウマン(第33話):滝川浩、東龍明、竹村暢芳[注釈 33]
第三病院院長(第33話):笹川恵三
ユタ花村(第34話):真理アンヌ
老女(第34話):春江ふかみ
謎の男(第34話):吉原正皓
警官(第34話):山本武志、伊藤健雄
マゼラン星人マヤ(第37話):吉田ゆり
トラック運転手(第37話):鈴木邦夫[注釈 33]
プラネタリウム解説者(第37話):星野寿彦
杉崎治(第38話):吉田継明
杉崎ゆき子(第38話):川口恵子
ユグレン博士(第38話):ピーター・ウィリアムス
交通情報アナウンサー(第38話):渡辺晃三
夏彩子(第40話):新井茂子
矢口(第40話):平浩一
川中(第41話):上田忠好
竹村(第41話):梅津栄
角谷(第41話):田浦正巳[注釈 39]
藤島玲子(第41話):宮川和子
伊集湖の釣り人(第41話):大村千吉
真市(第42話):町田勝紀
真市の母(第42話):野中マリ
カマタ隊員(第42話):二瓶正也
校長(第42話):天草四郎
教師(第42話):毛利幸子
海底開発センター係員(第42話):佐竹弘行
ロボット長官(第43話):成瀬昌彦
ロボット署長(第43話):森塚敏
アリー(第43話):愛まち子
アリーの弟(第43話):川田勝明
ギオ(第43話):小野川公三郎
飼育係(ゴリー)(第44話):滝恵一
民子(第44話):西朱実
福新(フクシン)三郎[注釈 40](第45話):冷泉公裕
金子ゲン(源さん)(第45話):渡辺文雄
重さん(第45話):ミッキー安川
少年(ペロリンガ星人)(第45話):高野浩幸
工場長(第45話):金井大
警官(第45話):和久井節緒
近所の人(第45話):中原成男
サロメ星人(第46話):嘉手納清美(幹部の女)、高橋正夫(首領)
佐藤(第47話):小林昭二
佐藤敏江(第47話):三條美紀
佐藤一郎(第47話):藤本高司
警官(第47話):松本敏男
林(第47話):寄山弘
山田夫人(第47話):大山デブ子[注釈 41]
佐藤夫人(第47話):聖恵子
登坂アナウンサー(第49話):篠原大作
由美(第49話):鈴木節子[32][注釈 33]
秋夫(第49話):加藤信一[32][注釈 33]
由美と秋夫の母親(第49話):益田愛子
声の出演
※全てノンクレジット

ウルトラホーク発進時のアナウンス:満田かずほ
クール星人(第1話):矢田耕司
ゴドラ星人(第4話):小林恭治
ビラ星人(第5話):辻村真人
ペガッサ星人(第6話):日笠潤一
ガソリンスタンドの女性客(第7話):栗葉子
メトロン星人(第8話):中江真司
ワイルド星人(第11話):丸山詠二
スペル星人(第12話):谷津勲
アイロス円盤の電子頭脳(第13話):矢田耕司
マービン・ウェップ(第14・15話):山田康雄
ドロシー・アンダーソン(第14・15話):牧野和子
ペダン星人(第14・15話):八代駿、田辺洋
アンノン(第16話):中江真司
バド星人(第19話):槐柳二
グレイス・ミヤベ(第19話):栗葉子
ミミー星人(第21話):村越伊知郎
シャドー星人(第23話):上田耕一[注釈 42]、大島マリ子
旅客機・機長(第24話):増岡弘
カナン星人(第24話):矢野陽子[注釈 42]
ポール星人(第25話):矢田耕司[注釈 43]
宇宙観測艇8号(第26話):島田彰
ラリー映画のナレーター(第28話):浦野光
ペガ星人(第36話):辻村真人
ゴーロン星人(第44話):矢田耕司
ペロリンガ星人(第45話):浦野光[注釈 43]
セブン上司(第48・49話):和田文夫
スーツアクター
ウルトラセブン:上西弘次(第14・15話を除く)[33]
ウインダム(第1話)[34][35]:春原貞雄
ワイアール星人(第2話)[36][35]:春原貞雄、佐々木孝吉[37]
エレキング(第3話)[35]:鈴木邦夫[注釈 44]
エレキング(第3話)[35]:池田芙美夫
ミクラス(第3話)[35][38]:西京利彦[注釈 45]
ゴドラ星人(第4話)[36][35]:西京利彦
ペガッサ星人(第6話)[36]:山本一
