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2022/12/19 (Mon) 14:39:55
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「ペンションすももの木の音は素晴らしかった!」
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073803
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真空管アンプ「カトレア」のバッファアンプ
2011年10月27日
直熱三極管 Casバッファアンプ完成
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=68
この珍管でバッファアンプを作りました 音楽家に是非聞いていただきたいバッファでクリアーな音と響きの良さは音楽を楽しく聴かせてくれます またオーデェオライフを楽しめるような内容にしました 今までに無いバッファアンプです
※写真をダブルクリックすると大きくなります
ヒーター回路
三端子回路でヒーター回路を作り ソケットを二重に浮かせ振動をシャットアウトしました
ファインメットアウトトランス
ドイツバルボ社製のCas シールドされていますが直熱の三極管です またファインメットコアのアウトトランスはダブルカットコアです
アンプの切り替え付き
アンプ3台の感度が2段切り替え付きで スピーカーは2組の切り替え付き それぞれの組み合わせで瞬時に切り替わるので違いが良く解ります
この端子数と内部
どうしても端子が多くなります 入力は5種類です
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=68
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真空管アンプ「カトレア」のバッファアンプ
ドイツの直熱三極管Bas「プルメリア」
http://www.cattlea.jp/product/?no=64
価 格 200,000円
サイズ W380*D345*H195
回路構成 球一段トランスアウト
入力感度 最大10V
出 力 入力の3倍
使用真空管 Bas
B電源回路 5Y3
NFB回路 なし
納 期 1.5ヶ月
ヨーロッパの球は音楽性と空気感が違います
是非楽器を演奏する方へ一度聞いて下さい透明度 繊細度 バッファ作り20年間ついに完成しました 自信を持ってお勧めしますこの音楽の脈動感を!!
アンプ3台 スピーカー2組の切り替えが出来ます 入力は5系統
トランスはファインメットコアトランスのダブルカットコアです
特別仕様で 重要箇所をOFCの金メッキ線と銀線シール線を使用したアンプ仕様に出来ます プラス20.000円
球の在庫でBasに変更されました
写真の物は特注仕様でキャノンタイプの端子に成っています。
※音楽の香りを楽しんでもらうために「プルメリア」と命名しました
回路図
http://www.cattlea.jp/up_img/amp/64/f_01.pdf
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真空管アンプ工房 カトレア CATTLEA プルメリア
オーディオ雑誌「管球王国」でも有名で大人気の真空管アンプ
カトレアのバッファーアンプです。
パワーアンプ三台をセレクターで切り替え出来
二セットのスピーカーもセレクター出切り替え出来ます。
コードの繋ぎ変えを一切せずに、常時6通りの使い方が出来ます。
簡単に説明するとボリューム付のセレクターで
私はプリアンプとして使用しておりました。
元々、真空管のパワーアンプが数台手元にあり
気分で繋ぎ変えて使っていましたが、
真空管アンプの場合コードの繋ぎ変えや取り扱い等
煩わしく何か良い方法はないかと調べたところ
真空管アンプ製造で有名なカトレアから
こんな便利なアンプが販売していて
しかも、カトレアで実際アンプの視聴に使っている
品質の高さも信頼でき購入しました。
我が家では300BシングルとVT52シングル、EL34プッシュプルの
三台の聴き比べに使い始まましたが
最終的にはその三台にスピーカーを二セット設置し
聴くジャンル、ソースやパワーアンプとスピーカーの相性に
あわせて、切り替えて使っていました。
入力はフォノ、CD1、CD2、チューナー、AUXで
フォノはイコライザーは入っていません。
パワーアンプにあわせて入力ゲインも二種類切り替え出来ます。
画像のように三台のパワーアンプと二種類のスピーカーを
接続しておけば、その時々に切り替えて鳴らすことが出来ます。
何より、回路が違ったり出力管の違うパワーアンプを
聴き比べしたい方、作るそばから真空管アンプが増える方には
マストなアイテムかと思います。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n500741653
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2022/12/19 (Mon) 15:04:13
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バッファーアンプってなんですか?
質問者:bn-pt55質問日時:2007/09/08 10:05
なんとなくは解るのですが?詳しく解りません教えてください。
No.2ベストアンサー
回答者: kenta58e2 回答日時:2007/09/08 11:43
エレキギターやエレキベースにおけるバッファアンプのことでよろしいですか?
めちゃくちゃ簡単な説明で言えば・・・
エレキギターやエレキベースのピックアップは、ある意味「弦の振動を利用した発電機」と言えるのですが、あんなに小さいピックアップとあんなに細い弦の振動では、発生する電気(電力)はめちゃくちゃ小さいわけです。
もちろん、ギターアンプはそんな小さい電力でも大きく増幅して爆音が出せるのですが、電力が小さいほど、ギター等からアンプに行くまでのシールドの抵抗等が馬鹿にならず、音が痩せたりノイズが乗ったりしやすいわけです。
そのような音痩せやノイズを防ぐために、ピックアップになるべく近いところにアンプを付けて、電力を大きくしてやればよい…わけなんですが、この時に電力を大きくしようと「電圧」を上げてしまうと、ギターアンプは本来ピックアップ直の小電圧用に作ってあるので、過電圧になって音が割れてしまいますね。
よって、この用途のアンプは、ギターアンプに過電圧が加わらないよう、「電圧は変えず電力だけアップする」アンプを用います。このような設計/用途のアンプを総称して「バッファアンプ」と呼んでいます。
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さてここで、「電圧が同じなのになんで電力が上げられるのか?」という疑問がありますと、「インピーダンス」の意味がわからないと、なかなか難しい話になってしまいます。
インピーダンスを説明すると、本1冊書けてしまうので、ごくさわりだけ(というか、キーワード的に)言えば、
その1
・電圧は高いが電力が少ない=インピーダンスが高い=ノイズ・音痩せ等に弱い
・電圧は低いが電力は大きい=インピーダンスが低い=ノイズ・音痩せ等に強い
という一般的な関係。
その2 インピーダンスというのは出力側と入力側の両方にあるもので、
・出力インピーダンスの高い機器から入力インピーダンスの低い機器を繋ぐと、ノイズや音痩せが激しくなる。
・出力インピーダンスの低い機器から入力インピーダンスの高い機器に繋げば、ノイズや音痩せが少ない良好な伝送になる。
という関係。(俗に言う「Low出し、HIGH受けの原則」)
最後にその3
・エレキギターやエレキベースの出力インピーダンスは、実はめちゃくちゃ高い部類である。
・バッファアンプの「電圧は変えず電力だけアップする」という働きは、「インピーダンスを低くする」という意味と同じである。
と、これだけ覚えておけば、実務上は十分だと思います。
ただ、以上の回答は、あえて便宜的な表現を使っている部分も多いので、本当の専門家の方からは、ダメ出しが出るかも…です。なので、自信度は「参考意見」にしておきます。
No.3
回答者: k_b_pa_mus 回答日時:2007/09/08 12:49
電子回路でいうバッファーアンプは、入出力の保護・増幅・各種の変換を行う回路の総称です。
ギター・ベース本体の内蔵ブースターとか、内蔵プリは、ピックアップのバッファーアンプということになります。
(1) 入力される、電気信号レベルを統一し、次の回路で扱う最適のレベルまで増幅させるアンプ。(ギターアンプでは、歪が起きるレベルまで上げるのが最適?)
(2) CR系・LC系のトーンコントロールやパッシブのローパス・ハイパス・バンドパス(ノッチ)のフィルター系の挿入損失を補正するために設けるアンプ。
(3) マイクなどのバランス出力をアンバランスに直したり、バランス入力タイプの業務用機器につなぐ時やBTLでパワーアンプにつなぐ時、アンバランス出力をバランス出力に変換するなど、電気信号の位相を変換するためにトランスの代用として使うアンプ。
(4) 複数ある電気信号を、ミックスする時や、出力信号を複数に分ける時、他の入出力に影響を与えないようにするためにインピーダンス変換をするアンプ。
等々。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3325934.html
Vol.03 「バッファーアンプとは?」
https://umbrella-company.jp/contents/umbrella-company-hp-btl-adapter-technology-03/#:~:text=%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
バッファーアンプとは、日本語では“緩衝増幅器”と訳され、入力側と出力側の間に入り、互いに与えあう影響を断ち切るアンプ回路のことをいいます。
回路を接続するという事は、送り出し側Aの出力インピーダンスと受け側のBの入力インピーダンスが接続されること。
通常は、Aの出力インピーダンスとBの入力インピーダンスが接続されれば「それらの関係に応じて変化した信号」が伝送されます。
双方のインピーダンスが互いに影響しあい「分圧」や「電圧降下」を発生させ、影響が大きければシグナルのロスにつながり、周波数特性の変化や歪みの増加などの望ましくない影響が現れます。
ローインピーダンスで出力し、ハイインピーダンスで入力する【ロー出し/ハイ受け】は伝送の基本で、十分な比を持った【ロー出し/ハイ受け】のインピーダンス関係であれば、伝送のロスは無視できるくらいの極小さなものになります。
【ロー出し/ハイ受け】のインピーダンス比が近い場合、または逆転している場合は影響が大きく、伝送のロス、つまり音質変化(劣化)が発生します。
ここでAとBの間に【バッファーアンプ】を介することで、Aが出力するシグナルを変化させることなく受け取る事ができます。さらに、受け取ったシグナルを変化させることなくBへ出力することができます。
つまりAとBが干渉しないので「変化のない、そのままの信号」を受け渡す事ができるのです。【バッファーアンプ】は、AとBの間で互いに生じていた変化を断ち切る事で、変化のない正しい伝送を行います。
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★バッファーアンプ、具体的には何をしているのか?
