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2022/06/24 (Fri) 20:37:31
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和歌山の奇跡 花山温泉 薬師の湯
和歌山県和歌山市鳴神574
TEL 073-471-3277
とにかくすごい温泉である。大衆浴場の趣で風情は感じられるというわけではないが、 効き目は強く、湯船の縁もドロドロに溶けているかのようである。長寿の湯と言える。
1200年以上前の奈良時代から、花山温泉は行基菩薩法力の湯として名高く、 歴代天皇が熊野行幸の折に逗留されたという。 その後の天変地異により自然の噴出は止まったらしいが、昭和40年すぎに再び湧出し、 現在に至っているという。 諸国に伝承のある花山天皇もこの地を訪れたのだろうか。 名前の由来はこの当たりにあるのかも知れない。
花山温泉では、一泊でも症状が改善する子どもや、大人のひどいアトピーでも二カ月ほど通ううち目立たなくなったという事例もある。
和歌山 花山温泉 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1+%E8%8A%B1%E5%B1%B1%E6%B8%A9%E6%B3%89+
公式HP
http://www.hanayamaonsen.com/
花山温泉 薬師の湯 - 和歌山|ニフティ温泉
https://onsen.nifty.com/wakayama-onsen/onsen003417/
花山温泉【 2022年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g298204-d1085335-Reviews-Hanayamaonsen-Wakayama_Wakayama_Prefecture_Kinki.html
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営業時間 8:00~22:00(最終受付21:00)
木曜10:00以降休館(8:00~10:00営業・祝日営業)
■利用料金
大人 1,100円、小人 550円
<夕方17時以降割引料金>
大人 850円、小人 420円
【泉質】 含二酸化炭素・鉄・カルシウム・マグネシウム・塩化物・炭酸水素塩泉。 自家源泉は勢い良く自噴、勇出量118㍑/min。 有馬と同じかそれ以上に濃厚な赤茶色で、塩分も強い。 源泉は湧出時に無色透明だが、次第に空気に触れて赤い湯になるという。 確かに冷泉に流れ出ている源泉は無色透明である。
【泉温】 24.6度(加熱)。但し、冷泉(霊泉)は源泉をそのまま100%掛け流し(湯の花も浮遊)。 15度の差のある温泉(大浴場)と冷泉(中浴場)に交互に入れば、 皮膚を刺激し、血管の収縮を促し、最高の効果があるという。
【効能】 リウマチ・神経痛・胃腸病・火傷・不妊症・高血圧・慢性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)など。 飲用の効果は、便秘・貧血・胃炎など。
【印象】 評価は ◎(温泉通☆3)、温泉マニアの中で日本一の冷鉱泉との折り紙がついたという。
アクセス
JR和歌山駅より秋月停留所下車徒歩10分(JR和歌山駅よりタクシーで10分)
阪和自動車道和歌山IC、和歌山市方面出口より2km約5分
駐車場 あり
地図
https://www.bing.com/maps?ty=18&q=%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1+%E8%8A%B1%E5%B1%B1%E6%B8%A9%E6%B3%89&ss=ypid.YN5286x1831022281148689476&ppois=34.230384826660156_135.21234130859375_%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1+%E8%8A%B1%E5%B1%B1%E6%B8%A9%E6%B3%89_YN5286x1831022281148689476%7E&cp=34.229371%7E135.203074&lvl=15.0&v=2&sV=1&FORM=SNAPST
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和歌山の奇跡 (花山温泉)
湯けむり天使 評価:★★★★★ 2004年 11月 22日
