777投稿集 3875786
ズイヨー映像 『アルプスの少女ハイジ』 (フジテレビ 1974年) | ■↑▼ |
2023/12/18 (Mon) 02:58:23
【海外の反応】「日本しか作れない」日本のあの傑作アニメが物語の舞台であるスイスの国立博物館で展示!欧州全土から大反響を受けることに… - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=2bF6JnNq9nw
アルプスの少女ハイジ
原作 ヨハンナ・シュピリ『アルプスの少女ハイジ』
総監督 高橋茂人(統括プロデューサー)
高畑勲(総合演出)
監督 中島順三(担当プロデューサー)
井岡雅宏(美術監督)
黒木敬七(撮影監督)
浦上靖夫(録音監督)
シリーズ構成 松木功
キャラクターデザイン 小田部羊一
宮崎駿(画面構成)
音楽 渡辺岳夫
アニメーション制作 ズイヨー映像(瑞鷹エンタープライズ)
製作 フジテレビ
放送局 フジネットワーク
放送期間 1974年1月6日 - 1974年12月29日
話数 52話
アルプスの少女ハイジ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B8
アルプスの少女ハイジ (アニメ) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B8_(%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1)
アルプスの少女ハイジ 第 1 2 3 4 5 6 7 8 話 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-wqcX5oBuq8
アルプスの少女ハイジ 第 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18話 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=PWxBOsPoal8
アルプスの少女ハイジ 第 29 30 31 32 33 34 35 36 37 話 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=KHBbTxMy4QA
アルプスの少女ハイジ 第38 39 40 41 42 43 44 45 46 話 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=eCmbYjtH0tA
2023/12/18 (Mon) 03:20:22
ハイジ アルプスの物語 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B8_%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E
動画
https://www.youtube.com/watch?v=eKgjdXAf9oQ
監督 アラン・グスポーナー(ドイツ語版)
脚本 ペトラ・フォルペ(ドイツ語版)
原作 ヨハンナ・シュピリ(『アルプスの少女ハイジ』より)
音楽 ニキ・ライザー(ドイツ語版)
撮影 マティアス・フライシャー(ドイツ語版)
配給 スイスの旗(スイスドイツ語圏) ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 2015年12月10日
『ハイジ アルプスの物語』(ハイジ アルプスのものがたり、Heidi)は、2015年のスイス・ドイツ合作のファミリー映画。 児童文学『アルプスの少女ハイジ』の実写映画化作品である。
キャスト
ハイジ:アヌーク・シュテフェン(ドイツ語版)(吹替:花澤香菜)[3]
アルムおんじ:ブルーノ・ガンツ(吹替:茶風林)[3]
クララ:イザベル・オットマン(ドイツ語版)(吹替:早見沙織)[3]
ペーター:クィリン・アグリッピ(ドイツ語版)(吹替:笹島かほる)
ロッテンマイヤー:カタリーナ・シュットラー(ドイツ語版)(吹替:本田貴子)
おばあさま:ハンネローレ・ホーガー(ドイツ語版)(吹替:瀬田ひろ美)
ゼーゼマン:マキシム・メーメット(ドイツ語版)(吹替:菅原正志)
セバスチャン:ペーター・ローマイヤー(ドイツ語版)(吹替:菊池康弘)
デーテ叔母さん:アンナ・シンツ(ドイツ語版)(吹替:浅井晴美)
バルベル:リリアン・ネフ(ドイツ語版)(吹替:北川ゆめ)
ティネット:イェラ・ハーゼ(ドイツ語版)(吹替:田辺理紗)
家庭教師:マイケル・クランツ(ドイツ語版)(吹替:庄司然)
お医者様:マルクス・ヘリング(ドイツ語版)(吹替:西垣俊作)
牧師:ペーター・ジェックリン(ドイツ語版)(吹替:田邉優人)
ペーターの母:レベッカ・インダーマウアー(吹替:ひなたたまり)
ペーターの祖母:モニカ・グブサー(ドイツ語版)(吹替:北林早苗)
2024/11/23 (Sat) 18:17:56
【海外の反応】「日本でしか作れない」スイスの国立博物館で 日本の名作アニメが展示され、欧州全土から大反響を受けることに…
日本と世界情勢 2024/11/21
https://www.youtube.com/watch?v=IiUW3aypf-E
ヨハンナ・シュピリ(スイス チューリヒ州郊外 1827年6月12日 - 1901年7月7日) | ■↑▼ |
2024/01/24 (Wed) 02:04:52
世界の文学
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16835408
インターネットの電子図書館、青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/
映画・テレビドラマ
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14035190
世界の旅
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16829923
西洋の思想と宗教・深層心理学
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16835415
東洋の思想と宗教
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16835414
カルト宗教と心の病
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14037582
▲△▽▼
ヨハンナ・シュピリ(スイス チューリヒ州郊外 1827年6月12日 - 1901年7月7日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%94%E3%83%AA
ズイヨー映像 『アルプスの少女ハイジ』 (フジテレビ 1974年)
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16830650
『ハイジ アルプスの物語』(Heidi)
2015年スイス・ドイツ合作のファミリー映画。 児童文学『アルプスの少女ハイジ』の実写映画化作品
https://www.youtube.com/watch?v=eKgjdXAf9oQ
『アルプスの少女ハイジ』1881年
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B8
2024/11/23 (Sat) 18:17:37
【海外の反応】 「日本でしか作れない」スイスの国立博物館で日本の名作アニメが展示され、欧州全土から大反響を受けることに…
日本と世界情勢 2024/11/21
https://www.youtube.com/watch?v=IiUW3aypf-E
日本の映画・アニメ・ドラマ | ■↑▼ |
2023/12/25 (Mon) 10:10:31
777投稿集
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14038024
ウェブブラウザに Brave を使うと、広告なしで youtube を視聴することができます
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14131432
スマホやノートパソコンを使っていると失明する
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/342.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/903.html
【Windows 10・11】ブルーライトカットの設定方法!
