777投稿集 3880226


温泉マニアに超絶人気のボロボロ宿 那須湯本温泉 雲海閣

1:777 :

2022/06/15 (Wed) 19:45:45

温泉マニアに超絶人気のボロボロ宿 那須湯本温泉 雲海閣

栃木県 那須郡 那須町 湯本33
電話 0287-76-2016


▲△▽▼


那須湯本温泉 雲海閣 - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%82%A3%E9%A0%88%E6%B9%AF%E6%9C%AC%E6%B8%A9%E6%B3%89+%E9%9B%B2%E6%B5%B7%E9%96%A3+


雲海閣 施設を探す|那須高原・那須温泉のお宿|那須温泉旅館協同組合|栃木県
http://www.nasuonsen.com/search/detail.php?no=11

旅館 雲海閣(うんかいかく) - 那須|ニフティ温泉
https://onsen.nifty.com/nasu-onsen/onsen006265/

那須湯本温泉 雲海閣【 口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g1121057-d1879903-Reviews-Unkaikaku-Nasu_machi_Nasu_gun_Tochigi_Prefecture_Kanto.html

那須湯本温泉 雲海閣 - 秘境温泉 神秘の湯
ボロボロの宿ですがいいですか?と確認が入る鄙び系宿
https://hikyou.jp/report/stay/49283/


驚きのボロ宿 那須湯本温泉 雲海閣に宿泊 魅せる登山と温泉記録
https://wotcool.com/onsen-review/nasu-unkai-kaku/

那須で見つけた!文豪ゆかりの湯治宿【雲海閣】
http://yutty.jp/archives/nasu-unkaikaku/


アクセス
黒磯駅よりバス利用35分
東北自動車道 那須ICより那須街道で那須湯本へ

駐車場 10台


地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E9%9B%B2%E6%B5%B7%E9%96%A3/@37.0939976,140.001794,15z/data=!4m8!3m7!1s0x0:0xe83255d67b0f0970!5m2!4m1!1i2!8m2!3d37.0939976!4d140.001794?hl=ja
 

▲△▽▼


那須にはとても思い入れが深い。特別な思い出があるというわけではないのだが、とても気に入っている。緩やかな起伏の広大な高原の美しさ。高木美保ではないけれど、日本中探し回って那須が一番いい場所となる可能性は十分あると思っている。

温泉を思うとき、心は那須にある、なんて言うとかっこいいが、それほど大袈裟ではないくらいに、那須湯本温泉が好きだ。私にとって硫黄泉の代名詞にもなっている。那須の平原風景ももちろん大好きなのだが、この温泉があることで那須の魅力が2倍に増す。

 湯本のお湯は鹿の湯源泉(行人の湯との混合)だが、本家「鹿の湯」は混雑するので、迷わず周辺の宿等を勧める。日帰り入浴可能な宿も多い。

 このお湯は、強い酸性なのに、まろやかであり、那須特有の濃厚な硫化水素臭が脳天を刺激し続ける。そして時間をかけて入るごとに深さを増してくる充実の浴感。思わず唸ってしまう。

 この素晴らしい温泉は、今回も、ぬる湯派の私を熱い湯の虜にした。

源泉=鹿の湯・行人の湯 混合泉
  泉質=酸性・含硫黄-カルシウム-硫酸泉・
      塩化物泉(硫化水素型)
  総成分量=1040mg/kg pH=2.5
 浴槽の温度=41℃、42~43℃
  TEL=0287-76-2705
 入浴時間=9~21時 入浴料=700円
http://hiro33.cocolog-nifty.com/ichiyu/2006/04/post_e90e.html


▲△▽▼


那須湯本雲海閣

 鹿の湯源泉、行人の湯混合。ご主人の話だと、行人の湯とは鹿の湯でも混ぜているので、鹿の湯とまったく同じとのこと。朝8時頃の湯は右側が適温で左が熱めであったが、この熱い湯がとてもよかった。硫黄泉は熱いのが良いようで、、、

