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この世のものとも思えない音を出すにはどういうオーディオ機器が必要か

1:777 :

2022/08/07 (Sun) 06:56:29

この世のものとも思えない、神の国を垣間見せる音を出すにはどういうオーディオ機器が必要か

イエスが言った

トマスの福音書113
神の国は地上に広がっている。 そして、人々はそれを見ない。

トマスの福音書3
神の国はあなたたちの内側にある。
常に自分を認識する人は、神の国を見出すであろう。

ヨハネの福音書18-35
神の国はこの(外なる)世界には属していない。

ルカの福音書 17-20
神の国は汝らの中に在るなり。

ヨハネの福音書 10-34
われ言ふ、汝らは神なり。
かく神の言を賜りし人々を神と云えり。

マルコの福音書 3-33
わが母、兄弟とは誰ぞ
誰にても神の御心を行うものは、是わが兄弟、わが姉妹、わが母なり。


トマスの福音書113
「どの日に神の国は来るのでしょうか。」
「それは待ち望んでいるうちはくるものではない。」


トマスの福音書22
イエスは乳を飲んでいるいくにんかの幼な子をごらんになった。
そして彼は弟子たちに言われた。

”乳を飲んでいるこの幼な子たちは神の国に入る者たちに似ている”。

彼らは彼に言った。

”それではわたしたちは幼な子として神の国に入るのでしょうか”。

イエスは彼らに言われた。

”あなたがたがふたつのものを ひとつにするとき、
そして、内を外のように、外を内のように、上を下のようにするとき、
そして男性と女性とをひとつにし、男性がもはや男性ではなく、女性が女性ではないようにするとき、
そしてひとつの目の代わりに目を、ひとつの手の代わりひとつの手を、一つの足の代わりにひとつの足を、ひとつの像の代わりにひとつの像をつくるとき、
あなたがたは神の国に入るであろう”。


イエスが言った。
この世は橋である。
渡って行きなさい。
しかしそこに棲家を建ててはならない。


トマスの福音書42
イエスが言った。
過ぎ去り行く者となりなさい。


△▽


ユダの福音書

キリストはユダに対し、自分達を取り巻く圧迫が最終局面に至っている事を語り、それへの「最終的な打開策」を打ち明け、最も信頼する弟子と考える彼に対し「最後の助手としての役割」を果たす事を要求した。

「過越(すぎこし)の祭りが始まる3日前、イスカリオテのユダとの1週間の対話でイエスが語った秘密の啓示」

これは秘密の啓示である・・・。

イエスは過越しの祭りの3日前にユダにこう語られた・・・

イエスは地上に出現されたとき、人々を救う奇跡を行われた。

正しい道を歩くものもいれば、誤った道を歩く者もいたので、12人の使徒を集められた。

イエスは時にご自身としてではなく、子供として姿をお見せになった。

福音書の初めの部分で、イエスは「お前たちの神」に祈りを捧げる弟子たちを笑います。 この神とは、世界を創造した旧約聖書の劣った神のことです。
そしてイエスは、この私を直視し、真の姿を理解せよと迫りましたが、弟子たちは目を向けようとしません。

イエスがユダヤに居たある日の事・・・

12人の使徒たちは信心深く食事をしていた。
イエスは祈りを捧げている使徒たちに近付き笑い出した。

彼は使徒たちの間違った信仰を笑っていた。
使徒たちは世界の創造主を崇拝していた。
だが、ユダだけは違っていた

イエスは言う・・・

イエス「なぜ怒るのだ?あなたたちの中で強い心をを持つ者が立って私に示すがよい・・・・
己の内にある真の魂を」

ユダを除く使徒たち「私たちは強い心を持っています!」

しかし、言葉には出しても本当に立ち上がる者はいなかった。
・・・イスカリオテの『ユダ』を除いて・・・。

■『イエス』が『神の国の秘密』を『ユダ』に明かす場面。

イエス「Step away from the others, and I shall tell you the mysteries of kingdam. It is a great and boundless realm which no eye of an angel has ever seen, no thought of the heart has ever comprehended.」

(他の者から離れよ。あなたに教えよう。王国の秘密を。そこは果てしなく広がる国。天使さえ見たことがない土地。人の心には想像さえ及ばぬ世界。)

イエスはユダに語ります。

「お前は、真の私を包むこの肉体を犠牲とし、すべての弟子たちを超える存在になるだろう」

「他の者たちから離れなさい。そうすれば、お前に[神の]王国の神秘を語って聞かせよう。その王国に至ることは可能だが、お前は大いに悲しむことになるだろう」

「聞きなさい、お前には[真理の]すべてを話し終えた。目を上げ、雲とその中の光、それを囲む星々を見なさい。皆を導くあの星が、お前の星だ」

「ユダは目を上げ、光輝く雲を見て、その中に入っていった」
地上の人間たちは雲から聞こえる声を耳にします。


神の国への道を表現した音楽

Beethoven - Piano Sonata No.32  Backhaus
https://www.youtube.com/watch?v=nGaD7E8KCoM

Beethoven, Piano Sonata No.32 in C Minor, Op.111 / Vladimir Sofronitsky (1956) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=nSvHj9eHfC4

Artur Schnabel - Beethoven : Piano Sonata No. 32 c - moll Op. 111 (1932) 再復刻 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=cGCGaE9egD8


神の国を表現した音楽

Bruckner : Symphony No.9 in D minor / Furtwängler & BPO (1944)
https://www.youtube.com/watch?v=DgaH14WiHfc

Bruckner "Symphony No 9" Hans Knappertsbusch 1950
https://www.youtube.com/watch?v=zFZ55PtV1l0

Carl Schuricht & VPO - Bruckner: Sym No.9 in d minor (1961/11/20-22)
https://www.youtube.com/watch?v=oqqoU72N6l0


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この世のものとも思えない、神の国を垣間見せる音を出すにはどういうスピーカーが必要か

スピーカー : QUAD ESL57

Q: 最高に音の良いスピーカー教えて下さい。 2012/2/15 rollingcyukunさん
最高に音の良いスピーカー教えて下さい。
音の良し悪しは個人差があると思いますがあなた様が良いと思うスピーカーを教えて下さい


A: papageno_eulenspiegelさん

クラシックを聴く場合に限定すれば、QUADのコンデンサー型を超えるものはまだ存在しないと思っています。

数ミクロンという極薄の振動膜に数千ボルトの高電圧をかけたうえ、それを挟む形の電極板に+と―の音楽信号を与えて振動膜を震わせ音を発生させる仕組みで、一般的な、ラッパを箱に取り付ける形式と違って、音楽信号に固有音の色付けがされる要素を極限まで排除したスピーカーです。

拙宅では現在、旧いタンノイのGRF(モニターゴールド)、最近導入したハーベスのHL-P3ESRを含めて3種類をおいていますが、結局、ほとんどQUADのESL57しか使わなくなってしまいました。

ESL57 は1957年頃に発売され、’80年代半ばごろに生産終了となったいわば骨董品ですが、世界中に根強いファンがいて、リストアして使い続けている人たちが大勢います。

ドイツの QUAD代理店では、振動膜を枠に張る機械を英国のQUADから買取って、「新品」を供給しているので(金属製のグリルだけは中古品を塗りなおしたものですが)、ドイツに住んでいたころにわざわざコブレンツに近いQUAD代理店まで行って買ってきました。外観のデザインも大変気が利いていますので、グリルをくすんだ緑色に塗装してもらった我が家のセットは私の最も愛するオーディオ・コンポーネントです。

ドイツQUADでは、ESL57 の改良型である ESL63 の新品も、さらに現在も QUAD本社が量産している ESL2805/2905 も販売していましたが、じっくり聴き比べたところ、音そのものの魅力ではやはり原点である ESL57を超えられていないと思います。改良型では音像の定位や空間表現を改善する措置が加えられているのですが、やはりそのために音質への影響が避けられなかったのでしょう。

QUAD のコンデンサー・スピーカーの唯一の問題点は、その発音方式に必然的に起因する低音の不足と言われてきました(私自身は、主に聴く音楽の種類からあまりそう感じていませんでしたが)。ところがドイツ QUAD では最近、ESL63、ESL57 向けにそれぞれ専用のサブウーファーを独自に開発したとのこと。従来は、既存のサブウーファーをQUADのコンデンサー・スピーカーとうまくマッチさせる事は不可能と言われてきましたが、このESL57専用サブウーファーをドイツに注文してみようかと、近頃悩ましい日々を送っております(きっと近々注文しちゃうんだろうなァ~~)。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1181575751

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詳細は

QUAD の静電型スピーカーを超えるスピーカーはまだ存在しない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004090


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ジャズ・ロックは原始人が幻覚剤を飲んでトランス状態に入る時に使う音楽と同じ
流行歌・演歌、ポピュラー音楽はBGM
クラシックは教会の儀式で神を垣間見るのに使っていた音楽

すべて用途が違うのです。それで
クラシックの大作曲家の殆どはアル中
ジャズ・ロックのミュージシャンは全員麻薬中毒
という差が出ています。


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過去のスピーカーを、神の国を垣間見せる順にランキングすると

1.HMV、EMG の蓄音機(英国製)
2.STAX ELS-8Xコンデンサースピーカー(日本製)
3.QUAD ESL57(英国製)
4.QUAD ESL63(英国製)
5.Goodmans Axiom80 オリジナル(英国製)
6.ロンドンウェスタンの系統のグッドマン、ワーフェデール、ローサー、パルメコ、ヴァイタボックス(英国製)
7.デッカ・デコラ(英国製)
8.タンノイ モニターブラック・モニターシルバー(英国製)
9.ソナスファベール ガルネリ・オマージュ、初代エレクタ・アマトール(1988)(イタリア製)
10.アシダボックス 6P-HF1 (日本製)


ダメスピーカーのランキングは(悪い順)

1.B&W (英国製)
2.マッキントッシュ(米国製)
3.JBL(米国製)
4.タンノイ(英国製)
5.アルテック(米国製)
6.ウィルソン(米国製)
7.マジコ(米国製)
8.YGアコーステックス(米国製)
9.ウェスタン・エレクトリック(米国製)


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プロの演奏家も純粋な音楽ファンも音色にしか関心が無い
蓄音機はコンサートホールの音色をあらゆるオーディオ機器の中で一番良く再現できるので、最高評価:

手回し蓄音機はオーディオではない。楽器だ!
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004305


クレデンザ:蓄音機の音と音楽

「蓄音機の音」は「電気再生の音」とは全く異なる。

前者はアコースティックな音「生の音」、後者は「電気の音」である。

何が異なるかというと、一言に言って、「生きた音」(実音)と「死んだ音」(虚音)である。「生きてる」か「死んでるか」か、この差は大違いである。

SP盤は米ヴィクトローラ、英HMVの大型の蓄音機で鳴らすと素晴らしい感動的な音と音楽が再生される。蓄音機で往年の名演奏を聴く音楽ファンはこのことをよく知っている。そして、名盤SPを収集する。

私は3台のヴィクトローラ「クレデンザ」を所有している。1台は4枚扉のトロント工場製、1台は4枚扉のキャムデン工場製、1台は2枚扉のキャムデン工場製、である。その他、米コロンビアのクレデンザ級の大きさの蓄音機「ヴィヴァトナール」(これも素晴らしい音が鳴る)を1台所有している。

クレデンザに限ると、部屋で常用しているのはトロント工場の「クレデンザ」である。サウンドボックスも最高の音が出るのを使っている。 並級のクレデンザ何十台と比較しても、太刀打ちできないだろう。まず、木材の材質の差はもとより、何と言ってもサウンドボックスの実力が並品とは丸で違うからだ。

1920年代のアメリカ民謡のSP名演奏を私のクレデンザで聴くと涙がでるほどの感動を覚える。生演奏のように生き生きした感動的な音と音楽が再生される。


しかし、SP盤そのものを電気再生しても決して、この「感動」は鳴らない。LP復刻盤、CD復刻盤、を電気再生したところで、クレデンザが鳴らす感動的な音と音楽は決して鳴らない。


特にCD復刻盤は致命的、クレデンザの音楽表現の片鱗さえも再生できない。

電気再生でクレデンザの音を再生することは「不可能」とされている。

オーディオ史上、誰も成功したことはない。

電気でそのような音を鳴らすオーディオ技術は在り得ないこととされている。
http://vitalsound.exblog.jp/4369786/


クレデンザで聴くSP原盤と「倍音」再生

電気オーディオを語る時、「倍音」を正しく理解しておかなければならない。

ここで、78回転SP盤、Gid Tanner and His Skillet Lickers(ギド・タナーとスキレット・リッカーズ) のストリング・バンドの名演奏、「Turkey in the Straw」(「藁の中の七面鳥」)を聴いてみよう。Colombia のオリジナル原盤を聴いてみよう。

1926年4月17日、ジョージア州アトランタでの録音である。一人一人の名人が構成するグループが奏でるもの凄い演奏だ。Gid Tanner のフィドル、 Riley Puckettのギターとリード・ヴォーカル、が奏でるオールド・タイム・マウンテン・ミュージックの素晴らしい感動の名演奏である。

この盤を私のクレデンザで再生させて聴くと、正に当時の生演奏を彷彿とさせる感動の音と音楽が再生される。聴き手である私の心に躍動のリズムが生まれ無我夢中の感動の連続の中で曲が終わる。

周波数はせいぜい上限5000ヘルツ程度の音である。しかし、その周波数の上限詰まりを感じることはまったくない。感動の音楽の世界へと引き込まれてしまう。

何故だろう? 

その原因は、倍音(ハーモニー)が充分に出ているからである。


今度は、オリジナル復刻CD盤で電気オーディオで聴いてみよう。バイタル化しないオーディオで聴いてみよう。


なんだ、一体どうした? 
駄目だ、さっぱり駄目だ。

出ない、出ない、倍音が無い。

もはや、音楽ではない、単なる音の世界だ。

いわゆる「虚音の世界」(電気の音)だ。
http://vitalsound.exblog.jp/4652767/


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米国ウェスタン・エレクトリックの伝説のドライバー WE555 は人の声は良いが、音色が中性的でクラシック音楽の再生には向かない:

ウェスタン・エレクトリック伝説 _ オーディオのパラレルワールド
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004149


テレビで大人気であったドラマ「仁」の中で南方医師が江戸にタイムスリップして現代に戻って来た時にパラレルワールドと云うセリフが出てきました、パラレルワールドとは今の世界と平行したもう一つの世界をパラレルワールドと云います。

オーディオで云うならば皆さんが使っているアルテック、タンノイ、JBLや現代の代表的なスピーカーは一般的な(A)の世界の音ですが(B)の世界はこのようなスピーカーとは隔絶したもう一つの世界の音である。

 私が聴いた限り上手く鳴らされていた米国ウェスタン・エレクトリックのカールホーンを使ったホーンシステム、オイロダインやロンドンウェスタン及び直系の音こそ現代のサウンドとは異なる次元の違う(B)の世界と云えよう、

では私が体験したもう一つのパラレルワールドの音の世界をご紹介します。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028


『ウェスタン・エレクトリックを知らなければオーディオを語るなかれ』

 この文句はすべてのオーディオマニアについて言える言葉であるがウェスタンマニアやウェスタンを扱うビンテージショップ等は(ウェスタン以外はオーディオではない!)とウェスタン以外のオーディオを(小バカ)にしていますが、本当にウェスタンサウンドは別世界の音なのか
 
今まで沢山の米国ウェスタン・エレクトリックのサウンドを聴いてきましたがどのサウンドも一つの共通点がありました、

米国ウェスタン・エレクトリックの音は一言で云うなら音にコクと味が少なくしかも奥に展開するサウンドにはならない、

聴いていると味のない食パンを食べているようなサウンドだ、

また劇場用のサウンドは観客席に攻めてくるサウンドが特徴ですが、以前有名な方が米国ウェスタン・エレクトリックの594を持ち込んで試聴会を開いたことがありましたが、米国ウェスタン・エレクトリック特有の音の浸透力に乏しくこのサウンドには魅力を感じなかったのが残念であったが人の声だけは良かった、

 米国ウェスタン・エレクトリックのシステムを採用した劇場を調べますとピンク映画館が多いのがわかった、
なぜならピンク映画館の女性の声は生々しく聞こえないとしらけますね、
特に人気のあった日活ロマンポルノあれは良かった!

 米国ウェスタン・エレクトリックで聴かされる大事な場面での彼女達の声に色気があった、
今思うとウェスタンサウンドは人の声は素晴らしい!
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-036


ウェスタンに思う

世のウェスタン所有者はとかく王様になるタイプが多い、
「俺の装置はウェスタンだ、下々のマニアとは違う、」
と見下げた感覚で簡単には聴かせてくれないウェスタンマニアが多い、

このようなマニアこそ私に言わせれば「猫に小判、豚に真珠」と言いたい、ウェスタンマニアになるとケーブルからパーツ迄何でもウェスタンでないと気にいらない、(これは一種の病気としか思えない)このようなマニアこそ良い音を出す術を知らない、また音さえわからないから音作りは他人まかせ、ウェスタンだから良い音が出るだろうと思ったら考えが甘い!、

確かに上手く鳴らせば素晴らしい音になるのだろうが、本当に良い音で鳴らされているウェスタンマニアは極少数だと思う、これだけの大がかりなシステムになれば至難のワザだと感じる、

私はウェスタンサウンドが最高の音とは思っていない、ウェスタンの10分の1いや20分の1の費用でウェスタンと同等の音は出るはず、それがオーディオの面白さだ! 
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-006


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B&W 、YGアコーステックス、マジコ、ソナス・ファベール、モニターオーディオ、ハーベスは能率が低いので NG:

能率 95dB 以下の低能率スピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004063


現在は重低音再生を目指して低能率なタイプのウーハーが多くなっている。

周波数レンジが下の方に伸びる事は「時代のニーズ」かも知れないが、「低能率」はいただけない。音の反応が鈍くなるからだ。

もうひとつ、「管球アンプ」の聴き易さや古い名器(マランツ#7やマッキンC22等)の管球プリアンプや管球パワーアンプを現代のSPシステムに組み合わせて使う方が居る。

管球アンプを組み合わせるなら「高能率SP」か「20cmフルレンジ」ぐらいにして置くべきだと思う。


例えば、JBLのLE15系(LE15,LE15A、#2215、2231A等のコルゲーションコーンタイプ)のウーハーは「コーン紙が厚く重い」傾向にある。

これらのウーハーを使ったシステムには、Tr型のプリアンプ + 200W級以上のパワーアンプを組み合わせないと上手く制動出来ない。

これらのウーハーに 管球プリアンプ + 200Wパワーアンプ を組み合わせても上手く制動出来ない。この逆に Tr型プリ + 管球ハイパワー(60W以上)を組み合わせても上手く制動は出来ない。


基本的にコーン型(ダイナミック型)のウーハーには「デジタル」チックなアンプが合う。

Tr型やIC、LSIは「石」のアンプで有る。この「石」は「半導体」素子を指す。

「半導体素子」は有る一定の電流や電圧がかかると「0」→「1」のデジタル的に流れる。

これに対して管球アンプは「水の流れの様に」繋がって流れる。

この性質は当然音の出方にも出て来る。
キレが良く立ち上がりが早いのが半導体素子を使ったアンプだ。


現代のスピーカーは、「半導体素子」を使ったアンプでドライブされる事を前提で作られている。その事を頭の中に置いておかなければならない。

懐古趣味の管球アンプの組み合わせでは上手く鳴らない。

もっとも現在手に入る真空管はほどんどが中国製やロシア製で有り、その品質は1950年代以前の真空管の比では無い。個人的には「とても使える代物では無い」と感じている。(全ての真空管と云う訳ではない)


管球アンプの良い処は「音の厚み」が低価格な物でも手に入る処。

ナローな感じのサウンド。

しかし、発熱量と置き場所の問題や、真空管自体の「バルブノイズ」が出る問題。

どんなに回路でノイズを抑え込んでも最後に「バルブ(真空管)」がノイズを発生させて来る事はどうしようもない。

1950年代以前の真空管では殆ど「バルブノイズ」は感じないが、1960年代以降の真空管では発生するまでの時間が短いし、ひどいモノは最初から「バルブノイズ」が出ている。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/226b473e9e5dfc81a257fd056efc0036


能率の高いスピーカは「音楽を流していない時は常に「サー」という音がする、ノイズの多いスピーカー」と思われています。
能率の低いスピーカーでは「わずかな」電気信号のノイズを感知する事自体が夢のまた夢で至難の業=音声信号に対しても鈍感、なのです。

高能率スピーカーはレンジが狭いなどというデタラメがあちこちに書き込まれています(要注意!)。

高能率で軽い低音は非常に肌触りが良いと云う感触。

高能率スピーカーの欠点
 高能率スピーカーは軽い振動板を使って中高域の能率を追求している。その結果、中高域が強く張り出した音色のものが多く、低音が出ない。いくら大きいウーファーが付いていても低域は伸びてないので、Hi-Fi用途ではサブウーファーの追加が必要になる。

スピーカーの能率が低いということは、非効率な低音に合わせて中高音を下げたりダンプしたりなどで音量を抑えてある状態なので、アンプでいえば負帰還でゲインを下げてあることに近い。

スピーカーの品質、能率は、時代とともに、どんどん落ちている。
世の中ワイドレンジを狙って、能率を犠牲にして再生周波数帯域を30Hz付近に下げようとしているユニットが多い。

能率84dBのスピーカーで普通に聞くのに、50Wのアンプが必要だとします。能率105dBのアルテック A7、A5というようなスピーカーには、たったの、0.4Wのアンプがあれば十分です。1Wもいらないです。


Bさんのコメント: 能率88dBのスピーカーでは、本当にダメだった!
メールのタイトル:「能率の違い」これほどとは…。

実は、小型スピーカーを「クリプシュ(Klipsch) ○○-51?」に買い替えまして能率の違いに驚いているところです。

今までは88dbでしたが、今度は92db。
その差は4db。

音量の差もさることながら音の濃さが全然違う。

88dbでは「リバーブが消える。」と書いてあった記憶がありましたが、まさにそうですね。

ネットで見た「スピーカーの能率の差」という事で面白かったのが、低能率のスピーカーでは「さっきの音は無かった事にしておこう。」とありました。

つまり、その情報に音として反応出来ない。
低能率スピーカーはまさに鬼門ですね。

聞き比べると、全く面白くない。全然音楽じゃないです。ゴミというのがよくわかります。

スピーカーの能率が90dbを超えないとアンプの性能の比較は出来ないんじゃないでしょうか?

88dbという低い能率のスピーかーですと音が薄くて判別が難しい。92dbあると細かい音がよく出ます。
非常にリアルで、分解能力にアンプの限界すら感じます。

△▽

JBL 、アルテック、タンノイは能率は高いが振動版が重く、低出力真空管アンプでは鳴らせないので NG:

1W(ワット)アンプで 38㎝ウーハーは無理
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html

JBLのLE15系(LE15,LE15A、#2215、2231A等のコルゲーションコーンタイプ)のウーハーは「コーン紙が厚く重い」。
これらのウーハーを使ったシステムには、Tr型のプリアンプ + 200W級以上のパワーアンプを組み合わせないと上手く制動出来ない。


口径38センチ(15インチ)のユニットではまともな音は出ない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004040

ウレタンエッジのコーン型ユニットを使ったスピーカーは買ってはいけない。
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004076

JBL のスピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004023

アルテックのスピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004026

B&W のスピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004028

タンノイのスピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004027

ハイエンド・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html


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三極管シングルアンプはコンサートホールの音色が上手く出るので、あらゆるアンプの中で最高評価


FMアコーステックス、 チェロ、マークレビンソン、ゴールドムント、アキュフェーズは、高能率フルレンジスピーカーに使うとドライブ力が強過ぎて上手く鳴らないので NG:

昔の軽量高能率スピーカーにはドライブ力が強い最新のトランジスタアンプは合わない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1102.html


オーディオファイルの間で史上最高のアンプと言われているFMアコーステックスは低能率で振動版が重い原音再生型スピーカーを無理やりドライブする為のアンプです。優れているのはドライブ力だけで、音色や音楽性では昔のマランツ7C、ウェスタン・エレクトリック WE124やローサーの PX4シングルアンプの様な伝説になっている大昔の真空管アンプには到底敵いません:

FM ACOUSTICS|禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/theme-10078694024.htm

ボッタクリ アンプ _ FM Acoustics の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/754.html

マランツ #7 伝説の音の秘密
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004544

WE350B _ ウエスタン・エレクトリックの真空管の中でも特に濃厚な音がするビーム管の最高傑作
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/132.html

Western electric 124 amplifier _ すべてのアンプの中で最も艶やかな音の WE350B プッシュプルアンプ
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14060052
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/133.html


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WE(ウェスタンエレクトリック)の、最高峰の真空管アンプにつきまして

「WE」(ウェスタン・エレクトリック)についてご存知ないかたに少し説明を加えておきます。エジソンが出た直後から米国には、「WE」(ウェスタン・エレクトリック)という会社が登場しています。途中で社名をルーセント・テクノロジーに変えており、米国では、一種の謎めいた、帝国的な存在になってしまいましたが、今もそれは伝説的に、「WE」と呼ばれています。

50年も60年も前の「WE」の真空管アンプは、とてもタフで、今も映画館などで現役で使用されており、それが放出されると、200万円だの、状態の良いものですと、それ以上の値段で取引されている代物です。勿論、音が素晴らしく良いから、その値段が付くものですが、60年前の骨董品のようなプロ用アンプに、民生用のどれを持って来ても、到底かなわないという事実が、面白いと思います。


60年から70年前の、WEの真空管アンプが、今でも、どのような民生用アンプをも越えていることは事実です。なぜそうなのかは、それが往年のプロ用のアンプだったからに他なりませんが、その後トランジスタアンプが出現し、最初にそれを使ったプロのかたがたは、トランジスタのものは使えないと、結論づけてしまいました。


■理想のパワーアンプ

自宅利用で、理想のパワーアンプは、25W×25Wほどのアンプです。いや、15W×15Wのものがあればもっといいのですが、トランジスタでは、25Wが最低ですから、25W×25Wが理想です。

真空管アンプをお使いのかたは、このあたりの事情は良く分かっておられると思います。シングルエンド回路の3Wのアンプ、5Wのアンプ、プッシュプルでも8W程度のアンプこそが、最も音が良いことを、体で理解されてきておられることと思います。

アンプというものは、最大出力の60%ほどを出している時こそが、最も性能を発揮します。最大が5Wのアンプの、3Wを使えば(自宅ではせいぜい3Wくらいの使用です)最も良い音になるという事実、このことは、メーカーのエンジニア、電気に詳しいエンジニアのかたならば、誰でも知っている周知の事実です。パワーが大きいほうが余裕がある・・・・、そのような真っ赤なデタラメが、呪文のように繰り返されて、価格だけが、どんどん吊り上がっていったということです。

プロ用には、とことん大きなアンプも存在します。1000W×2などというものもありますが、それは、屋外ホール、野球ドームなどを鳴らさなければならないからであって、音の良さのためのものではありませんので、家庭使用には全く不向きです。レコーディングスタジオとて、それは全く無意味どころか逆効果で、最近の1000Wのアンプ内蔵モニターなどというものではいけません。

最高の音質を要求されるのならば、25W×2になります。能率90dBのスピーカーで、爆音で鳴らして、約10W使用です。それを基準にされてください。その10Wの爆音は耳が痛いほどであり、近所の苦情が集中するほどであり、普段は、オーディオの場合、2Wか3Wしか出していないのが、実態です。

なお、25W×2のアンプは、電源部には、コストがかかるトランスを積んでいます。アンプも大きくなり過ぎると、トランス電源ではコスト増しになるため、スイッチングレギュレーターという交流から直流へ変換する回路で直流へと変換しています。音的にはトランス電源のほうが圧倒的に優位にあります。


38センチウーファーを軽々と駆動するだけのトルクを持つプロ用アンプの「低域の」ダンピングファクターは400程度です。

民生用アンプでは、それが100Wのものとて、低域の切れが足りず、ダブついた音になったりすることが良くあります。それらのダンピングファクターは、せいぜい50か60程度あれば、まだいいほうでしょう。

私が使っていたWE(ウェスタン・エレクトリック)は、そんなに高額なものではなく、1950年代くらいに製造された機種、KS-16617-L1、8W×2のものでした。その音は、世界でも無敵のアンプだと思えていたほどです。それほどまでに、WEは、すごかったのです。

左側のお客様の声の中の、ウェスタンエレクトリックの15Aホーンを鳴らされているHさんは、1930年頃の、205D真空管使用のウェスタンエレクトリックのオリジナルの真空管アンプを使っておられました

205Dものは、300Bのウェスタンエレクトリックのアンプより数段上で、さらに高額な、最上のものです。205Dもので、モノラル二台、200万か300万という価格が相場です。


■重要事項

皆さん、パワーアンプの使い方を間違えてみえるかたが、多々おられます。パワーアンプの使用方法は、プリアンプのほうで、ボリュームを上げて、パワーアンプ側のボリュームは絞ってください。それが、パワーアンプの使い方の基本です。皆さんフルボリュームで使うことが多いことが、販売させていただいていて、分かりました。それは間違いです。したがって、ボリュームの付いていないようなパワーアンプは、基本を無視している子供騙しの商品に過ぎませんので、買ってはなりません。ボリュームの付いていないパワーアンプなど、ばかばかしすぎて、話にもなりません。

いづれにしましても、パワーアンプ側のボリュームを絞って使うというのは、使い方の第一歩、基本中の基本で、特にパワーアンプ側には、ボリュームは必需品と、ご記憶ください。
https://procable.jp/crown/d45.html


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2013.12.20
我が、蹉跌のオーディオファイル #28.欲しかったスピーカー
                
オーディオに興味を持ち始めてから約40年程経つが、当初最も欲しかったスピーカーにクラングフィルム、(後にシーメンス)オイロダインがある。
引き出しを整理していたらシーメンス当時のカタログが出てきて、オイロダインのスペックが載っていた。

ちょっと驚くのは再生周波数で、何と50Hz~15,000Hzとあった。
今時数万円のスピーカーだって人間の可聴範囲20Hz~20,000Hz付近をカバーしている。

そこで、スピーカーの再生周波数に付いて一寸調べてみたら、どうやらこういう事らしい。

スペックがどの様な数字であるかは兎も角、「実際にスピーカーから出る低音の60Hz以下は音というよりも風圧として肌で感じるもので、強烈なドラムやベースの唸りの様な低音は大概80Hz~100Hzくらいである」という。だから、60Hzが出れば通常僕らが聴いているオーディオの低音に何ら不足を感じるものではなく、まして50Hzが出るなら映画館などの大鉄桟を巨大な大砲の****音や炸裂音で揺るがすに実は充分な低音が出る事をオイロダインのスペックから読み取る事が出来るのだそうだ。

そして高音は「4KHz~6KHz以上の純音の音色を判別する事は非常に難しく」この辺りで音程に対する判断は鈍って来るものらしい。

僕らが聴く「スピーカーの音(無論録音前の原音も)を決定づけるのは純音ではなく倍音であって、倍音は整数倍で膨らんで、大体13~14KHzほど先からは殆ど聴こえてこない」ものらしい。

だから、オイロダインの50Hz~15KHzという周波数帯域はこれらの条件を低音で10Hz、高音で1KHzばかり其々上回っており、従ってオイロダインで聴けない音は無いといってもよいという事になるらしい。
だから、2~3万ながら矢鱈に周波数帯域の優秀なスピーカーが量販店などに出回っているのは、要するに僕ら消費者が悪いという事になるようだ。

そういうものでなければ、僕らが買わないから、言い換えるなら、音が良かろうが悪かろうが最低でも20Hz~20KHz出る事にしなければ買う人が居ないから、メーカーは無理してでもこういうものを造るし、測定の仕方で再生周波数表示などどうとでも云える事でもあるから、何が何でもこれ以下の数字は発表すまいとする。

基より、こんな数字は音質には何の係わりもない事で、それは曲った胡瓜も真っ直ぐな胡瓜も味や栄養価に変わりが無いどころか寧ろひん曲った胡瓜の方が(自然栽培)数段勝るというのと同じ事であるようだ。

従って周波数50Hz~15KHzのオイロダインのスペックは、実質的に巨大空間における再生音に何の不足もないということを示しているのだが、既に各メーカーの宣伝文句に毒されてしまっている僕らは、この数字に目を疑い「そんな程度のものか」と吃驚して「大したこと無い」と見下してしまう。

でも評判は最高だから、それを僕らが住むマッチ箱の中の更に小さな書斎で鳴らそうと思う人もいる。結果的に手にはしなかったが自分がそうだった。
マッチ箱の中で鳴らすオイロダイン、実際は劇場の体積分の部屋の体積程度の実力も出せないのではあるまいか。

第一天井高が違い過ぎる。一般的な家庭用のスピーカーだって100%の実力を発揮させるには本当は5メートル以上の天井高を必要とするが、我々の住むマッチ箱の天井高は多寡だか2m半程度が通常の高さである。

単なる大音響ならば出そうと思えば出せるのかもしれないが、音楽としてはとても聴けたものではあるまい。今更ながらこんなものを買わなくてよかったと再度カタログを見直してそう思った。オーディオ関係者の誰もが口をつぐんで決して口外しないのは部屋と音響の関係に付いてである事は知っておいた方が良いだろう。

本当の事を言ってしまうと、メーカーも評論家も雑誌も売れなくなって都合が悪いから口外しないのである。当時本気で購入を考えていた事が「阿呆なことだった」とはそれを知った今だから言うことが出来る。

「クラングフィルム」、ただの社名だそうだが何とも響きがいい。これだけで部屋中に心地よい音楽が広がってくるような錯覚すら覚える素敵な名称である。

僕はドイツの映画館で映画を見た事が無いから、オイロダインの本当の実力は知らない。

旧日劇には確かWEの巨大なホーンが入っていて、解体時に誰がかっぱらうかと話題になったらしいから、日劇で観劇した人達は知らぬ間にWEの劇場音を聴いていた事になるが、クラングフィルムを使っていた劇場や映画館となるとまず聴いた事がない。少なくとも僕は知らない。

そのオイロダインを今頃になって某所で聴いた。

まあ、一般家庭ではあまり望めない広さの部屋にデンと置かれたオイロダインは壮観であり、愛想もこそもない如何にもドイツ的な武骨さが却って、変な例えだがローライの写りの良さの様な、カメラの武骨さとは真逆の効果を期待させるのと同様、見ているだけで素晴らしい音が聞こえてくるような気さえしたものだ。

期待に胸を膨らませていざ鳴りだしたこの時の落胆はだから筆舌に尽くしがたい。
音はか細く、妙に高音ばかりがガラスを引っ掻くような音でキーキー鳴りだした。

おそらく原因はオイロダインそのものではなく他に有ったのだろう。配線間違いとか、プレイヤー周辺、或いは真空管・コンデンサー不良、等々、そして何よりも部屋。

それにしても酷かった。
ドイツスピーカーが如何に優れたものかは日常聴いているつもりだから、その遥か上位機種のオイロダインがこのていたらくである筈が無い。いや、このような音で許される筈が無いと思ったが、これはオイロダインが悪いのではなくて、映画館の大空間に向けて、且つスクリーンの後ろに置いて鳴らすように出来ているスピーカーを書斎に持ち込むこと自体が間違いだと云うべきなのだろう。

ここで聴いたか細い音を完璧主義のドイツ人が母国の映画館で鳴らして、経営者も観客もそれで満足する筈はなかろうとも思った。

あの若かった頃、首尾よく入手出来ていたら僕のオーディオ人生は悲惨なものに変わっていたことだろう。

何時か本当のオイロダインの音を聴いてみたいが、何処で聴く事が出来るのか今のところ当てが無い。

一昔前FMファンという雑誌があった。その創刊号のグラビアに野口さんという方のオーディオルームが掲載されていたが、この人は桁違いな人でコンサートホール程の広さのオーディオルームに有名どころのスピーカーがごろごろしており、壁にオイロダインが嵌めこんであったと記憶している。もしかしたら此処で聴く事が出来るかもしれないと思うが、とっくに物故されたのでどうにもならない。

カタログでオイロダインには2m×2mという平面バッフルを指定しているがこのサイズはどう考えても「最低これだけ必要ですよ」ということであって、何に依らず無限大を理想とするのが平面バッフルならば、オイロダインのバッフルが2メートル四方で充分というものではないにまっている。

然るに、その最低限の寸法だって家庭に持ち込むにはかなりの無理がある事が容易に想像できる。バッフルを左右の隙間なくピッタリくっ付けて置いても横幅4メートル必要である。

勿論これでは何かと不便だから実際は最低でも5メートル必要になるし、天井高は通常2.3メートルと考えて、部屋に入れるだけなら何とかなるだろうが、これもぎりぎりでは何かと苦しいだろうから少し余裕を持たせるとして3メートルほどは必要になるだろう。そしてバッフルの後ろにも最低2mほどの空間が必要になるし、今度はスピーカーから何メートル離れたところで聴くかを考えなければならない。最低でも8mほど必要とすれば、部屋の縦方向は10メートル以上必要になるだろう。長手10メートル、横幅5メートル、天井高3メートルが、オイロダインの最低条件のバッフルを置くスペースとして必要という事になる。

そしてこれは最低条件だから此処までやったからといって満足に鳴ってくれる保証はないのである。

メーカーも発売元も売れるものなら売りたいから、家庭用として組み上げる最低限の規格を無理やり発表した事を恰も証明するように、某所の音は再度云うが酷い音だった。低音など出てこなかった。

オイロダインはドイツスピーカーの代表格だから、ドイツスピーカーは劃して、つまりこういう物を家庭に持ち込ませようとしたから評判を落とし、我が国で普及しなかったのではないかと思われる。これは実に残念なことだ。
シーメンスにはコアキシャルという25センチウーハーの同軸上に9センチツイーターを装備した小劇場用のスピーカーがあるがこれを1メートル四方の平面バッフルに付けたものも他所で聴いた事があるが、オイロダイン同様Ⅰメートル四方のバッフルでは音にならないのだろう、これも酷いものだった。

カタログにはもう一つスタジオモニターの「オイロフォン」とかいうスピーカーも載っていた。
W460,H1050,D310、2WEY,7スピーカー、アンプ内蔵密閉箱。

中高音は口径の記載はないが8㎝ほどの物を拡散方向を変えて4個、低域用も口径の記載はないが20センチ程のコーンスピーカーを3個、という構成である。

「透明な音質は苛酷なまでに音源の判断を可能にします」とあるから、音という音は細大漏らさず再現しますよ、と云っているわけで、だからこそアンプ内蔵なのかと推察するが、「高域、低域共3db、6ステップの調整が可能」とあるし、「壁面に接近して使用できます」とあるから、敢えて業務用のスピーカーを家庭に持ち込もうというなら、大空間を要しないスタジオモニターの此方の方が扱いやすいかもしれない。尤も今でも発売しているかどうかは知らないが、カタログに記載されているくらいだから日本の何処かに存在するものと思われるので、何方か探してみられては如何だろう。

