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ロゼ弦楽四重奏団 _ アルノルト・ロゼ(1863年10月24日 - 1946年8月25日)

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2022/07/21 (Thu) 03:41:02

ロゼ弦楽四重奏団 _ アルノルト・ロゼ(Arnold Rosé, 1863年10月24日 - 1946年8月25日)

ヴィブラート奏法を絶対に認めなかったウィーン・フィルのコンサートマスター アルノルト・ロゼ


Arnold Rosé - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Arnold+Ros%C3%A9

Rosé String Quartet - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Ros%C3%A9+String+Quartet+


Bach, "Double" Violin Concerto in d minor (Arnold and Alma Rosé) 1928
http://www.youtube.com/watch?v=nQVyd2dz1rk
http://www.youtube.com/watch?v=0WMPUcXsrqY
http://www.youtube.com/watch?v=r3EtokwYZ_E


Adagio J.S.Bach played by Arnold Rosé
http://www.youtube.com/watch?v=Av6sSnqJDb0

Arnold Rose plays Beethoven Romance in F Major (1909)
http://www.youtube.com/watch?v=5wXhkH77keM

Arnold Rosé plays Mendelssohn Vn concerto 2mov
http://www.youtube.com/watch?v=jXemiPZ8Z4E

Arnold Rose plays Chopin Nocturne, Op. 9/2 (1910)
http://www.youtube.com/watch?v=rg8SU27gSDo&list=PL78540A8267B70D63


Rosé String Quartet - Beethoven #14 in C# minor, Op. 131
Arnold Rosé, 1st violin
Paul Fischer, 2nd violin
Anton Ruzitska, viola
Friedrich Buxbaum, cello
Recorded 1927
http://www.youtube.com/watch?v=1YVPGLh5k7Q
http://www.youtube.com/watch?v=MGteDCiCnkI
http://www.youtube.com/watch?v=BwgUEnoyicI
http://www.youtube.com/watch?v=Z8LZW0B4Zfw
http://www.youtube.com/watch?v=PFmU-nIUSTw
http://www.youtube.com/watch?v=gXgxSMc2ZF0
http://www.youtube.com/watch?v=186vxpSOMN8


http://www.youtube.com/watch?v=dasXU5FprG4
http://www.youtube.com/watch?v=sadutkvxrYw


懐古的ヴァイオリン
アルノルト・ロゼは、古のウィーン・フィルのコンマスである。

何でもブラームス・ブルックナー・マーラー・ワインガルトナーの棒の下でコンマスをしていたというのだから、完全に音楽史上の人物である。

そんな彼が、いくつか録音を遺している。有名(?)なのは、ロゼ弦楽四重奏団として残した一連のカルテット録音で、これはかつて新星堂が復刻していた。いまやタワレコが様々なレーベルの録音を復刻していたり、opus蔵が高音質のSP録音を世に出していたりするが、この流れは明らかに新星堂が作ったものだろう。その中にはワインガルトナー全集とか外国人すら興味を抱くような企画を行っていたのだから、その功績たるや大だったと思う。

ロゼ四重奏団は、後にシュナイダーハン四重奏団やバリリ四重奏団、そしてあのヴェラー四重奏団へと続く、錚々たるウィーンフィルのトップ四重奏団の先駆けである。そこから連想するに、筆舌につくしがたい名演を録音でも聴けるのかと思いきや、「聴くだけムダ」「ひどい演奏」と酷評されているのを見かけたことがある。

なので、今回は四重奏の録音ではなく、ソロの方を聴いてみた。
そして、ロゼ自身のヴァイオリンの音色である。現代のヴァイオリニストと比べれば、如何にも貧相な音だと思われるであろうが、私は評判ほどひどい音だとは思わなかった。ロゼのヴァイオリンをひどいと思う人は、きっとヴァイオリン演奏史を知らない人である。

有名な話だが、ヴァイオリンの奏法を革命的に変えたのはクライスラーである。「クライスラー・ヴィブラート」と呼ばれることすらあるが、彼が振幅の大きいゆったりとしたヴィブラートを導入したことで、ヴァイオリン個体の音量が増幅し、響きが豊かになったと考えられている。逆に言えば、それまではそういったヴィブラートは普遍的でなかったということである。それが一番の理由ではないだろうが、ロゼはウィーンフィルの入団試験でクライスラーを落としているのは関係があるのかもしれない。