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16832096
世界の映画・ドラマ
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16831966
インターネットの映画関係ブログへのリンク
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14039206
インターネットのテレビドラマ関係ブログへのリンク
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14039120
人力でGO 「アニメ」のブログ記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/ponpoko2022/c/86a74fa6824b463b13b8580bd5ca44bd
▲△▽▼
日本の映画・アニメ・ドラマ
日本の映画
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/410.html
日本の女優とその代表作
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14021574
アメリカでもアメリカ漫画・アニメより日本漫画・アニメの方が人気が有る理由
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14105354
【邦画おすすめ】歴代最高の評価!!10年に一度のキネマ旬報が選んだ名作邦画ランキングTOP20【忘却の日本映画】
忘却の日本映画 2024/03/02
https://www.youtube.com/watch?v=xVCDHgr_zwI&t=0s
そのキネマ旬報が10年に一度、映画関係者の投票から、
「日本映画オールタイムベスト」を発表しており、
2009年が最新の「日本映画オールタイムベスト」です。
【タイムライン】
00:00開幕
00:09キネマ旬報が選んだ名作邦画ランキングTOP20イントロ
02:50名作邦画17位風の谷のナウシカ(6作品が同一順位)
03:56名作邦画17位青春の蹉跌
04:50名作邦画17位砂の器
05:52名作邦画17位東京オリンピック
06:51名作邦画17位赤い殺意
07:54名作邦画17位切腹
09:13名作邦画13位飢餓海峡(4作品が同一順位)
09:52名作邦画13位天国と地獄
10:48名作邦画13位洲崎パラダイス赤信号
11:56名作邦画13位生きる
13:25名作邦画10位台風クラブ (3作品が同一順位)
14:28名作邦画10位野良犬
15:40名作邦画10位家族ゲーム
16:38名作邦画7位太陽を盗んだ男(3作品が同一順位)
17:45名作邦画7位丹下左膳余話 百萬両の壺
19:14名作邦画7位羅生門
20:19名作邦画6位二十四の瞳
21:24名作邦画5位仁義なき戦い
22:22名作邦画4位幕末太陽傳
23:33名作邦画3位浮雲
24:55名作邦画2位七人の侍
26:28名作邦画1位東京物語
28:04キネマ旬報が選んだ名作邦画ランキングTOP20まとめ
29:01終幕
【海外反応がスゴイ】アメリカ人が選んだ日本の名作邦画。アカデミー賞で受賞・ノミネートされた日本映画18選【邦画おすすめ】
忘却の日本映画 2024/04/29
https://www.youtube.com/watch?v=uKYBjf0ltAQ&t=170s
邦画を紹介していく「忘却の日本映画」チャンネルは、
かつては、愛されながらも、いつのまにか時代の波に埋もれてしまい
日本人が 忘れた、忘れさられてしまった日本映画に
光を当てることで、皆様に新たな、邦画のすばらしさを
提供していくチャンネルです。
今回は、アカデミー賞の中の国際長編映画賞(旧外国語映画賞)を
受賞した、もしくはノミネートされた日本映画をご紹介致します。
日本映画の全盛期、そして斜陽していく中でも、
かなりの数の日本映画がアカデミー賞を受賞、
またはノミネートされています。
この番組を最後まで見て頂ければ、
日本の映画は世界に通ずることがわかります。
日本人が思う以上に、海外で高い評価を受けており、
アメリカの最高峰の映画賞でも堂々と日本映画が、賞賛、感嘆を持って、
見られている事がわかります。
【タイムライン】
00:00開幕
00:28アカデミー賞で話題だった映画イントロ
01:16アカデミー賞で話題だった映画①「羅生門」
02:22アカデミー賞で話題だった映画②「地獄門」
03:55アカデミー賞で話題だった映画③「宮本武蔵」
05:28アカデミー賞で話題だった映画④「ビルマの竪琴」
06:40アカデミー賞で話題だった映画⑤「永遠の人」
07:55アカデミー賞で話題だった映画⑥「古都」
09:18アカデミー賞で話題だった映画⑦「砂の女」
10:32アカデミー賞で話題だった映画⑧「怪談」
11:45アカデミー賞で話題だった映画⑨「智恵子抄」
12:39アカデミー賞で話題だった映画⑩「どですかでん」
14:03アカデミー賞で話題だった映画⑪「サンダカン八番娼館・望郷」
15:42アカデミー賞で話題だった映画⑫「影武者」
17:03アカデミー賞で話題だった映画⑬「泥の河」
18:29アカデミー賞で話題だった映画⑭「たそがれ清兵衛」
19:48アカデミー賞で話題だった映画⑮「おくりびと」
21:07アカデミー賞で話題だった映画⑯「万引き家族」
22:35アカデミー賞で話題だった映画⑰「ドライブ・マイ・カー」
24:14アカデミー賞で話題だった映画⑱「パーフェクト・デイズ」
25:55アカデミー賞で話題だった映画まとめ