ヴァイオリンを弾く友人T君はELACの何とかいうスピーカーを使っているが素晴らしいとべた誉めである。僕は聴いていないから何とも言えないが、ELACのSTS322というMMカートリッジを愛用しているので、同様の音造りであればべた誉めも当然かと推察する。ドイツの音造りにはイギリス、アメリカとはまた違った如何にもドイツらしい堅めの哲学の様なものを感じさせる。

WEに代表され、JBLやアルテックで一般化したアメリカスピーカーも僕らを魅了するに充分な魅力を持っているが、イギリスのタンノイやヴァイタボックスは音の品性に於いて遥かにアメリカ系を上回る。全てそうだという訳ではないが、概してアメリカ系のスピーカーはジャズ、ロック系の音楽に適しており、其れ程の品性を必要としないのは云ってみればお国柄かもしれない。

どうあれ、ドイツスピーカーの胸を張ったようながっちりした、且つ繊細な音造りの魅力が正しく紹介されていない事は、オーディオ大国日本として画竜点睛を欠くと云うべきだろう。

4、5年前、捨てられていたラジオから外したような、ボロボロのドイツスピーカーがネットオークションなどで出回ったが、こうした事を積み重ねた結果がドイツスピーカーの評判を落としてしまったのではあるまいか。

あの手の8㎝ほどのスピーカーはおそらくラジオから外したものと推察され、もしそうなら所詮人の声さえ満足に聴く事が出来れば事足りるので、其れなりの性能にしか造られていないだろう。それを50円か100円か或いは1000円か知らないが塵の山から安く拾って来て、オーケストラを鳴らし「フィールドスピーカーで御座い。付いては20万円頂きます。此方は上等のテレフンケンなので100万円頂きます」、これでは評判が落ちるのも無理はない。

スピーカーで一番難しいのは箱だという事は今更めく話で、とうに皆様御承知の通りである。

ただ造るだけなら大工仕事でも出来るが、ユニットの実力を実力通りに鳴らす事はそう簡単に出来ることではない。

指定の寸法で造ったから音になるかといっても、まずまともな音になった例を僕は知らない。無論素人仕事でも偶然の大当たりが無いとは言えないが、エンクロージャーの自作ばかりは決してお勧めできるものではない。

尤も、どう造ったって、音は出るに決まっているので、願望から僕らはつい錯覚する、出来たてのほやほやの時は「なんて良い音だ」と思いたいのである。

そして、JBLやアルテックのユニットを使っているんだから良い音に決まっているというブランドに対する先入観がまた僕らの耳を錯覚させる。

回路図通りに組み上げれば一応回路図通りの音が出るアンプなどとはわけが違って(これだって部品配置や配線方法等で俄然音は違ってくるが)目に見えない空気の振動に関する計算と現実の音の間には大きなギャップがあるようだ。

だが逆の事もあるだろう、コーラルのスピーカーユニットだって、箱を旨く造れば素晴らしい音に仕上がるかもしれない。今も云った通り偶然の産物が成功をおさめないとは云えないから、つい期待するし箱造りに嵌るのである。

この事は自作エンクロージャーに限った事ではなく、他社製造の箱つまり指定寸法に依る本職の仕事だってユニットがまともな音を出した例を聴いた事が無い。

まして、他社独自の設計によるエンクロージャーをや、である。
タンノイ然り、JBL,アルテック然りオリジナルとの音質の差は歴然としている。

古くはヴァイタボックスのコーナーホーンに物凄い奴があった。大メーカーともあろうものがよくぞここまでやってくれたものだとほとほと愛想が尽きて、以来このメーカーの物は何によらず買った事が無い。こういう音造りを平気でやる音響メーカーを信用出来ないのである。指定寸法という触れ込みながら、どう造ったってここまで酷い音にはなるまいと思うが、それがちゃんとそうなっているのだから驚く。

件のラジオ用スピーカーも当然箱を作らねばならないが、素人仕事も本職仕事も含めてちゃんと音になった例があるんだろうか、甚だ疑わしい。
僕の知っている限りでは、自称スピーカーの専門家の造ったへんてこりんなバッフルなど随分杜撰でいい加減なものだった。言うまでもなく音は出ていたが音にはなっていなかった。

会社の大小を問わず、どういうものを造るかというメーカーのコンセプトは、要は経営の先見性に加えて教養とセンスとモラルを根本とする筈だから、これが無いメーカーは気楽なものである。何でも有りなのだ。要は「だからこのスピーカーは良いのですよ」という話を造ってしまえば良い。

僕らはだから自分の耳をしっかり信じて、良い悪いもさることながら、好きか嫌いかをしっかり耳で判断したら良いのだろう。JBLだから好きなのではなくて、眼をつぶって聞けば自分の好き嫌いは誰に教えてもらわずとも基よりはっきりしている筈だ。

その耳で是非ともちゃんと整備されたドイツスピーカーの音を聞いてみては如何だろう。

ただし、どうしてもオイロダインをというなら、閉館した映画館を買ってしまうのが早道だろうから相当の費用も必要になるに決まっている。だが、価値はあると思う。
勇者の出現を期待して、是非とも聴かせて頂きたいものだ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=34
2:777 :

2022/08/07 (Sun) 07:13:21

この世のものとも思えない、神の国を垣間見せる音を出すにはどういうパワーアンプが必要か

パワーアンプ:山本音響工芸株式会社 A-08S WE101D/WE104Dバージョン

山本音響工芸株式会社
A-08S WE101D/WE104Dバージョン 受注開始
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-08S-101D-104D-amp-j.html

弊社では一昨年にウエスタンエレクトリックのWE205Dを採用しましたアンプをA-08Sの姉妹機として販売を始めまして多くのお方にご注目いただき、またご高い評価を頂きました。

WE205Dはウエスタンエレクトリックの真空管の中でもその形状のみならず、音の良い真空管としても多くのお方に知られています。弊社でアンプを製造しての感想としてもそれは変わりません。しかし、出力はもっと小さいですがWE101D,WE104Dもそれに劣らず音が良いというご意見も良く聞きます。弊社としましてもそれらのご意見は気になっておりましたが何しろ出力が1Wに満たない大きさでは実際の使用には十分な音圧が得られないのではないかと危惧して今まで実験をしていませんでした。

最近になってそれらのサンプルの真空管が揃いましたので試作機を製造してみました。その結果、期待した以上の音質が得られ、またその出力も十分に実用に耐えることがわかりましたので正式に商品化することに致しました。

WE101DはWEの資料では定格電圧、電流で動作させた場合には約0.25Wの出力であると表示されています。この出力では余りにも小さすぎると思われますので少し高めの電圧をかけることにしました。このWE101Dの使用状態のテストはラジオ技術誌にて新先生などが実験をされ、少し高めの電圧で動作させても問題がないことを報告されています。元来、WE101,104,205シリーズは電話用の真空管として開発され、通常の使用状態で約50,000時間以上の寿命があるように製造されています。これはその真空管の作りやプレートの大きさなどからしても十分過ぎるほどの余裕を取ってあるように見受けられます。民生用の真空管の寿命が約3,000時間前後といわれるのに比べますと極端な差があります。実際、WE101Dのプレートの面積は10Wの損失を持った45真空管よりも大きくなっています。

私たちはこれらの点からWE101Dにはプレート電圧として約250V負荷し、13.5mAを流しました。これで消費電力は約3.5Wとなりました。このときの負荷インピーダンスは5kオームとして約0.6Wの出力が得られました。

一方、WE104Dは規格表での最大出力はプレート電圧190Vで約0.8Wの出力が得られるとされていますのでそのままの状態を採用しました。いずれのタイプでもプレート電流の値はカソード抵抗を微調整して最適値を求め、WE104Dにおいても規格値通りの約0.8Wの出力が得られました。

そして、WE101DとWE104Dはカソード抵抗を切り替えることによって両方が使用できるように致しました。WE101DとWE104Dは外観はほとんど違わないくらいよく似ていますがその特性や音は大きく異なり、全く性格の違う真空管であることがよくわかりました。

それらは下の表を見ていただくとよくわかります。また、その音質も非常に違いが大きくWE101Dが男性的な力強くエネルギッシュなサウンドを特徴とするのに比べ。WE104Dは女性的で優しく柔らかな音という印象です。これは45のサウンドとどこか似ているように感じました。この違いはおそらくそのGmの値が大きく異なることが影響しているように感じます。下の表からもWE101DとWE104Dのゲインの違いが大きいことがおわかりになると思います。そのため両者を比較する場合プリアンプのボリュームの位置を大幅に変えないといけません。同じ位置で聞くと音量が違いすぎてWE104Dが迫力がないように聞こえます。印象としてはWE104Dは少しゲインが少なすぎるため出力トランスに2.5kオームくらいの物を使用する方が結果は良さそうに思えます。

WE101Dを使用したアンプの印象は、大音量を出したとき以外は弊社のWE205D、45、300B等全てのアンプの中で最も躍動感があり、くっきりした明瞭なサウンドであると感じました。これはこの出力を抜きにしても奇跡的なことです。これはこのアンプで初めて採用したノンチョーク式の電源の影響も大きいと思います。通常のアンプでは出力段のB電源のリップルを除去するためにチョークコイルを使用しますが、このアンプは使用電流が小さいためチョークコイルを使用出ずCRのみでフィルターを形成してB電圧を供給しています。以前からチョークコイルが音質に大きな影響を持っていることはわかっていましたが今回実験してみてその差の大きいことに驚いた次第です。使用電流の大きなアンプではこの方法の採用は難しいですが、我が社の今後のアンプには採用してみたいものです。また、出力段のカソードバイパスコンデンサーには米国デアボーン社のラグ端子型のポリプロピレンコンデンサーを弊社似てベークライトのケースに高強度エポキシ樹脂で封入したタイプを使用していることも音質的に大きく寄与しています。また、本機にはドライバー管としてシーメンスのC3mという真空管を採用しています。C3mは1968年頃に発売された比較的新しい設計の5極管で、ドイツの電話用として使用されていた真空管です。非常に特性が良く、きれいな音がしてノイズなども少ない、優れた真空管です。弊社では今後のアンプに積極的に採用していきたいと考えています。

WE101DとWE104Dは共にST型とテニスボール型をテストしましたが、ST型は良く締まったタイトなサウンド、テニスボール型はおおらかなゆったりしたサウンドと感じました。テニスボール型は形がおもしろく見て楽しいですが、高価ですので音質から選べばST型で十分ではないかと感じました。また、両者ともに古いDナンバーの真空管やメタルベースの真空管がありますがサンプルが揃わず、試聴しておりません。ひょっとすると後期の真空管よりも音がよいかもしれません。もしお持ちのお方はお試しください。

弊社としましては出力管が多くあれば積極的に販売していきたいところですが、真空管が稀少で入手が難しいため当面は出力管なしでの販売と致します。もし出力管付きでご希望の場合はご連絡いただけばお探しいたします。本製品は受注生産ですので納期などはお電話などでご確認ください。


A-08S WE101D/104Dバージョン規格

出力管:WE-101DまたはWE104D
ドライバー管:C3m(シールドケースを取り去って使用)
整流管:80
最大出力:WE101D:約0.6W/8Ω WE104D:約0.8W/8Ω
周波数特性:22Hz-28kHz(-3dB)
残留ノイズ:0.4-0.8mV
出力トランスのインピーダンス:1次側5kΩ、2次側:8Ω
ドライブ方式:CR結合、自己バイアス方式

価格:390,000円(税別・出力管別価格・受注生産)
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-08S-101D-104D-amp-j.html

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山本音響工芸株式会社の真空管アンプ
Yamamoto Sound Craft. Amplifier
https://userweb.117.ne.jp/y-s/amp-j.html

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電圧増幅用直熱三極管 WE101D は出力は小さいですが、音はあらゆる出力管の中で断然 No.1 です:

WE101Dプリアンプ+300Bモノラルアンプ×2のサウンド 2021年01月05日

15年程前に鳴らしていたプリ+パワーアンプ。このアンプの組み合わせは「幻想的」な音色を奏でていました。この時のWE101Dの球の音色が忘れられなくて、今でも2台のWE101Dppパワーアンプを使っています。
当時は、「万能型」のサウンドを目指していたので手放してしまったが、今思い返すと、勿体ない事をしたと反省しています。WE101D球を使ったプリアンプは独特の音色(官能的)で、言葉ではなかなか言い表せない質感でした。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/9c929b527038ecc4a573fba6f2a23a33


自宅システムは、管球プリに2台のWE101Dppパワーアンプの「音色」の世界です。独特の「音色」の世界かも知れません。ご近所のNさんも「宝石みたいな音」と云われていました。

WE101D球との出会いは、WE101D球を使ったプリアンプの「音色」を聴いてびっくりしました。「妖艶な」と云う表現が似合う球の「音色」でした。周波数特性がどうとかいう前の「独特の音色」には魔力が有ります。それから、WE101Dを使ったアンプを集め始めました。同じWEでも101D球系統の球でないと出ない「音色」なのだと思います。

英国STC4033Lシングルアンプも非常に良い音色とサウンドですが、WE101Dppパワーアンプの「妖艶な音色」には及びません。この辺は好きか?嫌いか?好みの分かれる処でしょうが、「魔力」に取りつかれた私にはWE101Dのアンプを選択します。折角2台も持っているのですから、自宅システムで使いたくなるのも無理からぬ事です。

管球の球の種類は非常にたくさんあります。私とて、すべての球を聴き比べをする事はまず無理でしょう。他にもWEやSTC、欧州の古典管がいっぱいあります。「ほれ込む」様な「出会い」が無ければ、絶対に手を出せない世界です。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/32847e8e74c771e6b4ecbb62cf978552


詳細は

今 大人気の WE101D _ 出力0.6Wのシングル・アンプで鳴らせるスピーカーは?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/445.html


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この世のものとも思えない、神の国を垣間見せる音を出すにはどういうプリアンプが必要か

プリアンプ :

EAR 912
標準小売価格: 1,980,000円

EAR 868L
標準小売価格: 738,000円
https://www.yoshinotrading.jp/products/ear-yoshino/


EAR 912 音質評価 2011年 10月 逸品館代表 清原裕介
https://www.ippinkan.com/ear_912.htm

EAR社の創立25周年を記念し、またEARのチューブ・テクノロジーの集大成として作られたプリアンプが912です。最高級プロ仕様のMCヘッドトランス付フォノイコライザーを搭載しLINE入力PHONE入力の双方で、最高の真空管サウンドを実現します。


試聴機が届けられる前と届けられたとき、正直これが「198万円」という印象がぬぐえませんでした。

しかし、その音を聞いた後ではその価格が「高い」とは思えなくなってしまいました。今回のテストではCDプレーヤーとトランジスター・プリメインアンプの間に繋いで音質をチェックした(プリアンプのテストでは、音質がどの程度"失われるか?”を確認するため、必ずこのチェックを行います)のですが、驚いたことにCDプレーヤーの価格が一桁上がった!?のではないかと思えるくらい音が良くなったからです。

単なる音量/音質調整器としてのプリアンプを超えた、「音を良くできる(失われた音を復元できる)」プリアンプ(アナログコンピューター)としての能力を兼ね備えプリアンプがEAR 912です。

これ以上の音はあるかも知れませんが、これ以上の音を望まないという意味ですべての項目を満点の10点としました。

使用機材

912のLINE入力の音質テストは、

CD/SACDプレーヤーに AIRBOW X05 Ultimate
アンプにトランジスター方式の AIRBOW PM11S2 Ultimate

を使い、912を使わずに X05 Ultimate と PM11S2 Ultimate を直結したときの音質と、間に912を入れたときの音質を比較しました。

Phono入力の音質テストは、アナログプレーヤーNottingdam Interspace HD(カートリッジは、Phasetach P-3)を912にダイレクトに接続して行いました。スピーカーは、Vienna Acoustic The Musicを使っています。


音質テスト結果


Hilary Hahn Bach Concertos
Los Angels Chamber Orchestra
Jeffrey Kahana (SACD)
Grammophon

 

912を通すと音が浄化されます。

デジタルとトランジスターの組み合わせでは、避けられない「粉っぽさ」や「とげとげしさ」が完全に消え、高域が透き通ってバイオリンの倍音が美しく伸びてゆきます。響きに潤いが出て、部屋の天井を取り払ったように大きく音が上に広がります。

電気的に感じられた倍音の硬さが取れ、弦楽器の高音がまるで生演奏のようにスムースでスィートになります。

どうすればこんな音が出せるのか?全く理解できませんが、アンプやスピーカーが消えて演奏会場に居合わせているような雰囲気です。

過去に数多くの真空管プリアンプを聴きました。驚くほど音が良い製品も沢山ありましたが、これほど「色づけを感じさせないプリアンプ」は今までに聴いたことがありません。優しく透明で、スムースな音。解像度感も抜群です。

Orange Pekoe
10th Anniversary
BEST ALBUN
SUN&MOON (CD)
BMG JAPAN

濁っていた響きが整理され、各々の楽器の音がクッキリします。ボーカルの定位が改善し、口元が引き締まります。

ボーカルと伴奏の前後関係が改善し、立体感が増しています。

中でもボーカルの明瞭感の改善は驚くほどで、CDをSACDに変えたくらい音が良くなります。最高の電源ケーブルとラインケーブルを奢っても、これほどまで音質が改善するか?俄には信じられないほど、音が良くなりました。

極端な例えではなく、20万円のCDプレーヤーを200万円のCDプレーヤーに変えたくらい、音が良くなります。

シンバルの切れ味や響きのリアルだけではなく、すべての音の実在感とリアルさが大きく向上します。クラスの違うシステムを聴いているようです。プリアンプだけでこれほど音が良くなるのは、驚きを通り越して衝撃ですらあります。


ドヴォルザーク 交響曲9番
新世界より
ノイマン/チェコ・フィル
(CD)
DENON

響きの長さ、演奏会場のサイズがまるで変わります。

楽器の織りなすポリフォニックの構造の精度、大きさ、美しさは912を使う前とまるで別物です。現在使っているCDプレーヤーは58万円のX05/Ultimateですが、このプレーヤーをトップモデルのUX1SE/Limited+Antelope OCXの組み合わせにしても、ここまで音は良くならないかも知れません。

CDで聞き比べましたが、912の音質改善をたとえるなら「CDがSACDになったよう」ではなく、「CDが高音質レコードになったよう」という例えが正しいと思います。すべてにおいて改善が著しいので、どこがどうなどと個別に音を評価できません。

外観は素っ気なく少々安っぽい感じも受けますがその音は素晴らしく、メーカー希望小売価格を遙かに超える価値を感じます。真空管プリアンプでこれほど感動したのは、10年以上前に中古で入荷したAudio Research SP10を聞いて以来かも知れません。

同価格帯あるいは遙かに高額なトランジスター・プリアンプを聴きましたが912と比べれば、私にはそれがただの「音量調節器」としか思えないほど912が素晴らしい音に感じられました。



ムソルグスキー
展覧会の絵
チェリビダッケ
/ミュンヘン・フィル
(Analogue Record)
AUDIOR

かなり高性能なプレーヤーとカートリッジを使ったにも関わらず、解像度はCDの方が少し高く感じられました。

響きの透明感や、ポリフォニックの分離もCDがレコードを上回ったように感じました。何よりも中低音の厚みでレコードはCDを大きく上回ります。30cm口径のウーファーが38-40cmにサイズアップした感じと言えば、それが伝わるでしょうか?レコードらしく低音がすこし緩く響きが残るのですが、そのパワー感、押し出し感からは、超大型パワーアンプを連想させます。その低音がAIRBOW PM11S2/Ultimateから出るのですから驚きです。また、少しの濁りやエッジの丸さは感じられるのですが、CDと比べ有機的に感じる”音の濃さ”は凄まじいものがあります。

しかし、最新デジタル機器の素晴らしい音に慣れた今となってはサーフェイスノイズやスクラッチノイズが音に入り、チャンネルセパレーションが悪く、定位も悪いレコードを聴こうとは思えません。音は素晴らしいですが、デジタルの音もすでにレコードを凌駕するほどに進歩したからです。

特別な日にノスタルジーに耽りながら、お気に入りのレコードに針を落とす楽しみは格別ですが、普段はCDで十分です。音も良いですし、音楽もきちんと伝わり、何よりもレコードを痛めるという心配から解放され、より深く音楽に集中することができるからです。
総合評価

プリアンプはパワーアンプには欠かせない「音量調節器」なので、一般には「音を良くできる」という認識はないと思います。また、CDとパワーアンプの「間に入る」のに「情報量が増える」というのは、理解しにくいことだと思います。しかし、今までの経験から良いプリアンプは確実に音を良くすることがわかっています。

電気的には、プリアンプを使うことで信号のインピーダンスが下がり伝達能力が増すため「伝わりきらなかった細かい信号が消えずに伝わり」情報量が増えると説明されます。実際聞いた感じも説明のイメージに近く、良いプリアンプを使うことで細かい音が出てレンジが広くなります。しかし、 私は、ちょっと違う考え方をしています。それを説明しましょう。

プリアンプではなくケーブルでも音が良くなりますが、プリアンプと同じように電気的に説明すると「ケーブルによって消えていた(損なわれた音)が、良質なケーブルを使うことで伝わるようになる」となります。しかし、それでは「測定器のケーブルを変えると得られるデーターが良くなる(改善する)」という矛盾を抱えることになります。測定器ではケーブルの良否を判断できない、聴感上はあれほど音が変わるケーブルを測定できない。測定器に使われているケーブルは、オーディオ用よりも遙かにお粗末なのに得られるデーターは正しい。この矛盾をどのように解釈すればよいのでしょう。私は電気的な説明と違うことが起きているに違いないと思いました。

聞こえる音が変わるのは、電気的な情報損失ではなく人間側(聴覚)の問題だと考えています。人間の聴覚は類似する音に非常に敏感です。関連がある音の「あるなし」の聞き取りでは、測定器を遙かに超える感度を持っています。しかし、物理的に耳殻の構造を調べても、それほど小さな感度の音を拾えるようには思えません。そこで人間の驚くべき聴覚の秘密は、耳ではなく脳にあると考えました。耳が電気信号に置き換えた「音」が脳の中を広がるとき、信号の強い弱いで伝達速度が変わるはずです。また、類似する信号は重なって強まるはずです。つまり、細胞内を伝わってゆく電気信号の形は、音の大小ではなく「神経刺激の伝達パターン」に大きく左右されると考えられるからです。

ケーブルやプリアンプの中を音楽信号が通過すると、その振動(エネルギー)により、響き(付加振動)が発生します。それによって「特定の音響(神経刺激)パターンが強化される」ということは十分考えられます。つまり電気的な情報の変化よりも、「音響パターンの変化」に注目することで、些細なことで音が大きく変わって聞こえることを説明できると思うのです。

真空管プリアンプ(真空管アンプ)は、真空管という「物理的な響きを伴う増幅素子の存在」によって、物理的に信号に響きを付加します。エコーチャンバーやエフェクターのような働きです。EARはこの「響き」を見事に味方に付けて、失われた音楽信号の「パターン」を復元し、人間がいい音と感じる「パターン」を作り出す(強化する)に違いありません。 そう考えると912の素晴らしい音質を理解できますし、失われた音を復元できる装置(つまり非常に高度なアナログコンピューター)と考えれば、その価格も十分納得できると思うのです。

912は単なるプリアンプではなく、最高の音楽復元装置でした。 以前高価な真空管プリアンプとしてEMT JPA66を聴きましたが、さすがにレコードは超高価な昇圧トランスを搭載するJPA66に敵いませんでしたが、CDの音質に関してEAR 912はJPA66を足下にも寄せ付けないくらい素晴らしい音を出しました。

オーディオ機器を単純な「増幅装置」と考えるのは間違っています。それは失われた「音と音楽」を復元できる非常に高度な装置なのですから。
https://www.ippinkan.com/ear_912.htm


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EAR 868PL/868L
https://www.yoshinotrading.jp/ear-yoshino-page/868/

標準小売価格: 738,000円

傑作「EAR 912」のエッセンスを大胆に投入した管球式スーパープリアンプ。羊の皮を被った狼とも言うべき高雅かつ驚異的な音楽再生能力。

世界最高のプリアンプとも呼ばれるほど高い評価を受け、EARエンスージアスト垂涎の的となった「EAR 912」は、パラヴィチーニが長年に渡って進化を続けてきた「真空管ートランスカップリング」という独自の回路をふんだんに組み込み、入力された全ての音楽を色付けせずにナチュラルに、しかしパラヴィチーニならではの水分をたっぷりと含んだ、それでいて弾力性に富んだシルクのような肌触りの音色/音触にして描き出し、プロスタジオ仕様の最高級プリアンプ(管球式コントロールセンター)として人気を博しています。

「King of Tube」の異名を持つパラヴィチーニは真空管を選ぶ時、まずは真空管の在庫表に目を通します。決してヴィンテージ管や人気の管球にとらわれず、供給量が豊富で、将来的にも安定供給が可能な球をピックアップするのです。つまりパラヴィチーニにとって球の持つ個性よりも、増幅素子としてのアドバンテージがトランジスタよりも真空管の方が多いという広義の理由から真空管を選び、極端な解釈をすれば「真空管であれば何でも良い」とも捉えることができます。

しかし、真空管にはやはり球の持つ個性があり、それが音質や音色に影響を及ぼします。そこで重要になってくるデバイスがトランスフォーマーです。

オーディオバンド用トランスフォーマー造りの世界的権威でもあるパラヴィチーニは、回路設計を行う段階において、目標に定めた音に到達させるために、全てパラヴィチーニ自身が真空管の特性を考慮して手巻きでトランスをデザインします。

一言でトランスと言っても、銅線の材質、ゲージ、ターン数、巻き方の強さ、ターンの重ね方、そして回路との接続方法等々によって出力される音が大きく変化します。

この真空管とトランスフォーマーの無限なるパターンが存在するとも言える中で、マッチングが見事に決まった時に、理想とする音が生まれてくるのです。

この名人の匠とも言える技巧は、一朝一夕に完成されるものではなく、パラヴィチーニのプロの現場で叩き上げられた膨大な量の音楽・音響体験と、世界トップクラスの研ぎすまされた耳を持つプロフェッショナル達を納得させるために、試行錯誤の末に得た長い経験によるノウハウとが組み合わされ成し得られる唯一無二のものなのです。

これらパラヴィチーニ/EARのサウンドの源泉とも言える「真空管ートランスカプリング」の技法を集中的に採用した「EAR 912」のサーキット、真空管、トランスフォーマー、及びMC昇圧トランスを含むフォノステージ(868PL)を惜しみなく投入したモデルが「EAR 868PL/868L」です。

まさにプロ仕様プリアンプである「EAR 912」の絶品の音色がふんだんに楽しめます。

リッチで艷やか、そしてEARならではの奥行きの深さが、美しい音楽の響きを更にエレガントに表現し、新たな感動を呼び覚ましてくれることでしょう。

世界最高峰のプリアンプと呼ばれる程の美しい音色を放つこの「EAR 868PL/868L」の豊潤な調べを是非あなたのリスニングルームでお楽しみ下さい。



Specifications

フォノ入力: RCA x1 (868PL)
ライン入力: RCA x5系統, XLR x1系統
テープアウト: 1
出力: XLRx 2, RCAx2

ラインアンプ: S/N比 ラインアンプ = 90dB (1v out ref)

フォノセクション(PL): 大型MC昇圧トランス内蔵
ノイズ (weighted): -80dB (IHF)
インプットインピーダンス:
MM 47 kΩ (868PL)
MC 40Ω (4Ω/12Ωの選択可)(868PL) 工場セッティングとなります。
Line 47kΩ
最大出力: 5V into 600Ω (バランス/アンバランス出力)

使用真空管:
EAR868L (ラインのみ) PCC88 (7DJ8) x 2または ECC88(6DJ8)x 2
EAR868PL(フォノ付) PCC88 (7DJ8) x 4または ECC88(6DJ8)x 4

消費電力: 24W max total
重量: 10kg
サイズ: W 388 x D 330 x H 102 (mm)
リモコン付き: ボリュームのアップダウンのみ
https://www.yoshinotrading.jp/ear-yoshino-page/868/


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詳細は

無限の宇宙感(観)に腰を抜かす_ ティム・デ・パラビチーニの世界 - YouTube動画
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/379.html

EAR の真空管アンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/947.html

CD 専用プレーヤー EAR Acute Classic _ ティム・デ・パラヴィチーニの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/853.html

マイナー真空管を使った真空管アンプは、その真空管が手に入らなくなったら不燃ゴミになる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/961.html

ティム・デ・パラヴィチーニがいなくなった EAR に未来は無い
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004541


ティム・デ・パラヴィチーニは何時も QUAD ESL57 を使って音楽を聴いていたので、EAR のアンプはすべて QUAD ESL57・ESL63 の純正アンプになります。


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この世のものとも思えない、神の国を垣間見せる音を出すにはどういう DAコンバーターが必要か

DAコンバーター : GUSTARD A22


このところ、我が家のオーディオに革命的といってもいいような大きな衝撃をもたらしているDAコンバーター「A22」(ガスタード:中国)。

いや、けっして大袈裟ではなく・・(笑)。

ここ2週間ほど仲間から借り受けてエージングを兼ねて使わせてもらっているが、自分も欲しくなったので「二番煎じ」を厭うことなくアマゾンに注文したところ、どうやら最後の発注だったようで滑り込みセーフ。

丁度、その日は午後に「A22」を貸してくれたオーディオ仲間の「Y」さんがお見えになる日だった。

「A22がネットラジオの384KHzの受信に成功しましたよ」と招待していたのである。

これまではCDの「44.1KHz」に毛の生えたような「48KHz」の受信だったが、「北国の真空管博士」のアドバイスのもとパソコンに「A22」ドライバーのインストールに成功して実現したものだ。

飛躍的に音質が良くなったのは言うまでもない。

なお、ちょっと話が逸れるが画像の本体「A22」の上に載せているのは放熱用の「ヒートシンク」(アルミ製)である。

何しろ「IC」は熱に弱いので少しでも外気に当たる面積を増やして放熱させようとの配慮からで、機器の寿命の方も少し伸びるんじゃないかと期待している。

さて、試聴していただくシステムだがYさんは「AXIOM80」以外のスピーカーは好まれないので、「トライアクショム」を外して本来の「AXIOM80」(オリジナル版)に入れ替えた。

真ん中が自作の箱(板厚1.5cm)に入れたオリジナルの「AXIOM80」で、右側が復刻版の「AXIOM80」である。コーン紙の色が微妙に違いますね。

オリジナルの方が圧倒的に軽いとされており、繊細なことこの上なく、息を吹きかけるとコーン紙が動くとさえ言われています(笑)。

こういう古典派スピーカーはせいぜい出力1~2ワットの小出力アンプで駆動したいものです。オーバーパワーの弊害についてはいずれ稿を改めて・・・。

さて、試聴したシステムの概要だが、現時点で我が家のベストメンバーなので後日のために記録しておくとしよう。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e27bbc843c111cc59f188cf5d611bcfc

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25日(日)の午後1時から始まった試聴会だが、ハイライトはハイサンプリング「384KHz」の受信に成功したDAコンバーター「A22」の音質テストだった。

試聴テスト用に使ったシステムを後日のために掲げておこう。

<CDトランスポート> 

CECの「TL3 3.0」(ベルトドライブ方式)でアップ・サンプリングの出力「176.4KHz」が可能

<DAコンバーター>

ガスタードの「A22」で「176.4KHz」で受信。

<プリアンプ>

「安井式」の回路(真空管4本)を使い、出力管は「6072」(12AY7の高信頼管)、バッファーは「5814A」(12AU7の高信頼管)を使用。

<パワーアンプ>

出力管「E180CC」(ムラード)のプッシュプル・アンプ(出力トランス:TRIAD)。パワーはせいぜい1ワットぐらい。

この際、前段管を「RCA」(6SL7)から「STC」(CV569=ECC35=6SL7)にして、すべての球を「英国」製に統一してみた。

<スピーカー>

グッドマン「AXIOM80」(オリジナル版)

そして、試聴盤だが「久しぶりに有山麻衣子さんの声を聴かせてください」との所望があった。

ジャケットに「女神が導いたかのような天使の歌声」とあるが、誇張でも何でもないと思わせるほどの素朴で可憐な歌唱力の持ち主である。

「これまで聴かせてもらった中で最高の音です。録音現場の雰囲気がそのまま再現されてますよ。」と、感心されるYさん。

「先日のテストでは44.1KHZのもとにdCSとのテストマッチをして互角でしたが、さすがに4倍のサンプリング176.4KHzで聴くと明らかにガスタードの方に一日の長があるようです。雰囲気の再現性が際立っていますね」

他の音楽ソースを含めて2時間ほど聴いてもらってから、ネットラジオをハイサンプリング「384KHz」で試聴へ。

Yさん曰く「この音質ならもうCDを購入する必要はありませんね。宣伝がいっさい無いので、気に入った曲を随時録音できるといいですね」

「具体的な方法を伺ってませんが、録音はできるそうですよ」

「北国の真空管博士」によると、ネットプレイヤー「AIMP」(ロシア)にラジオの専門チャンネル(ドイツ)を取り込むのは一苦労されたそうだ。

商用べースとして使用されるのを警戒してか肝心のラジオ局側が「URL」を公表しておらず、発見するのに手間がかかったとのこと。

言い換えるとネットの世界はいくら秘密にしておいても誰かが鍵をこじ開けてしまうともいえそうだ。

いずれにしても、一般的に中高年にとってパソコンは敷居が高いが、何とかチャレンジして果実を楽しめるようになればしめたもの。

そのうち「384KHzの2倍の768KHz、3倍の・・」の受信が可能になるのも時間の問題でしょう。

確実にアナログのレベルに肉迫しているといえるし、そのうちDACの「A22」も古びてしまうこと必至・・(笑)。

しかし、お値段もそれほどではないし消耗品という感覚のもとで6年も使えれば十分と思っておけば無難でしょう。

コスト計算してみると1日当たりたったの60円なり~(笑)。

それに比べて、たとえばレコードの場合フォノモーター、トーンアーム、カートリッジ、フォノイコライザーアンプなどに完璧を期そうと思ったら、維持費を含めて莫大なお金と手間がかかる。それに肝心のレコード盤(輸入盤)が高価だし~。

というわけでアナログよりもデジタルの活用に邁進する方が山の頂上を目指す近道だと思うんだけどなあ。

まあ、デジタル派の勝手な言い分ですけどね(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0ffb8c77d4163418e83e70b85a1ac1c3



✰ 中国製DAC「A22」の登場
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/07ddcea31c4178b52dc6ddc49c13f3c8

今年最大のハイライトでもいうべきDAC「A22」(GUSTARD)の登場である。(画像の機器の上に載せているのは小型のヒート・シンクで真夏は重宝している)

中国製といっても、カギとなるチップはクラシックファンに定評のある「AK4499」(旭化成)が使ってあり、実用中の仲間からも高評価だったし、「北国の真空管博士」からも「とても優秀なチップを惜しげも無く左右両チャンネルに使ってますよ!」とお墨付きをいただいたのでためらうことなく購入した。

どうやら国内では最後の購入者だったみたいで、以後「A22」はネットの販売欄からプッツリ姿を消した。例の旭化成の火事で「AK4499」が生産不能となり、今や幻のチップとなったようだ。

そして、ここで「ホット・ニュース」!

それは何かというと「ヒューズの入れ替え」である。

ヒューズは「縁の下の力持ち」的な存在だが、機器の電流が必ず通る部分なのでなるべく配慮したいところではある。

DACの場合、真空管アンプなどとは違って精密な内部を弄ったりすることは難しいが素人が唯一触(さわ)れるところといえば「ヒューズ」ぐらいのもんだし、仲間から「GUSTARDの黄金ヒューズがネットに載ってるよ」と、聞きつけてさっそく購入した。

1個「3000円」なり。普通の「ガラス管ヒューズ」と比べてズシリと重たい!