バッファーアンプは、送り出し側と受け側の間でシグナルに変化を与えないように影響を断ち切ったうえで、変化のないシグナル伝送を行います。その条件を満たすためにバッファーアンプは以下の4点の特徴を備えております。
【バッファーアンプの4つの特徴】
1.入力インピーダンスが十分に高い
2.電圧増幅度が1倍 (0dB)
3.出力インピーダンスが十分に低い
4.電流出力の強化
1.入力インピーダンスが十分に高い
送り出し側の出力インピーダンスと比べて、受け側の入力インピーダンスが十分に高ければ、電流はほぼ流れることなく、電圧降下が抑えられます。
電圧降下が起こらなければ、送り出し側からの信号のロスを抑え劣化なくシグナルを受け取る事ができます。
2.電圧増幅度が1倍 (0dB)
電圧増幅度とは、増幅器の増幅動作能力を数値で表わします。入力と出力の電圧の大きさの比◯◯倍 や、それをdBに変換した形で表します。
電圧増幅度を変えると、信号の振幅(音量)が変化します。バッファーの役割としては振幅が変わってはいけないので、電圧増幅度は 1倍 (0dB)を基本的に厳守となります。
3.出力インピーダンスが十分に低い
入力側で高いインピーダンスでロスなく受けた信号を、出力側では出力インピーダンスを十分に低くした強いシグナルで負荷へ供給します。負荷インピーダンスと比べ出力インピーダンスが十分に低ければ、シグナルのロスを防ぎ音質劣化に強い回路と言えます。
また、低出力インピーダンスを実現するにあたり、4. 電流供給能力 も関わってきます。
4.電流出力の強化
バッファーアンプには十分な電流供給能力も必要です。いくら低インピーダンス出力であっても、これが非力であれば要求される電流よりも少なく供給されることで電圧降下を起こし、レベルの低下や歪みの発生などの音質劣化を引き起こします。特に負荷(受け側)にヘッドホンのようなインピーダンスの低い機器を繋ぐ場合には、電流供給能力が音質を大きく左右します。
低出力インピーダンスであってもそれをキープできるのは供給可能な電流値以内の動作に限られます。その電流値を上回った場合は信号が歪み、異常動作となり、低出力インピーダンスでもなくなります。
低出力インピーダンス と 電流出力の強化 この2つの要素により、完璧に追従した電圧と電流の供給を可能にし、どんな負荷に対しても音質劣化なく高音質をキープした信号を出力します。
★バッファーアンプとは(まとめ)
ハイインピーダンス入力 / ローインピーダンス出力 という特性や性質がありますので「インピーダンス変換器」というイメージが定着しているようです。電流出力の強化に関しては、用途によってはあまり重要でない事もあり無視されがちですが、強化された電流出力能力を備えてこそ本当のバッファーアンプであり、バッファーアンプの重要な役割です。
バッファーアンプとは、「信号源からシグナルの電圧を変えずに受け取るための高い入力インピーダンス、電圧も電流も完璧に追従したシグナルを出力する低い出力インピーダンス&高い電流出力を備えた、電圧増幅度 0dB のアンプ回路」 です
https://umbrella-company.jp/contents/umbrella-company-hp-btl-adapter-technology-03/#:~:text=%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
バッファアンプってなんでしょうか。
2015/07/06 20:59
https://okwave.jp/qa/q9007424.html
知りあいは、CDを聴くときは真空管パワーアンプに直接つなぎ
パワーアンプのボリュームで音を調整していました。
レコードを聴くときだけ、プリアンプを通しております。
しかし「バッファアンプ」っというものを製作しました。
ウエスタンのトランスと真空管を使用して製作したものを
CDプレーヤーとの間に通すようになりました。
それにボリュームがついておりますが、
それを通すと素晴らしく良い音に聴こえます。
「バッファアンプってなんなんですか?」っときいても、
「緩衝っといって、ここでいったん信号をここで受けてからだすものだ」
っと説明されて「あぁ・・なるほど」と言ったのですが、
全く意味がわからないです。
プリアンプやプリメインアンプにも入っているものなのでしょうか。
2015/07/07 17:18
回答No.6
John_Papa
No.1です。捕捉ありがとうございます。
捕捉に対する回答は、他の回答者さんが答えて下さっていますので省略します。
で、今回は少し気になった事
回答者さん達の回答を見ていると、kyabetu-sishou が判らなくてもしかたがないな。という気がしてきました。
「アンプは増幅器。」その通り
「バッファアンプは増幅しない、あるいは増幅率1」。間違い。
「バッファは増幅しない、あるいは増幅率1。」概ね正解。
「概ね」の理由は、トランスのように減衰するバッファがあるから。
減衰分をアンプで増幅してトータル増幅率1にした物も、バッファとアンプの組み合わせなのでバッファアンプという事になります。
では、「バッファアンプ」とは、インピーダンス整合と電圧増幅(voltage amplification)の複合体。
厳密に答えると、このようになります。
No.1にてダイレクトボックスを「バッファアンプ」ではなく、あえて「バッファ」と記したのは、手抜きではなく厳密に答えておきたいからです。
ところで世間と言うのはそんな厳密なものではありません。
普通、バッファ不可欠のプリアンプやパワーアンプを、バッファを付けずに、アンプと呼びますね。バッファが主役では無いという意味合いも有るのでしょう。まあ一般的に、縁の下の力持ちであるバッファが有ることさえ忘れられていますけど。これらがバッファアンプと呼ばれる事は実験室ならともかく世間一般ではまずありません。
そんな軽いノリで、アンプの無いバッファをバッファアンプと呼んでしまう人も多く居るようです。まあ目くじら立てずに、日本語伝統の言葉遊びの一環として捉えるのが無難なのでしょう。和歌のマクラコトバやカケコトバのように、「バッファ」を導き出すために意味を持たせぬ「アンプ」というコトバをくっつけてる、みたいな。
また、ただの「アンプ」ではなく「バッファアンプ」と言うからには、「バッファ」の方に重点があるんだな、的な。
日常会話では、厳密さを期待せずに、話の中に吹く風を読んで(雰囲気で)調子を合わせる必要があります。ここに厳密さを持ち込むとカドが立ちます。
甚だしい例では、増幅器が無いボリュームボックスを「パッシブプリアンプ」(←名称が馬鹿馬鹿しいの紹介しません、興味があれば検索して見てください)と称する製品も有るくらいです。もちろん増幅器が無いのでアンプではありませんが、アンプという言葉が、それほど軽がるしく使われていることの象徴でもあります。
で、実際どうなのよ、と問われる時には、風を読む受け答えでは核心に到達する事はありません。
難しいですね。我々の文化と言葉って。
話を戻して、
トランスと真空管で製作したものであれば、バッファとアンプの組み合わせになりますので、間違いなくバッファアンプですよ。そしてボリュームも付いているので、プリアンプでもあります。
これに入力セレクターが付けば、もはや社会通念的にバッファアンプと呼ばずプリアンプと呼ぶほうが相応しくなります。
アンプは増幅器
バッファはインピーダンス整合器
バッファアンプは、増幅器+インピーダンス整合器
これで行きましょう。
質問者からの補足
2015/07/07 22:05
再度回答ありがとうございます!
バッファなんてあえて言わないんですね。
中国製で真空管の「バッファアンプ」っと売っているものがありますが、あれはアンプじゃないんですね。音を増幅しないわけですから。あれは「バッファー」なんですね。増幅率が1っとTXV12003様に添付していただいたURLにも書いておりましたね。トランスを積んでいれば減衰することがあっても基本的には音量は変わらないものなんですね。
なので、知りあいが「バッファアンプ」っと言っておりますが、これは「トランスを積んだプリアンプ」っということなんですよね。もうアンプの中にバッファーが入っているのは当たり前のことで、それをいちいちバッファアンプなんていわないんですね。
「パッシブプリアンプ」っというのは、音質調整とセレクターだけの機能しかない、ものによっては1系統しかないものもありますね。これは・・・ただのボリュームですよね。
それならFOSTEXのpc-1eも「パッシブプリアンプ」って売りだしてもいいような気がしますね。
最近のパワーアンプにセレクターとボリュームだけをつけたようなアンプを「プリメインアンプ」っとよぶのも抵抗があるのはわたしだけなのでしょうか・・・。
ボリューム付パワーアンプと変わらない気がします。
>>アンプは増幅器
>>バッファはインピーダンス整合器
>>バッファアンプは、増幅器+インピーダンス整合器
>>これで行きましょう。
はい!
