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QUAD の静電型スピーカーを超えるスピーカーはまだ存在しない

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2022/05/21 (Sat) 08:15:15

QUAD の静電型スピーカーを超えるスピーカーはまだ存在しない

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静電型スピーカーの存続に取り組むドイツ QUAD Musikwiedergabe
http://www.quad-musik.de/japanese_magazine-_interview.pdf
http://www.soundbox.co.jp/QUAD/japanese_1.htm

ドイツ QUAD Musikwiedergabe PRODUCTS
https://www.quad-musik.de/index.php/en/products


ドイツ QUAD社 QUAD ESL57・63 の復刻新品

ドイツQUAD Musikviedergab GmbH 社QUAD ESL57 復刻新品(受注生産品)
* QUAD ESL57QA ¥1,300,000 ペア(税別)
2 つの違ったスタイル、前面メタル・グリル色は3色から選択してください。
https://www.soundbox.co.jp/QUAD_ESL57QA_Cata_a.pdf


ドイツQUAD Musikviedergab GmbH 社QUAD ESL63 復刻新品(受注生産品)
* QUAD ESL63QA ¥1,600,000 ペア(税別)
フレーム木の材質、色を指定してください
https://www.soundbox.co.jp/QUAD_ESL63QA_Cata_a.pdf

ドイツ QUAD ESL57専用サブウーファ
QUAD Musikwiedergabe
http://www.quad-musik.de/html/catalogue.html

ESL57 (QA) subwoofer, the round shaped.

They come without an edge, easy to turn to optimize there performance in the room.
Not only prepared to fit with the 57 design, but also an ideal solution for third party electrostatics.

We deliver them as a pair including an active crossover

You can have them in various colours and/or with wooden top and bottom plates
http://www.quad-musik.de/html/subround.html


ドイツ QUAD ESL63 専用サブウーファ
QUAD Musikwiedergabe
http://www.quad-musik.de/html/catalogue.html


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復刻品 QUAD-II 真空管モノラル・アンプ 
(ドイツ QUAD MusikWiedergabe GmbH) 製 ¥500.000/ペア
オプション KT66/GEC、EF86/Mullard、GZ32/Mulalrd +\120,000より
https://www.soundbox.co.jp/QUAD/QD-II.htm


復刻品 QUAD 33/2プリアンプ  QUAD 303QR パワーアンプ 
(オランダ QUADREVISIE社製)
https://www.soundbox.co.jp/QUAD/QD_33_2_303QR.htm
https://www.soundbox.co.jp/QUAD/Quad%20Revisie_JP_left.pdf


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サウンドボックス
https://www.soundbox.co.jp/

東京都調布市仙川町2-13-32

Tel: (03) 5577-5227 

サウンドボックスへの地図
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=10SwyUNIYBG0FdAFxBfQZSf_iNdw&ie=UTF8&hl=ja&msa=0&ll=35.66216900000003%2C139.58260799999994&spn=0.004184%2C0.006866&z=17&source=embed


営業時間:月曜日-土曜日11:00-19:00/日曜・祝日休み


QUAD ESL57,ESL63 ESL63Pro 修理受付中 
https://www.soundbox.co.jp/quad63repair.html


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Q: 最高に音の良いスピーカー教えて下さい。 2012/2/15 rollingcyukunさん
最高に音の良いスピーカー教えて下さい。
音の良し悪しは個人差があると思いますがあなた様が良いと思うスピーカーを教えて下さい


A: papageno_eulenspiegelさん

クラシックを聴く場合に限定すれば、QUADのコンデンサー型を超えるものはまだ存在しないと思っています。

数ミクロンという極薄の振動膜に数千ボルトの高電圧をかけたうえ、それを挟む形の電極板に+と―の音楽信号を与えて振動膜を震わせ音を発生させる仕組みで、一般的な、ラッパを箱に取り付ける形式と違って、音楽信号に固有音の色付けがされる要素を極限まで排除したスピーカーです。

拙宅では現在、旧いタンノイのGRF(モニターゴールド)、最近導入したハーベスのHL-P3ESRを含めて3種類をおいていますが、結局、ほとんどQUADのESL57しか使わなくなってしまいました。

ESL57 は1957年頃に発売され、’80年代半ばごろに生産終了となったいわば骨董品ですが、世界中に根強いファンがいて、リストアして使い続けている人たちが大勢います。

ドイツの QUAD代理店では、振動膜を枠に張る機械を英国のQUADから買取って、「新品」を供給しているので(金属製のグリルだけは中古品を塗りなおしたものですが)、ドイツに住んでいたころにわざわざコブレンツに近いQUAD代理店まで行って買ってきました。外観のデザインも大変気が利いていますので、グリルをくすんだ緑色に塗装してもらった我が家のセットは私の最も愛するオーディオ・コンポーネントです。

ドイツQUADでは、ESL57 の改良型である ESL63 の新品も、さらに現在も QUAD本社が量産している ESL2805/2905 も販売していましたが、じっくり聴き比べたところ、音そのものの魅力ではやはり原点である ESL57を超えられていないと思います。改良型では音像の定位や空間表現を改善する措置が加えられているのですが、やはりそのために音質への影響が避けられなかったのでしょう。

QUAD のコンデンサー・スピーカーの唯一の問題点は、その発音方式に必然的に起因する低音の不足と言われてきました(私自身は、主に聴く音楽の種類からあまりそう感じていませんでしたが)。ところがドイツ QUAD では最近、ESL63、ESL57 向けにそれぞれ専用のサブウーファーを独自に開発したとのこと。従来は、既存のサブウーファーをQUADのコンデンサー・スピーカーとうまくマッチさせる事は不可能と言われてきましたが、このESL57専用サブウーファーをドイツに注文してみようかと、近頃悩ましい日々を送っております(きっと近々注文しちゃうんだろうなァ~~)。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1181575751


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QUAD ESL63 | 禁断のKRELL 2014年01月12日
https://ameblo.jp/507576/entry-11748676150.html?frm=theme

QUAD ESL63はイギリス音響界の偉人、ピーター・ウォーカーが開発した英国製の歴史的銘機、コンデンサー(静電型)スピーカーであり、通常のダイナミック型スピーカーとの使用上の違いは、ESL63ペアそれぞれ電源コンセントから給電して使用する。
コンデンサー型スピーカーは完全な平面状が多いのだが、ESL63はダイナミック型スピーカーと同じ球面上となっており、立体的な音像構築を実現している点が最大の特徴である。音楽信号は独自開発のディレイ(遅延)回路を経由することで均衡の取れたスムーズな球面波状の音楽エネルギー解放を実現している。


特徴としては「美音」の素晴らしさが広く知られており、音楽ジャンルで言うとクラシック愛好家の専用機として大変有名である。とにかく非常に美しい音が最大の特徴である。
しかし、「色合い」が付けられた音ではなく、無色透明だが高品位で繊細なサウンドが持ち味であり、聴き手に強く訴えかけるというよりは、落ち着いた静謐な佇まいを持つ、したがってダイナミクスという点には欠けるので、迫ってくるような迫力を求める向きにはダブルスタックでの使用が推奨される。マークレビンソンが1970年代に自宅でQUAD ESLをスタックしてハートレイ製61cmウーファー、デッカ製リボントゥイーターを追加した「H.Q.D」という巨大システムとして使用していた。CELLOとの相性は抜群に良い。

「美音」にこだわる方には絶対に避けて通れない、一度は使うべきスピーカーである。
スローバラードの女性ヴォーカルが見事であり、フルオーケストラにはやや難渋するが、やはり室内楽の再現性が大変素晴らしい。一般家庭のリスニング環境においてクオリティーの高い再生を目指す方に向いている。耐入力は50Wまで、ESL63からは保護回路が入っており、過入力の場合は音が歪むが、ユニットは保護されるようになっている。ESL57は過大入力をするとすぐに振動版を破損してしまう。


透徹繊細という言葉が、ESL63の枕詞に相応しいだろう。史上もっとも色付けが少ないスピーカーである、スタジオモニター用途のPRO63とは違い、家庭用での音楽再生の最高峰を目指して作られた製品である。モデル名の63とは開発が始まった1963年から由来している。そして18年という歳月を掛けて1981年に発売された。プロ用機とは違い、本機はホールトーンの再生を最大の特徴としており、内振りにした近接ニアフィールドセッティングでは部屋の影響は少ないのに、大変豊かな「残響音」を聴かせてくれる。

ただの無彩色なソッけない音を連想してはいけない。その再生音は非常に濃厚で、バラード曲ではヴォーカル音像の濃密さに驚くだろう。この後で聴いたJBLの大型モニターの音が「随分スッキリして聴こえる」と感じられるほどの濃厚なヴォーカルだ。白熱灯を本機に当てて使うとネットの内側が透けて見えるのだが、僅か数ミクロンという薄い振動版が激しく振動している姿が薄明りに照らしだされる。

パーカッションの微細信号の再生では、パルシブな反応性の高さ、繊細な表現力はダイナミック型の比ではない。家庭用として常識的な音量の
制限下では現代でも通用する魅力的な再生を聴かせてくれる。声楽や弦楽の小編成の再生は白眉で、熱烈なファンを世界中に多数生み出した。反面、低音のみならず、大音量・大編成になるほど厳しいと感じるのは正直な感想である。背面からは前面と同じ音が出ているから壁から最低50cmの空間が必要である。もっとも背面の処理はネットではなく透過性はあるが厚い布地だ。 低音の再現性はやはり厳しく、どうしても不満はついて回るだろう。低音感にはそれほど不満はないのだが、15インチウーファーとは音の質感に歴然とした差がある。やはり振動版が薄いのでどうも低音が軽く物足りないのだ。ESL63の低音はこりゃヒドイナア(´・ω・`)という感じ・・・・・

ジャズやロックの再現性?JBLの大型スピーカーの味を知っている人からするとキツイ。
音像の実体感に関しては不満はなく、非常に確かな存在感で鳴らすことができ、やはり課題は低音だろうと感じた。イギリス本国のみで流通していた専用スタンドで聴いたが、これで耳の高さは椅子に座ったリスニングでも問題ない。
そのままでは安定性に欠けるので専用スタンドは出来れば使いたい。
狭い部屋でも鳴らせるものの、場所を取る大きなスピーカーなので、
メインとして使うつもりでなければ導入は難しいだろう。機器やシステムを増やすと音は間違いなく悪くなる。寸法はしっかりチェックして導入前にシュミレーションが必要だ。やはり最終的には機器としての脆弱さが気にかかる。オーディオ機器は安定して長期使用できるのがなによりも大切な要素であり、故障が頻発したGASの製品は音質は優れていたのにアッという間に市場から淘汰されたのがそれを証明している。
古い製品ですし、故障頻度はダイナミック型の比ではないでしょう。
かなり大きいので頻繁に修理に出す際も大変ですね。

ただし、ESL63は音は他では得られない素晴らしいものです、
集合住宅で周囲に気を使いながらのリスニングでヴォーカル再生を追求したい方に強く推奨したいと思います。個人的には機器のリライアビリティを重視しているので、今からの購入は慎重に検討する必要があると思っています。しかしながら、この"ホールトーン"が生み出す音色の暖かさ、柔らかさ、艶やかさと比類ない透明感が見事に併立した世界は、他では得られないものだと思います。


Q:   なぜ、エレクトロスタティック型なのでしょうか?

A:   それは一番よく聞かれる質問の一つです。理由は簡単です。
音は空気の振動ですね。空気はとても軽い。軽い空気を動かす
スピーカーの振動版は、軽ければ空気とのマッチングが良い。
軽い振動版を駆動する方法はエレクトロスタティックです。

これが理由です。ただし開発は大変でした。振動版となるフィルムが安定しないのです。ピンと張ってもやがて伸びてたるんでしまう。
小さなESL(エレクトロスタティック・ラウドスピーカー)を作ってはどんどん大きくしていき、ESLの最初の製品化一号機に至るまでに、50年から55年までの試行錯誤が必要でした。エレクトロスタティックの動作原理は簡単です。しかし、原理と製品化との間には大きな壁がありました。


回答、ピーター・ウォーカー


発売が1981年製の年代物のため、メーカーの仕様ではスピーカー端子は
バネ式で、細いケーブルしか使用できない。端子交換品が良い。


スピーカー固有の指向性の問題でフラットセッティングではなく若干の内振りが必要になる。


背面からも前面と同じ音が出ているので、後ろ側は最低50㎝の空間が必要になる。
故朝沼予史宏氏による記述では1mとある。ライブ感を生かしたいならあまり吸音処理をしないほうが良いようだ。



湿気の多い日本では除湿器が必要とも云われている、製造国イギリスはいつも雨ばかり振っている土地柄だが、体感の湿気は低く、日本より過ごしやすく感じる。


ESL57 「これこそがQUADだ!」 と言う意見のQUADファンも方もいる。若干振動膜が厚い構造であり、高域の指向性で劣っている。具体的にはリスニングポイントが限定される度合が強く、高域が聴こえるサービスエリアが狭い。
取扱いはよりデリケートで過大入力をすると即座に振動版を損傷してしまう。


ESL63 茶色 スピーカーとしての洗練度を高めた歴史的傑作モデル。一説にはホールトーンが再生できる、これこそが家庭用スピーカーの最高峰という意見がある。

ホコリに対して神経質であり、お部屋の掃除を欠かさないことが
肝要なのだそうだ。ホコリが入る状態だと、電極のついた空気清浄機と同じでお部屋のホコリを集めてしまうことになる。ブラックユニットのものが高価となっている。
(ユニットが黒いだけで外観は全て茶色)


ESL63PRO 黒色 63から若干の仕様変更がある。スタジオモニター用途として制作されたモデル。ヘヴィ―デューティーな使用下にも耐えうるモデル。


使用上の注意点はあまり頻繁な移動は厳禁で、デリケートな扱いが求められる。
二人で筐体にひねりを加えないように扱うのが良いそうです。
注意点は再生音に異常が出たら即座に使用を中止して修理工房に連絡すること、これだと修理代は2万~3万程度で済む、「音は出ているから、そのうち直るだろう」とそのまま使い続けると致命的な故障に発展し、高額な費用がかかることになる。

したがって、何十年も放置していたものは大抵の場合修理費用がかさむわけである。

「正しく使い続ければメンテナンスフリーで使い続けられるのか?」と問われますと、そういうわけにはいかず、内部の接着剤の剥離などの小さな補修が必要である。
10年間単位でみると、途中で1回前後、2~3万円程度の補修(片側)が必要になるだろうという目安です。

クォードESL63と63PROの修理価格ですが、過去の修理歴とかノイズが
出だしてからの使用状況等により様々のようです。ESLの取り扱いに力を入れているサウンドポイント55さんでお聞きしたところ、過去に依頼された修理品の平均という事で言いますと、大体ペアーで10万から12万円位というのが一番多いそうです。

ですから、単純に片方ですと5~6万という事になるようです。
最大となりますとまず無いケースですが、多分片方15万円位という事に
なると思います。サウンドポイントさんでレストアした物であれば
ノイズが出だして直ぐに連絡すれば、普通掛かっても2~3万円以内で
直るものと言っておられました。先の見積もりはあくまで放ったらかし、または過去幾度かのメーカー修理の場合のケースなのだそうです。


寒い時期に移送した場合、到着後暖かい部屋で直ぐにスイッチを入れると結露で壊れる可能性があるので、冬場は機械が冷え切って届くと思うので、部屋の温度に馴染んでからの電源投入を厳守すること。
これが使用に当たっての唯一の注意点です。

部屋の寒いところに放置されがちな日本では急な部屋の暖気による
結露が一番ESLには問題となります。冬場のご使用にだけ御注意下さい。
それからESL-63はESL57と違いSWオンですぐに最大音圧が得られます。
通電時5000V掛かっていますので、空気清浄機の如く部屋の埃を吸い寄せます。
試聴中以外の通電は百害有って一理無しとご理解下さい。



Q:   ESL63ですが、連続通電24時間で壊れると聞きましたが、連続通電時間は何時間程度までがよろしいですか?また、長時間の連続通電後は、何時間休ませれば、再度の使用がスピーカーに負担なく可能ですか?


A:   連続通電24時間で壊れるというのは全くのデタラメです。
24時間通電(常時点けっぱなし)だと壊れるというのが間違って伝えられてるだけだと思います。人によっては数年点けっ放しでお使いの方も居られます。

でもそういう使い方だと空気清浄機として働いて部屋の埃を吸い寄せ続けるので内部に埃が入ってスポット放電し振動板を破るリスクが上がるという事です。

電気的には点けっ放しでも何ら問題ないです。消費電力も5Wほどです。
ダストカバーは付いておりますが、63の場合完全密閉というわけではないので多少空気の行き来はありますのでリスクが上がるわけです。
(57はテープによるユニットごとの完全密閉です)

何らかのショックや経年でダストカバーが破れたり隙間が出来た時には
よりそのリスクは上がります。そういった事もあり常時通電は避け、鳴らす時だけ通電して下さいという事を申し上げている次第です。
当方でも普通に2~3日の点けっ放しはしょっちゅう致しております。
ですから、再度の使用もいつでも出来ます。SPに負担など一切ありません。

本体の高さは92.5cm、日本には輸入されなかった鉄フレームの専用台は
高さが21.5cmある。ネジ止めで強固にセッティングが可能であり、転倒防止にもなる。
合計すると全高は114cmとなり椅子に座った状態でリスニングに最適な高さが得られる。


文中のノウハウは「サウンドポイント55」の三村さんからアドバイスを頂きました。


※くどいようですが、JBLの大型スピーカーと比較すると低音はジョークのレベルです。端的に言うと、"馬の糞"です。加えていうと、JBLの音を知っている人ならJAZZもROCKもESLでは到底満足できないでしょう。商売が絡んでいるとは言え、ウソも大概にしないといけません。しかし、言い換えると集合住宅でJBLの大型スピーカーが本領発揮する大音量は無理なので、本機の存在価値はココです。

満足度で特定ジャンル最高の評価のスピーカーに万能性が存在し得無いのはマニアなら誰でも知っています。買えば分かりますが、買ってからでは遅いので購入前に確定情報を掲載させていただく次第です。声楽、弦楽最高!でESLの価値はもう十分ではないですか。


クォード ESL63・63PRO

型式 コンデンサー方式・フロア型
公称インピーダンス 8Ω
再生周波数帯域 35Hz~20000Hz

出力音圧レベル 86dB/W/m

感度 1μbars/V/m(86dB/2、83Vrms)
最大入力 最大連続入力電圧:10Vrms
無歪出力を得るプログラム中の最大ピーク入力:40V
許容最大ピーク入力:55V
最大出力 2N/平方m(軸上2m)
指向特性 125Hz:5dB
500Hz:6.4dB
2kHz:7.2dB
8kHz:10.6dB

電源入力 100~120V、200~240V、50-60Hz
外形寸法 幅660×高さ925×奥行270mm(150mmの底板を含む)
重量 18.7kg
https://ameblo.jp/507576/entry-11748676150.html?frm=theme


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229 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/06(火) 23:36:57.11 ID:nlUPqEST

ESL-63の振動板寿命がQUADのサイトで云々されていますが
一部の人は振動板の寿命が短いので無く、接着剤の寿命が短いのだと
発言していますた。これは本当でせうか?。


238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/09(金) 22:50:12.34 ID:vRGgudel
>>229
本当だよ。
ちなみに張り替えてないもしくは補強して無い限り100%ESL-63のユニットは壊れてます。もしくは風前の灯状態。
1ユニット逝かれてれば他の3ユニットもほぼ同じ。
嘘だと思うなら自分で開けて指で押してごらん。
セメダインなんて全く用を成してないから。

245 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/16(金) 09:35:38.74 ID:fQM5Y+FM

ESL-63が欲すぃ~ とゅ~訳で念願のESL63PRO購入しますた。
漏れのオデヲライフの中でアンポ製作以上の最大のチャレンジングが始まります。
先ずは漏れの所有しているアンポを接続してどのアンポが適合するのか見極める必要が有りますが、SP本体は多分長い間使用されて無いと放電していて電極に電荷が無い状態だと思われます。
コンデンサー型イヤースピカの経験は有りますが、スピカは初めてです。
ESL63のチャージングにはどの位時間が必要なのでせうか?。


256 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/17(土) 22:17:10.02 ID:OK8QVNTu

ESL-63PROに約6時間LOVE注入後、国産純A級動作のアンポを接続しCD再生しますた。
このスピカ前後共サランネットが有り前後に音が出る。
ブラインドで聴くと入出力端子/電源コネクターが有る方を前に向けても判らない
こんなスピカ初めてです。
願わくば漏れが逝く時まで今のコンデイションを維持して欲すぃのです。

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/16(金) 23:06:38.29 ID:zVWW0+Jh

ほら、その知識じゃ無理だって。
63は57と違うんでユニットにチャージは必要ないし電極に電荷なんか57でも貯まらんよ。


248 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/16(金) 23:16:50.89 ID:fQM5Y+FM

んな馬鹿な!?。
故Mr.山中氏はステサンで消費電力なんて微々たるモンだから常時通電を推奨してましたけど。
それではAC電源は何の為?。
漏れの知る限りコンデンサー型でAC電源が不要なモンはSTAXのELS-8XBB位じゃないの?。

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/17(土) 11:58:07.84 ID:k/ZwLNro

私の経験では、ESL63は静電気を利用しているためか、電源を切ってから長時間経過すると自然放電で振動膜が緩んでしまうようです。
このため、休止の後は通電して一週間くらい経たないと元のように本領を発揮してくれません。
これは、永年愛用し「改造版」まで作ったアコースタットの「M3」も同じでした。
恐らく振動膜と固定極の間に電荷が溜まり安定するのに時間が掛かるのでしょう。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/18(日) 01:15:49.06 ID:5Nzn/k+w
>>248
全く言ってる事が理解出来てないようですね。


AC電源じゃなくDC電圧ですが勿論要りますよ。
電位を得る為です。電荷は必要ない。
振動板を5000Vに帯電するためです。
音楽信号は振動板に流れるんじゃなく前後の電極にPPで印加されます。
帯電した振動板がそれに引っ張られて動くから発音するんです。

57は導電塗料じゃなく逐電塗料のため振動板が正規電圧になるのに
逐電時間が掛かる。
63では通電即5000Vになるだけです。

>>249の言う「自然放電で振動膜が緩んでしまうようです。」
全くありえません。構造を全く把握してないのでは?
放電しようが帯電しようが振動板のテンションは同じです。

長期通電のメリットは内部の湿気が飛んでほんの少し空中放電が減る事です。
長期間通電お休みだと保管状況にによりますが一番怖いのは結露です。
結露も含めた内部の湿気が飛ぶのに時間が掛かりそれまでは本調子とは
いかないという事はあります。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1303158619/l50


 結露は大敵ですが通電してても関係ないです。
 部屋の温度が問題なんです。冬に急に部屋を暖めた時に結露します。
 部屋の温度に本体が馴染むまで通電してはいけません。
 梅雨に湿気が多いくらいはチリチリ空中放電音がする事はあっても壊れたりはしません。


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蒸し暑い日でも GRFのある部屋 2017年 08月 10日

タンノイの様なキャビネットの振動を音作りに使っているタイプのSPは、冬場しかいい音がしないようです。実際、私がGRFを聴いているのは、11月から3月の乾燥した季節だけです。

Quad の ESL-57 も振動膜の薄いフィルムが湿気ると音が変わりますし、ひどいときはフィルムが電極にさわりバチバチと音がします。

そんなときは、部屋の温度を上げてあげるとしつどが下がり元に戻ります。
30分ぐらい電源を通してから、音楽を流すと良いでしょう。

空気の振動は暖かく、なおかつ水分を含んでいる方が伝達が早くなりますが、楽器などの発音源は湿気で音が悪くなります。楽器型のSPはその傾向があるようです。


クーラーで温度を下げると、相対的に湿度は上がります。
温度を下げて、湿度も下げる場合は、相当強力に空調を効かせなくてはいけません。

夏場では湿度は50〜55%ぐらいまで下がっていれば、充分ですね。
冬場の東京のようなカラカラで、湿度が30%を切ってくるような状態は逆に特殊なのでしょう。
http://tannoy.exblog.jp/28038731/