良質に湯が湧いているとの情報に惹かれて本日入浴してみたところ、予想を上回る素晴らしい湯に感激した。
サウナや白湯浴槽が浴室手前にあるが、そんなものは無視して奥の源泉浴槽に突撃、男湯は、向かって左が加熱していない冷泉(24度)、右側が加熱した浴槽、双方とも源泉そのもの。露天にも小さいながら加熱浴槽が一つある。
源泉の注ぎ口は析出物が堆積して、蜂の巣状態、その新鮮な源泉そのものに浸かる幸福感たるや、温泉好きには筆舌に尽くし難い。注がれる源泉は透明だが、鉄分が酸化して、浴槽は茶褐色に濁り、底は全く見えないので足元の段差には注意が必要だ。
壁に入浴心得が貼ってあり、加熱浴槽に3分、源泉浴槽に2分、それを3回繰り返すと最高の温泉効果を得られると記載されている。実際そのくらい入浴しないと勿体無い。入浴客はほとんど例外なく、温冷交互浴を繰り返し、いささか長湯である。
温泉の成分は、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄分が豊富というより、すこぶる濃厚で、長湯すると湯あたりしそうな感があるが、温冷交互浴がこれまた快適で、一時間程度はすぐに経ってしまう。
注ぎ口にはコップが置いてあり、源泉を飲むことができるが、塩分が濃く、苦味もまた強烈で、口に含むのも辛いほど、うがいをするのがせいぜいだ。近隣の本町温泉もよく似たタイプの湯で、本町温泉ほどナトリウム分は感じないが、苦味はこちらが強烈だ。うがいをすると風邪の予防になるようで、私もペットボトルに汲んで持ち帰った。
本町温泉同様、成分濃度が極めて高いこの湯は、入浴時に強烈なインパクトを与えるに違いなく、和歌山という地には素晴らしい温泉が湧いているものだと感心した次第。アトピー性皮膚炎に悩む人など、この温泉に入浴してみるとよかろうと思う。
なお、ここは午後五時以降、1000円の入場料が600円になるので夕方の入浴がお勧めです。
自噴炭酸泉の注入で魅力満点 (花山温泉)
湯けむり天使 評価:評価なし 2005年 10月 19日
昨年この湯を堪能した折にはなかった設備が追加されていた。非加熱源泉浴槽に、自噴している炭酸泉がホースで直接注入されており、ゴボゴボという音とともに源泉が注入されている様を見ることができる。足元湧出温泉に近い新鮮さを味わえ、そのうえここの湯は成分濃度がすこぶる高い個性的なものであるため、感激もひとしお。
壁には加熱源泉に3分、非加熱源泉に2分、これを3回繰り返せば効能最大限に発揮されると書かれてあるが、3回どころではなく、湯あたりも何のその、ほぼ1時間浸かりっぱなしで過ごした。温冷交互浴だから、いくらでも入っていられるし、これがまた快感なのである。こんな濃厚な湯はおいそれと何処でも味わえるものではないから。えぐみのある塩辛い湯は、うがいをすれば風邪予防になるであろうし、皮膚病にも効きそうだ。
あまりにも濃厚で個性が強い湯であるため、清明な温泉しか経験のない方々には、ある意味不潔感を覚える場合もあるかも知れない。析出物だけでもすごいもので、その個性のあまり、好き嫌いが分かれる湯であろうと思う。私にとっては、和歌山市民が羨ましくなるほどの垂涎の的であるが。
感動しました。 (花山温泉)
湯の妻 評価:★★★★★ 2004年 11月 22日
噂には聞いていたのですが、すばらしい温泉でした。まず浴槽のへりについている堆積物に感動!湯の色に感動!湯のでるところが蜂の巣状に堆積し美しいといった感じでした。温泉は源泉そのままの冷泉浴槽と加熱された温泉の入った内湯と露天があり、交互に入りました。サウナもありましたよ。飲むと若干塩辛いのですが、それよりも苦くえぐい味です。でも飲泉もあり、アトピー他にもきくそうです。
毎月26日は風呂の日で半額券がもらえ、それをもって27日以降に行くと、料金が半額になるそうです。また19時以降は600円となりお得です。また、浴場の上は広間になっており、無料で休憩できたり、カラオケもできるそうな。ただしそこは16時までだそうです。クチコミではよくないと思っている方もありますが、これが鉱泉なのですよ。感動です。
温泉力に脱帽! (花山温泉)
みーちゃん 評価:★★★★★ 2006年 2月 14日
このお湯にまずびっくりしたこと!それは、温泉成分が凄く濃くて、沈殿物が湯船にまで沈んでいることです。その沈殿物が美肌の秘訣なんです!浴槽の淵には、温泉成分がたくさんあり、最近、塩素臭いだけのスパにうんざりしていた私には、まさに温泉天国でした!!入浴した1週間は、お肌がつるつるでした!仕事柄、あちことの温泉地を渡り歩いていますが、正直、西日本1の泉質だと評価します。泉質こだわり派の方は是非!!!
