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由布院温泉で良いのは「亀の井別荘」の蓄音器の音だけ _ 懐かしの音は強し

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2022/06/19 (Sun) 20:26:15


由布院温泉で良いのは「亀の井別荘」の蓄音器の音だけ _ 懐かしの音は強し


由布院温泉(ゆふいんおんせん)は、大分県由布市(旧国豊後国速見郡)にある温泉。由布岳(標高1,584m)の麓に広がる温泉地である。
由布院温泉は、数多くの調査で九州の温泉の第1位に選ばれている。
連休には多くの人が訪れ、湯の坪街道には人があふれる。昭和の大規模温泉街に多く見られた歓楽性を極力排しており、女性に特に人気が高い。

由布岳
駅前から温泉街への方向の正面には由布岳が見え、町のランドマークとなっている。


山間の盆地特有の朝霧が、独特の雰囲気をかもし出す。朝霧は、冬季で気温が低く、放射冷却の起こりやすい晴天の日の朝によく見られる。盆地のすぐ東には標高1160mの倉木山があるため、盆地に朝日が届いて霧が晴れるのは周辺が明るくなってからである。

かつてはひなびた温泉で団体観光客向けの大型ホテルや歓楽街は整備されていなかったが、それがプラスに転じた。昭和40年代から町ぐるみで毎年夏に映画祭や音楽祭を開催し、歓楽色を排して女性が訪れたくなるような環境整備を続けてきた。

温泉街
由布院駅から温泉街の方向に延びる通称「由布見通り」や、そこから金鱗湖(きんりんこ)に続く「湯の坪街道」(ゆのつぼかいどう)には、しゃれた雑貨屋やレストランが並び、周辺には各種の美術館が点在する。
各宿泊施設はにぎやかな町並みから外れた周辺の川端や林の間、丘の上などに点在している。ネオンサインの煌く歓楽街は無い。また、このようなまちづくりに深く関わってきた由布院玉の湯、亀の井別荘をはじめとして高級旅館が多い。


由布院温泉のデータ

所在地  :大分県 大分郡 湯布院町
宿泊施設数:約120軒
日帰り施設:約10軒
泉質   :単純泉など(41~98℃)
温泉湧出量:38,600L/min(国内第2位)
源泉数  :852本(国内第2位)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B1%E5%B8%83%E9%99%A2%E6%B8%A9%E6%B3%89


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由布院 亀の井別荘

大分県 由布市 湯布院町 川上2633-1
電話0977-84-3166


由布院 亀の井別荘 - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%94%B1%E5%B8%83%E9%99%A2+%E4%BA%80%E3%81%AE%E4%BA%95%E5%88%A5%E8%8D%98+


公式HP
http://www.kamenoi-bessou.jp/

亀の井別荘 - 湯布院周辺|ニフティ温泉
https://onsen.nifty.com/yufuinshuuhen-onsen/onsen007050/

旅館亀の井別荘‎【 2022年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g1023445-d1179690-Reviews-Kamenoi_Besso-Yufu_Oita_Prefecture_Kyushu.html


アクセス
JR由布院駅よりタクシー5分
大分自動車道湯布院ICより約5分

駐車場 15台

地図
https://www.bing.com/maps?q=%E7%94%B1%E5%B8%83%E9%99%A2+%E4%BA%80%E3%81%AE%E4%BA%95%E5%88%A5%E8%8D%98+&qs=n&form=QBRE&sp=-1&pq=%E7%94%B1%E5%B8%83%E9%99%A2+%E4%BA%80%E3%81%AE%E4%BA%95%E5%88%A5%E8%8D%98+&sc=5-10&sk=&cvid=E58D05C0E65D4A75AB02D6025DC47567


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⑭由布院「亀の井別荘」談話室

http://www.kamenoi-bessou.jp/index.html
http://blogs.yahoo.co.jp/concerto_96/59364577.html


SPレコード鑑賞会

大分県由布院温泉の旅館「亀の井別荘」の談話室で夜9時からひらかれている、蓄音機を使ったSPレコードの鑑賞会。 今晩は今年生誕200年のショパンの曲を幾つか。 映像はアルトゥール・ルービンシュタイン演奏による「ノクターン(夜想曲) 第二番」。

http://www.youtube.com/watch?v=FSudMP8HUfY
http://www.youtube.com/watch?v=zT4iJ88j3p8

「離れのお客様をご案内するときは、この場所で立ち止まって談話室の窓を見て頂くんです。」

そこには、離れになっている談話室の2階の窓に、ほのかに雪化粧をした由布岳がきれいに映りこんでいた。

「四季折々の由布岳の姿が観ることができるんですよ」と亀の井別荘の甲斐支配人。レンガ造りの暖炉がある亀の井別荘の談話室。

お泊りの旅客にゆったりしてもらうためのスペースで2階の天井まで高さのある本棚があり、やさしく降り注ぐ陽の光。黒電話や蓄音機、昭和の香りが漂い、穏やかな時間が流れている。

亀の井別荘は、大正10年に別府の油屋熊八翁の別荘として建てられた歴史ある御宿。金鱗湖のほとりに位置し本館6室と民家風離れ15室。お部屋ごとに御風呂が付いていて、庭を眺めながら季節の移ろいを感じることができる。庭内には露天風呂の付いた大浴場。自然に囲まれ、傘型のガラス張りの屋根から光が降り注ぎ、開放的な気分で由布院のお湯を贅沢に楽しむ事ができる。

http://www.kanko-map.jp/special/danro/kamenoi/

湯布院 亀の井別荘

かれこれ20年も前からあこがれ続けていた湯布院亀の井別荘についに行ってきました。

雑誌や写真集で見る亀の井別荘は他の旅館、ホテルと何かが決定的に違っていました。写真から立ち上る静謐で上質な空気。

食事の後、ロビーの蓄音機でSP盤レコードをお聞かせしますが、宜しかったらどうぞというお誘いがありました。七人ほど集まったところで支配人の尾崎さんが竹の針を付けて手回しでレコードをかけて下さいました。

流れてきたのはまろやかな調べのエディット・ピアフが歌う懐かしいシャンソンでした。それからクライスラー演奏の「ロンドンデリーの歌」やフーベルマンの演奏の「G線上のアリア」の懐かしく柔らかいバイオリンの調べに外の虫の音が混ります。

皆が部屋に戻った後も去りがたく、二人残った私達に尾崎さんは「クライスラー演奏のヘンデルのラルゴを聞きませんか?」と言ってまた手回しで蓄音機のネジを巻いてくれました。

8000枚のSPレコードと膨大な本は社長のコレクションと聞きました。いとしそうに蓄音機と古いレコードと音楽について語る尾崎さんの話を聞きながら、由布院の夜はふけてゆきました。

亀の井別荘の魅力の意味を知りました。人が本当に豊かに生きるためには何が必要か。それを追い続けた先代の社長とそれを引きつぐ亀の井別荘のスタッフ。美しい木々に守られた旅館の魅力は何なのか、蓄音機から流れる調べでようやく理解しました。

帰ってきてから、ヘンデルのラルゴは「懐かしい木陰」と呼ばれている曲と知りました。この穏やかな曲を耳にするたびに亀の井別荘のあのみごとな銀杏と山モミジの大木を思い出すことでしょう。

http://koajirosan.exblog.jp/9820850/


ほたるの季節に・・・ yoshi (309) '10/07/05 ('10/06 訪問)


ラウンジで蓄音機を使って、レコード鑑賞です。セルフサービスでコーヒーや紅茶などの用意があります。

蓄音機は、手巻き型のアンティークのものなどが置いてあり、レコードのリストが用意されており、その中から好きな曲を流してくださいます。知識のない人でもわかるよう、レコードにあてる針が、鉄や竹があることやその違いなども含め教えてくださいます。歴史ある宿に宿泊させていただいたからの特権だと感じました。

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古き良き日本の味、やすらぎの時間 '09/11/12 ('09/11 訪問) + mikan

ここでのすごし方。

私は是非宿の外に出ずに談話室やお風呂をゆっくりと楽しんでもらいたいです。

薪の香りがほんのり漂う部屋で暖炉にともる炎を見ながら、ただただゆっくりと流れる時間、思い出すだけでも疲れが吹き飛びそうです。

幸運な事に蓄音機のレコード鑑賞会を聴かせていただいたのですが、日本に2台しかないという蓄音機で聴くノイズの入った枯れた音、胸の痛くなるメロディー、泣いてしまう人も居るそうですが気持ちが分かります。あのレコード鑑賞会だけでも充分すぎる価値がありました。

http://r.tabelog.com/oita/A4402/A440201/44000068/dtlrvwlst/

3度目の湯布院行きで憧れの宿に


 憧れているホテル、旅館は今でもたくさんある。「いつか・」と夢見ている。その中でも由布院「亀の井別荘」は最優先グループに位置していた。憧れていた理由は何だろう。

豪華・高級という点では、他に目の玉が飛び出そうな高額な宿はいくらでもある。
では美食か? 地の食材を中心に据えた食事であることは知っているから、それでもなさそうだ。

伝統と格式?ま、そんな大仰なことではない。


金鱗湖の隣に何とも独得のほんわかした暖かさと凛とした気品が漂っている宿。正体はわからぬ、その暖かさと気品が私の憧れだったのかもしれない。

巨大な別府温泉の陰で、大分の山間にひっそりとあった湯布院が、街興しの成功で全国に知名度を上げて来た話は、つとに有名だ。昭和30年、由布院町と湯平村が合併して湯布院町が誕生した。「街興し」「町つくり」の中心的役割を果たしたのが、ここ「亀の井別荘」の社長である中谷健太郎氏と、従姉妹のご主人である由布院「玉の湯」社長の溝口薫平氏であることもまた知る人は多い。泊まるからには、中谷健太郎さんと直にお目にかかって、いろんなお話を聞いてみたい。そう思っていた。

 昨夜の酒が未だ幾分残ってはいたが、早く目が覚めたので起きることにする。中2階の洋室から1階に下り、Uターンする形で更に下に下りて行くと、そこにはこの部屋専用の浴室がある。寒い。身震いする程寒い。寒いハズだ。今朝雪が降ったらしく、小さな中庭の木々にも雪が薄く積もっている。ザブザブと露天風呂に身を沈めると、昨夜から流れ込んでいた湯船の湯が盛大にこぼれ落ちていく。温泉の暖かさで緩む身体と、首から上が感じる寒さの対照。紅葉真っ盛りの雪景色を見たい!湯から上がって、金鱗湖まで散歩することにした。   

透明のアクリルの板が雪で真っ白になり、挟まれたもみじが押し花のように張り付いている。昨日到着した時は、カラリとした秋の空に紅葉が美しく映えていたが、今朝の雪をまとった木々は、一晩で大人びたようなシットリとした美しさを帯びていた。美しさの中にやがて果てることを知った哀感を秘めているようにも思える。朝餉の準備をしている宿の人以外、起き出していない静かな敷地を抜けて、金鱗湖に行く。途中の木々の紅葉はコワイ程に美しい。真正面に見える由布岳は白く化粧をしている。やがて見えて来た金鱗湖は、湖面には白い蒸気が濛々と、一方から逆の一方へ烈しく流れている。湖に温泉が流れ込んでいる所から蒸気が盛んに上がっている。昔「岳下の池」と呼ばれていたが、明治17年鶴崎の儒学者毛利空桑が「飛び跳ねた魚の鱗が、夕陽に映えて金色に輝くから金鱗湖」と名付けたそうな。

湯布院に観光で訪れる人は年間に300数十万人。たいがいの人は金鱗湖に足を伸ばし、そして隣接する「亀の井別荘」を憧れの目で見つめる。

人気の17番館に宿泊


 「亀の井別荘」は、敷地面積1万坪。その敷地に客室は、本館の洋室6室と民家風離れ15室があるばかりだ。一つひとつ趣きを変えた離れの中でも、17番館はことに人気があると聞いていた。もう長い間「亀の井別荘」に通い続けている友人ご夫妻が、今回の滞在で、お気に入りの17番館を譲って下さり、ご自分達は本館の洋室に移られた。

そんなことで、初の 「亀の井別荘」は、1番人気のある部屋に宿泊と結構づくめで始まった。萱葺き屋根の門をくぐる。奥の方に本館が見えて来る。フロントとラウンジの小さな灯りがやさしく誘うようだ。右には紅葉した美しい木々。17番館は、正面の庭を挟んで本館の真向かいにある。大きな独立した家屋の右側は16番館、左が17番館で入り口は新聞受けもある普通の民家の玄関のようだ。

 ガラリとガラス戸を開けて、中に入ると3畳の踏み込み部屋、左に広い和室がある。和室の右手には広い濡れ縁、奥は書斎コーナーのような2畳がある。濡れ縁の向こうは、芝生の庭になっていて、湯上りらしき客が散歩している姿も見える。部屋の突き当たりに開き戸の押入れがあり、テレビや冷蔵庫が収納されている。特段、飾り立てたところもないが、清潔で清々しい部屋である。文机の上に油屋熊八翁について書いた栞があった。平成14年の2月、3月新橋演舞場で「別府温泉地獄めぐり」の舞台公演があり、私は2度も見に行ったのだが、その主人公が油屋熊八で、この亀の井別荘は熊八の別荘として大正10年に建てられたものである。中村勘九郎扮する油屋熊八、別府で小さな宿を営む女性に藤山直美。すっからかんになって別府に泳ぎついた熊八が、持ち前のアイディアと行動力で、別府温泉に観光バスを導入、地獄めぐりの観光ルートを開設、別府温泉の看板を全国あちこちに立てて宣伝と八面六臂の活躍で、別府温泉を日本一の温泉地に仕立てる基礎を作った人物として描かれていた。

プログラムを読むとそれまで大人気を博して来た「浅草パラダイス」シリーズが一旦終了し、亀の井別荘に滞在していた中村勘九郎さんが、中谷健太郎さんから「面白い縁」の人物として油屋熊八の話を聞いたことが、「別府温泉地獄めぐり」公演のきっかけになったとあった。舞台出演者全員に自分の好きな温泉宿のアンケートがあり、勘九郎さん、波乃久里子さん始め多くの舞台人が、この亀の井別荘を上げていた。お茶と一緒に頂くお茶受けは「巳次郎柿」。中谷健太郎氏の祖父で、金沢からこの地に来て亀の井別荘を創設した中谷巳次郎氏の名前に因んでいる。無類の柿好きで、柿のある季節は、柿をむさぼるように召し上がったとか。柿の産地・耶麻渓の「渓月堂」と組んで作り上げたのがこの「巳次郎柿」と言う。