差し換え方法となると、さっぱりわからず仲間に協力してもらってやっと首尾よくいった。

裏側の電源端子の下の部分に「ヒューズケース」が収納してあり、それを小さな「マイナスドライバー」で強めに弾くと開いた。

「たかがヒューズ、されどヒューズ」で練り上げられた繊細なシステムほど顕著に音の差が出てくるはずだが、結果はいかに~(笑)。

ウ~ン、これまでよりもさらにレンジが広くなって低音域の力感が増した気がするが・・。

我が耳だけでは頼りないので確認の意味で、昨日(25日)の午後仲間に来てもらって試聴してもらった。

すると「たかがヒューズ1本でこんなに音が変わるんですか!」と、激賞のオンパレードだった。

音の抜けからレンジ、瑞々しさなどあらゆる音質の形容詞を使っても足りないほどすべてわたって向上したとのことで「さっそく我が家も購入します」。

「これだけ音質に効果があるのなら最初からこのヒューズを付けて売ればいいのに~、販売価格に3000円上乗せすればいいだけの話だが・・」と二人で悲憤慷慨したことだった(笑)。

デジタル機器の場合、可能な限り「ヒューズにも気を配ったほう良いみたいですよ~」


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「GUSTARDのDAC「A22」が想像以上に良かったものですから、おなじGUSTARDのプリアンプを購入しました。おたくのシステムでテストしたいんですけどいかがでしょうか」と、近隣にお住いのオーディオ仲間「Y」さんからご連絡があった。

気に入った音が出さえすれば「真空管であろうとTRであろうといっさい拘りはない」つもりだが、真空管さえ使っていれば「大外れはない」という気持ちはたしかにある。

実はこのTR式プリアンプから気に入った音が出てくれれば、まったく手が出ない価格帯ではないので購入しても良いとさえ思っていた。

DAC「A22」の性能から考えて、GUSTARDへの信頼性はそれほどまでに高かった。

これが「GUSTARD」の「TR式プリアンプ」である。

テストしたシステムは次のとおり。

CDトランスポート(CEC:176.4KHz)→ DAC「A22」(GUSTARD) → プリアンプ「E180CC×3本」(マランツ7型)→ パワーアンプ2台 → スピーカー「AXIOM80+D123」

今回のGUSTARDのプリアンプ(以下「Gプリ」)の競争相手となる真空管式プリは「12AX7」(BRIMAR)に代えて「E180CC」を使った。

通常のミニチュア管に比べて「プレート」がやや大きいせいか音の重心が下がるし、それかといって中高音域の輝きが失われないので外せなくなった。情報量が明らかに増えるのだから実に楽しくなる。

テスト盤はクラシックよりもジャズボーカルの方が分かりやすいということでこの2枚を選択

「ダイアナ・クラール」盤は「指でパチッ・パチッ」と弾く音が収録されているトラックがあって、音響空間の中でその響きがどのように広がるかなどが聴きどころ。

両方のプリアンプを2時間にわたって聴き比べた結果、軍配は「真空管式プリアンプ」に上がった。

TR式はどうも中高音域がやや硬質気味で余韻に乏しい感じを受けた。この感想は自分ばかりではなくYさんもご賛同された。

以前から持っている印象だが「TR式は低音域は悪くないが中高音域の瑞々しさにやや乏しい」傾向は変わっていなかった。

パワーアンプに比べてプリアンプとなるとより一層この傾向が強くなるようだ。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1a762008e70ac34c3878db8c9eff8391


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詳細は

GUSTARD DAC-A26 _ 旭化成 AK4191+AK4499EX搭載のDAC
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14064243

DACチップはESSか旭化成か?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14028830

パソコンとDAコンバーターの間にDDコンバーターと外部クロックを入れた方がいいか?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14029056


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この世のものとも思えない、神の国を垣間見せる音を出すにはどういうケーブルが必要か


アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル)ノイマン ケーブル
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/880.html

スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 24GA (単線, 0.205 mm2, 高能率スピーカー用)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/892.html


伝説の「WE」(ウェスタン・エレクトリック)の絹巻きブラックエナメル
https://procable.jp/speaker/we24_tansen_blackenamel.html

(非メッキ)の単線の24GA、二本より(スピーカーケーブルに適合)です。最近の音源は非常に濃く、高域側が目立つ傾向にあります。音が濃ければ濃いほど、高域側が目立つような音になるからです。

そのような時に、このブラックエナメル(非メッキ)単線を使っていただくと、少々音が柔らかくなり、非常に深みのある音を奏でてくれます。これは逸品です。

これぞ本物中の本物です。世界にも残りわずかなもので、貴重品です。本国の米国にすら、在庫が無くなってしまっているほどの名ケーブル中の名ケーブルを放出します。この絹巻きブラックエナメル(非メッキ)、単線24GAも、メッキ単線同様、非常に優れたスピーカーケーブルとして使える事が判明しましたので、ここに発表致します。
   
24GAというのは、凄く細いです。今の標準からすると、非常に細いほうだと思います。しかし、高能率スピーカーを1.5mから3m程度で接続して駆動するに十分の太さでしょう。相手のスピーカーが16Ω、高能率スピーカーですと、家庭での使用であれば、5mでも大丈夫な太さになります。

スピーカーの能率が高い場合には、それほどの電流を流すわけではありませんから、細くても大丈夫です。

あまりにも太いケーブル、見てくれだけの高額なケーブルは、音をおかしくしますので、ご注意下さい。必要にして十分なケーブルこそが、理想です。

100ボルト電源の場合、太いケーブルでは音の切れ味が悪く、すりガラス越しの映像のように、モヤモヤの音になってしまいます。その原因は、ケーブルにあります。ききづらい高域のきつい音を柔らかくすると同時に、音の切れ味を鋭くして、生音に近づいていくには、WE絹巻きブラックエナメルの24GAも、ベストスピーカーケーブルの一品でしょう。

アルテック、ジェンセン、JBL、タンノイのモニター系、それらを完璧に鳴らすには、WEのスピーカーケーブルが必用です。独特な、洗練されきったフラット感が必用なのです。上記のプロ用スピーカーが、どれもこれも鳴らしにくいこと、このうえないのは、現代のスピーカーケーブルの品質が悪すぎることが、原因の一つです。
   
さて、このWE(ウェスタン・エレクトリック)のスピーカーケーブルは、24GA絹巻きと、今の常識からは、非常に細いです。しかし、細くて良いのです。いや、細くなくては、高能率スピーカーの能力は、十二分に引き出せないのかもしれません。


世界最高峰のWE、伝説のWE、

★常識を越えて

常識を越えていきましょう。常識を越えて細い範疇になると思います。それが絹巻き24GAのブラックエナメル(非メッキ)単線です。

完璧主義の、そのまた上をいく、完璧なケーブルが、この、WE(ウェスタン・エレクトリック)、絹巻き単線、ブラックエナメル(非メッキ)の、24GA、二本より(スピーカーケーブル用)です。


★ブラックエナメルの剥がしかた
ブラックエナメルを剥がすには、下の写真のように、カッターナイフの刃をケーブルに対して90度の角度であてて、上下に動かしながら、こすって下さい。

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詳細は

オーディオ機器の音色はケーブルで殆ど決まってしまう
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004468

プロケーブル社長の言っていた事が本当だった _ オーディオの基本と鬼門・その真実
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004014

音楽も音も全然わからなかった菅野沖彦先生が日本のオーディオ評論の第一人者になれた理由
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003367
3:777 :

2022/08/07 (Sun) 07:15:50

「音楽&オーディオ」の小部屋
我が家の「ベストサウンド」の決定 (2022・6・11)
2022年06月13日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/7a214dc4f45f99c53c4b1a69ce8592c1

4~5日おきにオーディオ機器をとっかえひっかえしながらいろんな組み合わせで聴いていると、やはりそれぞれに一長一短あって、いったいどれが「ベストの組み合わせ」なのか、一概に決めつけるのがなかなか難しい。

で、このたび「20億6千万円」で落札された「ストラディヴァリウス」に大いに刺激されて、「ヴァイオリンの再生」だけにこだわってどの組み合わせがベストかをオーディオ仲間に来てもらって雌雄を決することにした。

何しろ移り気な性格なので2022年6月11日に限っての限定版ということにしよう(笑)。

ちなみに選択の対象となる機器類を挙げると次のとおり。

<CDトラポ2台> 
CEC「TL3 3.0」(ベルトドライブ)、パナソニック「DP-UB9000K」(ブルーレイ再生専用)

<DAコンバーター3台> 
DCS「エルガー プラス」、フェーズメーション「HD7A192」、GUSTARD「A22」

<プリアンプ3台>
安井式「13D3×2本、12AU7×2本」、JADIS「12AY7×4本、12AX7×2本」、マランツ7型「13D3×2本、12AX7×2本」

<パワーアンプ9台> 呼称は出力管によるもの
WE300Bシングル、PP5/400シングル、2A3シングル、6AR6(楕円型プレート)シングル、071シングル、71Aシングル、6FQ7(RCAクリアトップ)プッシュプル、371Aプッシュプル、EL34プッシュプル

<スピーカー7系統>
AXIOM80(復刻版)+サブウーファー、AXIOM80(オリジナル版)+サブウーファー
スーパー10+デッカ・リボン型ツィーター、スーパー12(イン・ウェストミンスター)+スーパー3、リチャードアレンG8+サブウーファー、PL100(モニターオーディオ)、トライアクショム(口径30cm:同軸3ウェイ)

以上のとおりだが、「なぜこんなに必要なのか?」という疑問をお持ちの方がきっといらっしゃることだろう。

それには「選択肢が多ければ多いほど質が高まっていく」というのが答えになる。

ほら、心当たりがあるでしょう・・、志望校、就職先、そして結婚相手とくると「身も蓋もない」かな(笑)。

というわけで、ああでもない、こうでもないと毎日がルンルン気分だが、実は組み合わせが無数にあるようで、ある程度限定されてくる。

というのも各機器の個性をおおかた把握しているので、相性の悪そうなのは初めから除外できるし、今回のお客さんの「Y」さんも長いお付き合いなので我が家の機器の個性をほぼ熟知されているので随分と手間が省ける。

とにかくヴァイオリンの再生とくればスピーカーは最初から「AXIOM80」で決まり~。

結局、最初の組み合わせを次のとおり設定して「梅雨空の品定め」を行った。

「DPーUB9000K」 →(デジタルコード)→「A22(ハイレゾ176.4Hz)」→「安井式プリ」→「071シングルアンプ」→「AXIOM80」(復刻版)

するとYさんから次のようなコメントがあった。

「これは今まで聴かせていただいた中で最高の音ですね。超ハイスピードのサウンドです。それに艶と潤いが加わりました。はてしなく透き通った透明感といい、やはりAXIOM80じゃないと出せない音でしょう!」

いつも歯に衣を着せない辛口のYさんだが、のっけからこういう言葉をいただこうとは夢にも思わなかった(笑)。

続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/7a214dc4f45f99c53c4b1a69ce8592c1

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「音楽&オーディオ」の小部屋
夏が来た!オーディオの衣替えだ!!
2022年06月29日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/f9bebdc8d6ce7cdd8ac19709752bb033

梅雨が始まったばかりだと思っていたら今年は異常な速さで「店仕舞い」ということで、関東・関東甲信越地方や九州南部(6月27日)に続いて、九州北部も28日に梅雨明け宣言にビックリ、しかも「今年は7月をピークに猛暑になりそう」との情報も飛び交う。

当地、別府でも早くも連日30度の猛暑が押し寄せている

で、オーディオも夏向きへと衣替えだ!

★ DAコンバーターの休養

現在の手持ち3台のDAコンバーターのうち、一番古い「エルガー プラス」(dCS)は、室内が30度を超えると短時間の使用でも内部の熱が溜まって天板が異常なほど熱くなる。

となると、コンデンサーなどへの部品への悪影響が心配になるので、7月~9月は「電源スイッチ」を完全に落として使わないことにしている。

とはいえ、残り2台のうちの「A22」(GUSTARD)もかなり熱くなるので、冷凍庫で冷やしていた保冷剤をタオルに巻いて、天板に敷き詰めたヒートシンクの上において4時間ごとに交換している。

    

手がかかるオーディオ機器ほど可愛いものです(笑)。

★ パワーアンプの選択

暑いときはエアコンの出番と決まっているが、一日中つけっぱなしというのも不健康だし、電気代もばかにならない。それに「大河の一滴」だろうが「節電」にも協力しなければ。

昨日(28日)の昼のテレビ「ひるおび」で、熱中症防止のため「エアコンは必須です」と言ってたが、都会はそうだろうが地方はそれほどでもない。

我が家の場合、立地に恵まれており海からの爽やかな風が吹いてきて暑さを凌ぎやすいので助かる。

で、夏の日中はなるべく窓を開け放して、ややボリュームを落とし気味にして音楽を聴くことにしている。

となると、「サブウーファー」(100ヘルツ以下)はお呼びではない。

「AXIOM80」をサブウーファーなしで聴くとなると、比較的低音域が豊かなパワーアンプの出番になる。

中高音域の美しさは71A系アンプが抜群で他のアンプの追随を許さないが、低音域の充実度となると話が違ってくる。

候補となるアンプは次の5台。

「WE300Bシングル」「PP5/400シングル」「2A3シングル」「6AR6シングル」「71Aプッシュプル」

で、この中で「見た目」と「音質」から一番涼しそうなのが「6AR6シングル」アンプ。

アメリカ海軍のレーダー用として使用されていた名管「WE350B」を出自とする「6AR6」(5極管)を出力管としたアンプである。



「6AR6」は初期から後期までいろいろあるが、初期の「楕円型プレート」を使用し、「5極管」を「3極管」接続にしている。これで周波数特性の曲線が名管「PX4」(英国)とそっくりになるというから頼もしい。

また、前段管を当初の「6SL7」から変換アダプターを使って「ECC83」(テレフンケン)に代えているが、「μ=増幅度」が増えたせいか瞬間的な大きな入力の時に確実に歪が減る。

さらに、「北国の真空管博士」にお願いして回路を少し手直ししてもらい、ボリュームを「クラロスタット」製に変更している。

「これで少なくとも貴方の手持ちのアンプの中では周波数レンジが一番広いと思いますよ」とのお墨付きを得ている。

ちなみに、「クラロスタット」ボリュームはあの名器とされるプリアンプ「マランツ7」に使用されており、「ヤフー知恵袋」に次のような問答がある。

「マランツ#7は製造年代によってボリュームのメーカーが異なり、それによって、音の大きな違いが生じるというのは本当でしょうか。どなたか詳しい方、教えて下さい。」

「マランツ7のボリュームは何種類かあります。 クラロスタット製が最高と言われております。 シリアル№11xxxx番迄(12000未満)迄クラロスタットのボリュームが使われておりますが、シリアル№11xxxx番迄(12000未満)迄は音が格別によいと言われており、オークションも含めて高値で取引されております。

但し、名前は控えさせて頂きますが、メンテナンス兼レコード&オーディオ輸入販売されている方より直接聞いた話ですが、№11999以内を輸入したのですが、クラロスタットのボリュームが他社に変更されており、低価格ですぐ売却したとのこと。~以下略 ~」

というわけで、我が家の「6AR6」アンプの音が悪かろうはずがないですよね!(笑)

最終的にこのアンプでモーツァルトを聴きながら、実際に外に出て耳を澄ましてみると想像したほど音が漏れていないし、気になるほどうるさくはない。ましてや、通りすがりの人にとってはまったく意識しない程度のはず。



玄関近くにあるオーディオルームの窓から植木を隔てて道路に面する塀まで4mほどあるが、植木が拡散と吸音の役割を果たしているようだ。

この程度なら気兼ねせずにもっと大きな音で聴くことにしようと自信が持てた(笑)。
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「音楽&オーディオ」の小部屋
まったく「要らん世話」ですが
2022年07月02日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/dac1a944bcb7ac283a137066d4a4db78

50年以上オーディオに悪戦苦闘していると、いろんな方面から情報が入ってくる。

それぞれに貴重な実例として参考にさせてもらっているが、まったく“鵜呑み”というわけにもいかず最終的な機器の取捨選択はひとえに自分にかかっている。

そもそも空気の振動を音楽に変換する「脳」は個人ごとにそれぞれ違うし、リスニングルームの大きさや形状によっても音は千変万化するので、最終的には現場のケースバイケースでの判断に委ねられる。

たとえばテレビを観ながら大きな空間の中で音が鳴っていると、その響きについ「うっとり」としてしまう。こんな空間なら大がかりなオーディオシステムなんて不要だな~、その一方で部屋が小さくなればなるほど質のいいシステムが必要になるようだ。

部屋の大きさとシステムのレベルは「反比例」する、言い換えると「(女性の)色の白さは七難隠す → 部屋の大きさは七難隠す」(笑)。

で、そういう状況の中で揺るがぬ信念のもとに的確な判断が下せるといいのだが、現実にはそうもいかない。

本音を言わせてもらうと、昔からあまり自分の耳に全幅の信頼を置いているわけではない。

そういう意味では永遠に「ストレイ シープ」なのである。そういうときに最終的に頼りにしているのがオーディオ機器の「ブランド」となる。

どなたにも衣食住の全般にわたって、「これさえ使っていればひとまず安心」という「信頼のブランド」が何かあるに違いないが、趣味のオーディオもその例に漏れない。

端的に言えば性能と精神安定剤が両立したようなものかな。

自分が長年にわたって使ってきた中で実例を挙げると、スピーカー、真空管などを含めて強く印象に残っているものといえば、イギリス勢では「グッドマン」「STC」「GEC」「ムラード」でこれらの銘柄はすべてハズレがなくて満足のいくものばかりだった。そういえば、いずれも相当古い年代のものばかり!

アメリカ勢では言わずと知れた「WE」(ウェスタン)、「RCA」がそう。

ほかにも自分が知らないだけで沢山の信頼のブランドがあるのだろうが、現時点では以上に尽きる。

で、主要な論点はここからである(笑)。

つい先日のこと、古典管の泰山北斗とされる方と次のような会話をしたので紹介させてもらおう。

「現在スピーカーにAXIOM80を常用しています。音声信号に対するハイスピードぶりを堪能していますが、ようやくこのハイスピードに対応できる真空管が限られていることに気づきましたよ。

たとえば「71A」や「6AR6」に比べてプレートの大きな真空管、つまりWE300BやPP5/400などの音が何だか間延びするような感じなんですよね。有名ブランドといってもやはり最後は適材適所であまりあてにできませんね」

「そうなんです。WE300Bなんて業者をはじめとした関係者が儲かるために作り上げた虚像ですよ。たしかに悪くはない真空管ですがとてもお値段ほどの価値はありません。あなたもそう思うでしょう!」

という内容だった。

とはいえ、こういうことは実際に使って体験してみないとわからないことも事実。

たとえば、我が家でも小型の真空管を使っているうちに、有名ブランドの真空管ならもっと「いい音」がするに違いないと思い込んで、WE300BやPP5/400が欲しくなり購入するのは必然の流れだったといえよう。

そして、使っているうちに有名ブランドといってもけっして万能ではないことに気づき、ようやく適材適所という難題に突き当たる・・。

皆様のオーデイオは適材適所になってますか~、まさかブランドを盲信しているわけではありませんよね。

まったく「要らん世話」ですが(笑)。
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「音楽&オーディオ」の小部屋
オーディオの闇は果てしなく深い
2022年07月11日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/67a51777c7c87a744e1d4c5c185a3a6b

前回からの続きです。

左チャンネルのSPボックスは元のまま、右チャンネルのボックスは前回の既述どおり新たな仕組みを施して耳を澄ませたところ、右側の方が圧倒的に良かった。

音が明るい、響きが豊かで屈託がない、それぞれの楽器に深い奥行感が出てきた、低音域の量感が増えた感じがする、など期待以上の成果に驚いた。

たった1枚の小さなビニールを底板に敷くだけでこれだけ変わるのだからオーディオの闇は果てしなく深い(笑)。

小躍りしながら、ためらうことなく左チャンネルについても同様の作業に取り掛かって無事終了。

その日は終日、いろんな曲目を聴きまくりながら「ええ音やなあ・・」とご機嫌。これが「バラ色の人生」というやつだろうか(笑)。

で、翌9日(土)の早朝のこと、およそ1か月ぶりにオーディオ仲間の「Y」さんのご尊顔を仰ぎたくなった。

「AXIOM80を弄ったところ、どうやら満足できる状態です。聴きにお見えになりませんか」

「ハイ、それではいつもの13時半ごろに伺います」

「Y」さんには我が家のシステムに変化が起きたときは必ずといっていいほど来ていただいてアドバイスをいただいている。

もちろん、まるっきり鵜呑みにするわけではないが、冷静な第三者の視点からのご意見はハッとさせられることが多い。

で、実際にお見えになるとなると、できる限り最高の状態に整えておきたいので、さっそく大分市郊外の「DIY」店に走って箱の内部の重しとなる「鉄筋」を買った。クルマで45分ぐらいかな。



長~い2本の鉄筋を30cmおきに切ってもらった。1回の切断料が50円なり(笑)。これらを左右のボックスの底部に四方均等に敷き詰めた。そして既存の「水入りのダンベル」はボックスの上に置くことにした。

何しろ板の厚さが「1.5cm」の軽い箱だから、それなりの重さにした方がボックス全体の振動のためにはいいと思っている。

作業がぎりぎりに間に合って、13時半きっかりにYさんがお見えになった。

Yさんは大きな高齢者保養施設の理事長さんであり、立場上の慣れもあるのだろうか、一切の忖度なしに「歯に衣」を着せずストレートに発言される。

正直言ってカチンとくることもあるが、それ以上にメリットの方が大きい(笑)。

「明らかに(音が)変わりましたね。以前と比べて焦点がピタリと合ってる感じです。一段とレベルアップした感じですが、インシュレーターの効果もあるんじゃないですか」と初めから好評。



お気に入りの「AXIOM80」にはいつも好意的な見方をされるが、今回はさらに輪をかけた感じ。

せっかくの機会だからと、駆動するアンプを3台順次取り代えていった。

アンプとスピーカーは持ちつ持たれつの関係だが、AXIOM80はアンプ次第でガラッと音が変わる。言い換えるとアンプの選り好みが激しい。

初めが「2A3シングル」次いで「6AR6シングル」(三極管接続)、そして最後が「071シングル」(SRPP回路)。

いずれもインターステージトランス無しのアンプである。私見だがAXIOM80のハイスピードに対応するためには「インター・・」は無い方がいい気がしている。



その結果、Yさんの好みの順番は「071」「6AR6」「2A3」となった。つまり尻上がりに評価が上昇したことになる。

「071があればもうほかのアンプは要らないんじゃないですか」というほどの惚れ込みようだった。

「アメリカの出力管の系譜は「71A→45→50→2A3」となっており、よりパワーが増していっていますが、音の質感とスピードでは71Aが一番かもしれませんね」と申し上げたことだった。

また、71A系といっても当時はメーカーが乱立していて多種多様、その中でも「071」は「171」(トリタン・フィラメント)と双璧とされる真空管だから能力を存分に発揮した可能性もある。

夏場は窓を開け放すことが多いので、やや低音域が弱い「071」はここしばらく控えに回っていたのだが、このたびのSPボックスの改造によって低音域の不満も見事に解消し再び「檜舞台」へと躍り出た感じ、かな。

この日は二人して3時間ほど、クラシックからジャズ、ポピュラー、歌謡曲までいろんな音楽ソースをみっちり聴き耽ったが、いっさい破綻を見せることがなかった。

「これでもう満足、何も言うことはない」という雰囲気が漂った(笑)。

最後に、プリアンプを当初の「マランツ7型」(出力管は13D3)から「安井式」(これも出力管は13D3)へと取り代えてみた。

前者はあまりにも超繊細なので短時間の試聴向き、その一方、後者は「線が太くてゆとり」があり長時間の試聴向きとのこと。

お客さんを唸らせるとしたら「マランツ7型」かな(笑)。
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真夏の騒動記~エースの酷使を避けよう~
2022年07月14日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/aecc422436072ba21195387a15338246

このところスピーカーは専ら「AXIOM80」を使っている。とにかく、暑い時期は爽やかで涼しい音がよろしい(笑)。

で、このSPにもっとも相性がいいのが「071アンプ」。能力自体は別ですよ!



毎日、図書館と運動ジムに行く時間を除いてスイッチを入れっぱなしになるが、時間にすると1日当たり12時間前後にもなろうか。何しろ本を読むときも鳴らしっぱなしなんだから。

となると、鳴らせば鳴らすほど音がこなれてくるSPと違って、真空管も含めてアンプは所詮「消耗品」なので寿命が心配になってくる。

それにどんなに「気に入った音」であろうと、たまには違う音も聴きたくなる(笑)。さらにはアンプ類はときどき電気を通してやらないと目覚めが遅くなって故障の一因にもなる。

いろいろ理屈をこねまわしながら、結局二番目候補というか「準エース」の出番となった。



同じ「71A系」のアンプだが、右側がエース、そして左側が今回「俎上」の準エース。両方ともオーディオ仲間の「N」さん(大分市)から3か月ほど前に改造してもらったものだ。

両者の違いは、「前段管」、「出力管」、「整流管」と「回路」になるが、やはり実際に音を出してみると、言葉では表現できないほどの微妙な差になるものの、やはり違う。

どうも、(準エースが)しっくりこないのでジタバタ騒動してみた。

まずは整流管(交流を直流に代える役目)を「80S」(BRIMAR)から「OKーX213」(ナス管メッシュプレート)に交換したところガラッと変わった。

これまで耳に馴染んできた「エース」の音により近づいた感じがする。

あえて述べれば「80S」は性能が良すぎて洗いざらい白日の下にさらけ出す感じだが、「OK・・」は奥ゆかしさがあって全体的に上品な雰囲気が漂ってくる。明らかにこちらの方が「色気」があって好みだなあ(笑)。

次に前段管の差し替えに移った。

候補は「AC/HL」(英国マツダ:初期版)と「MHL-4」(英国オスラム)の一騎打ちだ。前者は「μ(ミュー)=増幅率」が「30前後」で後者は「20前後」とかなり違う。

「μ」の違いによって球の内部抵抗が変わってくる。「μ」が高いほど内部抵抗が高くなるそうだ。

こういう時は古典管の泰山北斗「北国の真空管博士」に相談するに限る。

「AC/HLとMHL-4のどちらを使うか迷ってます。基本的な話ですが、同じような音の場合、内部抵抗が低い球を使った方がいいんでしょうかね」

「一般的にはμが低い、つまり内部抵抗の低い球は落ち着きがあってやや音の重心が低くなります。その一方内部抵抗の高い球は軽快な音を出す傾向にありますが、いざ単独の評価となると難しいですね。要は適材適所ということです。たとえば有名な300BやPX25などはμの低い前段管を使わないと本来の音が出ませんからね」

専門用語が多くて、たとえばGmなどの「三定数」を持ち出されて自分には理解しずらかったが、わかりやすく要約すると以上のとおり。

残るは「出力管」の「71A」だが、何しろ天下の「レイセオン」のボックスプレートだから能力に疑問を差し挟むと天罰が下りそうなのでこればかりは不変といこう(笑)。

で、結局は実際に聴いてみてどれが好みか、自分の耳の判断に委ねることにした。



これが最終形で、前段管には「MHL-4」、出力管は「71A」(レイセオン)、整流管は「OK-X213」に落ち着いた。

仮にエースが「100点」だとすると「95点」ぐらいにはなったかな~。

とりあえず、「真夏の騒動記」はこれにて一件落着(笑)。
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「音楽&オーディオ」の小部屋
我が家のサウンドを席巻する「71系アンプ」
2022年07月27日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1e99e28c3ae271fd6832e697f06381c7


「あなたは気に入ったとなると、同じようなモノをいくつも買いたがるわね。」と、家内からときどき皮肉めいたことを言われる。

たしかに言われてみるとその通りで身の回りのモノのうち非常に大切と思うものは、万一故障して同じものが手に入らないと困るし、それに取り返しがつかない宝物を失った気持ちがするので、日頃からとかくスペアを準備しておきたがる癖がある。

いわば「心配症」。

さすがに「家内と一人娘」のスペアだけは確保できなかったが(笑)、日常的にその癖が顕著に発揮されているのが例によってオーディオ機器。

けっして自慢するつもりはないが、ざっと挙げてみると、

CDトランスポート2台、DAC3台、プリアンプ3台、パワーアンプ9台、スピーカー7系統、それからスペアの真空管が多数といった具合。

となると、機器同士を組み合わせるときの相性探しがたいへん。

もちろん、とびっきり優秀なアンプでとびっきり優秀なスピーカーを鳴らすという「一穴主義」もあるが、どんな音楽ソースにも対応してうまく鳴らせるSPというものを未だに知らない。

たとえば、フルトヴェングラーが指揮した音楽を聴こうと思えば、ドイツの鬱蒼とした森のような一塊のようなサウンドの再生に秀でていなければならない。

その一方、可憐なソプラノを聴くときなどは音像定位に優れた小口径のフルレンジが圧倒的な強さを発揮する、といった具合。

したがって、各家庭では平均するとおよそ80点ぐらいの妥協点でいろんなジャンルの音楽を聴くことになる。

かくして、我が家ではこれまではほぼ1週間ごとに「どういう音楽」を聴きたいかを主眼にスピーカーとアンプを組み合わせてきたが、このところようやく落ち着いてきた感がある。

そう、つい最近劇的な変身を遂げた「AXIOM80」のハイスピードに対応できる「71系」アンプが我が家のサウンドを「席巻」しているのだ。

ウッ、「席巻」(せっけん)って?

中国の古典「史記」に由来する言葉で、「席(むしろ)を巻くように片端から土地を攻め取ること、転じて圧倒的な勢いで自分の勢力範囲に収めること。」(広辞苑)

もう既にご存知でしたかな?(笑)

現在、手元には「71系のアンプ」が3台ある。



中段の左から「出力管」の種類のネーミングにより1号機「171シングル」、2号機「371Aプッシュプル」、3号機「71Aシングル」といった具合。

古典管を愛好する方にはお分かりのとおり「2桁番号はST管」「3ケタ番号はナス管」となる。

で、この3台は出力管に同じ「71系」を使っていても、それぞれ微妙に音質が違う。

1号機は中高音域の華やかさが抜きんでている、2号機は豊かな低音域に秀でている、3号機は前二者にはない「穏やかさ」があり長時間の試聴にはうってつけ。

目下のところ「AXIOM80」(初期版)には「371シングル」を、そして復刻版には「371Aプッシュプル」を充てているが、まったくより取り見取りの状態でその日の気分によって、これら3台をたらい回しにしている。

いずれも比較的小型で軽いアンプなので持ち上げても腰に負担がかかることがない。

歳をとればとるほど、アンプは軽くてシンプルなものに限りますな!(笑)
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「音楽&オーディオ」の小部屋
辛口の意見が聞きたい
2022年08月09日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e61a6202f8aef493916e90167f7cfb19

日頃からちょくちょくメールをいただく「K」さん(横浜)から、先日のこと、次のようなメールをいただいた。

(先日のあなたのブログに)「やっぱり少なくとも(AXIOM80が)2ペアは要りますね(笑)」(と、ありました)

ニンマリ顔が見えるようですが、お友達のY様の講評を、と思うのは私だけではないはず。お願いいたします。

ちなみにAXIOM80関連実験記事は○○さんの独占ネタ、興味深く拝読させていただいてます」

少し補足すると、以前の記事で「AXIOM80」の「復刻版」と「初期版」の改造実験がうまくいった(と思う)ので、その旨を記事にしたことに対する要望のメールだった。

自己満足に終わらず辛口の意見が聞きたい・・、ということでしょうか。

ハイハイ、わかりました(笑)。

と、いうことで土曜日(6日)の午後におよそ1か月ぶりくらいに来ていただいた、近くにお住いのYさん。

我が家の音質に対して、舌鋒鋭く忖度なしのストレートなご意見が持ち味の方である。それもおおよそ正鵠を射ているので、ありがたいやら、悔しいやら(笑)。

で、今回は初めに「復刻版」の方を先に聴いていただいた。



これを3台のアンプで順番に「071シングル」「6AR6シングル」「371Aプッシュプル」で聴いていただいてから、どれが一番良いと思いましたか?

「ウ~ン、どれもこれも一長一短ですかねえ。簡単に判断できません」と、久しぶりに「歯切れの悪い」Yさんを垣間見た(笑)。

すると、少し改まった調子で「復刻版と初期版はどこがどう違うのですか?」とのご質問。

「それはもう、急所となるマグネットがそもそも違うし、コーン紙の軽さだって違いますからねえ、お値段の方は10万円ぐらいの差がありますかね・・」

「そうですか、やはりどうもその差が大きいみたいですよ。復刻版の方は中音域がつるんとしていて平板で何か物足りない感じです」と、とうとう溜まり溜まったうっぷんを爆発させるような、いつもの「Yさん節」が炸裂した(笑)。

つまり、「アンプの実験どころではありませんよ、(復刻版と初期版の)スピーカーの良し悪しが先決でしょう」という意図だったわけ。

そこまで言われると「初期版」の出番とならざるをえない・・、実は「痩せガエル負けるな・・」で誰よりも復刻版を応援したいのは自分なんだけどね~。

そして、いよいよ本性をあらわにしてきたYさんから注文が相次いだ。

「プリアンプは「マランツ7型」へ、パワーアンプは「071シングル」をお願いします。」

な~んだ、初めからちゃんと当たりを付けて来てるんだ・・(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e61a6202f8aef493916e90167f7cfb19


これで「いい音」の出ないはずがない
2022年08月10日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/2627d6f70ad11b8cd35883f3af93d6e5

前回からの続きです。

ブログ投稿後、さっそく「K」さん(横浜)からメールをいただいた。

リクエストにお答えいただきとても「うれしく」心より感謝します。

それにしてもY様の優れた感性(耳と心合わさり芸術です)そして的確な語彙でのご指摘、毎回感心しきりですが、今回も!

しかし〇〇さんの感性も素晴らしいと感じます、これはリップサービスではありません。アンプ交換で違いを言葉で表せる、これは元お役人だからですかね(笑)。

私は300Bシングル(サンバレー91B)と150を四本挿したSV8800SE(サンバレー)に繋ぎ替えてもしばらく聞いていれば「ん~~~ん、どっちも良い、違い分からん」なので・・。

AXIOM80も違いは分からないでしょう(けど、死ぬまでに一度は体験せねば)

それにしても「中音域が“つるんと”」、表現的確私でも分かるような気がしますからやはり、すごい。

さ~、次も楽しみだ!

メールありがとうございます。すぐに次のような返信メールを打った。

「こちらこそ感謝です。おかげさまで記事に仕立て上げることができました。今後とも激励よろしくお願いします。やる気が出ます(笑)。

なお、老婆心ながらAXIOM80を聴かせてもらうときはご用心ください。メチャ鳴らすのが難しいユニットです。アンプを選ぶし、そもそも薄い板の箱に容れないと上手く鳴りませんからね」

というわけで、いよいよ本番へ。

久しぶりに来ていただいたYさんから是非にと所望のあった「AXIOM80」の「初期版」。



幸か不幸か、我がオーディオ人生を狂わせた張本人の登場である(笑)。

板厚1.5cmの自作の箱に底板に開けた四角の穴(20cm×20cm)に敷いた、たった1枚の薄いビニールがこのユニットの運命を制した。

しかも、Yさんからプリアンプは「マランツ7型」、パワーアンプは「071シングル」にして欲しいとの強い要望があった。



このパワーアンプの前段管は「ECC83」(ムラード:英国)、出力管は「071」(ARCTURUS:アメリカ)、整流管は「OK-X213」(メッシュプレート)、そして回路は「SRPP」。

自分でいうのも何だが、簡単に手に入らない球ばかりで、スピード感のある音質も抜群だし「71系」ではおそらくこの右に出るアンプは無いだろうと秘かに自負している(笑)。

で、Yさんの仰せに唯々諾々と従って5分くらいでセット終了。

さあ、本番だ!

名アンプと名スピーカーの組み合わせだから、これで「いい音」の出ないはずがないが・・(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/2627d6f70ad11b8cd35883f3af93d6e5


音楽とオーディオとでは役者が違う
2022年08月11日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ce9df24f5ba8e4241acb9c4ce5bdfdb0

前回からの続きです。

Yさんのご要望に沿って最終的には次のようなシステム配置となった。

CDトラポ「DP-UB9000」→DAC「A-22」(GUSTARD:ハイレゾ受け)→プリアンプ「マランツ7型」→パワーアンプ「071シングル」→SP[AXIOM80」(初期版)

そして、一聴したとたんに「これ、これっ、いつものAXIOM80が戻ってきましたッ!」と、いかにも満足気なYさん。

たしかに、一枚も二枚もベールが剥がれたような生々しい音に改めて打ちのめされた。さして好きでもない曲がコロッと魅力的になるのだからオーディオの威力は凄まじい。

それからは、二人とも急におとなしくなって無言のまま聴き耽った。音に透明感があるため少しもうるく感じられず澄み切った音響空間がリスナーを静かに包み込む。

「美しいものは諸君を黙らせます。美には、人を沈黙させる力があるのです。これが美の持つ根本の力であり、根本の性質です。」(小林秀雄「美を求める心」より)

結局、音楽鑑賞ってのはこういう沈黙の力に耐える経験を味わうことなんですよね~!(笑)

で、テスト盤はこれ。



左が「スパニッシュ・ハーレム」(レベッカ・ピジョン)で、Yさんが持参されたもの。

有名なオーディオショップさんがSNSでの発信に「レファレンス」として使っている盤だそうで、たしかにしっとりとした潤いのある美声と静寂に満ちた音響空間の広がりが秀逸そのものの録音だった。

そして、右側は「ディヴェルティメント K136」(モーツァルト)で、20歳前後に作曲されたものだが、いかにも青春時代を彷彿とさせる溌剌とした「天馬空を駆ける」という言葉がぴったりの、個人的にもメチャクチャ大好きな曲。

いろいろ聴いてきたが指揮は「トン・コープマン」に限る!

哀愁味を帯びた第二楽章を聴いていると、ついセンチメンタルになって目頭が熱くなる~。

「モーツァルトらしさ」からいえば、この曲が最右翼ではないでしょうか。

「まったく天衣無縫とはこの曲のことですね!」と、意見が食い違うことが多いオーディオとは打って変わって、珍しく同感されるYさん。

最後には音質よりも音楽を通じて心から共感できる境地に至るのだから、やはり音楽とオーディオとでは役者が違うようですよ(笑)。

なお、試聴の途中でYさんがポロリと洩らされた。

「このところWE300BシングルアンプやPX25アンプの出番が無いようですね」

「ハイ、71系アンプに比べるとどうしても球自体をはじめ大がかりになってスピードがかったるくなりますね。AXIOM80以外のSPならもってこいなんでしょうが・・、やはり適材適所ということになりますか」

以上、今回の試聴会は「ディテール」を意識して3回に細分化して投稿してみたが、うまくいったかな~(笑)。
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Goodmans Axiom80 については

オーディオマエストロ 是枝アンプ
https://www.audio-maestro.com/about.html

オーディオマエストロ Speaker System
https://www.audio-maestro.com/products1.html

「音楽&オーディオ」の小部屋 「オーディオ談義」
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/c/efca4d25974b323a3217e344a4edabfa

酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html


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直熱三極管 45シングル アンプで鳴らされた Goodmans Axiom80 が理想の音?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14030364

最大出力 0.79W だけど反応が非常に速い直熱三極管 71A シングルアンプ
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14030394

ウェスタン・エレクトリック 300B を使ったアンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004441

欧州最高の出力管 PX4 を使ったアンプ
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14029910

イギリスの大出力三極管 PX25・DA30 を使ったアンプ
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14030285

ウェスタン・エレクトリック最高の出力管 VT52 を使ったアンプ
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14030305

Western electric 124 amplifier _ すべてのアンプの中で最も艶やかな音の WE350B プッシュプルアンプ
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14060052

最高の音を一番安く手に入れる方法
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003094

良い音とはどういう音の事か?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14119056
4:777 :

2022/08/07 (Sun) 07:32:50

必要十分なアンプの出力は?


市販されているアンプの出力は,

半導体アンプが20w~数100w,
真空管アンプはキットを含めると1w~数10w

と言ったところでしょう.

ここでは真空管アンプに限定すると,何wあれば良いのであろうか.
もちろん組み合わせるスピーカの能率により大きく異なります.

そこで,真空管アンプを使っている場合のスピーカはどのような物かを検討することが先決となります.

 例えば,所長の場合は main がタンノイ GRF Memory と クオード ESLです.

サブには,アルティック 409-D(F),三菱P610,エレボイ 205,テクニクス10F10,TB:W3-582SB,計画中にはテクニクス20PW09などがあります.このうち,エレボイ 205,テクニクス10F10,TB W3-582SB の3種はサラウンド用で,時々,いやしょっちゅうかな,つけたまま寝てしまうので,市販の半導体アンプで使っています.

従って,真空管アンプで鳴らすのはmainと409-D(F),P610,20PW09となります.

この中で,最も能率が悪いのは,ESL です.ただしこれは弦楽器専用のため,さほど大きな音量は必要としません.

註:

① QUAD ESL-57
許容入力:定格15W
出力音圧レベル:100dB-70~7,000Hz
         93dB-50~10,000Hz
② QUAD ESL-63・ESL-63 pro
許容入力 100W(Peak)
出力音圧レベル 86dB/W/m
③ QUAD ESL-2805・ESL-989
出力音圧レベル 86dB/W/m
④ QUAD ESL-2812・2912 
出力音圧レベル 86dB/W/m


後のスピーカはすべて93dB/w-m以上です.