26:43終幕
▲△▽▼
欧米の有名な美人女優より日本の10代の AV女優の方が遥かに美しかった
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14018756
推しの故 - YouTube
日本の過去の歌手・女優・アイドルの現在
https://www.youtube.com/playlist?list=PLxedSVl_VrgcthSe2QejL4-OpOCP3JItb
https://www.youtube.com/@user-yl7tm8br3l/videos
昭和の美人達 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PL1mCU1W1oTroTLkBHQHCY6U-3Lhb8ATL7
ザ・昭和美女図鑑 - YouTube
https://www.youtube.com/@user-lj4ne8qp8n/videos
美女の宝石箱【20時投稿】 - YouTube
https://www.youtube.com/@bizyono-housekibako/videos
【名前順】全AV女優(セクシー女優)一覧まとめ!
https://onaholab.com/onahole-type/avactor-onahole/
魅惑ともいえる AV女優
https://onahomania.com/av-onahole/
日本のアダルトビデオ(AV)が世界で一番人気な理由!
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14012744
日本の被差別同和部落の縄文系女性には世界最美の遺伝子が伝わっている
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14020865
【銀幕のスター】歴代最高の女優!!キネマ旬報が選んだオールタイムのベスト女優ランキングTOP15【邦画おすすめ】
忘却の日本映画 2024/05/12
https://www.youtube.com/watch?v=-XUaYemEk50
今回は、2014年に発表となったキネマ旬報の
「オールタイム・ベスト映画遺産 日本映画男優・女優100」の中から
女優のトップ15をお送りいたします。
この番組を最後まで見て頂ければ、
日本でも銀幕のスターと呼ばれる女優たちがいた事がわかります。
しかし、同時に、不幸にも現在では、
彼女たちを超える、銀幕スター女優
が出現していない事もわかってしまいます。
【タイムライン】
00:00開幕
00:20キネ旬女優ランキングTOP15イントロ
01:15キネ旬女優ランキングTOP15 15位「満島ひかり」
02:39キネ旬女優ランキングTOP15 11位「京マチ子」
03:57キネ旬女優ランキングTOP15 11位「杉村春子」
05:21キネ旬女優ランキングTOP15 11位「倍賞美津子」
06:52キネ旬女優ランキングTOP15 11位「薬師丸ひろ子」
08:19キネ旬女優ランキングTOP15 8位「安藤サクラ」
09:38キネ旬女優ランキングTOP15 8位「田中絹代」
11:21キネ旬女優ランキングTOP15 8位「夏目雅子」
12:56キネ旬女優ランキングTOP15 7位「岸恵子」
14:18キネ旬女優ランキングTOP15 4位「浅丘ルリ子」
15:20キネ旬女優ランキングTOP15 4位「原節子」
16:34キネ旬女優ランキングTOP15 4位「山田五十鈴」
17:46キネ旬女優ランキングTOP15 3位「藤純子」
18:58キネ旬女優ランキングTOP15 2位「若尾文子」
20:15キネ旬女優ランキングTOP15 1位「高峰秀子」
21:20キネ旬女優ランキングTOP15まとめ
22:21終幕
2024/10/08 (Tue) 20:05:20
原節子 池部良『青い山脈』 1949年 東宝
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16873091
2024/10/22 (Tue) 06:38:36
あの名画の舞台となった伊香保温泉は今…_ 成瀬巳喜男『浮雲』 1955年
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/355.html
浮雲 - Apple TV (日本)
https://tv.apple.com/jp/movie/%E6%B5%AE%E9%9B%B2/umc.cmc.75dxblezbdxb3jmk9kxpm1rj7
2024/11/06 (Wed) 12:56:40
今井正『仇討』(東映1964年)
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16877342
2024/11/06 (Wed) 14:49:56
楳図かずおさん死去、 フランス大使館が「悲しみ」
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16877349
楳図 かずお(1936年9月3日 - )
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/194.html
テレビドラマ 楳図かずお「漂流教室」 2002年
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14036735
楳図かずお の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/628.html