和室の左側には、広い板の間があり、正面が洗面、左奥にトイレがある。大きな布が下がっているだけでいきなり男性トイレなのでちょっとびっくりする。トイレと逆側に上る階段、下る階段。階段を下がっていけば、部屋専用の風呂と露天風呂があり、階段を上がれば、ヒミツの小部屋のような洋室がある。部屋に入ってすぐ気がつくのは、天井が高いこと。漆喰に剥き出しの梁とのコントラストが鮮やかだ。骨董品を集めたようなシックな家具と深い色のカバーで覆われたツインベッド。既にストーブで部屋は温められ、居心地の良さが嬉しい部屋だ。17番館の人気の秘密は、どうやらこの部屋にありそうだ。今晩は私がこの部屋を使い、男性陣には階下の和室で寝て貰おう。
  

南国風の大風呂

 17番館から出て右手に行くと、すぐ大風呂がある。右が男子風呂、左が女子風呂。湯船は真中に蘇鉄だろうか、南国風の木が生えた小島のような岩があり、それを取り囲むようにしてお湯に浸かる。何だかここだけ宮崎っぽい。温泉は透明でさらさらとした湯だ。洗い場も床も、石が1つ1つ張ってあり、冬場の石が足の裏に冷たい。大風呂の外には、桧作りの露天風呂があり、静かに湯を溜めていた。風呂から上がると、バスタオルも歯ブラシもたっぷり用意された脱衣場で寛ぐ。体重を知りたければ測ればいい。マッサージをしたい人はマッサージチェアに横たわればいい。温泉の薬効を更に高めたければ、温泉水を飲めばいい。洗面台も広い。良い温泉宿の条件には、風呂場の脱衣場も大事だ。

1万坪に建物が点在

 敷地の中をざっと説明する。まず客室部分だが、フロント、ガーデンレストラン「蛍火園」や洋室6室のある本館、中庭を挟んで私が泊まっている17番館と16番館、右手の渡り廊下を進むと、1番から14番までの和室の離れがある。その一角にはレンガ作りの談話室。渡り廊下のところどころにオリエンタル調の象の焼物がさり気なく置かれて道しるべとなっている。フロントはこじんまりとしていて、客に威圧感を与えない。フロントの前のラウンジには、ふんだんに飲み物が用意されて「お帰りなさい」「いらっしゃいませ」という温かい宿の気持ちが感じられる。本館から左手方向の先には、大風呂と宴会も出来る建物がある。

 客室部分から門をくぐって外に出ても、まだ敷地は亀の井別荘だ。1階が雑貨や食品を販売する「鍵屋」、その2階は茶房の「天井桟敷」、その奥の建物は、山家料理を出すレストラン「湯の岳庵」がある。今回の宿泊の前にも、ここまでは2度来たことがある。「天井桟敷」も「湯の岳庵」も大変な人気で入ることが出来なかった。亀の井別荘は、湯布院を訪れる人みなの憧れの宿なのである。「湯の岳庵」の奥の「雪安居」では、陶芸家の藤ノ木土平氏の展示即売会もやっていた。幾つかある古い建物には、今まで多くの芸術家達が寝泊りをして来たのだと言う。大分中部大地震で大きな被害を受けた湯布院は、そのピンチを辻馬車を走らせたり、音楽祭、映画祭などを開催して復興のチャンスに代えて来た。

映画祭に集まる映画人は金が無い。

「いいよ、いいよ、俺のとこに泊まっていけ。面倒は見ないから勝手に寝泊まりしろ」と、敷地にある建物を開放したそうだ。宿の経営をするまで東京の撮影所で助監督をやっていらした中谷健太郎氏の、映画人の後輩に対する愛情だったのだろう。敷地がただ広いというだけでなく、経営者の懐の深さまで感じる亀の井別荘ではある。    

 高級旅館では1人客は敬遠される。私なぞ、たいがいは1人旅だから何度断られて不愉快な思いをしたことか。以前、質問したところでは、亀の井別荘では1人客も歓迎しますよ、とのことだった。1人の場合は、本館の洋室に泊まる。今回、17番館を譲って洋室に泊まられた友人夫妻の部屋を見せてもらうことにした。本館の2階に上がる。骨董らしい家具のある落ち着いた洋室。風呂は桧作りで温泉が溢れている。洋室全室に温泉の風呂だとか。食事は、1階のレストランで取る。温泉に居ながら、ホテルのような「放っておいてくれる気楽さ」を味わうには、絶好の洋室である。今度は1人でここに泊まろう。   

さてさて楽しみの食事は

 和室の離れは部屋出しである。17番館の和室で、5人の賑やかな夕食となった。料理長の自筆の献立があり、たくさん食べられるぞ、と期待が膨らむ。笹茸、自然薯、酒肴盛り合わせ、お造り(平目、エンガワ、地鶏の笹身、砂ずり)、ハモ土瓶蒸し、ハモの骨と自然薯の唐揚げ、合鴨薬研掘焼き、蕪のクリーム煮、鯖の馴れ鮨、(私の持ち込みの小豆島の生オリーブ塩漬け)、山女魚昆布押し、手打ち蕎麦、雑穀米、味噌汁、漬物、デザート。豪華という食事ではない。

地元の食材を中心にした丁寧な料理を頂いた。食事の前に出た手打ち蕎麦にしても、蕎麦畑を持って栽培した蕎麦を使うという手間を掛けたお料理だった。常連の友人夫妻に前回は何をお出ししたのか調理長は覚えている。重ならないようなメニューを考える。部屋付きの仲居さんも、I夫妻とは長いお付き合いらしい。客と宿の関係と言うより、親しい友人の家に滞在するといった雰囲気だ。食事の途中から中谷健太郎さんも座に加わって、冷酒(宇吉郎)をグビグビ頂きながら、楽しい夜は更けていった。

朝食は、部屋出しもして貰えるのだが、本館のガーデンレストラン「蛍火園」で頂くことにした。紅葉した庭を見る清々しいレストランだ。洋朝食と和朝食があり、好きな方を選ぶ。私は和朝食にする。湯豆腐、ぐじの塩焼き、大根おろし、ほうれん草のお浸し、厚焼き玉子、きゃら蕗、漬物、梅干し、海苔、味噌汁、五穀米、デザート。五穀米が美味しく、同行の男性陣は3杯も食べた。売店の「鍵屋」で五穀米を買い求めた。

至福の時は談話室で

 どこも寛げる亀の井別荘だが、極上の場所は談話室である。

朝7時から夜の11時まで。暖炉では薪がパチパチ燃えて、煎れ立てのコーヒーが用意されている。

たくさんの蔵書、膨大なSPレコード。

犬が小首を傾げていそうな大きなスピーカー。

ゆったりした椅子。


宿のパンフレットには「退屈の折には談話室をご利用ください」とあったが、ここでなら何時間でも退屈を凌げる。美味しく楽しい夕食を終えた後、みんなで談話室に移った。中谷健太郎さんの話の続きを聞きたかった。健太郎さんの著書も読み、この亀の井別荘、湯布院の街を作って来られた人生を少しは知っているつもりではいるが、やはりご本人のお話に優るものは無い。

溢れる温泉と自然だけは豊かだが、寂れた山村の1つだった湯布院を、岩男町長、溝口薫平さんと一緒になって、全国有数の人気観光地にして来られた。

「明日の湯布院を考える会」を代表し、大借金をして北欧9ヶ国を回られた。真の意味の豊かさに遭遇して、カルチャーショックを味わわれたそうだ。

高い目標を掲げ、高い志を以って、努力した結果が湯布院という街だ。今や年間300数十万人の人が入り込む街になった。街は繁栄しているが、一方で自然は失われる。湯布院が湯布院の良さを残したままで、これからも発展して欲しいものだ。それを確認するためにも、これからもせっせと亀の井別荘に通うと思う。

談話室に収録されたSPレコードのコレクションが素晴らしい。昔の音を聞きながら、これからの湯布院を考えるのは至福の時だろう。
http://www.yumeko-club.com/hotel/kamenoi.htm


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44 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/04/08(火) 23:28:11 ID:uEY4LYrt

湯布院人気があるのが不思議な気がする。
くだらんネコキャラ土産専門店やつくってもないのに外側だけ醤油蔵とか わざわざ東京から行くところじゃない。 あれなら、浅草のほうが地に足ついてるしミッドタウンや表参道ヒルズのほうが実がある。 もう終わるね。


47 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/04/26(土) 10:41:11 ID:d/JBSrwq

御三家かせめてその次クラスの宿に泊まらないと良さはわからんだろ。
観光バスで乗り付けて数時間で帰る観光客と二極化してるね。

48 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/04/26(土) 23:07:57 ID:86Q4/kSg

御三家泊まって来たんだが、全然良くなかったんだが・・
風呂も飯もダメすぎだろ・・期待すると損するよ。

296 :名無しさん@いい湯だな:2009/01/28(水) 22:46:54 ID:l3gohmY+

御三家なんかねえよ由布院に 
勝手に連中や周りが御三家とか言ってるだけ 
高かろう悪かろうの恥さらし

489 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2009/10/17(土) 11:42:32 ID:Oy54tZKT

各旅館のHP見ましたが、1人4万以上するので一生行くことはないと思いました。 黒川に比べて全体的に高い所が多いですね。

490 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2009/10/17(土) 12:35:24 ID:yiSyq1AI

俺の感覚では、黒川は湯布院の二番煎じというか二匹目のドジョウを狙ったというか、そんな感じなので全体的に湯布院のトップクラスよりはグレードが落ちる印象
しかし、先達がある分、工夫されている部分もある

430 :広島⇒九州:2009/04/15(水) 12:25:14 ID:cEtG7Yp3

去年行ったけど、駅前のプチ原宿化には驚いた!
あんなふうになるように仕向けたのか?
湯布院に来る人のほとんどがこんな状況を望んでいないと思うのですが・・・

431 :名無しさん@いい湯だな:2009/04/15(水) 13:10:15 ID:q1vacTcp
>>430
俺もそう思った。西部劇の街のような安っぽい建物が建ち並んで侘しくなった。
もう少ししっとりした街づくりをしたほうが、温泉地として長持すると思うんだが。


435 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2009/04/15(水) 23:18:45 ID:RnkjHrqa

まあ駅前だけが由布院じゃないし、嫌いな人は行かなきゃいいだけじゃない?
長逗留すると田舎風景ばかりじゃ飽きるから自分はたまに湯の坪も観光客見に散歩行くけどね。
ああいうにぎやかな通りもあり、雄大な由布岳の景色と静かな田園風景や落ち着いた宿やおいしいレストランなど色々楽しめるが由布院の魅力じゃない?

436 :名無しさん@いい湯だな:2009/04/16(木) 00:26:42 ID:XMnenjGS
>>435
駅前だけじゃなくて、金鱗湖に近い方でも同じ街並というかもっと酷いな。
いい旅館はあると思ったが、店の街並は何とも安っぽくてダサイ。

438 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2009/04/16(木) 02:47:40 ID:norA5Um/

でも何だかんだ批判しても湯の坪街道は平日から人が溢れて賑わってるけどここで評判のよい?湯平は閑古鳥が鳴いている。 観光客としてはああいう安っぽくてちょっとダサイぐらいのほうが非日常的で盛り上がるんだと思う。
普段ジブリや鬼太郎ショップなんて絶対行こうと思わないけど観光地で彼女と入ると童心に戻って意外に盛り上がれるw

285 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2009/01/15(木) 12:49:04 ID:AMYbn6aC

レベルの低い、輸入雑貨スーベニアショップ乱立で萎える。 俺は高尚だから、南青山3丁目の路地裏のカフェかむしろ銀座や浅草の佃煮屋だね。わざわざ東京から行くところじゃない。

若いモンはいいさ。けっこうな年寄りが「かわいーい!」なんて集っているのがナサケネー。

っーか、湯布院好きってかつてのクロワッサン愛読者だった層だろ。
「○○のフードディレクターをなさっている○○さんの、輝いている日々をレポしましたぁ」
なんて、まだそんな絵から抜け切れないのが集ってきているんだと実感したよ。

458 :名無しさん@いい湯だな:2009/07/14(火) 20:26:12 ID:NNPJ78Bt

九州人はともかく東京からわざわざ行くところでないね。由布院。
箱根、伊豆経験者は失望する。
ひと昔前の清里メルヒェンから抜けられないオバちゃんなら煎ってよし。
それに甲斐駒と由布岳じゃー。清里の勝ち。

600 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2010/02/06(土) 00:17:59 ID:wLtDLWcV

湯布院ってまさにスィーツ温泉だと思った。
いかず後家ananのさいごのたまり場


49 :列島縦断名無しさん:2005/09/24(土) 02:39:49 ID:g/7AVt5NO

湯布院なんもねーばい。
地元人より。


439 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2009/04/18(土) 17:21:23 ID:5IY69RH9

湯布院に1度観光に来てみて、もう1回来たいと思う人このスレにどれくらいいるんですか?
前にTVか何かでリピート率が高いと聞いたけど、湯布院なんて1度来たら飽きません?

あるのは山と温泉くらい、妙な店ばかり立ち並んでるだけの町の良さが分からん

と、地元のガキが申しているんですがどうなんでしょうか?