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QUAD の静電型スピーカーを超えるスピーカーはまだ存在しない
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/380.html

伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html

静電型スピーカーの修理 _ STAX・QUAD ELECTROSTATIC LOUDSPEAKER RESTORATION
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/836.html  

オールド QUAD の安物アンプは名機なのか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html

ESL57 が似合う店 喫茶店 荻窪邪宗門 _ ESL57 と QUADⅡ の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/214.html


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オーディオ買取センター
壊れたコンデンサスピーカー高価買取・下取・修理します!
https://www.kaitori.audio/condenserloudspeaker


QUAD
「空気のように漂うような出音」
「スピーカー後方からも音が出る」

QUAD ESLに代表されるコンデンサスピーカーは、エンクロージャーにスピーカーユニットをマウントするダイナミックスピーカーシステムとは一線を画する独特の鳴り方・広がり方をするのが特徴です。
しかし埃や湿気に弱く非常にデリケートかつ・故障しやすいのも特徴でした。

過去、素晴らしい製品が数多くありましたが、湿気の多い日本では取り扱いが不向きと言われ、現在では日本国内で販売されている新製品はごく一部となりました。
また、日本国内で販売されていたコンデンサスピーカーの多くが発売から既に20年以上が経過しており、中古市場でも正常に出音動作するものも数少なくなってしまいました。

当店は正常動作しないコンデンサスピーカーの修理・オーバーホールを開始しました。
コンデンサスピーカーの修理・オーバーホールを行える技術者は日本国内でも極わずかです。

QUAD
「音が出ない」、「音が歪む」、「左右の音量バランスが異なる」、「音量レベルが全体的に小さい」、「ノイズが出る」等の症状のコンデンサスピーカーをお持ちの方は是非当店へお問合せください。

修理することを前提に、他店が提示しない高額にて査定します。
また、当店在庫との下取交換であればより高く査定します。
修理も行っていますのでお気軽にご相談ください。

QUAD / クオード
コンデンサスピーカーの代名詞的ブランド英国のQUAD社。
湾曲した畳のようなデザインのESL57と、ストレートかつモダンなルックスのESL63。
いかなるオーディオコンポーネントを駆使してもダイナミックスピーカーでは決して得られない鳴り方。
現在でも世界中に愛用者が多いコンデンサスピーカーシステムのスタンダードです。

⇒ QUAD製スピーカーの商品情報はこちら



MARTIN LOGAN/マーチンローガン
同社の多くのモデルが低音域をエンクロージャーに収納されたダイナミックスピーカーで再生を担い、中高域を静電型スピーカーにて再生するハイブリッド方式を採用しています。
ハイスピードかつ量感のある低域と、コンデンサスピーカーならではの音の広がりを両立しています。
背が高くスリムなトールボーイ型スピーカーにより定位感が良く「ステージが目の前に出現する」といった高い評価を得ており、QUADと同様世界中に愛用者の多いブランドです。

⇒ MARTIN LOGAN製スピーカーの商品情報はこちら



APOGEE / アポジー
現在オーディオインターフェイス等、プロ音響製品を扱うアポジー社ですが、80年代中期からハイエンドコンデンサスピーカーシステムを販売していました。
同社ではリボン型スピーカーと呼び、2~3WAYまたは、コーン型スピーカーとのハイブリッド製品等が存在していました。

⇒ APOGEE製スピーカーの商品情報はこちら



MAGNEPAN / マグネパン
QUADやMARTIN LOGANに比べ市場の流通量、 情報が少ないコンデンサスピーカーシステムです。

⇒ MAGNEPAN製スピーカーの商品情報はこちら



オーディオ買取センター
https://www.kaitori.audio/

〒061-2283 北海道札幌市南区藤野3条2丁目1-54 第一恵成ビル2F
TEL:011-522-7822

ヤフオク! - quad esl57 の中古品
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https://auctions.yahoo.co.jp/seller/guitar_craft?sid=guitar_craft&b=1&n=50&p=QUAD+ESL+57&auccat=&aq=-1&oq=&anchor=1&slider=

ヤフオク! - quad esl の中古品
オーディオ買取センター|guitar_craftさんの出品リスト
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●私たちのポリシーについて
私たちはオーディオ製品を販売する上で、次のオーナーにはより長く使ってもらいたいという思いがあります。そのためお客様から買取したオーディオ機器を丸投げして販売するようなことは行わず、専門的な技術者による入念な整備・メンテナンスを行って再販することを基本としています。

専門的な知識を持った技術者によって入念なメンテナンスを行った機器は古い製品であっても長期間使い続けることができ、お客様が長年大切に使ってきたオーディオ機器は、次のオーナーの元で現役で長年活躍し続けることでしょう。

このように私たちはモノを大切にするという初心を忘れずに、業務を行っていくことを根底に日々業務を行っております。

●オーディオ買取店の現状について
現在、オーディオ買取業界には、広く浅く不特定多数の商材を扱うリサイクルショップ業者が数多く参入しております。このような業者は商品についての知識を持ち合わせていないことが多く、買取した品物は十分な整備等を行わずに転売を行い利ざやを稼ぎます。サイト上で高価買取をうたっているにも拘わらず、いざ査定を依頼すると査定額が非常に安い場合も多いので注意が必要です。

【多くのお客様が当店を選ぶ理由】
●高度な木工・塗装・電気技術
商品に十分な知識を持ち合わせていない業者は、不具合が生じた場合に適切な対処を行うことができません。そのようなリスクを考慮して低い査定額を提示するのは当然だと言えます。

それに対して私たちは高度な木工・塗装・電気的な技術を持ち合わせており整備や修理の大半を自社工房にて行っております。自社工房にて整備・修理が行われた品物はリニューアル商品として再販がなされ新しいオーナーの元に旅立ちます。

⇒修理・調整について詳しくは

https://www.kaitori.audio/repair


中古品といえども商品に安全性を付加して再販することができるため、例え壊れている品物を高く買取をしても十分な利益を得ることができるのです。

当店のように特に木工技術と電気技術という異なる2つの技術を持ち合わせている中古オーディオ店は全国でも少数だと自負しております。


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STAX ・ QUAD ELECTROSTATIC  LOUDSPEAKER
RESTORATION
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/index.html

FOR  SALE
QUAD ESL-63 ペア レストア済 三年保証 13万円

   
・ QUAD レストア対象モデル

57以外の静電型のラウドスピーカー(所謂フロア型)であればレストアをお受けできると思います。
具体的には次のとおりです。
 ESL-63 ・ PRO-63 ・ ESL-988 ・ ESL-989 ・ ESL-2805 ・ ESL-2905 ・ ESL-2812 ・ ESL-2912

 これらのモデルのユニットは、全て同じものですので、ここに列挙していないモデルであっても同じユニットであればレストア可能だと思います。 (ESL-57のユニットのレストアはいたしません。)

 このサイトでは、これらの同一のユニットを使用した全てのモデルを総称して、63系と呼ぶことにします。


 なお、日本にあるのかどうか知りませんが、ESL-63QAというモデルを始めとするいくつかのモデルが存在するそうです。 ユニットが63系であればレストア可能と思われますので、ご相談ください。


レストア方法
発音ユニット
高圧発生回路
保護回路
遅延回路(ネットワーク)
ユニット配置替え
その他
費用 ・ 保証



・ 思い付くまま 何と呼びましょう
ひどい仕事
如何なものか
原因不明
維持に金がかかる
現在の使用システム
STAX本社での試聴
黒ユニット
ひどい仕事   その二
ACOUSTATのこと
ACOUSTATの修理
アナログディスク・プレーヤー
キノコの山とビニール傘
遅延回路コイル騒動顛末


連 絡 先
stax_buy@yahoo.co.jp

レストアのご予約あるいはご相談、当サイトに関するご意見など、遠慮なくお寄せください。

埼玉県 さいたま市 見沼区
 岩  田
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/index.html


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QUAD の静電型スピーカーとベストマッチな EAR のアンプ

無限の宇宙感(観)に腰を抜かす_ ティム・デ・パラビチーニの世界 - YouTube動画
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/379.html

EAR の真空管アンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/947.html

CD 専用プレーヤー EAR Acute Classic _ ティム・デ・パラヴィチーニの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/853.html

マイナー真空管を使った真空管アンプは、その真空管が手に入らなくなったら不燃ゴミになる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/961.html

ティム・デ・パラヴィチーニがいなくなった EAR に未来は無い
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004541


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QUAD の静電型スピーカーはこういう椅子に座って聴こう

セルタン 座椅子 WARAKU NO ARCH インディゴブルー 脚部上下可動 背折れタイプ
¥9,030 税込
https://www.amazon.co.jp/dp/B092DFLQKZ?psc=1&ref=ppx_yo2ov_dt_b_product_details

ドウシシャ ふわふわリラックスチェア 1人掛け ソファ
¥17,668 税込
https://www.amazon.co.jp/dp/B0C7G9G7QX?ref=ppx_yo2ov_dt_b_product_details&th=1



音楽はこういう部屋で聴きたい
https://www.houzz.jp/photos/phvw-vp~49539201
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/655.html

本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html


 
2:777 :

2022/05/22 (Sun) 08:31:38

QUAD の最新の静電型スピーカー ESL-2912 は誰一人として良いと思わないのですが、その理由はエレメント(振動膜)にあります。

QUAD ESL-2912 が「オーディオ銘機賞 2018」を受賞
rocky-int.main.jp/meiki_newsrelease%202018_1.pdf

QUAD のスピーカーシステム. ESL2912 が「オーディオ銘機賞 2018」を受賞. 株式会社音元出版が主催する「オーディオ銘機賞 2018」において、. QUAD のスピーカーシステム ESL2912 が「スピーカーシステム/中•大型」のカテゴリーにお. いて入賞いたしました。

〈カテゴリー別受賞〉
スピーカーシステム/中•大型 QUAD ESL2912.

オーディオ銘機賞についてはこちらから
https://www.phileweb.com/.

製品の詳細はこちらから
http://www.rocky-international.co.jp/quad/esl/esl28122912.html.


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物理特性だけが良いダメ・スピーカー QUAD ESL-2912 と この世のものとも思えない音と言われた ESL57, ESL63 の音の違いはどうも使っているエレメント(振動膜)自体にあるようなんですね:

最新の製品 QUAD ESL-2912 では問題の多かった振動板(膜)の素材が変更されて経年変化の少ないモノになったそうです。

小生の知っている範囲では、QUAD も自社の既存製品について定期的なオーバーホールを勧めているようで、それは振動板の劣化の可能性があったからだそうです。

ただこの新振動板なんですが、音は従来のQUADらしくないという話があって、確かに低音域の改善を感じます、というかダイナミック型スピーカー風になってしまったような。

巷ではコンデンサーSPは全面駆動なので繊細なところまで聴こえるというのですが、実際には空気の抵抗で全面駆動しているハズの振動膜が歪んでいて、それが結果的に柔らかい繊細な音と感じられていた風なのです。

要は今の QUAD のSPは硬い振動(膜)板となり音質は変わってしまいました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14141639149


やっぱりESL 2013年01月24日

とにかくESLが好きで、2905の他にオリジナル ESL57 ダブルスタックを持っています。

ESL57 ダブルスタックが素晴らしいので期待して 2905を買ったのですが、あまりの違いに最初は戸惑いました。低音は(オリジナルに比べれば)まあ出ますし、高域も良いのですが、肝心の中域にオリジナルの透明感がありません。

また、同心円状に音が出る分(オリジナルはビーム状)、音が薄くなってしまう印象がありました。

おそらくESLが好きな人は、最初から低域を捨てている気がします。

2905や最新の2912はここを頑張ってるんですが、ESLらしさは新しくなる度に薄まっているんじゃないでしょうかね。
http://community.phileweb.com/mypage/1771/


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ESL57, ESL63 でもエレメント(振動膜)を経年変化の少ない新しい硬い振動膜に変えると、あの この世のものとも思えない音が消えてしまうのですね:

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/21(金) 12:00:54.26 ID:I5mBnGRd

ESL はドイツ製?と旧いイギリス製では音がちがうの?


388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/23(日) 00:53:00.64 ID:wNJTbXdg

違いますね。 変な音になっちゃいました。

イギリス製の頃は JAZZ でも思いのほかHOTに聴けたけど今のドイツのは
冷めちゃいます。

全部ドイツ製で新貼りの 57 も聴いたけどハイが出るようになっただけで、ただの細みな煩いSPになってた。

本来 ESL-57 の持ってる熱気みたいな物が全く無くってただ綺麗に鳴ってったよ。
その代わり直ぐに音圧は出るよ。


389 :387:2014/03/23(日) 11:43:55.55 ID:sqsJIrls

足の長いドイツ製は、格好良い感じなんですが。イギリス製を大事にしよう。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1303158619/l50

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/09(日) 03:27:48.81 ID:J6r5nMxk

大きな音を出せないコンデンサー型だけど、家庭で聴く分には十分すぎる。

日本人には人気が無いため、新製品が出ず、買い替えせずに10年以上たった。
恒例のハイエンド行ってるけど、我が家のコンデンサー型の優秀さを確認することになってしまう。


49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/09(日) 18:38:38.53 ID:cRlGP+CH

QUAD の ESL2805 は繊細感がないように感じた

安くて薄っぺらい ESL988 の方がコンデンサー型らしい爽快な音だった


51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/13(木) 00:11:34.23 ID:ZwGdLKL0
>>48
そのとおりですね。

>>49
ESL-63PRO の方がよりいいよ。
ドイツのは何か違う。


52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/13(木) 09:15:56.33 ID:ib4724v3

ドイツ QUADの ESL57 はどうよ


53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/13(木) 16:18:21.89 ID:FdAhO73j

直接の再生産品は聴いたこと無いけど全ユニットをサウンドボックスでドイツのに交換した奴なら聴いたよ。

6枚全部ユニット交換して約¥50万だと。

出て来た音はオリジナルとは似ても似つかないやたらハイだけ良く出る
煩いSPになってたよ。
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1412663235/l50


2016 年 10 月 18 日 ㈱ロッキーインターナショナル

QUAD ESL スピーカー、エレメントユニット交換修理の修理代
エレメントユニットの交換は基本的に 1台分全ての交換を行います。

・ESL 63 および 63pro 1台あたりおよそ 30 万円

※ESL57 は修理対象外製品となります。
https://www.google.co.jp/search?lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr%3Alang_1ja&ei=j3xbWoesBYvL0ATJxq_QCw&q=rocky-int.main.jp%2FESL_repair.pdf&oq=rocky-int.main.jp%2FESL_repair.pdf&gs_l=psy-ab.3...4281.11625.0.11908.3.3.0.0.0.0.143.324.2j1.3.0....0...1c..64.psy-ab..0.1.97...0i30k1j0i5i30k1.0.nihcWd-a0Xg


ESL 63 および 63pro の交換エレメントは、新発売のESL2912、及び2812に搭載されている最新のエレメントを使用します
https://www.good-stuff.net/rocky_html/pdf/QUAD_ESL_campaign130510.pdf
3:777 :

2022/08/06 (Sat) 17:04:44

Der Klang vom Theater (ドイツ~劇場の音と音楽)


我が家のローレゾ・デジタルシステム(恥)2013年05月22日

もう長いことスピーカーは1台でおりましたが、昨年の秋口に何を思ったのか突然数年ぶりに新しいスピーカーを購入しました。

CDを聴くに際して、あちこちの電源を入れて回らなければ音の出ないEuropaを使うのがめんどくさいと思ったことと、状態の良いQUAD-ESLがあったので一念発起してCD専用のシステムを組もうと思ったのです。

ESLを選んだのにはもう一つ理由があって、使う予定のアンプがESLにはマッチするだろうと踏んでいたからです。

ESLはP・ウォーカーさんの個人的な想いから出発して1954年に開発され発売に際してはわざわざ専用のアンプQUADⅡ型まで開発してこの荒唐無稽なスピーカーを世に問うたのです。

私は以前Vitavoxの可搬モニターをQUADⅡ型で使っていた時に手持ちのアンプと特性が似ているなあと思っていました。それが上の写真の隙間から覗いています、Zeiss Ikonのドミナールと言うアンプです。

VitavoxとQUADⅡ型は手放してしまいましたがZeissのアンプは残っていたのでESLを買ってみる気になりました。

お店で一昼夜ESLのコンデンサーをチャージしておいてもらいノイズ等の不具合がないことを確認し契約成立です。
この状態で音楽信号は入力できないのでその後、五昼夜ほどかけてチャージを続けました。

購入決定から1週間ほど後に初めての音だしですが、はじめから高いクオリティを発揮し以来半年ほど経ちますがコーンやホーンのスピーカーほどいわゆるエイジングによる変化は大きくありませんでした。

やはり、エッジらしきものは無い極軽量の膜構造の特徴かと思います。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/1805/20130522/

「すぴーかー」買ったった。 2012/09/21

新しい時代のホンモノに触れたおかげで、まさに「触発」されて新しいスピーカーが欲しくなった。ということを前回の記事に書いてからアチコチと探してみていた。

しかし、色々な条件=当然ながら金額であったり大きさや内容であったり。が、ぴりりとフィットする物件はそんなに簡単に見つかる訳も無く・・・
少し前の記事で

「今から新規にセットを組むなら」
http://kaorin27.blog67.fc2blog.us/blog-entry-323.html


という文を書いていたから本来的にはそのまま実現させるのがブログ主としての「良心」なんだけれど、QUADの新品は高すぎるし、中古のESLやESL-63は不良続出らしくて流石に腰が引ける。

そんな訳で、Europaの邪魔にならない大きさでEuropaに聴き劣りしないスピーカーを探すなんてミッションは殆ど頓挫して今回は諦めよう。気配が濃厚になったある日、昔なじみの元オーディオ店・今別業種の店舗に顔を出してみた。


そして、それはそこにあった。

これまで見てきたどの個体よりも状態が良く、心配なノイズ不良も現在のところ皆無だそうだ。

ただし、さすがに完動・美品ともなるとしゃれにならない値段が付いてる。
その場は早々に退散して帰宅後、メンテの方法や部品の手配についてググッてみたら何とか成りそうな気配。

次の日に、なじみの看板娘に冗談ぽく聞いて見た。

「これ買うときには、少しは手心加えてくれる?」
「○○○○○○○○○」(ご迷惑がかかるといけないので伏字)

「・・・(なんと)・・・悪いけど今からチャージしておいてくれる?
明日また来るからね。問題無ければ買うね」

といって数分で商談成立。
一晩たってノイズの確認に行ったら、大丈夫だったのでお支払いをして持って帰った。

http://blog-imgs-55.fc2cn.com/k/a/o/kaorin27/PICT1592.jpg

と言うことで、現在我が家でチャージ続行中。今日の夜には、音出しができそうだ。
http://kaorin27.blog67.fc2blog.us/blog-entry-367.html

QUAD ESL スノビッシュな気分 2012/09/26

一言で申して変わったスピーカーである。
まずは見た目が変だ。
イームズだかバウハウスとかの高度成長時代ぽい外見だ。実のところこの機械の持つややスノビッシュな空気感があまり好きではなかった。

がっつりオーディオに向き合わずに「すかしてやんな」って思っていたから。
でも、その成り立ちなどを知る内に、これは充分肉食なスピーカーだと知って気持ちに変化がでてきたわけ。

このESL57はその名前からも伝わるように、まだモノラルレコードが全盛の時代に産み落とされた「異相の木」であり何十年間も時代を先取りした「ぶっ飛んだ」スピーカーだったことと思う。そのせいだろう、いにしえの時代より数々の逸話を身にまとっている。

風説はそれこそ山のように語られているけれど、他人の話と言うのは実際に見てみないことにはどうにも信用のおけないものだ。そこで、雑誌などで伝え聞いた逸話が我が家でもその通りだったのか当って見ようと思う。

ただし、まだ3日目だし、自分自身何も掴んではいないので初見の印象と言うことで(今後手のひらを返すかもしれないが)ご勘弁頂きたい。


まずは違った事・その1

まず始めにESLタイプは、チリチリと繊細な音をたてて小編成やギター、チェンバロの音がきれい。ってやつ。よく見聞きしますね。

今日現在我が家で聴ける音は、ビックリのピラミッドバランス!
逞しいマッチョな音なんです。
今はZeissのアンプ(周波数特性はかなりフラット)を使ってCDを聴いているのでこれはスピーカーの性格が強いと考えられる。

しかし、聴き始めた直後は世評通りの印象も無きにしも非ずだった。
その後、簡単にだけどメンテっぽい事をしたり、電源の取り方を考えたりした末にマッチョな感想につながる音になってきた。したがってこの世に存在する全てのESLにはマッチョという印象は当てはまらないかも知れない。


http://blog-imgs-55.fc2cn.com/k/a/o/kaorin27/PICT1595.jpg
見事な意匠の前面パネル。ストーブと揶揄される由縁だ。


違った事・その2

駆動するパワーアンプに厳しい!・・・・ちっとも!!

ESL57のマニュアルにある接続図のイラストには、ハッキリそれと分かるQUADⅡ型パワーアンプに繋がっている様子が書かれている。Ⅱ型はKT-66ppで15W 程の出力を持つかわいらしい真空管アンプだ。

現用のZeissも14W(CP)程で、またAD1シングル(4W弱)でも特段問題なく使用できる。

実はこの点が初代ESL-57を特徴付け、ESL-63を始めとして他のメーカーのも含めた後続のコンデンサー型と決定的に異なる点であり、最終的にESL-57を選択した最大の理由。能率が96dB/mwもあるんです。これを知った時には本当にビックリした。

しかもZ=15Ωだから相当数の現行スピーカーよりアンプにとって(スペック上)はイージィな条件なのである。

ちょうど同郷のWestrex.Londonのトランジスタ型があったので凄く期待して繋いでみたが、負荷の変化に敏感なようで磐石な相性とはならなかった。
やはり出力トランスを背負ったアンプの方があきらかにマッチするようだ。
(言葉足らずなのでちょっと追加。QUADの50型や303型で使われている環境は多いと思うがこれは実験していない。できたらその実験もしたいと思っている)

(OPT付きの)Ⅱ型のアンプに繋ぐ前提で96dB が担保できる設計だとすると実に巧妙だし英知を感じると共に、スピーカーとパワーはセットで考えるべき。という持論を支持されたような気がしてうれしくもあった。

http://blog-imgs-55.fc2cn.com/k/a/o/kaorin27/PICT1599.jpg


コメント

へ〜
部屋の中に粗野で大きなスピ=カーを入れる事に抵抗があります。すかしたスピーカーにずっと憧れて来ました。ブリブリと言うよりは弦の奇麗な華奢な音と思い込んでいました。

何より驚いたのは96dbの能率です。何度か見かけましたが、金色のグリルがへこんでいたり、ブツブツ音がしたりでした。外観と音が揃ってミントコンディションとは羨ましい。色んなご報告楽しみにしています。
2012/09/27(木) 23:49 | URL | kawa #EnGitwzo[ 編集]


>粗野で大きなスピ=カーを入れる事に抵抗があります。

自分もそんな気分は良く分かるんです。音の出る家具はDeccaのデコラとか、このESLと蓄音器だけ置いてあとはお気に入りの家具を揃えてもう少し内装を徹底したい・・・
でも、結果は「D-51」機関車みたいな黒くてゴツイのが幅を利かせている・・・涙・・・お互いに(笑)

それはさておき、「ブリブリ」もソースに入っていいれば出します。
そんなことは実は当たり前ですが、この姿を見ていると「そよそよ」した音がでるだろうと勝手にイメージを付けて聴いてきたんでしょうね。世評とはそんな感じがします。

昔のSF映画でタコみたいな火星人は地球侵略を狙う悪者面だけど実は友好的で。
絶世の美女の姿をした金星人は歓迎されるけど実はこっちが悪かった。 人類の性ですね・・・再び涙


Author:kaorin27
今から70年も前のスピーカーを使って、当時の音を再現しようというのがライフワークになってしまいました。
数多のオーディオファイルからすると「ひどい音だなあ」ということになりましょうが、当人はいたってどこ吹く風。これがいいんだからしようがあんめえ!と、わが道を行っているわけです。
http://kaorin27.blog67.fc2blog.us/blog-entry-368.html

QUAD ESL 雄弁なジョンブル 2012/09/28

ESL-57ともう一週間ほど付き合ってみて、前記事の世評と異なる見解に引き続き今回は「やっぱりそうか」という項目について書いていこう。

世評通りだったこと その1

たぶん、だけれど使い方は難しいと言うのか、要素の変化に過敏な為に自分をしっかり持って取り組まなければふんわりとした音の印象に終始してしまうかも知れない。

先年惜しまれつつ夭逝された評論家の浅沼予史宏先生は編集子時代にこのESL-57をお使いになっていた時期があり、その当時のことを後年振り返って

「ESLを使うという事は、まるでMr.ピーター・ウォーカーとチェスをしているようだった」という名言と共に語られたそうだ。

こうしたら・・・そうくるか・・・おっとこう来やがったな・・・これでどうだ!