楳図かずお作品集(動画)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/629.html
井口昇 まだらの少女 (松竹 2005年) _ 楳図かずお を映画化すると何故全然怖くなくなるのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/277.html
2024/11/23 (Sat) 18:10:48
【海外の反応】「日本でしか作れない」スイスの国立博物館で日本の名作アニメが展示され、欧州全土から大反響を受けることに…
日本と世界情勢 2024/11/21
https://www.youtube.com/watch?v=IiUW3aypf-E
ヨハンナ・シュピリ Johanna Spyri(スイス チューリヒ州郊外 1827年6月12日 - 1901年7月7日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%94%E3%83%AA
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16836669
ズイヨー映像 『アルプスの少女ハイジ』 (フジテレビ 1974年)
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16830650
『ハイジ アルプスの物語』(Heidi)
2015年スイス・ドイツ合作のファミリー映画。 児童文学『アルプスの少女ハイジ』の実写映画化作品
https://www.youtube.com/watch?v=eKgjdXAf9oQ
『アルプスの少女ハイジ』1881年
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B8
ラウル・デュフィ(フランス ノルマンディー、1877年6月3日 - 1953年3月23日) | ■↑▼ |
2024/10/22 (Tue) 15:51:35
世界の名画・彫刻
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=16831535
ZERO ART / ゼロアート - YouTube
https://www.youtube.com/@zero_art/playlists
https://www.youtube.com/@zero_art/videos
ウェブブラウザに Brave を使うと、広告なしで youtube を視聴することができます
https://a777777.bbs.fc2bbs.net/?act=reply&tid=14131432
▲△▽▼
ラウル・デュフィ(Raoul Dufy, 1877年6月3日 - 1953年3月23日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%95%E3%82%A3
ラウル・デュフィ - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%95%E3%82%A3
2024/11/14 (Thu) 12:16:09
ル・アーヴルに寄港するイギリス艦隊 ラウル・デュフィの世界
続壺齋閑話 (2024年11月14日 08:17)
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8077.html#more
dufy25.englishsquadron.jpg
「ル・アーヴルに寄港するイギリス艦隊(La Visite de la flotte britannique au Havre)」と題されたこの絵は、デュフィの故郷であるル・アーヴルの光景を描いた作品。ル・アーヴルはドーヴァー海峡に面しているので、イギリスの船がよくやってきた。デュフィは子供のころからその眺めに親しんでいた。この絵には、そうしたデュフィの親しみの感情がよく表れている。
艦隊とはいっても、軍艦の集団には見えない。さまざまなタイプの船が見られるが、どれも民生用のようである。蒸気船よりヨットのほうが大きいのが面白い。この絵には、実在の大小差はほとんど考慮されていない。だいたい、海と陸の区別もない。船も人も勝手気ままに空間を占めている。
ブルーを基調にした色彩配置が強烈な印象を与える。グリーンを含めたブルー系の寒色を背景に、赤やオレンジなど暖色系の色を巧みに配置している。画面はかなり込み入っているが、色彩配置が単純なため、うるさくは感じない。
(1925年 紙に水彩とグアッシュ 40.3×60.3㎝)
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8077.html#more
2024/11/16 (Sat) 20:12:34
ニースの桟橋 ラウル・デュフィの世界
続壺齋閑話 (2024年11月16日 08:22)
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8080.html#more
dufy26.1.La Jetée et la promenade de Nice.jpeg
「ニースの桟橋(La jetée, promenade à Nice)」と題されたこの絵は、カジノで有名なニースの海岸風景を描いた作品。ニースはイタリアとの国境に近い地中海の沿岸の町。近くには映画祭で有名なカジノ都市カンヌや、やはりカジノで有名なモナコがあるので、このあたりはカジノの天国といってよい。
この絵に描かれているのは、桟橋に面したカジノの建物と、遊歩道である。ニースには二件のカジノがある。こちらはカジノ・リュールといって、こじんまりしたほう。