477 :名無しさん@いい湯だな:2009/09/22(火) 20:20:08 ID:LkxHsDaV

由布院人だけど、この連休中に箱根湯元と芦ノ湖いってきたよ。
湯平を抜いて考えると、箱根のが勝ちかもしれんね。
湯元駅降りてすぐの通りは湯の坪通りと比較にならんわ。
やっぱ湯布院は湯平と塚原がいいな。


510 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2009/10/18(日) 22:53:51 ID:STzQxA76
>>477
>湯平を抜いて考えると、箱根のが勝ちかもしれんね。

ようこそ。由布院人さん。あなたと同意見です。
こっちは神奈川人。でも箱根湯本は湯の坪通りとは比べることはできないかも。湯本は街だけど
湯の坪通りは観光用にしつらえたそれ用のコースですね。テーマパークでしょう。

東京では各駅に、「由布院&黒川」のセット旅行が多くて 大分空港から2つの温泉を直通でバスが結ぶプランが隆盛です。由布院パスして湯平泊まろうとしても、宿代込みだから身動きできない……

257 :名無しさん@いい湯だな:2008/12/13(土) 16:08:20 ID:hKYaIFNS

湯布院好きは、県外の人々だけなんだけどねW


259 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/12/14(日) 23:07:28 ID:G8LNhUbH

青年団のお陰やろ?
ここまで有名になったのは?
温泉なんて大分にはいっぱいあるし、、昔の湯布院はホントに良かったのに

260 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/12/15(月) 10:49:25 ID:qnyoTeQA

あの安っぽいお土産ショップが並んでいるのが情けないな。

558 :名無しさん@いい湯だな:2009/11/24(火) 22:34:08 ID:3dJItc0c

行ってびっくり金鱗湖。 池だよね。
あれを湖と呼ぶ湯布院が悲しいぜ。

559 :名無しさん@いい湯だな:2009/11/25(水) 01:22:03 ID:PRNKM/Xr

ぶっちゃけ湯布院って行く価値ある温泉なのでしょうか?
初心者なので良く解らないのですが・・


560 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2009/11/25(水) 01:55:50 ID:HEj/2mEy

初心者でよく分からない人にはうってつけのような気がする。

561 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2009/11/26(木) 17:10:37 ID:N5LUOAq8

湯布院って最初に行くにはいいかもな。
観光地化されてて、人大杉なのがどうも好きではないが。


563 :名無しさん@いい湯だな:2009/11/26(木) 19:51:16 ID:kLemFItz

30年前行ってた頃は、本当に寂れて風情があってよかったよ!
今の湯布院って、田んぼだったとこに巨大モールが建設され、突然賑わうって状況に似てる・・・

564 :名無しさん@いい湯だな:2009/11/26(木) 20:14:51 ID:TjjyuIwV
>>563
県外資本が入ってきたからね。地元もなんとか景観などを守ろうと努力してるみたいだが、
県外資本は言うこと聞いてくれないみたい。

566 :名無しさん@いい湯だな:2009/11/26(木) 22:57:33 ID:/1zI5IZq

あの土産物屋通りの街並が何とも言えず安っぽい。

571 :名無しさん@いい湯だな:2009/12/10(木) 00:43:51 ID:PPV/yiTN

テディベア、オルゴール、訳わからん美術館等々ができた時点でオシマイ!

91 :名無しさん@いい湯だな:2008/07/10(木) 16:19:50 ID:4ONjJCms

テレビで持ち上げ過ぎ・湯布院など別府のついでに・行こう!
大分県民に評判悪い

92 :名無しさん@いい湯だな:2008/07/11(金) 06:25:52 ID:Lh3MRG+S

そりゃ田舎者だから、田舎にゃ興味ないわな。

93 :名無しさん@いい湯だな:2008/07/11(金) 16:21:49 ID:NeEPnxEv

24時間営業で田舎に住んでる奴がわざわざ金払って田舎に行くわけないもんねw

134 :名無しさん@いい湯だな:2008/08/21(木) 14:16:20 ID:VksUruBG

いまだにフランス風文化の香りを地方から発信する湯布院に釣られる香具師が絶えないのでバリバリ盛業中ですがなにか?

136 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/08/22(金) 01:18:41 ID:WTmG5I53

湯布院にフランス風文化の香りを感じるとは、感受性の強いお方ですなw

101 :名無しさん@いい湯だな:2008/07/30(水) 22:30:18 ID:XpVMcPRH

5年ほど、毎年湯布院に行っていますが今年はあまりに雰囲気が変わってがっかりでした。 湯布院も終わりなのかなとちょっと残念です。

今に始まったことではないかもしれませんが、アルテジオはうさんくさいダブルのスーツを着たおじさんが「会社」で借りていて中には入れず。 展示会か販売会でもするところに成り下がってしまったのかな。

すれちがう観光客は様子のおかしい韓国人ばっかり。
次は湯平にでも行ってみようかな。

103 :列島縦断名無しさん:2007/02/20(火) 20:40:39 ID:EFVNtVv3O

湯布院ってなんか勘違いしてる宿多いよね


137 :列島縦断名無しさん:2007/12/18(火) 14:20:36 ID:KC9TpCCCO

土日に初めて行って来た湯布院って寂れる前の清里だと思った

144 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/09/01(月) 21:08:17 ID:xXB8K/gj

なぜ人気あるのかわからない観光地。古い新しいじゃない。イマジネーションのかけらもない。

145 :名無しさん@いい湯だな:2008/09/02(火) 00:32:41 ID:CmYlvmuC

あちこち観光慣れした方々が惚れ込む場所らしいからね。
シモジモの者には解らない何かがあるんだろうねぇ。
もっとも地元の者も分からないんだってw

84 :名無しさん@いい湯だな:2008/06/04(水) 06:09:43 ID:OitJ4zQy

自分は由布院より湯平が好きです。

先日も行ってきたが雨で石畳が濡れてまた良かった。 事前に調べて行ったゆのひらんアイスどれも美味だった。入口の土産物屋で買ったが店員さんが美しかった。

旅館も安いのに料理は腹一杯。女将さんの優しさも身に染みる。山頭火の気持ちもよくわかる。

歳を取って湯平の良さがやっとわかるようになった。次で共同浴場全制覇できるな。

85 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/06/07(土) 17:16:44 ID:pQ1KlGwk

湯平はほんとにひなびてて、昔の湯布院みたい。
金の湯とか、はいりました。

147 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/09/02(火) 23:05:10 ID:rEd11Mnj

価値のあるのは一部の宿だけだな。 街はすっかり変わってしまった。

148 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/09/02(火) 23:32:03 ID:6KTo4Yp1
>>147
去年は湯平泊まって、翌日湯布院で5時間時間とったんだけど正直、1時間で飽きてしまった。湯平で時間つぶしたほうがどれだけ価値が高かったか。電車なんで自由がきかなくて残念。

昔は良かった………のか……。

2007年のあの状況だと、清里にも劣る。
湯布岳と八ヶ岳では後者に軍配。
ガラス工芸館だとか、○○博物館とか安易なヤツ
あんなのしかないのかよ。

149 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/09/02(火) 23:41:22 ID:rEd11Mnj

毎年御三家を中心に2、3泊で行くが、もう街は素通りだね。
なじみの宿でゆっくりするだけが目的になってしまった。
街をちょっとはずれたところから見る由布岳の姿は変わらないのに…


150 :名無しさん@いい湯だな:2008/09/03(水) 07:07:54 ID:tjD6AGQi

街をちょっとはずれたところから見る由布岳の姿は変わらないのに…

禿同、金の亡者が増えたってことでしょね。
町で観光客相手の商売してる人は、もう一度何もなかった頃の昔の素直な心で、由布岳を見てみて欲しいですね。

それと、良くある3番煎じの聞き飽きた都市田舎文化論はもうやめて欲しいです。そんなモン聴きに行く訳じゃないです。 昔はバンダナ・ヒゲ・ジーンズという定番スタイルの親父からこんな話を吹きかけられて辟易しましたが…

156 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/09/03(水) 21:12:58 ID:6LeXAmrC

うん、だって湯布院ならではのものなんかひとつもないもん。
高級旅館は、赤坂の料亭みたぃなものか。
閉ざされた空間だったら他にいいとこいくらでもあるでな。


158 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/09/04(木) 08:59:01 ID:A97Iwlok

亀の井旅館は、様々なアイデアで別府を有名にした 油屋熊八が別府で経営していた旅館で、今の亀の井ホテルの前身。

熊八が中谷巳次郎とともに、由布院の金鱗湖畔に建てたのは亀の井別荘。

天井桟敷や鍵屋はオープンだけど、湯の坪で満足する人たちが押し寄せるのは迷惑だな。

160 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/09/07(日) 07:34:34 ID:SODst/Z7
>>158
その中谷巳次郎の甥が物理学者寺田寅彦の弟子にあたり、「雪に関する研究」で有名な中谷宇吉郎。

その中谷の随筆「由布院行」で由布院の原風景とも言える当時の姿が描かれている。

甥の目から見た伯父の闊達な様子が活き活きと描き出され、名随筆だと思う。
ちなみに中谷巳次郎の孫が現亀の井別荘の当主中谷健太郎氏である。

昭和初期の由布院や別府早創期のことを下調べしておけば、由布院散策にも味わいが深まるものだと思う。 もっとも、逆に落胆が深まるのかも知れないが。

165 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/09/19(金) 19:36:06 ID:NOeKpDYS

亀の井別荘も玉の湯も、それなりに雰囲気があって悪くはない。 しかし、最高だとは思わない。食事も、質より量という感じだ。

170 :名無しさん@いい湯だな:2008/09/21(日) 10:54:51 ID:DbA0V6zT
>>165
どちらも田舎料理を食わせるところなんだからあれで良い訳で、最高の食事を求めるのなら別の施設を選べよな。

180 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/09/27(土) 22:08:23 ID:BLK1TkvQ

玉の湯の料理も美味しいと思うけどなぁ。
豪華!って感じじゃないんだけど、素材の旨みというか何というか。
とにかく日本酒が進むし、滋味あふれる感じで好き。
腹一杯になるまでリクエストすれば持ってきてくれるし。
また食べたいなぁ。


182 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/09/28(日) 23:27:15 ID:H6LNxW6B
>>180
あれは究極の田舎料理だな。もてなしも含めて、実に旨い。
滋養という言葉がよく似合う。
形で料理を評価するようなやつにはわからんだろう。


594 :名無しさん@いい湯だな:2010/01/16(土) 15:38:17 ID:azyBD8/z

1月4日に玉の湯、5日亀の井別荘、6日に山荘無量塔に夫婦2人で泊まってきたけど、
温泉でのんびりなら亀の井別荘かな。料理も1番良かったと思います。
大分空港からレンタカーで行ったんですが、スタッドレスタイヤにしておいて正解でした。

581 :む~みん:2009/12/18(金) 21:32:07 ID:HsIysM2n

由布院の玉の湯、期待しすぎていたのかもしれないけど、がっかりした。。。
絶賛する人間が理解できない。
一流の旅館に泊まったことのない人間が言ってるんじゃないのかと疑いたくなる。
値段だけは一流だけど、料理も建物もサービスも満足いくものじゃなかった!!!
おかみはもっと勉強しなきゃいけないと思いますよ。

55 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/05/01(木) 04:56:35 ID:70VMRo4Q

玉の湯に行ってきた。対応がものすごくちぐはぐだった。 いったい何なんだろう。できる人と、ぜんぜんできない人がいる。

客室清掃の人と動線上よくすれ違うんだけど、なんか非常によそよそしくもじろじろとこっちを見る。
フロントのスーツを着た若い人は近場の見所を聞いても全くホスピタリティーのかけらもなく、壁に向かって話してひとりで笑ってるみたいで変だった。 で、同じくフロントではバーバリーのシャツを着た見習いのおばちゃんが清算をしてた。チェックアウト時、ミニバーの清算のタイミングで、夕食時の飲み物までごちゃ混ぜにして言ってきて訳がわかんない状態に一度なった。 こちらがミニバーは瓶ビール2本と言ったら「熱燗2本も召し上がってますよね?」という感じで。

サポート係の人はすぐに全額ゼロにしろと指示を出してたが、こちらからゆっくりと説明しなおしてきちんと清算はした。 ミニバーが完全申告制だからって、夕食時にオーダーした飲み物まで申告させられるとは思ってもいない。後味が悪かった。

夕食は名物のレストランがオーバーブッキングしたということで部屋食を勧められた。 こんなことは他ではいままで一度もない。部屋数が少ないこの旅館でこういうことを言われるのはなぜだろう。とにかくレストランは人気があるから、宿泊客をどけてでも食事のみの予約を受けようとしたんじゃないかと勘ぐってしまう。チェックインが早かったので、きっと最初に回ってきたんだろう。

仲居さんはものすごく忙しそうで、ほどんど会話はできなかった。(部屋食のオファーを受けた)
料理と料理の間も、ものすごく開いた。 部屋数が少ない旅館なのに、ぜんぜん手が行き届かないというのは、これは現状、極端に人を削っているんじゃないだろうか。

仲居さんは心付けをあっさりと受け取り、その領収書を渡してはくれなかった。高級旅館はたいてい領収書をくれると思っていたが、ここは違うらしい。 たしか「うちはみんな分けるんです」と言ってた気がするがこれは別のところかもしれん。

結論として、ここって「最近経営者変わったんじゃないの?」って印象でした。
なにかとよそよそしい。ギスギスした雰囲気。地元のことに無知なスタッフが多い。
高いお値段には、今は釣り合ってないね。

よい面はというと、できる人はいて、その人が対応してる限りは高級旅館という感じ。

料理はおいしい。細かいリクエストを聞いてくるのが面倒に感じる反面、満足はさせてくれるし、満足させようという心意気がものすごくあるとおもう。

「普通の煮物で申し訳ないんですが、これがすごく人気があるんです」と言って持ってきた煮物はすごく美味しかった。
夕食のメインディッシュ、一人がステーキ、一人が鍋を選んだんだけど、結果的にはそれぞれ二人前ずつ持ってきた。 仲居さんもそういう注文を積極的に勧めてきた。 部屋は広くてきれいで、風呂も温泉で、縁側も庭も落ち着けて、いい感じでした。

落ち着いたらまた行ってみたい。そんな玉の湯。
前に一度行った夢想園は今と比べて結構安い値段で行ったんだけど、期待せずに行った分かなり好印象が残っていて、また期待せずに行きたいなと思っています。 私的には夢想園のほうが落ち着く。

玉の湯も、由布院同様ミーハーにならずにいい面をしっかり残して生き残ってほしいですね。

57 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/05/01(木) 05:43:28 ID:70VMRo4Q

追記です。

夕食のメニューには載っていない生ハムが出たんですけど、(レストラン辞退の埋め合わせ?)
かなり美味しい生ハムでした。九州地元産って事だったんですが、以前イベリコ豚の足一本買ったときと
ほとんど遜色ないお味でした。きっとあれはバーのメニューで、そこで注文したら高いもんなんだろうと思いました。

そのあたりはやっぱり気が利いているなと思った次第です。

63 :名無しさん@いい湯だな[sage]:2008/05/04(日) 15:22:37 ID:qW3LiEcR

私は玉の湯はいわゆる「高級旅館」ではないと思ってます。
なんて言えばいいのかな。田舎のもてなしのすごくいいヤツみたいな感じ。
悪い意味じゃなくて、それが玉の湯の存在価値だと思う。
http://unkar.org/r/onsen/1195590472