ちょっと使っただけなので決して偉そうなことは言えないが、けだし名言だと思う。

現在はマニュアルに沿って一辺2.5mの正三角形の一方の頂点に自分を置き、後の壁からは4mほど離している。(途中にEuropaあり)
そんな「フリースタンディング」丸出しの設置環境なのに1cmの前後で驚異的に印象が変わる。

詳細は後述するが、波形の特質で指向性が悪いので設置角度のわずかなズレが再生音の品位にダイレクトに悪影響を及ぼす。

また、スピーカー自体では響きが少ない(箱無いし)のは当然として、少しでも室内全体に響を行渡らせようと思ってちょっと上げてみたらテキメンに豊かに唄いだした。もう少し何とか成るかな?

http://blog-imgs-55.fc2cn.com/k/a/o/kaorin27/PICT1648.jpg


世評通りだったこと、その2

ブレナー型スピーカーはそよそよとスピーカーの奥深くに音像が定位して・・・云々かんぬん・・・まあ、こんなイメージだろうか。
しかし、昔からESL-57は音が前に出るよ!と言われていた。>>これは、全くその通り!!

一説には平面フィルムから放出される音波は「平面波」であり、これは奥行きを表現し難い(出来ない?)んだそうだ。
QUADもその点は気にかけていたようで次期作のESL-63からはなんだか難しいディレイ回路を入れて電気的に球面波を作り出すことに腐心した跡が伺える。

これまでの記事の通り、奥行きを表現する事に狂信的?に取組んできた僕としては、知識はあったけれどさすがにこんな近くでステージを感じる事は稀なので大層面食らった。

こんな性格も、器楽曲や室内楽に向いているという世評の根拠かもしれない。
確かにチェンバロの軽々しく発音する様や、ヴォーカルの唇の内側までの湿度を感じるような表情は評判通りだった。

一方、演者が多く音の重なりが複雑で、かつ発音エリアの広大なオペラは苦手なのではと思っていたが・・・
Europaでは楽しく再生できなかった名演が実によく聴こえる。

http://blog-imgs-55.fc2cn.com/k/a/o/kaorin27/PICT1649.jpg

我らがチュートン期待のティーレマンが2009年のバイロイトで振ったリング。
たしかにステージまでの距離は近い事は近いんだけど会場のほの暗さ、ステージ上の明るさの対比までも感じられるよう。


大好きな「ジークフリート」のDisc4まで来た。スピーカーの個性が増えることで愛聴盤が増えたなあ。

ありがたいことだ。


コメント

Re: タイトルなし
ESLには噂はたくさんありますが、使ってみてなるほどと思うことはあまりなかった ですね。
Jazz(っぽいもの)がCDで少しあります、はEuropaではカーネギーホールで聞くようでまったく「っぽく」ありません。

その点ESLは音が前に出ていい感じです。(いわゆる程度問題ですが・・・)
2012/10/05(金) 09:13 | URL | kaorin27
http://kaorin27.blog67.fc2blog.us/blog-entry-369.html


CDを聴くためのシステム 2013/02/15

現在CDを聴いているスピーカーは昨年購入したQUADのESL型です。

ESLを買う以前はEuropa1台だけだったのでCDも繋いでいました。購入後聴いてみて、これならいいだろうとCDは現在のラインに独立させました。

皆さんご存知の通り、QUADの創業者であるピーター・ウォーカーさんは1950年ころ、当時のスピーカーに満足せず密かに?静電型スピーカーを開発してこのESLを商品化し、合わせてこれに組み合わせるアンプを刷新しました。

QC-Ⅱ型プリアンプとⅡ型パワーアンプです。時は未だモノラル時代でした。

ESLを使うなら本来フィッティングされたⅡ型アンプであれば文句なしですが、先立つものも寂しい状況です。

しかし自分としてはESLの購入を検討した段階でZeissのアンプを使うと決めていました。むしろ、手元にこのアンプがあったからESLを買う決断をしたと言えます。
と言うのもZeissのアンプがⅡ型アンプと近しい特徴を持ち合わせていたからです。

その結果は大変に満足しています。1950年代の大英帝国の威光は減じたかもしれませんが広いレンジとダイナミズムを獲得しより広範囲なソースに対応できるように思います。

http://blog-imgs-42.fc2cn.com/k/a/o/kaorin27/PICT2077_convert_20130214164518.jpg

少し脇にそれますが、ESLに関する世評は賛美と否定が相半ばのように感じます。

古い世代の英国のスピーカーは全ての音をはっきり、くっきり描くことは苦手と言っていいでしょう。楽器で言うと現代ギターの音ではなくリュートのようにくすんだ表現を得意とします。そんな癖?特徴?美点?をどのように感じるかで賛否相分かれるということでしょうね。

http://blog-imgs-42.fc2cn.com/k/a/o/kaorin27/PICT2078_convert_20130214164617.jpg

CDPは変わりなく
EMT 981
外部クロックはMUTECだったと思います。

981の出力は600Ωなので、ZeissIkonのフェーダーでゲインをセットした後、Zeissと同郷のVBEの入力トランスでステップアップした信号をパワーアンプに入れています。

今後はLP再生も視野に入れてQC-Ⅱプリアンプを2台買ってあります。前後してDeccaの針とGarrardも来ましたので順次組み上げて行こうと考えて居るところです。
http://kaorin27.blog67.fc2blog.us/blog-entry-396.html

Logeさんのマイルーム

小劇場のような空間を目指してます

スピーカーは Klangfilm Kl-43006 の1台だけです。

コメント

はじめまして、まさに劇場ですね。
シーメンス クラングフィルム オイロダイン憧れます。
byVOTTA7 at2013-04-11 00:31

オイロダインは昔、会社で処分品があり欲しかったのですが、当時置き場所も無く断念。(後悔してます)
 
手前はQUADでしょうか?  

静電型は(ホーン型と似て)リアルで繊細なので、前回の輸入オーディオショーでも別次元の音に聞き惚れました。所で、(日本で問題となる)湿気とかは大丈夫ですか? 
byナショナルキッド at2013-05-15 06:52

QUADのESLは世間で最も誤解を受けている物の一つではないかと思っています。

能率は高く鳴らし易いですし、機械の事情を分かってあげて使う分には耐久性も例えばウレタンエッジなどに比べても相当丈夫だと思います。

ただし、長野は比較的高地の気候なので海岸沿いなどでは若干変わるかもしれませんね。
by Loge at2013-05-15 15:09
http://community.phileweb.com/mypage/entry/1805/20130411/
4:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/27 (Mon) 09:19:11


シゲさん
2021/11/21 16:42
QUAD ESL57 110Vに対する電圧環境の整備について
1.「100Vのまま」と「110V」との使用環境による音の違い
2.115Vや120Vの電圧で使用する場合の問題
以上について知見のある方からのご回答をお待ちしています。


ベストアンサー
tar********さん
2021/11/21 17:06

下記にサービスマニュアルがあります。
https://www.manualslib.com/download/407326/Quad-Esl-57.html

この中でHT(高電圧を発生するユニット)の電圧が±7%に入っていることを確認しろとあります。EHTは単なるコッククロフト・ウォルトン回路なので、電源電圧の差がそのまま出てきて、110Vを100Vのままで使っていると -9%になると思います。
もともとの設計が±7%のセンターを狙っているとすると、故障と判断される程度に電圧が低いという事になると思います。Loss of Sensitivity と Distortion の二つの項目にEHTの電圧のことが書いてあるので、感度が低くなるのと歪みが大きくなるという事でしょう。

とはいえ、構造的に悪影響があるとは思えないので、性能の低下があっても構わないのなら使い続けても壊れるようなことは無いと思います。
120Vだと±7%を外れるのでまずいかもしれませんが、低い分には大丈夫でしょう。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html


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115V用オーディオ機器を100V電源に接続してはいけない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/982.html


プリケーブル社の 115Vへの昇圧トランス(600W容量)

非メッキ3ピン! 115Vへの昇圧トランス(600W容量)
当店販売価格9,750円(税込)
https://procable.jp/trans/115vtrance.html
5:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/06 (Mon) 05:12:52

ヤフオク! -quad esl57の中古品・新品・未使用品一覧
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search/quad%20esl%2057/0/

ヤフオク! - quad esl57の中古品
オーディオ買取センター|guitar_craftさんの出品リスト
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/guitar_craft?sid=guitar_craft&b=1&n=50&p=QUAD+ESL+57&auccat=&aq=-1&oq=&anchor=1&slider=

quad esl57 for sale | eBay
https://www.ebay.com/sch/i.html?_from=R40&_trksid=p2334524.m570.l1313&_nkw=quad+esl+57&_sacat=0&LH_TitleDesc=0&_odkw=quad+esl+57+speakers&_sop=12

アンティーク・オーディオ機器の修理ができる店 _ ヤフオクで買った中古品の9割は不良品
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14004547


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サウンドボックス QUAD ESL57 修理・オーバーホール 受付中
https://soundbox.co.jp/quad63repair.html

英国よりドイツにやってきたESL振動板製造設備

QUADとESL 1936年にその産声をあげたThe Acoustical manufacturing Company(後のQUAD社)は創始者であるPeter Walker 氏の指導のもとその卓越した先進性を内外に知られるようになるとともに、のちの名声を生む製品を次々と送り出しました。1955年に発売されたQuad-II(Quality Unit Amplfier Domestic)はロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールとニューヨークのカーネギー・ホールでワーフデール社のGilvert Briggs氏との共催の生演奏とレコード演奏のコンサートで絶賛を浴びその名前を確固たるものにしました。その同じ年に発売されたESL55は世界で初めてフルレンジの静電型(Electro Static Loudspeaker)はQuadの技術を世界に知らしめる製品となりました。

このESLは従来のダイナミック型のスピーカーと全く異なる動作原理で音を再生します。ESLの動作原理は向かいあう2つの固定電極の間に振動板電極をおきその電極間に高圧電源を接続し、オーディオ信号を入力することにより互いに異符号の電荷が与えられると物体同士が引きあう力が生じる性質を利用しています。こうした原理そのものは昔からしられておりスピーカーとして理想に近い動作をすることもよく知られていましたが、技術的に困難な問題を解決する必要がありました。その問題点はまず耐圧の点です。電圧で駆動されるESLはその電極間が狭ければ狭いほどより大き音圧(大きな音)をドライブ可能になるのですが、ここで高圧放電がおきやすくなるわけです。古くなったESLはこの絶縁が悪くなってきますので電極間でスパークが起き、薄い振動板に穴をあけてしまします。さらに一度振動板に穴を明けてしまうと今度はたとえ、より低い電圧であってもその小さな穴に向けてスパークが飛ぶようになってしまします。この問題を解決する唯一の方法は振動板(アッセンブリー)の交換しかありません。こうしたスパークが起きているかどうかをチェックする方法をご紹介しましょう。先ずESLを音の出る状態にします。次に部屋の電気を消して暗くします。音楽を再生しながら振動板にスパーク(放電)現象が起きていないかみます。もし放電がおきていますと小さな線香花火にようにみえます。その際ESLの振動板のどの部分でその放電が起きてているかを確かめて下さい。交換する必要のある振動板が特定できます。もう一つ忘れてならないのがダウトカバーです。ダストカバーはESLが持っているほこりを吸い付ける性質から振動板を保護しています。ユーザーが喫煙者の場合はその煙を吸い付けるため、ダストカバーに破れがればをこから煙が直接電極に吸い付けられ最悪の場合は振動板をショートさせることにもなります。破れたダストカバーも交換する必要があります。このようにESLは通常のダイナミック型のスピーカーと異なり、長期間にわたって安定して使うためには部品交換等の手入れが欠かせません。しかしながら英国QUAD社ではこのESLの部品供給をやめてしまいましたので入手をあきらめてしまった方が多いと思います。

今回供給を開始します部品は英国QUAD社で実際に製造に使用されていましたジグを使って、ESL用の部品を作ったものです。従って品質は従来、英国QUAD社で供給していたものと同じです。さらにESL用の部品として以下のものが供給可能となりました。

ESL57 エレメント交換

低域エレメント 一枚¥88,000(税込み) 高域エレメント 一枚¥77,000(税込み) 工賃 一台¥38,500(税込み)

併せて高圧整流回路モジュール(EHT)¥55,000(税込み)交換を推奨しています

QUAD ESL55部品 (次の部品入手可能です)

*高域ユニット(ダストカバー込)  *低域ユニット(ダストカバー込)  *ダストカバー(低域用)  

*ダストカバー(高域用)  *オーディオトランス  *電源トランス  *整流器

*フロントグリル(黒)  *フロントグリル(白)  *フロントグリル(ボロンズ)  *リアグリル

*足(3本セット)、茶色/黒  *サイドレール(2本セット)、茶色  *サイドレール(2本セット)、

*電源ソケット(IECのみ、旧型はありません)  *電圧セレクター  *パイロット・ランプ  

*リアグリル用木ねじ(セット)

https://soundbox.co.jp/quad63repair.html


Soundbox Audio
https://soundbox.co.jp/index.htm

ドイツQUAD Musikwiedergabe
https://soundbox.co.jp/QUAD/japanese_1.htm

ドイツ QUAD Musikviedergab GmbH 社 QUAD ESL57 復刻新品(受注生産品)
* QUAD ESL57QA ¥1,300,000 ペア(税別)
https://soundbox.co.jp/QUAD_ESL57QA_Cata_a.pdf
6:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/06 (Mon) 09:02:41

QUAD の静電型スピーカーの修理の問題

QUAD ESLに代表されるコンデンサスピーカーは埃や湿気に弱く非常にデリケートかつ・故障しやすいのが特徴です。
日本国内で販売されていたコンデンサスピーカーの多くが発売から既に20年以上が経過しており、中古市場でも正常に出音動作するものも数少なくなってしまいました。
https://www.kaitori.audio/repair


QUAD ESL57
投稿日: 2005年12月10日 作成者: audioagent
https://audioagent.wordpress.com/2005/12/10/quad-esl57/

<オークション:5835516143 Quad Electrostatic Loudspeakers ESL-57 Ends 04-Dec 15:27:39 GMT>

●UKイーベイにてあのクォードESL57を見つける。私が生まれる前後の製品で骨董である。駆動膜が正常な状態のものはまず見つからず、メンテナンスが必要である。QUADはアンプが有名であるが、実はこのESLこそがQUAD社最大のこだわりであり、アイデンティティである。

●ESL(エレクトロ・スタティック・ラウドスピーカー)はいわゆるコンデンサー型スピーカーである。振動板となる薄いフィルム電極とそれをサンドイッチした固定電極とを持ち高電圧によるクーロン力、いわゆる静電気力でフィルム全体を駆動して音を出すスピーカーの理想的な駆動方式である全面駆動を実現した傑作である。1955年ピーターウォーカの開発により製品化、全面駆動による高いレスポンス性能による中高域の魅力は驚異的で英国にとどまらず世界を魅了。この魅惑的な音質は多くのオーディオファン、音楽ファンを虜にし特に人の声の再生に掛けては独壇場であったと言われている。EU最大の音楽メーカーであるフィリップス社が自社製品を押しのけてまで録音時のモニターとして使用したことでも有名である。

●美しい中高音に反して低域の量感が不足しているが室内であまり大きくない音量で楽しむのに向いていると思う。肉声や器楽の再現性が素晴らしくフルオケでのアインザッツが決まったときのピンと張った緊張感を見事に再現してくれる、これはコーン型ではありえない表現力である。生産中止となってから相当経つにもかかわらず今だ世界中にファンを持つスピーカである。素晴らしいスピーカであるにもかかわらず私が所有していない理由は、設置にある程度の空間を必要とし日本の住宅事情にマッチしないことだけでなくメカニズムの欠点があるためである。ESLは数kVのドライブ電圧をかけるが音量を上げると電極同士が近づき過ぎる。ここで日本の梅雨時のように湿度の高い時にはスパークを起こす事があり駆動フィルムを焼き切り穴を空けてしまい最悪の場合は燃える、日本では欠陥と指摘されかねない問題なのである。スピーカーとしてのセッティングも取り扱いもデリケートで私のようないい加減な人間にはケアできないスピーカーである。フィルムは経年変化でビビリが発生するため張替えが必要となるがこれができるメーカが少なく私が聴いたESLはどれもプチプチ音がしていた。わりと耳障りで壊れていると思ったものである。現在QUAD Musikwiedergabe GmbH(クォード・ムジクビィーダガーベ社)でも修理可能であるが高いと思う。

●開始価格が£850(=\17万)である。程度の良いものはほとんどないがきちんとレストアされたもので\35万が相場、\10万で即買いと勝手に根付け。欲しいことは欲しいのだが、、、面倒見のいい人向きであることは間違いない。
https://audioagent.wordpress.com/2005/12/10/quad-esl57/


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132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/05(水) 02:56:37.74 ID:5j/5PVZ7

サウンドボックスは自分のところでは出来ず修理丸投げだから高いよ。


339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/13(土) 23:22:14.95 ID:WwR1rIGr

サウンドボックスは酷い修理が叩かれてるんでお困りでしょうね:


2012年 01月 15日
QUAD修理で判明したとんでもない新事実
ESL-63につきものの、ボツボツ音がするトラブルに見舞われたが、修理費用がべらぼうなので躊躇し、休眠状態になっていたが、よさそうな修理工房を見つけて、ようやく修理が終わり、後は到着を待つだけとなった。

年末ギリギリに運び込んでから約2週間と、修理期間もすごく短いし、何しろ今まで知り得なかったことをご教示頂き、かなり勉強にもなった。

将来の予防的メンテを含めての修理総額は、今ある2つの修理店の4分の1位だと思う。
ここではその修理メンテ内容の詳細はお示ししないが、2台共にカナリ細かくチェックした上で修理していただいたことだけ申し述べておくことにする。

後は到着し、エージングをしながら音の状態をレポートしていく予定だ。
何故エージングが必要かということも含め、この間において意外な、そして空恐ろしいことが明らかになった。

これを書くか書くまいか相当迷ったのだが、こういうことが闇から闇に消えて行くのは良くないと思い切った。

小生がこのESL-を購入したのは1984か5年、発売開始してから数年後のことで、名古屋の大須にある棒オーディオ店だった。

この店の店長と思しきS浦という人は、ESL-63の音に惚れて、店のハイエンドオーディオ客に、かなり積極的に薦めていたから、おそらく全国的にも一番多くESL-63を販売したのではないだろうか。

店にはその頃の輸入代理店「ハーマンインターナショナル」の人間がいつも出入りしていた記億がある。

小生はハイエンドオーディオ人間では全くないが、店内で音を聴いてから家で聞くYAMAHA NS1000の音と、あまりにも・・次元の違う音なので驚き、そして使ってみたいという気持ちが強くなってきた。

しばらくしていざ購入という時に、アンプは何を使っているかと聽かれ、その頃小生はLUXのB-12という方チャン150Wモノラルアンプを2台で使用していたから、そのように告げると、それではダメ、よく鳴らないと無気な言葉を返し、このアンプならまだ良く鳴るといって示したのが、ハーマンカードンのhk-870だった。

およそデザイン感覚があるとは言えない全身黒尽くめの箱が、良い音で鳴るとは思ってなかったので、出力を訊くと100W×2だという。
それなら所有のLUXのほうが性能が良いのではというと、何やら難しげなことを説明したがよく分からなかったが、今思えば低インピーダンス負荷時の供給能力が問われるということだ。

それでも問題ないだろうと購入したESL-63をつないで聴き始めたが、音量が高くなると、アンプのヒューズが飛びまくってしまい、聴きものにならなくなった。

それで仕方なく入手する羽目になったのが先のhk-870。
これでそうやすやすとアンプがクラッシュすることは少なくなったが、それでもたまにあるので、今度はもう1台追加し、擬似ブリッジ仕様にした。
こうすると供給能力は約3倍ほどに増えるから、今度はアンプも十分耐えてはくれたが、通常ではあまり目立つことのなかったものも増幅されるから、1台の時のほうが良い音がした。

それからアンプ遍歴が始まり、ひょっとしたことで今の、インナーサウンド社のE-300に落ち着いたのだが、このアンプは堀出しもので、静電型SPを鳴らすための工夫がいたるところで、されているアンプであった。

しかし我が家にやってきたESL-63は、どうも因縁のSPのようで、こんな話からスタートする。

丁度マイナーチェンジを控えた時に購入したから、小生に届けられるものは、SPコード接続端子が従来の差込式からバナナプラグ兼用になったものが運ばれる予定で、店のS浦氏もハッキリそう言っていた。
しかし到着したものは従来のタイプだった。

どちらでも大して差はないのだと思うが、予定の商品とは違うものが到着したからには、クレームを入れると、数日後にNEWタイプが届いた。
しかし届いたのは良いのだけれど、次の朝片方のSPからボツボツ音が出ているではないか。

新商品、しかも相当高額で購入した次の朝にはもうトラブルだから、そして最初に搬入されたものが旧機種だったこともあり、相当頭に来たが、音に惚れていたからには仕方なく、再度機械交換(したと思っていた)することになった。

そしてその後は先に書いたようにアンプ選定に力を注いできたというわけだが、使用して4年経った時また片方からノイズが出るようになった。

実はその前からどうも音の調子が良くないので、ハーマンに点検させようと送ったことがあったが、何をどういじったかは説明なしに戻され、おまけにSPサイドのカバーが破れていたので、電話するとはじめから破れていましたという。

自然に破れるわけはなく、相当無理してSPを持ちあげない限り破れることは絶対ないはずだ。
(今回の修理で判明したが、裏側で2ヶ所補修テープで止めた後があったが、収縮しなかったため、たるみが生じているとのこと)

新品を購入し、まだ1年経ってないものが、自然にカバーが破れるはずがないが、確固とした原因が不明なため仕方なくほつれ破れの補修をすることになった。(補修の仕方がプロの仕事とは思えない)

これがけちの付き始めの2番目いや3番目になる。
1番は旧タイプ搬入。2番は交換したSPが翌朝にトラブル。3番はなんだか出てくる音がにごり気味、4番は点検に出すもカバー破損し戻ったこと。
点検の結果問題なしということだったが、以前音がにごり気味。

アンプのせいだということにして、アンプを探すことに専念することになった。

結果インナーサウンドのE-300というアンプを見つけ持込テストの結果、現状より数段良好だったから、購入することにした。

この結果静電型SPがダイナミックSPのように鳴ってくれることになり、音楽を選ばずに済むことにつながった。
以前より相当良くなてはいたが、あのESL-63の音は美しものとは決して言えなかったが、そうこうするうちに片方のSPの音量が少し小さいことに気づいた。

点検の結果問題なしということなので、セッティングの問題だろうと思い、バランサーで調整して聴いているうちに、今度は違う片方から、あのノイズが発生。

2001年の事、修理業者を当たるが、ハーマンはすでに撤退していて、見知らぬオーディオ販売店が修理を引き受けることを知った。

リビルト品を使うから安くできるというのでお願いすることにした。
ユニット交換料金は1つ60000万円、ESL-63は全部で4枚のユニットがあり、全て交換となると24万円プラス工賃で30万以上になる。