これらに必要な出力は,15~6畳程度の部屋であれば,1w あればもう十分でしょう.

どこまで小さいアンプ出力にできるかは,主観的であり難しい問題です,が,実感でいけば,0.2~0.3wあれば,何とかなります.


6畳程度ならば,0.2~0.3wで問題ないでしょう.

6畳間においてP610をUX12As,出力0.3wで鳴らすと結構でかい音が出ます.

無論夜間はひんしゅくものとなる音量です.

12AU7sの0.1w出力では,さすがに苦しい.

 戦前の日本では,UX12A がパワー管に多用されていたそうですが,確かにこれでも実用になると思います.
http://triodeamp.web5.jp/talk/power.html


▲△▽▼


真空管アンプでは次の順で音が悪くなります

1.小出力三極管シングルアンプ
2.大出力三極管シングルアンプ
3.小出力三極管パラレルシングルアンプ
4.大出力三極管パラレルシングルアンプ
5.小出力三極管プッシュプルアンプ
6.大出力三極管プッシュプルアンプ
7.小出力多極管プッシュプルアンプ
8.大出力多極管プッシュプルアンプ
9.パラレルプッシュプルアンプ
10.OTLアンプ


三極管シングルの方が五極管のシングル結合より音が良い

三極管シングルアンプでも

トランスを沢山使う程 音が良くなる
トランス結合は CR結合より音がいい
交流点火は直流点火より音がいい
最高出力が小さい程 音が良くなる

つまり、

トランス結合、交流点火の小出力三極管シングルアンプが一番音が良くなります。

EL34 や KT88 のプッシュプルアンプは音楽鑑賞には適しません。

300Bは三極管の中では大出力で、丈夫で何十年でも壊れないで使えるが音は大味で鈍い


三極管シングルアンプの出力

WE101D 0.6W
71A 0.79W
WE205D 1.3W
45 2W
VT52 2.5W
2A3 3.5W
50 4W
PX4 4W
PX25 7W
300B 8W
RV258 9W

三極管シングルアンプでは
WE101D が一番音がいい。
300Bが一番音が悪い。

しかし、出力管よりケーブルの方が大事です。

アンプの音色は電源ケーブルで殆ど決まってしまう。
アンプの音質は接続ケーブルとハンダとトランスで殆ど決まってしまう。

従って、自作アンプで良い音が出る可能性は完全にゼロです。


▲△▽▼


真空管アンプの世界
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/415.html

マイナー真空管を使った真空管アンプは、その真空管が手に入らなくなったら不燃ゴミになる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/961.html

オーディオ機器の音色はケーブルで殆ど決まってしまう
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004468

マッキントッシュのアンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004375

上杉アンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004389

激安だけど音がぼけるだけの無意味なプリアンプ _ 真空管プリアンプ FX-AUDIO- TUBE-01J 5,420円
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004392

音がわからないオーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004527


▲△▽▼


アンティーク・オーディオ機器の修理ができる店 _ ヤフオクで買った中古品の9割は不良品
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004547
5:777 :

2022/08/07 (Sun) 09:42:33

小出力の真空管シングルアンプは昔のイギリスやドイツの高能率フルレンジスピーカー向けです。

1W(ワット)アンプで 38㎝ウーハーは無理
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html


▲△▽▼


昔のイギリスやドイツの高能率フルレンジスピーカーはバッフル板か後面解放箱に取り付けるのが基本です:

1. 平面バッフル
平面バッフル 製作いたします 五加音響研究所のオーディオ修理と製作
https://otoyas.exblog.jp/22515940/


竹集成材のスピーカー平面バッフル板 
材木商店【無垢材・積層材・化粧貼り・白ポリの木材メーカー通販サイト】
https://zaimoku-shouten.jp/works/%E7%AB%B9%E9%9B%86%E6%88%90%E6%9D%90%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%B9%B3%E9%9D%A2%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%95%E3%83%AB%E6%9D%BF%E3%80%80201452/
http://www.mokuzaikako.com/


ヤフオク! -「平面バッフル」の落札相場・落札価格
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=&p=%E5%B9%B3%E9%9D%A2%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%95%E3%83%AB&x=0&y=0


2. 後面解放箱

真空管アンプ「カトレア」
ヨーロッパ製の軽く反応の良いスピーカーユニット用に設計したフロントホーンスピーカーボックス
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50


3. スピーカーのエンクロージャー製造メーカー

Hasehiro Audio (ハセヒロオーディオ) 奇跡の音質「バックロードホーンスピーカー」の製造・販売
http://www.hasehiro.co.jp/

スピーカーエンクロジュア(BOX) ユートピア製品一覧 
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html


▲△▽▼


スピーカーユニットは平面バッフルに取り付けるのが一番安くて、音も一番良い
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/385.html

平面バッフル実験工房
平面バッフルとフルレンジスピーカーが大好き。いい音めざして試行錯誤。
https://ameblo.jp/iserim/

オーディオ空間 幸せ日記:SSブログ
https://801a-4242a.blog.ss-blog.jp/archive/c2304761631-1  

△▽

オーディオ懐古録掲示板

フルレンジSPに戻った方(悟りを開いて)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1267522956/l50

フルレンジSPに戻った方 Part2
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1345370313/l50

フルレンジSPに戻った方 Part3
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1417941619/l50


△▽


酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html

AXIOM80 の先駆けとなった英SOUNDSALES社のスピーカー
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/448.html

グッドマン・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1079.html

グッドマンの最上位機種 Axiom 22
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1075.html

グッドマン MAXIMスピーカーシステム
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1076.html

グッドマン 8インチ フルレンジ スピーカーユニット AXIETTE
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1078.html


Goodmans Axiom80 については

オーディオマエストロ 是枝アンプ
https://www.audio-maestro.com/about.html

オーディオマエストロ Speaker System
https://www.audio-maestro.com/products1.html

「音楽&オーディオ」の小部屋 「オーディオ談義」
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/c/efca4d25974b323a3217e344a4edabfa


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ワーフェデール・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1084.html

ワーフェデール 後方開放・無指向性フロア型スピーカー SFB/3
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1091.html

ワーフェデール エアデール(1950年発売 オリジナルモデル)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1092.html

ワーフェデール スーパー3
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1093.html


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ローサー(Lowther) の正規スピーカーユニット・エンクロジュア ユートピア輸入製品一覧 
http://www.utopianet.co.jp/product/import.html

魔性の歌姫 Lowther
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/685.html

ローサー(Lowther)の商品一覧 - 中古オーディオ 高価買取・販売 ハイファイ堂
http://www.hifido.co.jp/sold/?KW=LOWTHER&G=2&LNG=J&OD=0&L=50


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 今回はオーディオのパラレルワールドになります。テレビで大人気であったドラマ「仁」の中で南方医師が江戸にタイムスリップして現代に戻って来た時にパラレルワールドと云うセリフが出てきました、パラレルワールドとは今の世界と平行したもう一つの世界をパラレルワールドと云います。オーディオで云うならば皆さんが使っているアルテック、タンノイ、JBLや現代の代表的なスピーカーは一般的な(A)の世界の音ですが(B)の世界はこのようなスピーカーとは隔絶したもう一つの世界の音である。

 私が聴いた限り上手く鳴らされていた米国ウェスタン・エレクトリックのカールホーンを使ったホーンシステム、オイロダインやロンドンウェスタン及び直系の音こそ現代のサウンドとは異なる次元の違う(B)の世界と云えよう、では私が体験したもう一つのパラレルワールドの音の世界をご紹介します。

私の好みからすると米国ウェスタン・エレクトリックよりロンドンウェスタンの方が好みに合うのと、このようなシステムは一般家庭では置けないのが残念だが、米国ウェスタン・エレクトリックのサウンドもパラレルワールドの音である。パラレルワールドのAの世界の音しか知らないマニアが聴けばおそらく言葉が出なく度肝を抜かれびっくりするだろう、15A・25Aホーンを聴くと大変浸透力のある心地よいサウンドだ、特に素晴らしかったのは女性ボーカルの歌声が目の前で歌っているような錯覚に捉われた。


ロンドンウェスタン2080A、2090A

最後に拝聴させて頂いたのは幻のスピーカーシステムでロンドンウェスタンだ。
家庭用のシステムに収めたロンドンウェスタン2080A、2090Aの2Wayシステムでこの音を聴くと米国ウェスタン・エレクトリックとはベクトルが若干異なるが貴賓と渋さがプラスされた品位の高い音である。音質は一言で云うならば巷でよく耳にする枯れたサウンドとはこの音である。

聴かせて頂くと先程聴いた米国ウェスタン・エレクトリックの音とは多少音色も異なるのとスケール感も違う、目を瞑ってビバルディのヴァイオリンソナタをじっくりと聴くと音質、音色が同じイメージに重なり自分の家で聴いているような錯覚を覚えた、このロンドンウェスタンの音は言葉では云えない一種独特のサウンドで現代の一般的なHiFiサウンドとは異なりこれこそパラレルワールドの音だ、

 ヴァイオリンの響きは電気臭くない木の香りすら漂ってくるのがわかる。オーディオを追求していくと最後はこの音に魅了されるのは私だけではないはず、    

このロンドンウェスタンのサウンドを聴くと現代のHiFiサウンドは申し訳ないが長く聴いていると時間の経過と共につまらなくなり飽きが来てしまうがロンドンウェスタン系はオーディオマニア、音楽マニアを引き付ける魅力たっぷりのスピーカーと云えよう、ただこのような音を出すには相当レベルの高いアンプと高度なテクニックと肥えた耳を持っていないと上手く鳴らないのではないか、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028


今回は幻のスピーカーと云われるロンドンウェスタンを題材に取り上げます。先日SUNVALLEY AUDIOの大橋さんが拙宅のロンドンウェスタン直系スピーカーと友人のロンドンウェスタンのパルメコを同時に試聴して頂いた、果たしてどんな評価をされたのか合わせてご報告したいのと、また今回はロンドンウェスタンを中心に取り上げましたので一度ご拝読して下さい。


ロンドンウェスタン
 米国がウェスタンエレクトリックなら英国はロンドンウェストレックス、ドイツはクラングフィルムになります。一口に云ってロンドンウェストレックス(ロンドンウェスタン)はアメリカのウェスタンエレクトリックとは多少異なります。初期のロンドンウェスタンはアメリカ本国よりシステムを持ちこんでスタートでしたが英国の国策として海外からの輸入に制限を設けたためこのシアターシステムも対象になりロンドンウェスタンのシステムは自国での設計生産になったと思われる。


ロンドンウェスタン直系スピーカー
 初期のロンドンウェスタンは多分米国ウェスタン・エレクトリックの改良型を使用したシステムでしたが私の憶測と情報ではその後ウェスタンエレクトリックからのシステムの供給はやめてイギリス本国での製品開発が行われたと推測されます。英国はアメリカと違って大変保守的なお国柄で海外から輸入するよりも自国で開発して販売する方法を取っていた、

 日本や米国と違ってロンドンウェスタンの立ち上げに当たってイギリス国内のスピーカーメーカーの第一線級のエンジニアが集まってロンドンウェスタンをスタートさせたと思われる。当時のスピーカーメーカーと云えばシアター専門のヴァイタボックス、民生用のグッドマン、ローサー(Lowther)、タンノイ、パルメコ等メーカーのエンジニアが共同開発に当たったのではないだろうか、この辺が米国のメーカーや日本のメーカーとは事情が異なる。

 開発終了に伴い英国本土のすべてのシアターに供給するには生産量が問題になってくる。当時はヴァイタボックス社やタンノイ社では絶対数の生産ラインの供給システムがまだ確立されていなかった、

 当時のスピーカーメーカーではグッドマン社が大掛かりな生産ラインを有していたから多分ユニットはグッドマン社が中心となって製造していたのではないだろうか、

 当時の技術集団が開発した初期モデル(1950年代)のスピーカーユニットはすべてロンドンウェスタン直系のスピーカーになるので音質音色は同じである。またロンドンウェスタンのシステムには低域用にグッドマン、高域用はタンノイ、ケリー、ヴァイタボックスなどでの組み合わせによる混成システムが多かったのでは、

 実際ロンドンウェスタンの2080,2090Aのシステムとパルメコ、私が所有しているユニット等は音質や音色は良く似ており私が聴かさせて頂いた三上先生宅のロンドンウェスタンと瓜二つの音に安堵感を覚えた、

 また米国ウェスタン・エレクトリックはすべて業務用でしか販売されなかったがロンドンウェスタンは家庭用のシステムも販売されていたがほとんど日本には入って来なかったからロンドンウェスタンを含めてロンドンウェスタン直系のスピーカーは幻のユニットと云える。

 ロンドンウェスタンのスピーカーのサウンドは皆さんご存知のアルテック、JBL、タンノイ等のスピーカーと比較してまったく異なる音質、音色を持っているのがロンドンウェスタンの特徴でもある。私も沢山の英国ヴィンテージユニットを聴いてきたが今回手に入れたロンドンウェスタン直系のユニットはこれらの音とは違っていた、

 ロンドンウェスタンのパルメコは初代BBC放送局のモニタースピーカーに採用されていたが有名なアルテックの604Eと外観的に非常によく似ているが音質音色は全く違う、パルメコはもっと浸透力があり音味は大変美味しいエレガントな音ですがアルテックの604Eは残念ながら上手く調教された音を一度も聴いた経験がありませんので比較するのは無理かも知れません。


使用システムと音源は以下の様になります。

プレーヤー
モーターのみケンウッドKP-880
カートリッジ
オルトフォン SPU-GE
トンアーム
グレース G-565
昇圧トランス
ゼンハイザー 3553(1950年代のトランス)

プリアンプ
マランツ#7(改)

メインアンプ
サンバレー SV-91B交流点火方式

スピーカー
ロンドンウェスタン直系の3WAYユニット

アナログレコード
ビバルディ バイオリンソナタ
バッハ 無伴奏チェロ(ヨー・ヨー・マ)


大橋さんの評価
 早速ビバルディのバイオリンソナタをじっくり試聴して頂いた、

 10分後に私の音の評価を大橋さんは

「自分が目指している音に似通っていて大変参考になる。この音は世間一般で聴くオーディオとは隔絶された飽きの来ないサウンドだね」

また

「オーディオを長くやって行くと最終的にこのような音に行き着き付くのではないだろうか」

この言葉の裏を返せばオーディオと云う山を色んな場所から長い年月をかけて登り詰めても頂上は一つである。

 次に試聴して頂いたのはヨー・ヨー・マの有名なバッハの無伴奏チェロ組曲を聴いて頂いた、この音に対しての評価

「このバッハの音は飴色の音がしている」

と評価、バッハのチェロの音をこのような上手い表現で解釈されるのには参りました、

 スピーカーのレスポンスがどうだとか能率がどうのと云う前に原点に戻って自分の音を出せばよいと思う、オーディオこそ音も大切だが音楽を楽しく聴くのが一番であるがこれが一番難しい答えだ、

 大橋さんは

「以前ワーフェデール等イギリスのユニットをY下さん宅で聴いたが今回の音は今迄とはまったく違うY下サウンドの音がしている」

とお褒めの言葉を云って頂いたがマニアなら良い悪いは別にして(自分の音を持っているのか)が大切な要素の一つではないだろうか、

 私も大橋さんも音の求め方に対しては同じベクトルであるのと聴くソースはお互いバッハなどの渋い音楽が好みとは何となく相性が合うが・・・でも男同士ではねぇ


ロンドンウェスタン直系BBC放送局用パルメコ・スピーカー

 拙宅での試聴が終わり昼食後に目指す同じロンドンウェスタン系のパルメコスピーカーの試聴でN山氏宅へ向かった、試聴用のレコードは先程聴いたバイオリンソナタとヨー・ヨー・マのバッハだ、

 N山氏は大変好感の持てる中年の紳士で私よりも大橋さんとは意気投合、早速私の所で聴いたビバルディのバイオリンソナタをお願いしての試聴になった、

 N山氏のシステムはデュアルとガラードのオートチェンジャー、アンプはリークのプリメイン、SPは勿論パルメコである。出てきた音は導入が最近のためセッティングなどまだ成熟していないのが惜しまれるが音はやはりロンドンウェスタンのサウンドを出しているのが印象に残った、

Y下のひとり言
 今迄色んなユニットを実装してオーディオを楽しんできたがこのユニットに交換してから

「俺は一体今迄何をやってたんだろう?」
自分が求める音とはこのような音だったのかも

今迄沢山のユニットを交換しながら聴いてきたけれどこのロンドンウェスタン直系ユニットに出会ってから色んなユニットはお払い箱になってしまった。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-027


△▽


マニアの間では究極のユニットとか伝説のユニットと云われている Goodmans Axiom80 フルレンジスピーカーを取り上げます。

Goodmans Axiom80 のレプリカ
 オリジナルとレプリカ、確か真空管の名器でマッキントッシュのC-22、マランツ#7もレプリカがありましたね、良質なオリジナルが無い為やむを得ずレプリカを購入された方が沢山いますがルックスは同じでも音質的にオリジナルとは似ても似つかない音ですがこれは仕方がないかも知れません。

  Goodmans Axiom80 もオリジナルとレプリカタイプが存在しますが今の時代良質なオリジナルを手に入れることは至難の業かも、ヤフオクで時々 Goodmans Axiom80 が出品されていますがユニット単体で30~40万ぐらいで落札されているのを見ますといかにこのユニットの人気があるのか伺えます。良質なオリジナルが手に入らなければレプリカになりますがこのレプリカも曲者で外観は Goodmans Axiom80 と同じ作りですが音質的にはまったく違います。

またオリジナルの場合も初期型、後期型が存在する事がわかりました、私が所有しています Goodmans Axiom80 は1950年代の初めのユニットですから完全な初期型になります。


 今回ご紹介するユニットはレプリカではなく1950年製の最初期オリジナルユニットになります。巷では Goodmans Axiom80 はマニアを引き付ける麻薬的なサウンドで魅力的な音だとかこのスピーカーで聴く弦楽器の再生はこれ以上ない!とか云われ一度このスピーカーの虜になるとタンノイ、アルテック、JBL等では味わうことの出来ないスピーカーと云われていますが果たしてどれ程のユニットなのか実験を行いながら試聴しました

Goodmans Axiom80 の中高域の音色はロンドンウェスタン系の特徴のある個性のある音で巷ではこのスピーカーの虜になるのがわかる。

音色を一言で云うならセピアカラーの音とHMVの蓄音器に近い一種独特のサウンドと云える。特にバイオリン、ピアノの響きと音色は特筆すべき良さが感じ取れる。

 次にVAITAVOXのDU-120に切り換えると中高域はほとんど同じ音質と音色だが低域から中低域にかけて Goodmans Axiom80 では出なかったふくよかさが出て品位の高さで差が出た、

低域の量感は25㎝ユニットでは難しいかも知れないが Goodmans Axiom80 はVAITAVOXに劣らず品位の高い音でタンノイ、アルテックでは味合う事のできないマニアを虜にするサウンドだが、大編成のオーケストラの場合は口径が小さい分無理の様な気がするがジャズトリオをかけるとあのクソ喧しい一般的なジャズサウンドとは違うしっとりとしたコクのあるサウンドに変身する、ジャズもボーカルもグッドだが低域がもう少し出れば文句なしだ、またバッハなどの室内楽、器楽曲を聴くとこれ以上望む必要がないぐらい味のあるサウンドになる。

最後に色々切り換えて試聴したがどちらが VAITA か Goodmans Axiom80 かわからなくなってきた、どちらも特徴のあるロンドンウェスタン系のサウンドでよく似た音には間違いない、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-035


▲△▽▼


手回し蓄音機はオーディオではない。楽器だ!
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004305

ビクター ビクトローラ・クレデンザ (VICTOR Victrola Credenza)
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/584.html

ブリティッシュサウンドとは HMV蓄音機とロンドンウェスタンの音の事
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/477.html

Sogaphon を取り付けた蓄音機で聴いた CD の音 - YouTube動画
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/288.html


△▽


電蓄の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1073.html

伝説のデッカ デコラ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/683.html

ロンドン・ウエスタンの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1074.html

Club SUNVALLEY/私のオーディオ人生 _ ロンドン・ウエスタンの世界
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio

晴耕雨聴 _ 映画館用オーディオの世界
https://91683924.at.webry.info/

 
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カリスマ音楽評論家 宇野功芳が50年間使っていた装置
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004322

イギリスの高級オーディオはすべて輸出用で本国では全く売れない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004079

オールド QUAD
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/560.html

QUAD の静電型スピーカーを超えるスピーカーはまだ存在しない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004090

EAR の真空管アンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/947.html

ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html

タンノイで まともな音が出るのはモニターシルバーを入れた小型システムだけ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1085.html

頭が逝かれた信者が多いダメスピーカー タンノイ オートグラフ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1107.html
 
B&W なんて買うと 10年後に後悔しまっせ _ 超高性能だけど中高音がキンキンして音楽にならないダメダメ・スピーカー
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/955.html

この酷い音があの有名な B&W のスピーカーか
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/448.html

今、高CP で大人気の
イギリス モニターオーディオ社 Platinum Series II
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1194.html  


△▽


ドイツのスピーカーは田舎臭く鈍重、いかにもドイツ臭く、リズム音痴
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004083

テレフンケン
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/616.html

クラングフィルム
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/612.html

シーメンス
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/613.html

ドイツ製ヴィンテージ・オーディオ販売 クラング・クンスト KLANG-KUNST
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/300.html

ドイツの小型の家庭用安物スピーカーは何故あんなに音がいいのか?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/512.html

粋音舎 _ ドイツ古典フルレンジシステム販売
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/456.html  

オーディオ めろでぃや melodiya shop - YouTube動画
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/287.html

Burmester _ プレーヤー、アンプ、スピーカーはもちろん、、オーディオラックまで作ってしまう超高級セット・コンポーネント
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1028.html

German Physiks 友の会
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1036.html

GRFのある部屋 tannoy.exblog.jp _ German Physiks の世界
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/313.html


△▽


ボッタクリ アンプ _ FM Acoustics の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/754.html

ゴールドムンド _ その奇跡の音色の秘密
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/948.html

ソナス ファベールはスピーカーではない。楽器だ!
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004281


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アメリカのスピーカーはスカッと抜けきっていて、人生バラ色、悩みなんて一切ありません。
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004096

G.I.P Laboratory _ Western Electric スピーカーシステムのレプリカ製造・販売 - YouTube 動画
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/302.html

ウェスタン・エレクトリックで一番いい音のアンプはどれか?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14031381

Western electric 124 amplifier _ すべてのアンプの中で最も艶やかな音の WE350B プッシュプルアンプ
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14060052
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/133.html

ウェスタン・エレクトリック 300B を使ったアンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004441

ジェームス・B・ランシング(James Bullough Lansing、1902〜1949) が設計したスピーカー
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1103.html

アルテック
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/608.html

史上最高のモニタースピーカー アルテック 612A(銀箱)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1072.html

絶対に買ってはいけない アルテック VOICE OF THE THEATER A5・A7
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1071.html

JBL
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/609.html

JBL ハーツフィールド レプリカ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html

JBL パラゴン レプリカ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html

JBL オリンパス レプリカ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1123.html

どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/944.html

JBL Project K2/S9500
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1096.html

買ってはいけない JBL Project EVEREST DD66000・DD67000
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1115.html

JBL 375 ドライバーユニット
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1106.html

史上最強のウーファー JBL 150-4C
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1105.html

JBL 075 ホーンツイーター
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1100.html

JBLアンプの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1158.html

ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html

オールド マランツ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/635.html

Marantz Model 7 レプリカ (1995年発売)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1223.html

マッキントッシュ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/627.html

マッキントッシュのスピーカーはボザークの技術者が作っていた
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マークレビンソン
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1178.html

チェロ AUDIO SUITE + Performance
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1032.html


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日本のオーディオ製品が欧米のオーディオファイルから相手にされない理由
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超軽量の美濃漉き和紙コーンを使った芸術品、世界最高峰のロクハン アシダボックス 6P-HF1
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/956.html  

まるで細密画を思わせる奇跡の描写力 _ スタックスの静電型スピーカー ELS-8X
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/954.html

音は凶器 _ 僕が STAX のヘッドフォンを薦めない理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/205.html  

安井章のアンプ _ いくら音が良くても日本人が設計したアンプは売れない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/530.html

オーディオのイシノラボ・ドットネット _ トランス式パッシブ・プリアンプ販売
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/305.html

チューブオーディオラボ真空管アンプ工房 _ マイナー真空管を使ったカスタムメードのアンプ製作
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/606.html

ペンション すももの木 _ 真空管アンプ「カトレア」_ 有名真空管を使った交流点火アンプの製作
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/605.html

Vintage Audio(ヴィンテージ・オーディオ) _ 1950・60年代の欧米有名オーディオ機器の販売
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/301.html


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アンティーク・オーディオ機器の修理ができる店 _ ヤフオクで買った中古品の9割は不良品
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004547

中古オーディオ販売店
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/834.html


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WE(ウェスタンエレクトリック)の音とは

「WE」(ウェスタン・エレクトリック)の音とはなんぞや、ということについては、実態が良く分からないかたもおられると思います。

それは、ハイエンドオーディオの世界とは全く別の次元の世界であり、レースで言えば、F1級の世界であり、そこにおられるかたがたは、まさしく「僧侶の修行」というような様子を呈しておられるかたがたが多いと、証言させていただきます。それは悟りにも近い世界であるがゆえ、我々凡人では、まかり間違うと、人格さえ崩壊しかねない世界ですので、その種の次元のかたにしか存在できない世界であると言えます。したがって、おおざっぱではありますが、どなたにでも、こう言えます。「WEの世界には近づかないほうがいいです。」。それは刀で言えば、戦国時代の妖刀さながらの危険なものです。「妖刀」は、使い手次第では、己自身を斬ってしまいます。

さらにWEのかたがたは、ハイエンドオーディオなどには、全く見向きもせず、問題にもされないほど、高次のかたがただからです。

しかし、彼らの本性は、アンプへの興味などではありません。「フィールドスピーカー」というWEの1930年頃のスピーカーを鳴らすことが目的だというところにあります。それは骨董品どころか、現代のスピーカーなど、おもちゃ同然で全く問題にもならないほどの、F1級のものです。スピーカーだけは、昔のもののほうが圧倒して優れていて、能力が、「月とすっぽん」というほどに、高いのです。このことは、どなたも知っておかれたほうがいい事実です。ただしそれはスピーカーだけです。


アルテックのオールドスピーカーあたりから先が「F1」の世界であり、それを鳴らすには、とんでもないレベルのアンプが必要です。オーディオで言う「名機」と、そられのアンプとの違いが、非常に分かりにくいと想像します。

オーディオ界で名機と呼ばれているアンプはいくらでもあります。プレミアムが付いているほど、非常に高額なものもあります。しかし、「名機」では、妖刀クラスのスピーカーは扱いきれません。力不足もはなはだしいのです。このことこそが、アルテックやWEのスピーカーを(アルテックはWEの技術部門が独立して出来たメーカーですのでWEの一部と言えます)、一生涯かけてもオーディオマニアのかたが鳴らしきれず、「泥沼」に陥ってしまわれる最大の理由です。

「名機」と、それらのアンプとでは、実力があまりにも遠く、隔たっています。その距離感、隔たりの度合いが分かりにくいです。「名機」のアンプを使って「化け物」を鳴らすことが、どういうことを意味しているのか、分かりやすく、極めて正確に表現するよう、言葉を選びます。

「F1マシンに、ゴーカートのエンジンを乗せて、無理矢理走らせようとする、愚行」

驚かれるかたもみえるかもしれません。「実態」は、その表現で、適正です。

ですから、生涯にわたってそれを続けても、得られるものは何もないことは明らかです。それどころか、F1マシンが走らない理由も分からず、次々に高額でぼろい「名機」ばかり買い集めなくてはなりません。それは泥沼です。これは「オーディオ地獄」の最も代表的なものであり、あちこちで、非常に多く見受けられるパターンの一つです。悩み抜いても打つ手が分からなければ、巷で聞く噂、デタラメの真似ごとに終始するしかなく、それこそ「フランケンシュタイン症候群」の重度障害になってしまいます。

したがって、WEチームのかたがWEレベルのアンプを必要とされているのは当たり前のことであって、いたって自然なことです。

そうかといって、それでは、F1のエンジンを乗せたF1マシンが、ここにあるとします。そんな大それた代物を、誰がいったい操れましょうか。それができるのはプロフェッショナルだけです。

アンプがいかに優れていても、いや、優れていればこそ、それは本物のF1になってしまいますから、我々は、やはりそのような化け物には、近づかないほうがいいのです。

さて、「化け物」「妖刀」などという表現をしなくてはならない種類のスピーカーとはうってかわって、WEのアンプなどのほうは、全く違う顔を持っています。とても優しい顔をしているうえ、高性能スピーカーが秘めている危険性とは180度違って、非常に安全です。それは文字通り「刀」ではありません。優れたアンプには非常な許容性と包容力があり、どなたのスピーカーをも一瞬にして生き返らせる力を持ちます。
https://procable.jp/crown/d45.html


△▽


ウェスタン・エレクトリックの調整・修理

ある日、メールが来ました。次のようなメールでした。

「ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーを鳴らしていますが、困った状態になってしまっていますので、アドバイスしてくださいますでしょうか。」


短いメールでした。私の返答は、下記の短い内容でした。


「ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーを鳴らされているほどのかたでしたら、私のアドバイスなど必要ないでしょう。私のサイトをくまなく読まれて、もしヒントがあれば、それを生かしていただいて、あとは、ご自分でセッティングされていかれればいいのではないでしょうか。」


二週間ほどして、再度、短いメールが来ました。


「本当に困っているのです。オーディオで、良いと言われるものを、次から次へと買い集めた結果、どうにもならない状態になってしまったのです。どうしていいか、全く分かりません。お願いします。」


これで状況の全貌がつかめました。想像以上に、深い「オーディオ地獄」に陥っておられるかただということが、分かりました。ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーは、尋常な価格ではありません。それだけでも相当の金額ですが、そのレベルと同等の金銭感覚で、良いというものを次々に買い漁ってきたとなると、およそ我々には想像できないほどの、大金が動いていたと思われます。

私はそのとき、純粋に、まったく「音」のことしか、考えていませんでした。

そして、次のようなメールを送ってしまったのです。


「了解しました。事情は分かりました。機材はあとでいいですから、まずは、今、持っておられるオーディオ屋で勧められて買われたケーブル、または、ご自分で買われた高額なケーブル類を、全部、ゴミ箱に捨ててください。または、売却されてください。とにかく一本残らず処分されてください。それからでしたら、本格的に、ご相談に乗ります。その後、再度メールください。」


でした。その後、二度とメールは来ませんでした。
私の書いたことの意味が、分からなかったのでしょうか。


今にして思うに、私はうかつだったのかもしれません。相手は、おそらく重症の患者だったのです。自分自身で身動きすら全く不可能なほどの、緊急の大手術が必要なほどの、救急車で搬送しなくてはならないほどの、重体の患者だったのです。


「一体全体、どれくらいの大金を、ゴミにつぎ込んだんだ!!」


今思い出しても、はらわたが煮えくり返るほどの、気持ちにかられます。


ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーに、お金をつぎ込むほどのかたは、尋常ではありません。


どこでそんな大それたものの知識を得てきたのかも、定かではありません。

普通の中古オーディオ屋さんは、いくらなんでも、そこまでのものは、勧めないものです。

つぎ込んだお金の総額は、五千万円なのか、七千万円なのか、一億円なのか、家族は? 家庭は崩壊していないのか? その後、破産してはいないのか?


次から次へと、疑問が沸いてきます。


「ケーブルを全部ゴミ箱に捨てろ。」などではなく、もっと徐々に、正常な軌道に戻してあげることは、自分にあの時、出来なかったのだろうかと、今も、ふと思うことがあります。あまりにも短いメールでしたので、そのかたの状況、その奥の奥まで見通すことが、そのときには、出来なかったのです。

今にして思うと、このかたの声は「肥溜め」から発せられていた「救助」を求めるSOSの声だったのです。肥溜めに落ちてしまい、どうあがいても這い上がれず体中をウジ虫が這い回り、死を待つしかないという状況、あれこそは悲痛なる「うめき声」だったことが、今でこそ分かるのです。


■これを読まれるかたは、はっきりと、認識されておいてください。私は断言します。


ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーなど、本物のF1マシンです。本当に、戦国時代の「妖刀」そのものです。

100万円の、ゴミケーブルごときレベルのもので、鳴らせるわけがありません。

500万円の、ゴミアンプごときレベルのもので、鳴らせるわけがありません。


スピーカーとアンプ、又は、ケーブルとの相性が合うだの合わないだの、低いレベルの話を、いつまでも言っていてはダメです。

F1のレベルは、「品質と技術の絶対的な高さ」だけです。ただそれだけです。徹頭徹尾、それが要求されています。F1レースの世界と全く同じです。

そして・・、

例えケーブル類が全て、第一級品のプロ用であって、健全なものだったとしても・・・、

アンプは? 

ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーの設置角度、高さ、奥行き、場所は?、

一ミリ単位で、全てその音から逆算していって、本能的に計算できるでしょうか?、

部屋の音響処理は?、

そして、たった一個のプラグが音に与える影響まで、この箇所は金か銀か、全ての箇所を、一つも間違えずに、音から、一つの前後の狂いもなく、全プラグの正解を逆算できますでしょうか?


音響処理グッヅなど、さらに混乱を招いてしまうだけに終わり、ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーの前では、害悪になるのみで、これもまたゴミに過ぎません。全く役にも立たないどころか、足を引っ張る程度のものばかりなのです。

自分の耳で、目で、肌で、部屋の中を徘徊している音の複雑なルート、それが全て明瞭に見えているだけの「能力」がなくてはなりません。同時に、周波数特性の計測装置より正確に、全てのケーブルと機材の特性が、耳で把握できなくてはなりません。

ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーとは、それほどまでに恐ろしいものだと認識されてください。

そこまでは無理だと、誰でも思われるでしょう。そう思われるのであれば、「妖刀」には、絶対に近づいてはならないという「印」です。

それが、し・る・し、です。


又は、音の修行僧として、一生涯を送るかです。

選択は、二つに一つです。例外はあり得ません。


もう一種、同程度に恐ろしいものを書いておきます。アルテック612Aモニター(銀箱)のオリジナルです。別の箱に604ユニットが入ったものは、その限りではありません。612A(銀箱)オリジナルには、WE同様、絶対に近づかないでください。612A(銀箱)オリジナルも、上記の能力が全く同レベルで必要な「妖刀」、「化け物」です。鳴らしきれるはずがありません。
http://www.procable.jp/setting/17.html


△▽


ウェスタンエレクトリックを知らなければオーディオを語るなかれ
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-006

 この文句はすべてのオーディオマニアについて言える言葉であるがウェスタンマニアやウェスタンを扱うビンテージショップ等は(ウェスタン以外はオーディオではない!)とウェスタン以外のオーディオを(小バカ)にしていますが、本当にウェスタンサウンドは別世界の音なのか、

今回は「泣く子も黙る」ウェスタンサウンドの真髄と魅力をコラムをお借りして迫りたいと思います。

オーディオの源流
 ウェスタンと言えばスピーカー、真空管の300Bが巷では最高峰と言われていますが、オーディオシステムの中でスピーカーシステムは自分の個性が特に主張されます、

高いスピーカーは良い、安いスピーカーは悪い、とは誰も断言は出来ません。自分の好みに合えばそのスピーカーこそが最良の友であり伴侶でもあります。

ウェスタンサウンドを考えるとそれ以前のサウンドは蓄音機のサウンドであり、かの有名なビクトローラ・クレデンザがウェスタンの原点ではなかろうか、実際クレデンザのホーン構造を見ますとウェスタンの12A、15A、のカールホーンに良く似た構造をしています。(蓄音機の音等は良い音ではない)と思われがちですが、本当に良い音とは電気臭くない音ではないだろうか、生の音を良く聴きますと電気の音はしません、(エレキギター、シンセサイザーは別物)

生の音こそ自然な音です。音はすべてに生が基準になります。

 クレデンザのサウンドボックスを外してウェスタンの555ドライバーを実装して試聴した経験から不思議とクレデンザの音に非常に近い音になります。その時の印象ではアコースティクな響で現代の音とはかけ離れた音に脅威を感じました、これこそ電気臭くない自然な音なのかも知れません。

 アルテック、JBLはウェスタンから分かれた会社ですが、ウェスタンサウンドを聴きますと両者ともあきらかに音の違いが認められます。永い間アルテックやJBLでオーディオを楽しんでこられた方は最終的にはウェスタンに(はまる)方が沢山お見えでそれだけの魅力があるのがウェスタンかも、

過去のビンテージスピーカーでアルテック、JBLに限らずタンノイ、グッドマン、ヴァイタボックス、などの初期型のスピーカーはウェスタンの音色と音作りに一脈通じる気がします。皆さんもタンノイのスピーカーをお持ちの方が沢山お見えですがこのスピーカーも原点はウェスタンになります。タンノイでもモニターシルバー実装のオートグラフを私の友人宅で聴きますとウェスタンの香りが漂ってきます。このように書きますとウェスタンこそがオーディオの源流かも知れません。

ウェスタンシステムの概略説明

写真の左側がウェスタンのスピーカーシステムになります。右側のホーン付きのドライバーがかの有名な555Wです。このドライバーは励磁型と呼ばれています。ホーンは12A,15Aとは違うストレートホーンの25Aです。

555Wのドライバーユニットのアップ写真でウェスタンエレクトリックとシールが貼ってあります。右側のスロートは15個の口がありこの部分へアタッチメントを取り付けて555Wドライバーを実装します。


使用アンプはWestrexのRA-1574パワーアンプの内部写真です。使用している球は807パラプッシュで出力は150W×2の300Wの大出力アンプです。頭にRAが付くのがレコーディング用でTAが付く場合はシアター用になります。
このアンプの価格はモノラール2台で¥250万以上もするそうです。

アンプ内部の使用トランスは不明ですがアンプのカップリングコンデンサーは私の大好きなスプラーグのブラックビューティータイプのカラーコードの入ったバンブルビーコンデンサーが使われています。

RA-1574アンプの正面よりの写真でメーターが付いているのがパワーアンプで下側が電源装置になります。

写真の右側がウェスタンの25Aマルチセラーホーンです。材質は鉄かダイキャストで出来ていると思います。ホーンの長さは約1mでこのスピーカーが劇場で使用されていたと思うと凄い

低音はウェスタンのTA-4181ウーファでサイズは46cmの巨大スピーカーです。クロスオーバーは500Hzで使用しています。右側の写真はこのシステムの所有者でM月氏です。これを見ますとウェスタン25Aのホーンの巨大さが理解できると思います。スピーカーボックスは米松合板の特注ボックスを使用、TA-4181と555WのタンガーバルブはSPボックス内に収容されています。


 システムのラインナップ

CDP
LINN MIMIK
D/A
サンバレーModel2

プリアンプ
マランツ#7

メインアンプ
サンバレーSV-91B(C)

試聴CD
アールヒーブ コジェーナのヘンデルの歌曲

すべての接続が完了して早速の音出しになった、チェロの独奏が鳴り出した瞬間、素晴らしいの一言です。チェロの胴鳴りと弦をこする震えが聞こえる大変心地よい響きでコジェーナの歌声がしびれるぐらい魅力的です。音のバランスはピラミッドバランスになって押しの強いしかも奥行き感を伴った音である。試聴に立ち会ったN氏もただ唸るばかりだ、

 確かにこのサウンドは枯れた音であるが、この音色はアルテックやJBLとは違う味のある独特な音を持っている、間髪を入れずに友人のN氏が

「このウェスタン555Wの音はY下氏のグッドマンの3Wayと非常によく似た音ではないか、グッドマンはもう少しスケールダウンした感じだ、」

確かに目を閉じてウェスタンスピーカーをじっくりと試聴していくとこの音は私の愛用しているグッドマンの3Wayと非常に良く似た音色になっている、イギリスのグッドマンはどちらかと言うと薄曇的な多少暗い音になるがウェスタンは多少明るい開放的な浸透力のある感じがした、そう思うとウェスタンのスピーカーが無くてもグッドマンのスピーカーで十分である。

グッドマンと言えばAXIOM-80,AXIOM-301が巷では有名であるが、私の使用しているホーンタイプのグッドマンは多少音の抜けや音色がAXIOMタイプとは異なる。

 この点をM月氏に問いただすと

「グッドマンこそウェスタンサウンドに近い、ウェスタンのツィーターは594よりグッドマンのトレバックス100の方のが相性がある」

と指摘していた、ウェスタンのレベルを上げて行くとグッドマンと変わらない音になるのか、グッドマンのレベルを上げて行くとウェスタンサウンドになるのか、グッドマンはウェスタンを意識した音作りのように思える。M月氏はこのウェスタンスピーカーとは別に名古屋の日劇で使用されていたグッドマンのスピーカーを持っている。将来このウェスタンをすべて売却して最後はグッドマンで聴きたいと洩らしていたのが印象に残った、

私が想像していたウェスタンサウンドはもう少しアコースティクな音を期待していたが現実は多少違っていた、しかしこのサウンドこそ紛れも無いシアターサウンドで俗に言うコマーシャル的なサウンドだ、こんな雄大な素晴らしいサウンドならもっと広い部屋で鳴らせば恐らく感動ものであろう、しかし現実的に日本の家屋では無理だと思う、

管球王国などやオーディオ雑誌でのウェスタン試聴記の記事などを読むとウェスタンサウンドは別格の存在に見られるが、私個人としては別格な存在とは思えない、


ウェスタンに思う

 私のオーディオ人生第6回のコラムはウェスタンサウンドの真髄と魅力を書かせて頂きましたが皆さんにウェスタンのシステムを写真付きで紹介しましたので多少なりと理解されたと思います。

 今回登場しましたM月氏ご本人は多少目が不自由なためアナログはやっていませんが耳は非常に良い持ち主でここまでウェスタンサウンドをまとめられたのは立派としか言いようがありません。勿論M月氏の人柄は大変良く「俺の装置はウェスタンだぞ」と王様になるタイプではありません。

世のウェスタン所有者はとかく王様になるタイプが多い、

「俺の装置はウェスタンだ、下々のマニアとは違う、」

と見下げた感覚で簡単には聴かせてくれないウェスタンマニアが多い、このようなマニアこそ私に言わせれば「猫に小判、豚に真珠」と言いたい、ウェスタンマニアになるとケーブルからパーツ迄何でもウェスタンでないと気にいらない、(これは一種の病気としか思えない)このようなマニアこそ良い音を出す術を知らない、また音さえわからないから音作りは他人まかせ、ウェスタンだから良い音が出るだろうと思ったら考えが甘い!、

確かに上手く鳴らせば素晴らしい音になるのだろうが、本当に良い音で鳴らされているウェスタンマニアは極少数だと思う、これだけの大がかりなシステムになれば至難のワザだと感じる、

私はウェスタンサウンドが最高の音とは思っていない、ウェスタンの10分の1いや20分の1の費用でウェスタンと同等の音は出るはず、それがオーディオの面白さだ!      