そうします(笑
2015/07/07 21:31
回答No.7 iBook-2001
なるほど、かなり高度な部分の話題ですねぇ。
バッファーアンプ、あるいは高い増幅目的では無いラインアンプの効果でしょう。
アンプ=増幅回路 という翻訳は間違いでは有りませんが、漢字の語意から多少誤解される事が多いのです。
単純に、信号の電圧だけ高めるなら、トランス(トランスフォーマー)でも可能です。
しかし、信号のエネルギーは出夏が高く成っても、その分、電力は減ってしまい、トータルではイコール、、、じゃなく、トランスの変換効率に応じて絶対的なエネルギーとしては必ずロス分が有ります。
じゃぁ、ロスした分だけ真空管の増幅回路で補えば、、、という単純計算の物では有りません。
トランスは効率よく通過出来る周波数帯域が決っています。さらに前後の信号インピーダンス値により影響を受けます。有る意味で直流カット、高周波カットという、バンドパスフィルターの役割も持っています。
(50Hz/60Hzという決った範囲の利用設計された電源トランスは、数百Hzならモンダイは無いと思いますが数キロHzという部分ではカットされ、非常に効率が低いはず。)
音声信号のライン系にトランスを用いる事で、不要な直流に近い範囲や、電波帯等の無用な高周波をカット出来ます。
しかし、トランスは設計や製作で、固有の音色感も付いてしまう事が有るので、半導体アンプが一般化してからは、良いトランスを用いる事はコストアップになるため、トランスレス方向になっています。
管球アンプ時代はそもそも動作が「高電圧/低電流」なので、いろいろな部分に「良いトランス」を組み合わせるのが、より良い製品の必要条件でもありましたし、正しく使っていた「良いトランス」はよほどの事が無い限り壊れませんし性能劣化もほとんど無いので、ヴィンテージオーディオファンには古い物でも大切に使うのが常識化しているくらいですよ。
さて、トランスのオイシイ部分を活かすため、全盛時の回路、真空管を組み合わせた事により、電圧や電流にたいして大きな余裕度を得る事が出来、トランスや管球の持つ音質感も良い方向に組み合わさった場合にだけ、本当に「良い音」と感じられる環境が出来たのでしょう。
バッファーアンプ(回路)は、前後の機器(あるいは回路)の違いに対して、余裕を持って連結するための物で、時にはインピーダンス変換という役割にも成って居ます。
(前後の差異を吸収する、という意味でもあるのでしょう。)
『プリアンプやプリメインアンプにも入っているものなのでしょうか。 』
今では、入っている機器も有りますし、入っていない機器もあります。
出来るだけシンプルな構成の方が、ピュアな信号を得られる、という発想も有って、あえて無くした上で高音質を目指す製品も有りますが、多くの大衆向け機器ではパーツが減れば生産コストが削減出来る、という事から、こういう構成を採用する事も有ります。
推薦機器の組み合わせ、システムコンポが主流に成った時代から、こういう方向が多く成ったのでは無いでしょうかねぇ。
同社/他社を問わず、多様な機器と接続する事を前提とした場合は、相互の影響を最小限にする為、各入力端子にバッファーを備えたり、セレクター(スイッチ)で選ばれた後の部分に乳入力バッファー回路を儲けた製品は、少し高価な製品ではまだまだ多く存在します。
この他に、プリアウトや録音機器への出力など、出力部にバッファー回路を装備した製品も存在します。
レコーディングやコンサートなどで多用される「オーディオミキサー」は、多様な操作が出来る回路や外部機器を用いるので、有る意味では「バッファーアンプ回路」の集合体。と言う事も出来ます。
限定された回路であれば、前後接続機器の影響を前提に設計する事でトランスやバファー回路を省略し、低コストで良い音が得られる可能が有りますので、「シンプルisベスト」とか「ピュアストレート」とかのキャッチコピーで、コスト的な手抜きを「良い事」というイメージでアピールした時代も有りました(本当に高度な意味で良さは有る、ただし組み合わせ条件が狭い。。。。)
オーディオは「ケーブルを変えても音が変わる」と言う、もはや科学を超えた感性判断、官能評価という分野も有りますが、そもそも現代の様な多種多様な精密測定を出来にくかったビンテージ機器の時代は、素直に「聴いてみて良い方を」という試作/試聴を非常に多く繰り返した結果ですから、好む/好まない は別として、本質的な部分はかなり高品位な再生音が得られたのでしょう。
(こういう良さを感じ取りますと、ビンテージオーディオ機器に大きく興味を持つように成りますね、ただ、古き良き時代の名機で良品を入手するには、それなりの知識力と財力が必用で、知識だけは多少長い事オーディオが好きだったのですが、今の私には財力が無いから、、、、、、残念)
バッファーアンプ(回路)が有れば、良い音に鳴る。という事では有りません。
現代では数十円のIC(OPアンプ)でバッファー回路が造れちゃいますが、音質(音色)に配慮し高度な使いこなしをしませんと、単なる「対応性が広いだけ」で、決して音質上のメリットは無い。
(こういう構成機器よりも、パーツを減らし全体、トータルサウンドでよく考えられた安価製品の方が良かったりする事も有りますし、そういう製品の大半が「厳選したパーツを採用し、可能な限りピュアでストレートな音を得るため、パーツ数を極限まで減らした結果、今までに無い音楽の魂をダイレクとにお届け出来ます」とか言うキャッチコピー(宣伝文句?)を付けた物の方が良く売れた、という商業的理由もあるので、シンプル化が好まれた、という時代も有ったのは事実でした。
本当の「理想」は、物理的にも矛盾があるので、たくさん有る理想論の中で、どこに妥協点を見いだすか、個人の感性で選択するしか無いのかもしれません。
なお、同じ機器でも違う人(違う部屋?)では、同じ音が得られると言う事は、ほぼあり得ません。
機器を導入し、それで再生している人、その人の環境内でよく調整、セッティングが煉り込まれた時、その人が求めた良い音の鱗片が感じられます。
WEのトランスと真空管を組み合わせた「バッファアンプ」、これを使えば音が良く鳴る。という短絡的考え方は大きな間違い、あくまで「トータル」の機器、そしてその機器を使っている「人」の感性で、より良く鳴るだろう、という方向を信じて努力した、高度なチューニングを経た結果が「非常に良い音に感じられた」と言う事です。
質問者からのお礼
2015/07/08 00:35
バッファアンプの内容から、知りあいの音の変化に至る内容までありがとうございます。
オーディオは感性や好みが入りますので、電気的な知識とのバランスが大切だと回答を見て思いました。
回答ありがとうございます。
質問者からの補足
2015/07/07 23:01
>>WEのトランスと真空管を組み合わせた「バッファアンプ」、これを使えば音が良く鳴る。という短絡的考え方は大きな間違い・・・と言う事です。
この最後の文章はおっしゃるとおりだと思います。
私の質問文からそのように感じてしまいますよね。
あくまでも知りあいの家のシステムにマッチしただけの話だと思います。
バッファーを使用することで、幅広い機種に対応できるっというのが一番のメリットなのでしょうか。それが音質UPにはつながらないわけですね。他社製品を使用したり、いろんな組み合わせに対応するためについているものなんですね。なので、プリアンプやプリメインアンプには当然入っているものだったんですね。
でも、今はおっしゃるように、最小限の機能のアンプがありますよね。
john_papa様の欄でも書きましたが、プリメインアンプではなくて、ボリューム付パワーアンプだと思うんですが・・・。でもそんな細かいことをいってはいけないんですね。
シンプル化も私がオーディオを始めてからもあった気がします。「プリアンプvsパッシブアッテネーター」なんて記事がありましたし、プリメインアンプにも「パワーアンプダイレクト」っというのがついていましたね。それもシンプル化のひとつですよね。
知りあいは、ビンテージを意識しているわけではないのですが、20代からシステムをかえていないので、70歳になった今、結局はビンテージになっています(笑
聴く曲は新しいものばかりなんですが・・・。
そして、鳴っている音も現代の音ではないですが、録音が新しいものばかりのせいか、ビンテージっという感じもしません。聴きなれたせいもあるかもしれませんが・・・。
でも聴くたびに素晴らしい音だなぁっと思います。
スピーカーの線もわざわざ当時のWEの細い単線を使用しているらしいです。
私の300BシングルにもところどころWEの抵抗や線が使われていますが、
私は普通のありきたりのもので良かったです・・・。
あまり知りあいの好みの音にしてほしくなかったです。
ビンテージって「鮮度が高い音?」(なんて言ったらいいんでしょう)なんだと思いました。
バッファから離れてしまいました。すいません・・・。
2015/07/07 09:55
回答No.5 nijjin
この場合、CDの出力(トランジスターの音)をトランスや真空管を使って真空管アンプ風の音付けを行うための緩衝装置と言ったところでしょう。
ついでにマッチングも取れるしボリュームもつけて便利に使えるように・・・という状態かと思います。
質問者からのお礼
2015/07/08 00:24
知りあいの音の変化はまさに回答内容のとおりだと思います。
CDの音色に味付けをしたのが、バッファ以上に音が変わった要因なのではないかと皆さんの回答を読んでいて思いました。
回答ありがとうございます。
質問者からの補足
2015/07/07 21:47
いや本当にそうかもしれません。
John_papa様や、HALTWO様の回答に書かれているのをみると、すごい高いインピーダンスに効果を発揮するような内容でしたが、知りあいのプレーヤーの出力インピーダンスはそこまで高くはないです。
おっしゃるように、真空管アンプに繋いでいるのですが、さらにウエスタンのトランスの味付けを加えたっというところが大きいような気がします。
知りあいにきいたところ、最初はライントランスを作ろうと思ったみたいですが、トランスを売ってくれたお爺さんから(っといっても知りあいも70歳ですが・・・)、このバッファアンプの回路図のコピーをもらったそうです。
それで作ったので、知りあい自体もこれにそこまでの効果があるのかはわからなかったそうですが、これに似ているトランスをつんだものが、市場でかなりの高値で取引されているのを知って作ったそうです。うそか本当かはわかりませんが・・・そういっておりました。
2015/07/07 06:04
回答No.4 noname#215107
例えば、5Vの電圧出力のセンサーが有ったとして、このセンサーが反応した時に5V駆動のブザーを鳴らしたいけれども、センサーの出力では力不足でブザーが鳴りません。
そこで、電圧は5Vのままで、電流を多く供給したいという場合に使うのがバッファアンプです。
回路的にはボルテージフォロワと言います。
http://aldeban.com/faq/0053/faq_0053.html
電圧増幅はせず、出力インピーダンスの高い素子の出力を低インピーダンスにして出力します。電圧の振幅は変えないままで、消費電流の大きい負荷を駆動したい場合に利用します。