もう少しで新品が入手できる価格だから躊躇したが、まずは見積もりを取るためにSPを修理工場のある静岡に送ることにした。

そんなに遠くでもないから車で運ぼうとしたが、運送屋に頼んで運んでくれという。
そして両方運ぶからチェックして欲しいというと、ブツブツ音が出ている側だけで良いと、オーディオエンジニアとしては信じられないようなことを言うではないか。
何故だろうと思ったが、仕方なく運送屋に依頼するために元箱が必要となり、購入先のオーディオ店で箱を借りた。

送ってしばらくし、見積もりの連絡があり、その時電話に出て応対したのは社長という人物。
見積もり額は15万以内だから思ったよりは少額であったが、問題はその時の電話である。

オーディオ店から借りた元箱には送り状が貼られていて、送り主はハーマン、送り先には借りたオーディオ店の名前が貼ってあったのだ。(これは通常のことだ)

東京の店にいるその社長は、静岡の工房の誰かからその話を聴き、小生をてっきりオーディオ店の人間だと思い込んだらしい。

全国でおそらくトップのESL-63の実績の箱の持ち主の店に対して、よく思っていなかったのか、「売るだけ売っておいて、修理は他の業者に任せるとは・・・」と凄い剣幕で罵られてしまい、違うと何度説明しても嘘をつくなの一点張りだった。

30分以上も文句を言われ電話を切った3日後、その社長から電話があって、あの時はどうもすみませんでした、そばで聴いていた女性の事務員からたしなめられました、苦労して修理技術を会得し、資格を取得したもので、思わず興奮してしまいました・・・そんなお詫びの電話であった。

このことが静岡に伝わった・・・元は静岡からの連絡が発端だったろうから、お詫びの印なのか、ユニット3枚交換したが、2枚分の修理代を請求してきたので10数万円で良いことになった。
(最後に記述するが、ところがこれが、あってはならない凄い結果を生むことになるのだ)

修理の時に、小生はもう1台のSPも点検して欲しいというと、雑音が出rてなければ問題ないから必要なしと言われてしまい、多分忙しいからだろうとおもっていた。
使用して15年近く立つSP、両方点検したほうが良いだろうとは、誰しも考えることなのだが、この工房では必要なしという。

戻ってきた修理品と問題無の方では音質の違いが散見されたが、他の要因だと解釈していた。
しかしたまたま遊びに来たオーディオに無知な若い女性から、左右の音がだいぶ違いますね、それに音の大きさも違う・・・と言われ、やはりそうなのか、SP自体の原因ではないか、そう思い始めたが、時は流れ3年前の2009年片方からノイズが出るようになったのを切っ掛けに、修理費も更に高額になっていることもあって、ESL-63とお去らばすることにし、部屋の片隅におしやったが、どうしてもあの音が忘れられずにいたところ、偶然今回の修理工房にめぐり合ったというわけだった。

ここから本日の核心となる。
今回面倒を見てもらった工房の主人が言うには
このシリアルナンバーの機械は旧製品:すなわちSP接続が差込式のはず、それが何故バナナプラグ兼用タイプになっているのか不思議なことだというコメントがあった。

このことから推測できることは、最初搬入された旧機種が返品されたので、SP接続部分だけを交換し、ニュータイプに仕立て上げた。このためシリアルナンバーが旧タイプの番号のままになっていた。

あるいはSPの上部だけをソックリ入れ替えた可能性も否定できない。
調子がおかしいとハーマンに送ったときに、SPの下部はそのままにし、上部だけを交換した可能性があり、というのはこのSP修理交換の実績も知らされてないのに、今回の修理点検で、ユニットが2枚交換してあったことが判明し、新旧でユニットの幅が若干違うから、必ず見合ったものにしなければならないのに、規格でないものが無理やり取り付けられていて、その結果フレームが反り返っていて電極が剥がれていたということでしたから、ハーマンが実施した隠れメンテナンスと言うより機械交換したものがそういう状態の傷物であったということになる。

古い機械でろくに状態を確かめもせずに販売するという姿勢は、あり得ることだし、こっそりと交換してしまうことも十分あり得ること。新製品販売前に旧製品の在庫を何としても履きたかったのだろう。

いずれもが絶対にばれない、そう思って実施した行為、本来ならば企業生命をおびやかすほど大問題となるだろうがもう時遅し。

誰が小生等の購買者を騙す結果にしたのかは定かではないが、旧製品の在庫をなくすことが至上命令だった可能性は否定できない。
残れば永久に売れ残るか、安く買い叩かれるかどちらかで、高級外車同様高額商品であるが故に、モデルチェンジの時には苦労するようだ。

このような行為に及んだのがハーマンの営業そしてエンジニアだとすると、知見のないままにやってしまったという事になるが、この頃は・・・今でもまだソウなのだが海外製品に対するメンテ知見は相当厳しい物があったようで、ESL-63のような非ポピュラーな機械では特にそういう傾向が強かったと思われる。

音は確かに良いからオーディオを職業にしていた人間は、こぞって絶賛し、推奨したが、まさか経年で接着剤の劣化が起こりそれが主な原因で様々なトラブルが出ることなど、イfギリス本国でも情報がなかったのだろうから致し方ないことでもあった。

使用してから15年ぐらい経つとそれが起こるから、最近では富にトラブルが増えていて修理代がべらぼうだから、手放す人が多くなってきた。
オークションではまともな機械が出品された試しがなく、リビルトし、保証も有るものだと新品購入価格に近い値段がしてしまう。

因縁の話はこれで終わりだと思われるかも知れないが、更に続きがある。
先ほどのことは修理が必要なボツボツ音の出る方からのもので、中を開けて見ることによって驚くべき過去の経緯が明らかになってしまった。

一方正常と思っていたほうだが、小生が音量が少し小さいと感じていた理由がハッキリした。
このSPは静岡の工房に運んだもので、ユニット3枚交換して帰ってきたものだった。

しかし中を点検チェックしてもらうと、またもやとんでもないことが発覚したのであった。
全パネルユニット4枚中、生きているのは交換してない1枚だけで、交換した3枚は死んだ状態だという。

パネルには導電塗料を塗布するのだが、それを忘れたのか、あるいは57という別の機械のものを塗布したのか、全く導電体として機能してないから音がでない状態であったらしい。
修理交換してない1枚だけが生きていて音が出ていたから、道理で音量が小さかったわけだ。

塗装しなおしし、導電リボンを交換、更に電源ユニット交換でようやく正常な状態になったらしい。
しかしこれは明らかに手術ミスであり、訴訟されても仕方がない事例である。
小生も音が少し小さいと思っただけで、通常の3分の1しか出てなかったことは気が付かなかった。

というのはのこのSPは構造上、裏側からも音が出て、ソレが混合すると、3分の1の音量なのに少しという感覚認識となってしまったからだ。
SPが4つ有るのとほぼ同じ状態で音が混合されて聴こえてくるから、両方いっぺんに聴くと、ほんの些細な事のようにしか聴こえて来なかった。

音など感覚の世界は実に恐ろしいものだ。

修理に出したもbのが、以前より悪くなって戻ってくることは、医療の世界と同じような頻度があるかも知れない。
だからユーザーはひたすら良い医者を見つけることが必要とされる。

今回そのような過去の事実があからさまになって、これで今まで漠然と抱えていたこのSPに対するマイナスイメージが現実となり、今回それに対してできる限りの手を打っていただいた。
まだ音を聞いてないが、これで30年かかってようやくまともな音に返り咲いたのではないかと期待している。

更に今回の徹底修理メンテで、過去からまとわりついてきたこのSPの亡霊たちがいなくなる禊ができたのではないかとも期待する。
そして10年以上通電されなかった、動いていないパネルが3枚あるということは、今後のエージングの楽しみもある。

目の玉が飛び出すような修理代金を請求しながら、改悪されていたという悲劇はあってはならないことだ。
輸入代理店、販売店、メンテナンスサイド、雑誌や評論はもちろん、更にはユーザー自体が知見を持つことが必要なことと改めて認識した。

今回の総点検および修理で初めて分かったことにも仰天したが、30年経ってようやくこのSPから厄が消え禊となったたような気持ちになれた。

最初音を聞いたときに「何かおかしい」と思ったのは事実であった。
その原因も複数であることも今回でようやくわかった。

それにしても、今まで修理点検に携わった人たち、いったい何をしていたのか、機械だからまさに機械的なことしかやらなかったのか。

SPは音楽を聴くための道具という基本概念をすっかり忘れてしまったのか、実に嘆かわしい。
問題大有りのものを問題なし・・・・テスターなどで測ればすぐに判明するものをやらずに問題なしといったと推測されることなど。

思い出したのが今の家に移るとき、TV・FMアンテナ工事もあわせてお願いした。
電波状態があまりよくないと聴いていたので、業者の担当者に、結果はどうだったか訊くと、バッチリ写ってますから大丈夫ですという答え。
引越し後TV設置し、電源を入れるも雑音だけで何も映らない。
ちゃんと映ると言っていたから、アンテナは大丈夫という前提で、TVのチェックを始め様々時間を欠けてやったがダメだったので、最寄りの電気屋に来てもらうと、一発でアンテナが死んでいるとのこと。

屋根に上がってチェックすると、なんとあり得ない初歩的ミスが発覚。
同軸ケーブルが皮膜を剥がさずにそのまま接続されていた。

あり得ないことであるし、見もせずにチャント映っていると言い切った奴もやつ。
集団で猿芝居をされてしまったことがあった。(業者もまさかこんなミスが有るとは夢にも思わなかっただろう)

これからもそういう直感、熟成された感性、そして勘を大事にしていこうと強く思っている。
http://dracdrac.exblog.jp/15273611/

2012年 01月 17日
ESL-63復活

もう使うことはないだろうと諦めていたESL-63が修理を終えて無事帰ってきた。
京都は八瀬のオーディオ職人の手であらゆる問題がクリアになった。

過去の病歴までわかってしまうのはさすがに名医である。
QUADからライセンスを得たという業者の1つに10年ほど前依頼したが、個々は散々であった。

交換はされていたが交換したものが動いてないという診断で、そういえば戻ってきた後どうもおかしいので、サイド見てもらったが、問題なしで戻された経緯があったが、この時小生の耳は確かで、なにかおかしいと感じたのだったが、2度のチェックデ問題なしと言われ、他の要因があるのかとおもっていたのだった。

しかし4つ有るユニットのうち交換した3つが全く動いていないのだから、おかしいに決まっている。
業者は本当にチェックしたのだろうかと非常に疑わしい。

原因は前回修理業者の導電塗料の塗り忘れ、あるいは前任機種ESL-57の塗料を流用してしまったかどちらかのミスであるということが今回の診断で判明した。

このSPは因縁がついていたのか、その他にも修理のミスによる影響をまともに受け続けたのであった。
このあたりは前回書いたが、どうしてもまだ脳裏から消えないのでまた書いてしまった。

一番不可思議なことは、初期のモデルのシリアルナンバーであるにもかかわらず、シリアルナンバーはそのままで、マイナーチェンジサれたものになっていたということだった。
色々なことが考えられるが、これは衝撃の事実であった。

しかし今回の外科的内科的大手術で、過去の信じられないような多くの不幸な因縁も多分消えてくれたと思う。

先ほど到着し、厳重な梱包を解いてしばらく通電、3時間ほどたってから、バナナプラグ接続しようとしたが、この日のために取っておいた物が見つからず、やむなく通常接続にした。

最初の音を確認しなければならないので、切り替えスイッチを使わずに、NS-1000のケーブルを外し繋ぎかえることにした。

NS-1000の欠点はSPケーブル入力端子がプアーで、細いコードか、ターミネートしたものしか入らないことだ。

最初だからどうしても動作が慎重になる。
音楽を聞く前にしばらく通電するなんていうことは金輪際したことがないのに。

取り出したCDは最近の愛聴盤、シモーネのERAT録音でマンドリン協奏曲ヴァイオリン協奏曲集である。
2つのマンドリンの音色の違いと位置、そして奏法の若干の違い、奏者の息遣いのようなものの雰囲気が出ているかなどチェックポイントは多い。

心配事はルームチューニングをNS-1000に徹底して合わせたこと、本来ライブナ部屋だが、相当デッドになっているから、ESL-63がどのように反応するか。

後方を片付けなくてはならないが・・・

昔と少しセッティングを変えてESLのバックにカナリ余裕をもたせ、コーナーからの対角線距離1.8mを確保することにしたのと、SPの角度を鋭角にして内向きのしたこと。多分45度はある思う。
これですぐにベストポジションとは行かないのはわかっているが、調整のための基本としておかねばならない。床に目印をつけることにした。

さて初めての音はどうだったか。

弦楽器が明るい。
繊細な演奏の雰囲気がよく出ている。
音が拡散するためか、定在波の影響がない。

当たり前だが低音はNS-1000に比べ強くでない。
マンドリンの強弱の奏法がとても良く掴めるし、等身大だ。
バックのオケの弦が少しきつく思って接続を調べると逆相接続になっていて低音が拡散されたのか、中域に影響があったようだ。

接続を正規にすると落ち着いた音になった。(通常のダイナミックSPでは位相が違っても大した音の違いはなかったようだ)
CDだがLPの持つ音が出る予感が漂いそして音が消えるときの余韻がすごく出るのには驚いた。
(こういう所が静電型SPを愛好する人の共感を呼ぶのではないか)
新品同様のユニットが3つ内蔵されているので、しばらくはエージングが必要だが、そのうち更に音が変化してくると思われる。

ファーストインプレッションは非常に高いレベルの満足度である。
音圧も以前よりは相当高くなっていて、アンプのヴォリュームは2目盛ほど少なくて済むのはオドロp機だが、多分これは電源ユニットを2台ともソックリ交換したことによるのかも知れない。

また片方のSPが交換した3枚が働いてなあ買ったから、音圧が出なくて当たりませなのだが、ESL-63は後方にも音を放出するからどちらのSPが良くないのか1台づつ切り離して聴かないとわからないことと知った。

さあて、明日から調整だ。
今月末には相当素晴らしい音色を聴かせてくれることだろう。

ESL-63を久しぶりに聞いて、面白い事に気がついた。
調整してきたNS-1000の音がESL-63にかなり近い音になっていたということだ。
やはりESL-63の音が染み付いていたのだろうか。
http://dracdrac.exblog.jp/15285906/
http://dracdrac.exblog.jp/15293509/


2012年 01月 23日
ESL調整中:美しい音になりつつ有るようです

調整中のESLでああるが、耳の高さより中心部がやや低いから、やはり少し持ちあげたい。
台になるものを物色したが、多分一番良くマッチングすると考えられる木製の、しかも黒檀、紫檀のブロックの適当なものがない。

10㎝角だと相当の金額を投資しなければならないことになるが、もし失敗するととんでもなくもったいない。
それでもう現有品ではなくなったが、二種類あった専用台のいずれかがオークションか中古で出たらあてがおうと決めた。

何時の事になるかわからないので、繋ぎとしてやれることをやってみようと思い、手始めにSPを仰角設置することを思いついて実行にうつした。

どのくらいの角度が良いのかは志向作顔、と言うよりあまり上げ過ぎるとSPが後ろに倒れる危険性があるから、ほんの少し、という訳で角度は不明である。

SPの前2つの脚に昔のTAOC製のインシュレーターを挟み込ムのだが、平面SPのため一人の作業は結構難しい。

それでもようやく仰角に設置ができ、只今慣らし運転中。
それと付属の電源ケーブルを、太くて短いものに交換してみた。

極端に変化があるものではなかったが、(壁の中の電気ケーブルには現状で使える1番太いものを使用してあり、壁コンセントから電源供給していたから、多分もともと電源の影響は受けにくかったのかも知れない)

結果として、以前よりボリューム感が出て低音が締まってきた。
中音域に艶が乗ってきた。
反面音の定位感は少し甘くなったような気がする。
左右の角度は変えてないので何れコレもベストを捜さねばならない。
コニサーソサエティ録音のワンダ・ウィウコミルスカがバイオリンを弾いたブラームスのソナタが以前とは違う趣を見せ、テクニックの未熟さをがまともに見えてくる反面、バイオリンノ音色はクレモナの銘器を彷彿とさせる音で聞こえてきた。

古いDECCA録音、カラヤン/VPOのドヴォ8はVPOの弦の美音がとてもよくわかる。
今まで音の影に隠れてしまっていた音楽以外の様々な音(つぶやく、うなり、掛け声、楽譜をめくる音、息継ぎの音、呼吸音などなど)がよく聞こえ、一層の雰囲気を出すことにつながってる。

こういう所がESLにのめり込む要素の1つであることは間違い無いだろう。
音がリアリティがありライブ感がある、ソレがESLだといって過言ではないと思う。

まだまだどんどん日がな良くなっていくことを期待するものである。
http://dracdrac.exblog.jp/15316802/



因みに、ここで賞賛されている QUAD ESLスピーカーの修理で定評あった京都八瀬のサウンドポイント55 の三村さんは 2019年 5月に亡くなられたそうです。
ご冥福をお祈り致します。


サウンドポイント55は廃業しました。
7:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/06 (Mon) 09:11:25

QUAD の静電型スピーカーの修理の問題 2

227 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/05(月) 21:59:18.44 ID:+Fl1b7w+QUAD 
ESL-63の振動板フイルムに穴が開き雑音が発生し、修理は振動板フイルム交換~1枚何万円とか書き込みが有るけど、穴が開いた個所に上から穴より大きいフイルムを接着剤で張り付けて導電性塗料を塗れば元に戻らないのかしらん?。


228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/06(火) 22:52:52.07 ID:X3kY/voQ
>>227
程度問題ですが小さな穴ならセメダインででも直せます。
あまりに酷いとその重量も関係するので音に変化出るでしょうが低音ユニットならまず判別不可能。

でも穴開いた原因から直さないと。
穴が開いたから雑音が発生するんじゃなくって、電極や振動板の剥がれで放電して穴が開いてしまったんだから。


229 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/06(火) 23:36:57.11 ID:nlUPqEST

ESL-63の振動板寿命がQUADのサイトで云々されていますが
一部の人は振動板の寿命が短いので無く、接着剤の寿命が短いのだと
発言していますた。これは本当でせうか?。


238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/09(金) 22:50:12.34 ID:vRGgudel
>>229
本当だよ。
ちなみに張り替えてないもしくは補強して無い限り100%ESL-63のユニットは壊れてます。もしくは風前の灯状態。
1ユニット逝かれてれば他の3ユニットもほぼ同じ。
嘘だと思うなら自分で開けて指で押してごらん。
セメダインなんて全く用を成してないから。

245 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/16(金) 09:35:38.74 ID:fQM5Y+FM

ESL-63が欲すぃ~ とゅ~訳で念願のESL63PRO購入しますた。
漏れのオデヲライフの中でアンポ製作以上の最大のチャレンジングが始まります。
先ずは漏れの所有しているアンポを接続してどのアンポが適合するのか見極める必要が有りますが、SP本体は多分長い間使用されて無いと放電していて電極に電荷が無い状態だと思われます。
コンデンサー型イヤースピカの経験は有りますが、スピカは初めてです。
ESL63のチャージングにはどの位時間が必要なのでせうか?。


256 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/17(土) 22:17:10.02 ID:OK8QVNTu

ESL-63PROに約6時間LOVE注入後、国産純A級動作のアンポを接続しCD再生しますた。
このスピカ前後共サランネットが有り前後に音が出る。
ブラインドで聴くと入出力端子/電源コネクターが有る方を前に向けても判らない
こんなスピカ初めてです。
願わくば漏れが逝く時まで今のコンデイションを維持して欲すぃのです。

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/16(金) 23:06:38.29 ID:zVWW0+Jh

ほら、その知識じゃ無理だって。
63は57と違うんでユニットにチャージは必要ないし電極に電荷なんか57でも貯まらんよ。


248 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/16(金) 23:16:50.89 ID:fQM5Y+FM

んな馬鹿な!?。
故Mr.山中氏はステサンで消費電力なんて微々たるモンだから常時通電を推奨してましたけど。
それではAC電源は何の為?。
漏れの知る限りコンデンサー型でAC電源が不要なモンはSTAXのELS-8XBB位じゃないの?。

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/17(土) 11:58:07.84 ID:k/ZwLNro

私の経験では、ESL63は静電気を利用しているためか、電源を切ってから長時間経過すると自然放電で振動膜が緩んでしまうようです。
このため、休止の後は通電して一週間くらい経たないと元のように本領を発揮してくれません。
これは、永年愛用し「改造版」まで作ったアコースタットの「M3」も同じでした。
恐らく振動膜と固定極の間に電荷が溜まり安定するのに時間が掛かるのでしょう。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/18(日) 01:15:49.06 ID:5Nzn/k+w
>>248
全く言ってる事が理解出来てないようですね。


AC電源じゃなくDC電圧ですが勿論要りますよ。
電位を得る為です。電荷は必要ない。
振動板を5000Vに帯電するためです。
音楽信号は振動板に流れるんじゃなく前後の電極にPPで印加されます。
帯電した振動板がそれに引っ張られて動くから発音するんです。

57は導電塗料じゃなく逐電塗料のため振動板が正規電圧になるのに
逐電時間が掛かる。
63では通電即5000Vになるだけです。

>>249の言う「自然放電で振動膜が緩んでしまうようです。」
全くありえません。構造を全く把握してないのでは?
放電しようが帯電しようが振動板のテンションは同じです。

長期通電のメリットは内部の湿気が飛んでほんの少し空中放電が減る事です。
長期間通電お休みだと保管状況にによりますが一番怖いのは結露です。
結露も含めた内部の湿気が飛ぶのに時間が掛かりそれまでは本調子とは
いかないという事はあります。


342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/27(月) 12:30:31.48 ID:+qQaPHAN

ESLは分割振動しているのか、していなのか気になる。


343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/06(木) 16:07:41.18 ID:0sG87qPU

振動板に強度が無いから分割振動はしてないよ。
動作原理自体が全面駆動だしね。


344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/07(金) 17:20:15.63 ID:bflPLV+4

高域の指向性の狭さは、分割振動が原因かと思ったけど、
してないなら、いつか買う。


345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/07(金) 18:56:02.02 ID:Okdv42iR ?

2BP(3)高域の指向性の "狭さ" と言うより "高さ" だが,単に駆動面積が広いからでは?


346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 21:29:33.26 ID:3/coXle3

いや、57の方なら平面駆動で平面派しか出ないからユニットの正面でないと高音は聴こえないよ。
振動板が縦に長いから横幅以上の波長の信号は多少志向性あるけど、縦方向の志向性は全く無いに等しいよ。

つまり、あいつは巨大ヘッドホーン。
パーソナルSPさ。

63は遅延回路で球面派造ってるからずいぶん普通のSPに近づいてると思うよ。
それでも作用点は無いんで分割振動って物は無いよ。


320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/16(土) 01:39:06.90 ID:F468iNUN

Quad33ユーザーです。フォノイコが故障したので、ロッキーに電話すると近くに代理店がないという理由で東京のオーディオショップを紹介してもらい修理してもらいました。
抵抗の交換と劣化ハンダの修理で約2万円でした。
到着が楽しみです。


325 :320:2013/02/22(金) 00:06:06.32 ID:P/atlX47

Quad33が修理から無事に帰ってきました。快調に動作してます。古いアンプなので定期的にメンテナンスしてもらいながら大切に長く使いたいです。


234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/08(木) 01:48:40.14 ID:58QLIRVC

ちなみに33と405は昨年しかるべきところでちゃんとしたメンテをしてもらいました。
スッキリした現代的な音になって感激したのですが、何か本質的なものが失われてしまったのも事実で、それでも・・・・。


どーしよー!!!