 H6.4 Al 20.3 Fe2+3 5.9 SO4 511.3 H2S 44.2 

酸性硫黄泉 59度 展望風呂の湯本では一般的(大丸の上の沢が源泉)な明礬泉はぬるく使われていないようであった。薄いが弱く明礬を感じられるのはいじらしく思う。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20010412B/index.htm


雲海閣は・・・ (旅館 雲海閣)
湯ノ花子     評価:★★★★ 2004年 12月 28日

老松温泉や雲海閣は地元の方に愛されている温泉ですよね、ここは部屋や台所なども貸してくれるので、ゆっくり湯治なども出来ます。常連さんはなぜか従業員のように働いてくれて、私が行った時にはお客さん自らが屋根に上って雪下ろしをしていました。女将さんとの談笑も楽しいです。皆さん雲海閣を愛してやまない人達ばかりなんでしょね!
http://kuchikomi.nifty.com/onsen/cs/catalog/th_255/catalog_0412272567_1.htm



那須湯本_雲海閣

名湯「鹿の湯」を引き湯している温泉旅館。
巷ではお盆休みの真っ只中、土日を利用して宿泊して参りました。

雲海閣の事はネットで知り、以前から入りたいと思っていた所で、日帰りの受付ギリギリの時間に滑り込みセーフ!
日帰りのつもりが、たまたま直前にキャンセルが出たとの事で、一部屋空いており、宿泊することになった。素泊まりで一人4800円。安い!
なお、今は諸事情あって素泊まりしかやっていないとの事です。

肝心のお湯は、那須の名湯、鹿の湯からの引き湯で、100%天然掛け流し。白濁の酸性硫黄泉で、強烈な玉子臭は旅館中に漂っている。
浴槽が2つあり、それぞれ熱めと適温に分かれています。気持ちよくて何度も入ってしまいました。

なお、この雲海閣には鹿の湯の硫黄泉の他に、自家源泉の明礬泉もあります。こちらも内湯なのですが、窓から那須の街を一望する事が出来、こちらもなかなかのお湯。硫黄泉の方が良過ぎて、明礬泉の方に足が進まないのが、何だか残念なような、贅沢なような・・・

旅館の若旦那はかなりの温泉好きらしく、チェックアウトしてから20分くらい温泉談義をしてしまいました。また是非とも、何度でも行きたいところです。

鹿の湯の混雑を避け、ゆっくりと名湯を楽しみたい方には是非ともお薦めです。(補足:上記は、2004/8/15に初めて雲海閣を訪れた時の話です。)

2005年 11月 19日
5度目の宿泊。若旦那と2時間近く話し込みました。お湯も最高ですが、若旦那の人柄も最高です。ますますお気に入りの宿となってしまいました。

2006年 1月 1日 (元旦)
6度目の宿泊。またまた若旦那と話し込んでしまいました。
一年の始まりに相応しい素晴らしいお湯でした。

2006年 3月 4日
宿泊後、チェックアウトせずにダラダラと夕方6時頃まで温泉入ったり部屋でゴロ寝したりして過ごしました。いつでも可能と言う訳ではありませんが、予約状況次第で1000円の追加料金でチェックアウトを遅くする事が出来るのです。週末別荘と言う感じですね。やっぱ雲海閣、最高です。今までの評価★4.5から、最高評価の★5つに格上げさせて頂きましたっ!
http://jake.cc/


那須湯本_雲海閣

茶臼岳の麓に点在する那須温泉郷は1370年前に発見され鹿が温泉で傷を癒しているので発見されたと言われている。明治初期には元湯、鹿の湯、大丸、北、弁天、高雄、三斗小屋の各温泉が開かれ那須七湯と称されていたが今では八幡温泉、新那須温泉、高原地区にも温泉が開かている。

このお話も雲海閣のご主人に教えていただきました。とても色々な事にこだわりを持たれているご主人のお話は何時間聞いていてもあきません。温泉好きの方、カメラ好きの方、グルメの方、一度ご主人のお話を聞きに行くと的確なお話が聞けますよ。