質問者からのお礼
2015/07/08 00:22
これ以上ないくらいわかりやすい回答をいただいたのに、あまり理解できなくて申し訳ありません。
これからはバッファーについて人には説明できるようになるまでになりたいです。
回答ありがとうございます。
質問者からの補足
2015/07/07 21:40
難しい・・・こんなに難しい質問をしている自覚がない自分がいかに勉強不足か痛感しております。
添付していただいたURLをみたのですが、これは普通に学生でもわかることなのでしょうか
・・・。私、40歳にして泣きそうになっております。
でも、書いてある内容は、今までの回答のことを書いていることはわかりました。
kngj1740 様の回答に近いようなことも書いてますね。
>>回路の分離 「回路の分離」とは、回路と回路を接続した際、後段回路の故障などによる影響を前段回路に及ぼさないようにすることができるということを意味している。
っという文章以後の部分が似ていると思いました。
バッファの説明も
>>電圧増幅度が1なのでこの回路の役割がないように思えるが、
・入力インピーダンスが非常に大きい
・出力インピーダンスが0に近い
これをオーディオいうところのロー出し、ハイ受けっということなんですよね。
あまりに幼稚なので、40歳の人間を相手にしているような文章に感じないかもしれませんが許してください。
2015/07/07 02:35
回答No.3 HALTWO
うーん、別の方の御質問に答えた回答が専門用語だらけで難しいとの御指摘を受けてしまったので(汗)、平易な解説をしようと思い立ったのですが、例によって長文になってしまい、返って解りにくくなったかも(滝汗)……。
中学校で電気は
[1]:(電圧)×(電流)=(電力)……P=VA (または W=V×A)
[2]:(電流)×(抵抗)=(電圧)……V=IR (または V=AΩ)
などと習った筈です。
[1] は家庭での電気代等を考える際に使いますので覚えているものですが、[2] は電気系の工作を趣味や仕事にしていないと使う事がないでしょうから忘れてしまいがちですよね(^_^;)。
Impedance とは交流抵抗のことなのですが、同じ電流値の電気を各々、高抵抗と低抵抗の径路に流すと、高抵抗の径路の方が高電圧になることが [2] の式により理解できると思います。
中学の理科でも理解できる直流抵抗で説明すれば、1Ω の抵抗値を持つ (A) の出力から 99Ω の抵抗値を持つ (B) の入力までの径路に 100V の電圧をかける、つまり、合計 100Ω の回路に 1A の電気を流すと……(A) には 1A1Ωで 1V、(B) には 1A99Ω で 99V の電圧がかかることになり、100V の電圧のうち 99% は (B) で受けていることになります。
逆に (A) を入力、(B) を出力にしてしまうと、(A) は全体の 1% しか電圧を受けることができず、残る 99% は受け取って使うことができませんので、熱などに変わって無駄になってしまいます。
一見「電気は抵抗が大きく電圧の高い所から抵抗が小さく電圧が低い所に流れる」という小学校の理科で習う知識で捉えてしまうことから混乱しがちなのですが、高い所から低い所に水を流すのではなく、端子と端子の間を高電圧の電子で満たす際に両端の端子にどれほどの電圧に分圧されるのかと考えるのが中学の理科になります。
低 Impedance の出力から高 Impedance の入力に接続する「ロー出しハイ受け」というのは、このように入力端子側に効率良く電気を受け取らせるために採用されているのです。
実際、100kΩ なんて高 Impedance 出力の端子から一般的には 10kΩ 程度の Line 入力端子に Cable を繋ぐと音が小さくなってしまうのも、10kΩ の入力端子では全体の 10/(100+10) に当たる 9% ぐらいの電圧しか取り出せないことから、音量が 1/10 に下がってしまうのですね。……でも音量が低下したり、音質が損なわれたりはするものの、入力回路が壊れるわけではないので、音は出ます。
ただし、最大出力が 8W/8Ω (8V1A) の Power Amp' に 4Ω の Speaker を繋ぐと、8V の電圧をかけて出力する Power Amp' は 4Ω の抵抗径路に対して 2A の電流を流そうとしますので、8V1A (8W) 分の電源供給しか行っていない電源を持っていたり、8W 以上の熱損失 (発熱) に耐えられない回路構成になっている Amp' では 8V2A (16W) を出そうとするあまり、壊れてしまう場合があります。……まぁ Volume Contorller で出力を絞っている限りは最大出力以下の出力しか出しませんので壊れることなんて滅多にないのですが……。
このため Line 入力端子の Impedance は高 Impedance の方が有利であり、1MΩ なんて Impedance にした Pre-Amp' も製品化されていたりするのですが、最終的には Rec Out や Pre Out といった Line 出力で 10kΩ 以下、Speaker Out では 8Ω 以下にまで引き下げなければならないことから、安価な半導体素子で比較的淡雲な回路を組む一般製品では 10kΩ ぐらいの Line In になるのが普通です。
交流信号では電圧が大きく低下するほどの負荷がかけられると高周波の動作ほど負荷がかかって動作しにくくなり、周波数特性の均一性が乱れたり、位相のずれといった現象から波形が歪んで音質が低下します。
そのため「ハイ出しロー受け」では音が小さくなるだけでなく、鈍った音になったりする一方で、これを解消して「ロー出しハイ受け」の状態にしてやれば音が澄んで音質が改善されるというわけです。……御質問者さんが仰る Western の Transformer と真空管を用いた Buffer Amp' もちょうどこのような状況を現出させているわけですね。
充分な効率で電圧を受け取っているものであれば高利得の電圧増幅回路にしなくても Volume Controller で音量調節を行える余裕がありますので、恐らく真空管と Volume Controller で「ハイ受け」の回路を組み、Transformer で「ロー出し」の状況にする構成になっているのだろうと思います。
「ロー出し」Impedance と「ハイ受け」Impedance との Impedance 比がどれほど取られていれば音質を損なわずに済むかは聴く人の感覚にも依りますので明確な定義はないと思いますが、一般的に入力端子の Impedance は出力端子の Impedance に対して 3~4 倍も取れていれば問題ない筈です。……大抵のものが「600Ω 出し 2.2kΩ 受け」とか「2.2kΩ 出し 10kΩ受け」などになっていますものね。……抵抗素子の抵抗値は規格化されていますので、複雑な回路構成にでもしない限りは入力及び出力の Impedance 値は様々な製品間でも大体似たような値になります。
勿論、理論的には「1MΩ 受け」なんて複雑な回路構成を採る珍しい製品の方が有利ではあるのですが、実際はその後に設置されている回路がどんな音にするのかで左右されることから「1MΩ 受け」なんて高 Impedance 入力機の方が音質が良いなどと言えるものでもありません。
Amplifier (増幅器) とはその名の通り「増幅」を行う機器のことですので、増幅率を示す「Gain (利得)」も電圧の増幅率にしか用いられないのが普通ですが、Buffer Amp' とは電圧増幅は行わずに「ハイ受けロー出し」の Impedance を引き下げる役目を行う回路でありながら、回路を構成する Transistor や抵抗及び Condenser といった素子は増幅器と同じものであり、増幅器の回路とは素子同士の接続の仕方 (電気径路の構成法) が違うだけのものですので Amplifier という名前が用いられているのです。
Buffer という言葉は Computer では Buffer Memory という「Data を一時的に貯め込んでおき、使用する段になって初めて順序よく出力する Memory」にも使われており、Portable CD Player が振動で音飛びしないように Data を 1 秒分ほど貯め込んでから順序よく出力させるよう内蔵させている Memory Chip も Buffer Memory と呼んでいます。
Buffer Amp' は入力信号を一時的に貯め込んで、信号が乱れないようにしてから出力する回路のことで、Audio 信号では「ロー出し」の端子から「ハイ受け」で受け取り「ロー出し」で次の回路に渡す回路構成とすることで乱れ (音質劣化) を防ぐと共に、電圧はそのままに抵抗値を下げることから結果的に電流を増やす性質を持っています。
「電流を増やす」という性格は 4V2kΩ (=2mA、または 8mW) の入力を、電圧は 4V のままで Impedance を 4Ω に下げることで電流を 1A に増やし、4V1A=4W にする Power Amplifier の回路にも当てはまります。……電圧を増幅させるわけではないので Gain (利得) は 0 なのですが、電力は 8mW から 5 百倍の 4W というようなものに増やしているのが Power Amplifier になります。
それと A No.1 John_Papa さんが紹介されている Direct Box も、出力 Impedance が滅茶苦茶変化して高い時には数百kΩ にも跳ね上がる Electric Guitar の出力を 10kΩ 程度の Line 入力端子で受けてしまっては音量が不安定になるだけでなく、音色も激変してしまうことから「良い音色で安定した信号を受け取る」ためにも 1MΩ なんて「ハイ受け」で受けて 10kΩ 程度の Amp' 入力端子に対して 2.2kΩ なんて値で「ロー出し」してあげるものになっている製品で、激変する高 Impedance 出力の信号を苦も無く受け止めて安定した低 Impedance で出力し直すために、通常の Buffer Amp' よりは複雑で高い信頼性 (安定性) を持つ回路になっているわけですね。
うーん、簡単に説明するつもりが長文になってしまい、夜なべしてしまいました(笑)。
素敵な Audio Life を(^_^)/
質問者からの補足
2015/07/07 21:28
夜なべまでしていただいて回答をくださりありがとうございます。
中学の時、勉強しておけばと思っております・・・。
>>中学の理科でも理解できる直流抵抗で説明すれば、1Ω の抵抗値を持つ (A) の出力から ・・・このように入力端子側に効率良く電気を受け取らせるために採用されているのです。
この回答内容をみて、ロー出し、ハイ受けの意味が少し分かった気がします。
逆だと無駄が多くなり、効率が悪いことになるんですね。
>>Buffer Amp' は入力信号を一時的に貯め込んで・・・電圧はそのままに抵抗値を下げることから結果的に電流を増やす性質を持っています。
バッファっというのは、やっぱり抵抗値を下げるものなんですね。
結果的に電流が増える・・・これも音質的にはいいことなんですよねきっと。