キュラソ星人(第7話)[36][35]:松原靖
メトロン星人(第8話)[36]:荒垣輝雄
イカルス星人(第10話)[36][35]:鈴木邦夫
ワイルド星人(第11話)[36][35]:荒垣輝雄
スペル星人(第12話)[39]:中村晴吉
アイロス星人(第13話)[36][35]:荒垣輝雄
ウルトラセブン(第14・15話)[40][41]:菊地英一[注釈 46]
キングジョー(第14話、15話)[36][35][43]:中村晴吉
キングジョー(第15話)[35]:加藤芳巳[注釈 47]
アンノン(第16話)[36][35]:中村晴吉
ユートム(第17話)[36][35]:中島春雄
ベル星人(第18話)[36][35]:鈴木邦夫
バド星人(第19話)[36][35]:中村晴吉
バド星人(トランポリン演技)(第19話)[35]:沖田幸勝
ギラドラス(第20話)[36]:松島映一
ギラドラス(第20話)[36][35]:加藤芳巳
シャプレー星人(第20話)[36][35]:荒垣輝雄
ブラコ星人(第22話)[36][35]:荒垣輝雄
ブラコ星人(第22話)[35]:春原貞雄
ガブラ(第23話)[36][35]:鈴木邦夫
シャドー星人(第23話)[36][35]:上田耕一、佐藤千枝子
ウインダム(第24話)[34]:鈴木邦夫
カナン星人(第24話)[44]:酒井久美子、浜田ひろ子、山田みどり[注釈 48]
ガンダー(第25話)[36][35]:山村哲夫
ミクラス(第25話)[36][35]:鈴木邦夫
ギエロン星獣(第26話)[36][46]:鈴木邦夫
ボーグ星人(第27話)[46]:鈴木邦夫
恐竜戦車(第28話)[36]:鈴木邦夫
プロテ星人(本編)(第29話)[36][46]:山本一
プロテ星人(特撮)(第29話)[36][46]:山村哲夫
プラチク星人(第30話)[36][46]:鈴木邦夫
ダリー(第31話)[36][46]:山村哲夫
リッガー(第32話))[46][47]:加藤芳巳[注釈 49]
アギラ(第32話)[46][47]:鈴木邦夫[注釈 49]
ダンカン(第34話)[48]:西京利彦
ザンパ星人(第35話)[49]:鈴木邦夫
ペテロ(第35話)[50]:松島映一[注釈 50]
ペガ星人(第36話)[51]:鈴木邦夫[注釈 51]
クレージーゴン(第38話)[36][46]:松島映一
ガッツ星人(第39・40話)[46]:西京利彦
ガッツ星人(第39・40話)[36][46]:池島美樹
アロン(第39話)[36][46]:西京利彦
ウインダム(第39話)[34][46]:西京利彦
テペト星人(第41話)[36]:池島美樹
テペト星人(第41話)[46][注釈 52]:春原貞雄
テペト(41話)[52]:松島映一
テペト(41話)[52]:西京利彦
ガイロス(第42話)[53]:西京利彦
ゴーロン星人(第44話)[54]:西京利彦[注釈 53]
ゴリー(第44話)[36][46]:滝恵一
ペロリンガ星人(本編)(第45話)[46][56]:鈴木邦夫
ペロリンガ星人(特撮)(第45話)[57]:西京利彦
ニセウルトラセブン(第46話)[58]:西京利彦
ニセウルトラセブン(第46話)[58]:池谷哲也
アギラ(第46話)[58]:西京利彦[注釈 53]
フック星人(第47話)[59]:小宮スポーツセンターのアクロバット3名
ゴース星人(第48・49話)[36][46]:池島美樹
セブン上司(第48・49話)[46]:上西弘次
パンドン(第48話)[60]:西京利彦[注釈 53]
改造パンドン(第49話)[60]:西京利彦[注釈 53]
スタッフ
監修:円谷英二
プロデューサー:末安昌美、三輪俊道(TBS)、橋本洋二(TBS)
脚本:金城哲夫、山田正弘、菅野昭彦、若槻文三、上原正三、佐々木守、市川森一、藤川桂介、南川竜、赤井鬼介、山浦弘靖、川崎高
原案:虎見邦男(第32話)
監督:円谷一、野長瀬三摩地、満田かずほ、鈴木俊継、実相寺昭雄、飯島敏宏、安藤達己
特殊技術:高野宏一、有川貞昌、的場徹、大木淳