 M月氏は沢山のウェスタンのアンプをとっかえひっかえして使ってきた豊富な経験の持ち主である、
苦労に苦労を重ねて最後はこのシステムこそ自分が求める音であると強い眼差しがヒシヒシと伝わってくる、彼にとってはこの音こそオーディオの桃源郷もしくは極楽浄土なのかも、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-006
6:777 :

2022/08/07 (Sun) 17:48:12

どうしたら あの音を体験できるか? _ リバーブとディレイを駆使して作る極上のサウンド

どうしたら あの音を体験できるか?




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              ノ:ノ::ノ;/;;;;;i;;i   あ…ん? ああ…あああ…いや? いや? ダメぇ!
        __,,,,,,,,,,,___/:/;/:/;;i::ノ/
  /^~"´ ̄-‐‐‐'''"´/:/;ノ;;;;ノ://
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魔法をかけよう 美しい天使の響きを手に入れよう
http://metamor1.zouri.jp/musicmagician0.html


リバーブとディレイを駆使して作る極上のサウンド

昔から憧れた天使の響きを自分で作ることに成功!


貴方は、感じたことはありませんか?
ボーカルがはいっているCDを聴いていてたまに「シュワ~ン」という余韻が残るのを....


私はこれを天使の響きと命名し、長い間憧れてきました。どうせ高価な機材を買わなきゃ手に入れられる訳がないと思っていました。しかし、今は昔とは違い高価な機材とスタジオでしか作れないサウンドが、PCを使えば近いものを得ることができます。

天使の響きの作り方!まさにミュージック・マジシャンの魔法と呼ぶにふさわしい術ですよ。

大きなポイントは、これでもかというくらい高音を強調してリバーブとディレイをかけることによって天使の響きを作ることが出来ます。まずは、天使の響きを体験してみてください。
http://metamor1.zouri.jp/musicmagician0.html


左図が天使の響きを得るための仕組みの概要を示したものです。

点線で囲まれた部分が従来の設定であると仮定します。具体的には天使の響き用にトラックをもう1つ追加して響きのみを発生させ、最後に従来の音と新たに作った響きの音をミックスすることで実現することが出来ます。原理はこういうことです。

さて、具体的な説明をする前にまずは、準備が必要です。以下のエフェクタが、貴方の音楽ソフトに含まれるか確認してください。ちなみにMetamor1はMMS(MusicStudioStandard)というシーケンサに付属のソフトを使っています。今時の音楽ソフトなら多分付属していると思います。ない場合は、揃えるしかありません。ご自分のソフトにあったプラグインがひょっとするとフリーで供給されているサイトがあるかも知れません。こりゃ買うしかないと揃えてしまうのも一つの方法ですが、一応調べてみたほうが良いと思います。無駄なお金はかけないほうが良いに決まっています。

 1)コンプレッサ
 2)イコライザ
 3)リバーブ
 4)3TAPディレイ


 前提条件としてエフェクタが付属しているシーケンサで実現するものとして説明します。録音したボーカルのトラックと、天使の響きを作るトラックを2つ用意します。上の2トラックを同時に再生することで天使の響きを持つボーカルを手に入れることができます。録音したボーカルのトラックは特に変更する必要はありません。では、天使のトラックのエフェクト設定を試して見ましょう。
ソースは、録音したボーカルと同じソースに設定します。


1)コンプレッサの設定

左図が、コンプレッサの設定例です。
 録音したボーカルのコンプレッサの設定と同じぐらいにします。
 従来側も、天使の響き側も基本的に同じ設定でかまいません。


2)イコライザ
 左図を一応、従来設定していたイコライザの設定とします。天使の響き側の設定はこの従来の設定に対して相対的にさらに高音をブースト、低音をカットした設定にします。この設定の加減で天使の響きの聴こえ具合が大きく変わります。要するに天使の響き側は高音だらけの設定にすればするほど良いわけです。設定例を示すと下図のようになります。


3)リバーブ
自分の好きなリバーブの設定を選びます。ここは、あまりいじらなくても従来用意されている規定の設定で構わないと思います。できれば、この設定例にあるような豊かなリバーブを得られるエフェクタを使うと天使の響きが一層引き立ちます。単純なリバーブを使う場合、とにかくHIGHパラメータだけは100%近くにして高音を強調した設定を心がけることです。単純なリバーブでも設定さえちゃんとすれば天使の響きを得られると思います。高音が強調されない場合は、残響というより原音を繰り返すような粒々感が感じられます。そう聴こえる場合は設定が悪いはずなのでもう一度設定を見直してみることです。


4)3TAPディレイ
 左図にディレイの設定を示しますが、ここが一番の勘所です。
Highは、100%近くにして高音が強調されるように設定することが1つ。
もう1つは、ドライレベルを50~80%ぐらいに設定して粒々感ををなくしホワ~ンという感じの余韻がでるように設定値を決めることです。

 もうご存知とは思いますが、各TAPのディレイタイムは、その曲の速度の4分音符、8分音符、16分音符と同期するように設定します。えっ、どうすれば良いか判らないって?

えーと、速度が、80(4分音符)の場合だと、4分音符に同期させたい場合は、60000÷80=750mSに設定します。8分音符ならその半分の375mSです。16分音符ならさらに半分の188mSに設定します。んっ、187.5mSじゃないとだめじゃないかって?

0.5mSの誤差など人間には感知できないからこれでいいですよ。貴方のディレイが小数点以下まで設定できるなら187.5mSにしてもいいです。でもPCではそこまで正確なカウントはできないかも?


【あとがき】
 さて、これで設定は全て完了です。天使の響きを体験できるよう期待しています。

 それから、注意事項をひとつ。この天使の響きは、「サシスセソ」の歌詞だけにのみ通用するということを理解しておいてください。例えば、「やさしさわすれない~でって」の「さしさ」の部分で「シュワ~ン」と響きますが、「ねがいをこめ~た」とかでは響きません。

 天使の響きで貴方の音楽が少しレベルアップできたら良いですね。
http://metamor1.zouri.jp/magician1_6.html

★超初心者・MIDI-DTM入門講座★
http://roundsquaretriangle.web.fc2.com/dtm/index_01.html

MIDIなにかいいことないかな
http://www2.odn.ne.jp/~cbu69490/MIDI_index.html
7:777 :

2022/10/04 (Tue) 11:16:25

禁断のKRELL 岡山県 オーディオマエストロ 訪問記
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14051586
8:777 :

2022/10/04 (Tue) 21:23:05

禁断のKRELL 岡山県 Vintage Audio 店訪問記
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14051774
9:777 :

2022/10/10 (Mon) 08:34:10

エンクロージャーをメーカー任せにする方が圧倒的に多いが、そういう方々はオーディオの「真髄」を味わえないまま(オーディオ)人生を終えることになるわけで実にもったいない話だと思う。

メーカー製は第一「見てくれ」がいいし、信頼したくなるのもわからないではないが、所詮は一定の規格に縛られた「建売住宅」のようなもので、個人の嗜好やそれぞれのオーディオ環境に配慮した代物ではない。それに所詮は企業なんだから儲けを念頭に置いた「コスト」第一主義であることを忘れてはいけない。

その点、薄い板厚にしたときのエンクロージャーによる表現力の多彩さ、背圧の逃がし方、音像定位のためのユニット同士の振動板の位置合わせ、吸音材の選び方、詰め方などまさに「宝の山」だと思うんだけどなあ~。

このうち特に「薄い板厚」(1~1.5cm)にしたときのエンクロージャーは響きの面でクラシック鑑賞には試してみる価値が大いにある。とにかく市販の製品は板が厚すぎて余韻が物足りない!
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/d7ec5a8bfedd613ef6ccfd5ad54555c7
10:777 :

2022/10/14 (Fri) 00:00:48


2022年08月16日
交流点火方式でPX-4を作りました。 | 真空管アンプ「カトレア」

タムラのパーマロイトランスを使用してPX-4アンプを作りました。交流点火で全ての球をヨーロッパ製で統一しました。音はパーマロイトランスを使用したのでとても柔らかい音色でCDがアナログレコードを聴いている様な音色です。クラッシック系を聴くのに最高です。

ブラックウォールナットの木目
ブラックウォールナットのチークオイル仕上げでとても良い木目が浮き上がりました。
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=161

11:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2022/12/26 (Mon) 08:52:26

オーディオで参考になるサイト

プロケーブル社長の言っていた事が本当だった _ オーディオの基本と鬼門・その真実
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004014

Club SUNVALLEY/私のオーディオ人生
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073779

我が、蹉跌のオーディオファイル
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073772

オーディオブログ _ 禁断のKRELL
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073792

「音楽&オーディオ」の小部屋
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073760

岡山県玉野市の Vintage Audio 店を訪れました
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073785

「ペンションすももの木の音は素晴らしかった!」
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073803

情熱のオーディオ ウエスタンエレクトリック病棟
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073784

Der Klang vom Theater(ドイツ~劇場の音と音楽)
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073734

Innocent Key 最新 DAコンバーターのレビュー
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073790

オーディオ懐古録掲示板
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073797
12:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2022/12/29 (Thu) 19:34:12

115V用オーディオ機器を100V電源に接続してはいけない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/982.html

115V用DAC
GUSTARD DAC-A26 _ 旭化成 AK4191+AK4499EX搭載のDAC
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14064243

115V用パワーアンプ
3万円のドイツ製プロ用パワーアンプ thomann S-75mk2 と数百万円のハイエンドアンプとでは電源ケーブルを変えた位の差しか出ない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14030497
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/983.html

パワーアンプ thomann は 115ボルトと 230ボルトが切り替え式になっております。
送付する時には、115ボルト側に切り替えて送付致しますので、ご了承下さい。
https://procable.jp/crown/s_75.html



プリケーブル社の 115Vへの昇圧トランス(600W容量)

非メッキ3ピン! 115Vへの昇圧トランス(600W容量)
当店販売価格9,750円(税込)
https://procable.jp/trans/115vtrance.html
13:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/01/26 (Thu) 06:54:27

原音再生すると 音の官能性が消える
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14083149
14:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/19 (Sun) 04:47:56

2月 16th, 2023
Xというオーディオの本質(その9)
http://audiosharing.com/blog/?p=39406

瀬川先生が「いま、いい音のアンプがほしい」 で書かれていたこと、
ほんとうにそのとおりだと実感している。
     *
 そうであっても、若い鋭敏な聴感の作り出す音には、人生の深みや豊かさがもう一歩欠けている。その後のレヴィンソンのアンプの足跡を聴けばわかることだが、彼は結局発狂せずに、むしろ歳を重ねてやや練達の経営者の才能をあらわしはじめたようで、その意味でレヴィンソンのアンプの音には、狂気すれすれのきわどい音が影をひそめ、代って、ML7Lに代表されるような、欠落感のない、いわば物理特性完璧型の音に近づきはじめた。かつてのマランツの音を今日的に再現しはじめたのがレヴィンソンの意図の一端であってみれば、それは当然の帰結なのかもしれないが、しかし一方、私のように、どこか一歩踏み外しかけた微妙なバランスポイントに魅力を感じとるタイプの人間にとってみれば、全き完成に近づくことは、聴き手として安心できる反面、ゾクゾク、ワクワクするような魅力の薄れることが、何となくものたりない。いや、ゾクゾク、ワクワクは、録音の側の、ひいては音楽の演奏の側の問題で、それを、可及的に忠実に録音・再生できさえすれば、ワクワクは蘇る筈だ──という理屈はたしかにある。そうである筈だ、と自分に言い聞かせてみてもなお、しかし私はアンプに限らず、オーディオ機器の鳴らす音のどこか一ヵ所に、その製品でなくては聴けない魅力ないしは昂奮を、感じとりたいのだ。
 結局のところそれは、前述したように、音の質感やバランスを徹底的に追い込んでおいた上で、どこかほんの一ヵ所、絶妙に踏み外して作ることのできたときにのみ、聴くことのできる魅力、であるのかもしれず、そうだとしたら、いまのレヴィンソンはむろんのこと、現在の国産アンプメーカーの多くの、徹底的に物理特性を追い込んでゆく作り方を主流とする今後のアンプの音に、それが果して望めるものかどうか──。
 だがあえて言いたい。今のままのアンプの作り方を延長してゆけば、やがて各社のアンプの音は、もっと似てしまう。そうなったときに、あえて、このアンプでなくては、と人に選ばせるためには、アンプの音はいかにあるべきか。そう考えてみると、そこに、音で苦労し人生で苦労したヴェテランの鋭い感覚でのみ作り出すことのできる、ある絶妙の味わいこそ、必要なのではないかと思われる。
     *
音のバランスと音のアンバランス。
バランスのとれた音を出すのは、そう容易いことではない。
アンバランスな音を出すのは、簡単といっていい。

ここでの瀬川先生がゾクゾク、ワクワクするような魅力は、
全きバランスのとれた音ではなく、そこからちょっとだけアンバランスにした音。
《音の質感やバランスを徹底的に追い込んでおいた上で、どこかほんの一ヵ所、絶妙に踏み外して作ることのできた》音。

あくまでもバランスをとったうえでのアンバランスな音である。
バランスをとることができずに、ただのアンバランスな音であっては、
そこにほんとうの意味でのゾクゾクもワクワクもない。

同時に、未知の音と既知の音のバランスということもある。
http://audiosharing.com/blog/?p=39406


▲△▽▼


マークレビンソン
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1178.html

チェロ AUDIO SUITE + Performance
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1032.html
15:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/19 (Sun) 07:58:16

今、真空管アンプを買うならここかな:

「ペンションすももの木の音は素晴らしかった!」
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073803

真空管アンプ「カトレア」 _ 交流点火の 300B ・ PP5-400 コンパチブル モノラルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/113.html

アンプを真空管の音にしたければ 「カトレア」のバッファアンプを通せばよい
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073822
16:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/27 (Mon) 09:11:24

「音楽&オーディオ」の小部屋
面白うて やがて悲しき オーディオかな
2023年03月27日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/187fbcd1d967f4255ff6261009bf5882

芥川賞作家にしてクラシックに造詣の深かった「五味康佑」(ごみ こうすけ)さん(故人)が著作の中でいみじくもこう述べられていたことが脳裡の片隅に残っている。

「どんな長編小説も俳聖・芭蕉の一句に及ばないことがあります」

その代表的な名句・・

「荒海や 佐渡に横たふ 天の河」 「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」 「象潟(きさがた)や 雨に西施(せいし)が ねぶの花」 、そして「面白うて やがて悲しき 鵜舟かな」・・

詩情豊かなイメージに思わずウットリしませんかね(笑)。

この25日(土)に「九州ハイエンドオーディオフェア」に行ってきました。開催地は福岡市の中心部「国際会議場」で、大分県内各地からオーディオの勇士が6名集っての道行でクルマの持ち出しと運転は「Y」さん。

主催は「マックス・オーディオ」(本社:北九州市)さんで、「社長の大橋さんという人はとてもオーディオ熱心でユニークな人ですよ」(Yさん)とのことで、九州の田舎者にこういう機会を与えていただいて大いに感謝です~。

このフェアはコロナ禍で長いこと中断していたが、たしか3~4年ほど前にも訪れたことがあり、何といっても高級なスピーカーが聴けるのが楽しみの一つ。

そして、今回のハイライトは「1485万円」のスピーカーが聴けたこと!



「AUDIONEC」(フランス:オーディオネック)の「EVO3」

で、肝心の音なんだけど・・。

広大な周波数レンジ、力強い音というのは間違いないが、「それがどうした」という気になるのはこちらの僻みかな~(笑)。

重量は110Kgなので「ウェストミンスター」級で大したことはないが、家庭で音楽を聴くとなると「どれだけ繊細な音が出るか」がポイントになりそう。

「デジタル機器に比べてスピーカーの進歩は遅々としている」と、されているが、いろいろと工夫の跡が見られるのでこういう最新のSPを一度でも聴けて良かった。

いずれにしても、この程度の音に1500万円も出す気にはさらさらならないが、「ステータス」の側面からアラブの石油王、世界のIT長者あたりに狙いを定めているのだろうか。

ほかにも、



「B&W」の「801 D4/B」も聴いてみた。お値段の方は「594万円」

そして「ウィルソン・オーディオ」のスピーカー。




これが「858万円」・・、何だか金銭感覚が麻痺してきますね(笑)。

いずれも似たような音に感じて、どこがどう違うの~。



「ELAC」(ドイツ:エラック)のスピーカーは独自の工夫がしてあって「コーン」型の表面にクリスタルカットを施して表面積を増やす工夫をしていたので感心したが、音の方もとても良かった!

お値段は「165万円」(スタンド込み)。

各ブースを回りながらYさんが「どれもこれも似たような音がしますね・・。あなたの家でAXIOM80を聴かせてもらう方がよっぽど面白いくらいですよ」と、呟かれた。

夢を与えてくれる高級オーディオをけっして否定するわけではないが、乏しいお金を捻出して創意と工夫にあふれたオーディオもまた良きかな~。

で、 最後に一句。

「面白うて やがて悲しき オーディオかな」(笑)。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/187fbcd1d967f4255ff6261009bf5882
17:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/18 (Tue) 13:08:51

良い音とはどういう音の事か?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14119056

最高の音を一番安く手に入れる方法
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003094

原音再生すると音の官能性が消える
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14083149

クラシックに向くスピーカー、ジャズに向くスピーカー
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14104540

カリスマ音楽評論家 宇野功芳が50年間使っていた装置
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004322
18:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/05/07 (Sun) 02:48:13

音楽はこういう部屋で聴きたい

バング&オルフセン 二子玉川/BANG&OLUFSEN futakotamagawa
https://www.houzz.jp/photos/phvw-vp~49539201

長野県の別荘にBeoLab5スピーカーをインストール致しました。
オーナー様は別荘を計画されていた7年前からBeoLab5スピーカーの導入をイメージされてました。
リビングは3面、高さ4mのガラス張りの開放的なスペースとなっており目に入る自然環境を招き入れるような設計意図があります。
窓前に配置したBeoLab5はランドスケープを構成する要素として、これ以上ないほど調和しています。
7年越しの夢を叶えたオーナー様にはBeoLab5の圧倒的なサウンドクオリティとiPadでの快適な操作をご体感頂き、訪れる頻度が高くなりそうだと仰って頂きました。


詳細は

音楽はこういう部屋で聴きたい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/655.html

本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html
19:777 :

2023/06/07 (Wed) 08:34:15

最近

壊れたコンデンサスピーカー高価買取・下取・修理します!
https://www.kaitori.audio/condenserloudspeaker

で QUAD ESL57 の中古品を買って、

真空管アンプ「カトレア」
http://cattlea.jp/news/info.php?id=161

で PX4 のシングルアンプも作って貰ったのですが、プリアンプを使わないと全然いい音になりません。


パワーアンプを高級品にするよりスピーカーケーブルの長さを調整したり、パラゴン同様 スピーカーのすぐ前でヘッドフォン的に聴いた方が音が良くなるのがわかりました。 プロケーブル社の焦点の話は事実でした。

しかしそれでも、昔マランツ7C を使って ESL63 を聴いていた時みたいな この世のものとは思えない音色にはなりません。

マランツ7C を間に入れた ESL63 もスピーカーのすぐそばで聴くと ESL57 より遥かに良い音 でした。

因みに、ESL63 も ESL57 も正三角形の頂点で聴いたり、GRFのある部屋さんで薦めている平行法とか対向に置くより、スピーカーとの距離ゼロでニアフィールドリスニングした方が遥かに良い音になりました。

おそらく、オーディオの音はプリアンプとスピーカーケーブルの長さとスピーカーとの視聴距離で殆ど決まってしまうのでしょうね。
20:777 :

2023/06/23 (Fri) 06:22:47

アンプの修理屋さんが考える良い音とはどういう音の事か?

Der Klang vom Theater(ドイツ~劇場の音と音楽)
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073734




オーディオに測定は必要なの? Der Klang vom Theater (ドイツ~劇場の音と音楽)
http://kaorin27.blog67.fc2blog.us/blog-entry-589.html

本当は、この話題は10の連載でも足りないくらいなのですが、そんなんじゃ幾ら何でもブログ向きでは無いので直線的にポイントだけ書いておこうと思います



まず、自分の立場を表明


所有測定器

・ミリバル&発信器  測定というよりは不具合の発見に使う方が頻度は高いです

・オシロ  あまり出番は無いが、最後に頼りになる 守護神

・LCRメーター 命の次の次の次くらいに大事

・ハンディのFFT(周波数解析器)部屋の伝搬特性・残響特性・ユニットの位相他を測ります

・欧州の球が多いので、チューブテスターはFUNKEのW-19一択です




やる事

・周波数特性
フォノ・EQ始めアンプをメンテしたり製作するのに測らなければ出来ません

・古いアンプをいじる時にはノイズとの戦いがありますのでミリバルは神です
ノイズ退治は mVオーダーなので耳で聴いても何の役にも立ちません

・自分の家ではもうしませんが、他所へ行くとスピーカーの位置決めにFFTを使います
20年来の苦悩も15分で解決できる場合もあります・・・滅多にそんなに上手くいかないけど

他 


どんな思いで?

私が測定器を使い始めたのは25年くらい前からです

家を建てて引っ越してきてから借り家の時に聞こえた神の如き音が霧散しました、使っている機械は何も違わないのに

それから数年は人生で一番無駄な時間と無駄なお金を使いました

・・・不要な物を買った事は何をしても勉強なので後悔はしていませんが、間違った眼で見切って大切な物を売ってしまった事に百万の後悔と懺悔の気持ちです



一念発起して「再現性」=いつでもオーディオの状態を把握し、思い通りの状態に持って行く=マネジメントする取っ掛かりとして測定を導入しました



自分ルール


そんな事を20年以上続けていたら、幾つか考えがまとまってきました

・オーディオで何かを変えた時、耳で聴いて良い音と思っても、理屈が違うと思った時は不採用

周りの環境や自分の耳(嗜好)なんて5年もすれば変わるでしょ? でも宇宙の法則は125億年変わらないから


ここで言う「理屈」は「測定の結果」ではありません

今現在、人類が手にしている測定方法なんてのは音の現象の何%すら正しく表現できませんから、測定結果=音評価とはなりません

では、何を信じるているのかというと


・オーディオで揺るがなく信じている事

オームの法則
フレミングの法則
ニュートンのエネルギー保存の法則

この3つがあればオーディオで起きている事の90%は説明できる
残りの10%は感性の世界なので、各々でお好きな様にどうぞ・・・と

しかし、現実には大幹の90%の部分を感性にだけ頼っているのでは無いか?・・・測定を始めた理由にまた戻ります




PICT2212_convert_20130429145426.jpg


有名な長野県高山村の「水中のしだれさくら」
この桜は寛保2年の記録がありますので250年くらい経っています

幹がしっかりしているのでここまで長生きできるのですね
枝葉末節に囚われてはいけないと教えてくれます




・まとめ


オーディオ機器の測定とは人間ドックとか健康診断だと思いますよ

内臓脂肪とか血糖値とかレントゲンとか胃カメラとか
これらは人の体の基本的な健康状態を数字や映像に置き換えた物です・・・測定結果ね

この値がどうであろうと

その人が、顔が綺麗とか、優しくていい人とか「声が魅力的」とかまでは分かりません。
キレイとか優しいと思うのは、受け手の感性の問題でございましょう?

ガッキーと北川景子と白石麻衣と、人によって「好き」が違うのは感性で評価するからです。音の好みも同じです



以下は、以前も記事にしていますが

マランツ #7プリを使っていた方が、低音が薄い気がするのでアンプを測定をしてくれと持ち込まれました

当然、オリジナルのカップリングコンデンサーは全数DC漏れを起こしていて、次段のグリッドにしこたま漏れている状態でした


コンデンサーを変えると音が変わるからそのままで良い。と言って持ち帰りました

アンプとしては、ゲインは取れない、低音はでない、ノイズは乗るんでもう廃棄寸前の瀕死の状態なんです


実はその後、パワーアンプを1度、スピーカーを2度変えたところまでは聞きましたがそれ以降の事は存じません



何度も同じ事書きますが
パーツを変えて音の変化を楽しむのが悪いって言ってるんじゃないんです。ただその変化は環境や状態によっては限定的であったりするので
先ずは根っ子と幹の部分を太く健康にしてから楽しめば、より大きな喜びになる・大輪の花が咲くと思うのです



二十年前の自分と同じ事をしているのでなんとかしてあげたかったのですが、人は心で動く生き物なので仕方のないことなのかも知れません。



大病をして体が悪いのも顧みず(検査受けないから知らず、あるいは無視して)に

明日はネイルへ行って爪をキレイにして来ようかしら!

なんて人が居たら 「ネイルより、病院行きな」って言うでしょう
体はともかくオーディオなら修理できるのだから





オーディオをいくら測定しても、その結果で「音の良し悪し」なんて到底分からないし、音が良くなるわけでもないんですよ。

しかし、測定結果に不具合があるならば「現在、悪い音が出ている」事だけは間違いなく分かります。


健全な精神は健康な肉体にのみ宿る


良い音は正しい機械のみが発する


私が測定を続けるのは、簡単な理由です


コメント

aorin27 さんの良い音というのは単に、音波と電流の波動の間の変換が正確に行われている、というだけの事ですね。

音楽ファンが言う良い音というのは、その音を聴いた時にどういう脳波が出るかで決まります。 オーディオ機器の変換精度とは何の関係もありません:

睡眠に入る過程では、初めにアルファ波が発生し、次いでシータ波が出てきます。この状態は覚醒と睡眠の境界上にあり、半覚醒状態で特殊な脳活動がみられる段階です。

音楽を聴いてシータ波が出てくるとトランス状態の入り口に入った事になります。

トランス状態においては脳ではアルファ波〜シータ波が優勢になることが知られている。

トランス状態とは、通常とは異なった意識状態、つまり変性意識状態の一種であり、その代表的なものである。

入神状態と呼ばれることも、脱魂状態や恍惚状態と呼ばれる。

トランス状態には以下のようなものがある。

催眠によって表層的意識が消失して心の内部の自律的な思考や感情が現れるもの
ヒステリーやカタレプシーにより意識を喪失したもの
宗教的修行によって、外界との接触を絶ち、法悦状態になったもの

トランス状態に入るのにはさまざまな方法があり、社会ごとに定型化されていることが多い。たとえばイタコやカミサンの場合は祭壇で呪文などを唱える。沖縄のユタの場合はそれとは異なった手順を経る。西アジアのシャーマンのように特殊なものを火に注いでその煙を吸う例もある。

文化人類学などによる宗教研究ではしばしば“シャーマン”という言葉・概念によって宗教的ものごとを分類・説明しており、シャーマンのトランスには、霊魂が身体から離れて異界に移動し神や霊と接触する ecstasy(エクスタシー、脱魂)型と、反対に神や霊などの超自然的存在がシャーマンを訪れる possession(ポゼッション、憑依)型の2種類があると言われている。

羽仁礼は、トランス状態というのは、霊に憑依された時の霊媒や、心霊現象を起こしている時の霊媒などにみられることもあり、また人々が聖母マリアを目撃している最中(→聖母の出現)やイエス・キリストを目撃している最中などもこの状態になる、と説明している。

トランス状態の時には通常の感覚は失われ、例えば目の前でストロボを発光させても反応しなくなるし、からだの一部に針を刺してもそれを感じない。

トランス状態というのは何も宗教的な場面だけに見られるわけではない。一例を挙げると、催眠療法というのは催眠を用いた心理療法であるが、一連の暗示操作によって覚醒レベルを下げて被暗示性を高めた状態(変性意識状態、トランス状態)に導き治療を行うものであり、トランス状態のもたらす緊張緩和効果を利用している。
2023/06/20(火) 02:39 | URL | 777




Re: タイトルなし
777さん

浅学の私には仰られている事がこの話題にどう関係するかさっぱり解りませんのでほぼスルーしますが

おそらく貴方が「私の思う良い音の意味」を理解する事は先ず無いだろうなと言うのはなんとなく解りました

直近のブログ記事数日分は多少777さん向けに「良い音」のヒントを出していたつもりです
完全スルーされていた、または読んでも感じなかったようですので力が抜けました


変換効率の悪さと歪みの多さの王者たる1920年代のマグネチックスピーカーを買って
夢の到来だ!人生の最後のピースだと言う人間に対して

>・・・単に、音波と電流の波動の間の変換が正確に行われている、 というだけの事ですね。・・・

あたしゃ、この一文を読んだ時自分の脳がぶっ壊れてるのかと思いましたよ、牛乳を飲んでなくて良かった

ピカソの「泣く女」を見て「写実的でつまらない絵」と言う人に合ったような。人の話はちゃんと聞こうね


まあマグネチックスピーカーやDW601、鉄針カート、蓄音器とかをお使いになった事は無いのでしょうね
ネットの情報をいくらお調べになって知った気分になっても自身にとっては何も身には付きませんよ

どんな物でもいいからたくさん身銭を切ってご自身で音楽や機械に塗れてたっぷり汗を掻くのが大切です



以下、検証

>・・・音楽ファンが言う良い音というのは、その音を聴いた時にどういう脳波が出るかで決まります・・・


厳しい言い方をすると、これを捨てる事がオーディオの成功への唯一の道だと思いますよ

隣に座り、同じ音楽を聴く2名の人が同じ脳波を出すとでも? ・・・冗談じゃない!人間は皆同じ反応じゃない


「ランニング趣味の人は沢山いるが、フルマラソンを2時間5分で走るオリンピアンと、
皇居の周りを週末に走るのを楽しみにしている人が同じ脳波を出す訳ないでしょう」

それぞれの立場=立ち位置で「良い音」「走る事」の意味は変わるんです

貴方は、それが分からないから見ず知らずの私のブログにやって来て


>Deccaデコラはモノラル仕様とステレオ仕様とどっちが音が良かったのでしょうか?
2023/06/05(月) 11:27 | URL | 777



と言うような、訳の分からないコメントが出来るんです

その奥に見え隠れするのは
ステレオデコラよりモノラルの方が高級だ、上等な部品を使っているからいい音がすると俺はネットで
見たから知っているんだ、お前のステレオデコラは安物だ!くらいの勢いでしょうけどね

「自分は両方所有していて、こう感じている」と言うなら説得力あったのにね、刀の抜き方を間違えちゃダメよ

私のように両方使った人間は「どちらが良い」なんて絶対に口にしません、当然です、ちゃんと使えばどちらも別次元で
良さを実感します
文句言う奴は自分の力不足で上手に鳴らせなかっただけ。フラれた元カノの悪口を言うゲス野郎だけです

今の彼女に、前の彼女を褒めても悪口でもどっちも言ったらぶっ飛ばされます。無神経だって・・・・きみ彼女いる?


そちらの脳波発言を元に言い換えると
デコラはステレオとモノで「どう違う脳波が出るんですか?」と質問したのでしょうか?

そんなん知らんがな! 脳波の出方なんか見えまへんがな  が答え

て言うか、
もし私が良い脳波を感じたとしても、貴方も同じ脳波を出すのかは、貴方自身が聴かないと分からないでしょう。が正答


脳波のことを縷々語っていながら、この質問自体が無意味なのを分からないのが問題なのです (ここ一番重要!!)

ここまで読んでも貴方は自分の言った事が「何がおかしいの?」と反論を考えているでしょうね



よって、ここからだけが結論、もし返信があったら引用は以下だけにお願いいたします


まとめ

「デコラのステレオとモノがどちらが良い音」かと聞かれても「良い音」の前提が分からないので
答えようが無い、貴方なりの「良い音」の定義を示してくれ、それに沿って答えましょうと

モノラルレコードならモノラルデコラで聞きたいし
ステレオレコードはステレオデコラでしかステレオ再生にならないとね

私はこんなヒントを添えて問いました


貴方の返答は
良い音とは「聞いたときにどう言う脳波が出るかによる」・・・これでOK?


では、ファイナルアンサー

α波とかθ波を測る測定器が無いので脳波の種類は分かりません

では、かわいそうだから

音楽を聴いた時の気持ちよさで言えば、ステレオデコラとモノラルデコラは
それぞれに合ったレコードを選んで聴く事で、優劣の付け難いどちらも素晴らしい脳波が出るように感じます

人間と機械との関係は畢竟そうゆうモノだと思いますよ・・・フェラーリとダンプカーのお話を最初のコメント欄に示した通りです
アホみたいな長い回り道をして、結局一つのことしか言ってません、私は


・・・・ねえ、777さんさあ
貴方は音楽を聴いている時に、本当にこんな事(脳波?)を拠り所にして聴いているの? 

なんか知らんけど、何かに悔しくなって無理やり屁理屈を後付けしてない?
なんか分からんけど、こちらが悪いなら謝るからさあ、もうちょっと本音で話せないかな

こんなクソ議論、詰まらないよね


気を取り直して、質問します
もし返信あるなら、以下を必ず書いてね

貴方のLPレコード所有枚数
(CDとかデータはいいや、デジタルはα波とか出にくそうだし、知らんけど)

モノラルレコード   何枚?
ステレオレコード  何枚?

これも必ず
愛聴盤を最低5枚 出来たら10枚ね
みんなに聞いてるけど、いいレコードなら自分も欲しいから
レーベルと番号もお願いします

私の愛聴盤はブログにさんざん書いてるから読んでください
2023/06/20(火) 22:01 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
良い音と言っても

・作曲家が良い音だと思う音(作曲家は音を音符(文字)として捉え、音楽を文章と同じ様に左脳で聴いています)
・クラシック音楽の演奏家が良い音だと思う音(演奏家は音を音符(文字)として捉え、音楽を文章と同じ様に左脳で聴いています)
・クラシック音楽ファンが良い音だと思う音(楽譜が読めないクラシック音楽ファンは音楽を右脳で聴いています)
・ジャズやロックのファンが良い音だと思う音(ジャズやロックのファンは音楽を右脳で聴いています)
・ピアノの調律士が良い音だと思う音(ピアノの調律士は音楽ではなく音を聴いています)
・レコーディング エンジニアやレコードメーカーが良い音だと思う音(レコーディング エンジニアは音楽ではなく音を聴いています)
・コンサートホールの設計者が良い音だと思う音(コンサートホールの設計者は音楽ではなく音を聴いています)
・オーディオ技術者が良い音だと思う音(オーディオ技術者は音楽ではなく音を聴いています)

は全然違います。

>もし私が良い脳波を感じたとしても、貴方も同じ脳波を出すのかは、貴方自身が聴かないと分からないでしょう。が正答>脳波のことを縷々語っていながら、この質問自体が無意味なのを分からないのが問題なのです (ここ一番重要!!)