ダイレクトボックスっというものを調べてみましたが、結構当たり前に使用されているようで驚きました。私は全く知らなかったです。20年ベースを弾いてきて、ここまで無知なのは私くらいなものだと思います。
知りあいのプレーヤー(DAC)は、2.5v/10kΩとなってました。
っということは、そこまで高い出力インピーダンスではないと思うので、知り合いが製作したバッファアンプっというものは、「音の色付け」っという意味合いの方が強いように回答を読んでいるうちに思いました。
もっともっと勉強しないと、せっかく詳しい回答をいただいたのに、理解できない箇所があり非常に申し訳なく思っております。でも、読み返しているうちになんとなくですがわかってきました。計算はわからないですが、LUXMANのプリアンプも10kΩの信号を受けて、新しいプリアンプであれば300Ωでだしている時点で、バッファ器?が入っているっということなんですよね。
もう一度ちゃんと整理して理解しようと思います。
なんだか貴重な時間を割いていただいたのに、あまり理解できなくて申し訳ありません。
勉強しておくんだったなぁ・・・って後悔してます。
2015/07/06 22:19
回答No.2 kngj1740
緩衝増幅器と訳されます。前段と後段の間の影響をなくすために間に入れる増幅器の事です。たとえば前段の出力が半導体増幅器を想定しているのに、後段の増幅器が真空管増幅器などという場合、いわゆるミスマッチが起こることがあります。そういう場合に使用します。必要がなければ使用しないほうが音質の劣化は少ない筈です。オーディオではあまり聞きませんが、無線の送信機などでは使用されています。発信回路の後に緩衝増回路を置き、そのあとに所定の電力に増幅する電力増幅回路があります。電力増幅回路の影響が発信回路に及び発信周波数が変動するのを防止するためです。
質問者からの補足
2015/07/06 23:50
知りあいはアマチュア無線も趣味でやっております。
知りあいが私に説明を適当にするのが分かったような気がします。
私に説明をしても理解できことをわかっているからなんだと思いました。
実際、kngj1740様の丁寧な説明をよんでも、私には難しくて理解ができない・・・。
なんとなくわかるのは、半導体パワーアンプに真空管プリアンプは相性が悪いと昔はいわれていたのを聴いたことがありますが、そのようなことに通じる話なのかなっと思いました。
必要がなければ使用しないほうがいいのですね。
でも音質が良く聴こえたっと言うことは、回答にあるような効果を発揮したからなんですよねきっと。CDプレーヤーとパワーアンプの間に入れるとミスマッチを直してくれるっということですね。
無線でも、トランジスタと真空管のミスマッチを補正するのが「バッファアンプ」なんですね。
難しです・・・。
2015/07/06 22:14
回答No.1 John_Papa
オーディオアンプ関係では、本来の「衝撃緩和」という意味からは意味合いが外れて使われています。
オーディオで意味するところは、「インピーダンス整合器」に当たると思います。
一般的に高インピーダンス入力/低インピーダンス出力です。
バッファアンプ無しで接続すると、前後互いの干渉で特性や音質が損なわれるところを、できるだけ干渉を無くして本来の特性が発揮できるようにするのがバッファアンプの役目です。
『プリアンプやプリメインアンプにも入っているものなのでしょうか。』
当然ながら入っています。
大きな電圧・電力増幅も伴いますので普通バッファアンプとは呼びませんが、回路的にはパワーアンプがバッファンプです。ただ、通常はプリアンプと組み合わせる為に、お使いのCDプレーヤのインピーダンスがちょっと想定外だった、という状況なのでしょう。
顕著な例では、楽器の分野で「ダイレクトボックス」と呼ばれているアンプがバッファアンプの単機能に特化した商品です。アンプの無いトランスだけの「パッシブダイレクトボックス」も有ります。普通のアンプにとってギターって滅茶苦茶な暴れインピーダンスですので、まともな音を伝えるにはこういった専門のバッファが必要になるのです。
プリアンプもパワーアンプを接続するのに適正な「バッファアンプ」機能を持っています。ダイレクトボックスに比べれば平凡なバッファアンプですけど。
『ウエスタンのトランスと真空管を使用して製作したものを
CDプレーヤーとの間に通すようになりました。
それにボリュームがついております』
これ、立派なプリアンプですよね。
『それを通すと素晴らしく良い音に聴こえます。』
というのは、このバッファアンプを入れる事でCDプレーヤーとパワーアンプに対して適正なインピーダンスの仲立ちができた、という事です。
質問者からの補足
2015/07/06 23:34
よく「ロー出し、ハイ受け」っと言われますが、なんとなくしかわかりませんでした。
CDの入力を真空管パワーアンプで直接受けるよりは、バッファアンプで一回うけてインピーダンスを下げればいいっという解釈でいいのでしょうか。
知りあいが製作したものは、入力が1系統なのですが、これはもうプリアンプなのですね。
うーん良く分からないですが、marantz7やLUXMAN CL-35などの立派なプリアンプをもっていますので、わざわざバッファアンプを製作しなくてもプリアンプで同じ効果が得られたっとうことになるのかもしれないのですね。
どうしてもウエスタンのトランスと真空管で作ってみたかったのかもしれませんが・・・。
楽器の分野ではダイレクトボックスってありますよね。
私は楽器をしていながら、これは一体になにをするものなんだろうっという無知っぷりでした。
これを使用してインピーダンスを下げたて安定させるっということなのでしょうか。
難しいです・・・。
https://okwave.jp/qa/q9007424.html
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3:777
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2022/12/19 (Mon) 16:06:46
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参考 他社製のバッファーアンプ
チューブオーディオラボ
CDバッファーアンプ ・・・2022/08/15~8/28【更新】
https://shinkuukan2.web.fc2.com/2022/05/2022_05.html
CDバッファーアンプ Ⅱ ・・・2022/09/09~10/05【更新】
https://shinkuukan2.web.fc2.com/2022/06/2022_06.html
チューブオーディオラボ真空管アンプ工房 - YouTube動画
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/303.html
激安だけど音がぼけるだけの無意味なプリアンプ _ 真空管プリアンプ FX-AUDIO- TUBE-01J 5,420円
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004392
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4:保守や右翼には馬鹿しかいない
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2023/02/19 (Sun) 04:08:22
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真空管アンプ「カトレア」のバッファアンプ
あたらしいバッファアンプ制作中 2009年10月17日
今度のバッファはバス・トレモノ付で アウトプットトランスは新型のファインメット仕様のトランスを使用し透明度を追求しました 完成をご期待して下さい。
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=18
新型バッファアンプ完成 Ⅱ 2010年03月09日
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=19
ファインメットコアを使用したバッファアンプで使用真空管は12AU7と6AH4で構成しています 改良を加えて3/5に完成しました。
ファインメットコアトランス仕様
スピーカ 2種類 アンプ3種類 入力5回路をコントロール出来ます 完成品で 129,000円 トーンコントロール付は 145,000円
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=19
▲△▽▼
直熱三極管によるバッファアンプ制作開始 2010年09月28日
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=42
三極管の低域のしまりとずば抜けた透明感の有る音質とを求めて アンプを設計しました。これまで傍熱管の三極管を使用したバッファアンプなどを作りましたが やはり直熱管のバッファアンプの音質が忘れられなく 再度作ることにしました。
このカリン材のシャーシーが完成しました
こんな感じでシャーシーが完成しました
これからのトランスケース
トランスのケースに木材を使用して閉じ込めない開放的な音質を求めて非金属で作りました これからのカトレアアンプはこのケースを使用したアンプを作りますバッファはチークの寄せ木仕上げです 基本的にはウォールナット材を使用したケースに為ります この天然木質を見て下さい
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=42
新型バッファアンプ制作中Ⅱ 2010年10月29日
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=43
ファインメットトランスを使用しチークの寄せ木でシールドなしで最高の環境を作りいい音を追求しました まだ完成していませんが途中報告です
71Aの直熱バッファアンプ
入力5系統 アンプ3台 スピーカー2組を自由に切り替えて使えます
真空管オーディオ
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=43
このデザインで真空管アンプ 2010年11月04日
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=45
気軽さと柔らかい音とデザインでお薦めの一台です 写真をクリックして拡大して見て下さい
天然木の木目は綺麗です
球はB電圧250Vから300Vぐらいで40㎜Aから50㎜Aの球がベストです
こだわり真空管アンプ
カトレアらしいアンプを見て下さい
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=45
新型バッファアンプ完成 2010年11月04日
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=44