宿泊の予約をする時、予約をしようと電話したところ、「空いていますがうちはボロボロの素泊まり宿ですがいいんですか?」というお言葉。もちろん「それがいいんです」とすかさず回答(笑)

宿へ到着するともっとボロボロかと思っていたが意外に綺麗。チェックインの際、ご主人のまず最初の言葉は「温泉かなり周られているでしょ」という言葉だった。なんと私の真っ黒に変色した指輪をみてそう思ったらしい。

部屋へ案内されてさらにビックリ!6畳一間を想像していたがとんでもない!8畳ほどの広さ+2畳に椅子・テーブルが置かれたリラックススペース+1畳の鏡台が置かれたスペースとかなりの広さ。浴衣・歯ブラシ・タオル・茶菓子も用意され、TVもコイン式ではない。暖房もコタツとヒーターがあった。綺麗に掃除され清潔な部屋は旅館そのもの!そして窓からは山が一望でき景色もいい。いう事なしの宿に私は大感動した。
7

那須湯本_雲海閣
硫黄くさーいのにまろやかな泉質抜群の湯!

那須湯本といったら鹿の湯が有名だが鹿の湯はいつも爆混み。その源泉を引いているのがここ雲海閣。同じお湯へ貸しきり状態で入れる事の多い穴場の宿だ。湯船は毎日湯船の片方づつ掃除しているらしく、透明度の高い方が新鮮な湯。私が行った時はどちらもあまり変わらない色をしていた為、どちらが新鮮なのかがわからなかった。注がれている湯量はすくなく少しづつではあるが源泉温度が高めという事で加水よりはいいかも。 先日の地震により、温度が5度ほど下がったとご主人が言っていた。源泉をさわってみると、68度あるとは思えない、たぶん50~55度?と思える温度だった。夜入った湯船は温度が高めだったが朝入った湯船の温度はぬるめで適温。これから温泉を巡るというのについ長湯をしてしまった。

お湯の特徴は硫黄なのにまろやか。匂いは私好みの濃い硫黄臭だった。味は少しの苦味にすっぱみも少しだけ。この浴室へはなが~い階段を下がらなければならない。帰りの上がりは結構辛い。


【みはらしの湯 男女各1 明礬泉】
こちらも女性用は写真より一回り小さい

蒸気が谷へ溜まり、それが川へ吸収されできあがる温泉が明礬泉。箱根にはこれを人工的に行っているところもあると聞く。
こちらは人工的ではなく、十分な成分が含まれ温泉となっている。 明礬泉も地震によって変化したらしく最近は白く濁りはじめたとの事。
私が入った時はほんの少し白みがかった湯に真っ白なこまかい消しゴムのかすのような湯花が多量に舞っていた。

【自炊場所】

雲海閣は自炊スペースが広く設けられており、電子レンジ、コンロ、オーブン、お皿やコップ、何も持ってこなくてもいいほど物が揃っている。ご飯時になるとここへは人が沢山来て皆自炊を始める。自炊場所以外には製氷機・共同冷蔵庫もある。
http://www.hikyou.jp/totigi/nasuyumoto/unkaikaku/unkaikaku.htm




ようやく那須湯本温泉の「雲海閣」のお湯に浸かることができました。今回は小学生の長男と私との父子二人での湯治となりました。やや鄙びた外観の「雲海閣」は現在は日帰り入浴・休憩と素泊まり宿泊で営業しているようです。お風呂は2ヶ所にありそれぞれ源泉が異なります。

みょうばん泉の引かれた「みはらし風呂」は玄関から入って階段を降りる手前にあります。お風呂は内湯×1です。7~8人が入れるタイル張りの浴槽です。無色透明のみょうばん泉がなみなみと注がれています。お湯は何と言ってもみょうばん臭が強く感じられ、私にはこれだけで頭がくらっときてしまいます。お湯の感触はなめらかな肌触りで、非常に優しいもので肌を包み込むような感じもします。いいです、この浴感。心地よさが体に残ります。湯上がり後はみょうばん臭で身体がぷんぷんします。