撮影(本編):永井仙吉、逢沢譲、福沢康道
撮影(特撮):鈴木清、佐川和夫、中堀正夫
美術(本編):岩崎致躬
美術(特撮):成田亨、池谷仙克、深田達郎
OPにはクレジットされないが、着ぐるみ造形は主に高山良策、円谷プロ造形部が担当。機電には倉方茂雄が担当
助監督(本編):山本正孝、安藤達己、吉村達之
助監督(特撮):円谷粲、東條昭平、田口成光[61]
照明(本編):新井盛、小林哲也
照明(特撮):小林哲也、小林和夫、安藤正則
操演(本編):中島徹郎、平鍋利夫
操演(特撮):平鍋功、大沢哲三、太田勝美
編集:柳川義博、小林煕昌
記録(本編):関根ヨシ子、木村佳代
記録(特撮):鈴木徳子、田中敦子、安藤昌江、高野和恵
現像:東京現像所
録音:キヌタ・ラボラトリー
音楽:冬木透
製作主任(本編):高山篤
製作主任(特撮):熊谷健、房前義勝
制作担当:塚原正弘
制作デスク:新野悟
制作:円谷プロダクション、TBS
音楽
劇中音楽は冬木透が担当した。ジャズ編成の劇伴が多用された『ウルトラマン』(音楽宮内國郎担当)から一変して、オーケストラ編成主体の楽曲が多くなっている。冬木は奥行きのある世界観を表現するために多くの楽器や編成を用いる形で検討した結果、シンフォニックなスタイルに至ったとしている[62]。

また、第47話にはヨハン・シュトラウスの皇帝円舞曲[注釈 54]、最終回には、シューマンのピアノ協奏曲イ短調が使われていること[注釈 55]など、音楽の面ではクラシック音楽志向がうかがわれる。

主題歌・挿入歌
すべて作詞:東京一 / 作曲・編曲:冬木透。

「ウルトラセブンの歌」
歌:みすず児童合唱団、ジ・エコーズ
印象的な重厚な和音と、それに続くコーラスで始まることで有名で[注釈 56]、ホルンによる「合いの手」が入ることも極めて特徴的である(このような特徴は当時の同種の作品には見られない)。円谷一からは、子供たちの聞く音楽であることを意識し、音楽性が育つような和声感覚を重視した曲作りが要望されていた[62][63]。この曲は、クラシック音楽の世界で「英雄の調」といわれる変ホ長調で書かれている。冒頭部分の「セブン」を連呼する歌詞は、円谷(東京一)の書いた歌詞が短かったため、冬木が付け足したものである[63]。
主題歌を歌っている男性コーラスグループ「ジ・エコーズ」は、尾崎紀世彦がメンバーを務めていた「ザ・ワンダース」の変名である[注釈 57]。
最初に録音されたバージョンは、『ウルトラマン コンプリート・ソング・コレクション1』(1996年、日本コロムビア)に収録された際に「ウルトラセブンの歌 Version 2」というタイトルが付けられており、2番と3番の歌詞が一部逆になっているほか、みすず児童合唱団のコーラスが中間部にも入るという違いがある。Version 2は主題歌としてはNGになったが、1996年以前に発売されたレコードやCDでは、こちらが「ウルトラセブンの歌」のタイトルで収録されている場合もある。また、一部のエピソードや、『帰ってきたウルトラマン』から『ウルトラマンタロウ』でセブンの登場シーンに挿入歌として使用されたほか、カラオケもBGMとして使用されている。平成ウルトラセブンでは、『ウルトラセブン誕生30周年記念3部作』まではVersion 1がオープニングに、Version 2がエンディングに使用された。
『ウルトラセブン1999最終章6部作』とその続編『ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作』では、ささきいさおによる「ウルトラセブンの歌99」(『EVOLUTION』ではリミックス版)が使用された。
メロディチャイム調にアレンジされたバージョンが、2014年から円谷英二の出身地である福島県須賀川市の防災行政無線で、朝7時の時報として流されている。同年1月14日には、ウルトラマンが音源を市長に手渡しするイベントが行われた[66]。
「ウルトラ警備隊」
歌:東京マイスタージンガー