この泉質、文句なしに素晴らしい (花山温泉)
温泉キング 評価:★★★★★ 2004年 11月 6日
先日テレビで紹介されているのを見て行ってきたのですが、いや、ホント入ってびっくりのすごい泉質でした。似たような泉質の温泉は日本で何箇所かありますが、おそらくここが日本一でしょう。ガスの圧力で自噴というのも面白かったです。
投稿を見ると見た目が汚い、と感じた人もいるようですが、これはカルシウム分や鉄分が固まったもので泉質が濃すぎるゆえの特長ですから、気にする必要はありません。完全にかけ流しで新鮮な温泉をじゃんじゃん入れているようです。冷泉も気持ちよかった。
思い出すたびにまた行きたくなる温泉ですね。
究極の温泉 (花山温泉)
湯ぼ~と 評価:★★★★★ 2005年 12月 5日
久しぶりに行ってきました。ここの温泉は成分含有量がとてつもなく多く、湯に溶け切れずに底に沈殿しています。決して掃除をしていないのではありません。毎日掃除しているそうです。他の書き込みで浴槽上の汚れが・・・。というのがありましたがあれは湯の華だそうです。濃度の割りにはPHが6.4なので以外にも肌には優しかったです。3時間浸かりっぱなしでもなんともありませんでした。(あくまでも個人的感想)温泉の浴槽は4つあり、その中の1つはぬるい湯でのぼせないので、心行くまでゆったり、じっくり入れるのでお気に入りです。ときどきそのまま寝てしまいそうになることがあります。私の家からは1時間半くらい掛かりますが、温泉好きならばそれでも行く価値があると思います。すごくいい温泉なんだけど、なぜか知名度が低く知らない人が多いんです。まあ、その方が混雑しなくていいんですけどね。夕方からは地元の人が多いので早朝が狙い目です。
http://kuchikomi.nifty.com/onsen/cs/catalog/th_255/catalog_30000361_1.htm
JR和歌山駅から東へ2kmほど向かったところにこの温泉は位置する。JR和歌山駅東口から出る和歌山バスの紀伊風土記の丘行の90・94番もしくは信愛短期大学・岡崎行きの91・92番に乗り、秋月バス停にて下車。ほぼ1時間に2本の運行であるが、信愛短期大学・岡崎行きの91・92番は日・祝日には運休するため、1時間に1本の運行となるので注意が必要である。なお秋月からの最終バスは20時16分のJR和歌山駅東口経由・南海和歌山市駅行きである。運行時刻は変更されることもあるので、行かれる前には直接和歌山バスのほうへお問い合わせを。受付にもバスの時刻表は置いてある。またタクシーに乗ってもたいした料金にはならない。
浴室へ向かう廊下の途中に飲泉場がある。そのまま飲むのではなく、活性水の中に2-3滴たらして飲むように書かれている。実際に源泉だけで飲むとわかるのだが、とても飲めたものではないのである。塩分だけではなく濃厚な鉄分やマグネシウム・カルシウムが混じって激しい苦味が感じられる。なお10リットル以内なら無料での持ち帰りも可能である。
その横には斜めにパイプが走っており、下から温泉が吹き上がってくるのを観察することができる。地下500mから炭酸ガスの圧力によって自噴しており、湧出量は毎分118リットルである。これを見ているだけでも以下にこの温泉がすごいのかが手に取るようにわかる。
脱衣場の入り口前と脱衣場内の2ヶ所に無料の貴重品ロッカーがあるので、ここに貴重品はすべて預けたほうが良い。脱衣場内にも普通のロッカーはあるが、こちらは有料であり、ほとんどの人はかごに入れて棚においているだけである。
浴室内にはサウナやジェット風呂・水風呂などもあるが、なんと言ってもすごいのは温泉浴槽。辺り一面に温泉からの析出物が付着し、まるで月のクレーターか何かのような様相を呈している。毎週木曜日の定休日には析出物の除去作業をされているにもかかわらず、これだけ付いてしまうのである。おそらく清掃を怠っていればすぐに浴槽は埋まってしまうことであろう。ちなみに浴槽の底にも大量の析出物が沈殿し、手ですくうことができる。白いタオルを使うとまっ茶色に染まってしまうので、御注意を。