・・・ぎゃあ~てい♪ぎゃあ~てい♪はらさそ~うぎゃあ~てい♪・・・・

真言密教の儀式においては護摩火にケシが焼香として入れられていました。密教の読経や儀式の意味がわかるにはヘロインやマリファナを飲んで、お坊さんと同じ脳波を出すしかないのですね。

・クラシックの作曲家は殆どがアル中なのでクラシック音楽を聴く時には酒を沢山飲まないと作曲家がどういう気持ちでその曲を書いたかわからないのですね。モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスやシベリウスは酒を飲んでいないと作曲できなかったそうで、シベリウスはアル中が進んで人生の最後の30年は一曲も作曲できなくなりましたね。
クラシックの作曲家と同じ脳波を出すには酒を沢山飲んでから聴くのが必須です。

・ジャズ・ロックのミュージシャンは全員麻薬中毒なので、ジャズ・ロックを聴く時には大麻や覚醒剤をやらないとミュージシャンがどういう気持ちでその演奏をしているかわからないのですね。ジャズ・ロックのミュージシャンと同じ脳波を出すには大麻や覚醒剤を飲んでから聴くのが必須です。



・クラシック音楽のファンはポルタメントやヴィブラートを盛大にかけた弦楽器の音が良い音だと思う。 従って、真空管アンプの方がトランジスターアンプより良い音だと思っている。

・レコーディング エンジニアやレコードメーカーは、周波数特性がフラットで色付けが無い無色透明な音を良い音だと思っている。

・オーディオ技術者は音波と電流の波動の間の変換が正確に行われているオーディオ機器の音を良い音だと思っている。

・最近のクラシック音楽の演奏家は、楽譜を手を加えないで正確に音化したのを良い音だと思っている。
従って、ポルタメント奏法やフルトヴェングラーの様な楽譜の改変・アッチェレランド・ティンパニ-の滅茶苦茶な ぶった叩き等を極端に嫌う。


要するに、やっている分野ごとに音楽を聴いた時にどういう脳波を出すかは全く違っていて、良い音というのも分野ごとに全く違っているのです。
それぞれの分野で必要とされる脳波を出すには、分野ごとにそれぞれ決まったノウハウがあります。
宗教でも仏教とキリスト教では宗教儀式で出る脳波が全く違うし、音楽ファンとオーディオエンジニアでも音楽を聴いた時に出る脳波が違うのですね。

_______


楽譜が読めない、楽器が弾けない、単に芸術作品として音楽を右脳で聴いているだけの僕が、最近やっと気付いた良い音を出すためのノウハウ
こうすればクラシック音楽を聴いた時に、向こうの世界を垣間見たと感じさせる脳波が出ます

・スピーカーやパワーアンプや DAC にいくら金を掛けても音は良くならない。
音の良さはスピーカーとの視聴距離と、プリアンプによる色付けの仕方と、スピーカーケーブルの長さ(プロケーブル社が言う音の焦点になる長さ)で殆ど決まってしまう。

・スピーカーは すぐ目の前に置いて至近距離で聴くのが一番良い音になる。 スピーカーを何メートルも離して聴く場合には、ガラス窓が割れる位の大音量にしないと良い音にならない。
音の定位とか音場感の為にスピ-カーの位置を mm単位で調整しても
良い音にはならない。部屋の大きさや壁の吸音性と音の良さとは関係しない。それよりスピーカーのすぐ目の前で聴く方が遥かに良い音になる。



>Deccaデコラはモノラル仕様とステレオ仕様とどっちが音が良かったのでしょうか?

という質問をしたのは、

Deccaデコラ ステレオ仕様は貴族の邸宅の天井が高くバカでかい部屋で BGM的にクラシック音楽を流す為のスピーカーです。
音はプリアンプとケーブルで殆ど決まってしまうので、スピーカーユニットやパワーアンプに金を掛けるのは無駄なんですね。
それでスピーカーユニットやパワーアンプはコストダウンの為に安物にしたのではないかと思ったのです。
2023/06/21(水) 07:15 | URL | 777


>貴方のLPレコード所有枚数

昔は 200枚 乃至 300枚くらい持っていましたが全部捨てました。レコード針が高くて 1枚聴くのに十円以上かかりますからね。
シュアーのカートリッジ V15 で聴いていましたが、ラックスの CDP や最近買った Gustard R26 よりは遥かに良い音でした。
というより、Tカートリッジ V15 では真空管アンプと同じ様に原音にないホールト-ン風の倍音が追加されるので、CDP とは次元が違う音でした。、

>愛聴盤を最低5枚 出来たら10枚ね

クラシックでは

L'Incoronazione di Poppea. Claudio Monteverdi

Poppea: Danielle Borst
Concerto Vocale
René Jacobs
https://tower.jp/item/2764686/Monteverdi%EF%BC%9A-L'Incoronazione-di-Poppea


J. S. Bach - Matthäus-Passion - W. Mengelberg (1939)
https://www.youtube.com/results?search_query=Bach++Matth%C3%A4us++Passion+++Mengelberg+++1939

Kreisler & Zimbalist - Bach : Concerto for 2 Violins (1915)
https://www.youtube.com/results?search_query=Kreisler++Zimbalist++Bach++Concerto+for+2+Violins+++1915

Adolf Busch plays Bach's Chaconne
https://www.youtube.com/results?search_query=Adolf+Busch++Bach+++Chaconne


Don Giovanni 7/Mar/1942 MetOpera (Pinza, Bampton, Kullman, Novotna, Kipnis, Sayão, Cordon - Walter)
https://www.youtube.com/results?search_query=DON+GIOVANNI++Bruno+Walter+1942+


Beethoven Piano Sonata No.30 op.109 - Backhaus - (Firenze 1969)
https://www.youtube.com/watch?v=1jROtkvOwDM


Brahms Nachklang op.59 No.4 Maisky
https://www.youtube.com/results?search_query=Brahms++Nachklang+op.59+No.4+++Maisky

Busch, Brain, Serkin - Brahms : Horn Trio Es-dur Op.40 (1932)
https://www.youtube.com/results?search_query=Busch+Brain+Serkin++Brahms++Horn+Trio++1932

Brahms: Clarinet Trio, Wlach & Kwarda & Holetschek (1952)
https://www.youtube.com/results?search_query=Brahms+Clarinet+Trio++Wlach+++1952

Brahms -Clarinet Quintet Op.115 _ Charles Draper & Lener String Quartet (1928)
https://www.youtube.com/results?search_query=lener+quartet++draper++brahms+clarinet+quintet+op.115+1928


ポピュラー曲では

Kim Kashkashian Karaindrou: Ulysses' Gaze - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Kim+Kashkashian++Karaindrou%3A+Ulysses%27+Gaze


森田童子
0:00 ぼくたちの失敗
35:48 男のくせに泣いてくれた
41:50 G線上のひとり
45:26 ラストワルツ
https://www.youtube.com/watch?v=qEMhYL6E2xA



中島みゆき ホームにて
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40474169

中島みゆき まつりばやし
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37172468

中島みゆき エレーン
https://www.nicovideo.jp/watch/sm32317926

中島みゆき 砂の船
https://www.bing.com/videos/search?q=%e4%b8%ad%e5%b3%b6%e3%81%bf%e3%82%86%e3%81%8d++%e7%a0%82%e3%81%ae%e8%88%b9&&view=detail&mid=FAEA38821FBFF3496093FAEA38821FBFF3496093&&FORM=VRDGAR

中島みゆき 忘れな草をもう一度
https://www.bilibili.com/video/BV1u34y1Q7oq/?spm_id_from=333.788.recommend_more_video.4

2023/06/21(水) 08:43 | URL | 777




Re: タイトルなし
一番最初に、記事の主旨とは全く関係のない「白洲次郎」について、長々とコピペとURLリンクのコメントをぶっ込んできた瞬間
やべえ奴来たなと思ってましたよ

その後、物には用途があるから何を基準に優劣を?・・に全く反応できず、蓄音器やマグネチックが好きだと言う人間に

”あなたは電流の正確な変換が全てですね”v-353

とか言って来るんで、人の話を受け止めてそれに沿った返しをする=会話のキャッチボール=が苦手で
どうしても自己主張したい!が前に出ちゃう人なんだな。と分かりました


そこで、前回は他人の話を聞くのが苦手な人にも打ち返せそうな130km/hくらいのボールを投げたのですよ

けど、1通目の返信を見たときは、やっぱりダメだったかとちょっと落ち込みました
そしたら2通目があって、質問への答え・愛聴盤の返事が来たので心底安心しましたよ

貴方の愛聴盤は分かりましたけれど、それにどう感じてどこが好きか等の記載が一切なく、頼んでもいないYou Tubeの
またまたURLリンク連打で自身の言葉で何も語られていないのは変わらずちょっと残念です


まあ内容はともかく、初めてボールが帰って来ただけでも小さな一歩で良しとしましょう。
こちらのボールが霧のように消えていた昨日まで、777さんはこの世に存在しない何かなのかと・・・:(;゙゚'ω゚'):



その他、長々とした貴方のオーディオ論は私にはどうでも良いので自分のブログを立てて堂々と自己主張してください(最後におまけあり)

脳波の話は
「良い音の定義」なんて1mmも考えたこと無いのを聞かれて、慌てて一生懸命ネット上を調べて
「やったー。良いワード見つけた! 脳波で行こう」てのが悲しいほど溢れ出ているので読んでいて気を揉んでいましたよ
一度言い出したから、後には引けなくなっちゃったんだよね

注)この4行は私の思考の順序の記録として残しておきますが、下記の通り誤りかもしれませんがご了承ください


いつか新しい記事で「個人の脳波=喜びや癒しがなぜ良い音の定義」にならないかは詳しく解説します

個人の脳波が「良い音の定義」になってしまっては

個人の感情や思考より上流に「プリンシパル=原理原則」は厳然と存在する、とした白洲次郎と私の考えとは正反対です



あ!そうか
最初の白洲のコメントの時に気づくべきだった。
君は白洲次郎・嫌悪派の思想なんだね。だから僕はあのコメントに言い様のない違和感があったんだ

ならば脳波説を主張するのも分かりました
てっきり白洲大好きなものとばかり思っていた私の早とちりでした、分かりましたよ、知らずに色々すみませんでした

私は異なる思想に同調はできないかもしれませんが、人として、考えとしては受け入れますので、どうぞご容赦ください


でも、もう大丈夫ですよ
こんな無毛な話を掲載していたら、私のブログの品に関わるので48時間を目処に削除します


そこで、今日の宿題とおまけです

Amebaブログ
https://ameblo.jp/

楽天ブログ
https://plaza.rakuten.co.jp/

エキサイトブログ
https://www.exblog.jp/

初心者向けの無料ブログです、他にも沢山あります
タダで、今日からすぐ始められます

まず、好きな所で自分のブログを作ってね
次に来る時は、そのブログのURLリンク必ず貼って来てください、あなたにはそれが必須条件です

では、健闘を祈る。ご機嫌よう
2023/06/22(木) 18:57 | URL | kaorin27
http://kaorin27.blog67.fc2blog.us/blog-entry-589.html


▲△▽▼


良い音とはどういう音の事か?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14119056

最高の音を一番安く手に入れる方法
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003094

原音再生すると音の官能性が消える
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14083149

この世のものとも思えない音 を出すにはどういうオーディオ機器が必要か
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14030753

クラシックに向くスピーカー、ジャズに向くスピーカー
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14104540
21:777 :

2023/07/25 (Tue) 18:06:12

Mr.トレイルのオーディオ回り道
出てくる音や表現力はシステムの総合力
2023年07月23日

そのシステムで出ている「音」や「表現力」は、システム全体の総合力で有る。一般の方には理解できない部分が有る。「音」や「表現力」(音質)はどの様に決まるのか?

1)機器の性能(アンプ・SPユニット他)及び組み合わせ技術
2)使っているケーブル類のグレード
3)SPのセッティング技術
4)機器内のパーツ類(ヒューズ・RCAソケット・RCAプラグ・SP端子他)
5)部屋の広さや強度・材質
6)その他(アセンブリー技術・オーナーのスキル等)

だろうと思う。

1)については、例として38㎝クラスのウーハーと20㎝クラスのフルレンジでは、「空気を振動させる面積」が大きく違う。2インチスロートと1インチスロートのコンプレッションドライバーでは、エネルギー感が全く異なる等。

2)については、すべてのケーブルと接続ソケットとプラグの材質を揃えて初めて比較が出来る。1)と2)が絡み合っているが、システムで使っている全ての機器が「グランドライン」で繋がっている・・・事を理解する事が大切。一般の方では理解不能な事だろう。アンプ内配線では一番弱い部分がその音を決めている。たった1本の配線材の質が悪いと、その配線材の音がシステム全体の音として出て来る。

3)スピーカーをセッティングするには「自然の原理」に合わせる事。不自然な(自然の原理に反した)セッティングの場合、余計な癖が出て来る。

4)機器の中には「電気の伝送」と云う観点で疑問を持つ様なパーツが使われている。「音」は非常に微妙な感性が必要になる。単純に電気が流れれば良いと云うものではない。

5)部屋の影響は特に振動板の面積の小さいシステムが受けやすい。20cmウーハーやフルレンジユニットを使ったシステムは、「部屋内の反響音」を利用して音作りして有る。その様なシステムを100畳の部屋で鳴らしたら、寂しい音になる。大型システムでも部屋の広さでサウンドは変わる。振動板の面積やエネルギー量で鳴らせる適量が有る。また、出来るだけデッドな部屋で鳴らした方が、そのシステムの素の音を聴くことが出来る。反響音はうまく利用した方が良いが、ユニットの素の音を磨いていった方が近道である。

6)最後はリスナーの好みとスキルで決まって来る。システム全体のバランスと種種のスキルの統合で総合力が出て来る。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/18dac852703ab71fb141ad2df97aaa28



Mr.トレイルのオーディオ回り道
オーディオ道楽も突き詰めていけば・・・
2023年07月21日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/00d9db935cbe3f67fbc15acea9b1700c


先日のRCA箱 Wフロントロードシステムも併せて、「JBL3大ホーンシステム」を作りました。古き良き時代のオールドユニットを使って、「JBLらしくない」サウンドにしています。どのシステムも「音響ユニット」としてのJBLの「潜在力」を引き出す様にしています。一番の仕上がりは「オリンパスシステム」です。ただ他のシステムも「オンリーワンの世界」を表現していますので、優劣はつけがたいです。好みの範疇に入ると思います。



毎日鳴らして使っています。1週間に1回くらいの使用頻度では「現状維持」出来ません。毎日鳴らしてやってこそ「音質」は維持できるものと思っています。2つのメインシステムは当方自作のNo1ケーブルで統一しています。電源トランス内配線、電源ケーブル、ラインケーブル、SPケーブル、SPユニット間配線もすべてNo1グレードにしています。一般の方には理解できない太さと材質(銀線)です。


こちらのサブシステムも夜中に2~3時間とついつい聴いてしまいます。こちらはNo2グレード(銀線)のケーブルで揃えたいと思っていますが、現状はSPケーブルのみがNo3グレードです。SP箱内配線もNo2グレードです。質感はメインシステムに比べると、中音域がコーン型の中で出ているので、コンプレッシャーユニット(ホーン型)には及びません。LE8TもD208も「音のバランス」が良いので違和感はないです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/00d9db935cbe3f67fbc15acea9b1700c
22:777 :

2023/07/25 (Tue) 18:10:04

「音楽&オーディオ」の小部屋
「色気のある音」を求めて
2023年07月21日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/f924c83ca437801ecff3f5fcc30770a9

ブログを創るときにいつも「タイトル」をどうしようかと思い悩むが、今回は「失われた時を求めて」(プルースト)をもじって、「色気のある音を求めて」。

文学的な香りは皆無ですけどね~(笑)。

さて、おそらく前々回のオーディオ記事「突然やってきたバラ色の日々」の内容に「半信半疑」の人が多いのではないかと推察している。

「プリアンプに使っているコンデンサーをマイカ(雲母)に代えたくらいでそんなに変わるんかいな? だいたいこの人の記事はいつもオーバー気味だし眉唾物なんだよな~!」

アハハ、当然の反応です。人間はそのくらい懐疑的な見方をする方が正常だと思いますよ(笑)。

ところが・・、それがほんとうの話なんですよねえ。もちろん自分の感覚の範囲内での話ですけどね。

改めてシステムにおけるプリアンプの威力を思い知ったわけだが、そういえば、空前絶後の名器とされるプリアンプ「マランツ7」のオリジナルに近い完動品が今でも200万円近い価格で取引されているのも「むべなるかな」~。

で、これまで使っていたコンデンンサーは某有名ブランドの「フィルム・コンデンサー」でペアで2万円の代物だから一応「高級」ランクに属すると思う。

で、マイカに代えてからの音の違いといえば比較試聴して初めて分かったが、主に高音域に顕著な違いが見られて、前者の場合は解像力に不足はないもののやや人工的な響きで素っ気ない印象を受ける・・、で、マイカの場合はしっとりと潤いを帯びつつ、独特の光沢というか艶があってそこはかとない「色気」が漂ってくる。

それはもう年甲斐もなく「振るいつきたくなる」ほどのレベル~(笑)。

結局、50年以上オーディオに打ち込んできたが、気に入った音質の落ち着く先といえば、人間の情感に切々と訴えかけてくる「色気の有無」になるんじゃないかな~。

「色気」という俗な言葉をあまり使いたくないのだが、どうも適当な言葉が思い浮かばない・・、許してね(笑)。

さて、こういう変化を目(ま)の当たりにすると、ず~っと出番のないスピーカーについ「食指」が動く。

英国の名門「モニター・オーディオ」が誇る「プラチナム・シリーズ」に属する「PLー100」の登場です。

お値段を持ち出すのはけっして本意ではないが(笑)、発売当時の定価は「50万円」で、それを3年ほど前にオークションで手に入れたものだが落札価格はヒ・ミ・ツ。

このブログは「オヤジの無事の便り」として、娘が読んでいる可能性が高いので母親に注進されると、ちょっと拙い(笑)。

しかも、たまたま今日(21日)から娘と落ち合って「宝塚観劇」(二泊三日)に行く予定だからまことにタイミングが悪い。

で、このSPはクロスオーバーが「2800」ヘルツで、画像でお分かりの通り「リボン型」(2800ヘルツ以上)となっている。

「リボン型」の音は大好きで、デッカの「リボン・ツィーター」を溺愛していることもあってすぐに飛び付いたというわけだが、実際に聴いてみると、最高音域への伸びとか透明感ににちょっと不満を感じて、なかなか出番がなく「髀肉之嘆」(ひにくのたん)をかこっていたが、そのうち環境が変われば本領を発揮するはずと、ず~っと辛抱強く待っていた。

オーディオは機が熟するのをじっと待つ忍耐力が必要ですぞと、偉そうに言いたいところだが、「小ぶり」なので置き場所に困らなかったことがいちばん大きい(笑)。

さあ、プリアンプの高音域が様変わりしたので、「PL-100」も生まれ変わるかもしれないという期待と不安でワクワク、ドキドキ~。

ただし、この近代的なSPは高出力の「TRアンプ」による駆動を想定しているみたいで能率は「88db」と低い・・、で、かなりパワーのある真空管アンプが必要だ。

そこで、いろいろ試行錯誤をした挙句、最終的には次のとおりとなった。

以下、いささかくどくて専門的かもしれないが・・。

DAC「Aー22」(GUSTARD)から、2系統の音を出す。(RCA端子とバランス端子を利用)

(バランス端子)

プリアンプ(マランツ7型) → パワーアンプ「6AR6シングル」(三極管接続)

前段管はこれまで補助アダプターを使ってミニチュア管を挿していたが、今回は明らかにオリジナル仕様の「6SL7=ECC35=CV569」(STC:左端)がいちばんよかった。

(RCA端子)

プリアンプ「マイカ内蔵型」 → 「6A3シングル」

先日の試聴会で使った「175ドライバー」(JBL)ですっかり味を占めたので再び「6A3」の出番。

そして、この組み合わせで筆舌に尽くしがたいサウンドが生まれた!

こんな小さなユニットからこんな低音が出るのかと驚くほどの豊かな響きが迸り出て、もちろん、サブウーファーなんかお呼びではない!

そして、肝心の2800ヘルツ以上が素晴らしかった。ヴァイオリンを始め、管楽器やボーカルの生々しさに度肝を抜かれた。

小型SPならではの音像定位のシャープさは言うに及ばずで、これだからオーディオは止められない!

これは我が家でいちばん「バランスの取れた音」かもしれないなあ・・。

自画自賛が果てしなく続きそうなので、この辺で打ち切った方が良さそうだね(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/f924c83ca437801ecff3f5fcc30770a9


憎たらしくて、そして、ありがたい存在
2023年07月25日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ba968a2979abff612db4031d2d2ffaf8

このところ、例のマイカ・コンデンンサー騒動で「いいな、いいな・・」が続いているが、こういう自己満足に浸るときというのはこれまでの経験からみて危険がいっぱいで「落とし穴」にハマることが多い。

いわば「停滞」という「落とし穴」・・(笑)。

オーディオは自分さえ良ければ、他人がどうこう言おうと耳を貸す必要がない趣味だが、やはり「唯我独尊」だとねえ・・。

で、久しぶりに近隣にお住いのオーディオ仲間「Y」さんの率直なご意見をお伺いすることにした。

フルート奏者として日頃から「生の音」に親しまれているので、音質に対する鋭い指摘に舌を巻くことがしばしばである。

「どうです、いい音でしょうが・・」と自慢気な気持ちで聴いていただくときに限って、容赦ない舌鋒のもとに自負心が木っ端微塵に打ち砕かれてしまうので、憎たらしいというか、ありがたいというか・・、ゆめゆめ油断できない存在だ(笑)。

今回もいささか身構えながら「(プリアンプに)マイカコンデンサー取り付け後」の音を聴いてもらった。

登場したスピーカーは次のとおり。

聴いた順番に挙げると、

1 AXIOM80(復刻版) 2 AXIOM80(オリジナル版) 3 PL100(英国:モニターオーディオ) 4 JBL「2ウェイシステム」

実はこれ以外にも、よく聴いているシステムがあって、それは「ウェストミンスター(フルレンジ)+デッカのリボンツィーター」の大型システムで、音質なんか気にせず長時間ゆったりと安心して音楽に浸れるところが気に入っているのだが、明らかにYさん好みではないので端(はな)から除外している。

いわば、これが「本妻」にあたりあとは「妾」のような存在といっていいが、「妻妾同居」は多彩な変化があってとにかく楽しい(笑)。

そして、駆動したアンプは「フルレンジ」あるいは「高音域部分」はYさんのたってのご希望で「6AR6シングル」(三極管接続)を、そして低音域部分は「371Aプッシュプル」をあてがった。

で、スピーカーは最初から先手を打って「AXIOM80」(以下「80」)聴いてもらった。

「復刻版はやや神経質というか響きが足りないように思います。その点、オリジナル版はさすがに響きが豊かです。やっぱり真打ですね。ただし、ユニットを容れてる箱のせいかもしれませんが・・」

たしかに・・、1軒の家に「80」が2セットも要らないよなあ、と復刻版の存在意義に疑問符が灯ったので後日の課題としておこう。

それはひとまず置いといて、敏感な「80」なのでこの際とばかりSPケーブルを「ウェスタン製の単線」「銀製の単線」「LANコード」(東海地方のTさん作成)の3種類を付け替えて比較試聴したところ「LANコードがいちばん自然な響きですね」

次に、聴いていただいたのが「PL100」だ。

フルレンジ主義者のYさんにとって「クロスオーバーが2800ヘルツ」のシステムなんて不倶戴天の仇みたいなものだが、以前聴いていただいた時も散々の酷評だったが、今回は様変わりしたので驚いた。

「凄くいいですね、リボンツィーターの音が映えてます。これはAXIOM80に匹敵する音ですよ! Kというオーディオ評論家がレイ・オーディオの大型システムからPL100に代えたというのも頷けますよ」。

これも、ひとえに「マイカコンデンンサーのおかげかな」(笑)。

そして、お帰り際にJBLの「2ウェイシステム」でジャズを聴いていただいたところ、これが想定外の大喜び~。

「スカッとした屈託のない音で、聴いてて楽しくなる音ですね。よくもまあ、175ドライバーをここまで調教しましたね・・、やはり擦る音は別にして叩く音はJBLの独壇場ですね」

計3時間ほどの試聴だったが、この日は万事順調だったので、 いやあ、メデタシ、メデタシ・・。

最初から謙虚な姿勢で臨んだのがよかったのかな(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ba968a2979abff612db4031d2d2ffaf8
23:777 :

2023/08/05 (Sat) 21:54:16

サウンドパーツ
http://www.soundparts.server-shared.com/index.html

伝説的マランツ7/マッキンC22は、1950年代当時は国内に匹敵するプリが無かったことから
信仰的に今も支持されますが、実はフォノ入力から出力まで6つもの結合コンデンサーを通り
さらに音の劣化が避けられない「カソードフォロワー」という回路を2度も通過します

たとえば透き通ったガラスも6枚重ねると幾ら透明でもその存在は明らかで、ベールで覆われたように透明度は損なわれます
これらに採用されるNFB型フォノイコライザーは生産性・コスト重視、微細な表現力では劣ります
歌手や楽器は横一列に並んでいる印象で『サシスセソ』が強め‥リスナーはそれをフツーだと思っています
著名ではあっても音質面で<標準プリ>というほどのものではありません

もっと残念なのは信号系の重用なコンデンサーが日本固有の湿気が原因で劣化や数値変化があり
オリジナル部品にコダワルとレコ―ド再生では低域が十分出ず、真空管の動作もやや狂っています
それらは40年以上前から知られているのですがビジネスとして不都合ゆえに『名機』扱いされています
レコ―ド盤に入っている情報は7割も再現されていないと言えるでしょう

ビンテージアンプのメンテを多く心がけ
WE・Westrex・Telefunken・Klangufilmのラインアンプの復刻を多数扱ってきたサウンドパーツが
創業当初から最も力を注いできたのがオーディオ再生で最も重要なプリアンプです

多くの試作を重ね名職人の手になるラインアウトトランスを開発、半導体を含めどんなパワーアンプにも接続できます
最も重視するアナログ再生では極めて劣化が少なく豊富な情報量を誇る『LCR型イコライザー』を標準で搭載
WE618Bライントランスに学んで多くの試作を重ねたMCトランスはアナログ盤の持つ多大な情報を逃しません
「音質に責任を持ちたい」との想いからMCトランスをも内蔵する多くのノーハウを詰め込む異例のプリとなりました
真空管アンプでは稀少な正規バランス入力だけでなく
出力もXLRバランス/RCAアンバランス出力を備えています
世界でも他に例が無い多機能と情報ロスの無さで歴代750台を超える実績があります
ほとんどのオーナーがずっとご愛用になっています


ところで
音声の収録から再生に莫大な投資をしたのはトーキー黎明期のWEやKlangfilm 社などです
Western Electric社が12Aホーンの試作300台につぎ込んだ金額は当時の日本の国家予算…と言う逸話があるくらいです
その根本は徹底した『試聴重視』…俳優の声や名演奏の生々しい再現のための機器開発に腐心のアトが見えます
俳優から「私の声じゃない」・ミュージシャンから「俺の音じゃない」と言われたら「失格」です
「ヒアリング重視」は今もAUDIOの原点
<音楽が好きなヒト>が作った製品を信じて欲しいと思います

サウンドパーツも創業から10年ほどはマランツ・マッキン・WE等の機器を多数扱い、そのメンテでは多くを学びました
1950~60年ビンテージ期のAUDIO製品には独特の魅力はありますが
コト音質と言うことになると映画時代の機材の方が遥かにナマナマしいのです

でもそれはフツーの音楽ファンには別の世界、仮に入手してもそのまま使えるシロモノではありません
一方、真空管オーディオは50年代から70年を経た今も大きな進歩はありません
つまり多くの真空管アンプは50年代オーディオ黎明期の回路をそのまま真似し
安いコストで音質に関する研究などせずに外観だけを新しく見せて売っています。
ただ…

映画界のアンプ等に範を得ると言っても、それらの機器を礼賛し骨董的高価格で売るビジネスはやりたくありません
それらは今となっては古すぎ・ナローレンジでウルサイだけの駄物も一杯存在します
当然、現代は1950年代よりも遥かに<伝達係数的>に優秀で信頼度も高く音の良いものも一杯在ります
中でも最も大きな変化はパワーアンプの出力トランスで今のものがハッキリ優れています

サウンドパーツは映画全盛時代の音に学んでモノつくりをしています
それは<俳優の声と演奏家の楽器の音色>の再現に涙ぐましい努力と投資をしていたからです
http://www.soundparts.server-shared.com/index.html
24:777 :

2023/08/05 (Sat) 21:56:07

最近、

壊れたコンデンサスピーカー高価買取・下取・修理します!
https://www.kaitori.audio/condenserloudspeaker

で QUAD ESL57 の中古品を買って、

真空管アンプ「カトレア」
http://cattlea.jp/news/info.php?id=161

で PX4 のシングルアンプも作って貰ったのですが、プリアンプを使わないと全然いい音になりません。


パワーアンプを高級品にするよりスピーカーケーブルの長さを調整したり、パラゴン同様 スピーカーのすぐ前でヘッドフォン的に聴いた方が音が良くなるのがわかりました。 プロケーブル社の焦点の話は事実でした。

しかしそれでも、昔マランツ7C を使って ESL63 を聴いていた時みたいな この世のものとは思えない音色にはなりません。

マランツ7C を間に入れた ESL63 もスピーカーのすぐそばで聴くと ESL57 より遥かに良い音 でした。

因みに、ESL63 も ESL57 も正三角形の頂点で聴いたり、GRFのある部屋さんで薦めている平行法とか対向に置くより、スピーカーとの距離ゼロでニアフィールドリスニングした方が遥かに良い音になりました。

おそらく、オーディオの音はプリアンプとスピーカーケーブルの長さとスピーカーとの視聴距離で殆ど決まってしまうのでしょうね。


▲△▽▼


因みに、QUAD ESL57 はインピーダンスも能率も非常に高いので、15Ωにも対応できる真空管アンプなら出力 4Wのアンプでも大音量が出て、低音も 40Hzまで鳴ります。
但し、QUAD606 の様な 8Ω専用のアンプでは低音が全く出なくなります。


「40ヘルツの低音」・・。

人間の可聴帯域は周知のとおり「20~2万ヘルツ」とされているが、40ヘルツという「かなりの低音」を出せるシステムの割合はどのくらいかという話。

おそらく「二つのシステムに一つくらい」の5割程度じゃないかな~。ちなみに我が家の「AXIOM80」の場合、単独では到底無理である。

そして、これが30ヘルツあたりまでになると、ぐっと下がって「五つに一つ」の2割程度になり、さらには20ヘルツとなると「百に一つ」の1%ぐらいになるというのが自分の大まかな見立てである。

つまり、満足できる高音域を出すよりも十全な低音域を出す方がはるかに難しい、それはいわば「血(お金)と汗と涙」に如実に比例するというのが、50年以上にわたる拙い経験の偽らざる感想である。

ちなみに、我が家のウェストミンスターの低音はせいぜい30ヘルツあたりまで伸びていれば上出来という感じ、かな~。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi


QUAD ESL63 はインピーダンス 8Ω、出力音圧レベル 86dB/W/m なので、出力 15W 以上の真空管アンプが必要です。


▲△▽▼


ESL63・ESL57 のリスニングポジションについては色々な見当外れの設置法が拡散されていますが、目の前、至近距離に置いて、かぶりつきでヘッドフォン的に聴かないと音からオーラが消えてしまいます。


1. ESL63 をモニタースピーカーとして使う場合の設置法、音楽を愉しむのには使えない

ESL63 のリスニングポジションは本来は二等辺三角形ではなく正三角形に設置して内向きに振るのがメーカー指定の聴き方です。

リスニングポジションとスピーカーを正三角形の位置になるようにし
かなり内振りにして、リスナーの耳辺りを狙う感じにセットする。
リスニング姿勢は、椅子に座って俯瞰するよりも、カーペットに座った状態が良い

スピーカーの面積が大きいので、2枚の衝立の目の前に座るような感じだ。
そして、再生すると、2本のスピーカーの間に音像が立ち並ぶ感じになる。
微少信号が極めて正確に再現されるので、ステージかぶり付きで聴いている聴衆の感じになって、雰囲気が最高に味わえる。
音像は極めてホログラフィックで、ボーカルは自然な口、人肌の感じが素晴らしい。
音が詰まった感じになるときは、微妙にリスニングポジションを前後にずらし、
またスピーカーの内振りの角度を微調整すると、抜けのよい良い音になる。
https://vt52.blogspot.com/2008/09/quad-esl-63-pro.html



2. ESL57 のオーラが消えてしまう設置法 _ 1

平面波が出るESL57は平行配置が原則です。
ディレー回路内蔵のESL63は内振り、出来れば45度も可能ですが、57は厳密に平行法で使うのが、良い結果を生みます。これはほとんどの方が、試されていません。

そして、SPから3〜4メートルぐらい離れて聴くと、音が波打ち際にいるようにどんどんと押し寄せてきます。
https://tannoy.exblog.jp/13780879/
https://tannoy.exblog.jp/13799252/



3. ESL57 のオーラが消えてしまう設置法 _ 2

ESL57を対向に置くと三次元的なホログラフィな音が出る
https://tannoy.exblog.jp/26492781/


△▽


ESL63・ESL57 の正しい聴き方

「SPとの距離ゼロで激聴! 麻薬的ニアフィールドリスニングを ESL63・ESL57で」・・

が基本になります。


ESL63・ESL57 の聴き方は やはり鳴らすのが極端に難しい JBLパラゴンに準じます。

長年オーディオ誌を読んでパラゴンを使っている人の記事を読むと、私だけではなくて狭い部屋で使っている人が多かった。

ニアフィールドというのなら、古今東西パラゴンを最右翼にあげなくてはならない。なにせスピーカーとの距離がゼロセンチでも聴けるスピーカーなんてパラゴンを置いて他にはなかなか見あたらない。

パラゴンの使い方は様々な使い方があるけれど、前面の音響パネルにピタリと額を付けて聴くという人もいるのだ。故瀬川氏の報告によれば、その方のパラゴンには前面音響放射パネルに額の油染みが出来ているという。 これを読んだフクロウさんは、なにやら魑魅魍魎が跋扈する不気味なパラゴンの世界を覗き見た思いがしたものだ。

それにしても強力な375(376)ドライバーによる中音ホーンでダイレクトに鼓膜を振動させるのであるから、なんと過激な聴き方であろうか。でも、麻薬みたいなもので、これは病み付きになるのかも知れない

「SPとの距離ゼロで激聴! 麻薬的ニアフィールドリスニングをパラゴンで」・・

ウ、これは危ないな。

※そこまで過激にならなくても、フクロウさんのパラゴンのベストリスニングポジションを計ったら145センチだった。床面から耳の位置までの高さは90センチである。そんなに都合の良い椅子など存在しないから、家具作りが得意なフクロウさんの自作である。私の場合、自分にパラゴンを合わせる事は諦めて、私がパラゴンに合わせるようにしたのです。その結果が専用椅子作製となった訳だ。

なお、パラゴンを高いステージに乗せるというのはパラゴン使いなら誰でも考えつくのだが、私の場合は見事にパラゴン嬢にはねつけられた。素人の妻でさえ、台に乗せたら随分ひどい音になった、と言ったのだから、その酷さは並大抵のものではなかった。

よく喫茶店とか、公共の場等では台の上に乗せて鳴らしているパラゴンを写真で見るのだけれど、あの状態でマトモな音になっているのだろうかと不思議だ。店だから単なるBGM的な使い方でも良いのか?。

憑かれたようにSPに額を密着させて聞くという人には及ばないけれど、私は8畳間前方壁からの距離が140センチほどの場所で聞く。私も、かなりのニアフィールドリスニングだと思います。これは部屋の四隅に置かれたサラウンドSPとの兼ね合いのせいですから、通常の2チャンネルステレオとしてパラゴンを聴くのなら、さらに近接位置になるでしょう。

また、SPの50センチ前であぐらをかいて座って聴くボーカルもまた麻薬的効能があります。

従って店ではなくて個人所有のパラゴン使いの方々の大多数は、近接位置で聴いていると思います。こうすることで最新のモニターSPに負けない解像度の高い音が聴ける。パラゴンから一メートル以内に近づいて、その悪魔的魅力の美音をじっくりと聞いたことがない人は、パラゴンを聴いたことにはなりません。

パラゴンというスピーカーは巨大な外観と裏腹に、ニアフィールドリスニングにより威力を発揮する類希なSPなのです。


△▽


パラゴンはどんな狭い部屋でも前面の音響パネルから至近距離で聴けばいい音になります。 ヴァイオリンを狭い部屋で弾くのと同じですね。
パラゴンは元々センタースピーカーとして設計されたので、ステレオ感とか位相とか定位とか周波数特性は完全に無視しているのですね。


Whistle Stop Cafe Ⅱ パラゴン 5 2018-02-25
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257119.html

前回 「理論的には部屋のどの位置で聴いてもバランスのとれたステレオ再生が可能になるというのが、ステレオ時代に誕生したパラゴンのセールスポイントで、究極のステレオ再生専用装置なる評価が与えられた」と記したが、

パラゴンは友人宅で聴いた際、聴取場所を変えて座ったり、立ってみたり、寝転んでみたり、行儀の悪い格好で試し聴きしてみた。

左右のスピーカー2本の時よりは、首を動かしても音像が移動しない、しかし、リフレクターから遠く離れたり、極度に左右どちらかへ移動した場合はやはり、バランスのとれたステレオ再生にはほど遠い事が分かった。

故・岩崎千明氏が生前直接語ってくれたパラゴンの聴き方の中で、パラゴンはなるべくスピーカーに近づいてあの湾曲した反射板と「にらめっこ」して聴くのが最良であると。

それを確かめる為に、やはり友人宅のパラゴンで持参したジャズのレコードで
リフレクターから2m位の位置から徐々に近づいていき、目の前は木目しか見えない状態になった時こそ、ステレオ再生のバランスと生のような臨場感を体感できる事への確証をもったのだ。

メトロゴンも同じだが、ステレオ音像のバランスやリアルなジャズ再生となれば
あのリフレクターにどんどん近づいていってしまう。結果、岩崎氏の言うように、
パラゴンの真ん前で正座し「にらめっこ」して聴くのが私もベストと思う。


▲△▽▼


音の定位とか音場感、ホールトーンの完璧な再現をしても良い音にはならない

音楽ファンは、ウィーンのムジークフェラインザールの客席で聴くより、演奏者のすぐ前で聴きたい。
スピーカーを視聴位置から遠く離してコンサートホールの音を再現するより、スピーカーをすぐ目の前に置いて至近距離で聴く方が良い音になる。