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/08(木) 13:31:36.77 ID:Il6XSo5i
>>234
>ちなみに33と405は昨年しかるべきところでちゃんとしたメンテをしてもらいました。
>スッキリした現代的な音になって >何か本質的なものが失われてしまったのも事実

しかるべきところってどこ?
開けてみてオーディオ用コンデンサが入ってたらダウトだと思うけど


237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/09(金) 01:29:54.48 ID:a3eo0FHQ
>>235
>オーディオ用コンデンサが入ってたらダウト

あるある
ブラックゲートのオーディオグレードに交換、とか奥で値段上げようとして
悪徳リサイクルオーディオ屋の常套手段

ついこないだまでオリジナルだったが、ついに606はスイッチを交換してしまった。
まだ44, 66, もう一台の606はオリジナルのまま。

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/05(金) NY:AN:NY.AN ID:JEL7pCkf

22とQC-2の修理を徹夜でやってしまいました。
古いんで色んなとこが逝かれてますね。
いざやってみると結構大変。
これだと売ってるのでちゃんとメンテしてあるのなんてないんだろうなと
思います。
QUADのパーツは経年変化が物凄く大きいですね。
熱持つ抵抗はみんな大きく変異してました。

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/03(木) 07:39:38.33 ID:1yNSiqQp

QUADは、買うところ気をつけないとね。


355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/03(木) 21:42:53.89 ID:ba5zOFtV

あ、言えてる。


356 :351:2013/10/03(木) 21:49:16.22 ID:3uMNwYNH

ちゃんとショップでメンテナンスしてある、もしくは動作保証のある機体を買いましょうという事ですね?


357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/03(木) 23:29:07.94 ID:XVFaU/7P

ショップって言っても色々有るからね。
まず自分のところで直せないようなところだとヤフオク以下の商品のとこ一杯有るよ。
リサイクル系の中古屋は全く駄目だよ。


358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/04(金) 08:30:13.75 ID:nwhQmpta

ヴィンテージの33や44がいまだに愛用する人間が多いが
これらを超えるアンプをつくらないQUADの責任は大きいな

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/15(火) 22:00:27.89 ID:WHH0gn+h

最近この店ではこの手の中古44が増えてきた
この値段じゃ出自や修理明細を確認しないと怖くて買えない
2年保証だが正直高すぎ

http://www.hifido.co.jp/KW/G--/P/A10/J/0-10/S0/M0/C11-58353-08032-00/

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/04(金) 21:46:09.92 ID:Tong212F

ハイファイ堂のメンテは本当に酷い。
音出りゃいいって感じ。

QUADはすでに一回潰れた(身売りした)会社でブランド継承してるだけの
会社だじゃらしょうがないよ。

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/04(火) 02:34:43.36 ID:RNKLwGLf

専門店というのが眉唾ですね。
電気知識の無い売るだけど店が多いですからね。
関西なら何度も修理に出しても直らないビンテージの駆け込み寺みたいなところが一軒ありますよ。
部品だけも分けてくれますし修理のしかたも教ええくれます。
簡単な故障は自分で直せって言われます。
ご迷惑になりますから名前は伏せておきます。

でも購入4ヶ月なら買ったとこでクレーム効きません?


129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/04(火) 09:12:34.64 ID:oO//gC7w
>127
困ったことに保証一ヶ月で……。
他所のビンテージ専門店で買うつもりが一向に連絡が返って来ず、飛びついたのが運の尽き。
今を思えば保証一ヶ月はリスキー過ぎる。
一部の部品交換はしてあったけど、QUAD22の方でQUADIIはあまり手が入っている印象は無かった。
球系のヴィンテージは初めてなもので、適切な対応が出来ず情けない。

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/04(火) 07:23:19.03 ID:WBKvpKy8

スマイルオーディオ. 042-497-1533. 東京都清瀬市中里5丁目2-8-709

これがQUADの正規の修理業者です。


129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/04(火) 09:12:34.64 ID:oO//gC7w
>128
ライフプラネットからそちらに変わったとか。
QUADII以前の物はサウンドボックス等の方がいいのかな?


132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/05(水) 02:56:37.74 ID:5j/5PVZ7
>>129
サウンドボックスは自分のところでは出来ず修理丸投げだから高いよ。


339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/13(土) 23:22:14.95 ID:WwR1rIGr

サウンドボックスは酷い修理が叩かれてるんでお困りでしょうね。


361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/05(土) 12:25:01.63 ID:dxeVlkft

現行QUADの修理委託業者に旧製品がまともに直せる保障は無いよ。
一応正規って気休めにはなるけどね。


362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/05(土) 12:26:18.45 ID:dxeVlkft

ESLの修理なんかハーマンとかロッキーとか酷かったもの。

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/05(土) 12:30:34.38 ID:ArIkkEy4
>>361
そうは言ってもマニュアルと純正部品を持ってるし、群馬の某よりはるかにいい


364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/05(土) 22:30:16.79 ID:IiDA1Y9k

そこそこ新しい製品ならね。
22とか33の時代の純正品ってもう無いよ。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/17(木) 00:49:33.97 ID:qKHdG2eY

QUADに限らず海外製品や国産の旧製品の修理にみんな正規の代理店って言うけど正直これほどいい加減なものは無いよ。

海外製品の日本代理店の修理って殆どが修理業者に丸投げで現行であってもオリジナルのパーツが使われる事の方が稀だよ。
国産メーカーの修理だってちょっと古いとパーツは代わってしまって直した方と直さない方の部品が違って左右の音が違うようになって帰ってくるって極々当たり前なんだよね。

だから修理帰りの機器が直ぐにオクとかに良く出てるわけ。
私も過去に何度もこういう経験しました。
それ以来修理後修理箇所を検証し変わってる部品をオリジナルに近い物に改めて置き換えるようになりました。

無い場合は少なくとも左右で同じ物に交換してます。
日本におけるオーディオ製品の修理って鳴る様になりさえすればOKって事だと
思います。

ただ救いは稀に機器により無茶苦茶精通してるお店もあるってことです。
どれもなんて無理ですので偶々自分の使ってる物に精通してるとこに巡り合えるのは奇跡に近いですけど。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1303158619/l50


548 :私の息子はEL34:2012/09/06(木) 15:14:18.94 ID:05BCOqMe

今年の春に5万5千円で買った漏れのQUAD ESL-63PROが今年の梅雨を無事過ごすことが出来ますた。


549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/17(月) 22:40:12.16 ID:Iycz899N

ESLに梅雨は関係ないですって。
一度開けて電極の具合を見てみる事です。
剥がれてからでは遅いです。


550 :私の息子はEL34:2012/09/18(火) 08:20:03.67 ID:MrMyx9Rb

漏れのESL63-PROは未だ大丈夫ですが、その時に備えて補修パーツを準備しています。
オリジナルより少し薄い振動膜は入手出来ますた。
接着剤と導電性塗料は入手出来ませんか?

以前、京都のSHOPに自身でリペアするので譲ってくれないか?と問い合わせると断られますた。


551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/18(火) 19:47:13.32 ID:aT0kPyDf

当たり外れがあるのではないでしょうか
昔63PRO買った当初からチリチリいってまして、クレームつけて交換してもらいました
鳴るのが仕様だとかふざけたこといってましたが
担当はハーマンの久間だったかな
交換後は7~8年問題ありませんでした
あとDCIは微かに鳴っていましたね

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/18(火) 20:34:16.72 ID:GIQTSLtN

ハーマンで売った新品に結構修理品ユニットが入っていたのも事実ですね。
57のように密閉してるわけではないので湿気が多き時は微かなノイズは出る事も有りますがそれで故障には至りません。

埃っぽい部屋だと空気清浄機として働く懸念はあるでしょうけど。
最初からのチリチリは修理時のセメダインの塗り過ぎ?

>>550
そりゃ余剰分が無い時に聞いたんじゃない?
待てば取り寄せてくれるけど貴方には張替え出来そうもないと思いますが。
まず、振動板の前に電極のセメダインの劣化具合の確認ですって。
でないと本当に張り替える必要に迫られます。
壊れぬ前の対処ですって。


553 :私の息子はEL34:2012/09/18(火) 20:52:55.36 ID:MrMyx9Rb

中古で購入した63だから、接着剤の劣化確認する為にバラしたらいっそのこと張り替えた方が良いのでは?。
それに自身で張り替えを行なっても1度や2度で成功するとは思っても御座いません・・・・。


557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/18(火) 22:04:19.63 ID:GIQTSLtN
>>553
そういう覚悟があるならやってみてもいいでしょうね。
ブログで情報開示されてるのは一番簡単な故障の部分とか肝心の部分は伏せての失敗誘導のようなものだけです。

でも通常振動板は全く劣化なんかしてません。
鳴ってる物を張り替えるのは全くの無駄です。

埃が入ってスポット放電で焦げたり****は開いてるかも知れませんが、それを確認する為に前後を外そうとした段階で経年でへばり付いてるので振動板を破ってしまうでしょう。

接着剤の劣化は初期段階なら補強で済みますから触らぬ神に祟り無しです。
それから埃が入らないように保護幕の破れと剥がれの確認です。

両面テープで貼ってあるだけですのでパリパリになってたりネチャネチャになって剥がれて隙間が出来てる場合が殆どです。

埃が入ると放電で破れの原因となります。

ユニット自体の分解はノイズが出てからにした方が良いと思います。
もしも貴方が本当にSPのコーン紙の張替えなど朝飯前の器用な方なら表ユニットに振動板が接着してありますからその境目に振動板自体の剥がれ防止の為に超低粘度の接着剤をぐるり一周流し込んでおく事です。
ユニット外して空中で回しながらしか出来ない作業ですが。


558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/18(火) 22:08:09.17 ID:T2UuwSmZ
>>552
質問だがQUADはセメダイン使っているって本当?
(アジアだけだと思っていたが・・・)


559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/18(火) 22:22:50.38 ID:GIQTSLtN

QUADに限らずSPユニットには接着剤多用されてますが?
残念ながらQUADの使っていた接着剤は寿命が短かったんです。
紙を貼るんじゃなくプラスチックとプリント基板を貼ってるから接着剤の種類に限りがあったんでしょう。

まあある程度の時期で壊れるようにコントロールしていたのかも知れません。

ちなみに57も振動板はセメダインで止めてありますが電極はベークに塗った塗料ですので剥がれはしません。 その代わり木枠がビニールの粘着テープで密封してある信じられないようなレトロな構造です。
パリパリに乾いて効用をなしてない物があります。


566 :私の息子はEL34:2012/09/19(水) 07:23:19.53 ID:mEG3cAQL

ESL63に用いられている接着剤は透明の液体で準速乾性ですよね。


567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/19(水) 11:32:55.90 ID:JL7FG2wg

茶色い色してると思うけど??
ボンドG-17みたいな色ね。
一杯はみ出てるから見りゃ直ぐ分かるよ。

触るとポロポロ取れるので効用を成してないのが良く分かると思いますよ。
逆に取れない奴はまだ効用有りで大丈夫って事ですね。
振動板をとめてるのは別の種類です。も少し透明に近いかな?
同じQUADでも年代で少し違うみたい。


568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/22(土) 15:22:17.29 ID:hPOqoekY

クヲードに限らずアポジーなんかも結構手作りでひどいと何処かのブログで読んだな。
大量生産品とは言い難いから、パートのおばちゃん集めて作ったんだろうな、当時は。


387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/05(月) 16:57:38.80 ID:oTS0oKFp

セメダイン劣化して直ぐボイスコイル剥がれますけど?
開けてみるとパリパリだよ。
折り返しのカーブでボイスコイル腐食して粉吹いてて良く切れるし。

まあ寿命10年ちょいかな?
QUADもマグネパンもセメダインの寿命に尽きるね。


390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/07(水) 02:00:29.52 ID:rHzSAtjH
>>387
今の接着剤って昔のと比べて凄く進歩してるけどそれでも駄目なの?
15年程は持って欲しい。


391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/07(水) 08:16:15.22 ID:oDZwm6sW
>>390
最新構造の奴なら耐久性全然違うと思う。


579 :私の息子はEL34:2012/10/17(水) 22:16:37.82 ID:zPOYcs2u

今日漏れのQUAD ESL-63PROの電源SWをONすると一瞬振動フイルムが動く様な音が出ていることに気付きますた。
これは振動フイルムが剥げ掛かっている(一部剥げている)証拠でせうか?。
漏れは小音量派なので通常の視聴時にはビビリ音やバリバリノイズは聴き取れまへん。

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/19(金) 20:23:18.39 ID:jkPnbOKh

多分ダストカバーが緩々なんでしょうね。
多分代理店のいい加減な修理がしてあってユニット交換後にダストカバーの熱収縮してない奴でしょう。
天板外してネット捲って見ればすぐに確認出来ます。


振動フイルムが剥げ掛かっている(一部剥げている)場合はポツポツ音になります。

電極が端から剥げてる場合はジャージャー音。

電極の一部が剥がれてる場合もポツポツ音。

バリバリは振動板と電極の接触。多分破れてます。

416 :私の電極は5000ボルト:2012/03/24(土) 09:32:30.97 ID:EC8LkWsn

QUAD ESL-63PROのオーナーに成りますた。
コンデンサー型スピカの使いこなしのアドバイスお願い致します。


1)付属の長く貧弱なSPケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

2)付属の長く貧弱な電源ケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

3)常時通電する。

4)大音量で再生しない。

5)再生する音楽のジャンルを吟味する。

6)雨の日や湿度の高い時はエアコンを入れる。

7)SPベースを設置し床から持ち上げる。

8)SPの転倒防止処置(正面側)を講ずる。

9)SPの背後は充分なスペースを確保する。

10)駆動するアンポは馬鹿デカイ出力の物は敬遠する。


他に何か注意すべき点が有れば御教授願います。


417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/24(土) 16:14:08.80 ID:hCN6RETm
>>416
嫁、子供、ネコを部屋に入れない

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/25(日) 00:06:52.33 ID:ji8+evKz

ネコに倒されてお釈迦だぜ


419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/25(日) 08:51:08.03 ID:1OYYUbPZ
音を出さず飾り物か弄ってジャンクゴミのどちらかだな。


805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/11/24(日) 22:47:56.72 ID:KgbA6b1H

俺なら嫁とネコ捨てるけどな


420 :私の電極は5000ボルト:2012/03/25(日) 08:52:32.42 ID:hMUqRFYH

>>417 セフレは3人扶養していますが嫁、ネコ/子供はいませんから大丈夫です。
>>418 前側に転倒し易いので広いベースにESLを固定し後にパワーアンポを乗せ
   重量バランスに配慮しています。


421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/25(日) 10:00:12.66 ID:Sr6nTEDQ

30年ぶりかでモデルチェンジしたのに、なんで古いモデルの導入話になるのかが分からん。湿気に弱い割に長持ちするのかね?
>>ESL-63PRO


425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/27(火) 16:01:01.67 ID:BdCVkcDc

ESL-63は現行モデルも中身の構造全くは同じ、トランスがドイツ製になったくらい。
それ故にESL-63は整備がしてあれば無茶苦茶コストパーフォーマンスは高いよ。
それに湿気には弱くはないですよ。
元々イギリス製。霧のロンドンでも大丈夫。

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/27(火) 16:20:03.65 ID:BdCVkcDc

>>私の電極は5000ボルト


1)付属の長く貧弱なSPケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

2)付属の長く貧弱な電源ケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

3)常時通電する。

4)大音量で再生しない。

5)再生する音楽のジャンルを吟味する。

6)雨の日や湿度の高い時はエアコンを入れる。

7)SPベースを設置し床から持ち上げる。

8)SPの転倒防止処置(正面側)を講ずる。

9)SPの背後は充分なスペースを確保する。

10)駆動するアンポは馬鹿デカイ出力の物は敬遠する。

1)は元々付いてないでしょ。

2)意味無しです。

3)必要なし。

4)保護回路でクリップします。

5)これこそ必要なし。

6)気休めです。

7)試聴位置にもよりますが持ち上げると低音が減ります。

8)そんなに倒れやすくはないので普通のSP同様でOKでは?
 マグネパンみたいに倒れやすくないです。

9)スペースも必要ですが如何に反射を抑えるかです。
 後ろの吸音処理で音が変わります。

10)100W以上のアンプは繋いでも意味ないって書いてありますが保護回路が
 入力制限するので別に壊れる事はないです。


インピーダンスカーブが通常のダイナミック型SPと違うのでアウトプットトランスを積んだアンプの方が相性はいいです。 BBCでもフィリップスでもESL-63PROにはアウトプット付きのトラアンプを
使ってました。


427 :私の電極は5000ボルト :2012/03/27(火) 21:12:37.68 ID:A2xppK2M
>>426


1)付属の長く貧弱なSPケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

2)付属の長く貧弱な電源ケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

3)常時通電する。

4)大音量で再生しない。

5)再生する音楽のジャンルを吟味する。

6)雨の日や湿度の高い時はエアコンを入れる。

7)SPベースを設置し床から持ち上げる。

8)SPの転倒防止処置(正面側)を講ずる。

9)SPの背後は充分なスペースを確保する。

10)駆動するアンポは馬鹿デカイ出力の物は敬遠する。

1)漏れの63PROはSP端子がスピコン端子とデイバイデイングポストでは無く何故か4ピンのキャノンジャックとバナナジャックで。バナナプラグ付きSPケーブル(4m)と予備のバナナプラクが2組付属していましたので手持ちのSPケーブルを適正な長さでバナナプラグに接続し使用しています。

2)漏れの63PROを駆動するアンポはモノラルアンポでスピカの脇に設置していて、そのアンポのサービスコンセントからESL63PROに給電していますので電源ケーブルが長杉なのです。

3)評論家の故Mr.山中敬三氏はESLの消費電力なんぞ僅かなモンだから常時電源ONに汁!とSS誌に貝鳥ますた。

4)大音量で再生しないと優香、電極タッチが怖くてヴォリューム揚げられまへん。

5)打楽器/ベースをフイチャーした音楽は再生を避けています。

6)別スレでESLの最大の敵は結露とカキコしていた香具師がいましたが・・・

7)ESL63純正?のスタンドはかなり持ち上げているようですが・・・

8)漏れのESL63PROは和室の畳なので、ベースの上に角材を置きその上に設置していますが特に手前に倒れ易いのです。

9)SPの背後は窓ですので音場パネルは設置出来まへん。背後は60cm位です。

10)コンデンサー型スピカは超高域でインピーダンスが1Ω程度に下がる物が有るのでDC成分が発生した時は保護回路が働くので漏れのパワーアンポのメーカーはAC/DC切替SWをAC側(コンデンサーが挿入されている)にしてアンポとスピカの間に1~2Ω(30W型)を挿入汁!とインストラクションマニュアルに書いて有りますが、音質劣化を招くので信号系統に直列にLC等を挿入したく無いのです。
 後OPTを搭載した真空管アンポが2種類有るので、後日テストする予定です。


431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/28(水) 22:05:02.00 ID:/k9spGsG
>>私の電極は5000ボルト


1)付属の長く貧弱なSPケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

2)付属の長く貧弱な電源ケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

3)常時通電する。

4)大音量で再生しない。

5)再生する音楽のジャンルを吟味する。

6)雨の日や湿度の高い時はエアコンを入れる。

7)SPベースを設置し床から持ち上げる。

8)SPの転倒防止処置(正面側)を講ずる。

9)SPの背後は充分なスペースを確保する。

10)駆動するアンポは馬鹿デカイ出力の物は敬遠する。


1)63PROの初期(半数)はそのコネクターです。ケーブルは後付け品。純正はありません。

2)短くするのはいいですが、太くしても意味無しという事です。

3)ESL57の場合でしょ。
 5000V掛かると下手な空気清浄機より埃を吸い付けます。
 常時通電は中にゴミの入る危険度が増します。
 直に立ち上がりますから長持ちさせたいなら63では常時通電はお勧め出来ません。

4)だから保護回路が働いて頭打ちで電極タッチは絶対に起こりえません。

5)OTLのトラアンプを繋ぐから低音が出ないと思うんです。
 電源が劣化してない限り63はパルシブな低音も楽に出ます。
 結構量的にも出ます。
 トランジェントが良いので低能率な小型SPの重い音に慣れた耳には軽く感じるかも知れないですが、実際には凄く立ち上がりの早い低音が出ます。
 打楽器/ベース共凄く得意というか一番正確な音が出るはずです。


6)私です。
 結露は大敵ですが通電してても関係ないです。
 部屋の温度が問題なんです。冬に急に部屋を暖めた時に結露します。
 部屋の温度に本体が馴染むまで通電してはいけません。
 梅雨に湿気が多いくらいはチリチリ空中放電音がする事はあっても壊れたりはしません。

7)純正は22cm持ち上げますがこれを使うと低音が減ります。
 社外品でチルト出来るベースが出てましたがこちらの方がいいです。

8)下が軟いと低音が出ないですね。振動板面積が広く本体が重くないので逃げますね。
 固定すべきでしょう。

9)音場パネルは余計悪くなるので要らないでしょうが、何かで吸音もしくは拡散等をするように考えた方が良いかと思います。
 少なくとも壁と並行には置かない事です。


10)確かに安物のアンプだと音量上げるとリレーが働く物があります。
 そういうアンプは使わない事です。
 球アンプはちゃんとした物でないとボケますよ。
 誤魔化しの利かないSPですのでアンプの音もろに出します。

ちなみに63はⅡでは上手く鳴りません。
 


434 :私の電極は5000ボルト :2012/03/28(水) 23:17:32.84 ID:imbcmc1A
>>432様 有難う御座居ます。

1)私の製品は初期型なのですね。因みにシリアルはNo.23741/23742です。
 箱に'88年2月3日TOKYOの手書きサインが有りますた。

2)既にオーデイオデバイス社のPCOCCの電源ケーブルに交換しますた。オデヲは見栄えが一番ですw。

3)いいえ、ESL63です。漏れはSTAX社のコンデンサー型のヘッドフオンを使用し鳥ますが、新品で箱を開けて電源投入中に電荷が全く無い状態から~電荷が溜まる迄に音質が激変する経験をしますた。雑誌STEREOでも編集部に届いた視聴用の ESL63が全くの新品で電源投入中に同じ症状を示したとの記事を読んだ記憶が有ります。  
 ESL63にはビニールのダストカバーが有る筈ですが、塵をシャットアウト出来ないのでしょうか?。

4)判りますた。でも振動膜(Melinex3.5μ)と電極の隙間がたった2.5mmは狭いですね。

5)漏れは昼間大音量や打楽器/ベースをフイチャーした音楽の再生はコーン/コンプレッションドライバーのシステムに任せて、ESLは夜間にストリングス/ボーカル再生を慎ましく聴くことにしています。

6)何処かのブログでESLユーザーが梅雨時に不調になったとのカキコを複数みましたので・・・。

7)8)9)何処かのブログでESLの前側ベースの下にスペーサーを挟んで後方にスラントしている香具師を見ますた。
ヒントに成りますが、転倒防止策が漏れの急務です。

10)今ESLに接続しているのはコンセントの関係で石の純A級動作の90W出力モノラルアンポですが、ほぼ同じ出力の3極管PPと自作の3極管接続PPのアンポが有りますので選択する予定です。


436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/30(金) 22:38:08.40 ID:UA8reOcl

3)止めませんがダストカバーはモールで嵌め込んであるだけで57のようにテープで封印してあるわけでは無いので四隅が隙間だらです。
湿気も空気が出入り出来るので梅雨は湿気るわけです。
57では密封されてるので破れや剥がれが起こって無い限りユニットの中に外気は入りません。
63では外気が入ります。ダストカバーが有るおかげで逆に中の湿気や結露がなかなか解消され難いんです。
初期に音が極端に変わるのは電子部品や振動板自体のエージングの所為の方が大です。
電位だけですが多少は空中放電で熱も発生するので湿気も抜けて音も全く変わらないという事はないですが通常聴いても解らない程度です。
30分もすれば全く問題無しです。
空気清浄機としての長時間運転はあまりにリスクが高過ぎます。
壊れても寿命が短くなっても良いというならどうぞ常時通電で使って下さい。


5)多分メインシステムより低音もいいはずです。
打楽器のインパクト音とかベースのピッチカートの切れとか。
ドーンと尾を引かないのは振動板が軽く前面駆動で正確に止まるからです。
フィールドマグネットの軽量コーンの低音がかなり近い感じですね。


437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/30(金) 22:53:54.98 ID:UA8reOcl

6)電極が端から剥がれかけている状態で湿気が多いとノイズが出だすからです。
一度スポット放電すると穴が開き、破れに至ります。
ユニットが正常であればチリチリという空中放電の音はしてもスポット放電はしません。

9)スラントすると後ろの壁面と上下も平行でなくなるのでよりいいです。
前に倒れ難くもなります。

10)球のアンプは低音の緩くなる物が多いです。
今のアンプにマッチングトランス付けるのがベストではないでしょうか?