構図といい、色彩配置といい、デュフィでなければ思いつかない斬新な組み合わせである。建物や樹木が明確なラインで表現されているので、マティスのフォーヴィズムズムとよく比較される。
(1926年 カンバスに油彩 38×46㎝ パリ市立近代美術館)
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8080.html#more
2024/11/19 (Tue) 12:25:10
ニースのカジノ ラウル・デュフィの世界
続壺齋閑話 (2024年11月19日 08:25)
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8084.html
dufy27.casino.jpg
「ニースのカジノ(Casino a Nice)」と題されたこの絵も「ニースの桟橋」におけると同じカジノをモチーフにしている。デュフィはこのカジノの眺めがよほど気に入ったと見えて、実に沢山の作品を描いている。リトグラフも作っている。
前作よりもずっと単純化された構図と、色彩の鮮やかさが特徴である。とくにブルーを効果的に使っている。画面の大部分がブルーである。そのブルーを下地にして、建物や樹木がそこに貼りついているような描き方だ。遠近法もなければ、当然立体感もない。ひたすらに平面的である。
このカジノは桟橋に面している。画面右手にその桟橋らしいものが見える。
(1927年 カンバスに油彩 51×60㎝ プライベート・コレクション)
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8084.html
2024/11/22 (Fri) 11:25:08
窓の開いた室内 ラウル・デュフィの世界
続壺齋閑話 (2024年11月21日 08:23)
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8086.html#more
dufy28.1.interiour.jpg
デュフィはビジネスの才能もあって、自分の絵をリトグラフで印刷して大量販売した。「窓の開いた室内(Interieur a la Fenetre ouverte)」と題されたこ絵は、そんなリトグラフの傑作。これはポスター・サイズで、一般の美術愛好家が室内に飾るのに適している。
モチーフは、タイトルにあるとおり、窓が開いた室内。画面の左右両側に、扉を開いた窓が描かれ、その窓の手前に白い花を活けた花瓶が小卓の上にのせられている。白い花は百合のように見える。また、窓の外の景色は、どこかの海岸であろう。
室内画として壁にかけるのに適した作品である。この時期になると、デュフィの筆使いはより自由になり、構図も色使いも自由自在である。色彩に関しては、リトグラフの特性を最大限生かして、軽快そのもののイメージを演出している。
(1928年 紙にリトグラフ 66×82㎝)
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8086.html#more
2024/11/23 (Sat) 18:01:07
ドーヴィル競馬場 ラウル・デュフィの世界
続壺齋閑話 (2024年11月23日 08:20)
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8089.html#more
dufy28.2.le champdecourse.jpg
デュフィは馬が好きで、競馬場の絵を数多く描いている。かれが赴いた競馬場は、パリ周縁部にとどまらず、地方の競馬場や海外の競馬場にも足を運んで、レースやパドックの雰囲気を巧みに表現している。「ドーヴィル競馬場(Deauville, le champ de courses)」と題されたこの絵は、ノルマンディーの小都市ドーヴィルにある競馬場をモチーフにした作品。
レースが始まる前の、ウォーミングアップ中の馬たちをとらえる。騎手を乗せた馬のほかに観客らしい人々も集まってきている。地方の競馬場にはこのように寛いだ雰囲気のところがあったのだろう。
デュフィは、エプソムやアスコットといったイギリスの競馬場も描いている。競馬場は芝生の緑が鮮烈なので、かれの競馬場の絵はだいたいがグリーンにあふれている。この絵も例外ではない。
(1928年 カンバスに油彩 54.5×65㎝ パリ、国立近代美術館)
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8089.html#more
樋口 一葉(ひぐち いちよう 1872年5月2日 - 1896年11月23日) | ■↑▼ |
2024/11/09 (Sat) 20:42:38
樋口一葉 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%8B%E5%8F%A3%E4%B8%80%E8%91%89
樋口一葉 作品集
https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person64.html#sakuhin_list_1
2024/11/09 (Sat) 20:43:38
闘う女一葉 壺齋散人の樋口一葉論
続壺齋閑話 (2024年11月 9日 08:29)
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8069.html