「ウルトラ警備隊の歌」と表記されることも多い。劇中では原則としてカラオケが使われているが、第5話のラストシーンのみ歌入りで使われた。
「ULTRA SEVEN」
歌:ジ・エコーズ
主題歌候補として作曲された「ウルトラセブンの歌」や「ウルトラセブンの歌 パート2」と同時期に作曲された[63]。主に満田かずほ監督のエピソードで、ウルトラ警備隊の出動シーンやセブンが人間大で行動するシーンなどに使われた。『1999最終章』のためにささきいさお、石原慎一、風雅なおと、渕上祥人による「ULTRA SEVEN 99」が録音され、『EVOLUTION』ではエンディングに使用された。
「ウルトラ少年の歌」
歌:みすず児童合唱団
劇中未使用。
「THE THEME SONG OF "ULTRA-7"」
訳詞:Maya Taguchi / 歌:子門真人
ハワイでの放送に合わせて録音された、英語版主題歌。当時は現地のレーベルのみの取り扱いだった。
テレビサイズはオリジナル版のカラオケにボーカルを被せているが、フルサイズはカラオケも新たに録音されている。
「ULTRA-7」
歌:子門真人
「ULTRA SEVEN」のカバー。「THE THEME SONG OF "ULTRA-7"」のB面に収録された。
当時発売されたシングルではモノラルでの収録となっていた。ステレオ版は長らくコーラス入りのカラオケのみが商品化されていたが、その理由は不明。歌入りのステレオ版は『ウルトラマン コンプリート・ソング・コレクション1』(1996年、日本コロムビア)で初商品化となるはずだった[67]が、手違いでこの時もカラオケが収録されてしまい、実際に商品化されたのは『ウルトラマン コンプリート・ソング・コレクション(CD-BOX版)』(1999年、日本コロムビア)が初となった[68]。
もう一つの主題歌
本作品の主題歌には、「ウルトラセブンの歌」の他に「ウルトラセブンの歌 パート2」(パートIIとも表記)が存在する。この曲名は後年LPレコードに収録された際の便宜上のもので、実際には「2曲作られたうち、採用されなかった主題歌候補の曲」である。録音時の楽曲リストには「ウルトラセブンの歌B」と表記されている。

本来は主題歌とほぼ同じ歌詞があるが、作中では第4話の戦闘場シーンでカラオケの形で使用。その後、第7話や第36話でも使用されたが、これは同曲の出来栄えを捨て難く思っていた満田かずほが自身の監督作で作曲者・冬木透の了解を得て使用[69]。

『ウルトラマンA』や『タロウ』では、2番-3番の間奏に編集を施してゾフィー登場のテーマ曲として多用[注釈 58]。

放送日程
各怪獣の詳細はウルトラセブンの登場怪獣を参照。
放送日、放送順は本放送資料、および公式資料に準拠[70]。
放送日 放送回 制作順 サブタイトル 登場怪獣・宇宙人 脚本 監督 特殊技術
1967年10月1日 1 5 姿なき挑戦者 クール星人
ウインダム 金城哲夫 円谷一 高野宏一
10月8日 2 2 緑の恐怖 ワイアール星人
人間生物X 野長瀬三摩地
10月15日 3 1 湖のひみつ[注釈 59] エレキング
ピット星人
ミクラス
10月22日 4 4 マックス号応答せよ[注釈 60] ゴドラ星人 山田正弘
金城哲夫 満田かずほ 有川貞昌
10月29日 5 6 消された時間 ビラ星人[注釈 61] 菅野昭彦 円谷一 高野宏一
11月5日 6 3 ダーク・ゾーン ペガッサ星人 若槻文三 満田かずほ 有川貞昌
11月12日 7 8 宇宙囚人303 キュラソ星人 金城哲夫 鈴木俊継 的場徹
11月19日 8 10 狙われた街 メトロン星人 実相寺昭雄 大木淳
11月26日 9 11 アンドロイド0指令 チブル星人
ゼロワン 上原正三 満田かずほ 的場徹
12月3日 10 7 怪しい隣人[注釈 62] イカルス星人 若槻文三 鈴木俊継
12月10日 11 12 魔の山へ飛べ ナース
ワイルド星人 金城哲夫 満田かずほ
12月17日 12 9 遊星より愛をこめて
(現在欠番) スペル星人 佐々木守 実相寺昭雄 大木淳