もう1ヶ所の浴室は暗めの階段をかなり降りていった所にあります。結構この階段は段数があります。ここには鹿の湯源泉が引かれています。お風呂は内湯×2があります。

4~5人が入れる四角形の同じ広さの浴槽が2つ並んでおり、左側が「あつ湯」、右側が「ぬる湯」と温度差が付いておりお好みで入れるようになっています。お湯は白濁しており硫黄臭とみょうばん臭がします。「あつ湯」は結構熱めになっており、私の好みの湯温になっていました。しかし息子も平然と、この「あつ湯」に浸かるようになったのには驚きました。ちょっと前迄は「ぬる湯」専門だったのですが。やはり、子供の成長は親が思っているよりも早いようです。

ちょっぴりピリピリくるくらいパンチの効いた十分に入浴感のあるお湯です。あまり”濃い”という感じのお湯ではないですが千年以上湧きつづける歴史の重みを感じさせる何かは感じ取れます。入浴感がとても良いので浸かっているとほんと気持ちがいいです。深夜にこの素晴らしいお湯を独占して浸かっているとしみじみシアワセを感じます。素晴らしい温泉にであった時「ああ、温泉好きで良かった!」と思う瞬間です。(2001/10/13/PM08:00)
http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/tochigi/nasuyomo_unkai.html



ここのご主人温泉に真剣です (旅館 雲海閣)
とつかん     評価:★★★★ 2007年 2月 8日

那須の温泉といえば、鹿の湯がなんといっても断然トップの知名度でしょう。その源泉をそのまま引湯しているのが雲海閣である。ここは、食事無で宿泊できる旅館で4000円台ととてもリーズナブルで温泉が楽しめるため、那須の作戦基地、中継地点としてもってこいの施設だと思います。

温泉は大丸旅館から引湯している明礬泉浴槽と、鹿の湯から引湯している浴槽計2つある。どちらも熱めでしっかりしたいいお湯です。

雲海閣のご主人は、とても那須温泉の未来に対して真剣に考えを巡らせている方だと話を伺っていて感じました。那須湯元温泉は天皇一家の静養地であるため中々思い通りに開発できなかったり、自分の土地でも木が切れないといった制約が多いいようである。 セブンイレブンの茶系の看板の色からも想像できるだろう。 町の人の意見は様々であり、このまま廃れていいか、軽井沢・清里みたいになればよいか、開発か現状維持か意見が対立しているらしい。
その制約の中でも色々と若者中心に模索しているようで、例えば、『鹿の湯源泉の宿』といったのぼりを作るだとか、雑誌のタイアップを増やすだとかブランディングの強化に励まれているようだ。

雲海閣は、とても古い宿といった印象だが、これは温泉の質とも関わりあいがあって、強酸性のため、鉄釘が打てなかったり、冷蔵庫、テレビなども1~2年で壊れるそうだ。修繕費が他の宿よりもかかってしまうとのこと。秋田の玉川温泉でもそんな話を聞いたことがある。

これだけいい温泉があるのだから、お湯だけの評価で人が来るような時代になって欲しいものである。ご主人の苦労が報われるように応援していきたい。
http://kuchikomi.nifty.com/onsen/kk/ElementKuchikomiList.do?Theme_ID=255&Element_ID=0412272567&order_by=1



古き良き湯 (旅館 雲海閣)
温泉猫シャーリーたん     評価:★★★★ 2006年 12月 11日

昭和30年代まんまの宿と言った風情

壁はそこかしこ剥がれ、床板はぺらぺら、だが湯は那須湯元では一級品、この界隈でこの湯に匹敵する宿は、老松温泉(食事設備はかなり言を失いますが・・・)とおそらく新小松屋位でしょう

寝具もそんなに綺麗ではないが、部屋は広く一人旅で手足を伸ばすにも良い感じ。 妙に落ち着いていられる。

近隣の美味しい洒落た料理店で食事を取って古びた宿に戻り、浴衣に着替え長い階段をどこまでも降りた地の果てに天上の衣にも似た暖かな湯に包まれる

またお盆中もしくは土曜の夜7時に泊まる宿が無いと嘆いてる時に電話をいれてもすぐさま予約ができちゃうのもこの宿の魅力
私にとってはとっさの時の助け宿にもなってくれている