▲△▽▼
▲△▽▼


 大分や熊本の人気の温泉は素敵、素晴らしいという声はよく聞く。確かに、中九州の大分・熊本の温泉地は、旧来の温泉旅館のイメージを壊し、そこにあった欠点を全て払拭している。 団体旅行専用宿を排除し、かけ流しを基本とした小さな浴槽を用意し、個に籠もる客の意識に配慮して個室露天風呂をもうけている。「カニ足、茶碗蒸し、天ぷら」という本倶楽部非お薦めの日本旅館三悪料理も極端に少ない。上等な田舎を意識した凝った内容に外観、始めていった客は誰もがあっと言う演出だ。

 しかし、中九州に通い続けると急速に飽きてくるのも事実。よく見ると、どこも金太郎飴のように同じ。黒く塗った木材に白い壁、焼き杉の内装材、掃いて捨てるほどの地鶏地鶏のオンパレードに創作懐石と銘打った茶道を無視した懐石、内湯を無視し体まで洗わなければいけない凝った露天風呂、売店で売る地元生ジャムや無農薬野菜・味噌。何故こうなるかというと、由布院御三家などをのぞいて、かなり多くの宿に同一の温泉宿コンサルタントがついているからだ。

都会では、暴走族のごとき当て字漢字の創作懐石店が若い女性に流行っている。陳腐な安い素材を如何に「いい感じ」に見せるかは、全てお籠もり感の内装とメニュー造りによるが、これはほとんどがコンサルタントの知恵の結集。だから、どこも同じような中身になる。

そんなものに、飽き飽きしたら是非とも伊豆箱根の高級宿をお薦めする。名旅館としての歴史と伝統は、内装一つ従業員の動き一つに現れており、失礼だが中九州のの宿が束になっても足元にも及ばない。そこにあるのは、まさに引き算の美学。凝った演出などどこにもない。あるのは、本物だけが持つ安心感だけだ。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~umayu/page156.html


別荘時代の建物を生かし、この宿の来し方を静かに楽しんでいるような日本の風情や季節の移ろいを大切にした洗練された古き空間は、由布院御三家や黒川に代表される九州の新興勢力には逆立ちしてもかなわない贅があります。そう言う見た目に新しく創作に走った料理を求める方には関東の高級宿は理解できないでしょう。

 でも、温泉旅館が好きな方、九州の旅館が好きな方も、一度でよいから、この宿 石葉や あさば、蓬莱、指月に泊まってみていただきたいと思います。本当の贅沢とは何か、いちいち誰から指図をされなくとも、この国に生まれて良かったと思える瞬間があるはずです。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~umayu/page219.html


東京駅から快速アクティーで1時間あまり、東海道本線の通勤電車でも行くことの出来る温泉地が湯河原。湯河原は、東京近郊温泉の持つムードと、真鶴などヨットを浮かべた湘南ボーイの持つムードと二面の顔を持つ。そのため、駅前にはアメリカンテイストのカフェがあったり、芸能人の別荘があったりする中を、平日でも大量の温泉客がぞろぞろと歩いている。これだけ東京から近いので、いわゆる上質な高品質旅館も目白押しの状態なのだ。

 ところで、湯河原・熱海・箱根の高品質旅館と最近伸してきた由布院御三家(玉の湯、亀の井、無量塔)などを泊まり歩いて比較すると全く違うことが分かる。

 書きようによっては、多分嫌らしく聞こえるので、誤解のないようにお願いしたいが、その差は「無理」の差ではないかと思う。全国の高級宿の価格帯は4万円~5万円と同じなのだが、性格が大きく異なる。たとえば、由布院御三家を中心にした由布院・黒川近辺には高価格帯を支える人口はほとんどいない。そのため、わざわざ遠くから客に来てもらうために、一生懸命の工夫と努力がかいま見られる。たとえば、玉の湯。旅館だけでなく、レストラン、カフェ、農産物販売所・・・・・。無量塔も旅館以外に、ロールケーキ販売所、チョコレートショップ、蕎麦屋、美術館・・・・・・。由布院や黒川など、誰が始めたのか、従業員は土間にも板間にも跪いて客と細心の注意を払って客と話す。まさに、女王様対応。そのどれもが悪いとは言わない。一つ一つは大変良い努力だと思う。

 しかし、残念ながら、その一生懸命さが無理に無理に無理に無理をしているようにしか見えない、、、、いわば息が詰まるようなときもある。素敵な家具の後ろは、綺麗だが合板ボード・・・・・なんていうことも多い。

 西日本各地と東京では、推定でも平均年収は1.5倍から2倍違う。高額収入者は、比較にならない。そのため、毎日高級宿に泊まり歩いても、全く問題ない階層の人も多くいる。それが現実です。だから、東京から一番近く、高品質な湯河原の宿には、そこまで努力しなくても客は来る。むしろ、目立たず、小粋で、本質的に上質な宿であればいいのだ。西日本の宿も良いが、時々はこのあたりの高品質な宿に泊まらないと、本当の意味での上質な宿は分からないだろう。

 湯河原にはそんな宿が多く、昔から多くの経済人・文人・政治家・そしてお金持ちの暇人が多く訪れてきた。指月は、そんな湯河原では新参の高品質宿。東海道線の通勤電車を降りて湯河原の駅からタクシーに乗ると、やがて道路は谷にはいる。ここが奥湯河原で、本当の湯を持つ宿はここに多い。海岸近くの大規模な宿は、温泉風がおおいのでご注意を。

 その、奥湯河原の最深部に建つのが旅館「指月」。別荘に囲まれ、何か普通の上質な家か別荘にしか見えない。小さな看板があるのみ。この奥ゆかさこそが、この近辺の宿の真骨頂。大抵はお忍びで来るのである。五足のくつのようにずらっと出迎えられてはたまらない客が多いはずだ。玄関先に客が止めたゲレンデヴァーゲンがいかにも様になっている。

 さて、客室係も女将も、意外にほどにサッパリして、最近のおかしなバカ丁寧日本語は決して使わない。ここぞと言うときはガハハと笑うし、対応も「ドスコイ、ドスコイ」。客もあまり部屋から出てこないので、パブリックスペースもなく、もちろん土産物なんて・・・・ない。まさに、お忍びで来る宿だから。

 風呂は、大きめの家族風呂が2つ。5室の宿なので、それで良いのだろう。一つは館内の内湯、そしてもう一つは茶室を模した離れの風呂。まずは、離れの風呂の方から入った。清掃用意が出来ると、部屋に連絡が入る。京風枯山水に丁寧に作り込まれた庭の飛び石を数m歩くと躙り口より檜造りの離れにはいる。すると、そこにこじんまりした脱衣場、そして檜の湯室がある。

こんな宿に来てまで温泉チェックかと思われようが、高級宿だろうが、安宿だろうが、共同湯だろうが平等に見るのが我々のポリシー。事前に、共同泉源の位置と成分データを確認しておいた。排水溝は一つで、そこに吸い込まれる完全かけ流し。香しき石膏臭のアロマ、カルシウムの存在感を示す湯の味、どれをとってもかなり新鮮な源泉掛け流しであると確認した。掛け流される湯の音と渓谷の沢水の音のハーモニー、体に染みいる成分、そして顔をおった手から漂う石膏臭のアロマ、実に幸せになれる。

 もう一つの内湯にも入った。こちらは、伊豆石を使った浴槽で湯はたっぷりあるかけ流し。完成年度が早く、湯口にはかなりの硫酸カルシウムが結晶化している。

 さて、ここのスペシャルは京都大阪の素材を使用した京懐石。最近の料理人は京都の角屋から招いた。基本は京風だが、塩分は若干関東に合わせている。関西から行くと違和感があるが、東京の人が落ち着けよう。

メニューは、月替わりのものという決まった物はない。その日に入る素材によって決まる。おそらく、素材にかける情熱と金額のすばらしさは日本旅館一であろう。

この日のスペシャル素材は、間人(たいざ)ガニと長岡の竹の子。

朝どれの間人ガニをその日の内に空輸し、ほとんどレアの状態の焼きガニで食べさせる。

また、竹の子は、この時期なら安定してはいるのは九州産だろうが、長岡の超早取りにこだわった一品。実に甘い。

 そして、ここで人生最大の素材と出会う。それは、丹後の「しび」と淡路の「アオヤギ」。しびをご存じか。

クロマグロ、本マグロのことで、古事記でも使われている古語。丹後地方だけに残っている言葉だ。ここでは、中トロと赤身を頂いた。「すきやばし次郎」でも「あら輝」でも、銀座「青木」でも「おけい」でも味わったことのない、この脂は何だ!! 
漂う高貴な香りと酸味と甘みのバランス。連れとともに「おー」「おー」「おー」としか声が出なかった。接近写真をとるのも忘れてしまった。

淡路のタイラギは、何とも椀からはみ出すほどに巨大。舌を突き抜け、口蓋骨にまで染みいるほどのコハク酸の旨味。いったい、この夜は必須アミノ酸を1年分とった気がしたのだが。

能登産このわたの茶碗蒸し       
向附丹波産大豆の煮豆        
相模湾河豚唐揚
これが「しび」               
京都産の蕪                
海老芋団子
間人ガニの味噌(ピンぼけ)       
長岡の竹の子の土佐煮
淡路産タイラギの吸い物        
驚異のサイズと旨味

 朝は、ほぼ限界にまで出汁を含んだ出汁巻きが旨い。胃が舌が一気に飛び起きた。まさに口福。幸せはここにあることを連れと再確認した。

「どすこい」部屋係の豪快で繊細なもてなしは最後まで続いた。二人で10万円は超えたが、またがんばろう、いつかここにと誓える宿だった。

朝は三陸の煮鮑から始まる贅沢    
真魚鰹の西京焼き           
自家製湯豆腐
蕪蒸し                   
出汁巻き                 
御飯と赤だし

 注文は、もっと旅人にぐだぐだとさせて欲しい。朝食の時間などもっと遅くても良い。ゆっくりしたときの流れは、この宿に必要なペースだ。なお、読者は「こんな宿は関係ない」と言われるかも知れない。しかし、帰りのタクシーの運転手さんは、プライベートで2度この宿に泊まったことがあるらしい。遊び方を知っている客も関東に多いと言うことか。数年お金を貯めて、この宿に泊まる。それが粋というものだろう。そこには、新鮮な源泉湯のかけ流しも待っている。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~umayu/page028.html
2:777 :

2022/06/19 (Sun) 20:36:21


湯布院の温泉宿御三家「亀の井別荘」、「玉の湯」、「山荘 無量塔(むらた)」のレベルは?


九州にもお気に入りの温泉があります。 それは湯布院です。


 毎年7月最後の週の木曜日から日曜日まで開催される「ミュージック・フェスティバル」や、8月最後の週の水曜日から日曜日まで行われる「湯布院映画祭」等、けっこう自分好みのイベントが多く、しかも車を飛ばせば2時間半程度(実際は2時間くらいで着いているようですが)で行くことの出来る、ちょっと軽井沢を思わせる素敵な街並。最近台頭してきた黒川温泉とは趣を異にし、温泉だけでなく、町自体を楽しむことが出来る温泉街は、なかなか他に類をみません。


 湯布院は昭和30年、由布院町と湯平村が合併して誕生した町です。お湯は弱アルカリ単純泉が主で、刺激が少なく優しいお湯のため、腰痛や神経痛のほか、疲労回復、術後保養などに良いとされています。


 当時は別府に押され、単なる山間のひなびた温泉地だったこの地を「町興し」した中心人物が、「亀の井別荘」社長の中谷健太郎氏と、従兄弟で「玉の湯」社長の溝口薫平氏でした。 中谷健太郎氏はかつて映画監督だったこともあり、映画祭の企画に一役買ったわけですが、その映画祭も今年で31回目となります。中谷氏との関係もあって湯布院は映画俳優に人気があり、俳優の山崎努がよく亀の井別荘に泊まっていたとか。

 ここは散策に良い金麟湖のすぐ傍にある由布院でも老舗中の老舗で、1万坪もの広大な敷地の中に離れや談話室、大浴場などが建ち、敷地の中には「鍵屋」と呼ばれるお土産屋や食事処の「湯の岳庵」、喫茶「天井棧敷」など、湯布院でも人気のお店があります。それでいて、宿泊客専用の萱葺きで造られた門をくぐると人気も無く、閑静な別世界が広がるのですから、なんとも不思議な宿です。


 湯布院の温泉宿御三家はと言うと、上記の「亀の井別荘」 「玉の湯」と、最近とても評判が良い、


「山荘 無量塔(むらた)」
(湯布院町川上1264-2 TEL:0977-94-5000 予約は電話のみ42,000円~)


でしょうか。部屋は8室しかありませんが、創作山菜料理の「茶寮 柴(さい)扉(ひ)洞(どう)」と、オーディオマニア垂涎のアメリカ・ウェスタン・エレクトリック社製スピーカーが鎮座する「Tan's(たんず) bar」が併設され、まるで別世界です。

 確かにこれらのお宿は素晴らしいのですが、その宿泊料金も唸らせてくれるものがあります。湯布院の宿は基本的に宿泊は2名以上なので、無量塔のそれなりに良い部屋に泊まると、軽く2人で10万円は超えてしまいます。ましてや2泊以上となると、まだ山のように借金を抱えている私には、なかなか気安く利用出来るものではありません。

 そこで私が探し出したのが、「山荘わらび野」 (湯布院町川北952 TEL:0977-85-2100 FAX:0977-85-3618 23,250円~ E-mail:warabino@qs-net.com 露天風呂あり)です。

 敷地は1,000坪とやや小振りですが、10室全て露天風呂付きの離れ数寄屋風木造となっていて風情もあり、特に秋は紅葉が見事です。交通手段としては湯布院インターに近く、車で行くにはとても便利です。
http://members.jcom.home.ne.jp/k.kusunoki/writing/onsen.htm





湯布院の夢と、ひとびとの消えゆくさま 2008年 04月 16日


湯布院って、温泉町(街じゃないな)があります。由布院とも書く。

東の横綱が草津、西の横綱は湯布院。

さて、アタイは、ひょんなことから湯布院に行くことになりまして、昨日帰ってきたんです。無量塔(むらた)という、湯布院御三家と呼ばれる旅館がある。

そこのBarというか喫茶室に、Western Electric 16aってデカイスピーカーがある。


WEというのはオーディオ界においては伝説の領域、ALTECもJBLも3極真空管300Bのハナシも、遡るとそこにいきつく。

WEの製品は、東京でも聴けるところはいくつかあるのでしょうが、無量塔のこの雰囲気がヨサゲでいってきたわけです。試聴用CDは例のEフリードマンのツゴイネル、そして亡くなった石野見幸(美幸の方がいいな)

真ん中に紅い16aがあって、低域のコーンが左右にみえる。小さくみえるラッパがツイーターです。

広い席には品のないオヤジ連中がタバコを吸っている。俺は、こーゆう人間が大嫌いなのよ。HiFiセットの前で音楽も聴かないでタバコを吸うなんて、典型的な
マヌケ人間。禁煙にしない無量塔も悪い、評価-1


露骨にイヤな顔をして、ここは禁煙の席はないの?って聞いてみたのよ^^

そーしたら11時から禁煙だと??