逆に言えば、クライスラーの奏法が一般的になるまでのヴァイオリニストは現代とは全く異なった奏法で演奏していたはずである。その代表格は、私にとってはリュシアン・カペエである。彼の率いる四重奏はまさに天衣無縫という文字を具現化したもので、特にベートーヴェンの後期四重奏曲などは未だに彼らの録音を愛聴している。

もちろん、彼だけではなく、あらえびす氏曰く「快刀乱麻」のフーベルマンもクライスラー以前のヴァイオリニストなのであろう。あらえびす氏の時代では、ハイフェッツがまだ小物として扱われており、チャイコのバイオリン協奏曲といえばフーベルマンだったらしい。
http://lie-in-the-sky.blog.eonet.jp/weblog/2011/01/post-77c8.html
ロゼはルーマニア出身でオーストリアで活躍したユダヤ系ヴァイオリニスト。

1881年から1938年までの長きにわたりウィーン宮廷歌劇場とウィーン・フィルの第1コンサートマスターとして君臨した。また弦楽四重奏団(ロゼ四重奏団)を組織し、1890年11月11日には、ブラームスの弦楽五重奏曲第2番を初演した。1902年3月11日(10日とする資料もある)にマーラーの妹・ユスティーネと結婚。1909年から1924年まではウィーン音楽アカデミーの教授も勤めた。

ロゼの演奏スタイルは、ヴィブラートを抑制しつつ絹のように繊細な音色と高度なボーイング技術によって、まさに高潔といえる演奏を成し遂げている。ヴィブラートの使用に関しては、同じウィーンの大ヴァイオリニストであるフリッツ・クライスラーとは対極にあり、音色を汚さないため多用することを避けている(これは当時のウィーン・フィルの弦楽器群の特色でもある)。また実際にクライスラーがウィーン・フィルの入団試験を受験した際に、審査員だったロゼが「音楽的に粗野」「初見演奏が不得手」という理由で、クライスラーを失格させた。

ウィーン・フィルの楽団長だったオットー・シュトラッサーは入団試験の際、ある曲でヴィブラートをたっぷりかけて歌わせた時、「そんなにヴァイオリンを啼かせるものではない」と審査員のロゼに言われたという。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%BC
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2022/07/21 (Thu) 03:47:03

アルノルト・ヨーゼフ・ロゼ(Arnold Josef Rosé, 1863年10月24日 - 1946年8月25日)は、ルーマニア出身でオーストリアで活動したユダヤ系ヴァイオリニストで[1]、アルマ・ロゼの父。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを57年にわたって務め(65歳で定年となる現在ではこの記録が破られることはない)、ロゼ四重奏団を主宰した。日本ではしばしばロゼーと表記される。

生涯
モルダヴィアのヤシに生まれる。当時、アルノルトの一家はローゼンブルーム (Rosenblum) の姓を名乗っていた。7歳の頃から音楽教育を受ける。その才能がウィーンの名教師であったカール・ハイスラーの目に留まり、10歳の時にウィーン国立音楽院への入学を許される。

1879年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と共演してデビューした[1]。

1881年から1938年までの長きにわたりウィーン国立歌劇場管弦楽団とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターとして君臨した。

1882年にはエッガールト、ロー、弟のエドゥアルト・ロゼとともにロゼ四重奏団を組織し[1]、1890年11月11日には、ブラームスの弦楽五重奏曲第2番を初演した。また、第一次世界大戦時代には、皇帝フランツ・ヨーゼフの誕生日に毎年ハイドンの弦楽四重奏曲第77番「皇帝」を演奏していた[2]。

また、1888年から1896年にかけてはバイロイト祝祭劇場管弦楽団のコンサートマスターも度々務めた[1]。

1902年3月11日(10日とする資料もある)にはグスタフ・マーラーの妹・ユスティーネと結婚した。ウィーン宮廷歌劇場の音楽監督であったマーラーは、オーケストラ団員の中で唯一ロゼとのみ個人的な関係を築き、団員のお目付役とした[3]。