朝一が一番 (旅館 雲海閣)
201系     評価:★★★★★ 2006年 8月 22日

鹿の湯からの引き湯なので満足できる泉質です。風呂の雰囲気もかなり年季が入っていて気分的にも癒されます。

早朝に掃除するらしくその直後はほぼ透明で新鮮な鹿の湯に浸かれますのでおススメです。1日1浴槽交互に清掃しているそうです。

もうひとつの明礬泉は、夕方からお湯を溜めるらしく、日帰りの人は入れないことがあるみたいですね。こちらもかなり効きそうな感じの泉質でした。


那須湯本_雲海閣

いろいろなところを旅していると、時々、ああここは「当たり」だ、叶うことならまた、ここに来てここに泊まりたいと思う宿に巡り会うことがある。
 それにはまあ、いろいろな条件があって、居心地がよいとか、相性がいいとか、お風呂が素晴らしいとかそういうものも当然あるのだが、やはり「人」が良いことが一番だろうか。 心がこもっているかこもっていないかというのは、自ずから判ってしまうものだと思う。

 雲海閣は那須湯本温泉のメインストリートに面してはいるのだが、街道沿いの入り口は今は使っておらず、旅館清水屋の前を曲がるか、鹿の足湯の先を曲がって、坂を降りないと正面玄関には着くことが出来ない。

 客室は斜面の上の見晴らしの良いところに、そして浴室は上と下とに二ヶ所ある。 上の浴室は湯の花舞う透明な明礬泉、下の浴室は元湯鹿の湯と同じ白濁した硫黄泉が引かれている。

 古びた館内に入り、階段を何段か下りると、天井に表示が出ている。右手に明礬泉、階段のさらに下には硫黄泉があると木の板に書かれている。
 まずは階下の硫黄泉から案内しよう。

数段の階段の下には何やら簀の子を敷いた四角い細長い通路が続いている。
 白っぽい塗料を塗ってある壁は、あちらこちら剥がれて剥き出しのコンクリがのぞいており、殺伐とした雰囲気だ。 この奥にさらに長い長い階段が続いている。 ここは先ほどまでの白い通路とはうってかわって壁も天井も階段も手すりも全て木組みだ。

 階段を一番下まで下りると、右手に女湯、左手に男湯がある。
 女湯の先は、部屋と言うより何か休憩室のようなものでもあるのか、スリッパが何組か散乱していた。 女湯の暖簾を潜ると、横に細長い小さな脱衣所。
 がらがらと戸を引くと、何とも絵になるお風呂が待っていた。

 浴室は天井も浴槽も全て飴色に染まった木でできていて、二つの隣り合った四角い浴槽には青白い濁り湯が静かにそそがれている。

 湯口も木でできていて、そこだけちょっと周りから浮いたオレンジ色の金槌が置いてある。これは湯量調節用だ。 浴槽の縁も洗い場の床も、硫黄の粉で白っぽくなっていて、隅に黄色いケロリン桶が備え付けてあった。

並んでいる二つの浴槽のうち、右が適温、左側が熱くなっていた。青白い濁り。 この宿に一歩足を踏み入れたとたん、何処からともなく漂ってくる硫黄の臭いに、ああ温泉宿だぁという気分が高まるが、お風呂に入ってみると、硫黄の臭いよりむしろアルミニウムのような金属臭が強く感じられる。そして酸っぱいような臭いも。 鳴子の滝の湯に少し似ているかな。
 ぬるい方で体を慣らして、熱い方に移ってみた。 足先からじんじんと温まる。 高い木の天井に湯気が上がっていく。
 味には思ったほどの酸味はなく、むしろ粉っぽい舌触りが印象に残る。