よく、わからないけど、外で5分くらい遊んでいたら、タコが帰ったので品のいいみっちゃんのご入場・・

ばははは、クラシックにしてくれというから、自分で焼いたVi特集のCDをだした、録音は最悪。このCDを再生できたら装置は一級品。

ところが、ウエイターがなにもわかっていない。

音が小さい!

大きくしてくれって言ったら、ほかのお客様がいるから、ほどほどでだと@@

おい、ここはWEの装置を売りにしている音楽場だろ。等身大の音を出さずに、なんで、音楽がわかるんだ、ふざけろコロッケ。。


社長は天才とかいわれているオトコのようですが、こんな営業姿勢じゃ
たいしたことない、評価-2


で、遠くからきこえる音を聴いていたんですが、うほほほ、音はいい。

諸君の駄耳じゃ、どこがいいかわかるはずもないけど、中低域の透明感と膨らみ、そしてウーハーとの繋がりがいい。高域も無理に伸ばしていない。オケの合奏部が厚みをともなって自然に再生される。

この装置で「運命」を全開にして聴きたかったのですが、望むべくもなく
柔らかいケーキみたいものを食べて帰ってきました。で、消化不良だから、アーデンという喫茶店にタクシーで直行。


装置は午前中はTANNOY、午後はパラゴン。

レビンソン、マッキン、WadiaのDACと、まあ、客を呼ぶ材料はそろっている。


で、音は悪い^^


品のいい女性がやってるから悪口を書く気は毛頭ない。ただ、俺は妥協はしない、そーゆうオトコ・


癒しの音楽だ、聴きやすい音楽だ、なんていうならBOSE301と90年代の国産アナログプリメインで充分。けれども、これだけの装置をそろえて、HPを開いて、東京在住のみっちゃんにまで宣伝をしてるってことは、それだけの自負心、気概、プライドがあると、俺は思う。

だとしたら、少なくとも無量塔あたりに足を運んで、他店の音をチェックすべきだろう。

石野の声はドーマ声だし、エリックドルフィーのバスクラは何の刺激も与えない木管奏。これではパラゴンが泣く。


パラゴンは70年代以前のソフト用、中高音が強いので、倍音を響かせた鳴らせ方をしないと聴くに耐えない音になる。だから、真空管マッキンとトーン回路が必需品。

ハイを微妙に調整する。

プリにレビンソンをもってきたら、高域がキツくなるからATTで絞るしかない。

高域がまったく出てない音を、まろやかと勘違いして聴くことになる。

あのダルイ音は、バックがコンクリか石だったので、低域がかぶっているのかもしれない。

TANNOYの下にはTAOCと思われる鉄の台が置いてあったようだが、あれもダメ。

TANNOYの低域はそもそもユルイ。

それを締めるために鉄の台を置くというのは、邪道、音が死んでしまう。

せめて置くなら堅い木か、銅板のカマシ。

アタイクラスになると、畳とか、ソファーを置く。

まあ、日本で10人もいないね、畳なんて天才的な発想は、ばははは・

俺が調整したら1週間で、西日本最高の音になるんだけど、仕方がない。

もし、このblogを読む機会があったら、怒る前にぜひ装置を再設定してちょーだい。また、聴きにいくから。。
http://sniperfon.exblog.jp/7719098/




あの無量塔のシステムは、サウンドデンが調教していたんですね。
http://www.soundden.com/murata.html


これで音はいいけれども、使い方がわかっていないという謎が解けたわけだ。

藤本社長、WEの音は小さくても浸透力があるって無量塔のことをかばってますが、暗に音量が小さいことの不備を指摘しています。


今日は絵のことを少し書きますが、ここでも、音楽と同じようなことがおきている。由布院には小さな美術館というか、店が多い。シャガールやダリ、山下清、そして無量塔。

金鱗湖畔のシャガールは、サーカスシリーズのリトグラフ。
シャガールという人は多作で、どれも、ロバとかニワトリが顔出す^^
構図もヘンテコリン、しかし色調が素晴らしいですね。あの官能的なアンバランスさというのは、ナチとユダヤ(シャガール)の相克の結果生まれてきたような気がする。

この人の絵は、どれも似たような感じですが、飽きない。ただ観てまわるだけで楽しい。あたいは癒しという言葉はあまり好きではありませんが、シャガールの
絵をみているといつも心がなごむ。恋人同士の絵も多く、これは一番好きなもの。

客寄せにはシャガールはもってこいですから、日本中の美術館にだいたい何点かはあります。こーゆうところが日本文化の底の浅さを照射しているのですが、シャガールに限っては許せるような気がする。


無量塔は「アルテジオ」っていうスペースをもっている。で、期待していったのですが、あまり良くなかった・・

中国の現代画、音楽関係のオブジェ、なんかシックリいかない。アタイなら、ザン・ホンビンを飾る。

東京都現代美術館にいくとわかりますが、現代芸術なんてほとんどガラクタです^^
玉石混淆、1000点のなかに、ヒトツいいものがあればいい。退屈な作品に膨大な場所と時間、オカネを費やした結果、経済としての美術館全滅に繋がっている。大衆が愚かなのではなく、芸大を出ただけの凡人芸術家が多すぎるのです。

無量塔が、その作品を自前で選んだのか、外部の人間に任せたのか、それはアタイは知らない。けれども、アタイがみた作品は、まったくつまらないものでした。

無量塔がやるべきことは、これから述べる山下清の作品を蒐集することであって、つまらない現代絵画を飾ることではないと思うのですが、社長殿はいかがお考えか?

さて、由布院に、山下清の作品を並べているところがある。これがまた、つまらない土産屋の並びに建っていて、由布院文化の底の浅さを露呈している@@

なぜ由布院あげて、山下清美術館を保護育成しないのか。この薄幸の放浪画家は、多くの作品を残しているのですが、その全貌をなかなか拝めない。なぜかといえば、それはアナタ、差別でしょう@@

国立美術館の一角に、なぜこの国民的画家の作品を遇する場所がないのか。平山郁夫の絵より山下清の貼り絵のほうが数段素晴らしいと思うのですが、みなさまは、いかが?


で、山下清の作品は簡単明瞭であるから、何もない田舎の由布院にあっている。アタイはやはり無量塔に山下清をやって欲しかった。そーしないと、無量塔の方向性というのは松井証券のようなもの。いずれ衰退していくんじゃないかと思うのでありんす。

田舎でモダンを追うのは現象。現象を追うと現象にやられる。
普遍を追わなければ、普遍的に生きられない。
http://sniperfon.exblog.jp/7742026/


みなさまご承知のように、由布院御三家といえば亀の井別荘、玉の湯、山荘無量塔ってことになってる。だから宿を予約するときは新参者は悩む。

アタイは評判がよければどこでもいいんだけど、知り合いが玉の湯が一番だっていうから玉の湯にした。結論をいえば、あんなものでしょうし、ほかの旅館のレベルが低いからマトモにみえる。

内装は普通だし、料理だって、アタイが東京で食べてるものと大差ない。
いまどき、東京の料理が最高だなんて常識だ@@

ただサービスに心がこもっていた。あの従業員の心持ちに、みなさま感動するのでしょう。

昼飯は亀の井にいって食べたけど、料理は亀の井のほうが良かった。アタイの好みにあっていたのか。

鮎も亀の井は天然の子鮎、玉の湯は大きかったから天然じゃないな。いくら九州だからって、天然物があんなに大きく育ってるわけない。やたら牛肉のメニューが多かったけど、いまどき牛肉なんて食べてるのは田舎モノ。妹が佐賀牛の最高級ロースを送ってくれたが、あんなものアブラ臭くて喰えない@@

北海道にいくと、カニばかり。そんなものには何の魅力もないってことが、わかってないらしい。もっと、勉強しないとダメだね。

毎日スッポン鍋にしたけど、水がいいのかおいしかった。鯉こくも、玉の湯と亀の井、両方で食べたけど、これは引き分け。山菜はタラの芽だせば、いいってもんじゃねーだろ。山菜っていうのは、ふきのとうが一番。

東京ボーイのアタイが、こー言ってるのに、地方の人間が牛肉、カニだって言ってるんだからかみ合わないわけだ。天麩羅は揚げ方があまりうまくない、東京のほうが上。

無量塔は、例のオーディオを聴いてコーヒーを飲んだだけだけど、あまり泊まろうとは思わなかったね^^


むほほほ、田舎の建物を運んできて、風流をきどったところで、それは借り物でしょ。

無量塔はいまのところ偽物、アタイはそー思う。本物になるためには、もっと地に足をつけた営業努力を続けていかないとそのうちに飽きられるね。


由布院の復活は奇跡として語られてますし、本も何冊か出ている。ちょうど宴会型旅行が飽きられ、熱海、鬼怒川あたりが地盤沈下するころに、小さな手作りの斬新な旅館街として人気になっていった。

夏には原宿と化す軽井沢のような趣もありますが、リピーター人口は漸増傾向を維持しているようで、まあ、10年は安泰でしょう。アタイは、その後の由布院の将来は、決して明るいものだとは思わない。

九州の奥座敷としての地位を固めれば、箱根のような形で生きながらえることはできるかもしれないが、パイが少々大きくなりすぎた。


帰りがけによった、高級料亭風の店。客はひとりもいなかったし、出てきたオヤジ、「今日できる料理はこれだけです」と、3品くらい指さす。

とてもじゃないけど食べる気をなくして、じゃあ、けっこうですと出てきました。

相場でやられてパンク寸前なんだか、昼間からオンナに狂ったのかは知りませんが、あーゆう店の存在って町を腐らせていくんですね。敏感な経営者は、風の匂いが変わりつつある由布院に、なんとなく不安を感じ始めてることでしょう。
http://sniperfon.exblog.jp/7761986/









湯布院 山荘無量塔(MURATA)Tan's bar (タンズバー)

http://www.sansou-murata.com/facilities/tans_bar/index.html


住所 大分県由布市湯布院町川上1264-2 山荘無量塔

TEL 0977-84-5000

由布院駅からタクシーで約7分 由布院駅から2,011m

営業時間

[Tea Time] 9:00~18:00(L.O.17:30)

[Bar Time]※宿泊とお食事処利用の客専用 18:00~23:00(L.O.22:30)

日曜営業 定休日 年2回不定休

ティータイムはクラシック、バータイムはJAZZを中心に1930年代のアメリカ製劇場用スピーカー、WE16Aホーンが奏でる重厚な音楽もお楽しみ下さい。

平均利用金額 最も多くの方が実際に使った金額です。

[夜] ¥1,000~¥1,999 | [昼] ¥1,000~¥1,999

http://r.tabelog.com/oita/A4402/A440201/44000143/

大分県湯布院 無量塔


大分県湯布院町 空想の森美術館の傍に山荘・無量塔はあり、昼はティールーム夜はバーとなるスペース。

タンズバーにWEが鎮座しています。小さな音量でも、浸透力のあるWEのスピーカーは、貴方を異次元の世界へと誘ってくれます。由布院へ行かれたら、WEを聴いてコーヒーを飲みましょう。充実感のある贅沢な時間をお約束します。

 
使用機器

ELTUS4181 WE555 16A 
KANNO K597
KANNO MU300N KP300 EMT927
MARANTZ CD95(Tuned)
VJ DAC9710+BAT9110
DENTEC ST-BASE SLC OF1

http://www.soundden.com/murata.html

Tan's bar '06/09/09 ('06/05 訪問)moon_and_spoon (128)


さすが1泊4~5万円する宿のラウンジだけあって、雰囲気は最高。

宿泊客以外でも利用できるので、由布院に行くと必ずお茶に訪れる。門をくぐるとスタッフが丁寧に案内してくれる。

シックな造りでTEAコーナーは一番奥のソファー席。緑に囲まれた屋外に出ることもできる。

由布院ではお馴染みのB-speakのPロールやtheomurataのチョコレートとともにコーヒーを頂く。極上の休日だ。

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オトナな午後3時。 '10/10/30 ('10/10 訪問)ミュミュー (13)


言わずと知れた、由布院「山荘 無量塔」のカフェ。レトロ感漂うソファに腰掛けると、暖炉の明かりに時が止まる。ゆったりと流れる心地よいジャズに乗せて香る珈琲。まさに非日常の空間です。

「キャラメルアイスクリーム」は、見た目からは想像できないほどオトナな逸品。ちょっぴり苦めのアイスは、後味にふわりとブランデーが香る。その上品なこと!オトナの特権、とも言うべき深い味わいが楽しめます。

一緒に注文した「ダージリンティ」も香りが濃い。自分へご褒美をあげたい日のティータイムに訪れたい場所です。


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静寂の空間で至福の時を '10/09/28 ('10/09 訪問) singlemalt (1027)


柴扉堂での食事を終え会計を済ました後、食後のドリンクをいただきにTan's Barへ移動しました。今日も晴れ、日差しが強く窓越しに明るい光が入り込んで以前利用の際とはまた違った雰囲気を醸し出している店内風景でした。比較的空いていたので大スピーカー前のソファへ着席。食事直後のためさすがに定番のPロールは取りやめブレンドコーヒーのみ注文することに。

何気なく柔らかなソファに身を預けて頭上を見上げると、天井まで高く仕切られた構造。地元の知り合いによると建物自体も音響効果を考慮した設計との事。壁に設置されたWEの大スピーカーから出る音は館内全体の空間を音響空間としている事が分かりました。昼間はクラシックを流していますが、弦楽器が空間を利用してしっとりとした音色を奏でていました。


_______

スピーカー、ソファ、暖炉 '10/02/05 ('09/12 訪問) ねこちゃん (128)


ここは、湯布院へ行くと必ず寄るお店。 朝からカフェが始まり、夕方はBARへと変わります。

イギリス製の大きくて真っ赤な劇場用スピーカー(素直にかっこいい)

その下にめらめらと燃える暖炉。

そして選曲が良し。


朝のグレゴリオ聖歌、昼のモーツァルトのクラリネットコンツェルト、夜はジャズ。

(一度だけ、朝にviolinだったことがあって他にお客様もいなかったので こうるさい私は変更して頂きました・・・すみません けれど、とても丁寧で慣れた接客。)

演奏家も、誰もが持っているようなCDではなく、これ誰の演奏かなぁと友人達と話しながら、ジャケットを見せて頂いたことが何度も。

ゆったりとソファに座って、高い天井から降ってくる音を聴きながら珈琲を飲むときの幸福感といったら・・・・!!!