音質的にバランスが最高の三極管そして透明感の直熱管 贅沢なファインメット材の出力トランス接続線の影響を抑えるための600Ω出し 内部の配線用シールド線は テフロン皮膜の銀線を使用した贅沢なパーツを使用しました また パワーアンプ三台とスピーカー二組を接続できワンタッチで組み合わせができて とても便利です 入力は5コの入力できす。(W390*D250*H170)
真空管アンプ「カトレア」のバッファアンプ
71Aの球を使用した真空管アンプ
トランスのカバーはチーク材の寄せ木仕上げでとても綺麗で またトランスを鉄でカバーをしないで開放的な音を求めました トランスのカバーは非金属が理想です
アモルファストランス使用したバッファアンプ
5入力 アンプ3台 スピーカー2組の組み合わせがワンタッチで出来ます
銘木を使用したシャーシーとトランスカバー
カリン材を使用したシャーシーとチーク材の寄せ木で仕上げたトランスカバーを作りました。
真空管アンプの内部
オーダーメイドトランスなどを使用したアンプで ヒーター回路は両波整流回路を使用し電源効率に拘りました。
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=44
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5:保守や右翼には馬鹿しかいない
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2023/02/19 (Sun) 04:10:42
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真空管アンプ「カトレア」のバッファアンプ
2016年05月28日
新しいバッファアンプが完成しました
http://cattlea.jp/news/info.php?id=137
WE101から始まって3A-109、VT-25A、VT-52、Cas、Basと発展してきました。今回はSTC CV1676で作りました。特注のローターリースイッチほかファインメットトランスと贅沢な内容です。
豊富な入出力でオーデェオライフを応援します。
スピーカーが2組、アンプは4台、入力6の切り替えが可能です。またキャノン入力、出力がそれぞれ1つ対応しました。
STC CV1676をコーティング
直熱管のためノイズを減らす工夫として、球全体をコーティングしました。
http://cattlea.jp/news/info.php?id=137
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6:保守や右翼には馬鹿しかいない
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2023/02/19 (Sun) 04:16:03
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真空管アンプ「カトレア」のバッファアンプ
2018年03月04日
新しいプリアンプが完成です「アナログ」
http://cattlea.jp/news/info.php?id=147
直熱管を使用したバッファ段とCR結合のフォノイコライザー段(防熱管)の構成です。バッファ段の音は今までより重心が下がり安定感が増しました。この段のノイズは有りません。アンプの切り替えは3台を可能にしました。入力は6系統です。
直熱三極管のバッファ段
CDの新しい音を発見して下さい。入力5系統 パワーアンプは3台切り替え式。
CR型フォノイコ内蔵で前面パネルはカリン材を使用しました。
シンプルにカトレア美学を楽しんで下さい。プラスレコードも聴けますよ。アンプ3台切り替え式のためスピカー端子も3台分付いています。
http://cattlea.jp/news/info.php?id=147
▲△▽▼
新しいプリアンプが完成です「アナログ」3A5直熱三極管Ⅱ
http://www.cattlea.jp/product/?no=76
バッファ段は直熱三極管を出力トランスを使用し交流点火で作りました、これによりクリアーで広がりが表現出来るようになりました。フォノイコライザー段は繊細なCR型フォノイコと元気なマランツ型とセレクトを可能にしオーダー時に決めて下さい。税込みの値段になります。
価 格 302,000円
サイズ W430✕D280✕H130
回路構成 CR型フォノイコ内蔵
使用真空管 3A5 12AX7 6DJ8
シャーシー アルミ 前面パネルカリン材
B電源回路 フォノイコ バッファ段それぞれ独立電源
NFB回路 なし
納 期 1ヶ月
http://www.cattlea.jp/product/?no=76
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7:保守や右翼には馬鹿しかいない
:
2023/04/10 (Mon) 08:00:33
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シンプルバッファーアンプ完成 | 真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/product/?no=80
シンプルに入力3系統 出力1つのシンプル設計の直熱三極管にるバッファアンプでアウトトランスはファインメット材を使用してとてもクリアーな音色です、球はイギリス製の2Pを使用しました。またフォノイコライザー用の電源を内蔵しているのでCR型 NF型 マランツ型 クウォード型なのを付け替えて好みの音でレコードが楽しめます。フォノイコライザー段は別売です(予定で89,000円)
価 格 149,000円
サイズ W235*D340*H160
回路構成 トランスで出力の直熱3極管
使用真空管 2P
シャーシー 銘木
B電源回路 半導体
NFB回路 なし
納 期 22ヶ月
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8:777
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2023/08/05 (Sat) 21:52:23
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サウンドパーツ
http://www.soundparts.server-shared.com/index.html
伝説的マランツ7/マッキンC22は、1950年代当時は国内に匹敵するプリが無かったことから
信仰的に今も支持されますが、実はフォノ入力から出力まで6つもの結合コンデンサーを通り
さらに音の劣化が避けられない「カソードフォロワー」という回路を2度も通過します
たとえば透き通ったガラスも6枚重ねると幾ら透明でもその存在は明らかで、ベールで覆われたように透明度は損なわれます
これらに採用されるNFB型フォノイコライザーは生産性・コスト重視、微細な表現力では劣ります
歌手や楽器は横一列に並んでいる印象で『サシスセソ』が強め‥リスナーはそれをフツーだと思っています
著名ではあっても音質面で<標準プリ>というほどのものではありません
もっと残念なのは信号系の重用なコンデンサーが日本固有の湿気が原因で劣化や数値変化があり
オリジナル部品にコダワルとレコ―ド再生では低域が十分出ず、真空管の動作もやや狂っています
それらは40年以上前から知られているのですがビジネスとして不都合ゆえに『名機』扱いされています
レコ―ド盤に入っている情報は7割も再現されていないと言えるでしょう
ビンテージアンプのメンテを多く心がけ
WE・Westrex・Telefunken・Klangufilmのラインアンプの復刻を多数扱ってきたサウンドパーツが
創業当初から最も力を注いできたのがオーディオ再生で最も重要なプリアンプです
多くの試作を重ね名職人の手になるラインアウトトランスを開発、半導体を含めどんなパワーアンプにも接続できます
最も重視するアナログ再生では極めて劣化が少なく豊富な情報量を誇る『LCR型イコライザー』を標準で搭載
WE618Bライントランスに学んで多くの試作を重ねたMCトランスはアナログ盤の持つ多大な情報を逃しません
「音質に責任を持ちたい」との想いからMCトランスをも内蔵する多くのノーハウを詰め込む異例のプリとなりました
真空管アンプでは稀少な正規バランス入力だけでなく
出力もXLRバランス/RCAアンバランス出力を備えています
世界でも他に例が無い多機能と情報ロスの無さで歴代750台を超える実績があります
ほとんどのオーナーがずっとご愛用になっています
ところで
音声の収録から再生に莫大な投資をしたのはトーキー黎明期のWEやKlangfilm 社などです
Western Electric社が12Aホーンの試作300台につぎ込んだ金額は当時の日本の国家予算…と言う逸話があるくらいです
その根本は徹底した『試聴重視』…俳優の声や名演奏の生々しい再現のための機器開発に腐心のアトが見えます
俳優から「私の声じゃない」・ミュージシャンから「俺の音じゃない」と言われたら「失格」です
「ヒアリング重視」は今もAUDIOの原点
<音楽が好きなヒト>が作った製品を信じて欲しいと思います
サウンドパーツも創業から10年ほどはマランツ・マッキン・WE等の機器を多数扱い、そのメンテでは多くを学びました
1950~60年ビンテージ期のAUDIO製品には独特の魅力はありますが
コト音質と言うことになると映画時代の機材の方が遥かにナマナマしいのです
でもそれはフツーの音楽ファンには別の世界、仮に入手してもそのまま使えるシロモノではありません
一方、真空管オーディオは50年代から70年を経た今も大きな進歩はありません
つまり多くの真空管アンプは50年代オーディオ黎明期の回路をそのまま真似し
安いコストで音質に関する研究などせずに外観だけを新しく見せて売っています
ただ…
映画界のアンプ等に範を得ると言っても、それらの機器を礼賛し骨董的高価格で売るビジネスはやりたくありません
それらは今となっては古すぎ・ナローレンジでウルサイだけの駄物も一杯存在します
当然、現代は1950年代よりも遥かに<伝達係数的>に優秀で信頼度も高く音の良いものも一杯在ります
中でも最も大きな変化はパワーアンプの出力トランスで今のものがハッキリ優れています。
サウンドパーツは映画全盛時代の音に学んでモノつくりをしています
それは<俳優の声と演奏家の楽器の音色>の再現に涙ぐましい努力と投資をしていたからです
http://www.soundparts.server-shared.com/index.html
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9:777
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2023/08/05 (Sat) 21:57:23
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最近、
壊れたコンデンサスピーカー高価買取・下取・修理します!