樋口一葉と聞けば大方の日本人は、平安時代の王朝風の女流文学の伝統を受け継ぎ、明治という時代に和文で創作した最後の作家というようなイメージを思い起こすだろう。その作品は、抒情的な雰囲気を以て人間とりわけ女性たちの心理の機微を描いたというふうにみなされる。そういう見立てのもとでは、一葉は明治の時代に源氏物語の世界を再興したと言われがちである。そういう見方を流布したのは森鴎外と幸田露伴であった。鴎外らは、一葉の小説「たけくらべ」が一年にわたる断続的連載を終えて、全編一機に掲載されたのを受けて、雑誌「めさまし草」の文芸批評欄「三人冗語」の場で、一葉の才能を絶賛したのだった。その際にかれらが持ち出した批評の基準が、抒情性とか日本的な美的感性といったものであった。一葉は抒情性の豊かな、日本的な美的感性を表出した作家というふうにカテゴライズされたのである。そうした一葉の見方は、その後の批評の大きな準拠枠となった。いまでも一葉をそうした作家として単純化する見方が支配的である。
しかし一葉の作品を虚心坦懐に読めば、鴎外らの見方が一面的だということに気づく。一葉の小説には、非常に抒情的な要素があることはたしかではあるが、それ以上に、社会的な批判意識が濃厚である。一葉の代表作はいずれも、女の生き方をテーマにしたものだ。一葉の時代の女は、まだまだ徳川時代以前の封建的な因習にとらわれて、非常に窮屈な生き方を強いられていた、窮屈であるとともに、抑圧的でもあった。一葉の描いた女たちは、抑圧されて、その抑圧に抵抗できず、多くの場合、それに屈するような生き方を強いられている。そこに一葉は一葉なりの怒りを感じ、その怒りが小説の基調となった。一葉の小説はなによりも、怒りの文学なのである。
鴎外らが激賞した「たけくらべ」は、一年にわたる連載の過程で、当初の意図を超えて新しい物語に変化している。当初「雛鶏」という題名を与えられたこの小説は、題名通り少年少女たちの成長のプロセスを描くことを意図していたと思われるが、途中から、もっぱら美登里という少女が女としての自分の宿命を受け入れていく過程を描くことにかわっている。美登里にとって女としての宿命とは、吉原の芸妓になることである。美登里の姉も吉原の芸妓であって、彼女らは子供のころから芸妓となるよう定められていたのである。そのことに気づいたとき、美登里は少女から女へと変貌する。そのことに気づかない読者は、美登里の変貌を初潮と結びつけたりしたものだが、初潮はめでたいことではあっても、深刻な出来事ではない。小説の中の美登里は、深刻な出来事に見舞われてショックを受けているのである。
一葉が、「たけくらべ」のテーマを、少年少女の成長物語から女の抑圧された生き方の自覚に変更したのは、一年にわたる連載の間に、彼女の問題意識が変わったからである。一葉は、「たけくらべ」の連載と並行して、「十三夜」「にごり江」そして「わかれ道」を執筆する。「十三夜」は夫の抑圧から逃れようとして逃れられずに妥協する女の話であり、「にごり江」は銘酒屋のバイシュン婦がかつての客に殺される話であり、「わかれ道」はこころならず男の妾になる女の話である。いずれも封建的な因習に押しつぶされる女を描いている。そうした女を描きながら、一葉は明らかに女たちに感情移入し、女たちを抑圧している因習に怒りをあらわしている。その怒りは、因習との一葉なりの闘いであったといえる。そうした闘いを描くうちに一葉は、「たけくらべ」を単なる少年少女の青春物語にしておくことに満足できなくなった。そこで途中から主人公の美登里に封建的な因習の犠牲者という役割を与えることで、一葉なりに、因習との闘いを自覚したのではないか。
一葉が因習に押しつぶされる女をもっぱら描くようになったのは、彼女自身の境遇にもよる。少女時代の一葉は、かならずしもみじめな生き方をしていたわけではなかったので、社会に対して不満をもつことはなかった。萩乃舎は裕福な家庭の子女の集まりであり、その中にあって貧しさにもとづくコンプレックスは感じたようだが、社会を恨むというような気持は持たなかった。ところが父親が死に、経済的に困窮するようになると、一葉は次第に社会的な矛盾に自覚的にならざるを得なかった。自分自身の貧しさを思い知らずにはいなかったし、自分の周辺の貧しい女たちの境遇にも目がゆくようになった。それについては、吉原の近隣で駄菓子屋を開いたこととか、丸山福山町で銘酒屋の女たちと親しく接したということもある。そういう自分の置かれた境遇から、一様は次第に、女が直面している社会的矛盾に自覚的になった。その自覚が一葉に、社会を相手にして闘う姿勢をとらせたといえる。
一葉の転機を画した小説「大つごもり」は女の貧困をテーマにしたものである。その貧困は一葉自身の貧困を下敷きにしたものであった。この小説の中で主人公お峰は、主人の目を盗んで二円の金を盗む。それは彼女の切羽詰まった事情のためである。この小説の中の事件は実は一葉自身の起こした事件を下敷きにしているのである。一葉は中島歌子の塾の下働きのようなことをしていたのだが、その仕事の最中、授業料収入の中から二円をくすねた。一葉自身には、これは毎月もらえるはずの手当であり、決してゆえなく手にしたのではないという気持ちがあったようだが、世間にはそうは見えない。一葉の行為は盗みとしてうけとられて仕方がない面がある。いずれにしても不愉快なこの事件を、一葉は小説の中に取り入れた。どういうつもりだったかは、うかがい知れないが、もし一葉が経済的に切羽つまっていなかったら、そんなことはおこさず、また、小説の題材に取り入れることもなかったであろう。
こんなわけで、一葉の小説の中の社会的な矛盾にかかわる部分については、一葉自身の実生活が大きなかかわりをもっている。自分自身の置かれたみじめな境遇が一葉に社会的な矛盾への自覚を深めさせ、その自覚が、小説の主人公たちを通じて、社会を指弾するような姿勢をとらせたのであろう。