438 :私の電極は5000ボルト :2012/03/31(土) 19:49:09.18 ID:eX0b/QPb
>>437様 毎度有難う御座居ます。

3)明日から4月です前半の2週間を使用時のみ電源ON、後半の2週間を常時電源ONにして比較致します。

5)昨夜BEATLESのCD3枚再生してこのスピカがバーサタイルな性能を持っていることに驚きますた。

6)SPを設置している部屋は常時人が居ることは無いのでエアコンのON-OFF位しか急激な温度変化は起こらないと思いますが、ESLの電源投入は部屋の温度が安定してからと言うことで了解致しました。

9)アンポ~SP間に挿入するマッチングトランスは過去の雑誌を調べるとTANGO社にFT-200やFU-60等が有ったことが判りますた。入手出来るか問題ですが探します。


439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/31(土) 20:51:42.92 ID:qkF0Ptjd

6)逆にリビングとかの方がいつも人が生活してるので温度変化が少ないのです。
偶に人が入るオーディオルームの方が冬場に良く結露を起こすのでご用心を。


10)TANGOは使い物になら無いでしょう。
 別にマッチングトランスと銘打って発売されてる物でなくとも球用のアウトプットの2時側だけ使ってもいいですしALTECやRCA他業務用のマッチングトランスも多数発売されてました。70Vライン用のマッチングトランスの2時側使用でもOKです。
 マッキンのガラクタから流用って手もあります。
 球アンプお持ちなら一度そのアウトで実験されてみては?

この辺肝ですし、アンプが良くなれば幾らでも追従するSPです。
それ故に活かすも殺すもアンプ次第。
前にどなたかの引用サイトに100%ドライブ出来るアンプが無いって行がありましたがまさにそうかもしれません。
頑張って伴侶を見つけてやって下さい。


440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/02(月) 22:27:01.37 ID:xmj9hQpa

イシイラボのアウトプットトランス、お勧め。


572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/25(火) 00:12:33.31 ID:+AmDmDaC

マグネパン3機種、アポジーのカリシグ持ってましたけど結局QUADになっちゃいました。
アポジーは一時期でかいの買おうかとしたんだけど音像のでかさに腰引けちゃった。
うちのカリシグリボン無傷の良品だったけど18万にしか売れなかった。
この傷もん高いと思うんだけど最近また人気出て来てるの?


573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/25(火) 21:40:17.79 ID:u3VKTphf

両方やってみて、MG3.7にしてますがカリパーシグの程度良しは、鳴らしずらかったけど、一度なるとたまらん音を出してたように思う。
小音量時はQUADに勝るものはないでしょう~。
夜中にQUADで弦聴くと別世界になるのは、わかります。


453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/17(火) 22:52:51.64 ID:NLzal3Pv

マグネパンも丸線の旧型の方が明らかに音良いよ。 切れの良い音も出せた。
ティンパニーとか凄かったよ。
現行で20年前のモデルの音出ないでしょうね。
ここでは業者さんの売り込みレスが多いので新しい物しか買わないってレス多いんだけど、マグネパンですら旧型の方が良い。
当然QUADも。


456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/18(水) 00:48:44.64 ID:FJ/zv6qa

若かった20年前の方が耳が良かったってオチじゃね?


457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/18(水) 00:58:55.71 ID:lw+7v/OK
>>456
あーそれマジで思いますねえ ずっとそうじゃないかと思いながら聴いてる


458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/19(木) 01:20:06.55 ID:ZYvJWa8j

昔のものの方が音が良いと感じるのは幻想。
平面型のスピーカーとゴールドムントの音は全く合わないから気を付けろ、
ただでさえ低音が出ないのに、すっかすかにぎゃんぎゃんになると思う。
アポジーも低音がダメ、リボンがぐしゃぐしゃいうだけだから買うな

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/19(木) 13:58:52.18 ID:2rp6zxKw

マグネパンは各年代持ってるけど明らかに昔のモデルの方が独特の味がある。
オーディオリサーチが売ってた頃のが一番いい。
ムンドで鳴らないのは元々ムンドがそういう傾向の音だから。
普通のSP鳴らしても大した事ないアンプだよ。
低音鈍重いB&Wとかに合わせて音作りしてるんだろ。
同じスイスでもFMとかとはレベルが違うよ。


460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/20(金) 22:49:39.87 ID:SH0MHJVq

ムンドで低音出ないって感じるのはのは耳が悪いだけ。カリパー使ってたけど出まくる。
超低音の入ったテストCDとかかけると確かにぐしゃる。音楽ソフトでそうなることはない。
ムンドの空気感は他のアンプで代用できない。FMは聞いたことはあるが所有したことないから知らん。


461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/21(土) 21:06:39.63 ID:Wse2ynJ+
>>460
ムンドの空気感とは?
嫌味ではなく
2万円を140万円で売るメーカーでしょ?
例え金があったとしても怖くて買えないな


462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/22(日) 01:38:54.89 ID:f380dXVu
πはもっと高く売らないとダメなのに2万円で売るから会社が傾いたんだろ。


464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/24(火) 03:45:42.42 ID:XV0It2ga
>>460
ムンド、ジェッフ、B&Wは初心者受けはするけど直ぐに卒業すると思うな。


465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/26(木) 17:57:21.73 ID:uTqRFP4c

すごい初心者だなw


466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/27(金) 02:02:41.46 ID:27Tue0+1

雑誌の評判しか情報が無くって踊らされてる初心者ね。
まあみんな一度は評論家に騙されるんだけどね。
奴らは金の出る現行品しか褒めないからね。


444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/14(土) 13:31:59.51 ID:MQFF+KINMagnepan

MG1.7 先日到着、いま馴らし中です
20年前アメリカでここの平面スピーカ聞いて高音のきれいさでずっとほしかったんですが、ちょっと広いスペースが確保できたので思い切った。
いままでは HarbethHLcompact 使用、むかしの riverside の JAZZ は Harbeth のほうが向いてるようなw


445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/14(土) 16:22:49.28 ID:g3eefD79

仮に高音が綺麗にでてもHLコンパクトにかなう訳がない。
ジャズ聴きたいならCDとかアンプ替えるのではなくアポジーのカリパーシグネチュア以上のものを買ったほうがいいよ。


470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/28(土) 16:42:23.42 ID:IYV4Dgzh

いや、あらためてHLコンパクトはいいスピーカやなあと思ってますよ。
なによりも、すごく「楽しげに」鳴る。
プレーナースピーカのスレで何書いてるんだという感じですが。


471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/28(土) 21:21:46.83 ID:KfsSSxm7

ESL-63にしなかったのが間違いですね。
HLコンパクトもHL5もお払い箱に出来たのにね。


472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/28(土) 22:40:56.37 ID:N/vcHxbx

やっぱりeslー63が王様ですか?

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/28(土) 22:49:57.19 ID:l90OL/CI

王様はAPOGEEだろ。


474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/29(日) 03:03:25.26 ID:ag75wi8f

APOGEEは持ってたけど特別どうとか言う物では無かったですよ。
マグネパン、マーティンローガンに比べるとずっと対応範囲の広い鮮明な鳴り方をする普通のSPだったですけどね。
音像がでかくって迫力はあるんだけどかなりの口お化けで歌物は頂けなかったですね。
私の持ってたカリシグですらですからもっとでかいのはミニシアターサイズの音像でした。
それをリアルと思われる方も居られるのでしょうが私にはちょっと辛かった。

ESL-63は聴いた事ある人なら解るだろうけど見た目よりずっと普通の音します。
球面波のおかげでピンスポットに定位もします。
反応の速さ正確さでは他の追従を許さない王様と言えると思います。
ただし壊れなければです。

趣味的には57の方が面白いですが並べて聴けば進化の凄さが理解出来ると思います。
57も大好きではあるんですがあくまで巨大コンデンサーヘッドホーンと言う感じですね。


475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/30(月) 00:14:32.19 ID:3Kqr+tb4

昔何気に入ったオーディオ屋さんでマーチンローガンが鳴っていた。
初プレーナーだったのだが、聞こえた瞬間まさに目を見開いてしまった。

空中にポッカリ浮かぶ音像
ゆったり、ゆっくり流れるのだけどすごい緻密感
エロい声

今思い出しても衝撃的な経験だった。
最近箱型スピーカーに疲れてきた。。。

買い替えたい。金欲しい。。。


477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/01(火) 09:24:38.57 ID:3aIdCCU4
>>471
だからせめて現行商品で書いてくれとw
ESLシリーズの現行品、ヨドのHPにも出てるけど、あれ1本の値段ですよね。
まあ手前にゃ無理な代物と。

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/16(月) 20:35:24.36 ID:dq6uz5Wz

ハイエンドショウでquad聞いてきたけどよくなかった。
八畳位の部屋で演奏してたけどセッティングが悪かったのかな?


847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/22(水) 20:04:35.14 ID:5PXz/ERd

年末のハイエンドショー行ったけどpiegaが狭い部屋にも関わらず一番いい音だしてたよ。
quadは酷かった。


849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/26(日) 11:02:48.52 ID:T1u0yphp
>>847
クオードはいつも変な音な気がする


831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/20(金) 00:41:18.37 ID:RgQDCkZ7

ロッキーじゃなー
今のQUADのアンプじゃESLは上手く鳴らんでしょ。


478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/01(火) 10:54:19.99 ID:YNqq6Juv
>>476
私も持ってたのはカリパーシグネイチャーでした。
マーティンの方はCLSⅡ。
どちらも去年処分しましたが。

確かにCLSⅡに比べればカリパーシグネイチャーはずっとまとも。
怖いほどの音像。壁の向こうに歌姫は我が家ではメインのホーンシステムの方が上でした。
比べればカリパーシグネイチャーは全体からウワーッと音が出てきて散漫な印象でしたね。
同じ包まれる感じならマグネパンのティンパニーの方がよりエネルギッシュ。

>>477
ESLは基本中身全く変わって無いんで現行品には何の魅力も感じませんし、高過ぎて馬鹿かと思います。
ドイツ製になってマッチングトランスの違いか色合いも減ってます。
お店の方で無い限りESLの現行推す意味は全くないと思います。

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/01(火) 18:13:26.85 ID:brWvhAdz

カリパーって入門機みたいな物だからね、低音はでないしダイナミックレンジもいまいち。
あれを聞いてアポジーを判断してもらっては困る。

やはりデュエッタ~ビッグアポジーが凄いのよ、とくにシンティラ!
今は亡き黒田恭一氏が死ぬまでべた惚れだったディーバも凄いけど。

アンプにも死ぬ程お金をかけないと本領を発揮しない。駆動力の無いアンプで鳴らすと、定位もわるく、リボン全体がワ~ンと鳴いてしまうので、なおさら誤解を受けやすいSPなんだよ。


480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/01(火) 19:47:06.92 ID:YNqq6Juv
持っていたのはカリシグですがシンテイラは友人が持ってましたので良く聴いてましたがそんなに言うほどの差は無かったですよ。
確かに音量は上がりますがどだいうちではこの手のSPに音量求めませんでしたので。
アンプは当時パネル物にはスレッショルドとFMでした。
それと金田。
駆動力不足はなかっと思います。


481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/01(火) 20:23:01.65 ID:4iewrrKX

金田は知らないけど、スレッショルドは低インピーダンス駆動は苦手ですよ。
つまりアポジーとは良くないです。
FMって駆動力があるイメージじゃないけどなあ
やはり、当時純正とも言えるクレルあたりで聞いて欲しいです。

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/02(水) 22:37:09.87 ID:Hjqf8vXj

クレルはKSA-50なら同時に持ってましたが一番低音が緩くってパネル物には合わせてませんでした。当然パワー感も不足で。
スレッショルドが1オクターブ下まで出るような鳴り方をします。
低インピーダンス駆動は苦手??
出力トラ18パラとかの奴ですよ?
FMに比べれば表情のやさしい鳴り方ですが低音の駆動力は私の所有したアンプの中では歴代1番です。
まだ現役で今も有ります。

ちなみにシンテイラはジェフローランドの#7だったと思います。
鳴き比べした時スレッショルドの1オクターブ延びるような音を聴いて友人はしばらくしてアンプ変えてましたが直ぐにシテイラも首になってました。


483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/02(水) 23:12:32.64 ID:xjF6W7Lm
ほう、なかなか経験豊富な方ですね。
スレッショルドはアポジーとの組み合わせで何度か事件を起こしています。
駆動力というよりは保護回路の問題かもしれませんね。
で、シンティラを首にしたスピーカーってなんなんですか?そっちが気になるな~


486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/03(木) 16:22:58.53 ID:QMF/XcB2

確かにスレッショルドは出力段アホほどパラってますので経年でトラブルも起こったって話は良く聞きますし、丈夫とは言えないのかもませんね。
それでもFMに比べればトラブル少ないので我が家では述べ6台使いましたが1台電解の容量抜け起こしたのとパワーSWが焼けたの位です。
RFでコンデンサー変えたら見事に腐った音になった経験はあります。

シンテイラの後は何だったかな?
ウイルソンだったかレッドロース何とかだったか?
今は宗旨替えしてクラングフィルムですね。
うちがWE系なんで。


487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/03(木) 17:47:54.25 ID:89ot+Xed

オイロダインですか!これはまあ・・・
しかし貴方はよっぽど凝り性な人ですねw
でもアポジーからオイロダインとかA5に変える人って意外と多いんじゃないかな?
アポジーって低音の音質だけなら世界最高なんだけど、さきの定位の問題やダイナミックレンジの問題でみんな手放してしまうんですよね、かといって4343みたいな重苦しい低音や、無駄に大口径のダブルウーファーの愚鈍な低音には耐えきれず、結局5~60年代の軽いコーン紙から出てくる軽やかな低音に魅了される。
洗練されたホーンは音離れも良いし聞いてて楽しい。


488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/03(木) 18:03:49.86 ID:QMF/XcB2

クラングフィルムは友人の方です。


590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/03(土) 18:23:43.78 ID:wm5AHfpD

自分はリボン型はどちらかと言えば弦楽器だと思っている
コーン&ドーム型は打楽器 ホーンは木管金管楽器
コンデンサ型はスピーカー理想だと思うけど、現実大音量にできないし、ゴミがたまる。


593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/03(土) 19:33:23.42 ID:AEDYnzVz
>>590
女性ボーカルは?
A7で聴いてるけどもっと良いのある?


596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/03(土) 20:07:19.06 ID:FTi348us
>>593
我が家もメインはWE系のホーンシステムなんだけど、A-7クラスの声は通りはいいとは思うけどQUADにゃ逆立ちしても勝てないよ。
QUADの情報量は半端ないよ。

特にボーカル系のピンスポットな定位と口の中の唾まで見えるような繊細さは WEを持ってしてもそんなに簡単には出せないですね。
真逆なSPだと思われるかも知れませんがリッファレンスになる存在ですよ。
ただしソースやアンプ類の粗も見事に出しますのでA-7みたいにごまかしは効かないと思います。


591 :おっぱいゴルフア~:2012/11/03(土) 18:25:38.23 ID:AkBCqYYl

下記の漏れの貧弱アンポでESL63-PROに合うのはどれでせぅ?。

1)純A級80WのコンデンサーSPメーカーの石アンポ
2)3極管接続の自作6CA7/EL34PPの10Wアンポ
3)3極管80WのPPのLUX社製アンポ
4)雑誌付録の5W?デジアンポ(このアンポでESL63を駆動したことは未だ一度も無い)

因みにESLの電源は今迄CDPやD/Aコンに使用していたCSEの電源装置から給電し聴きますた。


594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/03(土) 19:45:20.77 ID:FTi348us

ESL-63って能率86dBだから今のSPと比べてそんなに変わらんはずだけど?
もっとも50Wまでしか入らないしそれ以上は繋いでも無駄ってカタログにも書いてたと思うよ。 もしももっと大きな最大音圧が欲しいならダブルとかスタックとかにするかあっさりべつの物にすべきなんじゃない。


1はスタックスだよね。

2,3は前に見せてもらったがLUXのアウトプット積んだ奴だよね。

正直どれも駄目。

コンデンサー型ってインピーダンスカーブが高域で下がるから普通の電流駆動型のアンプじゃハイ上がりになる。
アウトプット積んだ電圧駆動が良いんだけどLUXじゃ緩過ぎる。
一度マッキンのアンプでもどこかで借りて繋いでみれば?
マッキンが良いって言ってるんじゃないよ。
アウトプット載ってるってだけ。

良質のマッチングトランスをトラアンプに付けるかパワーの出る良質な球アンプ探すべき。
そういう意味じゃQUADの50D,Eがコストパーフォーマンスいいよ。

そんからコンデンサー型の電源て倍倍倍倍、、整流で電位得てるだけだからクリーン電源の意味分からんのだけど?
CSEって何に入れても音貧相になるよね。
http://www.hibino-intersound.co.jp/bryston/

8:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/06 (Mon) 09:17:27

QUAD の静電型スピーカーの修理の問題 3

思い付くまま・・・・・ひどい仕事
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-hidoi/zakkan-hidoi.html

これはいけません。

先ずは写真をご覧ください。
この写真は、ユニットを二枚に離してフイルムの貼られた面を出し、フィルムを圧しながら写したものです。
指の周りにプツプツと、何か突起が見えます。 これは何でしょうか ?

このフイルムを剥がしてアップで写したのが下の写真です。

信号電極の裏からキノコのようなものが生えてフィルムの裏に繋がっていました。

これを見たとき、目が点になったというか、開いた口が塞がらなかったというか、兎に角びっくり仰天しました。

種明かしをしますと、これは、枠と電極の剥離を防ぐため、フィルムが貼られている状態のまま、枠と電極の間に補強のために接着剤を付けたことにより、その接着剤が流れてフィルムの内側にくっついてしまったものと想像されます。 想像と書きましたが、まずそれに間違いありません。 キノコの頭に付いている黒いものは、くっついてしまったフイルムです。 これでは、この部分のフイルムは信号どおりに動くことはできません。 この部分のフィルムは、キノコに囲まれたそれぞれの狭い面積が、あたかも個々の小さなスピーカーのように動作してしまう、と想像されます(最高に楽観的に考えた場合ですが・・・・)。

これが誰の仕事なのかは知りませんが、本当に酷い仕事です。 絶対にやってはいけない仕事です。
これがレストアを請ける業者の仕事だとしたら、絶対にこんな業者にレストアを頼んではいけません。
この個体はある方からレストアを依頼されたものですが、前回レストアから帰ってきて、わずか三か月で再びノイズが出たそうです。

枠と電極の剥離が起きていない場合、補強のために接着剤を追加し「裏打ち」をすることは否定しません。 ただし、それには次の二つの条件を満たす必要があると考えます。
まず、現在は剥離が起きていないとしても将来は必ず起きますから、剥離を防止するためにラグを増設すること。 次に、フィルムを剥がした状態で裏打ちし、接着剤がフィルム側にはみ出た部分があった場合はそれを完全に削り、平滑にしてからフィルムを貼ること、です。 更に言えば、使用する接着剤の種類にも留意すべきだと思います。 これは一概には言えませんが、オリジナルと同じようなゴム系のものは避けた方がいいと私は考えています。

レストアを依頼する場合は作業内容を十分確認し、保証内容も含めて納得の上で出してください。
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-hidoi/zakkan-hidoi.html


思い付くまま・・・・・ひどい仕事 その二
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-hidoi2/zakkan-hidoi2.html


またまた遭遇してしまいました。

「ひどい仕事」で紹介したのと同じです。
今回いくらかマシなのは、「キノコ」の数が五つ「しか」ないことです。
ちょっと判りにくいので矢印を付けておきました。 奥の一つはピントが行っていないので特に判りにくいのですが、頭にフィルムの黒い破片が付いています。


今回のレストアのご依頼は、ノイズの出ているユニット一枚だけということで、ご依頼者が本体を分解し、該当ユニット一枚だけをお送りいただいたものです。 現状では他のユニットにノイズは出ていないとのことですが、このユニットと同じような状態のものがある可能性が否定できず、最悪の場合、高圧が「キノコ」を通って信号系に流れ込み、遅延回路(ネットワーク)や入力トランスを破壊するという事態もあり得ますので、知ってしまった以上、私でしたら、ノイズが出ていないからといって放置することはとてもできません。

しかし、本当にひどい仕事です。 以前、誰の仕事か判らないと書きましたが、実は判っています。 
〇〇さん、こんな仕事が重大なトラブルに繋がる可能性があることが判りませんか。 それ以前に、そもそもこんな酷い仕事をしてはいけません。

今回のユニットは、私が勝手に「黒ユニット」と呼んでいるものです。 この「黒ユニット」については、こちらをご覧ください。


と、ここまで書いて、下書きとして準備していたところで、またまた遭遇してしまったので併せてUPします。
今度は「大キノコ」です。 このユニットは、分解するまでは修理歴の無いものかな、と思っていたのですが、オリジナルの状態でこんなはずはありません。 来歴は判らないので何とも言えませんが、フィルムを貼り替えずに裏打補強したことは間違いないようです。 今回のケースでは、接着剤がそこそこ盛り上がっている部分が多くありましたが、基板とフィルムとが繋がっている部分は運良く(?)、この写真の部分だけでした。

直径約5mmと「大キノコ」で、頭に派手にフィルムが残っています。 溜息が出るような酷い仕事です。
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-hidoi2/zakkan-hidoi2.html

▲△▽▼

思い付くまま ・・・・・ 黒ユニット
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-black/zakkan-black.html

63系に使われているユニットには、私の知る限り二種類のユニットがあります。

写真左が一般的な、というか、数の多い、クリーム ? 灰色 ? のものです。 そして右が私が勝手に「黒ユニット」と呼んでいるものです。 この黒ユニットは、63の初期のものに使用されていたようで、PRO-63 以降のものに使われているケースには遭っていません。

灰と黒との差ですが・・・・・まずは見た目から・・・
色は当然として、歴然と違うのが格子の数です。 灰は 20×4 で、黒は 33×6 です。
次に信号電極の表面仕上げです。 灰はプリント基板用の絶縁コーティング剤が塗布されていますが、黒は銅がむき出しです。
灰は信号線の配線時に線を埋め込むための溝がありますが黒には無いので、黒では、信号線は枠に沿ってクリップやテープで留めてあります。
信号を入力するためのラグの付け方も違っています。 灰では外側から付けていますが、黒では内側からです。

次に、外見からは判らない違いです。 両方とも中央三ヶ所がボルト・ナットで留めてありますが、黒では、前後のユニットの合わせ目にワッシャが入っています。 このワッシャは、ユニットの合わせ目の間隙を埋める、いわばスペーサーの役割をしています。 その理由は、金型の設計ミスで間隙ができてしまったためではないでしょうか。

黒ユニットは、灰に比べて剛性が高く、仕上がりの平面性も良く、灰より優れているのではないかと私は考えています。 それでは、何故この黒が灰に変更されたのかを推測してみます。
・ 枠に接着剤を塗る手間が大変だしコストもかかる。
・ 材料の樹脂の使用量が多くコストがかかる。
・ 信号線を配線するための溝が無く、線の処理に手間がかかる。
・ 配線用の溝を作るために金型を修正するには金型に出っ張りを付ける必要があり、コストがかかる。
・ いちいちワッシャを入れる手間がかかる。 これは金型を削ればいいので、修正は比較的容易。
などの理由が考えられますが、総合的に見て、オーバースペックと判断されたのかもしれません。 そして、コストとスペックの一種の「妥協策」として灰に変更されたのかもしれません。