https://www.kaitori.audio/condenserloudspeaker
で QUAD ESL57 の中古品を買って、
真空管アンプ「カトレア」
http://cattlea.jp/news/info.php?id=161
で PX4 のシングルアンプも作って貰ったのですが、プリアンプを使わないと全然いい音になりません。
パワーアンプを高級品にするよりスピーカーケーブルの長さを調整したり、パラゴン同様 スピーカーのすぐ前でヘッドフォン的に聴いた方が音が良くなるのがわかりました。 プロケーブル社の焦点の話は事実でした。
しかしそれでも、昔マランツ7C を使って ESL63 を聴いていた時みたいな この世のものとは思えない音色にはなりません。
マランツ7C を間に入れた ESL63 もスピーカーのすぐそばで聴くと ESL57 より遥かに良い音 でした。
因みに、ESL63 も ESL57 も正三角形の頂点で聴いたり、GRFのある部屋さんで薦めている平行法とか対向に置くより、スピーカーとの距離ゼロでニアフィールドリスニングした方が遥かに良い音になりました。
おそらく、オーディオの音はプリアンプとスピーカーケーブルの長さとスピーカーとの視聴距離で殆ど決まってしまうのでしょうね。
▲△▽▼
因みに、QUAD ESL57 はインピーダンスも能率も非常に高いので、15Ωにも対応できる真空管アンプなら出力 4Wのアンプでも大音量が出て、低音も 40Hzまで鳴ります。
但し、QUAD606 の様な 8Ω専用のアンプでは低音が全く出なくなります。
「40ヘルツの低音」・・。
人間の可聴帯域は周知のとおり「20~2万ヘルツ」とされているが、40ヘルツという「かなりの低音」を出せるシステムの割合はどのくらいかという話。
おそらく「二つのシステムに一つくらい」の5割程度じゃないかな~。ちなみに我が家の「AXIOM80」の場合、単独では到底無理である。
そして、これが30ヘルツあたりまでになると、ぐっと下がって「五つに一つ」の2割程度になり、さらには20ヘルツとなると「百に一つ」の1%ぐらいになるというのが自分の大まかな見立てである。
つまり、満足できる高音域を出すよりも十全な低音域を出す方がはるかに難しい、それはいわば「血(お金)と汗と涙」に如実に比例するというのが、50年以上にわたる拙い経験の偽らざる感想である。
ちなみに、我が家のウェストミンスターの低音はせいぜい30ヘルツあたりまで伸びていれば上出来という感じ、かな~。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi
QUAD ESL63 はインピーダンス 8Ω、出力音圧レベル 86dB/W/m なので、出力 15W 以上の真空管アンプが必要です。
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ESL63・ESL57 のリスニングポジションについては色々な見当外れの設置法が拡散されていますが、目の前、至近距離に置いて、かぶりつきでヘッドフォン的に聴かないと音からオーラが消えてしまいます。
1. ESL63 をモニタースピーカーとして使う場合の設置法、音楽を愉しむのには使えない
ESL63 のリスニングポジションは本来は二等辺三角形ではなく正三角形に設置して内向きに振るのがメーカー指定の聴き方です。
リスニングポジションとスピーカーを正三角形の位置になるようにし
かなり内振りにして、リスナーの耳辺りを狙う感じにセットする。
リスニング姿勢は、椅子に座って俯瞰するよりも、カーペットに座った状態が良い
スピーカーの面積が大きいので、2枚の衝立の目の前に座るような感じだ。
そして、再生すると、2本のスピーカーの間に音像が立ち並ぶ感じになる。
微少信号が極めて正確に再現されるので、ステージかぶり付きで聴いている聴衆の感じになって、雰囲気が最高に味わえる。
音像は極めてホログラフィックで、ボーカルは自然な口、人肌の感じが素晴らしい。
音が詰まった感じになるときは、微妙にリスニングポジションを前後にずらし、
またスピーカーの内振りの角度を微調整すると、抜けのよい良い音になる。
https://vt52.blogspot.com/2008/09/quad-esl-63-pro.html
2. ESL57 のオーラが消えてしまう設置法 _ 1
平面波が出るESL57は平行配置が原則です。
ディレー回路内蔵のESL63は内振り、出来れば45度も可能ですが、57は厳密に平行法で使うのが、良い結果を生みます。これはほとんどの方が、試されていません。
そして、SPから3〜4メートルぐらい離れて聴くと、音が波打ち際にいるようにどんどんと押し寄せてきます。
https://tannoy.exblog.jp/13780879/
https://tannoy.exblog.jp/13799252/
3. ESL57 のオーラが消えてしまう設置法 _ 2
ESL57を対向に置くと三次元的なホログラフィな音が出る
https://tannoy.exblog.jp/26492781/
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ESL63・ESL57 の正しい聴き方
「SPとの距離ゼロで激聴! 麻薬的ニアフィールドリスニングを ESL63・ESL57で」・・
が基本になります。
ESL63・ESL57 の聴き方は やはり鳴らすのが極端に難しい JBLパラゴンに準じます。
長年オーディオ誌を読んでパラゴンを使っている人の記事を読むと、私だけではなくて狭い部屋で使っている人が多かった。
ニアフィールドというのなら、古今東西パラゴンを最右翼にあげなくてはならない。なにせスピーカーとの距離がゼロセンチでも聴けるスピーカーなんてパラゴンを置いて他にはなかなか見あたらない。
パラゴンの使い方は様々な使い方があるけれど、前面の音響パネルにピタリと額を付けて聴くという人もいるのだ。故瀬川氏の報告によれば、その方のパラゴンには前面音響放射パネルに額の油染みが出来ているという。 これを読んだフクロウさんは、なにやら魑魅魍魎が跋扈する不気味なパラゴンの世界を覗き見た思いがしたものだ。
それにしても強力な375(376)ドライバーによる中音ホーンでダイレクトに鼓膜を振動させるのであるから、なんと過激な聴き方であろうか。でも、麻薬みたいなもので、これは病み付きになるのかも知れない
「SPとの距離ゼロで激聴! 麻薬的ニアフィールドリスニングをパラゴンで」・・
ウ、これは危ないな。
※そこまで過激にならなくても、フクロウさんのパラゴンのベストリスニングポジションを計ったら145センチだった。床面から耳の位置までの高さは90センチである。そんなに都合の良い椅子など存在しないから、家具作りが得意なフクロウさんの自作である。私の場合、自分にパラゴンを合わせる事は諦めて、私がパラゴンに合わせるようにしたのです。その結果が専用椅子作製となった訳だ。
なお、パラゴンを高いステージに乗せるというのはパラゴン使いなら誰でも考えつくのだが、私の場合は見事にパラゴン嬢にはねつけられた。素人の妻でさえ、台に乗せたら随分ひどい音になった、と言ったのだから、その酷さは並大抵のものではなかった。
よく喫茶店とか、公共の場等では台の上に乗せて鳴らしているパラゴンを写真で見るのだけれど、あの状態でマトモな音になっているのだろうかと不思議だ。店だから単なるBGM的な使い方でも良いのか?。
憑かれたようにSPに額を密着させて聞くという人には及ばないけれど、私は8畳間前方壁からの距離が140センチほどの場所で聞く。私も、かなりのニアフィールドリスニングだと思います。これは部屋の四隅に置かれたサラウンドSPとの兼ね合いのせいですから、通常の2チャンネルステレオとしてパラゴンを聴くのなら、さらに近接位置になるでしょう。
また、SPの50センチ前であぐらをかいて座って聴くボーカルもまた麻薬的効能があります。
従って店ではなくて個人所有のパラゴン使いの方々の大多数は、近接位置で聴いていると思います。こうすることで最新のモニターSPに負けない解像度の高い音が聴ける。パラゴンから一メートル以内に近づいて、その悪魔的魅力の美音をじっくりと聞いたことがない人は、パラゴンを聴いたことにはなりません。
パラゴンというスピーカーは巨大な外観と裏腹に、ニアフィールドリスニングにより威力を発揮する類希なSPなのです。
△▽
パラゴンはどんな狭い部屋でも前面の音響パネルから至近距離で聴けばいい音になります。 ヴァイオリンを狭い部屋で弾くのと同じですね。
パラゴンは元々センタースピーカーとして設計されたので、ステレオ感とか位相とか定位とか周波数特性は完全に無視しているのですね。
Whistle Stop Cafe Ⅱ パラゴン 5 2018-02-25
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257119.html
前回 「理論的には部屋のどの位置で聴いてもバランスのとれたステレオ再生が可能になるというのが、ステレオ時代に誕生したパラゴンのセールスポイントで、究極のステレオ再生専用装置なる評価が与えられた」と記したが、
パラゴンは友人宅で聴いた際、聴取場所を変えて座ったり、立ってみたり、寝転んでみたり、行儀の悪い格好で試し聴きしてみた。
左右のスピーカー2本の時よりは、首を動かしても音像が移動しない、しかし、リフレクターから遠く離れたり、極度に左右どちらかへ移動した場合はやはり、バランスのとれたステレオ再生にはほど遠い事が分かった。
故・岩崎千明氏が生前直接語ってくれたパラゴンの聴き方の中で、パラゴンはなるべくスピーカーに近づいてあの湾曲した反射板と「にらめっこ」して聴くのが最良であると。
それを確かめる為に、やはり友人宅のパラゴンで持参したジャズのレコードで
リフレクターから2m位の位置から徐々に近づいていき、目の前は木目しか見えない状態になった時こそ、ステレオ再生のバランスと生のような臨場感を体感できる事への確証をもったのだ。
メトロゴンも同じだが、ステレオ音像のバランスやリアルなジャズ再生となれば
あのリフレクターにどんどん近づいていってしまう。結果、岩崎氏の言うように、
パラゴンの真ん前で正座し「にらめっこ」して聴くのが私もベストと思う。
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音の定位とか音場感、ホールトーンの完璧な再現をしても良い音にはならない
音楽ファンは、ウィーンのムジークフェラインザールの客席で聴くより、演奏者のすぐ前で聴きたい。
スピーカーを視聴位置から遠く離してコンサートホールの音を再現するより、スピーカーをすぐ目の前に置いて至近距離で聴く方が良い音になる。
2012.12.13
やはり、ヨーロッパの装置で聴けるクラシックというのは、アメリカの装置で聴くクラシックとは何かが違っている。ほとんど苦労しないで、ちゃんとクラシックが聴けるというところで、最初から全くレベルが違う。
アメリカ製品を使い始めて、濃厚な感じにどっぷりと嵌ってきたので、久々にこういう音を聴くと、こっちも必要だと思うようになった。
最初はちょっと物足りない感じがしたが、次第にこの方が正しいのじゃないか?と思い始めた。
前に、ムジークフェラインの1階のど真ん中で聴いたときに、ずいぶんと物足りなさを感じた。
ああ、実際は、こんな音だったんだ・・・と思ったのを覚えている。
どこから音がとんできているのか、さっぱりわからないくらいに、音がブレンドされまくっていて、その響きがまさにムジークフェラインのホールの特質というか、美点というのか、だろう。
オーディオで聴くような、セパレーションの良い音なんて、全くのウソっぱちだった。
じゃー、アメリカの音響製品は、ウソっぽいのか?ということになる。
デフォルメされた音、メリハリのきいた音は、面白くないかというと、ものすごく面白く感じるわけで、実際の音に迫る必要がないというところに立てば、全くのエンターテイメントであっていいわけで。
そこらへんは、マッキンアンプは実に上手いと思う。
家庭での音楽の楽しみ方というものを、実に上手く提示してくれる。
それは全くのウソっぱちの音だとしても。
http://blogs.yahoo.co.jp/gonta4350a/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=2
オーディオは部屋が一番大事だとか、スピーカーの配置は1mm単位で調整しなければいけない、とかいうのはすべて妄想です。
38cmウーハーのスピーカーを家庭の居間に置くとおかしな音になるのは事実ですが、20cmウーハーのスピーカーなら部屋の影響は全くありません。
基本的にスピーカーは至近距離で、スピーカーのすぐ前で聴くのが一番良い音になります。
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オーディオ関係者やオーディオマニアの好きな音と一般の音楽ファンの好きな音は正反対です。
音楽ファンは周波数特性とか、低音が出るとか、定位とか、音場感はどうでもいいですからね。
音楽ファンがいいと思うのは手廻し蓄音機みたいな音です。
過去のスピーカーを、音楽ファンがいいと思う順にランキングすると
1.HMV、EMG の蓄音機
2.STAX ELS-8Xコンデンサースピーカー
3.QUAD ESL57
4.QUAD ESL63
5.Goodmans Axiom80 オリジナル
6.ロンドンウェスタンの系統のグッドマン、ワーフェデール、ローサー、パルメコ、ヴァイタボックス