一葉の作家としての事実上の遺作「われから」は、女が置かれた因習的な境遇に、果敢に立ち向かう女を描いている。その女は、自分が父親から受け継いだ財産を、入り婿に奪われる。自然の親子関係からは娘である自分に相続の権利があるはずだが、社会的な因習は、女の権利を認めない。そんな因習に対して主人公のお町は、勝てない闘いだとわかっていながら、果敢に闘いを挑む。そうした女の闘いを一葉は、横山源之助に影響されて思いついたようである。毎日新聞の記者だった横山が一葉を訪ねてきたのは明治29年2月29日のことである。その際に女の生き方について語り合った。横山は一葉を大いに励ましたようである。その励ましに応じるようにして、一葉は果敢に闘う女を前面に出したのだと思われる。
以下、一葉の代表作及び日記を読み解きながら、一葉文学の神髄に迫っていきたい
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8069.html
2024/11/16 (Sat) 20:11:05
大つごもり 樋口一葉を読む
続壺齋閑話 (2024年11月16日 08:20)
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8079.html#more
樋口一葉の作家としての代表作は「たけくらべ」以下の五編の短編小説であるが、そのうち「大つごもり」は最初に書かれた。明治二十七年(1984)十二月発売の雑誌「文学界」に発表。一葉は満二十二歳であった。
下女として働く若い女(十八歳)の過酷な境遇がテーマである。貧しさのあまり、旦那の家から二円の金を盗む。しかし偶然の女神のはからいで、露見を免れ、当座をしのぐことはできた。しかし、彼女の境遇にはいささかの変化もないから、再び同じことをするはめに陥らないとも限らない、そんな絶望的な境遇が淡々と描かれる。文章に誇張はない。それでいて劇的な展開を感じさせる。一葉はこの作品によって、ついに自分の文学スタイルを確立できたと感じたのではないか。
一葉が小説世界で描いたのは、古い因習によってがんじがらめにされた女たちの過酷な境遇である。また、貧しい境遇の女たちを描いた。一葉自身、貧困な境遇にあえいでいた。しかも病弱である(後に肺結核を発病する)。それでもやけになることはなく、自分の体験をもとにして、独特の小説世界をつくりあげた。「大つごもり」はその転機となった作品である。
お峰という名の若い女が主人公。人使いの荒い家で下女として働いている。そのお峰が旦那の金を盗むはめになったのは、二つの事情が重なったからだ。まず、養父の病気で家族の経済状態が悪化。養父から金の無心をされる。借りた金に利子がつもり、それを払わないととんだことになる、といって二円という金を無心される。お峰は、前借でもしてなんとか都合をつけようと思い、かならず用意するから、大晦日(大つごもり)の日に、七歳になる弟に取りにこさせてくれと言う。
お峰は旦那の女房に金を用立ててくれるように願い出る。意外なことに女房はそれをうけがう。ところが、大つごもりの当日になると、女房は前言を翻して、金を渡してはくれない。そんな折に弟が金の受け取りにくる。お峰は切羽詰まり、なんとかせねばならぬ状況に追い込まれる。これが盗みをするはめになった第二の事情である。
大つごもりの日には、旦那の倅がきていた。倅は、父親に年越しの資金を無心する。その倅が、お峰が旦那の金を抜き取る場面を見ていたかどうかわからぬが、結果としてお峰を救う役割を担うことになる。というのも、お峰が手を付けた札束をそっくり頂戴し、自分がそれをもらったという書置きを残したのだ。それによって旦那ら家のものは、金がなくなったのは倅のせいだと思い、お峰が金を盗んだことは露見せずに済んだのである。
そのことについて、結びのところで次のように書いている。「さらば石之助(倅の名)はお峰が守り本尊なるべし、後のこと知りたや」。後のことを知りたいと言うのは、意味深長な言い方である。二円盗んだことは露見せずに済み、とりあえず無事を得たが、それは一時しのぎというべきもの。養父の家の状況は、二円の金でなんとかなるというものでもなく、いずれまたお峰に金を無心することになるだろう。その時にお峰はどんなふうに振舞えばよいのか。なんら明るい見込みはない。そんなきわどいお峰の境遇を、一葉は突き放したような言い方で表現しているのである。
「大つごもり」を映画化したものとして、今井正の「にごりえ」がある。この映画は、「にごりえ」「十三夜」を含めたオムニバス形式の作品で、久我美子がお峰を演じていた。そのお峰が、盗みが露呈するのではないかと恐れおののくシーンが非常に印象的だった。一葉の小説には、視覚的なイメージはあまり感じられないのだが、それを表現すると久我美子のあのような表情になるのであろう。
まずしいお峰の境遇に、自分自身のまずしい境遇を一葉が重ね合わせていることは、十分に考えられる。
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8079.html#more
2024/11/23 (Sat) 18:00:26
樋口一葉「たけくらべ」を読む
続壺齋閑話 (2024年11月23日 08:19)
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8088.html
「たけくらべ」は、樋口一葉が書いた小説の中で最高傑作といってよい。短編小説ではあるが、他の小説にくらべて長いのと、その分筋書きの展開が入り組んでおり、色々な要素が共存している。メインの要素は、江戸から東京になった下町を舞台にして、少年少女を中心とした庶民の生きざまが生き生きと描かれていることと、主人公格の少女美登里の変貌である。美登里は当初男の子顔負けのお転婆娘として描かれていたのが、ある日突然変化する。その変化は、美登里の仲の良い男友達正太郎がびっくりするほど顕著である。正太郎は美登里より二つ年上の十六歳に設定されているが、その正太郎が、美登里がいきなり変わったことに辟易するほどなのである。