暖炉が大・大・大好きなわたし、ポイントが幾つも重なっている、大切な場所です。
カップはジノリのベッキオホワイトで、これも何年も変わっていません。

http://r.tabelog.com/oita/A4402/A440201/44000143/dtlrvwlst/
3:777 :

2022/06/19 (Sun) 20:39:46


因みに、由布院御三家の純粋に温泉だけの客観的な評価は


亀の井別荘 : 中の下

玉の湯 : 下の中

山荘無量塔 : 中の上


といった所でしょうか:

26 : 列島縦断名無しさん : 03/02/11 22:29 ID:V/Ye4Amv [1回発言]

由布院の高級旅館は、殆どが循環式。

掃除の手間や衛生面を考えると、循環にするのはやむを得ない。

ただ、湯量は豊富だから、循環させている湯は僅かだろうけどね。

由布院の3大名旅館では、山荘無量塔だけが純粋な掛け流し(但し、露天風呂は楽しめない罠)。


27 : 列島縦断名無しさん : 03/02/11 23:46 ID:to8xXDsc [1回発言]
>>26
>ただ、湯量は豊富だから、循環させている湯は僅かだろうけどね。

(゚Д゚)ハァ?

28 : 列島縦断名無しさん : 03/02/12 10:12 ID:K9qJk0FG [2回発言]
>>27
一口に循環と言っても、循環させている湯の量が どこの宿も同じ訳じゃないよ。
新鮮な湯をどんどん入れながら、一部だけを循環させてる宿もある。
ほんの一部でも循環させていると「純粋な掛け流し」とは呼べない。

31 : 列島縦断名無しさん : 03/02/12 22:23 ID:n9LtYZQv [1回発言]
>>28
そ-そ-循環させてる湯が少ない場合「ウチは掛け流しです」なんて宣うところも結構あるから困る罠(w

46 : 45 : 03/02/16 13:30 ID:93q3adX3 [2回発言]

そうだ掛け流しでも掃除は重要ですよ。掃除しなかったら、汚くて入っていられるものでない(w

むしろ掛け流しの方が念入りに掃除する必要があります。循環よりも。


47 : 列島縦断名無しさん : 03/02/16 15:55 ID:i0koZX/m [2回発言]
>>45
その通り。

だからこそ、由布院の多くの高級旅館は、湯量豊富にも拘わらず一部循環させているのです。

清掃の行き届いた源泉掛け流しを維持するのは大変な作業です。

http://logsoku.com/thread/travel.2ch.net/travel/1044547088/

亀の井別荘


温泉教授で有名な松田忠徳著の温泉旅館格付けガイドに、

「浴槽の利用状況:半循環」

と書いてあったので有名な宿なのに循環??と空き状況を聞く為の電話ついでに温泉について尋ねてみた。

源泉の温度が高いので、適温にする為にパイプ内を循環させているだけで、お客様が使用されたお湯を循環利用しているわけではないとの事。「部屋付の内湯も大浴場も全て源泉かけ流しです」と言われた。

http://onsenguide.blog76.fc2blog.us/?mode=m&no=16

投稿日:2008年9月6日

無難な旅館 (亀の井別荘) 隠者さん

亀の井別荘には家族旅行で過去に二回宿泊しました。そして、最近友人と宿泊しました。 毎回宿泊する度に感じますが、亀の井別荘は無難な旅館ですね。

接客も嫌味なく無難ですし、お料理も大絶賛するほどでもなく無難。

お湯ははっきり言って、由布院ですしね、大して期待はしないほうが良いでしょうね。

お湯を求めるのであれば、由布院よりももっともっと良質な温泉はあります。

お湯、お料理を求めるのなら別の地域や別の旅館に行くほうがいいかもしれません。

亀の井別荘は誰を連れていっても間違いはない旅館だと思いますが、決して面白みのある旅館ではないと思います。 人それぞれ旅館に何を求めるか違うわけですから、私は大絶賛もしたくないし、けなしたくもありません。

私にとっては無難な旅館。そんな印象でしょうか?


_______


投稿日:2008年7月20日

高い割には・・・
(亀の井別荘) ohishiさん


...何番館かはわすれましたが、離れに宿泊

離れのつくりは昭和、それも高度成長期時代の家といった感じ

つまり安っぽい建材です。

ベットがある寝室の壁に小便を引っ掛けたような染みがあったことには驚いた。


大浴場は循環式、

そのせいだろうか、湯質はイマイチ、


朝、大浴場に入りにいったら、水面に小さな虫が目立つ、

掛け流しで水面のゴミをながしつつ循環したほうがいいと思った。


それが気持ち悪かったので、部屋つきの風呂に入る、ここは掛け流し式のお風呂、

ふと、シャンプーなどのアメニティーをみると白いポンプ容器に内容物を示した印刷した紙を水よけの透明テープで止めてあり、貧乏くさい。 しかも、容器とテープの間に黒いカビらしきものが・・・


仲居のレベルはかなり低くかった、なにを聞いてもいまいちな反応、お客に対する心遣いはなく、おもてなし、とはかけ離れた対応、サ料が最初から含まれている日本の料金システムじゃなければ、一銭のチップも払わなかっただろう。

夕食ははコレといって記憶に残るものもないが、まずくはない。 朝食は和、洋と別々なものをオーダーしたが、和食の方がおとくかな?洋食は量も少なかったし、それほど美味しくなかった。

コレで4万越えの料金では再訪しようとは思えない

仕事柄、海外のお客さんを接待することもありますが
こんな宿を日本を代表する宿とは
とうてい紹介できません。

http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen007050/1.htm


___________

玉の湯

50 : 玉の湯好き : 03/02/19 19:37 ID:7UdnLao2 [1回発言]

2月15日に湯布院玉の湯に行ってきました。

部屋風呂は完全に掛け流しでしたが、大浴場の露天風呂は循環でした。
でも、塩素のにおいは全然していませんでしたよ。

http://logsoku.com/thread/travel.2ch.net/travel/1044547088/


玉の湯は高級旅館でしられ、泊まりたい宿で必ずランキングの中に入る程の宿です。整えられた日本庭園の庭を歩き宿へ入ると、まさにくつろぐ為の宿といえる癒しの空間が広がります。中庭でお客さんと従業員の方が楽しそうにおしゃべりしている姿が印象に残った宿でした。


玉の湯の温泉:循環式


湯布院は全国2位の湯出量を誇るといわれている。

ここへ入った時、あれ?循環?と思った。

温泉を使う量が定められ、簡単に掘る事もできないのはわかるが、全国2位といったら相当なものだと思う。なのになんで・・・。

これには結構残念でした。

http://www.hikyou.jp/ooita/yufuin/tamanoyu/tamanoyu.htm

___________

山荘無量塔

山荘無量塔の人気の理由は、

客室が全て離れになっていること、

掛け流しの温泉がお部屋に付いていること、

料理が美味しい、


この3つがポイントではないでしょうか。

http://ryokou.spawn.jp/article/30391260.html

独立した建物が点在する離れが12棟。いろいろなタイプがあるのですが、今回は、モダンアートな雰囲気の「汲」。

フローリングのリビング、手前には和の小上がりがあって、湯あがりに幸せ♪なお昼寝セットが置かれています。

この和空間の中央部分は、秘密の仕掛けが…!

お食事の時間になると、リモコンでテーブルがせりあがってきて、掘りごたつスタイルでゆったりお食事ができました。さらに、森に抱かれるような大きな窓に囲まれたベッドルーム。


その奥には…、大きなマイ温泉があります。

3本の源泉を使い分けていて、フレッシュな源泉がかけ流しにされています。

さらにかけ流しの湯口の隣にもうひとつの湯口。

温泉と水の蛇口がついていて、いつでもマイ温泉を自分好みにカスタマイズ可能。

とろみを感じるほどのまろやかな肌ざわり。お肌しっとりツルツルの美肌湯です。泉質は弱アルカリ性単純温泉ながら、塩化物、硫酸塩、炭酸水素塩などのさまざまな温泉成分をバランスよく含有。

http://onlyfor.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-95eb.html


投稿日:2008年4月27日

個人的な感想です。
(山荘 無量塔) けろんぱすさん

...私の誕生日と結婚記念日が同じ月にあり、主人に誕生日プレゼントと記念日を兼ねて連れて行ってもらいました。私達が宿泊したのは『明治』のお部屋です。

2人だけなのに、定員8名のお部屋はさすがに広過ぎましたが、カッシーナのソファやアンティークの家具がセンス良く配置され、さすがは由布院御三家、部屋に関しては非の打ち所がありませんでした。

しかしアメニティに関してはあまり好きではありませんでした。 MARKS&WEBは決して悪いブランドではありませんが、アロマ系はあう・あわないがある為、旅館などで使用するのはどうなのでしょう。 好きな方には良いのでしょうが・・・。


こちらの旅館には大浴場や家族風呂といったものがありません。

各部屋のお風呂のみとなります。

私達の部屋のお風呂は5,6人が入れる程ゆったりとしたお風呂で、露天ではないものの陽が差し込みとても気持ちの良いお風呂でした。

24時間いつでも入浴可能なので、ゆったり湯浴みを楽しむことができます。

食事は『紫扉洞』というお食事処(個室)でいただくのですが、個人的にはあれだけ広い部屋なのですから部屋食でも良いのでは・・・と思いました。
明治の部屋はリビングだけでもかなりの広さです。
ちょっともったいない気がしました。

食事の際、少々不愉快になる事がありました。というのも、川魚が苦手な私は事前に伝えていたのですが普通に運ばれてきました。 伝えた際には「かしこまりました」と言っていただいたはずなのに忘れられていたのでしょうか・・・ちょっとがっかりしてしまいました。

そして、食事に時間がかかり過ぎです。一品運んできては15分ほど間があくのです。

さすがにイライラしてきて、係りの方に「もう少し持ってくるスピードを早くして下さい」と伝えたところ、「本日は込み合っておりまして・・・」とのこと。

結局、紫扉洞に3時間近くもいました。

ゆっくり食事を楽しむのは良いのですが、3時間はかかり過ぎじゃないでしょうか・・・。 美味しいはずの食事が途中からどうでもいい感じになり、メインがくる頃にはお腹いっぱいの状態に・・・。

何となく微妙な雰囲気で部屋に戻り、和室にお布団を敷いて就寝。

ベッドルームは2部屋もあるのですが、自宅ではベッドを使用しているのでお布団を選択しました。 全体的に広過ぎる部屋なので、和室のこじんまりした雰囲気が落ち着きぐっすりと眠ることが出来ました。

由布院で最も高級な旅館です。
センスの良いインテリアに快適な空間。
とても素晴らしいと思います。

しかし、素晴らしさが際立つとどうしても悪い部分が目だってしまうものだと思います。 食事の際の間の悪さも気になりましたし、苦手な食べ物も伝えておいたはずです。これが、それなりのお値段であれば『それくらいのこと』で済まされるのかも知れません。

しかし、お支払いした金額は今まで宿泊したどの旅館よりも高額でした。
お値段を考えるとどうしても『完璧』を求めてしまうものです。

こちら側の勝手な意見にはなりますが、誕生日・結婚記念日という事も電話予約の際伝えていたのですが、当日「おめでとうございます」と言う言葉は言ってもらえませんでした。 無量塔を出た後、他の旅館へ向かったのですが、そちらの旅館ではわざわざ私の為にケーキのサービスが。

仲居さんからも「奥様、お誕生日だそうで、おめでとうございます」と言っていただきました。 決して高級な旅館ではないけれど、温かい言葉やおもてなしが心に染みました。今後に期待しています。

http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen007018/1.htm

________

結局, 由布院は雰囲気を愉しむ為に行く所で、温泉はおまけだと思った方がいいですね。

僕は蓄音機でSPレコードを聴かせて貰える亀の井別荘以外はいいと思わないな。
4:777 :

2022/06/19 (Sun) 20:40:19



もう一軒、ここも評判がいいですね:


山荘 わらび野

http://www.warabino.net/

大分県由布市湯布院町川北952
電話:0977-85-2100


山荘わらび野のお湯は無色透明で、源泉100%かけ流し。泉質は単純温泉

レトロな雰囲気でいただける喫茶('08/12 訪問) singlemalt (1027)


3日目の午後、雪が降りしきる中初めてこちらの宿の喫茶を利用することにしました、道路から宿敷地内の駐車場に車を停めてフロント棟に向かったところ、宿のスタッフが傘を指してのお出迎えと丁寧な対応にはさすがに旅館だなと感心。

玄関を入ると靴を脱いで板張りの廊下を進んで談話室に案内されました。外来利用ができるものの本来は宿泊客向けの談話室のため、専門の喫茶店とは違った雰囲気。

全体的にレトロ調の造りで、高い天井と大きなテーブルが2つ、中心部に暖炉、歴史を感じる大きな柱時計、側面に専用オーディオセットが置いてあったり宿泊の夕食後のんびりと時間を過ごすには良い雰囲気だと思います。

メニューはコーヒー、紅茶、ハーブティーなど10種類くらい、単価は420円~600円
程の内容でした。器にも凝った焼き物を使用しているようで、素朴ながら味わいのある入れ物でした。時間がある際には町の中心部からは離れているものの、その分ゆったりと利用できるので車利用の人にはお薦めできるかと思います。

http://r.tabelog.com/oita/A4402/A440201/44000614/dtlrvwlst/


談話室には暖炉もあり、タンノイのスピーカーからはクラシックが
http://ameblo.jp/rosepetalblog/entry-10477229884.html

真空管アンプ+オーディオファン憧れの tannoy
http://www.mountaintrad.co.jp/ooita/yufu/warabino/data.html

店内のオーディオセット ('08/12/23 登録)
http://r.tabelog.com/oita/A4402/A440201/44000614/dtlrvwlst/785436/1034282/


由布院温泉といえば「亀の井別荘」「由布院 玉の湯」「山荘 無量塔」が御三家として知られているが、実はこの3軒には、以前所属していた雑誌の取材で由布院を訪れたときに幸運にもすべて宿泊させていただいた。三者三様のよさのある御三家はいずれも素晴らしい宿なのだが、当時宿泊しなかったものの取材で訪れて、次回由布院に来たらぜひ泊まってみたいと思っていたのが、今回投宿した「わらび野」なのだ。