再び階段を上り、今度は明礬泉へ行ってみよう。

 階段の途中で表示に従って曲がると、いきなり薄暗い簀の子を敷いた洗面所のような場所に出た。 簀の子なのでこの手前でスリッパを脱いだものか迷う。

 手前は男湯(すぐ上の左の画像)、奥が女湯(同じく右の画像)。男湯の方がかなり広い。 浴槽は円を1/4に切った形をしていて、タイル張り。
 狭く年季も入っているが、なかなかいい感じのお風呂だ。
 無色透明に見えたが、入ってみると粉状の湯の花がうっすらと舞っていた。
 臭いは浴室に入った瞬間は汚水のような臭いを感じたが、やはり硫黄の臭い。 適温。 階下の硫黄泉ほどのインパクトはないが、これもとても良い湯だ。 

湯口の下に行くと、底に沢山湯の花が沈んでいた。 思わず嬉しくてすくってはお湯の中で舞わせてみる。 パンを焼くために粉をふるった後のように一面真っ白になった。

湯上がりは何故かどっかりと疲れて動けなくなる。 肌もべたべたする感じ。
 爽快感を感じる下のお風呂とは対照的だ。 登らなくてはいけない階段はこっちの方が少ないのに、立ち上がるのに気合いがいるのはこちらのお風呂の方だった。

 雲海閣は以前は15室の客室に二食付きの宿泊を受けていたが、今は9室のみ、素泊まりと立ち寄り入浴のみの受付となっている。

 素泊まりと言っても自炊は可能だ。調理器具や食器もみんな貸してもらえる。

 はじめに電話したときに、「古ーい宿ですが構いませんか?」と聞かれた。
 確かに建物は古いのだが、古いことは決して悪いことではないのだ。

 私はまたきっと、雲海閣を訪れるだろう。
http://spa.s5.xrea.com/broom/tochigi/unkaikakuf.htm



那須湯本_雲海閣  

那須湯本ときたら「鹿の湯」だが、駐車場満車のため今回は温泉街の旅館にしました。ここは主力の鹿の湯源泉の他に、大丸付近から引湯している無色透明の単純硫黄泉もあって良いです。宿は外観・館内とも鄙び系ですが、湯は2本立て、しかも抜群なのであります。単純硫黄泉のお湯は無色透明、少し酸味でなんかの臭いがします。浴室は湯気で充満、源泉は浴槽内注入で贅沢な量を使用、温度は42℃といったところでしょうか。白っぽい湯花なのか、大丸付近の沢での混入物なのか不明ですが、なんやらちらほら浮遊していました。若旦那?によると、単純硫黄泉の方は時間によって温度が一定しないらしい。やはり白く濁った硫黄泉の風呂がお客には人気のようで、こちら単純硫黄浴槽はずっと貸し切りでした。

素泊まりのみの設定ですので、食事持ち込みで自由に使用できる調理場で自炊もよし、外へ散歩がてら食事にいってもよしと、自分の思うまま楽しんでください。二階の部屋からは那須の山々が見え景色は抜群です、夏は夕立に注意、雨が止むとかなり涼しいです。お湯よし、景色良し、料金も安い、ときてるので是非どうぞ。(02年10月宿泊の感想)

立ち寄りに、宿泊にと、結構お世話になっている自炊(素泊まり)専門の温泉宿。首都圏に近い温泉地の中で、お湯の質、雰囲気、観光拠点としての利便性、その他全ての点で温泉ファンを魅了する御宿と思います。自炊旅館といっても、客室は普通の旅館だし、眺めは大変良いし、茶器セットもあるし、浴衣もあるし、御宿の兄さんはフレンドリ~だし、那須でこの料金(4人で18000円)は絶対御得だと思う。炊事場も広々としていて、食器や調理器具も全て揃っています。冷蔵庫も氷も有り。

温泉は長~い階段を下った所にある鹿の湯からの引き湯と階段の上のにある透明なお湯の両方が楽しめます。特に階下に有る鹿の湯の引き湯が楽しめる浴槽は、風情ある木造でなかなかの雰囲気。激混みの「鹿の湯」と比べても、圧倒的に静かで訪問時は何時も貸しきり状態。最高です。(02年10月宿泊の感想)
http://www.geocities.jp/oyu_web/t123.html