たしかに、この小説の最大の読ませどころは、美登里の変貌の部分なのである。その変貌をどうとらえるかで、小説の読み方ががらりと変わってしまう。従来の主流の意見は、美登里が初潮を迎えたことで、女を自覚するようになった。その自覚が美登里に顕著な変化を与えた。美登里は、それまでの性別を感じさせないような活発な女の子から一人の女に生まれ変わった。その女としての自覚が美登里に顕著な変化をもたらした、とするものだった。
それに対して佐多稲子が異議をとなえ、ちょっとした論争に発展した。佐多にとっては、美登里の変わりようは尋常ではないのである。「美登里のこの変りようは初潮に原因があると解釈されている。それですむなら『たけくらべ』の良さは単なる少年少女の成長の記に終わると云えないであろうか」と佐多は言って、それですむのだったら、「たけくらべ」はただの少女小説に過ぎなくなると言っている。佐多の直観では、この小説はそんない浅はかなものではない。当時、つまり明治になって間もない時代における、一部の少女たちの厳しい境遇を暗示している。美登里を憂鬱にさせたのは、初潮のショックなどではなく、自分の身の上に花魁の姉大巻と同じ境遇が起ることを自覚したことによるのであると佐多は言うのだ。十四歳の美登里の身にも、芸者として生きるように強制するものが迫ってきた。その切迫感が美登里を憂鬱にした。
評者の中には、美登里は廓の中でじっさいに身を売ったのではないかと推測するものもあり、その現実的な可能性などを忖度するものもあった。初めて身を売ることを、関西では水揚げと言い、関東では初店と言うそうだ。その初店の行事が、廓の中で行われ、その行事にともなって美登里は体を売ったのではないか、そう推測するような見方も提出されたりするが、小説の書き方としては、なにも体を売る場面をことこまかく書く必要はない。それとなく匂わせるだけでよいのであって、一葉の筆はどうも、美登里の身に体を売ることに通じるような何事かが起り、それが美登里の気持ちを乱れさせたと匂わせていると受け取れる。
ともあれ、廓から戻ってきた美登里の様子は、佐多の言うとおり尋常ではない。彼女は自分の身の上を恥じるようになり、そのため仲のよかった正太郎をはじめとして人と会うのが怖くなった。人の自分に向けられる目に、侮蔑を感じるようにもなった。ただの初潮くらいで、人の侮蔑の対象になるわけはない。そうなるのは、彼女が人をはばかるような境遇になるからだ。つまり売女の境遇である。とはいえ、明治の初め頃には、売女の境遇は現在ほど屈辱的であったわけではない。じっさい、美登里の姉は廓の中では売れっ子の花魁なのであり、そんな姉を美登里は誇りにしてもいる。だから、自分が姉と同じ境遇になるのは、絶望的なこととはいえない。そこをわかっているから美登里の母親は、「怪しき笑顏をして少し經てば愈なほりませう、いつでも極りの我まゝ樣さん、嘸お友達とも喧嘩しませうな、眞實ほんにやり切れぬ孃さまではある」などと平然と言ってのけるのである。最初はショッキングだろうが、そのうち姉のように慣れてくるだろうと楽観している。美登里の両親は、姉娘を売る際に、美登里も将来売ることを条件に周旋屋の厄介になったといういきさつがある。こんなひどい親がかつてはいたようである。
佐多の意見に強く反論した前田愛は、たけくらべにおける緑の変貌は初潮で説明できると強調した。だが前田の反論は、些末な技術的な指摘がほとんどで、肝心の美登里の気持ちがわかっているとはいえない。女の子にとって初潮は、たしかに照れくさいものではあろうが、しかし人目をはばかるような恥ずかしいものとは言えない。そこのところを前田は軽視しているようである。美登里の変貌を初潮のせいにしたがるのは、この小説を少年・少女の成長の物語として受けとめたいとする、主に男を中心とした読者の偏見のせいではないか、と思いたくなる。もっとも女の読者の中にも、瀬戸内寂聴のように初潮説を支持するものもいるにはいるが。
この小説が少年・少女の成長の物語になっていることもたしかなことで、その成長ぶりが、当時の東京の下町の環境を舞台に描かれる。舞台は吉原の西側に隣接する地域で、小説では大音寺前と呼ばれている。少年・少女たちは、おのれの親の身分に応じて二つのグループに分かれる。経済的に豊かな層は公立小学校に子どもを行かせ、貧しいほう私立小学校に行かせる。その二つのグループが睨み合いをするのは、よくあること。美登里は私立学校、正太郎は公立学校で、この二つは本来対立関係にあるのだが、美登里と正太郎は仲が良い。正太郎は美登里に恋心をいだいているほどだ。十六歳ともなれば、恋をしてもおかしくない年頃だ。ともあれ、対立するグループの男女がむつましくするのは、ロメオとジュリエットを思わせる。
かくして、小説はこの二つのグループの対立を、祭りや年中行事をからめながら、情緒豊かに描くのである。その描き方には一葉の筆の闊達さがうかがえる。一葉は、この小説の舞台に一時住んでいたことがあり、その折に、地域の人々の生きざまのようなものにも接したことであろう。
なお、この小説は、最初の三巻が明治28年1月に発行された「文学界」に掲載され、その後併せて七回にわたって分載され、明治29年1月発行の「文学界」で完結した。その間に、「にごりえ」「十三夜」「わかれみち」が書かれている。そんなわけでこの小説には、一葉自身の作家としての成熟のプロセスが反映されていると考えられる。書き始めは少年少女のたけくらべの物語であったものが、途中から美登里の女としての深刻な変化が主題になるのである。そこに我々読者は、一葉自身の中に生じた変化を読み取ることができるのではないか。
https://blog2.hix05.com/2024/11/post-8088.html