部屋付きの赤土の露天風呂は源泉かけ流しでいつでも入浴可能。滞在中4回も入ってしまった。

今回、4年ぶりの訪問となったわけだが、「わらび野」の印象は少しも変わっていなかった。林の中にひっそりと佇む和のしつらえの離れ。じっとしていれば、鳥のさえずりと風に揺れる樹々の葉音しか聞こえてこない。なんという贅沢な時間。

夕刻、宿に到着して通された部屋は「ひいらぎ」。まず玄関を開けると目に飛び込んで着るのが、正面の窓越しの庭に咲いている真っ赤なミヤマキリシマだ。この時期が見頃のこの花、まさにベストタイミングの訪問となったわけだ。

お茶をいただき、早速家族で部屋付きの露天風呂に入る。小さな子ども2人の4人家族なら十分の広さの、風情のある赤土風呂。暗めの風呂の水面に木漏れ日が差し込んで揺れ、アルカリ性のぬるっとしたお湯が肌にしみ込んでいく。なんという至福の時間。

雪見障子の下から木漏れ日が部屋の畳をゆらゆらと揺らす。部屋ではひとつひとつの調度や生けられた花のセンスのよさを実感できる。雪見障子の下から漏れてくる光など、光と影の演出が絶妙。まさに日本の心、「陰影礼賛」の世界である。

部屋でいただく夕食も、豊後牛のステーキをはじめ、地元の素材を使って丁寧につくられた品々がとても美味。器や盛りつけも美しく、五感においしい。よくある「これでもか」という豪勢さや華美さもなく、抑制の効いたちょうどいいボリュームにも好感がもてる。ワインクーラーが磁器というのも和の食卓にふさわしい。

夕食のメイン、豊後牛のステーキ。器、盛り付けも美しい。


そんなゆったりとした時間を満喫させていただいた「わらび野」での滞在。とにかく、チェックアウト時に見送りをしてくれた女将さんの繊細なセンスが随所に行き届いた素晴らしい宿だった。浅い経験で言わせてもらえば、御三家の


「亀の井別荘」(離れ)はまがうかたなき和の正統や幽玄を、

「玉の湯」は究極の優しさとおもてなしの心を、

「無量塔」は男性的カルチャーコンシャスな和モダンのセンスを


堪能するのに最適と三者三様だが、ここ


「わらび野」は女性的な侘び寂び、繊細さを実感できるオリジナリティをもつ


という意味で、御三家に比肩する宿であると実感した。それにしてもこの九州の山間の盆地にこれだけの名宿がひしめく由布院温泉。またいつか訪れて、それぞれの宿を再訪してみたいものである。

http://blog.gqjapan.jp/takeuchi/2011/05/10/%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E3%81%AE%E6%97%85%E3%80%80%E3%80%9C%E3%82%86%E3%81%B5%E3%81%84%E3%82%93-%E5%B1%B1%E8%8D%98-%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%B3%E9%87%8E%E3%80%9C/

投稿日:2007年3月30日

ステキなお宿でした (山荘 わらび野) とくとくさん


...秋に宿泊したのですが、紅葉がそれはそれはきれいで最高でした!今までこじんまりした宿に多く泊まっていて奥行きがないため寂しいなと感じることが多かったのですが、ここは雑木林が広がっているため散歩ができてステキです。

部屋の露天風呂もお湯がきれいで清潔感があり満足でした。仲居のお兄さんもとても親切でした。露天風呂も大きくはないのですがお湯の質がとてもよくて何度も入りたくなる温泉でした。

食事はあと少しボリュームがあればいいなというかんじですが味はおいしかったです。宿の敷地内にガラス細工のギャラリー(おみやげ屋)があるのですが、とてもきれいで自分へのおみやげとして花瓶を買いました。由布院にはおみやげ屋さんがたくさんあるので、あえてガラス細工を置いていると宿の方がいっていましたがいいアイディアだなと感じました。

今までいろんなお宿に泊まりましたが、ここは家族を連れてきてあげたいなと思うお宿です。秋がオススメですが、夏も青々とした紅葉が涼しげでいいかもしれません。

________

投稿日:2007年3月14日

何度 訪れても (山荘 わらび野) アミーゴさん

...わらび野は今回で6回目の訪問。

行く度に「あー、わらび野は落ち着くなぁー」と思う。普通2度目に行くと1回目の良さを感じずに 「次はもう行かないぞ」、と思うのですが、わらび野だけは何故か今回も選んで正解だったといつも思う。

料理も美味しく、自然の中の露天風呂も気持ちよく 仲居さんの気遣い 


そしてサロンでコーヒーを飲みながら聴くクラッシック 


本当に日常から離れた空間は最高。湯布院はよく行き 「草庵秋桜」「月燈庵(新館)」「ゆふいん花由」「夢想園」「今昔庵」「ゆふいん泰葉」「冨季の舎」といろいろと宿泊したけど どの宿もそれなりに良いのだけど やはり「わらび野」とはどこか違い 次はやはり「わらび野」にしようと思わせられるくらい 個人的には1番の宿です。

全ての部屋に露天風呂又は半露天風呂が付いている為か 意外と共同の露天風呂は人がいつも居なく、あの広い風呂を満喫できるのは最高。いつも3時チェックインし11時チェックアウト。時間の限り 宿でくつろいでいます。本当の贅沢って何もしなくてボーとしている時間があることかな?

http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen006158/1.htm


________


824 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/25(水) 18:48:12 ID:NvHRybLF

TannoyのRHR、湯布院近郊の「アーデン」という喫茶店でパラゴンの両脇
で鳴っていたという。今でも健在だろうか。春になったら湯布院温泉に行く
ついでに寄りたいと思う。情報下さい。

826 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/25(水) 21:37:22 ID:pC+kegM0

>>824
湯布院に行くなら是非宿泊は亀の井別荘へ。

主人の中谷さんと仲良くなり、SPを聴いてみましょう。エキスパート・ジュニアで聴くSPはすごいよ。 他にもウエスタン・エレクトリックやヴァイタボックスCN-191もあるよ。

レコード持って行くと蓄音機でかけてくれるよ。っていうか亀の井は有名だから知ってるか。

825 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/25(水) 20:18:29 ID:dXo1pgo9

RHRって音イイの?


828 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/25(水) 22:01:34 ID:WLW7L+pW

RHRはオートグラフ等から較べると、少し低域が寸詰まりの音で、個人的には
あまり好きなスピーカーではありません。

最近では「アーデン」はパラゴンをよく鳴らしています。


ちなみに湯布院でお奨めの宿は以下の通り。



「亀の井別荘」一泊二食付 31,650円~ 2名より
http://onsen.nifty.com/cs/catalog/onsen_255/catalog_onsen007050_1.htm

「玉の湯」一泊二食付 34,650円~ 露天風呂あり
http://onsen.nifty.com/cs/catalog/onsen_255/catalog_onsen005005_1.htm

「山荘 無量塔」一泊二食付 48,450円~

ウェスタン・エレクトリック社製スピーカーが鎮座する「Tan's(たんず) bar」併設
http://onsen.nifty.com/cs/catalog/onsen_255/catalog_onsen007018_1.htm

アーデンに近くて、比較的値段も安いのが、こちら。↓

「山荘わらび野」 一泊二食付 23,250円~ 露天風呂あり
http://onsen.nifty.com/cs/catalog/onsen_255/catalog_onsen006158_1.htm


829 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/25(水) 22:29:29 ID:OQhnByuk
>>826.828
有難う。宿は「無量搭」にします。

一昨々年、訪れて気に入りました。Tans barというところににウェスタンエレクトリックのオールホーンシステムがあり、システムの詳細を訊ねたら即座にファイルを見せてくれました。

部屋は離れでハイヴィジョンTVがあり、ベッドルームには「ウェイブレイディオ」、CDも備えてあって、感心しました。少なくとも関東にはない宿です。

当方も30年来のタンノイユーザーですが(697)、HRHは短命なSPでし
たが今日みえたクライアントが「かつて使いこなせなくて手放した」との話で
気になったものですから、ユーザーがおられたら情報を頂き、「アーデン」へ
も訪ねてみたいと思った次第です。

836 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/26(木) 00:35:26 ID:g8UL1SRG

RHR、見かけはともかく音悪いよ。

以前一目惚れして、聴かせてもらったとたんに目が覚めた。
同年代の製品なら、GRFメモリーの方がずっと良い。

837 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/26(木) 00:54:53 ID:rEFftM17

>>836

RHRは、GRFメモリー/HWとユニットは同じでしたっけ?

だとしたら、メモリーのほうがユニットの素性が素直に出そうですね。

838 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/26(木) 01:15:04 ID:LEEDKIgb

RHRとGRFメモリーは同年代じゃないでしよう。
GRFメモリーのほうが5,6年は古いんじゃないかな。

839 名前:829 :2006/01/26(木) 10:18:42 ID:nHfW+1eq

>>838
その通り

76年 A~Eシリーズ                 
79  スーパーレッドモニター クラシックモニター    
81  GRFメモリー
82  ウエストミンスター   エジンバラ
83  スターリング
86 *RHR
88  カンタベリー
89  ウエストミンスターロイヤル 

841 名前:しょるてー :2006/01/26(木) 13:36:03 ID:o46unTRk

ウエスタン・エレクトリックは、モノラルのオールホーンシステムを聴いた事が
ありますが、モノラルの筈なのに、拡がり・厚み共に素晴らしい音響でした。素直な音で、自然に音楽にのめりこめ大らかで、


反対にロンドン・ウエスタンも聴いた事があるのですが、こっちはかなり渋めで良い意味で上品な音でした。

このロンドン・ウエスタン、オリジナルのオートグラフより高いとかで、驚きです。

シーメンスのオイロダインは、生で見たことがありますが、とても偉大で貫禄がありました。これは見るだけでも十分満足です。音の方は、繊細な感じで、少し荒々しい音でしたが、視覚的に納得してしまいます。

オートグラフはまだ一回も見たことも勿論聴いた事もありませんが、デッカのスタ
ジオで使ってた無限バッフルにTANNOYのユニットを入れてた頃のを、家庭用にバッ
フルを折りたたんだのがオートグラフらしいですが…

でも、色々と昔の銘機といわれるモノを聴いてきましたが、TANNOYが私はシックリ
来ました。

ついでに一言。ウエスタン・エレクトリックは、アメリカ仕様とロンドン仕様
を聴いた事あるとは上で書きましたが、ユニットや箱など基本的な考え方は一
緒の筈なのに、音が全く違うのには驚きでした。

アメリカ人とイギリス人の感性の違いがとても興味深く面白いです。

846 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/26(木) 23:10:30 ID:NFSw7RDj

838を見るとこの頃からタンノイは悩み始めたみたいだね。

このなかで私のお勧めはクラシックモニター(20年以上使ってもあきが来ないいい音です)とエジンバラ(12インチのよさがある)

848 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/27(金) 00:01:18 ID:vwllzf+7

>>846
悩み始めたんじゃなくて、オーナーが変わって、ハーマンの意向が音にも反映
されるようになったんだと思うんだよね。ハーマンというと、JBLなんかも出しているし。


http://hifi.denpark.net/1131366691.html
5:777 :

2022/06/19 (Sun) 20:41:25


44あ
6:777 :

2022/06/19 (Sun) 20:41:58


湯布院には音楽を愛する芸術家が多い


336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/28(木) 10:15:51 ID:KW/t5XaF

湯布院の画伯、AXIOM80大好き爺ちゃんって今でもお元気なの?
湯布院はカンノアンプを置いた名曲喫茶もあるそうだし、是非行きたいと
おもっているんだけれど。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/pav/1154772264/l50


日曜日、友人のBさんを通して、湯布院のO院長より、K画伯を紹介していただいたので、夫婦で訪問しました。

K画伯は、湯布院を愛し60年間もの間、由布岳に魅せられキャンバスに由布岳を描き続けてきました。若いときより、音楽を友として生きてこられた、素晴らしい人物ということです。そういう方なので、簡単には会ってもらえず、今回は特別にO先生の紹介ということで、連絡をとっていただき、私にとってとても心に残る訪問となりました。

K画伯のアトリエは、湯布院の金鱗湖のほとりに、自然にとけ込んで立っていました。アトリエに通されると、私は、あっとびっくりしました。K画伯の多くの絵に囲まれ、愛情こめて調整されたオーディオが静かに置いてありました。


まず一番に感動したのは、百才にならんとする画伯が、まさに年齢を感じさせず、きびきびと自分の主張を私達に話され、特に頭は百才になっても、ますます冴えてきているという堂々たる人生観を持っておられることです。この画伯の生き方を拝見し、まだ画伯の半分も生きていない自分に、50才では、まだまだこれからである。今後迷わず前向きに人生を生きようと、強く勇気ずけられました。

そして、絵についての話題になり、今このアトリエの正面にかかっている絵は、私の99才の時の作品である。絵は絵の具の上に絵の具を塗りつけていったら困る。色を重ねては、本物の色は出てこない。考え抜いた上で重ねる場合は良い。ゴッホは100年に一人しか出てこない。ゴッホ以後ゴッホを超える画家は今も出てきていない。

天才は、努力してできるものではない。それは、その人物のもって生まれたものである。ものを見る目とはそういうものである。次に音楽をお願いすると、自分でレコードをかけられ、そして静かに話された。イギリスは素晴らしい。音楽に関しては、100年の歴史がある。日本やアメリカでは、わずか半分であろう。それでは、本物の音楽は生まれない。

そしてイギリスのグッドマンのアキシオム80で、ウィンフィルのモーツアルトを聴かせていただきました。


K画伯の音はまさに、西欧の香りを伴い、聴く者に深いものを与えました。最後に、

SPで名器クレザンデを聴かせようと、

自分でゼンマイをまかれ、SPを置き、針をおろされると、このアトリエが、何と雄大で、かつ電気で色づけされず、こころの中に音楽の感動が溢れてきました。まさに画伯と共に生きてきた音の歴史を感じました。
http://www.geocities.jp/fuku25252/012.html


▲△▽▼


小松先生 湯布院に隠棲する百歳の画家 2007-09-01-Sat


東海大学の学長をしておられた 松前重義氏の名前がでた(松前武道センター)ので 松前氏の熊本大学の大先輩(松前氏も畏怖されていた)小松先生についての思い出を.....