東北新幹線那須塩原駅からバスに乗り湯本一丁目バス停で下車。
ぼろぼろの看板の指示通り歩くと3分ほどで雲海閣に到着した。

雲海閣は木造平屋建ての古い湯治宿の雰囲気。現在では素泊まり専門の宿として営業している。今回俺は一泊素泊まりでお世話になることにした。

帳場ではまだ30代と思われる主人が出迎えてくれた。鈴木ヒロミツ、めざましテレビの軽部真一、マギー四郎を足して3で割ったような感じの主人だ。
温泉についていくつか質問すると懇切丁寧に答えてくれ、その言葉の端々に源泉を大切にし、また誇りにしているのが感じられた。さっそく湯につかることにした。

ここには別源泉の浴室が2つある。まずは「明礬泉みはらし風呂」へ。
みはらしといっても露天風呂ではなくタイルの内湯なのだが、宿が高台にあるため窓からの眺めはたしかに良い。湯は無色透明、硫黄臭+明礬臭で熱め、たっぷり掛け流しになっている。白っぽい湯の花も微量ながら浮かんでおり、PH4.1の弱酸性。なめてみると苦味と少しの酸味が感じられる。
疲れた体にじわーっとしみこんでくるような湯だった。

次に硫黄泉の浴室へ向かう。壁床天井漆喰塗りのあやしいスロープの廊下を降り、更にかなり段数のある木造の直階段を降りきるとようやく浴室にたどり着いた。その頃にはもう硫化水素臭がぷんぷん充満していた。浴室に入ると床も浴槽も木で湯治場の雰囲気。浴槽は2槽式になっている。共同湯・鹿の湯から引かれた青みがかった白濁湯が木の湯口から掛け流しになっており、かけ湯をすると熱め。向かって左の浴槽が45℃、右が43℃くらいの温度になっている。PH2.5で味は苦味と酸味。酸性の湯だが肌触りなめらかであまりぴりぴりする感じはない。真っ白な見た目ほどはそんなに濃厚さは感じないものの、
引湯ながら湯の劣化は感じられず、質の高い湯だと思う。
のんびりと貸切状態で湯を楽しみながら硫黄臭でへろへろになった。
宿泊中何度も入りにいったが、なんせあの階段はそうとう疲れた。いい湯には楽に入れない。
http://www.gld.mmtr.or.jp/~okuch/kum/onsen/tochigi/unkaikaku.html


900メートルの高原に歴史ある鹿の湯があります。派手な観光地がいくつかあってその合間をくぐって行くと老舗の湯治宿の雲海閣が立っています。

 戦時中、温泉の硫黄が弾丸の材料になるので軍需工場がありました。しかしアメリカ軍が工場を破壊しようとしてこの温泉地一体が大火にあいました。
 そのために雲海閣も含めて古い湯治宿が全焼したと聞きました。

 雲海閣は鹿の湯の源泉を引く、本格的な素泊まり専門の宿です。
 二種類のお湯、明礬風呂(アルミニウムが主体の薄茶色の弱酸性泉)と白濁色の鹿の湯(酸性硫化水素)に入れます。
 完全自炊で食事は出前を取るか隣接するスーパーを利用して調理するかのどちらかになります。もちろん外食はいくらでもできます。郵便局や銀行も近い。厨房は広く何でも揃っているので持ち込みは「食材」だけで他にいりません。 週末は観光地として宿泊料も多少上がります。登山客やスキー客が多く滞在するようです。

 館主さんは若くお湯についていろいろ教えて下さいます。アトピー患者もよく来られるようで「長期滞在の費用は交渉次第で決めます」とおっしゃっていました。リューマチスの患者さんと同じように週末湯治で来る人、月泊まりの人などいるとのことです。

 素温泉と個室を借りるのは1500円、一回入浴は400円です。
 リンパ腺が腫れ、ボロボロに皮膚がなり赤くなるとか悪いものが噴き始めます。それを超えてまたは繰り返して正常な皮膚に更生されていきます。だからひび切れと糜爛が激しい肌では温泉治療の経過も変わってきます。
 もちろん私はその両方の状態を知っています。糜爛の強い時は患者にとってかなりキツイかもしれませんが、草津のお湯よりは痛みも少なくお湯も熱くないので安心して下さい。