温泉浴槽は合計で4つ。41.5℃に加温した大浴槽とその奥にある38℃の低温浴槽、さらにまったく加温していない26℃の源泉浴槽、そして40℃の露天風呂である。壁の表示によるとまず大浴槽に3分、再び源泉浴槽へ2分、その後に大浴槽へ3分、また源泉風呂へ2分、三度大浴槽へ3分、この入り方がお薦めだそうである。こういった入り方をすることによって交互に交感神経と副交感神経を刺激し、自律神経を整えることができるのである。また最初にサウナへ入っておくと毛穴が広がり温泉成分の吸収を促進するので、サウナの利用もお薦めである。
ちなみにここは日本でも有数の炭酸ガスの含有量を誇るのだが、源泉浴槽だと炭酸ガスが揮発しない状態で入ることができるので、非常にありがたい。なお二酸化炭素泉は血管を広げる作用があるため、高血圧に良いとされている。また保温効果も高いため、泉温が低くても湯上り後は意外と体がぽかぽかするのも特徴的である。またアトピーにも効くようで、療養に通っている方も多いようである。
源泉風呂でも飲泉ができるようになっている、だがしかし前にも書いたようにとても飲めた味ではない。常連の方の行動を観察していると、まず窓を開けておき、そのあとに源泉でうがいをして窓の外に吐き出すといったことをされている方が多い。ただ吐き出している先は庭なので、あまり衛生面では感心できないやり方ではある。
有馬温泉と同じく高張泉ではあるが、他の成分と比べてナトリウム分が少ないためか、それほど塩辛くは感じられない。またこれほど成分が濃いと湯あたりしそうなものであるが、泉温が低いため長湯することも可能である。ただし体調や体質によって違いがあるので、十分に御注意を。体の中に成分が浸透する力の強さは相当のものである。そのため、出た後にかなり疲労感を感じるお湯である。
それから上がる前には必ず白湯の浴槽に入ってから上がり湯を浴びたほうが良い。というのもあまりにも成分が濃いために単に上がり湯を浴びただけではその成分を完全に流し落とすことはできず、髪の毛や肌がべたついたりかさかさしたりすることもあるためである。
表示によると中性・高張性・低温泉の含二酸化炭素・鉄・カルシウム・マグネシウム・塩化物・炭酸水素塩泉で泉温は25℃、湧出量は先述のとおり自噴で毎分118リットル。加水・循環・消毒ともになし、また源泉浴槽のみ加温なしである。
率直に言って万人向けの設備ではない。泉質も好き嫌いの分かれそうなものであって、設備もかなり古ぼけており、料金もかなり高い。接客もあまりいいとは言えないうえに、客層は必ずしも良くはない。ただ本当の温泉好きの人たちにとってはこたえられない場所であろう。一度は行く価値のある場所である。
http://yuntaku.yugafu.org/article/16377312.html
一軒宿の温泉旅館ながら、朝方の雰囲気は完全にジモティ御用達日帰り温泉。受付で1000円払い(ちと高い)、右手の浴室へ。廊下の途中にパイプが斜めに渡っていて、鉱泉をくみ上げている様子がみられるようになっているのに好感をもった。地下500メートルからガス圧で送っているそうだ。温泉についての説明や展示がしっかりしているところは概してお湯の質もいいように思う。
浴室は奥の突き当たり右が源泉浴槽、左が加熱浴槽。湯は黄土色に濁っている。外にある露天風呂に入るには加熱浴槽をじゃぶじゃぶと横切らないといけない。まず、加熱浴槽に入ってみる。濃厚な味わいの湯だ。重めの湯が体にじわりじわりと染み込んでくる感じ。露天にも入ってみたけど、一番込んでいるのはやはり源泉浴槽。壁には源泉2分、加熱3分(逆だったかも)の反復入浴が効果的と出ている。意を決して源泉浴槽に。冷たい。でも、おもったほどつらくない。肩まで入ってみる。冷たさに慣れると、こちらの方が体に馴染む感じだ。加熱浴槽と源泉浴槽を往復しているうちに体がフニャフニャにほぐれてグタ~となった。
湯口の周囲は析出物がコテコテ。さざれ波のような模様になっていて美しい。湯口にカップが置いてあるので味見した。ゲッ、まずい! 金属風味と炭酸、苦味が混ぜ合わさって舌を直撃する。こんなにマズイ湯はチェコのカルロヴィ・ヴァリ以来かも。間違いなくこれまでのマズイ湯ナンバー3に入ると思う。顔をしかめていたからか、そばにいた老婦人がクスッと笑った。常連さんたちはお湯につかりながらミカンを分け合って食べている。結構庶民的なところだ。夕方までの入浴料がもうちょっと安ければいいんだけどね。(2004年3月)