十数年前のことであるが、湯布院の玉の湯の昔の敷地ないに 山重という小さな温泉宿があった。何日か逗留しているうちに 宿の主人 山重氏と親しくなった僕は彼につれられて すぐ近くにお住まいだった 湯布院の伝説の画家小松誠二先生のお宅にお伺いした。

九州のある大きな会社の経営者の一族であられた小松先生は仕事をリタイアされたあと確か66歳から絵を始められた。すぐに二科に入選されたが その後絵を発表されることもなく三十余年描き続けておられた。

僕は小学高高学年のころから 書画骨董を見るのが好きで 審美眼にはいささかの自負心を持っている。

由布岳 静物 を描かれる先生は (私が画家として認めるのはゴッホとセザンヌ だけだね) と言っておられたが。。。。

宝石のようにきらきら輝く先生の絵は 僕から見て 決して セザンヌ・ゴッホ に見劣りするものではなく、品格では彼らの絵を超えていたようにすら思う。


(死ぬ前に すべての絵を焼き捨ててしぬつもりだよ)

お茶を飲みながら言っておられた先生はもう鬼籍にはいられた。先生のことだから実行されたに違いない。あの宝石のような絵画は全て由布岳の煙のように空に消えてしまった。
http://kafuka36.blog104.fc2blog.us/blog-entry-31.html


▲△▽▼
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クォードの響き

久しぶりに家族そろって、大分の由布院に出かけました。女房の友人のB夫妻に誘われての、日曜日の日帰りの旅です。由布院にはいると、すぐ目の前に薄く雪化粧をした由布岳がそびえて、私達を出迎えてくれました。


竹細工作家であるNさんの仕事場を見学に行くことになりました。仕事場は空想の森の手前にあり、山々に囲まれた自然の中にありました。

その仕事場の前方の一番良い場所にクォードのスピーカーが置いてあり、自作の木枠に二段スタックになっており、渋く金色に輝いています。

真空管アンプに灯がともり静かにレコードがプレイヤーの上にのり、バッハの音楽の捧げものがクォードのスピーカーから鳴りだした。


この由布院の冬の激しさの中にそびえる由布岳のようにきりりとした中に、さわやかな香りを帯びた音楽の響きに心が震えた。久しぶりのバッハである。この由布院にも偶然にもイギリスのスピーカーであるクォードに出会い、そして私の好きなバッハに巡り会いました。

曲はフルートの調べからチェンバロにかわった。実に雰囲気が出ている。ヨーロッパの雰囲気が出ている。聴きながら今度の旅は、この音楽に出会っただけで、大きな収穫であった。Nさんの作る味わいのある竹と和紙で作った照明の作品には、繊細でかつ雄大な響きを併せ持つ、クォードと共通するやさしさとデリケートさが感じられ、とても豊かな気持ちになった。

この、由布院に来てはじめて、しみじみと日本の美しさを発見し、私達家族にとっても、この由布院は、これからも必ず大切な心のよりどころになる場所になる「予感がしています。
http://www.geocities.jp/fuku25252/013.html


▲△▽▼
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壱岐海桜(日本画家 笠青峰さん) 

アトリエの地下にコンサートホールを作り、国内の一流の音楽家をはじめ、世界最高峰のオーケストラ.ウィーンフィルのメンバーも一年に数回訪れ、そこでコンサートを開くというほどのクラシック愛好家で、今回も、取材に訪ねた前日、その会場で演奏会が催され大盛況だったという。

http://www.sesshuukai.com/HTML/Iki_Yamasakura.htm

昨日は「ちえの輪研修所」の地鎮祭が終わって笠画伯のアトリエに寄ってきました。湯布院は雪がまだ残っていて別世界でした。

笠(りゅう)画伯のアトリエの天井です

建物は正八角形で湯布院の町が一望できるパノラマです

地下の音楽ホールの窓越しに、風にふかれた雪がつららになっていました

地下の音楽ホールです。ワイン頂きながらクラッシック・・・イイッスねぇ

木をライトアップするアッパーライトの廻りの雪が解けて、雪の下から新しい生命体が誕生する、そんな、御伽噺のような光景でした

笠画伯のアトリエです。正八角形の建物の窓から小さな盆地の底にある湯布院の町が一望できます。

http://diversst.exblog.jp/15788322/
http://diversst.exblog.jp/15802465/
http://diversst.exblog.jp/15817236/
7:777 :

2022/06/19 (Sun) 20:42:40


湯布院町のA氏のお宅の音も、実にスケールの大きい音を出しておられる。

日本でも有数のオーディオ愛好家といっても過言ではないA氏は、オーディオ専門誌の「無線と実験」2001年2月号の巻頭を飾る記事「リスニング・ルーム」にもとびっきりのハード派として登場されている。

私にネットワークのイロハを教えていただいたのもA氏だが、とにかくご熱心でスピーカー、アンプの研究には言うに及ばず東奔西走されて様々な愛好家の音を実際に試聴され豊富な場数(ばかず)を踏まれて聴覚を磨き上げられているのが通常の愛好家に見られない大きな強みである。

そのご自宅の音は「推して知るべし」、私も少なくとも年に2~3回はお伺いして自分の耳を洗い直す契機にしているが、先日訪問する機会があったのでその超ど級システムを紹介しよう。

システムの概要


CDトランスポート・DAコンバーター → アキュフェーズ

プリアンプ → 西部音響の特注品

パワーアンプ → WE300B菅球アンプ特注品


スピーカー

低域 → エルタスTA-4181+自作の低音用ショート・ホーン

中域 → WE-555ドライバー+17Aホーン

高域 → カンノ597ツィーター

【ポイント1】

いまや伝説の域に達したウェスタンの555ドライバーと巨大な17Aホーンの組み合わせは通常のオーディオという概念の枠内では表現できない音質である。1930年代当時のアメリカの巨大な映画館で使用されることを念頭に置いたこのシステムは人間の声をことのほかリアルに響かせピアノが目の前で演奏されているような錯覚に陥らせる。オーディオ愛好家であれば一度は聴いておくべき音だろう。

【ポイント2】

トランスの専門家が作った特注のWE300Bのパワーアンプ(モノ×2台)はありきたりのアンプではない。特別に電源部を強化し別固体としたアンプは独自のトランス(オールパーマロイで木材で包装)の仕様とあいまって底知れない力強さを秘めている。この音を聴くとアンプの本質は出力ではなくて電源部だと改めて目を覚まされる。また、音質を決める重要なポイントとしてスピーカーに近接するネットワークも独自のトランスを使用するなどことのほか重視されている。因みに、アンプとネットワーク込みのお値段はクラウン1台分とのこと!


【ポイント3】

いわゆる”音キチ”と呼ばれる通常のマニアにありがちな”音だけに拘泥する”タイプではなく、、音楽優先で”オーディオは音楽を聴くための手段”とはっきり割り切っておられる。大きな棚に収まったCD盤のコレクションには思わずたじろぐが、録音状態よりも演奏の良し悪しを優先される本当の音楽好きである。とりわけ、クラシック音楽それもオイストラフ、トスカニーニなど往年の名演奏家・指揮者を愛聴されている。

なお、A氏は西洋型の温泉保養地である湯布院町の高台にある老舗旅館「山のホテル夢想園」の総支配人をされており、この旅館はJTBが実施した恒例のお客様アンケートで2003年度と2006年度の2回、全国1位の栄冠を獲得している。

広大な敷地に点在し極めて眺望に秀でた露天風呂(5箇所)とサービスの良さは折り紙つき。宿泊のみならず日中のお風呂だけの利用も可能であり高速道路の湯布院インターチェンジからも近いので福岡あたりからお客さんが引きもきらないとのこと。

A氏(秋永さん)はとても気さくで交流の輪を広げることを厭わない方なので、音楽やオーディオ好きの方で、もし「夢想園」に立ち寄られた方は是非気軽に声を掛けていただければよいと思う。

喫茶室には名器タンノイのオートグラフが鎮座して優雅な音質で毎日観光客を慰めている。


http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b12123ef5c3f602ee57fae2fe09cd74d/?cid=efca4d25974b323a3217e344a4edabfa&st=1


因みに、


湯布院 山のホテル 夢想園

http://www.musouen.co.jp/furo/

 
夢想園はお風呂自慢のお宿です。

園内には9つのお風呂がありますが、中でも女性専用露天風呂「空海の湯」は約150畳の広さがあり、真正面には由布岳を展望できる絶景の大露天風呂です。


一部掛け流しまたは掛け流し・循環式併用

______

多くの浴槽のため循環になっていますが毎日、順番で湯を入れ替えていて全ての湯舟は清潔感溢れていました。

http://blogs.yahoo.co.jp/yamano0305/51923189.html

一般大衆の山のホテル夢想園に対する評価


以前、何かの本で「山のホテル夢想園」の大きくて由布岳を眺められる露天風呂を見て、それ以来、由布院へ行くのなら是非「夢想園」へと思っていました。

由布院には二日滞在する予定で、由布院にはいい旅館も多く、その二日で旅館を替える手もあったのですが、どうせなら一箇所でゆっくりしたいということで、夢想園に連泊することにしました。初日は本館、二日目は離れの「湯山亭」に泊まることになりました。本館の部屋は昔ながらの古い部屋です。8畳と広縁という小ぢんまりした部屋です。夢想園は高台にあるので、窓からは由布院の街並みを見下ろす感じで由布岳も見えます。この本館は眺めはいいと言えます。


さて、お風呂ですが、ここは内湯のみが24時間で、外の風呂はすべて夜の10時までという厳しい時間制限がされています。夢想園の露天は女性上位にできています。

男性の「御夢想の湯」は広くて由布岳も望めるいい露天なのですが、女性の「空海の湯」はさらにそれよりも広く、同じように由布岳も望めるようです。

また、女性にはその他に「弘法の湯」という露天風呂まで一つよけいにあります。

露天はややぬるめですが、広大な湯舟の中に何箇所か湯の湧き出し口があり、その近くに行けば温度は高くなります。

家族風呂も充実していて、露天が二つ、内湯のタイプが二つあります。部屋数はそれほど多くないので、お風呂に関してはかなり充実しているといっていいと思います。


ただ、ぼくが見た限り、なぜか、どのお風呂も浴槽の外からの一般的な流し込み式ではなく、浴槽の中からの湧き出し型なんですよね。したがって、お湯を口に含んで味わおうとすると、湯船のお湯を掬って口に入れるしかなく、それは抵抗があったので、残念ながら味はわかりませんでした。

そんな状態なので、循環では?という疑問も湧いてくると思うんですが、たまたまお風呂の掃除係りの人と話をする機会があって、ここには源泉が四つあるということを聞きました。それをタンクで水道と隣り合わせにして温度を下げているということでした。


ですから、循環ではないと思います。

(中川隆注:75.8℃の源泉を冷やすのに加水していないというだけで、循環に限りなく近い半循環ですね。こんなにバカでかい浴槽をかけ流しにできる筈もないですしね。ここの人気の秘密は本物がわかる人間が殆どいない事かな)

男性用の「御夢想の湯」は脱衣所が茅葺屋根の非常に雰囲気のあるお風呂でした(写真1)。露天自体は周りが岩などでかなり高く作られており、空以外に見えるものはあまりないんですが、360度の開放感はあります。

見えるものがあまりないと言いましたが、とにかく由布岳のツインピークスがはっきりと見えますので、これさえ見えれば文句はないでしょう(写真2)。

3時を過ぎて立ち寄り客がいなくなってしまうと、あとは少ない宿泊客だけですからゆっくり入れます。この広い露天風呂を独占することすら難しくありません。

僕は二日間で計3時間くらいは独占できたと思います。独占しなくても、このひろいお風呂に多くても5・6人しか入っていませんからとにかくいつでものんびりと入っていることができます。

初日は小雨、二日目は快晴と、それぞれに表情が違うこの露天風呂の二つの顔をみることができたのもかえって良かったと思います。ちなみに、立ち寄りは600円で3時まで。(何時からかは確認しませんでした。)炭シャンプー、桧泥炭石、シェービングフォームなどいいものが備え付けられてあり、露天風呂にも洗い場がいくつかあってそれらが使い放題。

また、家族風呂も含めてすべてのお風呂に入れるらしいので、この立ち寄りはかなりお得ではないでしょうか。内湯はあまり広くはありません。雰囲気はあるのですが、浴槽の中に石がごろごろしており歩きにくく、露天に洗い場があることもあり、内湯に入ろうという気はあまり起こりませんでした。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~okies/tayu3.htm


本物がわかる人の山のホテル夢想園に対する評価


山のホテル 夢想園は由布院盆地の南側の高台に位置し、秀峰由布岳と、由布院盆地を一望の立地条件にあります。その立地条件を生かし、露天風呂からの眺めが絶景な事で人気のお宿です。敷地は約4500坪ととても広く、散歩しているだけでも気持ちのいい空間が広がっています。


この日、女性用の展望露天風呂はお休み・・という事で彼だけ由布岳を望める露天風呂へ入った。景色は確かに良かったらしい。


しかしカルキ臭がひどく、循環っぽい・・・。

特に展望もなかった私には満足度の大変低い温泉だった。


しかし脱衣所の雰囲気もいいし、暖房がきいていてとてもあたたかい。隅々まで清潔な感じは女性受けする事間違いないと思う。

http://www.hikyou.jp/ooita/yufuin/yamanohotel/musouen.htm

投稿日:2007年1月24日

うーん (山のホテル夢想園)ひろさん


...北海道民ですが、湯布院が好きで何度かお邪魔してます

夢想園さんの大浴場は、確かに大きいですがなんだか記憶に残るものがありませんでした。

北海道の温泉と同じく「大きいだけ・・・」と感じてしまいました。

料理も普通で、なぜか印象に残るものが少ない宿でした。

http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen004531/1.htm

”確かに大きいですがなんだか記憶に残るものがありませんでした”という言葉が前記のオーディオ・オタクの笠画伯や山のホテル 夢想園総支配人さんの姿と重なって見えてくるんですよね。


世の中には夢想園の風呂の様に景色が良くてバカでかければ循環温泉でも喜んで入る人が多いのと同じで、

タンノイやマッキントッシュやJBLの酷い音をいい音だと思って平気で聴いている人が殆どなんですね。

世の中には本物がわかる人が殆ど居ないから あの QUAD でも簡単に潰れてしまったんですね。
8:777 :

2022/06/19 (Sun) 20:56:16

14で
9:777 :

2022/06/20 (Mon) 07:30:27

あげ78
10:777 :

2022/06/30 (Thu) 18:38:22

あげ247
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2022/07/03 (Sun) 14:32:16

あげ11

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