12月24日 13 13 V3から来た男[注釈 63] アイロス星人 市川森一 鈴木俊継 高野宏一
1968年1月7日
[注釈 64] 14 17 ウルトラ警備隊西へ 前編[注釈 65][注釈 66] キングジョー
ペダン星人[注釈 67] 金城哲夫 満田かずほ
1月14日 15 18 ウルトラ警備隊西へ 後編
1月21日 16 14 闇に光る目 アンノン 藤川桂介 鈴木俊継
1月28日 17 16 地底GO ! GO ! GO ! ユートム 上原正三 円谷一 大木淳
2月4日 18 15 空間X脱出 ベル星人
吸血ダニ
グモンガ
吸血植物 金城哲夫
2月11日 19 19 プロジェクト・ブルー バド星人 南川竜 野長瀬三摩地 的場徹
2月18日 20 20 地震源Xを倒せ[注釈 68] シャプレー星人
ギラドラス 若槻文三
2月25日 21 21 海底基地を追え アイアンロックス
ミミー星人(声のみ) 赤井鬼介 鈴木俊継 大木淳
3月3日 22 22 人間牧場 ブラコ星人 山浦弘靖
3月10日 23 23 明日を捜せ[注釈 69] ガブラ
シャドー星人 南川竜
上原正三 野長瀬三摩地 的場徹
3月17日 24 24 北へ還れ! カナン星人
ウインダム 市川森一 満田かずほ 高野宏一
3月24日 25 25 零下140度の対決 ガンダー
ポール星人
ミクラス 金城哲夫
3月31日 26 26 超兵器R1号 ギエロン星獣 若槻文三 鈴木俊継 的場徹
4月7日 27 27 サイボーグ作戦 ボーグ星人 藤川桂介
4月14日 28 28 700キロを突っ走れ! 恐竜戦車
キル星人 上原正三 満田かずほ 高野宏一
4月21日 29 29 ひとりぼっちの地球人 プロテ星人 市川森一
4月28日 30 30 栄光は誰れのために プラチク星人 藤川桂介 鈴木俊継 的場徹
5月5日 31 31 悪魔の住む花 ダリー 上原正三
5月12日 32 32 散歩する惑星 リッガー
アギラ 山田正弘
上原正三 野長瀬三摩地 高野宏一
5月19日 33 34 侵略する死者たち[注釈 70] シャドウマン 上原正三 円谷一
5月26日 34 35 蒸発都市 ダンカン 金城哲夫
6月2日 35 36 月世界の戦慄 ペテロ
ザンパ星人 市川森一 鈴木俊継
6月9日 36
[注釈 71] 33 必殺の0.1秒[注釈 72] ペガ星人 山浦弘靖 野長瀬三摩地
6月16日 37 37 盗まれたウルトラ・アイ[注釈 73] マゼラン星人 マヤ 市川森一 鈴木俊継
6月23日 38 40 勇気ある戦い クレージーゴン
バンダ星人[注釈 74] 佐々木守 飯島敏宏
6月30日 39 38 セブン暗殺計画 前篇[注釈 75] アロン
ガッツ星人
ウインダム 藤川桂介
7月7日 40 39 セブン暗殺計画 後編 ガッツ星人
7月14日 41 42 水中からの挑戦 テペト
テペト星人 若槻文三 満田かずほ
7月21日 42 41 ノンマルトの使者 ガイロス
ノンマルト 金城哲夫
7月28日 43 43 第四惑星の悪夢[注釈 76] ロボット長官
ロボット署長
第四惑星人 川崎高
上原正三 実相寺昭雄
8月4日 44
[注釈 77] 45 恐怖の超猿人 ゴーロン星人
猿人ゴリー 上原正三
市川森一 鈴木俊継 大木淳
8月11日 45
[注釈 77] 44 円盤が来た[注釈 78] ペロリンガ星人 川崎高
上原正三 実相寺昭雄 高野宏一
8月18日 46 46 ダン対セブンの決闘 にせウルトラセブン
サロメ星人
アギラ 上原正三
市川森一 鈴木俊継 大木淳
8月25日 47 47 あなたはだぁれ?[注釈 79] フック星人 上原正三 安藤達己 的場徹
9月1日 48 48 史上最大の侵略(前編) ゴース星人
セブン上司
パンドン 金城哲夫 満田かずほ 高野宏一
9月8日 49 49 史上最大の侵略(後編) ゴース星人
セブン上司
改造パンドン

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