2012.12.13
やはり、ヨーロッパの装置で聴けるクラシックというのは、アメリカの装置で聴くクラシックとは何かが違っている。ほとんど苦労しないで、ちゃんとクラシックが聴けるというところで、最初から全くレベルが違う。

アメリカ製品を使い始めて、濃厚な感じにどっぷりと嵌ってきたので、久々にこういう音を聴くと、こっちも必要だと思うようになった。

最初はちょっと物足りない感じがしたが、次第にこの方が正しいのじゃないか?と思い始めた。

前に、ムジークフェラインの1階のど真ん中で聴いたときに、ずいぶんと物足りなさを感じた。

ああ、実際は、こんな音だったんだ・・・と思ったのを覚えている。

どこから音がとんできているのか、さっぱりわからないくらいに、音がブレンドされまくっていて、その響きがまさにムジークフェラインのホールの特質というか、美点というのか、だろう。

オーディオで聴くような、セパレーションの良い音なんて、全くのウソっぱちだった。

じゃー、アメリカの音響製品は、ウソっぽいのか?ということになる。

デフォルメされた音、メリハリのきいた音は、面白くないかというと、ものすごく面白く感じるわけで、実際の音に迫る必要がないというところに立てば、全くのエンターテイメントであっていいわけで。

そこらへんは、マッキンアンプは実に上手いと思う。
家庭での音楽の楽しみ方というものを、実に上手く提示してくれる。
それは全くのウソっぱちの音だとしても。
http://blogs.yahoo.co.jp/gonta4350a/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=2


オーディオは部屋が一番大事だとか、スピーカーの配置は1mm単位で調整しなければいけない、とかいうのはすべて妄想です。
38cmウーハーのスピーカーを家庭の居間に置くとおかしな音になるのは事実ですが、20cmウーハーのスピーカーなら部屋の影響は全くありません。
基本的にスピーカーは至近距離で、スピーカーのすぐ前で聴くのが一番良い音になります。


▲△▽▼


オーディオ関係者やオーディオマニアの好きな音と一般の音楽ファンの好きな音は正反対です。
音楽ファンは周波数特性とか、低音が出るとか、定位とか、音場感はどうでもいいですからね。
音楽ファンがいいと思うのは手廻し蓄音機みたいな音です。


過去のスピーカーを、音楽ファンがいいと思う順にランキングすると

1.HMV、EMG の蓄音機
2.STAX ELS-8Xコンデンサースピーカー
3.QUAD ESL57
4.QUAD ESL63
5.Goodmans Axiom80 オリジナル
6.ロンドンウェスタンの系統のグッドマン、ワーフェデール、ローサー、パルメコ、ヴァイタボックス
7.デッカ・デコラ
8.タンノイ モニターブラック・モニターシルバー
9.ASHIDAVOX 6P-HF1
10.ソナスファベール ガルネリ・オマージュ、初代エレクタ・アマトール(1988)


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詳細は

良い音とはどういう音の事か?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14119056

QUAD の静電型スピーカーを超えるスピーカーはまだ存在しない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004090

クラシックに向くスピーカー、ジャズに向くスピーカー
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14104540

最高の音を一番安く手に入れる方法
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003094

原音再生すると音の官能性が消える
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14083149

この世のものとも思えない音を出すにはどういうオーディオ機器が必要か
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14030753

音楽はこういう部屋で聴きたい
https://www.houzz.jp/photos/phvw-vp~49539201
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/655.html

本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html

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youtube 動画 を DAコンバーター無しでパソコンからアンプに直接繋いで聴くならこのケーブル

iPhone/パソコン用ベルデン88760 ラインケーブルの王者 BELDEN(8412の現代バージョン)
https://procable.jp/ipod/ipod_88760.html  

PCオーディオはオンボードで十分 USB DACは不要
アンプとはこんなケーブルでつなぐだけ

因みに、ウェブブラウザに Brave を使うと、広告なしで youtube を視聴することができます:

ウェブブラウザは 広告が出ない Brave を使おう
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14131432

▲△▽▼

YouTube・ニコニコ動画の動画を安全にダウンロードする方法


「YouTube」の動画を安全にダウンロードする方法について
https://www.japan-secure.com/entry/blog-entry-459.html

「Youtube」の動画を連続再生する方法
https://www.japan-secure.com/entry/site_that_the_video_of_youtube_can_be_continuous_playback.html

「ニコニコ動画」を安全にダウンロードする方法
https://www.japan-secure.com/entry/how_to_download_on_nicovideo.html

「FC2動画」を安全にダウンロードする方法
https://www.japan-secure.com/entry/blog-entry-490.html

「Pandora TV」の動画を安全にダウンロードする方法
https://www.japan-secure.com/entry/how_to_download_on_pandora_tv.html

動画サイトで「HTML5」の動画を再生できない場合の対策方法
https://www.japan-secure.com/entry/measures_method-in_the_case_where_in_the_video-sharing_site_can_not_play_video.html

「Dailymotion」の動画を安全にダウンロードする方法
https://www.japan-secure.com/entry/how_to_download_videos_of_dailymotion.html


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外部 USB-DAC のお薦め製品

外部 USB-DACを使って youtube の音楽を聴く方法
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14071646

Gustard R26 _ ディスクリートR2RデスクトップDAC
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14080112

GUSTARD DAC-A26 _ 旭化成 AK4191+AK4499EX搭載のDAC
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14064243
25:777 :

2023/08/28 (Mon) 11:02:39

Mr.トレイルのオーディオ回り道
スピーカーの「内部配線」
2023年08月28日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/240be5123df1ccc92d1206753f8535b2

上の写真はALTEC社のあるSPの内部配線の状況。



ウーハー部の配線の様子。扇風機の電源配線クラスの配線材が使われているのが良く分かる。音響品で果たしてこれで良いのだろうか? 諸兄は疑問を抱かないのだろうか? メーカーオリジナルだから・・・と云って「音質」に重大な影響力を持つ「配線材」に疑問を抱かないのだろうか?

私のオリンパスシステムでは「特殊な銀線」の極太の配線にしている。何故なら、情報の「伝送力」が極端に違い過ぎるからだ。一般のメーカーオリジナル配線ではCDの中に入っている音の何%を出しているのだろうか?自分でその辺を探って見て、このサイズになった経緯が有ります。出てくる音数や音のヌケ・キレ・ノビが根本的に違ってきます。

オーディオ雑誌では「機器の買い替え」ばかり推奨して、「必要条件」で有る「配線材」の吟味など殆どしていない。またオーディオ評論家諸氏が使ってる機器は殆どが「オリジナル状態」である。試しにSS誌のS氏の使っていたSONY TA-4300Fチャンデバを使って見たがかなりガッカリした。「直出し電源ケーブル」の貧弱さにはほとほと呆れてしまった。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/240be5123df1ccc92d1206753f8535b2


管球アンプの内部配線を良い材料で交換すると・・・
2023年08月25日



現在オリンパスシステムの高域用に使っているGE6550シングルアンプです。購入したのは2008年の事。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2284dcb4a4e3a5c53d59141fc6b3cdad


入荷当時の内部配線の様子。ごく一般的な内部配線です。いかにも管球アンプの音がしました。個人的にはとても使えない音質グレードでした。

XLRソケット仕様に変更やSP端子もフルテックの最高級グレード品に交換し、内部配線も自分で開発した「特殊な銀線」の極太なワイヤーで配線をし直しました。出てきた音は、SN比では100万円台のTr型パワーアンプを凌ぐように感じました。ノイズが全くの皆無です。音数の多さや音の厚みが大幅に改善され、「ヌケ・キレ・ノビ」が全く違う代物になりました。


このサウンドを確認して 「オリンパスシステム」に採用しました。このアンプでALTECの#612銀箱や620Aをしばらく鳴らしていました。かなりの音質が確保できましたね。

本来ならば、「Tr型アンプ」もやりたかったのですが、「プリント基板」が使って有り、「回路が複雑」なのと「半田付け端子」が狭いので、(強度がない)「手配線」でするには無理が出て来ます。結論として「触らない方が良い」と判断しています。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2284dcb4a4e3a5c53d59141fc6b3cdad
26:777 :

2023/09/12 (Tue) 15:09:26

Mr.トレイルのオーディオ回り道

WE101Dppパワーアンプを使うと次元の違うサウンドになる
2023年09月11日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/146948b2421ad9d7740af0bccfdd6159


自宅2階のサブシステム(お休みセット)を毎日楽しんでいますが、時々は眠っているアンプも動作確認をして見たくなります。

床面に眠らせていたWE101Dppパワーアンプを持って来ました。出てきたサウンドは「次元」が違いますね。繊細でスケール感が大きくて嫌な音が殆どでない。目の前に「ステージ」が出来たかの様です。

「お休みセット」で朝まで電源入れっぱなしで使うにはもったいないので、今まで眠らせていました。同様に眠らせている管球アンプ(SUPER TRAIL仕様)のアンプがまだ2セット有ります。相当に手間暇と時間をかけて作り上げたアンプなので手放す気は全くない。しかし、有効活用させる事が現在できないでいる。もったいない話です。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/146948b2421ad9d7740af0bccfdd6159




WE101D球との出会い
2023年09月12日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/c43b43349b75dd9be82fa801462bc134

WE101D球との出会いは2008年頃だったと思う。最初は「WE101D球を使った自作プリアンプ」を某オクで落札して使って見て、その「何とも言えない幻想的な音色」に憑かれてしまった。当該のプリアンプは「実用」に堪えない作りだったので手放してしまったが、購入された方も「この音色はとんでもなく素晴らしい」とべた褒めだった。以来、WE101Dのアンプを探していた。

やっと巡り合ったのがこのアンプ。球はフィリップスの#4606と云うWE101Dと互換性のある球だった。この球でも良かったと思う。ナス球の古典管であった。このパワーアンプとペアとなる「プリアンプ」が欲しかったが、なかなかご縁が無くて、今でも入手出来ていない。

整流管を安物からムラードの5AR4に交換して更に音質アップした。入力トランスも安物からUTCのトランスに交換、101Dのソケットもテフロン製の山本音響工芸製に交換している。

このパワーアンプをプリアンプに作り替えようか?・・・と何度も考えた。既にラダー型のボリュームとバランスボリュームは確保している。残るはセレクターのみ。

何故WE101Dの球に拘るかと云うと、 音色と表現の世界が「耽美的」で非常に魅惑的な事に尽きる。この球の神髄を聴いた方でないと理解できないと思う。他のアンプが「電気仕掛け」の音色で有る事を実感すると思う。

当該のWE101Dppパワーアンプは『1ワッターアンプ」と呼ばれるが、D130やD208の様な高能率のSPを鳴らせば出力不足は感じない。
基本的に球の数が少ないので「市販品」のアンプはないと思ったが良い。この様にプッシュプルのアンプは「自作品」でないとお目にかかれない希少なアンプです。音色は「耽美的」と云いましたが、非常に肌理が細かく、シルキーであり、ビロードの様な音色です。一度憑りつかれたらなかなか逃げ出せなくなります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/c43b43349b75dd9be82fa801462bc134


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山本音響工芸
https://userweb.117.ne.jp/y-s/amp-j.html
https://userweb.117.ne.jp/y-s/index-j.html

山本音響工芸 A-08S WE101D/WE104Dバージョン 受注開始
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-08S-101D-104D-amp-j.html

弊社では一昨年にウエスタンエレクトリックのWE205Dを採用しましたアンプをA-08Sの姉妹機として販売を始めまして多くのお方にご注目いただき、またご高い評価を頂きました。

WE205Dはウエスタンエレクトリックの真空管の中でもその形状のみならず、音の良い真空管としても多くのお方に知られています。弊社でアンプを製造しての感想としてもそれは変わりません。しかし、出力はもっと小さいですがWE101D,WE104Dもそれに劣らず音が良いというご意見も良く聞きます。弊社としましてもそれらのご意見は気になっておりましたが何しろ出力が1Wに満たない大きさでは実際の使用には十分な音圧が得られないのではないかと危惧して今まで実験をしていませんでした。

最近になってそれらのサンプルの真空管が揃いましたので試作機を製造してみました。その結果、期待した以上の音質が得られ、またその出力も十分に実用に耐えることがわかりましたので正式に商品化することに致しました。

WE101DはWEの資料では定格電圧、電流で動作させた場合には約0.25Wの出力であると表示されています。この出力では余りにも小さすぎると思われますので少し高めの電圧をかけることにしました。このWE101Dの使用状態のテストはラジオ技術誌にて新先生などが実験をされ、少し高めの電圧で動作させても問題がないことを報告されています。元来、WE101,104,205シリーズは電話用の真空管として開発され、通常の使用状態で約50,000時間以上の寿命があるように製造されています。これはその真空管の作りやプレートの大きさなどからしても十分過ぎるほどの余裕を取ってあるように見受けられます。民生用の真空管の寿命が約3,000時間前後といわれるのに比べますと極端な差があります。実際、WE101Dのプレートの面積は10Wの損失を持った45真空管よりも大きくなっています。

私たちはこれらの点からWE101Dにはプレート電圧として約250V負荷し、13.5mAを流しました。これで消費電力は約3.5Wとなりました。このときの負荷インピーダンスは5kオームとして約0.6Wの出力が得られました。

一方、WE104Dは規格表での最大出力はプレート電圧190Vで約0.8Wの出力が得られるとされていますのでそのままの状態を採用しました。いずれのタイプでもプレート電流の値はカソード抵抗を微調整して最適値を求め、WE104Dにおいても規格値通りの約0.8Wの出力が得られました。

そして、WE101DとWE104Dはカソード抵抗を切り替えることによって両方が使用できるように致しました。WE101DとWE104Dは外観はほとんど違わないくらいよく似ていますがその特性や音は大きく異なり、全く性格の違う真空管であることがよくわかりました。

それらは下の表を見ていただくとよくわかります。また、その音質も非常に違いが大きくWE101Dが男性的な力強くエネルギッシュなサウンドを特徴とするのに比べ。WE104Dは女性的で優しく柔らかな音という印象です。これは45のサウンドとどこか似ているように感じました。この違いはおそらくそのGmの値が大きく異なることが影響しているように感じます。下の表からもWE101DとWE104Dのゲインの違いが大きいことがおわかりになると思います。そのため両者を比較する場合プリアンプのボリュームの位置を大幅に変えないといけません。同じ位置で聞くと音量が違いすぎてWE104Dが迫力がないように聞こえます。印象としてはWE104Dは少しゲインが少なすぎるため出力トランスに2.5kオームくらいの物を使用する方が結果は良さそうに思えます。

WE101Dを使用したアンプの印象は、大音量を出したとき以外は弊社のWE205D、45、300B等全てのアンプの中で最も躍動感があり、くっきりした明瞭なサウンドであると感じました。これはこの出力を抜きにしても奇跡的なことです。これはこのアンプで初めて採用したノンチョーク式の電源の影響も大きいと思います。通常のアンプでは出力段のB電源のリップルを除去するためにチョークコイルを使用しますが、このアンプは使用電流が小さいためチョークコイルを使用出ずCRのみでフィルターを形成してB電圧を供給しています。以前からチョークコイルが音質に大きな影響を持っていることはわかっていましたが今回実験してみてその差の大きいことに驚いた次第です。使用電流の大きなアンプではこの方法の採用は難しいですが、我が社の今後のアンプには採用してみたいものです。また、出力段のカソードバイパスコンデンサーには米国デアボーン社のラグ端子型のポリプロピレンコンデンサーを弊社似てベークライトのケースに高強度エポキシ樹脂で封入したタイプを使用していることも音質的に大きく寄与しています。また、本機にはドライバー管としてシーメンスのC3mという真空管を採用しています。C3mは1968年頃に発売された比較的新しい設計の5極管で、ドイツの電話用として使用されていた真空管です。非常に特性が良く、きれいな音がしてノイズなども少ない、優れた真空管です。弊社では今後のアンプに積極的に採用していきたいと考えています。

WE101DとWE104Dは共にST型とテニスボール型をテストしましたが、ST型は良く締まったタイトなサウンド、テニスボール型はおおらかなゆったりしたサウンドと感じました。テニスボール型は形がおもしろく見て楽しいですが、高価ですので音質から選べばST型で十分ではないかと感じました。また、両者ともに古いDナンバーの真空管やメタルベースの真空管がありますがサンプルが揃わず、試聴しておりません。ひょっとすると後期の真空管よりも音がよいかもしれません。もしお持ちのお方はお試しください。

弊社としましては出力管が多くあれば積極的に販売していきたいところですが、真空管が稀少で入手が難しいため当面は出力管なしでの販売と致します。もし出力管付きでご希望の場合はご連絡いただけばお探しいたします。本製品は受注生産ですので納期などはお電話などでご確認ください。



A-08S WE101D/104Dバージョン規格

出力管:WE-101DまたはWE104D

ドライバー管:C3m(シールドケースを取り去って使用)

整流管:80

最大出力:WE101D:約0.6W/8Ω WE104D:約0.8W/8Ω

周波数特性:22Hz-28kHz(-3dB)

残留ノイズ:0.4-0.8mV

出力トランスのインピーダンス:1次側5kΩ、2次側:8Ω

ドライブ方式:CR結合、自己バイアス方式

価格:390,000円(税別・出力管別価格・受注生産)
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-08S-101D-104D-amp-j.html
27:777 :

2023/09/28 (Thu) 05:35:54

ウェブブラウザに Brave を使うと、広告なしで youtube を視聴することができます
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14131432


△▽


「音楽&オーディオ」の小部屋
新時代の名曲・名盤 2023年09月28日

テレビの故障により新しい機種に代えたのがおよそ2か月前のこと。
すると「You Tube」(以下「Y」)が簡単に選局できるようになったのでこのところ「Y」で音楽を聴くことが多くなった。

で、問題は音質である。何しろ痩せても枯れてもオーディオ・マニアだからね(笑)。

テレビ本体から「光」ケーブルでデジタルアウトし、手持ちのDAコンバーターに入力して聴き比べたところ、これはオーディオ仲間と確認済だが、音質は「CD」の方が100点だとすると、「Y」が90点と、やや落ちるがこのくらいの差なら「音出し」や選曲の自由自在さから考えると、「Yで十分だ」というのが当面の認識である。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/82ef91df6a057b882ef4aaafaa26e9d4

28:777 :

2024/01/05 (Fri) 17:23:40

最新の外部 USB-DAC のお薦め製品

S.M.S.L D2R D/Aコンバーター _ ROHM フラッグシップ DAC 「BD34301EKV」搭載
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16833800


参考 DAC

Gustard R26 _ ディスクリートR2RデスクトップDAC
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14080112

GUSTARD DAC-A26 _ 旭化成 AK4191+AK4499EX搭載のDAC
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14064243

DACチップはESSか旭化成か?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14028830



外部 USB-DACを使って youtube の音楽を聴く方法
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14071646

パソコンとDAコンバーターの間にDDコンバーターと外部クロックを入れた方がいいか?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14029056

50万円の同軸デジタルケーブルより 3400円のべルデン1506Aの方が上であった!
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073666

USB-DAC をパソコンと繋ぐにはどんな USBケーブルを使えばいいのか?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14074375



逢瀬 _ Innocent Key 最新 DAコンバーターのレビュー
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073790

逢瀬 - AUSE AUDIO EQUIPMENT
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1649615852/l50

中の人公認 逢瀬のスレ

公式HP
http://ause-audio.com

公式ブログ
http://ause-audio.com/?page_id=51

中の人のブログ
http://innocent-key.com/wordpress/

中の人のツイッター
https://twitter.com/yohine_ik
29:777 :

2024/01/05 (Fri) 19:13:38

0867名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ c236-P+vm)
2024/01/05(金) 17:39:07.52ID:ox4xjp6o0

D2RというかロームDACがボーカルや弦楽器で魅力的な音を奏でるのは確かに分かる

ただ原音に忠実かという点では疑問が残る。原音忠実が正しいのかという点はとりあえず置いといてどんな音源でもローム色に染めてしまう。それはいい意味でも悪い意味でもそう

あとフルオケは無理だしローム色が皆気に入るわけでもない。自分は好きな音だがフルオケがダメな時点で手放した
オーディオは好みの世界だから結局自分で判断するしかない。合う人には合うし合わない人には合わない。どちらが優れてるかなんて議論は全く意味がない


0870名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 6dd3-qRLb)
>>867
原音に忠実なDACなんて世の中に存在しない。
D2Rが自分に合わなかっただけだろ


0871名無しさん@お腹いっぱい。
2024/01/05(金) 18:09:47.22ID:m+Q44iyx0
D2Rが全てのソースに合うとは言わないけど
再生環境にもよるが結構幅広くいける方だと思うよ。


0872名無しさん@お腹いっぱい。
2024/01/05(金) 18:15:02.60ID:ox4xjp6o0
>>870
そもそもライブかスタジオで聴かないと原音なんて分かる訳ないしね
環境と聴く曲によって変わるけど一応DACとしての感想を書いてみた。ちなみにフルオケいける?


2024/01/05(金) 18:48:47.93ID:ZTjtmSpN0
>>0867
要するに

R26 はポピュラー音楽向け
D2R はクラシック向け

という事ですね。



0874名無しさん@お腹いっぱい。
2024/01/05(金) 18:52:32.23ID:ZTjtmSpN0
クラシックファンというのは結局、弦楽器の蠱惑的・陶酔的な音を聴きたいだけなのですね。
オーケストラと言っても弦楽が艶やかな音で入っていればそれだけで満足なのです。



2024/01/05(金) 18:58:21.57ID:ZTjtmSpN0
クラシックファンはオーディオの分解能とか周波数特性、音場感、定位には全く関心が無い

フルトヴェングラー  ディオニュソスの加速と減速

では「音は悪くてかまわない」と、小見出しがあって次のような記述があった。(137頁)

「1970年代以降、マーラーの人気を押し上げた要因の一つは音響機器の発展があずかって大きいが、フルトヴェングラーに限っては解像度の低い音、つまり『音がだんごになって』聴こえることが重要だ。


フルトヴェングラーの求めていたサウンドは、解析可能な音ではなくて分離不能な有機的な音、いわばオーケストラのすべての楽器が溶け合って、一つの音の塊りとなって聴こえる、いわばドイツの森のような鬱蒼としたサウンドだ。したがって彼にはSP時代の音質が合っている。」

オーディオ的にみて実に興味のある話で、そういえば明晰な音を出すのが特徴の我が家の「AXIOM80」ではフルトヴェングラーをまったく聴く気にならないのもそういうところに原因があるのかもしれない。

通常「いい音」とされているのは、端的に言えば「分解能があって奥行き感のある音」が通り相場だが、指揮者や演奏家によっては、そういう音が必ずしもベストとは限らないわけで、そういう意味ではその昔、中低音域の「ぼやけた音」が不満で遠ざけたタンノイだが、逆に捨てがたい味があったのかもしれないと思った。



0878名無しさん@お腹いっぱい。
2024/01/05(金) 19:31:32.08ID:ZTjtmSpN0

クラシック音楽ファンが一番好きなオーディオ機器は
昔のスタックスの静電型ヘッドフォン SR-Σ とスタックスの静電型スピーカー
それから QUAD ESL57・63 、グッドマンのスピーカー

クラシック音楽ファンが一番嫌いなオーディオ機器は JBL と マッキントッシュ
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1701691433/l50




0777名無しさん@お腹いっぱい。
2023/12/02(土) 14:48:26.01ID:Gs9mnZ5q0

まずD300を買いなされ
それに10万追加して買う程のコスパはD2Rには無いよ
普通は
コスパ無視してでもD300のアップグレード版を手に入れたい人だけがD2Rを買えばいい 割とマジで
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1697379550/
30:777 :

2024/01/05 (Fri) 20:16:39

0685名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 5f55-eApT)
2023/12/01(金) 10:22:10.27ID:5XNS+/js0

SMSLのチップ別フラッグシップ一覧まとめ

1 ES9039MS_PRO →VMV D1SE2(リニア電源)
 キレッキレ・透明感・キラキラ輝く綺麗な音

2 BD34301EKV →VMV D2R(リニア電源)
 艶っ艶・妖艶・上質なアナログ音・高級な音

3 AK4499EX →D400EX(激安スイッチング電源・・) 
 上記2つの中間な音・万能・次世代の音
D400EXよりD400PROの方が音質が上(中低域に厚み)とのレビューもちらほら

4 PCM1704U-J →VMV D3(リニア電源) 
 レビューが少なく特徴など不明だが価格的に別格級(337450円)

やはり今から買うならリニヤ電源の上二つ?
AK4499は近々VMV D2Aとして発売される事が予想される為、急いでいないならそれ待ちがベストか?



0812名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1e91-WD8q)
2023/12/03(日) 09:16:12.33ID:aycZSUxD0

何故皆、中華でAK4499EXを選ぶんだろう?

逢瀬も言っているけど
AK4499EXは、ジッタークリーナーを自製するレベルの技術力を持つAITが
何回も基板設計をやり直さないとESSと互角の特性が出せないほど設計が難しい
https://aitlabodotnet.wordpress.com/page/2/

しかしASRのSINADを見る限り、中華のAK4499EXは
まだそこまで改善できていないと思う

ロームのDACチップに関しても、明らかに大手2社に比べて性能が劣っている

ES9039MSPRO SN比:132dB、THD+N:-122dB
AK4499EX   SN比:132dB、THD+N:-122dB
BD34301EKV  SN比:126dB、THD+N:-112dB


ES9038は高域の癖が気になると逢瀬は書いてるけど
特性は変わらないけど、そもそも聴感上の気になるデジタルノイズを減らしたのが
ES9039なので、それを選ぶのが一番無難に思う

更に言うとSMSLなら、トランス電源で更にデジタルノイズを減らしたD1SE2一択と思う


0814名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 353c-S4Ux)
2023/12/03(日) 09:24:34.58ID:OLcp9uXx0
>>812
ESSは音が人工的で好みじゃない


0817名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 0abe-fNgi)
2023/12/03(日) 10:18:20.49ID:aeGhl0wZ0

D1SEのキラキラクリアー的なレビュー見て
あぁ、またかと思った
そういうのもう今までので食傷気味
ESSのDACて似たりよったりなんだよな


0931名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 5e23-Y/VL)
2023/12/04(月) 21:42:45.36ID:ryiGFdz00

いやなんでそんなに優劣付けたがるのさ
このクラスになれば全部良いのが大前提だって
どれも何を聴いても満足出来るレベルにあるDACだよ

その上で柔らかいアナログっぽいのが好きならD2Rで

キレッキレで キラキラした美しい音が好きならESS、D1SE2やD400ESが向いてて

そこまでとんがって個性的な音が必要無くて純粋に音のグレードアップを求めてる人はAK 4499EX使ってるD400EXが

って事でしょ好きなの買いなよ
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1697379550/
31:777 :

2024/01/06 (Sat) 13:25:49

Mr.トレイルのオーディオ回り道
もう20㎝以下のフルレンジSPは作らない
2024年01月05日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/14c252dad7ed2b2348179b6d41e183d2

以前からメインシステムの他にサブシステムを沢山作って来た。写真にある様に10㎝や8㎝のミニSPも音質対策をして作ってきましたが、「音の豊かさ」がどうしても足りません。「音の豊かさ」はどうしても低域側のすそ野が広がらないと得られません。最低F0:50Hzくらいまで再生できないと「物足りなさ」を感じてしまいます。最低再生域が80Hzや100Hzではイライラしてしまう。・・・その様な経験から、個人的に「20センチ」(8インチ)以下のSPは避ける様にしています。



「音質」は価格に比例せず
2023年12月30日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/9e530a79a02400c5b79232361c3c84ba

「音質アップ」を追及して来て思う事は、「音質は価格に比例せず」と云う事。ある程度はSPユニットの性能でカバーできるが、それ以上の音質アップは価格ではなく「スキル」と「努力」だと思う。

「ローマは一日にして成らず」・・・まさにこの言葉の通り、コツコツと努力を積み上げて行かないと「音質アップ」は出来ない事を学んだ。

SPユニットに関して言えば「古いものほど良い」と云う訳ではないが、1950~1960年代の米国製のSPユニットが頂点ではないかな?と思う。(もっと古いWEのモノが良いと思う方もいるかも知れないが、現在手に入るモノとして)

アンプ類はマランツ#7に代表される管球アンプ群で完成の域にあると思う。 1960年代には完成していることになる。後はその維持管理されていない、出来ない事が問題であろう。何故なら、コンデンサーや抵抗器等の電子部品は劣化したり、メーカーが作らなくなったり、消滅したり・・・と時代に沿って変動している。

最新のものほど「進化」していると考えるのは早計である。コーン型SPユニットに関してカーボンやプラスチック等「素材」談義が流行ったが、生き残っているものが少ない。ユーザーは良いものを選んで使うから、悪いものは生き残れない。また「コストダウン」が激しくなっている。1960年代のJBLのコーン型ユニットと現在のユニットを比較すれば一目瞭然。「何かが変われば音が変わる」のに、鋳型で作ったフレームがブリキに変わっている。
32:777 :

2024/01/07 (Sun) 11:43:32

オーディオの「本質は?」
2024年01月06日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f8b67dca46791171078cb9059a8c321a

オーディオは「見てくれ・見映え」だとおっしゃる方が多い。 確かにお金をかければ「見映え」はします。それなら、お金持ちだけの趣味になってしまう。オーディオ装置は「音楽を聴くためのツール」だと私は思っている。「良い音楽を良い音質で聴きたい・・・」が本質だと思っている。

見映えは高級機器やユニットを並べれば出来るが、「音質」は「見えない部分」への投資が大部分です。接点やプラグ・ソケット類・ヒューズ・ケーブル類等は殆ど外からは見えません。その部分に私は多くの投資をしてきました。
33:777 :

2024/02/19 (Mon) 04:51:25

50過ぎて未だに物が捨てられない人は、 金も健康も全て失ってその先の人生終わります。
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16840238

60歳を過ぎてアレ食べてる人は、確実に病気になって寝たきりの人生を送ります
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16837571

松原惇子 孤独こそ最高の老後
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16820856

昭和の人間は物を捨てられない、何でもかんでも物置にしまっておく
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14086203

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか 岡本太郎
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/564.html

自由になるというのは孤立すること
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/874.html

フェイスブックは「相互監視社会」を作ってしまった。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/800.html

うるさい家庭環境は子どもの言語能力に影響、英研究
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/806.html

生活をダウングレードするというのは激しい苦痛を伴うこと
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/605.html

人生に行き詰まり、日々の生活に疲れたらどうしたらいいか
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/658.html


▲△▽▼


音楽と映画の最も優れた評論集

ダメダメ家庭の目次録
https://kinoufuzenkazoku.hariko.com/mokuji/sougoumokuji.htm

『映画とクラシック音楽の周囲集』
https://web.archive.org/web/20181116232531/http://movie.geocities.jp/capelladelcardinale/index.html

07年7月から07年12月まで配信していたメールマガジン「映画とクラシック音楽の周囲集」のバックナンバー
https://web.archive.org/web/20181116232559/http://movie.geocities.jp/capelladelcardinale/schejule.htm

03年9月から04年8月まで配信していたメールマガジン「映画の中のクラシック音楽」のバックナンバー
https://web.archive.org/web/20181116232600/http://movie.geocities.jp/capelladelcardinale/top-page.html


▲△▽▼


音楽はこういう部屋で聴きたい
https://www.houzz.jp/photos/phvw-vp~49539201
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/655.html

本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html


音楽はこういう椅子に座って聴こう

セルタン 座椅子 WARAKU NO ARCH インディゴブルー 脚部上下可動 背折れタイプ
¥9,030 税込
https://www.amazon.co.jp/dp/B092DFLQKZ?psc=1&ref=ppx_yo2ov_dt_b_product_details

ドウシシャ ふわふわリラックスチェア 1人掛け ソファ
¥17,668 税込
https://www.amazon.co.jp/dp/B0C7G9G7QX?ref=ppx_yo2ov_dt_b_product_details&th=1


▲△▽▼


この世のものとも思えない音を出すにはどういうオーディオ機器が必要か
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14030753

原音再生すると音の官能性が消える
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14083149

「オーディオ」考 _ 自称オーソリティ
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14122983

良い音とはどういう音の事か?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14119056

最高の音を一番安く手に入れる方法
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14003094

クラシックに向くスピーカー、ジャズに向くスピーカー
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14104540

QUAD の静電型スピーカーを超えるスピーカーはまだ存在しない
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004090

真空管アンプの世界
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/381.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/415.html


▲△▽▼


ウェブブラウザに Brave を使うと、広告なしで youtube を視聴することができます
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14131432

スマホやノートパソコンを使っていると失明する
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/342.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/903.html

【Windows 10・11】ブルーライトカットの設定方法!
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16832096


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「音楽&オーディオ」の小部屋
新時代の名曲・名盤 2023年09月28日

テレビの故障により新しい機種に代えたのがおよそ2か月前のこと。
すると「You Tube」(以下「Y」)が簡単に選局できるようになったのでこのところ「Y」で音楽を聴くことが多くなった。

で、問題は音質である。何しろ痩せても枯れてもオーディオ・マニアだからね(笑)。

テレビ本体から「光」ケーブルでデジタルアウトし、手持ちのDAコンバーターに入力して聴き比べたところ、これはオーディオ仲間と確認済だが、音質は「CD」の方が100点だとすると、「Y」が90点と、やや落ちるがこのくらいの差なら「音出し」や選曲の自由自在さから考えると、「Yで十分だ」というのが当面の認識である。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/82ef91df6a057b882ef4aaafaa26e9d4


△▽


インターネットの音楽関係ブログへのリンク
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1207.html

クラシック音楽の作曲家の主要作品とその評価
クラシック音楽 一口感想メモ
https://classic.wiki.fc2cn.com/

クラシック音楽の名曲と歴史的名盤
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14145400

クラシック音楽の名演奏家の録音への youtube リンク
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14145445


▲△▽▼


こんな絵のポスターを部屋に飾ろう
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14088076

部屋には名画複製画を飾ろう
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/206.html
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14007235

日本の名画・彫刻
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16832407

世界の名画・彫刻
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16831535

日本の料理
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14017001

世界の料理
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14016999


▲△▽▼


日本の旅
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14037431

世界の旅
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16829923

ドライブ・ツーリング・車中泊
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14032292

登山
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16829797

スキー
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16829798

日本の温泉・湯治場
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14032904


▲△▽▼


映画・テレビドラマ
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14035190

日本の文学
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16835407

世界の文学
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16835408
34:777 :

2024/03/29 (Fri) 13:55:03

プロケーブル社長の言っていた事が本当だった _ オーディオの基本と鬼門・その真実
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004014


【プロケーブル】続・大事な追加事項を送ります。 CDプレーヤーの最終回答 2024/03/29 金曜日
皆様にご紹介したページがトップページであった為、一番重要な投稿が読まれていない事が分かりました。本当は通して読んでいただきたいのですが、それは書籍化した時のこととして、まずは、最重要項目から読んで下さい。

18番の投稿
https://procable.seesaa.net/article/502385336.html

29番の投稿
https://procable.seesaa.net/article/502434059.html

37番の投稿
https://procable.seesaa.net/article/502492293.html

45番の投稿
https://procable.seesaa.net/article/502586248.html

これで、史上歴代最高峰の音源というものが、いかなるものなのかが、分かります。

35:777 :

2024/04/13 (Sat) 09:32:15

「音楽&オーディオ」の小部屋
ボーカルの再生
2024年04月13日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/5df57a85f390c82c217b8a1b266699b0

先日のブログ「小澤征爾 指揮者を語る」の中で紹介した小澤氏のコメントを改めて再掲させてもらおう。

「音楽の根源は人間の声から始まったと我々は思っているわけ。それから楽器は声の代わりに音楽をつくってきた。だんだんとそれが、声ではとても出ない高い音や低い音をヴァイオリンとかで出せるようになった。

だけど音楽の根源は声だとすると、息を吸うことは絶対必要で管楽器は息を吸わなければいけないけど、ヴァイオリンなどの弦楽器は息を吸わなくても弾ける。しかし、そこのところで、息をみんなにうまく吸ってもらう指揮者もいて、それがいい指揮者だと言われる。」

というわけで、声が音楽の根源だとするとオーディオだって声の再生が出発点だと考えてもおかしくないですよね~。

人の声は日常的に聴きなれているので、再生装置で聴くときも「生の声」との違和感にいちばん気が付きやすいのでなかなか厄介な存在だと思う。

で、声の再生に有利なスピーカーといえばやはり「同軸ユニット」ですよね~、そして同軸ユニットといえばタンノイかなあ・・。

「タンノイ」に関しては我がオーディオの歴史において重要な位置を占めているものの、一方では複雑な思いがあってなかなか一口では語れないブランドである。

「ⅢLZ・イン・オリジナル・キャビネット」、「インパルス15」、「ウェストミンスター」と遍歴したが、「ⅢLZ」のときは当時黄金の組み合わせと言われたラックスのアンプ「SQ38FD」で鳴らしていたのだが、このアンプは出力トランスが故障した。

これまでずっと真空管アンプを使ってきたが、出力トランスがイカレタなんて後にも先にもこの機種だけで、これは真空管アンプとしては絶対にあってはならない故障だと思う・・、腹が立ったので以後、ラックス製品はいっさい使わないことにしている。

それもこれもあって、嫌気がさしてきてとうとう「ⅢLZ」と「アンプ」をセットで手放して、次は15インチのユニットにしたが、これまたうまく鳴らせなかった。というか、その頃からどうもタンノイの音が自分に向いているのだろうかと懐疑的になってしまい、とうとうオリジナルユニットを外して現在に至っている。

こうして満足に使いこなせなかったタンノイだが、さすがにボーカルの再生を含めて同軸2ウェイユニットの音像定位の優位性には見るべきものがあった。

以前、オーディオ仲間のU君(福岡)から次のようなメールをもらったことがある。ちなみにU君は工学部で音響学を学んでいる。

「小さな口のボーカル再生が望ましいと言ったのは、録音する際のテクニックから来ています。通常、ボーカルを録音するにはボーカルマイクを使用するのはご存知の通りです。

そして特別の事情がない限り、ボーカルはセンターに定位させます。「センターに定位」と言ったのは、左端から右端までのどの位置にも自由に定位させることが出来ますが、普通はセンターにさせるからです。

そしてセンターに定位させると、左右チャンネルに同位相・同レベルの音声信号が記録されます。このボーカルの入ったCDを再生すると、ボーカル音声信号に関しては同位相・同レベルの音波に再現されるのが理想ですが、「同位相」というところで引っ掛かって来ます。

音波の位相が乱れる原因はスピーカーのマルチウェイにあります。本来なら一つの音声入力に対して、それに対応した一つの音波が発せられて耳に到達すれば良いのでが、マルチウェイの数だけ音波が発せられ(当然強弱の差はありますが)、空間で合成されて一つの音波となります。

この時、各スピーカーで発せられた音波の位相が微妙に違うため、本来あるべき音波波形から崩れてしまうことが、ボーカリストの口の大きさにつながります。

原理的に、ソロボーカリストは“センターで小さな口”で録音されている筈です。小さな口を小さく説明しようとしましたが長くなりました。」

ボーカルの再生に当たっての聴感上の留意点として、一般的にボーカリストの口の大きさがどのくらいに聴こえるか、息継ぎ(ブレス)が明瞭に聴こえるかといったところが上げられる。

ほら、五味康祐さんの名著「西方の音」の中にも、「歌手がカバのように大きな口を開けて唄うスピーカーがある」という表現が出てくる!(笑)

というわけで小さな口で歌うように聴こえるという点ではフルレンジや同軸ユニットの優位性は圧倒的だし、これを敷衍すると一つのシステムの中にSPユニットが多くなればなるほど不利になるのは言うまでもない。

ただし、もちろん同軸ユニットも万能ではなくて周波数レンジの狭さやスケールの面においてオーケストラの再生などにはあまり向かない。

この両面を一挙に解決しようとしたのがタンノイの同軸ユニットというわけだが、個人的には周波数レンジや繊細さの面でちょっと物足りない。

結局「あちら立てれば、こちら立たず」 → 「二兎を追うもの一兎を得ず」

そういうわけでオーケストラとボーカルの両極端のいずれかに(システムが)特化してしまうのか、それとも中庸で我慢するか、オーディオはこういう選択の行きつ戻りつで、ただひたすら時間だけが過ぎていく(笑)。

最後に、我が家のスピーカーのうちボーカル再生において「ベスト3」を挙げておこう。

1 「AXIOM80」(英国グッドマン)

2 「PL100」(英国モニターオーディオ)

3 「TRIAXIOM」(英国グッドマン)

2番目の「PL100」だが、7000ヘルツ以上に「ツィーター」(ワーフェデール) を付け加えて、この程ようやく愁眉が開きました。

小口径ユニットの有利性、箱の響きを極力排した優れた応答性・・、最高で~す!