7.デッカ・デコラ
8.タンノイ モニターブラック・モニターシルバー
9.ASHIDAVOX 6P-HF1
10.ソナスファベール ガルネリ・オマージュ、初代エレクタ・アマトール(1988)
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詳細は
良い音とはどういう音の事か?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14119056
QUAD の静電型スピーカーを超えるスピーカーはまだ存在しない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004090
クラシックに向くスピーカー、ジャズに向くスピーカー
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14104540
最高の音を一番安く手に入れる方法
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003094
原音再生すると音の官能性が消える
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14083149
この世のものとも思えない音を出すにはどういうオーディオ機器が必要か
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14030753
音楽はこういう部屋で聴きたい
https://www.houzz.jp/photos/phvw-vp~49539201
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/655.html
本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html
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youtube 動画 を DAコンバーター無しでパソコンからアンプに直接繋いで聴くならこのケーブル
iPhone/パソコン用ベルデン88760 ラインケーブルの王者 BELDEN(8412の現代バージョン)
https://procable.jp/ipod/ipod_88760.html
PCオーディオはオンボードで十分 USB DACは不要
アンプとはこんなケーブルでつなぐだけ
因みに、ウェブブラウザに Brave を使うと、広告なしで youtube を視聴することができます:
ウェブブラウザは 広告が出ない Brave を使おう
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14131432
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YouTube・ニコニコ動画の動画を安全にダウンロードする方法
「YouTube」の動画を安全にダウンロードする方法について
https://www.japan-secure.com/entry/blog-entry-459.html
「Youtube」の動画を連続再生する方法
https://www.japan-secure.com/entry/site_that_the_video_of_youtube_can_be_continuous_playback.html
「ニコニコ動画」を安全にダウンロードする方法
https://www.japan-secure.com/entry/how_to_download_on_nicovideo.html
「FC2動画」を安全にダウンロードする方法
https://www.japan-secure.com/entry/blog-entry-490.html
「Pandora TV」の動画を安全にダウンロードする方法
https://www.japan-secure.com/entry/how_to_download_on_pandora_tv.html
動画サイトで「HTML5」の動画を再生できない場合の対策方法
https://www.japan-secure.com/entry/measures_method-in_the_case_where_in_the_video-sharing_site_can_not_play_video.html
「Dailymotion」の動画を安全にダウンロードする方法
https://www.japan-secure.com/entry/how_to_download_videos_of_dailymotion.html
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外部 USB-DAC のお薦め製品
外部 USB-DACを使って youtube の音楽を聴く方法
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14071646
Gustard R26 _ ディスクリートR2RデスクトップDAC
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14080112
GUSTARD DAC-A26 _ 旭化成 AK4191+AK4499EX搭載のDAC
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14064243
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10:777
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2024/04/17 (Wed) 12:13:53
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「音楽&オーディオ」の小部屋
真空管の生涯
2024年04月17日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/91e26932923ad249ea73929ab2791510
3年ほど前のこと「高級オーディオ フェア」(福岡)で軽く500万円以上もするTRアンプをいくつも聴かせてもらったことがあるが、倍音が何だか蒸留水みたいに味気なくて貧弱そのもの・・、結局出来のいい真空管アンプには及びもつかないものだった。
爾来、いっさいの迷いなくひたすら「真空管道」へ~(笑)。
で、真空管を愛すればこその心理だろうが、ときどき真空管と人間の生涯を重ねたくなることがある。両者とも「寿命」という共通の運命に支配されているのでそう無理筋でもないと思うがどうなんだろう。
まず人間の生涯を大まかに分けると「幼年期~壮年期~老年期」に分けられるが、寿命を80年としてその内訳を順に「15年~40年~25年」としよう。
これを真空管に当てはめてみると、球の種類(電圧増幅管や整流管など)もいろいろあるし、ブランドによっても違うし、アンプごとのプレート電圧のかけ方も様々だろうが、十把一からげに大まかに時間単位でいくと寿命を6000時間として幼年期が1000時間、壮年期が3000時間、老年期が2000時間といったところかな~。
人間に比べると幼年期が短いのが特徴で人間の幼児教育にはとても手間と時間がかかるのがわかる(笑)。
さらに人間の場合、己がどの年期に属するのか把握するのは簡単そのものだが、真空管ともなるとはたしてどの時期に相当しているかこれを見分けるのが実に難しい。
なにしろ、人の手を転変とするのが宿命なので見分するだけでは判定できない。
壮年期に当たるのならもちろんいいが、もし老年期に入ったとするといったいどのくらいで「姥(うば)捨て山」に行かせるか、その時期を常に意識せざるを得ないのが課題だ。
で、そもそも真空管は初代のものほどツクリが良くて音質もいいとされているのをご存知かな・・、年代でいけば1940年代前後~。
ちなみに、「WE300A」の初期版なんかはオークションで160万円(ぺア)で取引されている。
およそ80年以上経っても管内の真空度が高いので鮮烈な濃いブルーが色鮮やに浮き出ていますね・・、よほどツクリがいいんでしょう!
ただし、当時は現代では使用禁止となっている「放射性物質」を一部に使用していたという、まことしやかな噂があります・・。
メーカー側にしてみると開発時は音質の良さを広くPRしなければならないので手間はかかるが音が良くてSN比に優れる高級な材質や丁寧なツクリになるが、そのうちひと通り行き渡ると途端にコスト優先で手を抜きたがるのはどこの国でも同じ(笑)。
なにしろ「(コストを度外視して)いい製品を作るメーカーほど早く潰れる」という悲しい伝説が横行しているのが、この業界の特徴である。
したがって音質はそっちのけでコストダウンを図って開発費を回収しようとばかり安価な材質、簡単なツクリへと移行してしまうのが常套手段である。まあ、耐久性への対策も含まれているんだろうが、音質的にけっして良くないのは同じこと。
ちなみに「有識者」に真空管の寿命のノウハウに関して伝授していただいたので紹介しておこう。
「真空管は頻繁にON-OFFを繰り返しますと著しく寿命を縮めます。真空管の寿命があとどれくらいあるのか推定するのは非常に難しいです。Hickok社のチューブテスタでライフテストを実施するのが最も簡便な方法でしょう。
ライフテストはHickok社の特定のモデルのみで可能ですので機種の選定は重要です。ライフテストが可能な最も安価なモデルは533型と思います。現在私は533型を使用しています。
539Cが最も有名な高級機種なのですが、完動品はメチャ高いです。WEタイプは更に高価で故障時のメンテナンス費用も相当にかかります。
最も有名なチューブテスタTV-7はHickok社の設計ですが、ライフテストができないのが難点です。」
というわけ~。
我が家では真空管アンプの スイッチのオン・オフは慎重にしており、半日以上連続運転というのは日常茶飯事である。
で、2時間以上家を空けるときはオフ、それ以外のときはオンの状態にしている。スピーカーだって鳴らせば鳴らすほど箱の木の細胞が一定方向にこなれてくるはず・・。
これって迷信かな~(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/91e26932923ad249ea73929ab2791510
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11:777
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2024/11/16 (Sat) 06:07:42
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真空管アンプ「カトレア」
交流点火方式のバッファアンプが完成しました
直熱三極管・ファインメットトランス・23接点の銀接点を使用したローターリースイッチを使用したT型アッテネーター・交流点火・整流管による整流と、とても内容の濃いバッファアンプが完成しました。またフォノイコライザーの電源部も内蔵しています。入力は4系統で出力は1系統 映像3はフォノイコライザーアンプCR型とペアデザインです、セット販売で350,000円+送料 フロントパネルは天然無垢のクルミ材です。
価 格 258,500円
NFB回路 なし
http://www.cattlea.jp/product/?no=81
交流点火のバッファアンプが完成 | 真空管アンプ「カトレア」
このバッファアンプは直熱三極管を交流点火方式で使用してクリアーでふくよかな音色を依りクリアー使えるようにファインメットトランス使用し23銀接点のローターリースイッチによるT型アッテネーター使用しました電源回路も整流管を使用してこれまでの拘りを詰め込み完成しました。入力4系統 出力1系統 フォノイコライザーの電源内蔵です。フロントパネルは天然の無垢材クルミを使用しています。
フォノイコライザーとセットの場合
フォノイコライザーとセットでプリアンプとしてレコードを聴くことが出来ます。CR型のイコライザーです。
http://cattlea.jp/news/info.php?id=166
アンプを真空管の音にしたければ「カトレア」のバッファアンプを通せばよい
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073822
真空管アンプ「カトレア」 _ 交流点火の 300B ・ PP5-400 コンパチブル モノラルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/113.html
「ペンションすももの木の音は素晴らしかった!」
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073803
激安だけど音がぼけるだけの無意味なプリアンプ _ 真空管プリアンプ FX-AUDIO- TUBE-01J 5,420円
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004392
プリアンプに金をかけなさい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1027.html