更に、少し深読みしてみます。 ユニットの格子によって作られた四角の桝(筒? 箱?)には共振周波数があるはずです。そして、この桝は、指向性にも影響するはずです。 これらの要素が音響工学的に、灰の方が優れているので変更した ・・・・ というのは穿ち過ぎでしょうか。

以上、素人の根拠のない推測ですので、当然のことながら当否は判りません。 念のため、悪しからず。


スピーカーの外見ではどちらのものが使われているか判りませんので、現在では値段の差はないようです。 しかし、黒ユニットはレアだと思いますので、お持ちの方は大切になさってください。

http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-black/zakkan-black.html

▲△▽▼

思い付くまま ・・・・・ 如何なものか
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-bari/zakkan-bari.html

まずは写真をご覧ください。

63系のユニットの写真です。

接着剤が流れ出て、枠の下まで流れて固まっています。 この写真は信号電極側を下にしてありますが、この接着剤が固まったときは上下逆になっていたはずです。 これを置いた台に接着剤が流れて固まり、バリのようになって残っています。 そして、これをそのまま使い製品にしてしまっています。 このユニットに手が加えられた様子はなく、恐らくオリジナルのままでしょう。

「維持に金がかかる ?」の項にも書いたとおり、あるスピーカー設計者の方に伺ったのですが、一般的なスピーカーを組み立てる際の接着剤にはゴム系のものが使用されているようで、水道の蛇口のようなところから接着剤を出し、それを塗布しているようです。 これをやった職人さんは、余分に付けてしまって流れた接着剤をそのままにしたようです。 さらにその後、フィルム貼り、導電剤塗布、ユニット貼り合わせ、ユニット単位の性能テスト、本体への組み付け、性能測定、など、この場所が見える段階での多くのチェックをこの状態で通してしまっているのです。

どう思われますか。

63系のユニットでは、多かれ少なかれ、このような接着剤の流れ出しが見られます。 劣化するとボロボロに崩れてしまいます。 チリやホコリを嫌うスピーカーであることは十分知っているメーカーであるのに、如何なものかと思います。

http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-bari/zakkan-bari.html

▲△▽▼

思い付くまま ・・・・・ 原因不明
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-humei/humei.html

まずは写真をご覧ください。

この写真は、ESL-63の信号遅延回路(ネットワーク)のプリント基板裏側で、コンデンサーが付けられている部分の一部です。
中央やや右に、炭化しように黒くなっている部分があります。 電流が流れて炭化したものと思われ、その熱で蝋も溶けたようで、下(写真では左側)に流れ出ています。

それでは、何故炭化が起きたのでしょうか。 ここからは想像です。
フィルムが枠から剥がれて信号電極であるプリント基板と接触し、フィルムにかかっている高圧が信号電極を通って遅延回路に流れ込んだのではないでしょうか。 しかし、リント基板のフィルム側は樹脂側ですし、その樹脂に面しているフィルムの面は導電剤が塗布されていない面ですので、フィルムが剥がれても、通常はフィルムの高圧側とプリント基板の金属側が接触することはありません。 しかし、フィルムの破れ方によってはそのようなことが起きることも考えられなくはありません。 フィルムが破れた時点でノイズが出ますので、通常はその時点であまり使用しなくなるはずです。 この個体の場合は、不運な破れ方に重ねて、その後もこれほど炭化するまで通電されていたということなのでしょうか。
原因として、落雷などによるサージ電流などの可能性も考えましたが、信号系の回路はAC系とは繋がっていませんし、仮に落雷等による被害があるとしたら、AC電源に繋がっている高圧系や保護回路などが飛ぶはずです。

この個体では、正常なユニットを装着しても歪んだ高音しか出なかったため、遅延回路に問題がるあことは予想できました。 しかし、こんな炭化が起きているとは全く考えもしませんでした。 この部分は外からは見にくいところにあり、分解して初めてこの炭化を発見し、コンデンサーの異常も見付けることができました。

珍しい故障だと思います。 いい勉強になりました。

教訓 ・・・ ノイズが出たらあまり通電しない方がいいかもしれません。 余計な故障を招くかも。

http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-humei/humei.html

▲△▽▼

QUAD ESL63
思い付くまま・・・・・維持に金がかかる ?
http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-takai.html

静電型スピーカーは、すぐに壊れる、デリケート、修理が高額、などと言われ、購入に二の足を踏む方が多いようです。

それでは、まず、普通のコーン、ホーン、ドームのスピーカーについて考えてみましょう。
普通に使っている分には、恐らく、30ー50年経っても音は出ると思いますし、ヴォイスコイル部分が錆びてジャリジャリといったり、エッジが破れたりしない限り、普通は修理に出すことはあまりないでしょう。 しかし、エッジ、ダンパーは確実に経年劣化していますし、磁力も落ちています。 更に、ネットワークのコンデンサーも確実に経年変化を起こしています。 継続して使っていると、音の劣化に気付きにくいと思います。 どれだけの方が定期的にこれらのパーツを交換したり再着磁を行ったりしているでしょうか。 QUAD-63 と同価格帯のスピーカーでこれらのメインテナンスを定期的に行った場合、維持費はどれだけかかるでしょうか。 普通のスピーカーは、なまじ音が出てしまうがために維持費のことが考慮されていないだけのような気がします。

次に、静電型について考えてみます。
静電型は、ノイズが発生してしまうために、その時点で修理が必須となってしまいます。 しかし、それまでは、高圧回路とフィルム、あるいは導電剤の経年劣化で能率は落ちるものの、殆ど重量のないフィルムをクーロン力で駆動しているため、音の劣化は少ないと思います。

それでは、静電型がすぐに壊れる上に修理が高額と言われるのは何故なのでしょうか。 これは悪口ととられると残念ですが、これまでの経験を踏まえ、正直に書きます。
これらの評価は、主にQUADに対するもので、それが静電型全体の評価に繋がったものだと思います。 これば、QUADの市場占有率が高いので仕方ないことなのかもしれません。

レストアの項にも書きましたが、QUADのノイズの原因の殆どは枠と電極との剥離で、次に多いのが枠とフィルムとの剥離です。 何故剥離が起きるのかというと、接着剤が劣化するからです。 発売以来、50年以上、ゴム系のものが使用されています。 そして、どんな接着剤であろうと劣化するのは明白で、しかも剥離によるノイズ発生事例はいくらでもあるのに、剥離を防ぐ方策が、これまた50年以上とられていません。 あるスピーカー設計者の方に伺ったのですが、一般的なスピーカーを組み立てる際の接着剤にも、結構同じようなものが使用されるようです。 水道の蛇口のようなところから接着剤を出し、それを塗布しているようです。 確かに、エポキシ系のような二液混合型では使用時間に制限があるため、生産性・収益性が低下してしまいます。

更に、レストアを請ける側にも問題があるように感じます。 いい加減な作業では悪評に輪をかけてしまいます。 ネット上でもひどい話が見受けられます。 また、輸送事故を防ぎたいのでしょうが、法外な送料を要求するところもあるようです。 商売ですから利益を出すのはいいのですが、責任のある作業をして欲しいと思います。

代理店や修理業者を儲けさせるために、意識的に耐久性を落としているのではないかと思ってしまいます。こういうのを下衆の勘繰りと言うのですが・・・・・


台数が少ないためでしょうか。 STAXやMartin Loganの丈夫さを言われることはないようです。


閑話休題
要は、同じ質の音を継続させようとすると、普通のスピーカーでも静電型でも維持費はそれなりにかかる、ということを言いたいのです。
決してQUADの悪口を言う意図はありません。 QUADが素晴らしいスピーカーであることは自明です。

http://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-takai.html

9:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/07 (Tue) 07:53:33

ESL63 の音の秘密
16 :10:2011/04/24(日) 13:58:09.42 ID:3Slb6dFJ

ESL の他に ESL63 もお使いとのことですが、63から耐入力を上げた 63PRO は 63 と比べて良いことずくめなんでしょうか?

それとも 63 の良さで失われた部分もあるのでしょうか。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/24(日) 18:20:04.05 ID:VSj0rOtJ

ESL63 と PRO63 は何も変わってないですよ。

ユニットは全く同じで他の電気系統も全く同じです。

違うのは網がアルミから鉄に変わって取っ手が付いただけです。


勿論耐入力も最大音圧レベルも全く同じです。

PRO の最後期にはマッチングトランスの2次側にリミッター基板が追加されてますが元々1次側に保護が回路あり過大入力時には信号が落ちるようになってます。

実際何の為の基板かよく解らないです。 アホな大出力アンプ繋ぐ奴の為に追加されたってとこでしょうか?

生産終了間際の本当に最後期だけですし外しても全く音には関係無しです。


2つの違いとすれば63のアルミ網の方が57みたいなディフェザーのような形状してますので多少障害物となって高域を拡散してるのかハイが落ちるのか多少おとなしく感じる事がある程度です。

微小な差です。 色で選べばいいってだけだと思います。


18 :10:2011/04/24(日) 18:42:59.80 ID:3Slb6dFJ
>>17
63 と 63PRO の違いが良く分かりました。
とても詳しいですね、ありがとうございました。

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/27(水) 19:32:38.58 ID:xvO0a7h5
>>17
>最後期にはマッチングトランスの2次側にリミッター基板が追加
>実際何の為の基板かよく解らないです。

最近のスタジオモニターではごく普通に装備されていますし
リミッター領域に入ってる事をインジケーター(SP前面)で表示する機能までよく使われています。

スタジオモニターは年々大音量で使われるようになっています。
現在では家庭ではまず使われないような大音量で再生されています。
スタジオモニター導入時に家庭では使われませんがもっとも重要な性能項目に最大音圧レベルがあるくらいです。


24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/27(水) 23:36:03.90 ID:Xj5A9Aed

普通のSPに入ってるリミッターとは意味が違うと思いますよ。

過大入力に対するリミッターは元々1次側に入ってますし。
これが電源電圧落すタイプなんで音としては出ないんですが信号は流れるんで巨大な交流信号に対する保護だと思われますね。

元々ESL-63はカタログで35Vrms以上は入れるなってなってます。
元々モニター用途ではPRO63はAM8/11とセットされる以外の使い方はされてないでしょ。

市販で500Wとか1000Wnの巨大出力のトランジスターアンプに繋がれた時に起こりえる振動板の焼け防止の為だと思いますよ。

同じ理由で57用にも同様の基板をイギリスで売ってますね。
勿論社外品ですが。

ESL使ったモニタースタジオで御指摘のような現代の大音量を出す筈がありません。


27 :中川隆 :2011/05/10(火) 21:20:38.81 ID:mQiQ9AMh


本当に聴いた事あるの?

音の柔らかさが全然違うのに、気付かないのかな?(呆れ)

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/11(水) 02:47:01.80 ID:Dam22t0n

網が違うからね。
63はアルミ、PROは鉄、この違いで多少重量と躯体強度が変わる。

ばらしてみれば同じだって解るよ。

ユニット、EHT電源基板、保護回路基板、デュレーユニット、マッチングトランス全て全部同じ物だよ。

EHTユニットと保護回路は年代でバージョンが違うけどね。

同じ時代の63とPRO63は同じだよ。

フレーム、下のプラスチック台部分も材質構造全く同じ。

PROがゴムバンドで網をダンプしてるのに対して63はテープで固定してる。
違いはこのくらい。

違うと思って聴くから全然違う物に聴こえるんだよ。


前にも書いたように網の目の違いで63の方がほんの少しハイが落ちて聴こえるくらい。

人を疑う前に自分で買ってみりゃどうだ。

ついでに言うとCrosby Audio Worksの63も何も変わってない。

結構音が違う感じなんだが電気系、ユニットは全く同じ。

違うのはこれまた網とネット。

初期はこれだけ。

後期は横のフレームに鉄板が内側に貼ってあり、ユニットに行くケーブルがモンスターケーブルになってるだけ。

端子替えて、入力のローカットのコンデンサーが替えてある物もある。
よくまあ、これで凄い金取るよなあって思う。


29 :中川隆 :2011/05/11(水) 19:23:33.64 ID:e2hpOZqp


それはエンジニアの発想なんだよね。


網は残響音を付ける為のもの。

ESL63はロイヤル・アルバートホールの残響3秒のホールトーンを再現する様に作ってあるんだよ。

ESL63proはモニタースピーカだから残響ゼロにしている。

君は音楽で残響がどれ位大事かわからないんだろ?

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/14(土) 01:43:39.85 ID:NCzRxRuS
>>29
妄想も良いけどまず所有したら。

中身は全く同じ、音は拡散するから少し違うって書いてるだろ。

でもロイヤル・アルバートホールの残響3秒のホールトーンは絶対に無いよ。

残響はソースに入ってる物で後で付加する物じゃない。

ESLはそんなタンノイ的な幼稚なレベルで音造りしてないよ。


33 :中川隆 :2011/05/14(土) 03:56:46.35 ID:XUUXZuAV


ピーター・J・ウォーカーがそう言ってるんだよ。

昔大阪に行った時に、日本橋の河口無線の視聴室で残響3秒のホールトーンがするのは確認している。


僕はESL63を持ってたけど、和室だからそういう音は出なかった。

30畳以上の部屋でESL63から4m離れて聴けばわかるよ。

ESL63pro からはホールトーンは全くしなかった。

音楽を愉しむ為のスピーカとしては ESL63の方が断然上だ。

日本橋の河口無線の視聴室ではESL63は安物アンプのQUAD606でもいい音で鳴ってた。

それで、僕もその時まで使っていた QUADⅡから606に変えたんだけど、遂にあの残響音は出せなかった。

河口無線の視聴室は40畳以上あったし、壁や床や天井の吸音が殆どないから、 ピーター・J・ウォーカーの設定環境に近かったんだね。

8畳の和室で齧り付きで63と63proの比較をしても差が出ないのは当然さ。


因みに僕は、Marantz7C とQUADⅡでESL63を鳴らしていたけど、ピアニッシモがぼけてESLの音にならなかった。

ESL63は真空管とは合わないんだ。

ダイナミック型スピーカは真空管アンプを使えばホール・トーンが出るけど、

ESL63 では音が濁るだけで、ホール・トーンにはならない。


部屋自体の環境設定で調節するしかないんだ。

但し、ESL63pro ではいくら部屋を変えてもホール・トーンは出ない。


ESL63は振動膜を保護するアルミ網の開口部を工夫して、そこから前後左右上下に音を拡散させているんだ。

そしてその拡散した音波が吸収率が小さい煉瓦や木の壁・床・天井にぶつかって反射して、ロイヤル・アルバートホールの残響3秒のホールトーンを再現する様に設計しているんだよ。

一方、ESL63pro はモニタースピーカとして使うので、振動膜を保護する網をアルミから頑丈な鉄製に代え、開口部もバカでかくして、低音を出る様にしたけどホールトーンは再現できなくなってしまった。


その結果、ESL63proではESL63の一番おいしい所がすべて失なわれてしまったんだ。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/pav/1303158619/l50

① ESL57とESL-63の違い。


•ユニット構成


ESL57では3つのエレメントを使い、うち2つを低域、1つを中高域と高域の2Wayとして使用して、 全体としては3Wayスピーカーとしていました。

ESL-63は、エレメントは4枚ですが、同軸ユニットの様に動作するように、同心円上に、 電気的に8分割されていて、球面波が出るようになっています。 (リングの外周になるにしたがって、高域成分を落とす工夫をしているので、 ESL57は3WAYだがESL-63はフルレンジという表現は、必ずしも正しくないように思います。)

ESL57が平面波を発する事に対して、ESL-63は自然界の音に近い、球面波が出るように工夫されているのである。これが、最大の違いであり、設計者のピーター・ウォーカーがもっとも注力した部分である。

• 保護回路の徹底。


過大入力により壊れやすかったES57と比べて、保護回路を徹底することにより、相対的に壊れにくいスピーカーとして仕上がっています。


• 寸法比


横長の ESL57 に対して、縦長の ESL-63 と、部屋の設置条件は随分かわった。 ステレオで部屋の中に2台置くために少しでも設置場所を減らす工夫をしたのではないでしょうか? (ESL57 が発売された時期は、まだ、モノラル時代でしたから、スピーカーは部屋に1個でした。)


_____


② ESL63Pro の ESL-63 からの変更点

Philips の要望で ESL-63 をレコーディングモニターとしてより適した仕様に変更したものが1985年発売の ESL-63Pro です。 私が使用しているのがこちらのタイプです。 私の ESL63Pro には PRO-63 というシールが貼っているので、こちらが本国での呼び名かもしれません。

エレメントを保護するパンチングメタルがアルミからステンレスに変更。強度の向上と共に、パンチングメタルの開口率をアップ。


• フレーム強度の向上、及びキャリー用の取っ手を装備。


• 過大入力時の保護回路を、音をシャットダウンするタイプから、歪ませても音を出すタイプに変更。録音モニターとしては必須の仕様。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/esl63.htm
http://user.tninet.se/~vhw129w/mt_audio_design/index.htm

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/15(日) 05:56:43.99 ID:50K7FeTK

ESL57 は振動板12ミクロンと6ミクロン。

ESL63 は3ミクロン。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/pav/1303158619/l50

ESL57 の特徴は独特な音場構成にあります。残響はとてもよく聴こえるのですが、奥行き感はありません。いわゆるSPが消えると言うT4的な平行配置の音場は出現しないのです。

45度の交差型配置にしても、GRF の様に音が前に飛び出して来ると言う三次元的な音場も構成しません。あたかも、二枚の屏風がまっすぐになっているか、折れ曲がっているかと言う違いはありますが、その屏風の平面で音は鳴っているのです。残響は聴こえますが奥からは聴こえないのです。

この点を改良したのが、20年も研究したESL63なのですね。


だからといってステレオが楽しめないのではないのです。あたかも、コンサートホールに窓を開けてそこから内部の響きが聴こえてくる様に鳴ります。それも極めてリアリティが感じられる音です。

マニュアルをみると1.5メートル以内では聴くなと書いてありました。また、各スピーカーの中心線から左右35度以内がプレゼンスゾーンだとも、上手く鳴った場合は窓枠が無くなりコンサートホールの中にいる様に聴こえるとあります。

部屋の中で一番いい音をするところを探しなさい。前面と後面の両方方向に音が出るので後面の壁にあまり近づけない事、壁と平行にしない事、左右の壁からも離しなさいと。

そうすると余り小さな部屋では鳴らなくなります。だからといって5000 cubic feet(145立方m)=高さ3mとすると30畳以上の部屋で、床も壁も木で出来ている部屋では、残響が大きすぎて直接音が聴こえなくなる恐れが有るそうです。


 コンサートホールでの音を思い出し、そのイメージが出現する場所を探しなさいと書いてあるのです。一見難しい様ですが、結局聴く人の経験で音が決まるのです。コンサートホールに行った事が無い人がそのイメージを膨らませろと言われても無理ですね。いろいろなホールに出かけて自分の好きな音のイメージを作る事が大事なのです。

50年前の ESL57 の説明書に書かれている事がやはりステレオ再生の基本だと思います。

その意味では GRF の音像が結ぶところ、T4の後方イメージが出現する辺りに、ESL57を置くとステージの上にオケが並んできます。左右の間隔は微妙です。5ミリ単位で音の厚みが変ってきます。

そして何よりも角度調整が大事です。平行でも良いのですが、幾分内側に向ける事で音に立体感がでてきます。前の方の席が好きな人は、交差法の中心に来るのが良いでしょう。後方二階席のイメージなら、自分の聴いているポイントより幾分前で左右のSPの中心点が交差する様にすると良い様です。
http://tannoy.exblog.jp/13799252/

ESL57は普通のSPのような音場は出していないのです。前にも後ろにも拡がりはしません。振動膜が音源となってその部屋に音が浸透していくのです。当然その音は、会場の残響も含んでいますから、コンサートホールのような響きはするのですが、部屋の中に音場は浮かび上がらないのです。それでも極めて美しい音質なので、音楽は充分以上楽しめます。


 そのことは、音を聴きながらESL57の間を通り過ぎるとよく分かります。音が出ているのは平面上の二次元空間なのです。この感覚は、どこかで聴いたことがあります。位相の良く合ったSPで聴くモノラルの音と同じです。SPが一つなのに、会場の残響を忠実に再現しますから、ホールの音は聞こえるのです。しかし、その空間の中には入れません。

SPが音源となりステージ上に並んでいるのです。しかし再現されている音は極めて質の高いいい音なのです。同じ事が、ほかの平面型SPでもいえます。アポジーもステージの被り付きで聴いているような臨場感があります。


ESL57はステージは出ません。厚みが無いのです。でも音は前にも後ろにも放射され、音楽が鳴り響きます。不思議です。ステージや舞台は出現しないのですが、臨場感はあるからです。

このユニークな、それでも凄く音の良いSPがもっと普及しないのは不思議です。ESL57は時代を先取りしすぎていたのです。真価が出始めたのは、CD時代に入ってからだと思います。でもその時は、ESL63に変わっていたのです。
http://tannoy.exblog.jp/15534923/

51 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/18 18:25

ケチなイギリス人はQuad ESLは買わない。


52 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/18 18:34
>>51
日本には輸入されていなかったESL63の専用スタンドが欲しくて、イギリスのオーディオショップに連絡したら、大金持ちと間違えられた。

本当に

「ESL63を持っているのに城に住んでいないのか」って感じ。

苦笑する他なかったです。

http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/1002/10025/1002527659.html

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 19:52:54 ID:b5nL46+W
 >>48
 結局、日本の住居環境でESLを使える人はかなり少ないという事なんでしょうね。  うちの場合はスペースもそうだけど、経済的にも厳しい...orz

50 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2007/03/17(土) 20:02:15 ID:To+8D6pr

最低15畳位はないとだめと言うしね。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 22:49:29 ID:zEfarENw

ニアフィールドで浴びて聴くっていうのはどうなんでしょうかね?
一応洋間フローリングでなんとか12畳はあるんですが。

アンプへの負荷はやっぱりかなりきついんでしょうねえ。
Two-Fortyでのドライブはかなり好印象でしたが、 ソリッドステートとの相性はどうなんでしょうか?

ESLは高周波でのインピーダンス低下で、やっぱりパワーアンプのパワーリニアリティがピュアリニアじゃないときついような感じもするんですが...