実はこれが書きたいばかりに、あれやこれや延々と引っ張ってきました(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/5df57a85f390c82c217b8a1b266699b0
36:777 :

2024/04/17 (Wed) 12:11:54

「音楽&オーディオ」の小部屋
真空管の生涯
2024年04月17日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/91e26932923ad249ea73929ab2791510

3年ほど前のこと「高級オーディオ フェア」(福岡)で軽く500万円以上もするTRアンプをいくつも聴かせてもらったことがあるが、倍音が何だか蒸留水みたいに味気なくて貧弱そのもの・・、結局出来のいい真空管アンプには及びもつかないものだった。

爾来、いっさいの迷いなくひたすら「真空管道」へ~(笑)。

で、真空管を愛すればこその心理だろうが、ときどき真空管と人間の生涯を重ねたくなることがある。両者とも「寿命」という共通の運命に支配されているのでそう無理筋でもないと思うがどうなんだろう。

まず人間の生涯を大まかに分けると「幼年期~壮年期~老年期」に分けられるが、寿命を80年としてその内訳を順に「15年~40年~25年」としよう。

これを真空管に当てはめてみると、球の種類(電圧増幅管や整流管など)もいろいろあるし、ブランドによっても違うし、アンプごとのプレート電圧のかけ方も様々だろうが、十把一からげに大まかに時間単位でいくと寿命を6000時間として幼年期が1000時間、壮年期が3000時間、老年期が2000時間といったところかな~。

人間に比べると幼年期が短いのが特徴で人間の幼児教育にはとても手間と時間がかかるのがわかる(笑)。

さらに人間の場合、己がどの年期に属するのか把握するのは簡単そのものだが、真空管ともなるとはたしてどの時期に相当しているかこれを見分けるのが実に難しい。

なにしろ、人の手を転変とするのが宿命なので見分するだけでは判定できない。

壮年期に当たるのならもちろんいいが、もし老年期に入ったとするといったいどのくらいで「姥(うば)捨て山」に行かせるか、その時期を常に意識せざるを得ないのが課題だ。

で、そもそも真空管は初代のものほどツクリが良くて音質もいいとされているのをご存知かな・・、年代でいけば1940年代前後~。

ちなみに、「WE300A」の初期版なんかはオークションで160万円(ぺア)で取引されている。 

    

およそ80年以上経っても管内の真空度が高いので鮮烈な濃いブルーが色鮮やに浮き出ていますね・・、よほどツクリがいいんでしょう!

ただし、当時は現代では使用禁止となっている「放射性物質」を一部に使用していたという、まことしやかな噂があります・・。

メーカー側にしてみると開発時は音質の良さを広くPRしなければならないので手間はかかるが音が良くてSN比に優れる高級な材質や丁寧なツクリになるが、そのうちひと通り行き渡ると途端にコスト優先で手を抜きたがるのはどこの国でも同じ(笑)。

なにしろ「(コストを度外視して)いい製品を作るメーカーほど早く潰れる」という悲しい伝説が横行しているのが、この業界の特徴である。

したがって音質はそっちのけでコストダウンを図って開発費を回収しようとばかり安価な材質、簡単なツクリへと移行してしまうのが常套手段である。まあ、耐久性への対策も含まれているんだろうが、音質的にけっして良くないのは同じこと。      

ちなみに「有識者」に真空管の寿命のノウハウに関して伝授していただいたので紹介しておこう。

「真空管は頻繁にON-OFFを繰り返しますと著しく寿命を縮めます。真空管の寿命があとどれくらいあるのか推定するのは非常に難しいです。Hickok社のチューブテスタでライフテストを実施するのが最も簡便な方法でしょう。

ライフテストはHickok社の特定のモデルのみで可能ですので機種の選定は重要です。ライフテストが可能な最も安価なモデルは533型と思います。現在私は533型を使用しています。

539Cが最も有名な高級機種なのですが、完動品はメチャ高いです。WEタイプは更に高価で故障時のメンテナンス費用も相当にかかります。

最も有名なチューブテスタTV-7はHickok社の設計ですが、ライフテストができないのが難点です。」

というわけ~。

我が家では真空管アンプのスイッチのオン・オフは慎重にしており、半日以上連続運転というのは日常茶飯事である。

で、2時間以上家を空けるときはオフ、それ以外のときはオンの状態にしている。 スピーカーだって鳴らせば鳴らすほど箱の木の細胞が一定方向にこなれてくるはず・・。

これって迷信かな~(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/91e26932923ad249ea73929ab2791510
37:777 :

2024/05/31 (Fri) 08:03:27

Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」の為に、一番最初にすべき事
2024年05月30日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a437a0151c1e8f9b143e6eede2b2017d


どんな高価な機器を持っていても「音質」が伴わなければ「宝の持ち腐れ」だと思う。「音質アップ」を考えているなら、まず最初に手を付けるべきは「電源」だと思う。



何処の家庭でもある分電盤です。上の段に4系統、下の段に2系統になっているのが音楽部屋の分電盤です。下の2系統が遊んでいたので、「オーディオ専用」に使いました。分電盤の上に2本の電線が見えています。これが追加した電線です。



分電盤の下段の2系統を「オーディオ専用」に引き回しています。



2口壁コンを2個使っています。それぞれが分電盤から直接来ています。壁コンもフルテックのロジウム仕様の最高級品を使っています。



私の場合、壁コンから「20Kg電源トランス 100V-100V」を使っています。20mm厚の木箱に入れ、内部配線も特殊な銀線で配線しています。この電源トランスから各機器に分配しています。電源トランスの容量が1000Wなので、オリンパスシステムでは3台使っています。電源ケーブルのソケット類もフルテックのFI‐50と云うロジウム仕様の最高級品で統一しています。

ここまでしなくても、分電盤から「オーディオ専用電源」にするだけで、冷蔵庫や電子レンジ、クーラー等の電化製品が発する「ノイズ」から逃れる事が出来ます。

「オーディオ専用配線」を工事して頂く為には、電気工事士の免許を持つ方(電気屋さん)にお願いすればよいと思います。工事費用はわずか¥1万円程度で済みます。自宅では30年近く「ノイズ」に悩まされて来ましたが、「オーディオ専用電源」にした処、あっさりとノイズが消えました。もっと早くやれば良かったと思いました。なかなかこんな情報が少ないので書いて見ました。

電源の良し悪しはシステム全体の「質感向上」に寄与します。機器を買うよりこの「オーディオ専用電源工事」の方が安くて、確実に「音質アップ」します。費用対効果が素晴らしいと思います。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a437a0151c1e8f9b143e6eede2b2017d



自宅のメインシステムの電源ライン
2024年05月31日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f275a62325de28d63fa1533fc4bc8362

自宅のメインシステムの電源ラインも「オーディオ専用」に分電盤から取っています。ただ。こちらは「省エネ機器」を使っているので、「電源トランス」は1個(1000W)で済ませています。



低域用のディネッセンのパワーアンプの下の段の「赤茶色」(100V-100V)を1個使っています。右側のオーク色の木箱は500W(100V-117Vステップアップ)の電源トランス入りですが、現在使用していません。ただ、このままでは取り口が不足しますので、専用のタップを自作して機器の数に対応させています。

長らく自宅では「ノイズ」に悩まされて来ましたが、完全になくなりました。特にアナログレコードを聴く時にノイズが出やすかったです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f275a62325de28d63fa1533fc4bc8362
38:777 :

2024/06/02 (Sun) 13:28:38

Mr.トレイルのオーディオ回り道
電源ケーブルの時代的変遷
2024年06月02日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/da8a1489d93d4116a75dee1b48b15677

1960年代のマッキントッシュアンプの電源ケーブル。

電源は「音質アップ」については非常に重要な項目です。1970年代は写真(ダイヤトーンのアンプ)の様な、扇風機に使われている様な電源ケーブルでした。

1980年代の中頃になると、電源ケーブルの太さが太くなって来ています。(写真はアキュフェーズC200L)太くなると共に「音質が良くなった」との評価を得ています。この頃から、電源ケーブルに拘ったアンプ類が出て来ます。例えば、パイオニアのエクスクルーシブC5等。しかし、この時点でマーク・レビンソン製のアンプは「インレット化」されており、国産アンプは後塵を拝していました。「インレット化」する事により、高性能な電源ケーブルが交換して使える様になります。

業務用機器は早くから「インレット化」及び「XLR化」されていました。(写真はスチューダーのCDP)
国産機器も1990年代の中頃から、高級機は電源のインレット化やXLR化が出て来ます。漸く海外の高級品と同じ様な仕様になって来ました。

個人的には、古い機器でも自分で「インレット化」をして使っています。(写真は1972年製SONYのアンプ)

こちらはディネッセンのアンタレスパワーアンプ。 1982年頃のアンプです。既に「インレット化」されていました。RCA端子とSP端子を高級品に交換して使っています。

「音質アップ」は表からは見えない部分になります。見栄え的には費用対効果は最悪ですが、「音質」は確実にアップできます。聴いて満足したいものです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/da8a1489d93d4116a75dee1b48b15677
39:777 :

2024/06/24 (Mon) 05:43:48

Date: 6月 23rd, 2024
audio wednesday (next decade) – 第五夜を終えて(その3)
http://audiosharing.com/blog/?p=41377

昔からいわれていることを、実感していた。
モノーラル録音は、モノーラル再生すること、である。

つまりスピーカーを片側一本だけにして聴く。
そのことの重要性を、あらためて感じていた。

左右のスピーカーシステムの特性が、どの項目においても完全に一致していて、
聴いた印象においても、まったく同じ鳴り方をするのであれば、
さらに部屋の条件も、左右のスピーカー周りにおいてまったく同一であり、
とにかく部屋を含めて左右の特性、条件がすべてにおいて完全一致している、
そんな理想的な状態ならば、モノーラル録音を、左右のスピーカー二本で鳴らしても、
今回のような結果が得られるのかもしれないが、
それだけのことを実現するのは、まず無理といっていい。

ならばどちらか片方のスピーカー、もしくはモノーラル録音専用に、
一本だけのスピーカーを用意するか。どちらかである。

モノーラル録音を、左右二本のスピーカーで再生した場合、
左右のスピーカーから発せられた音は空間合成されるわけだが、
左右のスピーカーの音が完全に一致していることはまずありえない。
部屋の条件が、そこに加わるわけで、そういった状況下では空間での音の合成は、
打ち消される、もしくは弱まるところも生じているはずだ。

それはほんのわずかなことなのかもしれないが、
こうやってモノーラル録音を一本のスピーカーだけで聴いた時の、
演奏の表情の豊かさは、やはり二本のスピーカーでの再生は、
なにかが 打ち消されている──、そうとしか思えない。

ヌヴーのヴァイオリンも素晴らしかったし、
カスリーン・フェリアーの歌も素晴らしかった。

菅野先生もモノーラル録音を聴かれるときは、片方のスピーカーだけで鳴らされていた。
http://audiosharing.com/blog/?p=41377


▲△▽▼


モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿である。


コーナーホーンと言えばスピーカーの王様のごとく高額な大型システムを思い浮かべるかもしれないが、1950年代に Electro-Voice のコーナーホーン箱が7種類あったなかで、Baronetは最も小さい末っ子。


 Baronet の高さ 50cm×幅35cm はこの時代のコーナーホーンの中でも最も小さいもので、逆に言えば、RCA MI-4400(ラビリンス箱)や Lowther TP1、あるいは広告だけだった JBL Hartsfield などの特別な存在を除くと、一般の人が手に入れられる8インチ用のエンクロージャーでは、もっとも複雑な構造をもつものともいえる。


Baronetは、Klipsch Horn社からFolded Corner Hornのパテント(US Pat. 2310243、2373692)の供与を受けており、おそらく Paul Wilbur Klipsch 自身が設計したコーナー型バックロードホーン箱である。

Klipsch 氏の特許は基本的にKホーンと呼ばれる低域キャビネットにあり、Patrician や Georgian に搭載されている。

本家の Kllipsch ホーンにはエレボイのユニットを搭載したバージョンもあったことから、両社は良い協力関係にあったといえる。Baronet、Aristcrat、Regency などはそれより小さいシリーズはショート・バックロードホーンであり、エレボイからの要請をうけて設計しなおしたと思われる。


 Klipsch氏は日本ではあまり有名ではないが、1940年にコーナーホーンを特許申請し、1935年に J.B.Lansing 氏が開発したシェラーホーンとは違い、家庭用で劇場並の迫力ある低音再生を可能にしたもの。

この方式の面白さは、低音再生を強制的な電気増幅や共振ではなく、実物大のアコースティックな響きで解決した結果、大容量のホールの感覚に近い空気感が得られるところにある。(逆に言えば、クラブ・ジャズのようなタイトな低音とは異なる) 

英米のスピーカー製造における Klipsch 氏の影響力は非常に大きく、1940~50年代においてどのメーカーもコーナー型バックロードホーンが最も高級機種として羽振りをきかせていた。

ちなみにアメリカン・タンノイと呼ばれる機種は、米国で Klipsch 氏の特許があるので販売できなかったため製造されたもの。

コーナーホーンの多くが日本で有名ではない理由は、ひとつは家屋の規模の問題、もうひとつは物品税が高価なため、システムでのスピーカー輸入が阻まれた結果、バラ売りユニットの性能だけが幅を効かせて、エンクロージャーの性能まで思いが及ばなかったからであろう。


Hi-Fi初期の1950年代は、キット製品に人気があり、アンプをはじめエンクロージャーのマニュアルや図面を¢50~$1で売っていた。

当時は Hi-Fi機器が電蓄から抜け出したばかりの時代で、例えば Decca 社の Decola のような一体型コンソールは超高級品であって、Hi-Fi 対応のパーツを掻き集めたバラ売りが最も経済的だった。


KD7キットの言葉を借りると

「Baronet はその名のとおり、Hi-Fiスピーカー用のエンクロージャーとして、小さなアパート、子ども部屋、避暑地の別荘など、重たく嵩張るものが歓迎されないどの場所でも良質な音楽の要求に応えます。

Baronet の造りは大きな容積のエンクロージャーではありませんが、再生音の高忠実性と周波数特性を犠牲にしません」とある。

当時の量販店の広告にも「省スペース(Space Saver)システム」という文字が躍るほどで、ミニマムなオーディオ・システムとしてBaronetは注目を浴びていた。

 Baronetの置き方はこのコンパクトな箱により、標準とされるコーナー&床置きはもとより、壁掛けやディスクトップの置き方も多くみられる。

私もモノラルならディスクトップがお勧めである(壁掛けは昔の校内放送の思い出が悪くあまり気乗りしない)。

エレボイ社のカタログには "for Close Lisning" と書いてあり、ややモニター的な聴き方に近いような気がするが、パーソナルに音楽を楽しむために、小音量でちょっとした読書コーナーを作るには最適である。

モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿である。
http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html

上の図版でも女性の姿が目立つが、Baronetは大げさではなく音楽を楽しみたいユーザーに希求していて、シンプル=人間の生活中心の思想が現れている。

これはエレボイの看板「Temple of Tone(音響の神殿)」とは趣向が大きく違うものの、Baronetのもつ可能性を巧く言い当てているように思える。

 かの銀幕の大女優マレーネ・ディートリッヒも、ニューヨークのアパートでBaronet(それもフルレンジのみの初期型)を使っていたらしく、1997年のサザビーズ・オークションに、GE社の"Stereo Classic 7700"ステレオアンプ、ガラード社のRC型オートチェジャーとセットで出品された。

アパートの居間はグランドピアノを置くサロン風の部屋だが、よくヨーロッパの音楽家が比較的質素なステレオを自宅に置いていることの例に漏れず小粒なシステムながら、いずれも1950年代のビンテージである。

映画用の Altec ではなく、さりとてステレオ時代に躍進した JBLや ARでもなく、初期型の Baronetであるあたりは、彼女の活躍した時期を考えると、これがちょうど良かったのかもしれない。ゴージャスなジャズ・バンドを従えるよりは、ピアノに寄り添って静かに歌う彼女の姿とも重なる。
http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html
40:777 :

2024/08/04 (Sun) 23:27:37

Mr.トレイルのオーディオ回り道
管球アンプを人には勧めない
2024年08月04日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b1ad7af089ced43ffde1d382b5b12166


1970年代からトランジスター型アンプが当たり前になって来た。その中で、私自身は「管球式アンプ」を使って来た。その理由は、「音の厚みが厚い」、「音の線が太い」、「しなやかな表現が出来る」等、管球アンプならではのメリットが有るからだ。しかし、使うにはそれなりのスキルと知識が必要だ。



管球式アンプで不得意な部分も有る。能率の悪いコーン型ウーハーを鳴らすと「ドライブし切れない」、「シャープな切れ味が無い」等、サウンド的にも難しい問題が有る。使う場所を選ぶ事も考えなければならない。



人に勧めない第一の理由は、「もう良い球が手に入らない」からが一番大きい。 どんなに良いサウンドを出していても、球には寿命が有る。当然「予備球」が必要だ。その「予備球」が手に入らない。同じ球でも製造したメーカーや年代が違えばサウンドはまるっきり違う。ロシア産や中国産は元より、日本の国産球も私の耳には「使えない球」である。本家本元の英国ムラードの球やオスラム等、1940~1950年代の「手作り球」には、「品質」や「寿命」の面で数段の違いが有る。

現在使っている「管球アンプ」には必ず「予備球」をストックしている。台数や種類が多いと「予備球」のストック費用も大変、又、ストック中に接着剤が剥がれてお釈迦になる事も有る。だから人には勧められない。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b1ad7af089ced43ffde1d382b5b12166
41:777 :

2024/11/03 (Sun) 15:19:45

「音楽&オーディオ」の小部屋
このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか
2024年10月23日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9fa311b4a8177c5ba6a3add0b8f1d830

このブログを通じて我が家の(オーディオの)最近の「動き」を察知された「YO」さん(岡山)。

「ぜひ聴かせてください」とのことで、日程調整したのがこの21日(月)。この1年半で3回目のご訪問だから、遠路はるばる「ご苦労様です」と同時に、その熱心さにも頭が下がります。

その熱意に応える必要があるので、受け入れ態勢にも余念がなく聴いていただくスピーカーの順番まで決めていたのだが、いざ当日となってみると、予想外の展開になってしまった。

やはり「筋書き通り」には事が運ばない・・、「人生と同じだ」と改めて痛感しましたぞ~(笑)。

さて、当日の模様を振り返ってみよう。

お電話があったのは午前9時過ぎだった。

「現在、別府湾サービスエリアにいます。これからお伺いしてよろしいでしょうか?」「ハイ、どうぞ、お待ちしてます。何時に岡山を出発されましたか?」「午前3時に出発して8時頃に着きました。5時間です、スイスイでした」「昨晩何時に寝られたのですか?」「11時ごろです」「たった4時間しか寝られてないのですか?」「4時間寝れば十分ですよ」

随分、タフな方である(笑)。

10分程度で我が家に到着された。さっそく試聴開始~。

全体で4台のSPを聴いていただく予定で、最初はいちばん右端の「075」ツィーターがポイントのシステム。

もちろん、今回のハイライト「6A3シングルアンプ」(モノ×2台)は4台すべてのシステムで暗躍させるつもりで、今回はウーファー部分(口径25cm)に活用した。

肝心の075はこの「LS7シングルアンプ」で駆動した。

すべて希少な「なす管」で、球の種類の詳述は専門的になるので避けるが、おそらくこの組み合わせは世界中でもこれ1台だけだろう~。つい自慢したくなるのがブログ主の浅はかなところだ(笑)。

で、肝心のお客様の反応はといえば、終盤になって「ちょっと高音域のレベルが高いように感じました」とのことで、以前福岡からお見えになったお客さんからも同じご指摘があった。

我が家では悲しいかな加齢のせいだろうか、どうも高音域のレベルをつい上げてしまうみたい・・、ま、全体的には可もなし不可もなしといったところかな~。

次は、いよいよ本命の「AXIOM80」へと展開する予定だったが、「YO」さんと話をするうちに、本日、ローサー(英国)の「PM6A」をクルマに積んできているとお伺いして、飛び上がらんばかりに驚いた。

「エ~ッ、それは願ってもない機会です!ぜひ、聴かせてください・・」。英国の名門「ローサー」のユニットは強力なマグネットが付いており、再生能力が抜きん出ているのは百も承知。

ずっと以前に所持していたことがあるが「エッジがボロボロ」になり、泣く泣く別の愛好家へと手放したことがある。「タンノイⅢLZ」と「ローサー」は我が長いオーディオの歴史において涙と悔恨の傷跡として深く刻まれている(笑)。

何という典雅な音なんだろう・・、一聴しただけですっかり魅了されてしまった。低音とか高音とか透明感とかが、どうのこうのという音ではない。

とてもバランスが取れていて、家庭で「音」を気にせずに、ひたすら「音楽」に聴き耽るのには絶好のスピーカーであることを改めて思い知らされた。

ユニットもいいけれど、箱のツクリも抜群なのだろう。もちろん「6A3シングル」アンプとの相性は言わずもがなである。

ご覧の通り、ギター用の薄い銘板に取り付られている「PM6A」だが、低音域がふっくらと充実していて、これだとサブウーファーなんか邪魔になるだけである。改めて箱の重要性を思い知らされた・・、今さら~(笑)。

2時間ほど自分の世界に閉じこもって音楽に聴き惚れた。

モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集(2枚:バロックヴァイオリン)・・、もうお客様なんか そっちのけ なんだからひどい話である(笑)。

とうとう「このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか、即答されなくて結構です・・、お帰りになるときまでにご返事をいただければ結構ですから」、こんな音を聴かされると黙って引き下がるわけにはいきませぬ・・(笑)。

とはいえ、こういう厚かましいお願いをしたというのも、YOさんはいくつもSPを持っていらして、「PM6A」をメインで聴いておられないとのことだったので申し上げてみたというわけ。

そして、いよいよ興奮冷めやらぬ中を「AXIOM80」の登場・・、これはこれで良かったのだが、「ふっくら感」は「PM6A」の方が一枚上だね~。

「YO」さんは「この音で贅沢を言ったら罰が当たりますよ、むしろ自分からスピーカーの方に寄り添う姿勢が大切ではないでしょうか」

「う~ん、それもそうですけどね・・、PM6Aを聴いた後だとどうしても不満が残りますね~」

すぐに、「AXIOM80」を容れている箱の改造計画が脳裡を駆け巡った。

「PM6A」を容れた箱のように、バッフル、それと対面する後ろ側の板を「4mm」厚ほどにする、当然、補強は必要だろう、そして側面の板厚は従来通り「1.5cm」くらいにする・・。

その後は、うわの空状態のまま「ウェストミンスター+TRIAXIOM」を聴いていただいたが、予想外にも好評だった。

そして、2時半ごろになって「遠方だしぼちぼち・・」、と腰を上げられながら「PM6Aは今日の所は勘弁してください。それにとても故障の多いユニットですし、修繕代も目の玉が飛び出るほど高いです。そうなると申し訳ないですから」

「ハイ、わかりました。」「熱願冷諦」とはこのことだね・・(笑)。

翌日になって「無事帰り着かれましたか?」と、連絡してみたところ「はい、行きと違って帰りは工事中が多くて夜の9時ごろ帰り着きました。結局6時半かかりましたよ。聴かせてもらった音を忘れないうちにと、11時ごろまで我が家の音を確認しました」

「また懲りずにお越しください・・、その気になったらPM6Aをよろしくお願いします。」

というわけで、秋の好日、熱い、熱い試聴会が終わりました(笑)。
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善は急げ
2024年10月26日
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「善は急げ」 → 「良いことをするのにためらうな」(広辞苑)。

つい先日、我が家にお見えになった「YO」さん(岡山)の「ローサー」にすっかり魅了されたことはすでに書き記した通り~。

ユニットもさることながら、感心したのは箱のツクリで「4mm」厚の薄板(ギター用)を使って上手く箱の共振を利用し、見事にふっくらとした音を出していた。

口径20cmとは信じられないような音なので、箱の重要性について再認識させられたが、これは古典系の英国ユニットに限っての話だろうけどね~。



で、それに引き換え我が家の「AXIOM80」(以下「80」)は・・、箱の面で「未(いま)だし」の感を深くしたことだった。

何といっても「ふっくら感」がまだ足りない。

ことオーディオに関しては指をくわえて傍観するほど「怠け者」ではない積りなので、さっそく行動に移った。

せめて「80」のバッフルだけでも薄板にしてみよう・・。

クルマで40分ほどの大型「DIY」店へ乗りつけて薄板を吟味したところ、「4mm」厚と「5.5mm」厚の板があったので、どちらにしようかと迷った。

重量級の赤帯マグネットを持つ「80」となると、前者は強度がちょっと不安なので後者に決めることにして、所定の寸法「横49.5mm × 縦950mm」にカットしてもらった(2枚)。

そして補強材を追加して、全体の会計は見事に「3000円」以内に収まったのだから、ビンボー人にとってはメデタシ、メデタシ~(笑)。

さあ、後は家に帰って作業あるのみ~。

で、帰宅後に気が付いたのだが2枚の内1枚が歪気味に たわんでいる のを発見・・、これが薄板の 哀しさ なんだよなあ~。


両端に錘を載せて矯正することにした。2時間ほどでようやく正常になった。

その片手間に、もう一枚の方のバッフルに口径25cmの穴をジグソーで開けて、補強材を張り付けた。

そして、完成形がこれ。ちなみに、肝心の「ARU」(背圧調整器)は底板に取り付けている。これで少しは「見栄え」も良くなったかな~(笑)。

まだ海のものとも山のものともつかないので塗装の方は後回し~、とはいえ、もうこのままでいいかもねえが気持ち半分かな~(笑)。

さあ、後は肝心の音出しである。「80」が完璧な音を出しさえしてくれたら我が家のオーディオは完結するといっても過言ではない。

もうワクワクしながらオーディオ人生を左右するような運命の一瞬に身を任せた!

そして・・、あれ~、なんだ期待したほどじゃないぞ・・というのが第一印象である。これまでが80点だとすると85点くらいにはなったけど、まだ「ふっくら感」は「ローサー」には及びもつかない~。

ここから、例によって少しでも向上させようと「もがき」が始まった。

こういう時にパワーアンプ「6A3シングル」が「座標軸」の役割を果たしてくれるのはありがたい、何せ他のアンプはこのアンプ以上の音は出せないんだから・・。

で、パワーアンプの責任じゃないとすると当然「プリアンプ」との相性に目が向く。

「12AU7」アンプから「E80CC」アンプへ代えてみると、明らかに神経質な響きが減って少し「まったり感」が出てきたのはうれしい限り。

次に「DAC」へと目を向けた。これまで「D2R」を使っていたのだが、ようやく夏が終わったので「エルガー プラス」(英国:dCS)の出番がやってきた。

実は、我が家では7月~9月にかけて「天板」が猛烈に熱くなるので使用しないと決めているのだ。

このDACは20年前くらいの産物なので、日進月歩のデジタルの世界では「旧石器時代の遺物」みたいなものだが、「豊かな音」という点では特筆すべきものがある。何しろ、アンプのボリュームを絞っても「音が痩せない」んだから~。

さすがに、発売時の定価が「250万円」だった、だけのことはありますぞ~。

というわけで、以上2点の対策によりどうにか「85点 → 90点」に持ち直した感じで、老骨に鞭打っての半日間の作業もどうにか面目を施したかなあ~(笑)。

今日(26日)はこの新装なった「80」で「ワールド・シリ~ズ」(MLB)でも観よう、大谷選手頑張れ!
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「見てくれ」が良くなると音も良くなる?
2024年10月30日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec0321bcf789c08a37fcdfd18911c884

10日前(21日)にお見えになった「YO」さん(岡山)さんが持参された「ローサー」のSPには大いにショックを受けた。

改めて「箱」の重要性について大いに啓発されたので、その興奮が冷めやらぬうちにと、すぐに行動に移したのは既報通り~。

まずは「AXIOM80」のバッフルを「5、5mm」厚の薄板に代えて大成功・・、な~に自分が勝手に思うだけだけどね~(笑)。

見てくれの方も、かなり変身~。

これが、「YO」さんがお見えになる前の画像だが、こうやって眺めてみるとあまり冴えないなあ~(笑)。

もう少し「見てくれ」にも気を使ってみようかな~、で「AXIOM80」が次のように既存のサランネットを被せてイメ~ジを一新~。        

そして、この土曜日(26日)に、「AXIOM80」ファンの仲間に聴いてもらったところ「余分なロスが少なくなって音の粒立ちがメチャ良くなりました!」と絶賛、また絶賛~(笑)。

これに大いに自信を得て、さっそく「柳の下の二匹目のどじょう」を狙うことにした。「AXIOM80」のバッフルづくりのときに余った「5.5mm」厚の薄い板材がまだ大量に残っているのだ!

狙う対象は「スーパー10」(ワーフェデール:フルレンジ:口径25cm)である。

昨日(29日)は家人が仕事に出かけるの待ってから取り掛かった。玄関先で木の屑が散らばるのを嫌うので仕方がない(笑)。

半日がかりの作業の結果、この通り~。

何しろ「ワールドシリ~ズ」(MLB)の中継をときどき観ながらの作業なのでなかなか はかどらない(笑)。ようやく完成したところで、昼飯時になった。

午後はいよいよボックスへの取り付け作業にかかった。       

これも既存のサランネットを被せて「見てくれ」のレベルアップを図った~。

で、肝心の音である。ワクワク、ドキドキしながら耳を傾けた。まさにオーディオの醍醐味ですね~。

お~っ、これは素晴らしい!! ローエンドへの伸びが際立っており、全体的に豊かな音へと大変身。たかがバッフルでこんなに変わるのかと耳を疑うほどだった。

流石に重量級の赤帯マグネットを付けた「スーパー10」の本領発揮~。

思うに、この箱の板の厚さは「4cm」もあるほど頑丈だが、ユニットの後ろ側に出る「逆相の音」が逃げ場を失って薄いバッフルに押し寄せて盛大に振動させているのだろう。

ただし、SPの箱の振動の良し悪しは論議があるところだろうが、古典系の英国ユニットを使う限りにおいては必須だと思っている~。

そして、この音ならもう「サブ・ウーファー」も「ツィーター」も要らないな・・。

8000ヘルツ以上を受け持っていたツィーターの「075」(JBL)を外すことにした。

そもそも同じ「英国勢」なのに「ワーフェデール」は「グッドマン」に比べて高音域の繊細さにやや欠けると思ってきたのだが、こうやって聴いてみると高音域もなかなかいいじゃない・・。

悪いのはどうやら「鳴らし方」だったらしい(笑)、ここでも「6A3シングル」アンプ(モノ×2台)が利いているのは想像に難くない。

これで、メデタシ、メデタシ・・、「見てくれが良くなると、音も良くなるのかなあ」(笑)。
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柳の下に3匹目のどじょうを狙う
2024年11月03日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261

このところ、スピーカー・ユニットを取り付けるバッフルの交換に余念がない。

何しろ板の厚さが「1・5cm」から、およそ1/3の「5.5mm」の薄板に代えるだけで、いとも簡単に「低音域の量感」が増すようになるからたまらない~。

オーディオは「気に入った高音」を出すよりも「気に入った低音」を出す方がはるかに難しいと思っているが、はたしてバッフルを響かせることで低音を出すのがいいことなのか悪いことなのか・・、こればかりはいろいろ論議があるところだろうが我が家で使っている古典系の英国ユニットを使う限りでは大いに気に入っている。

な~に、自分さえ良ければそれでいい趣味なんだから~(笑)。

当初、及び腰で実験したのはグッドマンの「AXIOM80」(初期版)だった。       

そして、予想外ともいえるほど上手くいったので、「柳の下の二匹目のどじょう」を狙って次はワーフェデールの「スーパー10」のバッフルづくり~。板厚が4cmの箱に取り付けようという試み~。       

これも気が遠くなるほど上手くいった!(笑)。

そして、まだあと1ペア分のバッフルが残っている・・、さあどうする?

同じ箱を使ってグッドマンの「TRIAXIOM」(口径30cm:同軸3ウェイ)に向かうのは必然的な成り行きだった。

「スーパー10」があまりにも気に入った音を出すもんだから「後ろ髪」を引かれる思いだったが、「TRIAXIOM」からどういう音が出てくれるのか、その誘惑が優って交換へ。

つまり同じ箱用のバッフルを2種類作ることになるわけで、片や口径25cm、片や口径30cmだから同様に使うわけにはいかないのがつらいところ。

昨日(2日)は家人が旅行(宝塚観劇)で不在なのをいいことに、張り切って朝から大っぴらにとりかかった。

バッフルの穴開けには「ジグソー」が大活躍~、重宝してます。

作業も手馴れてきて「裏蓋」の補強など、すいすい運ぶ~。

これが完成形~、さあ、いよいよ音出しである。オーディオの醍醐味ですねえ!

絶対にいい音が出ると踏んでいたが、あれ~、意外にも何だか「冴えない音」・・、ぼんやりして鈍い音というのが第一印象だった。

そういえば、先日岡山からお見えになった「YO」さんが「あなたのブログを読んでいると、スピーカーを交換してすぐにコメントを出されていますが、スピーカーにもある程度エージングが必要ですよ、いつも不自然に感じています」というコメントが耳に残っている。

アンプなどに使う新しいコンデンサーのエージングは当たり前だが、古典系のスピーカーだと、製作からもはや50年以上も経っているので、微妙で繊細なツクリのユニットの「慣らし運転」が必要なのは頷けるところ。

で、30分ほど経つと音が随分こなれてくるのがわかった。しかし、まだ何となく違和感が残る・・。

低音の制動力が少し利いておらず、少しボン付き気味かな~、中高音域も少し歪みっぽい感じがする。

経験上、アンプのパワーがオーヴァー気味だとこういう音が出ることが多いので、絶対的な存在の「6A3シングル」から、思い切って「6AR6シングル」に交換してみることにした。

ほかにも待機中のアンプがいろいろあるが、まあ組み合わせ上での一種の「勘」ですな~(笑)。

「6AR6(5極管)を3極管接続にすると、銘管「PX4」とそっくり同じ特性になります」とのことだったので、作ってもらったアンプだが期待に違わぬ仕上がりだった。

この真空管の出自を辿るとウェスタン製の「350B」に行き着くが、さすがに素性がいいだけあって魅力的な音を出す~、ただし画像でご覧のように初期の「湾曲型プレート仕様」に定評があるところ。

そして・・、このアンプで諸々の課題はすべて解決した。「もう、つべこべ言うな」と、有無を言わせぬほどの説得力がある音。

試聴用のソースは例によって「You Tube」で、先日の「シンフォニー全集」に続いて「ディヴェルトメント全集」をいきなりテレビが提示してきた。

トップバッターが大好きな 「K136」だから痺れ上がりました!

音もいい、音楽もいい・・、これは極上のパラダイスだね!(笑)
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261

42:777 :

2024/11/16 (Sat) 06:06:20

真空管アンプ「カトレア」
交流点火方式のバッファアンプが完成しました
直熱三極管・ファインメットトランス・23接点の銀接点を使用したローターリースイッチを使用したT型アッテネーター・交流点火・整流管による整流と、とても内容の濃いバッファアンプが完成しました。またフォノイコライザーの電源部も内蔵しています。入力は4系統で出力は1系統 映像3はフォノイコライザーアンプCR型とペアデザインです、セット販売で350,000円+送料 フロントパネルは天然無垢のクルミ材です。

価 格 258,500円
NFB回路 なし
http://www.cattlea.jp/product/?no=81


交流点火のバッファアンプが完成 | 真空管アンプ「カトレア」
このバッファアンプは直熱三極管を交流点火方式で使用してクリアーでふくよかな音色を依りクリアー使えるようにファインメットトランス使用し23銀接点のローターリースイッチによるT型アッテネーター使用しました電源回路も整流管を使用してこれまでの拘りを詰め込み完成しました。入力4系統 出力1系統 フォノイコライザーの電源内蔵です。フロントパネルは天然の無垢材クルミを使用しています。

フォノイコライザーとセットの場合
フォノイコライザーとセットでプリアンプとしてレコードを聴くことが出来ます。CR型のイコライザーです。
http://cattlea.jp/news/info.php?id=166



アンプを真空管の音にしたければ「カトレア」のバッファアンプを通せばよい
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073822

真空管アンプ「カトレア」 _ 交流点火の 300B ・ PP5-400 コンパチブル モノラルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/113.html

「ペンションすももの木の音は素晴らしかった!」
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14073803

激安だけど音がぼけるだけの無意味なプリアンプ _ 真空管プリアンプ FX-AUDIO- TUBE-01J 5,420円
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004392

プリアンプに金をかけなさい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1027.html



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