http://www.rakuda-j.net/onsen/kinkinado/hanayama.htm
和歌山市の中心地、和歌山駅からもすぐ近くというすごい立地条件の温泉。
和歌山県といえば温泉の宝庫なのですが、あまりにも有名な白浜温泉や那智勝浦温泉の影に隠れてしまって、知名度は今ひとつですが、ここはすごい温泉です。 なにがすごいって、お湯がすごいんです。
こんな都市のど真ん中にこんな温泉があるということが、またすごいと思います。
フロントで料金を払って男女別の大浴場への廊下に足を踏み入れると源泉が噴出してくる様子が見える、樹脂製の透明なパイプが壁に張り付いています。
斜めに設置されたパイプの中を透明な源泉が音を立てて移動していくさまは迫力です。 そのすぐ横には飲泉所があります。蛇口を開けると源泉が出てくるのですが、これがまたすごい味。泉質は含二酸化炭素・鉄・カルシウムマグネシウム塩化物炭酸水素塩泉。 見ただけで成分の濃そうな感じがしますが、実際濃い。鉄の錆くさい感じと炭酸の渋み、それらに他の成分の味が混ざって、口に入れた瞬間に顔をしかめてしまうほどです。
味はそんな感じなのですが、浴室に行ってまたびっくり。浴室は男女別の大浴場とそれに付属している小さな露天風呂なのですが、露天と、2つの湯船が温泉です。
ここは実は温泉とはいっても温度は低く、源泉温度は27度。その源泉がそのまま注がれている湯船が1つ、丁度良い温度に沸かしたお湯が注がれている湯船が1つ。露天は沸かしてあります。 オレンジ色の見るからに濃いお湯。濁っていて、水面より10cm下が見えるかどうか。 浴槽全体や手すりにも温泉成分が厚くこびりつき、オレンジ色になっています。
この浴場は10年ほど前に改装したばかりだということですが、たった10年で ここまで温泉成分が付着してしまうものなのかと、感嘆しました。
しかも毎月1度、グラインダーなどで温泉成分を削り落としているのです。それでもこんなに。
お湯は含鉄泉特有の、キシキシとした肌触り。沸かし湯のほうでじんわりと汗が出てくるまで温まった後、冷たい源泉に入る、というのを繰り返すように、壁にかかれていましたがその通りにしているとのぼせず、それでいて体は芯まで温まります。 そして長く入っていることができる。
まさにパンフレットに書いてあるように「思わず長湯の大浴場」です。
ここに来る前、奈良県の某温泉の共同浴場の管理人さんと湯上りにお話したのですが その人も花山温泉のことはご存じなかったです。 ましてや私のような関東の人間は全く知らない人が殆どだと言い切ってよいでしょう。
知名度の点ではそれほどでもないですが歴史は大変古く、1200年前に湧き出した鉱泉だという記録があるそうです。 その後地質の変化か何かで自然湧出が止まってしまったらしいのですが 昭和40年にボーリングしたところ500Mのあたりで突然湧出したそうです。 以来ずっとこんこんと湧き続けています。
私のような観光客よりも、近所から入りに来ているお客のほうが多いように思います。 とにかく浴室は人でいっぱい。大変にぎわっています。
休憩所などもあるので、ここで1日ゆっくり過ごすのでしょう。
確かにこんなに良いお湯なら1日かけてゆっくり入りたくもなります。
和歌山県の中では、ちょっと珍しいタイプのお湯。
お近くにお寄りの際は是非試しに入ってみてください。
http://yudetako.com/hanayama.html
もう温泉好きが止まらない・・・
「関西最強のホンモノ温泉」という言葉に魅せられて和歌山まで足を伸ばしてみました。
そこは和歌山市にある源泉かけ流し天然温泉『花山温泉』
噂どおり浴槽から溢れるお湯で周りに鍾乳洞のように層が出来ているのですぅ。出てくるお湯は透明だけど湯船に溢れるものは空気に触れてまさしく「どろ湯」。舐めてみると、「えぐい~~~~!」
飲用には1~2滴を落として飲むように書かれているような強烈な温泉であります。
bebeが入浴した日曜日午前10時頃、すでに常連客で賑わう中、みなさんを観察してみると・・ ある程度(を越した)の年齢のご婦人たちなのにみなさんお肌がツルツルピカピカ。