52 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2007/03/18(日) 02:57:57 ID:V1v/oOoD

ESLは一度部屋に入れてみたいんだけど、壁から離さないといけないのと、コンセントが必要ってので、なかなか手が出しにくいだよな。。。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 07:01:07 ID:ToJAi65g>>52
確かにそうですね。両面放射なので部屋の音響特性もかなり受けそうですし。
ESL自体の高い昇圧にかかわってくるので、引いてくる電気のクオリティも気を使いそう。

下手するとブレーカーや屋内配線や壁コンまで手がかかりそうな...
金食い虫ですな。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2007/04/04(水) 22:52:40 ID:Ycpkizsa

車庫をもっていないのに高級車を買う馬鹿

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/05(木) 00:12:33 ID:Jbj62jPm

確かに車庫が青空駐車ではESLは無理かもしれない

いわば車庫は部屋のアコースティックと同じだから車庫すら持たない、洗車も一切しない人がESLを持つのは不幸かもしれない
ESLはカローラじゃないんだから

カローラが悪いという意味ではなく望む目的をどこに持つかってこと
しょせん、オーディオなんて趣味なんだから なくたって暮らせるわけだし
クルマみたいに人に自慢するもんでもないしね
しょせん自分で自己完結する世界なんだよね

88 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2007/04/05(木) 11:20:14 ID:OcVqL5Fp
>>86
ESLを(無理はあるけど)車に例えれば、大昔のジャガーって感じだか?
初代ESLの時代なら製品として許されただろうけど、今時どうかと思うyo。

361 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2008/03/24(月) 19:32:34 ID:eyDAxnT5

英国の普通の部屋は日本の倍ぐらいあるよ。
そこで静電型を鳴らすにはさらに大きな部屋が要る。

Quadは基本的に小さな部屋を対象にしてない。

英国のhifiショウではQuadが一番大きな部屋でデモるのが通例だった。

小さな部屋では生きないQuadの宿命だから。


366 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2008/03/25(火) 09:00:52 ID:uYYCdoFf

俺も最近迄3年住んでたけど、ロンドンのフラットはそんなに広くないのが多い。
ただ天井が高い(特にグラウンドフロアー)、壁が漆喰やレンガベースで硬い、床のフローリングも本物の厚いハードウッド、など材料が日本のぺこぺこ住宅とはまったく違う。

響きがいいので小型スピーカーや、能率の低いスピーカーでも十分な音量感が得られたよ。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2008/03/25(火) 11:25:40 ID:55Q51kaH

英国は靴で歩く床だもんな
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1171701565/
10:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/27 (Mon) 09:11:44

「音楽&オーディオ」の小部屋
面白うて やがて悲しき オーディオかな
2023年03月27日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/187fbcd1d967f4255ff6261009bf5882

芥川賞作家にしてクラシックに造詣の深かった「五味康佑」(ごみ こうすけ)さん(故人)が著作の中でいみじくもこう述べられていたことが脳裡の片隅に残っている。

「どんな長編小説も俳聖・芭蕉の一句に及ばないことがあります」

その代表的な名句・・

「荒海や 佐渡に横たふ 天の河」 「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」 「象潟(きさがた)や 雨に西施(せいし)が ねぶの花」 、そして「面白うて やがて悲しき 鵜舟かな」・・

詩情豊かなイメージに思わずウットリしませんかね(笑)。

この25日(土)に「九州ハイエンドオーディオフェア」に行ってきました。開催地は福岡市の中心部「国際会議場」で、大分県内各地からオーディオの勇士が6名集っての道行でクルマの持ち出しと運転は「Y」さん。

主催は「マックス・オーディオ」(本社:北九州市)さんで、「社長の大橋さんという人はとてもオーディオ熱心でユニークな人ですよ」(Yさん)とのことで、九州の田舎者にこういう機会を与えていただいて大いに感謝です~。

このフェアはコロナ禍で長いこと中断していたが、たしか3~4年ほど前にも訪れたことがあり、何といっても高級なスピーカーが聴けるのが楽しみの一つ。

そして、今回のハイライトは「1485万円」のスピーカーが聴けたこと!



「AUDIONEC」(フランス:オーディオネック)の「EVO3」

で、肝心の音なんだけど・・。

広大な周波数レンジ、力強い音というのは間違いないが、「それがどうした」という気になるのはこちらの僻みかな~(笑)。

重量は110Kgなので「ウェストミンスター」級で大したことはないが、家庭で音楽を聴くとなると「どれだけ繊細な音が出るか」がポイントになりそう。

「デジタル機器に比べてスピーカーの進歩は遅々としている」と、されているが、いろいろと工夫の跡が見られるのでこういう最新のSPを一度でも聴けて良かった。

いずれにしても、この程度の音に1500万円も出す気にはさらさらならないが、「ステータス」の側面からアラブの石油王、世界のIT長者あたりに狙いを定めているのだろうか。

ほかにも、



「B&W」の「801 D4/B」も聴いてみた。お値段の方は「594万円」

そして「ウィルソン・オーディオ」のスピーカー。




これが「858万円」・・、何だか金銭感覚が麻痺してきますね(笑)。

いずれも似たような音に感じて、どこがどう違うの~。



「ELAC」(ドイツ:エラック)のスピーカーは独自の工夫がしてあって「コーン」型の表面にクリスタルカットを施して表面積を増やす工夫をしていたので感心したが、音の方もとても良かった!

お値段は「165万円」(スタンド込み)。

各ブースを回りながらYさんが「どれもこれも似たような音がしますね・・。あなたの家でAXIOM80を聴かせてもらう方がよっぽど面白いくらいですよ」と、呟かれた。

夢を与えてくれる高級オーディオをけっして否定するわけではないが、乏しいお金を捻出して創意と工夫にあふれたオーディオもまた良きかな~。

で、最後に一句。

「面白うて  やがて悲しき オーディオかな」(笑)。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/187fbcd1d967f4255ff6261009bf5882
11:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/05/12 (Fri) 19:30:52

因みに、QUAD ESL57 はインピーダンスも能率も非常に高いので、15Ωにも対応できる真空管アンプなら出力 4Wのアンプでも大音量が出て、低音も 40Hzまで鳴ります。
但し、QUAD606 の様な 8Ω専用のアンプでは低音が全く出なくなります。


「40ヘルツの低音」・・。

人間の可聴帯域は周知のとおり「20~2万ヘルツ」とされているが、40ヘルツという「かなりの低音」を出せるシステムの割合はどのくらいかという話。

おそらく「二つのシステムに一つくらい」の5割程度じゃないかな~。ちなみに我が家の「AXIOM80」の場合、単独では到底無理である。

そして、これが30ヘルツあたりまでになると、ぐっと下がって「五つに一つ」の2割程度になり、さらには20ヘルツとなると「百に一つ」の1%ぐらいになるというのが自分の大まかな見立てである。

つまり、満足できる高音域を出すよりも十全な低音域を出す方がはるかに難しい、それはいわば「血(お金)と汗と涙」に如実に比例するというのが、50年以上にわたる拙い経験の偽らざる感想である。

ちなみに、我が家のウェストミンスターの低音はせいぜい30ヘルツあたりまで伸びていれば上出来という感じ、かな~。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi


QUAD ESL63 はインピーダンス 8Ω、出力音圧レベル 86dB/W/m なので、出力 15W 以上の真空管アンプが必要です。
12:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/05/24 (Wed) 11:23:06


ESL63・ESL57 のリスニングポジションについては色々な見当外れの設置法が拡散されていますが、目の前、至近距離に置いて、かぶりつきでヘッドフォン的に聴かないと音からオーラが消えてしまいます。


1. ESL63 をモニタースピーカーとして使う場合の設置法、音楽を愉しむのには使えない

ESL63 のリスニングポジションは本来は二等辺三角形ではなく正三角形に設置して内向きに振るのがメーカー指定の聴き方です。

リスニングポジションとスピーカーを正三角形の位置になるようにし
かなり内振りにして、リスナーの耳辺りを狙う感じにセットする。
リスニング姿勢は、椅子に座って俯瞰するよりも、カーペットに座った状態が良い

スピーカーの面積が大きいので、2枚の衝立の目の前に座るような感じだ。
そして、再生すると、2本のスピーカーの間に音像が立ち並ぶ感じになる。
微少信号が極めて正確に再現されるので、ステージかぶり付きで聴いている聴衆の感じになって、雰囲気が最高に味わえる。
音像は極めてホログラフィックで、ボーカルは自然な口、人肌の感じが素晴らしい。
音が詰まった感じになるときは、微妙にリスニングポジションを前後にずらし、
またスピーカーの内振りの角度を微調整すると、抜けのよい良い音になる。
https://vt52.blogspot.com/2008/09/quad-esl-63-pro.html



2. ESL57 のオーラが消えてしまう設置法 _ 1

平面波が出るESL57は平行配置が原則です。
ディレー回路内蔵のESL63は内振り、出来れば45度も可能ですが、57は厳密に平行法で使うのが、良い結果を生みます。これはほとんどの方が、試されていません。

そして、SPから3〜4メートルぐらい離れて聴くと、音が波打ち際にいるようにどんどんと押し寄せてきます。
https://tannoy.exblog.jp/13780879/
https://tannoy.exblog.jp/13799252/



3. ESL57 のオーラが消えてしまう設置法 _ 2

ESL57を対向に置くと三次元的なホログラフィな音が出る
https://tannoy.exblog.jp/26492781/


△▽


ESL63・ESL57 の正しい聴き方

「SPとの距離ゼロで激聴! 麻薬的ニアフィールドリスニングを ESL63・ESL57で」・・

が基本になります。


ESL63・ESL57 の聴き方は やはり鳴らすのが極端に難しい JBLパラゴンに準じます。

長年オーディオ誌を読んでパラゴンを使っている人の記事を読むと、私だけではなくて狭い部屋で使っている人が多かった。

ニアフィールドというのなら、古今東西パラゴンを最右翼にあげなくてはならない。なにせスピーカーとの距離がゼロセンチでも聴けるスピーカーなんてパラゴンを置いて他にはなかなか見あたらない。

パラゴンの使い方は様々な使い方があるけれど、前面の音響パネルにピタリと額を付けて聴くという人もいるのだ。故瀬川氏の報告によれば、その方のパラゴンには前面音響放射パネルに額の油染みが出来ているという。 これを読んだフクロウさんは、なにやら魑魅魍魎が跋扈する不気味なパラゴンの世界を覗き見た思いがしたものだ。

それにしても強力な375(376)ドライバーによる中音ホーンでダイレクトに鼓膜を振動させるのであるから、なんと過激な聴き方であろうか。でも、麻薬みたいなもので、これは病み付きになるのかも知れない

「SPとの距離ゼロで激聴! 麻薬的ニアフィールドリスニングをパラゴンで」・・

ウ、これは危ないな。

※そこまで過激にならなくても、フクロウさんのパラゴンのベストリスニングポジションを計ったら145センチだった。床面から耳の位置までの高さは90センチである。そんなに都合の良い椅子など存在しないから、家具作りが得意なフクロウさんの自作である。私の場合、自分にパラゴンを合わせる事は諦めて、私がパラゴンに合わせるようにしたのです。その結果が専用椅子作製となった訳だ。

なお、パラゴンを高いステージに乗せるというのはパラゴン使いなら誰でも考えつくのだが、私の場合は見事にパラゴン嬢にはねつけられた。素人の妻でさえ、台に乗せたら随分ひどい音になった、と言ったのだから、その酷さは並大抵のものではなかった。

よく喫茶店とか、公共の場等では台の上に乗せて鳴らしているパラゴンを写真で見るのだけれど、あの状態でマトモな音になっているのだろうかと不思議だ。店だから単なるBGM的な使い方でも良いのか?。

憑かれたようにSPに額を密着させて聞くという人には及ばないけれど、私は8畳間前方壁からの距離が140センチほどの場所で聞く。私も、かなりのニアフィールドリスニングだと思います。これは部屋の四隅に置かれたサラウンドSPとの兼ね合いのせいですから、通常の2チャンネルステレオとしてパラゴンを聴くのなら、さらに近接位置になるでしょう。

また、SPの50センチ前であぐらをかいて座って聴くボーカルもまた麻薬的効能があります。

従って店ではなくて個人所有のパラゴン使いの方々の大多数は、近接位置で聴いていると思います。こうすることで最新のモニターSPに負けない解像度の高い音が聴ける。パラゴンから一メートル以内に近づいて、その悪魔的魅力の美音をじっくりと聞いたことがない人は、パラゴンを聴いたことにはなりません。

パラゴンというスピーカーは巨大な外観と裏腹に、ニアフィールドリスニングにより威力を発揮する類希なSPなのです。


△▽


パラゴンはどんな狭い部屋でも前面の音響パネルから至近距離で聴けばいい音になります。 ヴァイオリンを狭い部屋で弾くのと同じですね。
パラゴンは元々センタースピーカーとして設計されたので、ステレオ感とか位相とか定位とか周波数特性は完全に無視しているのですね。


Whistle Stop Cafe Ⅱ パラゴン 5 2018-02-25
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257119.html

前回 「理論的には部屋のどの位置で聴いてもバランスのとれたステレオ再生が可能になるというのが、ステレオ時代に誕生したパラゴンのセールスポイントで、究極のステレオ再生専用装置なる評価が与えられた」と記したが、

パラゴンは友人宅で聴いた際、聴取場所を変えて座ったり、立ってみたり、寝転んでみたり、行儀の悪い格好で試し聴きしてみた。

左右のスピーカー2本の時よりは、首を動かしても音像が移動しない、しかし、リフレクターから遠く離れたり、極度に左右どちらかへ移動した場合はやはり、バランスのとれたステレオ再生にはほど遠い事が分かった。

故・岩崎千明氏が生前直接語ってくれたパラゴンの聴き方の中で、パラゴンはなるべくスピーカーに近づいてあの湾曲した反射板と「にらめっこ」して聴くのが最良であると。

それを確かめる為に、やはり友人宅のパラゴンで持参したジャズのレコードで
リフレクターから2m位の位置から徐々に近づいていき、目の前は木目しか見えない状態になった時こそ、ステレオ再生のバランスと生のような臨場感を体感できる事への確証をもったのだ。

メトロゴンも同じだが、ステレオ音像のバランスやリアルなジャズ再生となれば
あのリフレクターにどんどん近づいていってしまう。結果、岩崎氏の言うように、
パラゴンの真ん前で正座し「にらめっこ」して聴くのが私もベストと思う。
13:777 :

2023/06/07 (Wed) 08:31:11

良い音とはどういう音の事か?
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14119056


最近

壊れたコンデンサスピーカー高価買取・下取・修理します!
https://www.kaitori.audio/condenserloudspeaker

で QUAD ESL57 の中古品を買って、

真空管アンプ「カトレア」
http://cattlea.jp/news/info.php?id=161

で PX4 のシングルアンプも作って貰ったのですが、プリアンプを使わないと全然いい音になりません。


パワーアンプを高級品にするよりスピーカーケーブルの長さを調整したり、パラゴン同様 スピーカーのすぐ前でヘッドフォン的に聴いた方が音が良くなるのがわかりました。 プロケーブル社の焦点の話は事実でした。

しかしそれでも、昔マランツ7C を使って ESL63 を聴いていた時みたいな この世のものとは思えない音色にはなりません。

マランツ7C を間に入れた ESL63 もスピーカーのすぐそばで聴くと ESL57 より遥かに良い音 でした。

因みに、ESL63 も ESL57 も正三角形の頂点で聴いたり、GRFのある部屋さんで薦めている平行法とか対向に置くより、スピーカーとの距離ゼロでニアフィールドリスニングした方が遥かに良い音になりました。

おそらく、オーディオの音はプリアンプとスピーカーケーブルの長さとスピーカーとの視聴距離で殆ど決まってしまうのでしょうね。
14:777 :

2024/02/19 (Mon) 05:05:18

QUAD の静電型スピーカーはこういう椅子に座って聴こう

セルタン 座椅子 WARAKU NO ARCH インディゴブルー 脚部上下可動 背折れタイプ
¥9,030 税込
https://www.amazon.co.jp/dp/B092DFLQKZ?psc=1&ref=ppx_yo2ov_dt_b_product_details

ドウシシャ ふわふわリラックスチェア 1人掛け ソファ
¥17,668 税込
https://www.amazon.co.jp/dp/B0C7G9G7QX?ref=ppx_yo2ov_dt_b_product_details&th=1



音楽はこういう部屋で聴きたい
https://www.houzz.jp/photos/phvw-vp~49539201
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/655.html

本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html
15:777 :

2024/02/25 (Sun) 11:26:20

GRFのある部屋 2024年 02月 22日
https://tannoy.exblog.jp/33846078/

温暖化のせいか、季節も早く回っている様です。連日続く雨の中を走ってきました。朝、中央高速に乗ると、小雨ですが寒いですが、気温は+8.5度ありました。東京都と茅野の気温差は6度ぐらいですから、南から暖かい空気を送り込んでいる今日の気温なら、茅野辺りも雪ではなく雨だと思いました。

SAに入り、茅野の天気をみたら今日は、終日、雨の予想。関西には行くのですが、新東名が多く、この冬、茅野には寄っていないので、時間的余裕がある今日、点検も兼ねて寄ってみようと思いました。

いつものインターを出ると、一面の霧です。原村も五里霧中の中でした。昼前に、ついたので、早速水回りや電源周りの点検。去年のうちに頼んでおいた、お風呂場の換気扇も交換され静かに回っていました。点検がてら、風呂場の掃除も兼ねて熱いシャワーを浴びたらようやく昨晩の新年会のワインが溶けて行きました。

お風呂から出ると、つけておいたQuadESL-57からいい音が出ています。ロストロポーヴィッチのチャイコフスキーのくるみ割り人形です。迫力あるティンパニーの音がどんどんと鳴り響き、とてもコンデンサーSPから出ている音とは思えません。

先日の石岡のAさん邸の巨大コンデンサーSPとは比べものにはならないのですが、うちの57は世間で思われている音とは全く違い、低音楽器がとてもいい音になります。オーケストラのバランスに相似しているからでしょう。いつも言いますが、最後に一組装置を残すとしたら、このQuadのシステムでしょうね。
https://tannoy.exblog.jp/33846078/



GRFのある部屋 2024年 02月 19日
常陸の国 石岡のAさんを訪ねる 前篇
https://tannoy.exblog.jp/33843590/

一月の横浜のMさんのサロンで開かれた「テープの会」でお会いした、常陸の国のAさん邸を訪問いたしました。石岡の街に来るのは、四十年ぶりです。そのころは高速もない時代でしたから、環七から常磐道を通り水戸を目指しました。遠かったです。

古い街並みがまだ何軒か残っており、ゆったりとした道が、歴史を感じます。早速、近くの行きつけのお蕎麦屋さんに案内されました。田舎蕎麦が緩く切ってある、柔らかなお蕎麦でおろし大根と一緒にいただきました。Aさんからこの街の歴史をお聞きしました。長い歴史のある街で、この地方をまとめる行政の中心の城下町で、霞ヶ浦を利用した水運で栄え、常磐線が開通後は、徐々に地方の行政や商業で生きる街になっていったとのこと。

裏通りまで道が広いのは、お城の防衛上真っ直ぐな道がなくて、あみだくじの様に曲がった裏道が昔の街道筋だった名残だそうです。大正時代からの少しハイカラな洋館も残っており、昔の栄光が偲ばれます。高速ができて、静かになった街並みは、とても懐かしく、タイムマシーンで時代を遡った気がしました。

落ち着いた街並みが昔の記憶を呼び起こします

本日、私のためにご用意してしてくださったプログラムは、最初は現在のCDから始めて、ステレオレコード、モノラルLP、蓄音器によるSPレコードの再生を体験しつつ、レコード発明前のオルゴールの時代まで遡るという壮大なものです。夕方5時ごろまで、時間を延長してレコード音楽の歴史に身を委ねるという贅沢な時間になりました。

お昼から戻ると、すぐにショーの開演です。玄関からお部屋に入る前から、廊下にはCDやレコードが溢れて並んでいます。嬉しくなってきますね。



部屋に入ると、目の前のスピーカーが天井近くまであります。これは、すごい高さです。横浜のMさんのMcIntosh XRT-26の2200ミリを遥かに凌駕しています。伺ってはいたのですが、実物を拝見すると、圧倒的な大きさですね。

このスピーカーは、アメリカはユタ州のSound Lab社のコンデンサー型スピーカーで、一番大きなMajestic 945PXという形式で、高さは、106インチ(2.7メートル)もあります。この下のモデルでも、94インチ(2.4メートル)あり、これでも通常の日本の部屋では入らないでしょう。

106インチと94インチのモデルの差は、低域の再現能力で、106インチモデルは24Hzから、94インチモデルは26Hzから再現するそうです。特性上は2Hzの差ですが、振動板の大きさは、30センチの差があり、スケールの大きさはやはり違うそうです。

この部屋は、背の高いスピーカーを前提に設計されており、天井高は最初から3メートルを設定されています。中のエレメント大きさは、中央部が小さく高音用で仮想同時みたく中央部に焦点が来るそうですが、座っている時と立って聴く時では、音像の高さが変わりスケール大きな音を聴かせます。


それらを駆動するアンプ類が向こう側に見えます。すべてのアンプが、上蓋を外しています。私と同じ様に蓋を外したほうが、音の上方への響きが変わるからです。徹底していますね。一台だけ外されていないアンプがありました。DVAS社の光カートリッジ用イコライザーです。理由は内部のボードが上からぶら下がっている構造だからだそうです。

大型のスピーカーの位置調整は、ぴったりとあっています。平面スピーカーですが、少しだけ内向きの分だけ奥行き方向にも展開して、普通に聞けば後方のシーメンスがなっている様に聞こえます。面白いですね。



Phono系統は左の927からEMTやOrtofonの入力が、左奥のBoulderのphonoアンプに入り、中央のジェフローランドのプリへ、音量調整は、手前の数字が見れるディスプレイでコントロールしています。右側のThechnicsのプレーヤーからは、Klaudioのリニアトラッキングアームで、光カートリッジを鳴らし、DVASのEQからJeffに入り、一番手前のBoulderの850モノブロックでコンデンサーSPが駆動されているわけです。

低域まで豊かになるコンデンサースピーカーのピタリと定位した音は、あたかも中央奥のモノラル用のシーメンスのSPがなっている様に聞こえます。普通のコンデンサーSPだと、音色はきれいなのですが、なかなかスケールと奥行き感が出ません。ネットワークやチャンネルでヴァイダーがない無垢な音がこの素直な音を出しているのでしょう。驚きました。


右側は、エソテリックのCDプレーヤーとそれらの電源です。こちらも上蓋がないので、エソテリック特有の音がせず、素直な音です。Vivaldiのリコーダー協奏曲から掛かりました。私がシューベルトが好きだということで、シューベルトのピアノトリオとグルダの即興曲をお聞きしました。 両方ともピアノの音が秀逸でした。



ハーディングがマティアス・ゲルネをスウェーデン放送響で振ったプロジェクトもあり、CDの最後は、私も愛聴しているコジナのAh Mio Corがかかりました。これは素敵なアルバムです。聞き惚れました。


CDはここで終わり、次はレコードです。まずは、ステレオレコードから。ステレオだけでも、アームが四本ですから4系統あります。まずは、定番のEMT927です。専用アームに、最初期のEMTのカートリッジが付いています。



イコライザーは、Boulderのフォノ・プリアンプです。良い音ですね。針圧はそれほど重くなく、2.5g前後だそうです。しなやかな音がしますね。イコライザーもしっかりと役割を果たし、歪み感はありません。927特有の力感もあり安定してかかります。

Vivaldiのリュート曲が掛かりました。こういう漂う様な弦の音が会場に消えていく響きは、大型のコンデンサースピーカーの独壇場です。Emma Birkbyの美しい声で、パーセルのソングブックです。きれいな声ですね。この表紙に見覚えがあります。帰ってきてからバロック棚の辺を探したら出てきました。


ロマンチックなCelloの演奏がかかりました。柔らかな音です。通常、オルフェオのレコードは、DMMもあり少しだけキツくなるのですが、流石に超大型のコンデンサーのスピーカーが効いているのでしょうね。本当にロマンチックな音です。こういう柔らかな、美しい音楽がコンデンサーにぴったりの曲なのでしょう。音が安定して深く柔らかな音します。


プレーヤーを変えて、光カートリッジも聞いてみました。S/Nがよく、低域の再現性が別物です。DVASイコライザーも、スピーカーの特性によくマッチして、広帯域で力のある音を聴かせます。奥行きもうちで鳴らした時より立体的展開します。アームはクラウディオでした。どのレコードも、あたかも38/2トラのテープが鳴っている様に、悠揚迫らぬ音がします。初めて聞く大型のコンデンサースピーカーの音に圧倒されました。

いや、圧倒されたのは、長年かけて培ってきたAさんのエネルギーの総量と思いの丈ですね。素晴らしいです!



Commented by TANNOY-GRF at 2024-02-20 14:32
Aさんの訪問記 最初は全3巻になりましたが、何とか整理して二回に納めました。最近は5時間分を覚える記憶力がなくなりました。写真を撮っておいて、後から機種名等を復習いたします。膨大なレコードをお持ちのAさん邸には、視点を変えて何回かお邪魔しないとその全容が見えてきません。


Commented by me-me-1948 at 2024-02-20 16:18
GRFさん、先日は遠路をお出で頂き有り難うございました。
今回私が用意したプログラムと、GRFさんの音楽&オーディオ歴が上手くシンクロしたようで、私も大いに楽しませて頂きました!
ただチョット褒め過ぎの感も有りますので、お詠みになる方は、80%の話とお考え下さい(笑)。


Commented by TANNOY-GRF at 2024-02-20 17:23
A さん 私は話半分ぐらいに抑えて書いています(爆)。実際に装置を目の前にして、その音を聞かれ、後編も合わせて読まれるとその凄さが伝わってきます。

https://tannoy.exblog.jp/33843590/

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