 広くて使いやすい厨房です。この後ろには洗濯機があります。
冷蔵庫や電子レンジも完備してあり調味料まで利用できます。食器もそろっているので大変便利です。宿泊のお部屋も全部で16室あります。お泊りは一人からでもOK。
http://ouro.hp.infoseek.co.jp/unkaikaku.htm



50 :名無しさん@いい湯だな :2006/12/01(金) 20:28:07 ID:I479Qacd

雲海閣に宿泊しようと思ってるんですが、どうですかね。
値段の割りに良さ毛なんだけど。


51 :名無しさん@いい湯だな :2006/12/01(金) 22:56:41 ID:f4nF4bBO

なんでもそろってるところが良いなら高いホテルとかがいいけど、イイお湯目当てなら雲海閣イイよ!
部屋はキレイだし一階でも眺めは良い、風呂は最高だし地元のヒトも優しくて他のイイお湯を教えてくれたりすする。
難点は洗面が廊下でトイレと併せて古いことかな、硫黄泉は髪洗えないから上の明礬泉で湯を汲んで洗ったな もしくは、他に立ち寄りで髪を洗う


52 :名無しさん@いい湯だな :2006/12/02(土) 22:14:05 ID:aGpOCBzG
泊まった場合、難点は地元の立ち寄りのじじい達が何時までも居座ってること。 いい点は早朝の入れ替えたばかりの透明の鹿の湯に入れること。


61 :名無しさん@いい湯だな :2006/12/10(日) 08:33:16 ID:q6VyQCN+

雲海閣はいいよ あんな宿だから知っている人しかこないし
だからマナーの悪い奴が殆どいないしね 俺は夏に始めて行ってもう6回も行ったよ 鹿の湯に行くならば雲海閣のお湯のほうが良いね
http://travel3.2ch.net/test/read.cgi/onsen/1147323140/

63 :名無しさん@いい湯だな :2006/12/20(水) 07:50:38 ID:56oWLSjy
雲海閣素泊まりのひとは晩飯に要注意。 夜はほんと喰うところどこにもないから。 コンビニもないから。 何もないから。


118 :98:2007/01/29(月) 21:36:06 ID:x7NXfhty
私もこの間行ってきたばかりなのに、下着の未だ消えない硫黄の臭いをかぐとまた行きたくなります。雲海閣って人も湯も最高ですね
「夜行疲れがあるので部屋で休憩したいのですけど..」ってお願いしたら
女将、若女将と揃って部屋の準備と案内をしていただきました
たまには、夜行ののんびりした旅も良かったです

142 :名無しさん@いい湯だな :2007/03/07(水) 18:07:46 ID:EBk/z2Ur
一喝...。 こういうのが嫌なヤシは雲海閣や老松に行く


143 :名無しさん@いい湯だな :2007/03/07(水) 22:06:02 ID:DOgA26Wm
鹿の湯なんて行っちゃ駄目だよ 俺は雲海閣へよく行くよ
人が少なくて快適だよね

147 :名無しさん@いい湯だな :2007/03/09(金) 07:56:05 ID:WW5IAGte
鹿の湯に行くとそんな嫌な思いもする時ある
だから雲海閣に行ってくつろいだ方が良いよ

149 :148:2007/03/09(金) 16:50:16 ID:XM7Tun87
エセ温泉が増えるなか、湯を本当に大切にしている雲海閣が
紹介されて人気がでるのはウレシイ、大変だろうけどがんばって欲しい

150 :名無しさん@いい湯だな :2007/03/09(金) 20:51:45 ID:QFweo6sR
俺埼玉県民だけど雲海には月に1~2回行くよ
色々温泉回ったけど雲海は最高だよ
2:777 :

2022/06/16 (Thu) 00:55:54

あげ55

  • 名前: E-mail(省略可):

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.