こりゃ効果がありそう。。(o ̄ー ̄o) ムフフと、期待でわくわく。
こちらの温泉は宿泊は朝食付きプランなら4,725円で出来るようなので次はぜひお泊りで行ってみたいなぁ。
お風呂~ビール~お風呂~ビール
こんなコースでゆっくり過ごしてみた~~~い(笑)
でも・・ ただ残念なことがひとつ。
アチコチの温泉を楽しんでいる中で感じることなんだけれど常連客が多いところはルール無視というところがあったりするのです。
飲食禁止のお風呂で平気で飲み食いしていたりするぅ。。
今回の場所ではサウナの中でみかんを食べているご婦人がおられました。
コーヒー牛乳をビンごと浴槽の横に置いている人も。
自宅から持ってきたタッパー入りの謎の食べ物を食している人も。
http://plaza.rakuten.co.jp/clubbebe/diary/200606070000/
JR阪和線和歌山駅から、タクシーで約10分。市街地にありながら、山峡の秘湯さながらの、濃厚な土類泉を味わうことができる。
地質の変化から長年、自然の湧出が止まっていたのだが、1960年にボーリングした結果、地下501mのところで湧出。
1993年に大浴場をリニューアルして再オープンしたのが、この鉄筋3階建ての建物。外観はビルやテナントに囲まれ、そう目立たないが、1200年前に行基法力の湯として繁栄しただけあってか、その効能がたちまち話題を呼んだ。
あっという間に、入湯客の足が絶えない不況知らずの温泉になったのだ。
フロントは2階にある。受付を済ませて、通路伝いに風呂場へ。廊下の壁に透明の管が取り付けてあり、地下より源泉が勢いよく汲み上がる様子を見ることができる。
花山温泉 花山温泉の湯は濃厚な黄土色を呈している。湯に浸かるとあっという間に体が見えなくなる。炭酸、鉄分のほか、カルシウム、マグネシウムの含有量が多いためだ。湯船の縁には、赤褐色の析出物(カルシウム)が付着していて温泉の効き目を感じさせる。
「毎週のように来とるんですが、ここの温泉は骨の髄まで効きますなあ。別人のように体が軽くなるよ。」と岸和田市からいらっしゃった70代のおじいさんが満面の笑みで話してくれた。
花山温泉の一般的な入り方は、15℃の温度差のある高温、冷泉の湯に交互に浸かること(目安はそれぞれ3分ずつ)。冷泉に入るときは少々つらいが、皮膚が刺激されて活性化が促される。
係の方によれば、3日宿泊したら血流の変化を実感できるのだという。サウナ、気泡風呂、寝湯が隣り合わせにあるので、様々な湯に入りながら、体を徐々に順応させていけばよいのではないだろうか。
大浴場の湯の中を通っていくと、露天風呂がある。サツキやナンテンの木々を見ながら入れる岩風呂も野趣があって、なかなかいい。
湯上りには、廊下の脇にある湯飲み場で、温泉を飲用してみてはどうだろうか。蛇口から注がれる源泉は湧きたてで、まだ酸素と触れていないために無色透明(置いておけば酸化して茶褐色になる)。一見甘いサイダーのようで飲みやすそうだが、炭酸の効いた鉄さびた苦い味がする。しかし少し我慢して飲めば、「良薬は口に苦し」という諺をこれほど実感するものはない。
万病に効き、中でも胃腸病や貧血などの効能は抜群だという。
入浴後は無料休憩所でゆっくりくつろぐことで、温泉入浴の効果が倍増する。ここは入湯者たちの憩いの場になっており、いつ来ても和やかな談笑の風景が見られる。
「花山さんは本当にいい温泉だなあ。病院に行っても全然直らへんかったアトピーが、不思議と引いてきたんよ。」「私は、足腰が全然立たんかったやんか。でも、花山さんに通うようになってから杖なしでも歩けるようになったんよ。全く有難いわ。」と、喜びの声が今日も絶えない。
従業員も皆、肌が綺麗で性格穏やか。「おばあちゃん、お元気にされてましたか?今日もどうぞごゆっくりしていって下さいね」。従業員共々、お客さんの輪に溶け込んでいる。湯と身近に接することで心のゆとりが生まれてくるのだろう。傍らで見ながら、こちらまでほっと心和まされた。
http://tabijozu.ne.jp/sp-writer/inoue/kokoro_vol8/index.html