しかし、ナチの台頭とオーストリア併合はロゼの立場を一気に激変させた。オーストリア併合後、ロゼはただちにコンサートマスターの地位を追われ国外追放処分を受け、ロンドンに逃れた。娘のアルマはゲシュタポに逮捕され、アウシュビッツで悲劇的な死を遂げた。ロゼはナチ第三帝国の崩壊をロンドンで見届け亡くなった。

ウジェーヌ・イザイ曰く、「ロゼがソリストとして躍進を遂げなかったことは、他の全てのヴァイオリニストにとっては幸運であった」とあるように、ロゼはコンサートマスターとしての力量もさることながら、ソリストとして独り立ちしていたならば、世界有数のヴァイオリニストになっていた可能性もある。しかし、実際にはソリストとしての道もありながら、最終的にはその可能性を自ら捨て、世界最高峰のオーケストラと四重奏団のトップとしてその座に君臨し続けた(ただし歴史に翻弄されて、生涯その地位を全うすることは叶わなかった)。

なお、ロゼがウィーン・フィルにメンバーとして所属したのは1881年から1901年、および1929年から1938年のみである。1925年と1926年はメンバーではなくゲスト・コンサートマスター、1881年から1938年にコンサートマスターとして所属したのは歌劇場管弦楽団のみである。以下、ウィーン・フィルからの報告による

Arnold Rosé was a member of the VPO between 1881-1897, 1898-1901,
guest concert master in 1925 and 1926, returned in 1929, until 1938.
In all these periods he was concert master in the opera though.)

教育活動
1909年から1924年まではウィーン音楽アカデミーの教授も務めた[1]。また、アカデミーの入学試験の審査員のトップも務めた[4]。

演奏スタイル、録音など
ロゼはレコード技術が十分発達しない時期としては、小品ばかりそれなりのレコードの枚数を録音している。しかし、それらのレコードは音質などの面でロゼの芸術を正しく伝えているとは言えない(レコードの中には、録音技師の声が混入しているものもある)。したがって、残されている録音からロゼの演奏スタイルを論じるのはやや無謀である。

なお、ロゼの録音はソロとロゼ四重奏団でのものがほとんどであるが、例外的にウィーン・フィルを指揮したレコードも1曲だけ残されている。1936年、ベートーヴェンの『アテネの廃墟』序曲を指揮したもので、これは本来『英雄』に続きワインガルトナーが指揮して録音する予定であったが、ワインガルトナーが疲労のために拒否し、ロゼが代演で指揮して録音したものである(『英雄』の最終面のマトリックスは'CHAX-123'で1936年5月23日録音、『アテネの廃墟』のマトリックスは'CHAX-124'で同日録音)。

ロゼの演奏スタイルは、ヴィブラートを抑制しつつ絹のように繊細な音色と高度なボーイング技術によって、まさに高潔といえる演奏を成し遂げている。ヴィブラートの使用に関しては、同じウィーンの大ヴァイオリニストであるフリッツ・クライスラーとは対極にあり、音色を汚さないため多用することを避けている(これは当時のウィーン・フィルの弦楽器群の特色でもある)。また実際にクライスラーがウィーン・フィルの入団試験を受験した際に、審査員だったロゼが「音楽的に粗野」「初見演奏が不得手」という理由で、クライスラーを失格させた。

ウィーン・フィルの楽団長だったオットー・シュトラッサーは入団試験の際、ある曲でヴィブラートをたっぷりかけて歌わせた時、「そんなにヴァイオリンを啼かせるものではない」と審査員のロゼに言われたという[5]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%BC#:~:text=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%BC%20%EF%BC%88Arnold%20Josef%20Ros%C3%A9%2C%201863%E5%B9%B4%2010%E6%9C%8824%E6%97%A5%20%EF%BC%9A%20%E3%83%A4%E3%82%B7,%E3%81%A7%E6%B4%BB%E5%8B%95%E3%81%97%E3%81%9F%20%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E7%B3%BB%20%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88%20%E3%81%A7%20%E3%80%81%20%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%BC%20%E3%81%AE%E7%88%B6%E3%80%82%20
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