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2022/06/24 (Fri) 22:28:51
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らくだジャーナルTOP
●花山温泉
http://www.rakuda-j.net/onsen/wakayama/hanayama.htm
花山温泉の外観【泉質】含二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉(中性高張性冷鉱泉)
【泉温】24.6度(気温7.5度) 【湧出量】毎分118リットル pH6.4
【住所】和歌山県和歌山市鳴神574 電話073-471-3277 和歌山駅東口からバスで秋月下車、徒歩10分弱。貴志川線日前宮駅から徒歩17分。詳しいアクセス方法は末尾参照。
【浴槽】内湯と露天 サウナ
源泉浴槽。見るからに濃厚
一軒宿の温泉旅館ながら、朝方の雰囲気は完全にジモティ御用達日帰り温泉。受付で1000円払い(ちと高い)、右手の浴室へ。廊下の途中にパイプが斜めに渡っていて、鉱泉をくみ上げている様子がみられるようになっているのに好感をもった。地下500メートルからガス圧で送っているそうだ。温泉についての説明や展示がしっかりしているところは概してお湯の質もいいように思う。
源泉浴槽の湯口
源泉浴槽の湯口
浴室は奥の突き当たり右が源泉浴槽、左が加熱浴槽。湯は黄土色に濁っている。外にある露天風呂に入るには加熱浴槽をじゃぶじゃぶと横切らないといけない。まず、加熱浴槽に入ってみる。濃厚な味わいの湯だ。重めの湯が体にじわりじわりと染み込んでくる感じ。露天にも入ってみたけど、一番込んでいるのはやはり源泉浴槽。壁には源泉2分、加熱3分(逆だったかも)の反復入浴が効果的と出ている。意を決して源泉浴槽に。冷たい。でも、おもったほどつらくない。肩まで入ってみる。冷たさに慣れると、こちらの方が体に馴染む感じだ。加熱浴槽と源泉浴槽を往復しているうちに体がフニャフニャにほぐれてグタ~となった。
加熱している露天風呂
こじんまりとした露天風呂。加熱している
湯口の周囲は析出物がコテコテ。さざれ波のような模様になっていて美しい。湯口にカップが置いてあるので味見した。ゲッ、まずい! 金属風味と炭酸、苦味が混ぜ合わさって舌を直撃する。こんなにマズイ湯はチェコのカルロヴィ・ヴァリ以来かも。間違いなくこれまでのマズイ湯ナンバー3に入ると思う。顔をしかめていたからか、そばにいた老婦人がクスッと笑った。常連さんたちはお湯につかりながらミカンを分け合って食べている。結構庶民的なところだ。夕方までの入浴料がもうちょっと安ければいいんだけどね。(2004年3月)(2006年3月、2009年1月再訪)
和歌山駅からのアクセス:
東口の5番バス乗り場から和歌山バスに乗り「秋月」バス停で下車。バスの進行方向と逆に数分歩くと大通り(宮街道)にデルので右折すると花山温泉の看板が見えてくる。バス停から徒歩10分弱。和歌山駅から歩く際は東口を出て右折、宮通りに出たら左折し、ひたすら直進すると花山交差点のあたりに花山温泉の看板が見えてくる。道案内の表示通りに右手の道に入ってすぐ左側。だいたい25分ぐらい。南海貴志川線の日前宮駅からだともっとずっと近いはず。(徒歩17分とのこと)
陽イオン mg/kg mval% 陰イオン mg/kg mval% 非解離成分 メタケイ酸 119.7mg
ナトリウム 805.6 9.96 フッ素 0.5 0.01 メタホウ酸 3.0mg
カリウム 9.4 0.07 塩素 8875 79.73
マグネシウム 1635 38.25 チオ硫酸 0.1 0
カルシウム 3612 51.25 硫酸 3.5 0.02 溶存ガス成分 遊離二酸化炭素 2588mg
マンガン 0.6 0 炭酸水素 3875 20.23
鉄 45.8 0.47 炭酸 0.7 0.01
合計 6108 合計 12750 成分総計 21.574g
(平成9年1月17日)
http://www.rakuda-j.net/onsen/wakayama/hanayama.htm